JP3338125B2 - マガジン式ディスク装置の扉機構 - Google Patents

マガジン式ディスク装置の扉機構

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JP3338125B2
JP3338125B2 JP13282893A JP13282893A JP3338125B2 JP 3338125 B2 JP3338125 B2 JP 3338125B2 JP 13282893 A JP13282893 A JP 13282893A JP 13282893 A JP13282893 A JP 13282893A JP 3338125 B2 JP3338125 B2 JP 3338125B2
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幸一 東條
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクを内蔵したマ
ガジンが挿入されるマガジン式ディスク装置に係り、特
にマガジンの挿入口を開閉する扉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマガジン式ディスク装置は、マガ
ジンに収納された6枚や8枚などのディスクの中から1
枚が選択され、この選択されたディスクがマガジンから
完全に引き出されて再生ユニット側にクランプされて回
転駆動され、ピックアップにて再生が行われる。この種
のディスク装置では、マガジンからディスクが完全に引
き出される構成であるため、装置の左右方向の幅寸法が
マガジンの幅寸法にディスクの直径を加えた寸法、すな
わちディスクの直径の2倍以上必要となり、装置全体が
大型になる。
【0003】そこで、図10に示すように、マガジンM
からディスクDを完全に引き出さず、半分よりもやや長
い寸法だけ引き出してターンテーブル1とクランパ2と
でクランプし、ディスクDの一部がマガジンM内に残っ
たままの状態でスピンドルモータMtにて回転駆動し、
ピックアップPにて再生するものが提案されている。こ
のマガジン式ディスク装置では、図示左右の寸法Waを
ディスクの直径の2倍の寸法よりも小さくでき、装置を
小型化できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種のディスク装置
では、図11に示すように、筐体3の前方にマガジンM
を出入りさせるための挿入口4が形成されているため、
筐体3にはこの挿入口4を開閉するための摺動式の扉5
が設けられる。ところが、図10に示すマガジン式ディ
スク装置では、筐体3の左右方向の寸法Waがディスク
の直径の2倍よりも小さくなるのに対し、挿入口4の開
口幅寸法はマガジンMの幅寸法以上すなわちディスクD
の直径以上の寸法でなければならない。
【0005】そのため、挿入口4を1枚の左右摺動式の
扉5により閉鎖しようとすると、扉5の幅寸法Wbが筐
体の幅寸法Waの1/2以上となる。そのため、扉5を
図示右方向へ摺動させて挿入口4を開放したときに、扉
5が筐体3の側方へ突出してしまう。よって筐体3を車
内などに設置するときに、筐体3の側方に扉5を突出さ
せるスペースを確保することが必要となり、装置全体を
小型化しても実際に必要となる設置スペースは広くな
る。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、筐体の幅寸法に対して挿入口の開口幅寸法が広い
場合において、摺動式の扉を開いたときに、この扉が筐
体のの幅寸法内に収まることができるようにしたマガジ
ン式ディスク装置の扉機構を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、装置本
体の表面にディスクを内臓したマガジンが挿入される挿
入口が形成され、前記装置本体に前記挿入口を露出させ
る開放位置と前記挿入口を覆う閉鎖位置との間を摺動す
る扉が設けられているマガジン式ディスク装置におい
て、前記扉の摺動方向の寸法が、前記挿入口の前記摺動
方向の開放寸法よりも小さく、前記扉が前記閉鎖位置へ
移動したときに挿入口の一部が前記扉から外れるように
なっており、 前記扉から外れた前記挿入口の一部を覆う
補助扉が、前記装置本体に開閉自在に支持されている
とを特徴とするものである。また第2の本発明は、装置
本体の表面にディスクを内臓したマガジンが挿入される
挿入口が形成され、前記装置本体に前記挿入口を露出さ
せる開放位置と前記挿入口を覆う閉鎖位置との間を摺動
する扉が設けられているマガジン式ディスク装置におい
