JP2616514B2 - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JP2616514B2
JP2616514B2 JP3148500A JP14850091A JP2616514B2 JP 2616514 B2 JP2616514 B2 JP 2616514B2 JP 3148500 A JP3148500 A JP 3148500A JP 14850091 A JP14850091 A JP 14850091A JP 2616514 B2 JP2616514 B2 JP 2616514B2
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cassette
tape cassette
tape
reel
notch
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修 財津
充朗 内海
誠 奥田
二郎 梶野
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオテープレ
コーダのような磁気ヘッドを内蔵したシリンダに磁気テ
ープを所定角巻回して記録再生を行う磁気記録再生装置
に用いられるテープカセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のテープカセットとして、8
mmテープカセット1の構造を、図5で説明する。図5
は底面から見た斜視図である。テープカセット1は供給
リール2と巻取リール3を内蔵する。磁気テープ4は、
前面に架張された磁気テープ4' を通じて供給リール2
より巻取リール3に至る。5はこの前面に架張された磁
気テープ4' を前面より覆う前面蓋であり、6は磁気テ
ープ4' を後面から覆う裏蓋である。テープカセット1
の底面部にはポスト等を挿入するための開口部7が構成
されている。磁気テープ4' は前面蓋5,裏蓋6により
挟まれて外部から容易には触れないようになっている。
前面蓋5の側面5aの後方に底面に解放し上面には突起
部1aを持つ切り欠き部1bを構成している。この切り
欠き部1bは右側面のみである。図6は、この8mmテ
ープカセット1を記録再生装置(図示せず)に装着案内
するカセット案内装置のカセットホルダ部の斜視図を示
す。カセット案内装置には種々あるが、この場合は、カ
セット受け部が装置から飛び出すトレイ方式について説
明する。カセットホルダ10には、供給リール2と巻取
リール3に相当する位置にリール孔10aが、カセット
側面,後面部に対応して側板部10c,後板部10bが
形成されている。一方の側板部10cには突起10dが
形成されている。これは図5に示す8mmテープカセッ
ト1の切り欠き部1bに対応するものである。図8はカ
セットホルダ10に8mmテープカセット1を装着した
図を示すが、側板部10cの突起10dが8mmテープ
カセット1の切り欠き部1bの位置になり、8mmテー
プカセット1は想像線に示す通りに正しく装着される。
ところが、もし8mmテープカセット1を表裏反対にし
て装着しようとすると、8mmテープカセット1の一方
にしか切り欠き部1bが構成されていないため、実線に
示すように後方は挿入できるが前方は挿入ができなくな
る。その事により、まず視覚的にも挿入方向が間違って
いる事をユーザーに知らせることができる。またメカニ
ズム的にもその事を応用して誤装着を検出することがで
きる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すようにカセ
ットホルダ10に対して8mmテープカセット1を実線
に示す方向(A)から挿入すると、8mmテープカセッ
ト1の前面蓋5がカセットホルダ10の突起10dに当
接して正しい方向からの装着にも関わらず、装着ができ
ずユーザーに誤装着との誤解を与える。そのためこの構
成では、カセットホルダ10の真上から装着(B方向)
しなければならない。これは著しく操作性が悪いといわ
ざるを得ない。特にカセットが8mmテープカセットの
ように薄型の場合カセットを側面で掴むことは難しい。
【0004】本発明は、上記問題点を解決し、カセット
ホルダに対して装着方向が限定されない、最も自然な装
着ができるテープカセットを提供する事を目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のテープカセットは、前面に架張した磁気テ
ープを巻回した供給及び巻取リールと、前記供給および
巻取リールを保持するカセットハーフとからなり、前記
カセットハーフの後方側面部の両側に前記カセットハー
フの底面方向にのみ解放し、かつ前記カセットハーフの
前後に向かって傾斜した形状を有する切り欠き部を有す
ものである。
【0006】
【作用】本発明は上記した構成により、誤装着である事
をカセットホルダに設けられた突起との係合で検出でき
るテープカセットの切り欠き部をテープカセット側面の
後方部に構成したため、テープカセットを後方から装着
しようとした時、前面蓋が突起に当接を回避することが
できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1〜図4を
参照しながら説明する。図1にテープカセット20を示
す。テープカセット20は上ハーフ21及び下ハーフ2
2、前蓋23、スライダ24よりなる。そしてテープカ
セット20は8mmテープカセットと同様、磁気テープ
を巻回した供給リールと巻取リールが収納されている。
前蓋23はテープカセット20の前面に架張された磁気
テープを前面で覆い、スライダ24はバネ(図示せず)
によりC方向に押圧されテープカセット20のポスト挿
