JPS63148455A - カセツト装着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、記録媒体を収納するカセットを装着するカ
セット装着装置に関するものである。

［従来の技術］ 近年、ＶＴＲに於けるカセット装着装置とじては、ＶＴ
Ｒの操作パネルの設けられた装置前面にカセット挿入口
を設け、該挿入口にカセットか挿入されたことを検出し
てＶＴＲへのカセットの装填完了位置へカセットホルダ
を自効的に移動する手法（以下フロントローディングと
称す）が採用されていることが多い。

この様なフロントローディングを採用したＶＴＲにおい
ては、カセットをカセットホルダ内に装着完了させた際
、外から見たたけてはカセットが装置内に正しく装着さ
れているか否かを判別することができない場合があり、
従ってカセット装着時におけるカセットが、カセットホ
ルダ内に正しく装着されていないにもかかわらず、カセ
ットの装填を開始していまつということ（以下誤挿入と
称す）が起り得る。

この様なカセットの誤挿入が行われてしまうと、ＶＴＲ
の内部の機構の破損を生じることがあり、また録画また
は再生動作において悪影響を及ぼしたりする。このため
、カセットがカセットホルダ内に正しく装着されていな
いにもかかわらす装填することがない様に、カセット誤
挿入防止機構が従来からある。

［発明が解決しようとする問題点］ 上記のように従来のカセット装着装置においては、カセ
ット誤挿入防止機構としてカセットがカセットホルダ内
に正しく装着されているか否かを検出するスイッチ等が
あったが、この種の機構においては、誤挿入に対する検
出機構がカセットホルダ本体に附随しているため、装填
時のカセットホルダの移動に伴い、このカセット誤挿入
に対する検出機構もカセット装置内を移動するので、配
線処理等の困難、配線断線等の危険性があると共に、コ
スト低減や作業性の向上が計れないという問題があった
。

また、該検出機構はカセットホルダへのカセット挿入方
向に対して片側にしか設けられていなかったため、カセ
ットを斜めに挿入したまま装填されてしまう恐れもあっ
た。

この発明はかかる聞漏を解決するためになされたもので
、簡単な構造にして確実にカセットの誤挿入を防止する
ことができるカセット装着装置を提供することを目的と
する。

［問題点を解決するための手段］ 上記の目的を達成するために、この発明のカセット装着
装置においては、カセットを保持搬送する為、前記カセ
ットと共に移動可能なカセット保持部材と、前記カセッ
ト保持部材の移動を禁止させる為、前記カセット保持部
材への前記カセットの挿入方向に対して両側に設けられ
た移動禁止部材と、前記カセットが前記カセット保持部
材に対して正常に装着された場合に、前記移動禁止部材
による移動禁止を解除する解除部材とを備えたちのであ
る。

［作用］ 上述の構成においては、カセットが挿入方向に対して斜
めに挿入された場合ても、前記移動禁止部材の働きによ
ってカセット保持部材の移動を禁止し、誤挿入を防止す
ることができる。

［実施例］ 第１図（ａ）はこの発明の一実施例のカセット装Ｒ装置
の概略を示す図であり、同図（ｂ）はこのカセット装着
装置の内部に組込まれているカセットホルダの概略を示
す図、第２図（ａ）。

（ｂ）は第１図のカセット装着装置に組込まれているカ
セットホルダを詳細に示した図、第３図は第１図のカセ
ット装着装置に用いるカセットの形状を示す斜視図であ
る。

ＭＳ２図において、１はカセットホルダ、２はカセット
、７は後述のロック解除検出部材、　　１１ａ、ｌｌｂ
はカセットの先端部を係止するためのストッパ、１２’
ａ、１２ｂはカセットホルダｌと一体成型された側壁、
１３ａ、１３ｂ、１４ａ。

１４ｂはそれぞれカセットホルダ駆動機構によって駆動
される駆動シャフトである。

また、第１図において、４は後述の側板２３゜２４から
の突起部、２１はカセットホルダ駆動機本体、２２ａ、
２２ｂはそれぞれ前記カセットホル駆ｉｋａ本体２１の
側板２３に設けられ、前記カセットホルダの駆動シャフ
ト１３ａ、１４ａと嵌合する案内溝である。尚、側板２
３と逆側の側板２４にも同様に案内溝２２ｃ、２２ｄが
形成されており、前記カセットホルダの駆動シャフト１
３ｂ、１４ｂと嵌合している。２５はモータであり、モ
ータ２５の駆動力はアイドラ２６．２７を介して回転板
２８に伝達される。２９は回転板の外径部と駆動シャフ
ト１３ａとを連結する為の回動自在な連結レバーであり
、回転板２８が反時計方向に回転する量に応じて連結レ
バー２９を介して駆動力が伝達され、駆動シャフト１３
ａを案内溝２２ａに沿って矢印３０の方向に移動させる
。また、各シャフト１３ｂ、１４ａ、１４ｂは、それぞ
れ案内溝２２ｂ、２２ｃ、２２ｄに沿フて移動する。