て、 前記扉が前記開放位置へ移動したときに、前記挿入
口の露出面積をさらに拡大する補助扉が、前記扉に回動
自在に設けられていることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記手段では、装置表面に設けられた扉を摺動
させて、挿入口を開放したときに、この扉または装置表
面に設けられた補助扉を開くことができるようにする。
この補助扉を開くことにより、挿入口の開口面積がマガ
ジンを挿入できる大きさになる。また挿入口を閉鎖する
ときには、扉と補助扉とで挿入口が完全に覆われる。こ
の補助扉を設けることにより扉の摺動距離を短くでき、
よって幅寸法の小さい筐体であっても、開放状態にて扉
が筐体の幅寸法内に収まることができるようになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の第1実施例によるマガジン式ディス
ク装置の扉機構を示す斜視図、図2(A)は図1に示す
扉機構の正面図、図2(B)は同図(A)のB−B線断
面図、図3は扉機構の背面図、図4は挿入口が開放され
た状態を示し、同図(A)は正面図、同図(B)は
(A)のB−B線断面図である。図1は、マガジン式デ
ィスク装置の装置前部を示すもので、符号10は機器本
体のケースであり、符号11は装置表面を構成するノー
ズ部である。ノーズ部11の図示左側にはマガジンMの
挿入口13が形成されている。図1に示すように、挿入
口13が開放された状態でのこの挿入口13の開口幅寸
法WBは、マガジンMの幅寸法よりもやや大きく形成さ
れ、この挿入口13からマガジンMが装置内部に装填で
きるようになっている。
【0010】ケース10内の機構は図10に示したもの
と同じであり、挿入されたマガジンM内からディスクD
が途中まで引き出され、ディスクDの一部がマガジンM
内に残ったままの状態でクランプされて回転駆動され
る。したがって装置全体の幅寸法WAはマガジンMの幅
寸法とディスクDの直径とを加えた寸法よりも小さくな
っており、挿入口13の開口幅寸法WBは装置全体の幅
寸法WAの1/2以上である。ノーズ部11の前面には
扉12が設けられている。この扉12の摺動方向の幅寸
法WCは、前記挿入口13の開放幅寸法WBより小さい
ものとなっており、図1に示すように挿入口13が開放
された状態で、X2方向へ摺動した扉12の端部がノー
ズ11の側方へ突出しないようになっている。
【0011】図1に示すように、上記扉12は樹脂材料
により断面がコの字形状に形成されたものであり、その
上下脚部の内面には摺動リブ12a,12aが一体に形
成されている。また前記ノーズ部11も樹脂材料により
形成されているものであり、その上下縁部にはガイド溝
11a,11aが形成されている。扉12はノーズ部1
1の前面を囲むように設置され、前記摺動リブ12a,
12aがガイド溝11a,11aに摺動自在に嵌合され
ている。また図2(A)および図4(A)に示すよう
に、ノーズ部11の前面にはわずかな寸法だけ突出した
一対の摺動レール11b,11bが形成されている。こ
の摺動レール11b,11bは挿入口13の上下縁部を
含み幅方向のほぼ全域に渡って形成されている。扉12
の内面はこの摺動レール11b,11bに当たって摺動
する。これにより、扉12は低負荷にてX1−X2方向
へ摺動できるようになっている。
【0012】ノーズ部11の前面の図示左端下部にはロ
ック突起11cが一体に形成され、扉12のX1方向端
部の内面には凹部が形成されている。図2に示すよう
に、扉12がX1方向へ閉鎖されたときに凹部がロック
突起11cと嵌合し、扉12がロックされる。またロッ
ク突起11cと凹部との嵌合寸法はわずかなものとなっ
ており、扉12をX2方向へ引くと、軽い力でロックが
外れ、扉12をX2方向へ開放できる。ノーズ部11の
前記挿入口13の開口位置の図示右側には、補助扉14
が設けられている。図2(B)および図3(背面図)に
示すように、この補助扉14の基部両端には一対の軸1
5が一体に形成されており、この軸15が、ノーズ部1
1の背面に形成された軸支持凹部に回動自在に挿入さ
れ、且つこの軸15は押え金具16にて抜け止めされて
いる。これにより補助扉14は図1に示すように、ノー
ズ部11の前方へ回動自在となっている。
【0013】図1に示すように、補助扉14の図示上下
縁部は段付片14a,14aとなっており、また挿入口
13の図示右側部分の上下縁部には段付凹部13a,1
3aが形成されている。補助扉14が閉じられると、前
記段付片14a,14aが段付凹部13a,13aに嵌
合し、このとき補助扉14の前面はノーズ部11の前面
