JP2712866B2 - カセット装着装置 - Google Patents

カセット装着装置

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JP2712866B2
JP2712866B2 JP3085070A JP8507091A JP2712866B2 JP 2712866 B2 JP2712866 B2 JP 2712866B2 JP 3085070 A JP3085070 A JP 3085070A JP 8507091 A JP8507091 A JP 8507091A JP 2712866 B2 JP2712866 B2 JP 2712866B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気テープに対し、映像
信号等を記録再生する例えばビデオムービー等のカセッ
ト装着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオムービーでは小型・軽量化
が求められており、その構成要素であるカセット装着装
置にも小型・軽量化が求められている。
【0003】以下に従来のカセット装着装置について説
明する。図16は従来のカセット装着装置のカセット着
脱位置の斜視図を、図17は従来のカセット装着装置の
カセットダウン位置のテープガイド部側面図を示すもの
である。図16において、101はカセット、101a
はカセットの蓋、102はカセットホルダーでカセット
101を着脱可能に保持する。103はアームa、10
4はアームbであり、それぞれ一端を回動可能に、他端
を摺動可能に保持されており、ほぼ中心部で互いに回動
可能に係合している。105はアームa103の回動中
心とアームb104の摺動溝を有するスタンドである。
106はアームa103とアームb104に係合してお
り、カセットホルダー102を図17に示すカセットダ
ウン位置から図16に示すカセット着脱位置方向に付勢
しているばねで、107はカセットホルダー102に一
端を固定された押圧ばねである。108はカセットホル
ダー102に端部108aで回動自在に支持されたオー
プナーで、アーム103の摺動ピン103aとも係合し
ている。111はシリンダーで、109はカセットダウ
ンの時に磁気テープ100がたるんでいる場合シリンダ
ー108に乗り上げてダメージを受けないようにするた
めのガイド、110は外装でガイド109を回動自在に
保持している。
【0004】以上のように構成された従来のカセット装
着装置について、以下その動作について説明する。ま
ず、図16の状態でカセット101は矢印Aの方向から
カセットホルダー102に挿入されるとオープナー10
8の先端はカセット101と蓋101aの間に配設され
る。カセットホルダー102を図17のカセットダウン
位置の方向に手動で移動すると、アーム103の摺動ピ
ン103aはカセットホルダー102の摺動溝に沿って
移動しオープナー108の係合部は摺動ピン103aと
連動し108aを中心として矢印B方向に回動して蓋1
01aを開ける。さらに移動させると磁気テープ100
がたるんでいた場合、磁気テープ100はガイド109
に沿ってシリンダー111にかかることなく図17のカ
セットダウン位置の方向に移動する。図17に示すカセ
ットダウン位置でカセットホルダー102はロック機構
(図示せず)で装置本体の所定の位置にロックされ、カ
セット101は装置本体に装着固定される。この時ガイ
ド109はカセットの蓋101aと当接し、図16に示
すように回動軸109aを中心に回動し、カセットの蓋
101aとシリンダー111の間に位置する。次に、ロ
ック機構を解除するとばね106の付勢力でアームa1
03・アームb104が回動し、カセットホルダー10
2はカセット101を着脱できる図16の位置まで戻
る。その時、ガイド109はカセットの蓋101aの押
圧から開放され元の位置に戻ってからカセットの蓋10
1aは閉じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、ガイド109を外装に取り付けて構成し
ているためにシリンダー111との位置精度がでにく
く、シリンダー111との隙間を確保しなければならず