３１はカセット挿入口のカバーを行うウィンドウであり
１両側板２３．２４に回動自在に軸支されている。カセ
ット２はユーザーによりウィンドウ３１を介して挿入さ
れ、カセットホルダｌのストッパｌｌａ、ｌｌｂに当接
される。この構成において、挿入方向にカセット２を押
圧すると不図示のスイッチがオンされ、モータ２５を駆
動し、駆動シャフト１３ａ及び１３ｂを、案内ｙｔ２２
　ａ及び２２ｄに沿って案内することにより、カセット
ホルダｌは挿入方向に移動した後下方に移動してカセッ
ト２の装填を完了する。

また、第３図に示したカセットにおいて、カセット２の
本体と前蓋２ａとの間の底面側部に、凹状の溝８が設け
られており、この凹状の溝内８に対してカセットホルダ
ｌに設置された凸状の突起部であるカセット蓋ロック解
除部材９が、装着完了時においてロック爪ｌＯと係合す
るようになっている。このためカセット２をカセットホ
ルダｌ内に装着させる際、たとえばカセット２の前後な
誤りて挿入した場合は、カセットホルダｌ内でカセット
２かこの凸状の突起部であるカセット蓋ロック解除部材
９に突き当るような状態になり、装着不可能になる。従
って、このような時は正しく挿入されていないものと判
断することができるので、これ以上無理矢理押込まれる
ことはなく、このようにカセット２の前後を誤って挿入
するということはほとんどない。

ところが、第５図に示すような状態の不正挿入の場合は
充分考えられる。以下、第４図、第５図を用いて他の不
正挿入時の本実施例の動作について説明する。

第４図（ａ）、（ｂ）及び第５図（ａ）、（ｂ）は第２
図に示したこの発明の一実施例のカセットホルダの本体
及びカセット示す側面図であり、３はロックレバ−１５
はロックレバ−３の軸、６はバネである。また、第１〜
３図と同一符号は同一または相当部を示す、このとき、
ロックレバ−３は軸５を中心にバネ６によって図示の矢
印Ｃ方向へ附勢されている。

第４図（ａ）は、カセット２がカセットホルダ１に装着
される前の状態を示した図で、このときカセットホルダ
１はバネ６の矢印Ｃ方向への力より、ロックレバ−３が
曲げ部４によってロックされているため、カセットホル
ダ１はこの状態では移動しないこととなる。即ち、この
曲げ部４がカセットホルダｌの移動禁止部材として作用
する。

また、第４図（ｂ）は、カセット２かカセットホルダ１
に正しく装着された状態を示した図で、このときカセッ
トホルダｌは、第４図（ａ）に示した矢印Ａの方向より
挿入されたカセット２が、ロックレバ−３を回動させる
ことによりカセットホルダのロックの解除を行うため、
前記ロックレバ−３と一体形成されたロック解除検出部
材７を、カセット２を挿入することにより図示の矢印り
の方向へ回転させることにより、ロックレバ−３は軸５
を中心にバネ６の附勢する矢印Ｃの方向とは逆方向に回
動し、側ｖ！２３からの突起部４から解除され、このた
めカセットホルダｌはカセット２の装着が完了し装填を
開始することができる。

例えば、第５図（ａ）、（ｂ）に示すように。

カセット２の上下を逆にして挿入した場合には、カセッ
ト２の先端ｍ２ｂがテーパー状とならているため、ロッ
ク解除検出部材７は回転することがなく、ロックレバ−
３が突起部４より解除されることがない為、カセットホ
ルダｌは移動することができず、カセット２の装填は行
われない。

尚、上述の構成は側壁２４側にも同様に設けられている
為１片方のロックレバ−しか解除されない場合、例えば
カセット２が挿入方向に対して斜めに挿入された場合で
も、カセット２の装填は行われないようになっている。

以上の説明からも分かるように、本発明においては、カ
セット２がカセットホルダｌに対して完全に装着された
状態でなければ、ロック解除検出部材７が回転しないた
め、ロックレバ−３は突起部４から解除されることがな
い、従って、完全に装着されていない状態でのカセット
を挿入した場合でも、カセットホルダｌは装填を開始す
ることができなくなっている。

［発明の効果］ 以上説明したとおりこの発明により、簡単な構成にして
、確実にカセットの誤挿入を防止することができるカセ
ット装着装置を提供することかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）、（ｂ）はこの発明の一実施例を説明する
ためのカセット装着装置の概略を示す斜視図、第２図（
ａ）、（ｂ）はこの発明のカセット装着装置のカセット
ホルダ本体を示す平面図、第３図はカセットの形状を示
す図、第４図（ａ）、（ｂ）及び第５図（ａ）、（ｂ）
は、この発明におけるカセット及びカセットホルダの動
作の一実施例を説明するための図である。 図中。 ｌ：カセットホルダ　　２：カセット ３：ロックレバ−４：曲げ部 ５：輌　　　　　　　　６：バネ ７：ロック解除検出部材 代理人　弁理士　１）北　嵩　晴 （Ｃ１） 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録媒体を収納するカセットを装着する装置において、
   前記カセットを保持搬送する為、前記カセットと共に移
   動可能なカセット保持部材と、前記カセット保持部材の
   移動を禁止させる為、前記カセット保持部材への前記カ
   セットの挿入方向に対して両側に設けられた移動禁止部
   材と、前記カセットが前記カセット保持部材に対して正
   常に装着された場合に前記移動禁止部材による移動禁止
   を解除する解除部材とを備えたことを特徴とするカセッ
   ト装着装置。