と同一面となる。また補助扉14の表面には上下一対の
摺動レール14b,14bが形成されており、補助扉1
4が閉じられると、図2(A)に示すように、この摺動
レール14b,14bがノーズ部11の前面の前記摺動
レール11b,11bと連続した状態となる。
【0014】図2(B)および図3に示すように、前記
補助扉14の一方の軸15にはリンク17が一体に形成
されており、このリンク17と、ノーズ部11の背面に
一体に形成された掛止突起18との間にコイルスプリン
グ19が掛けられている。このコイルスプリング19の
弾性力により、補助扉14はノーズ部11の前方へ回動
する方向へ付勢されている。
【0015】上記扉機構の動作について説明する。図1
および図4に示すように、扉12をX2方向の最終位置
まで摺動させると、この扉12の内面が補助扉14の前
面から外れ、コイルスプリング19の弾性力により、補
助扉14はノーズ部11の前方へ回動し、挿入口13は
幅寸法WBにて開放される。マガジンMはこの挿入口1
3からケース10の内方へ挿入される。このとき図4
(B)に示すように、補助扉14は挿入口13の図示右
縁部にて前方へ立ち上がった姿勢になるため、マガジン
Mを挿入する際に、マガジンMの右側面を補助扉14の
内面に当てて送り込むことができ、補助扉14をマガジ
ンの挿入ガイドとして使用できる。これによりマガジン
Mを挿入口13に導きやすくなり、挿入操作が容易にな
る。また補助扉14の開放姿勢は、図4(B)にて実線
で示すように、ノーズ部11の前面に対してほぼ直角で
もよいが、鎖線で示すようにX2方向へやや広がる姿勢
にすることが好ましい。この広がり姿勢にすることによ
り、マガジンMを挿入するときに、マガジンMの挿入方
向先端が補助扉14の先端面に当たりにくくなり、マガ
ジンMの右側面を補助扉14の内面に摺動させやすくな
る。
【0016】次に、扉12をX1方向へ摺動させると、
扉12のX1方向の先端面により、補助扉14が押さ
れ、補助扉14はコイルスプリング19の弾性力に対抗
して閉鎖方向へ回動させられる。そして図2に示すよう
に、扉12が完全に閉じられ、ロック突起11cにより
軽ロックされた状態では、扉12のX2方向の端部によ
り補助扉14の先端前面が押えられ、補助扉14は閉じ
られた姿勢を維持する。なお、扉12がX1方向へ閉じ
られるとき、扉12の先端は、補助扉14の前面の摺動
レール14b,14bに当たり、この摺動レール14
b,14bに対して摺動するため、扉12の先端と補助
扉14の前面との摺動抵抗を最小にでき、また補助扉1
4の前面に摺動傷が付けられるのを防止できる。
【0017】次に図5と図6は本発明の第2実施例によ
るマガジン式ディスク装置の扉機構を示しており、図5
(A)は挿入口が閉じた状態の正面図、同図(B)はそ
のB−B線の断面図、図6(A)は挿入口が開いた状態
を示す正面図、同図(B)はそのB−B線の断面図であ
る。この実施例では、ノーズ部21の前面に扉22が摺
動自在に設けられている。図6は、挿入口23が開放さ
れた状態であるが、ノーズ部21の幅寸法はWA、挿入
口23の開口幅寸法はWB、扉22の幅寸法はWCであ
り、WBはWAの1/2以上である。
【0018】この実施例においても、扉22はノーズ部
21の前面を囲む形状であり、扉22の摺動リブがノー
ズ部21の上下縁部に形成されたガイド溝21aに摺動
自在に嵌合し、扉22はX1−X2方向へ摺動できるよ
うになっている。また扉22の前面の上下縁部には指で
掴むための指掛け凹部22a,22aが形成され、扉2
2が掴みやすいようになっている。符号24は補助扉で
ある。この補助扉24は、挿入口23の図示左側部分に
設けられ、この補助扉24の基部に一体に形成された軸
25は、ノーズ部21に対して回動自在に支持されてい
る。補助扉24の内面の上下縁部にはほぼ三角形のリブ
24b,24bが形成され、このリブ24b,24bの
基部に挟圧突起24a,24aが形成されている。また
ノーズ部21の図示左側の内部には前記挟圧突起24
a,24aに対向する段付部21b,21bが形成され
ている。図5(B)に示すように、補助扉24が閉じら
れた状態では、前記挟圧突起24a,24aが段付部2
1b,21bに挟圧当接し、これにより補助扉24が閉
じられた姿勢で軽ロックされる。補助扉24を指により
開放方向へ引くと、前記軽ロックは軽い力により解除さ
れ、補助扉24を開放方向に開くことができる。
【0019】図6に示すように、挿入口23の図示左側
領域の上下縁部には段付凹部23a,23aが形成され
ており、補助扉24が閉じられると、この補助扉24の