小型化できないという問題点を有していた。また、カセ
ットの蓋101aを早いタイミングで開けなければなら
ずオープナー108の構成にも設計余裕度が少ないとい
う問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、簡単な構成で磁気テープを確実にガイドでき、小型
化できるカセット装着装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のカセット装着装置は、筐体の前面に架張され
た磁気テープを覆う位置と開放する位置を有する蓋を設
けたカセットを収納するカセットホルダーと、磁気テー
プに記録又は再生を行うシリンダーと、カセットホルダ
ーをカセットを着脱できる第一の位置から磁気テープに
記録または再生を行う第二の位置に移動する際に磁気テ
ープをガイドするガイド手段を、装置本体に回動可能に
軸支された第一の部材と弾性体で磁気テープをガイドす
るガイド部材で構成し、カセットホルダーの動きに連動
してガイド手段を移動する移動手段とを備え、カセット
ホルダーが、第二の位置にある時には、ガイド手段が磁
気テープから離れる方向に移動手段により移動すると共
に、弾性体が、カセットの開放された蓋によって変形し
カセットの開放された蓋とシリンダーの上面との間に位
置する構成を有している。
【0008】
【作用】この構成によって、ガイド手段は、簡単な構成
磁気テープの下端がシリンダーの上端を通りすぎる
ではシリンダーに乗り上げてテープダメージを受けるの
を防止する位置にあり、カセットが記録または再生を行
う位置にあるときには、カセットの開放された蓋とシリ
ンダーの上面との間で変形した状態で位置して、テープ
ローディングに支障のないようにカセットの移動と連動
して移動させることができるので、シリンダーとカセッ
トの蓋の間を有効に使用することができ、カセット装着
装置を小型・薄型化することができる。
【0009】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の一実施例について、図面を
参照しながら説明する。
【0010】図1,図2において、1はカセット、1a
はカセットの蓋、1bは磁気テープ、2は左右一対に配
されたカセットホルダー、3はトッププレート、4はア
ーム、5はスタンド、6はアップばね、7はオープンレ
バーで、それぞれカセットホルダー2は支持部2aでア
ーム4と回動自在に軸支されており支持部2bでトップ
プレート3のカム溝部3cと摺動可能に係合している。
トッププレート3はスタンド5に支持部3aを中心に回
動自在に支持されており、アーム4は支持部4aを中心
として、トッププレート3に回動自在に軸支され、さら
に支持部4bでスタンド5の摺動溝5aと摺動可能に係
合している。アップばね6はトッププレート3と係合部
3bで係止しており、アーム4と支持部4cで回動可能
に係止している。オープンレバー7は支持部7aで、ス
タンド5に回動可能に支持されており、トッププレート
3に植設されたピン8とカム溝3bで摺動可能に係合し
ている。8はシリンダー、9はスタンド5にネジどめさ
れたプレートA、10はプレートA9にかしめられたピ
ン12を支点として回動自在に保持されたプレートB、
11はプレートB10に固定されたテープガイド、13
はプレートB10を矢印C方向に付勢しているばねであ
る。
【0011】以上のように構成されたカセット装着装置
の一実施例について、図1,図2に加え図3,図4,図
5,図6,図7を用いてその動作を説明する。まず、カ
セット1を矢印Aの方向にカセットホルダー2に挿入さ
れると、図3に示すようにオープンレバー7の先端はカ
セット1の蓋1aと確実に当接する位置に配設される。
次に、矢印F方向から手動で押すと、トッププレート3
は支持部3aを中心として回動しつつアーム4は一端4
aを中心に回動し、他端4bは摺動溝5aに沿って摺動
するので支持部2aは矢印B方向に移動する。この時、
カセットホルダー2の他端2bはトッププレート3のカ
ム溝部3cに沿って摺動し矢印B方向に移動するのでカ
セットホルダー2は矢印B方向に平行移動する。この
時、オープンレバー7は図4(a)〜(c)に示すよう
に支持部7aを中心に、ピン8の回動に連動してカム溝