入の為の開口部を天面及び底面で覆っている。このスラ
イダ24は前蓋23に対向して前蓋23で前面を覆われ
た磁気テープを密閉し両側面部で上ハーフ21及び下ハ
ーフ22に摺動自在に支持されている。この前蓋23
は、スライダ24をバネに抗してC方向とは逆の方向に
移動させると、D方向に回動しながらスライダ24と共
に移動する。その結果、前面に架張した磁気テープを露
出させる事となる。25は誤挿入防止用の切り欠き部で
あり、断面形状はカセットハーフの前後に向かって傾斜
した台形形状をなしている。この切り欠き部25は、底
面に対しては解放しているが、上面に対しては閉じた構
成となっている。この切り欠き部25は、テープカセッ
ト20の両側面に対称な位置に設けられている。
【0008】図3は、従来例と同様トレイ方式のカセッ
ト案内装置のカセットホルダ30を示すものである。カ
セットホルダ30には、供給リールと巻取りリールに相
当する位置にリール孔30aが、カセット側面、後面部
に対応して側板部30b、後板部30cが形成されてい
る。後板部30cは、側板部30bよりも若干高くして
いる。また側板部30bには後板部30c近傍に突起3
0dを、また底面部30eには、先端部にカセット係止
部30fを形成している。
【0009】以上説明したテープカセット20を図3の
カセットホルダ30に装着する動作について説明する。
テープカセット20の底面部をカセットホルダ30の後
板部30cの先端部に当接させながらE方向から挿入す
る。そうすると前蓋23がカセットホルダ30のカセッ
ト係止部30fに当接する。その位置ではカセットホル
ダ30の突起30dの位置にテープカセット20の切り
欠き部25が位置しているため、テープカセット20は
その突起30dと干渉することなく、押し下げることが
できる。その結果、図2の実線で示すようにテープカセ
ット20をカセットホルダ30に完全に装着ができる。
【0010】次に、テープカセット20を表裏反対にし
て、装着した場合につき説明する。図4と同様に、後方
からテープカセット20を挿入し、実線の位置までく
る。その状態で、後方を押し下げようとしても、テープ
カセット20の切り欠き部25は前述したように底面方
向には解放しているものの、上面は閉じられているた
め、図2の想像線で示すようにテープカセット20の上
ハーフ21の上面部がカセットホルダ30の突起30d
に当接して押し下げることができない。この姿勢差によ
って、視覚的にも、メカニズム的にも誤装着を報知もし
くは検出ができる。
【0011】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のテープカセットによれば、表裏反対方向からの挿入に
対応して設けるカセットホルダの突起に対応した切り欠
き部がカセット後方部に構成されているため、テープカ
セットをトレイ方式のカセットホルダに装着する時、テ
ープカセットの装着方向が真上方向だけでなく、後方よ
りのスムーズな装着が可能となる。また切り欠き部を、
後方に設けたのでオートチェンジャー用のロボットが掴
むためのグリップ部と兼用することができ、小型化や薄
型化が求められるテープカセットにとって構成上有利で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるテープカセットの斜視図
【図2】テープカセットの装着側面図
【図3】カセットホルダ斜視図
【図4】テープカセットの装着側面図
【図5】従来のテープカセット斜視図
【図6】従来のテープカセット用カセットホルダ斜視図
【図7】従来のテープカセット装着側面図
【図8】従来のテープカセット誤装着側面図
【符号の説明】
20 テープカセット 25 切り欠き部 30 カセットホルダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶野 二郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 平3−80575(JP,U) 実開 昭28−122281(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に架張した磁気テープを巻回した供給
    及び巻取リールと、前記供給および巻取リールを保持す
    るカセットハーフとからなり、前記カセットハーフの後
    方側面部の両側に前記カセットハーフの底面方向にのみ
    解放し、かつ前記カセットハーフの前後に向かって傾斜
    した形状を有する切り欠き部を有するテープカセット。
  2. 【請求項2】磁気テープの供給及び巻取を行う供給およ
    び巻取リールを保持するためのカセットハーフについ
    て、前記カセットハーフの後方側面部の両側に前記カセ
    ットハーフの底面方向にのみ解放し、かつ前記カセット
    ハーフの前後に向かって傾斜した形状を有する切り欠き
    部を有するカセットハーフ。
JP3148500A 1991-06-20 1991-06-20 テープカセット Expired - Lifetime JP2616514B2 (ja)

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JPH04370591A JPH04370591A (ja) 1992-12-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06119694A (ja) * 1992-10-06 1994-04-28 Sony Corp 記録再生装置及びテープカセット

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