7bに沿って回動し、カセットの蓋1aの先端はオープ
ンレバー7の面7cに当接して面7cに沿って回動し開
けられる。この時、テープガイド11の位置は磁気テー
プ1bの下端がシリンダー8の上端を通過する図5
(a)位置までは図2に示す位置にあり、磁気テープ1
bがたるんでいた場合に、シリンダー8に乗り上げてテ
ープダメージを受けるのを防止する。この時、テープガ
イド11はカセットの蓋1aが先端に当接して矢印Dの
方向に変形されるが、ねじりコイルばねでできているた
めにカセットの蓋1aが通りすぎると復元力で元の状態
に戻る。次に、図5(b),(c)に示す位置に来ると
トッププレート3の端面3dがプレートB10の端面1
0aと当接し(図2(a))、プレートB10はピン1
2を支点として矢印Cと反対方向に回動して図6
(a),(b)に示す位置まで移動する。さらに、トッ
ププレート3を回動させていくとカセット1は図7に示
すカセットダウンの位置に移送され、装置本体の位置決
めピン14と係合して所定の位置に装着される。この位
置でトッププレート3はロック機構(図示せず)で装置
本体の所定の位置にロックされる。この位置ではアーム
4は支持部4aを中心にアップばね6で矢印E方向に付
勢され、他端4bは摺動溝5aに拘束されないように構
成されているので、その力はカセットホルダー2に伝わ
り、カセット1を装置本体に固定する方向に付勢するこ
ととなる。この時、カセット1の蓋1aは完全に開けら
れている。また、ロック機構を解除すると図7に示すよ
うにトッププレート3はアップばね6の付勢力で矢印F
と反対方向に回動し、その動きはアーム4を介してカセ
ットホルダー2を平行に矢印Bと反対方向に移動させ図
1に示すカセット着脱可能な位置に戻る。この時、カセ
ット1の蓋1aは前述のカセットダウンの動きと逆の動
きを行い、テープガイド11の先端と当接し、矢印Dと
反対方向に変形されるが、カセット1の蓋1aとの当接
から開放されるとばね力で元の状態に戻る。
【0012】以上のように本実施例によれば、テープガ
イド11とシリンダー8の位置精度を確保しつつ、テー
プガイド11をトッププレート3の回動に連動させて移
動させることで、カセットダウン時のカセットの蓋1a
を開ける量を少なくでき、薄型のカセット装着装置を構
成することができ、さらにテープガイド11をコイルば
ねで構成しているためにカセットダウン時の塑性変形に
対して強い構成となっている。
【0013】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について、図面を参照しながら説明する。
【0014】図8,図9において、21はカセット、2
1aはカセットの蓋、21bは磁気テープ、22は左右
一対に配されたカセットホルダー、23はトッププレー
ト、24はアーム、25はスタンド、26はアップば
ね、27はオープンレバーで、それぞれカセットホルダ
ー22は支持部22aでアーム24と回動自在に軸支さ
れており支持部22bでトッププレート23のカム溝部
23cと摺動可能に係合している。トッププレート23
はスタンド25に支持部23aを中心に回動自在に支持
されており、アーム24は支持部24aを中心として、
トッププレート23に回動自在に軸支され、さらに支持
部24bでスタンド25の摺動溝25aと摺動可能に係
合している。アップばね26はトッププレート23と係
合部23bで係止しており、アーム24と支持部24c
で回動可能に係止している。オープンレバー27は支持
部27aでスタンド25に回動可能に支持されており、
トッププレート23に植設されたピン28とカム溝23
bで摺動可能に係合している。28はシリンダー、29
はスタンド25にネジどめされたプレートA、30はプ
レートA29にかしめられたピン32を支点として回動
自在に保持されたプレートB、31はプレートB30に
固定されたテープガイド、33はプレートB30を矢印
C方向に付勢しているばねである。
【0015】以上のように構成されたカセット装着装置
の一実施例について、図8,図9に加え図10,図1
1,図12,図13,図14を用いてその動作を説明す
る。まず、カセット21を矢印Aの方向にカセットホル
ダー22に挿入されるとオープンレバー27の先端は図
10に示すカセットの蓋21aと確実に当接する位置に
配設される。次に、矢印F方向から手動で押すとトップ
プレート23は支持部23aを中心として回動しつつア
ーム24は一端24aを中心に回動し他端24bは摺動
溝25aに沿って摺動するので支持部22aは矢印B方
向に移動する。この時、カセットホルダー22の他端2
2bはトッププレート23のカム溝部23cに沿って摺
動し矢印B方向に移動するのでカセットホルダー22は
矢印B方向に平行移動する。この時、オープンレバー2
7は図11(a)〜(c)に示すように支持部27aを
中心にピン28の回動に連動してカム溝27bに沿って
回動し、カセットの蓋21aの先端はオープンレバー2
7の面27cに当接して面27cに沿って回動し開けら
れる。この時、図13(a)に示すようにテープガイド
31はカセットの蓋21aが先端に当接して矢印Dの方
向に変形されるが、図示のごとく板状の樹脂弾性体で構
成されているためにカセットの蓋21aが通りすぎると
元の状態に戻り、テープガイド31は磁気テープ21b
の下端がシリンダー28の上端を通過する図12(a)
の位置まで図9に示す位置にあり、磁気テープ21bが
たるんでいた場合にシリンダー28に乗り上げてテープ
ダメージを受けるのを防止する。次に、図12(b),
(c)に示す位置に来るとトッププレート23の端面2
3dがプレートB30の端面30aと当接し(図9
(a))、プレートB30はピン32を支点として矢印
Cと反対方向に回動して図13(a),(b)に示す位
置まで移動する。さらに、トッププレート23を回動さ
せていくとカセット21は図15に示すカセットダウン
の位置に移送され装置本体の位置決めピン34と係合し
て所定の位置に装着される。この位置でトッププレート
23はロック機構(図示せず)で装置本体の所定の位置
にロックされる。この位置ではアーム24は支持部24
aを中心にアップばね26で矢印E方向に付勢され他端
24bは摺動溝25aに拘束されないように構成されて
いるので、その力はカセットホルダー22に伝わり、カ
セット21を装置本体に固定する方向に付勢することと
なる。この時、カセットの蓋21aは図14に示すよう
に完全に開けられている。また、ロック機構を解除する
とトッププレート23はアップばね26の付勢力で矢印
Fと反対方向に回動し、その動きはアーム24を介して
カセットホルダー22を平行に矢印Bと反対方向に移動
させカセット着脱可能な図8の位置に戻る。この時、カ
セットの蓋21aは前述のカセットダウンの動きと逆の
動きを行い、テープガイド31の先端と当接し、矢印D
と反対方向に変形されるが、カセットの蓋1aとの当接
から開放されると弾性力で元の状態に戻る。
【0016】以上のように本実施例によれば、テープガ
イド31とシリンダー28の位置精度を確保しつつ、テ
ープガイド31をトッププレート23の回動に連動させ
て移動させることで、カセットダウン時のカセットの蓋
21aを開ける量を少なくでき薄型のカセット装着装置
を構成することができ、さらにテープガイド31を板状
の弾性体で構成しているのでカセットダウン時のシリン
ダー28とカセットの蓋21aの隙間を少なくできる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は、ガイド手段は、
簡単な構成で磁気テープの下端がシリンダーの上端を通
りすぎるまではシリンダーに乗り上げてテープダメージ
を受けるのを防止する位置にあり、カセットが記録また
は再生を行う位置にあるときには、カセットの開放され
た蓋とシリンダーの上面との間で変形した状態で位置し
て、テープローディングに支障のないようにカセットの
移動と連動して移動させることができるので、シリンダ
ーとカセットの蓋の間を有効に使用することができ、カ
セット装着装置を小型・薄型化することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるカセット装着装
置のカセット着脱位置を示す要部切欠き側面図
【図2】(a)は同実施例における同装置のテープガイ
ド部を示す略平面図 (b)は同実施例における同装置のテープガイド部を示
す略側面図
【図3】(a)は同装置のカセット着脱位置を示す要部
切欠き側面図 (b)は同装置のカセット着脱位置を示す斜視図
【図4】(a)は同装置のオープンレバー部の動作を説
明するための要部切欠き側面図 (b)は同装置のオープンレバー部の動作を説明するた
めの要部切欠き側面図 (c)は同装置のオープンレバー部の動作を説明するた
めの要部切欠き側面図
【図5】(a)は同装置のテープガイド部の動作を説明
するための側面図 (b)は同装置のテープガイド部の動作を説明するため
の側面図 (c)は同装置のテープガイド部の動作を説明するため
の拡大側面図
【図6】(a)は同装置のテープガイド部略平面図 (b)は同装置のテープガイド部略側面図
【図7】(a)は同装置のカセットダウン位置の側面図 (b)は同装置のカセットダウン位置の斜視図
【図8】本発明の第2の実施例におけるカセット装着装
置のカセット着脱位置を示す要部切欠き側面図
【図9】(a)は同実施例のテープガイド部を示す略平
面図 (b)は同実施例のテープガイド部を示す略側面図
【図10】(a)は同実施例のカセット着脱位置を示す
側面図 (b)は同実施例のカセット着脱位置を示す斜視図
【図11】(a)は同実施例のオープンレバー部の動作
を説明するための要部切欠き側面図 (b)は同実施例のオープンレバー部の動作を説明する
ための要部切欠き側面図 (c)は同実施例のオープンレバー部の動作を説明する
ための要部切欠き側面図
【図12】(a)は同実施例のテープガイド部の動作を
説明するための側面図 (b)は同実施例のテープガイド部の動作を説明するた
めの側面図 (c)は同実施例のテープガイド部の動作を説明するた
めの拡大側面図
【図13】(a)は同実施例のテープガイド部を示す略
側面図 (b)は同実施例のテープガイド部を示す略側面図
【図14】(a)は同実施例のカセットダウン位置の平
面図 (b)は同実施例のカセットダウン位置の側面図
【図15】(a)従来のカセット装着装置のカセット装
着位置を示す側面図 (b)従来のカセット装着装置のカセット装着位置を示
す斜視図
【図16】同装置のカセット着脱位置を示す斜視図
【図17】同装置のカセットダウン位置のテープガイド
部側面図
【符号の説明】
1 カセット 2 カセットホルダー 3 トッププレート 4 アーム 5 スタンド 7 オープンレバー 8 シリンダー 9 プレートA 10 プレートB 11 テープガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉尾 英明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−64956(JP,A) 特開 平3−132964(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の前面に架張された磁気テープを覆
    う位置と開放する位置を有する蓋を設けたカセットを収
    納するカセットホルダーと、磁気テープに記録又は再生
    を行うシリンダーと、前記カセットホルダーを前記カセ
    ットを着脱できる第一の位置から前記磁気テープに記録
    または再生を行う第二の位置に移動する際に前記磁気テ
    ープをガイドするガイド手段を、装置本体に回動可能に
    軸支された第一の部材と弾性体で前記磁気テープをガイ
    ドするガイド部材で構成し、前記カセットホルダーの動
    きに連動して前記ガイド手段を移動する移動手段とを備
    え、前記カセットホルダーが、前記第二の位置にある時
    には、前記ガイド手段が前記磁気テープから離れる方向
    に前記移動手段により移動すると共に、前記弾性体が、
    前記カセットの開放された蓋によって変形し前記カセッ
    トの開放された蓋と前記シリンダーの上面との間に位置
    することを特徴とするカセット装着装置。
  2. 【請求項2】 ガイド部材をコイルばねで構成したこと
    を特徴とする請求項1記載のカセット装着装置。
  3. 【請求項3】 ガイド部材を板状の弾性体で構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のカセット装着装置。
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