上下縁部24c(リブ24b,24bが形成されていな
い部分)が、段付凹部23a,23aに嵌合し、補助扉
24の閉鎖方向への回動死点となる。この閉鎖状態で
は、補助扉24の前面はノーズ部21の図示左部分の表
面21c,21cと同一面となり、さらに扉22の前面
とも同一面となる。また補助扉24の先端には、扉22
の先端内面に係合する係合突片24dが一体に形成され
ている。
【0020】この実施例では、図5に示すように補助扉
24を閉じ、さらに扉22をX1方向へ摺動させると、
補助扉24の係合突片24dと扉22の先端内面とが係
合し、挿入口23が閉じられる。このとき、補助扉24
と扉22およびノーズ部21の左部分の表面21c,2
1cとが同一面になる。挿入口を開放するときには、ま
ず扉22をX2方向へ摺動させ、次に補助扉24を指で
前方へ回動させる。これにより挿入口23がWBの開放
幅にて開放され、マガジンMが挿入口23から挿入でき
るようになる。なお扉22は短い幅寸法WCであるた
め、開放状態のときに扉22の図示右端がノーズ部21
の側方へ突出しない。
【0021】次に、図7(A)(B)は、本発明の第3
実施例によるマガジン式ディスク装置の扉機構を示すも
のであり、それぞれ挿入口の閉鎖状態と開放状態を示す
断面図である。この第3実施例は、前記第2実施例の変
形例である。図5と図6に示したのと同様に、ノーズ部
21の前面には、幅寸法WCの扉22がX1−X2方向
へ摺動自在に設けられている。また挿入口23の図示左
側部分には補助扉24が設けられている。
【0022】この補助扉24の基部は軸25により、ノ
ーズ部21の図示左側位置にて回動自在に支持されてい
る。また補助扉24はトーションスプリング26により
常に開放方向へ付勢されている。また補助扉24の基端
には突起27が一体に設けられている。軸25、トーシ
ョンスプリング26ならびに突起27などは、挿入口2
3の開口領域から外れる位置に配置され、これらが挿入
口23の開口幅WBの妨げにならないようになってい
る。前記扉22の先端部には、駆動ピン28が一体に形
成され、または別体に形成されて固定されている。この
駆動ピン28も挿入口23の開口領域を妨げない位置で
あって、前記突起27に対向する位置に設けられてい
る。
【0023】図7(A)に示すように、扉22をX1方
向へ摺動させると、駆動ピン28が突起27を押し、補
助扉24はトーションスプリング26の弾性付勢力に対
抗して反時計方向へ強制的に回動させられ、この補助扉
24と扉22とにより挿入口23が閉鎖される。そして
扉22をX2方向へ摺動させると、駆動ピン28が突起
27から離れ、トーションスプリング26の付勢力によ
り、補助扉24が開放され、幅寸法WBにて挿入口23
が開放される。この開放状態において幅寸法WCの扉2
2はノーズ部21の図示右端から突出しない。
【0024】図8と図9は、本発明の第4実施例による
マガジン式ディスク装置の扉機構を示している。図8は
扉機構を示す正面図であり、図9(A)(B)は、それ
ぞれ挿入口の閉鎖状態および開放状態を示す断面図であ
る。この実施例では、ノーズ部31の前面に扉32が摺
動自在に設けられている。この扉32の幅寸法WDは、
挿入口33の開口幅寸法WBよりもわずかに大きくなっ
ている。扉32のX1側の端部の中央部には切欠部32
aが形成され、この切欠部32a内に補助扉34が設け
られている。補助扉34はその基部に一体に形成された
軸35,35が扉32に対して回動自在に支持されてい
る。
【0025】補助扉34の基端にはストッパ突起34a
が形成されて、補助扉34を閉じたときストッパ突起3
4aが扉32の内面に当たる。これにより、補助扉34
が図9(A)に示す姿勢すなわち補助扉34と扉32の
前面とが同一面になる姿勢以上に時計方向へ回動するの
が防止される。また補助扉34の先端には段付片34b
が形成され、図9(A)に示す閉鎖状態にて、この段付
片34bがノーズ部31の図示左端に形成された掛止部
31aの内面に掛止されるようになっている。この実施
例では、補助扉34を手で閉め、補助扉34の表面と扉
32の表面が同一面となった状態で、扉32をX1方向
へ摺動させる。これにより段付片34bが掛止部31a
に掛止され、挿入口33が閉鎖される。挿入口を開放す
るときには、まず扉32をX2方向へ摺動させる。扉3
2はノーズ部31から図示右方向へ突出しない範囲で摺
動する。その後に補助扉34を前方へ回動させると、幅
WBにて挿入口33が開口する。
【0026】また図8と図9に示す実施例において、補
助扉34をばねにより開放方向へ付勢させておき、図9
(A)で示す状態から扉32をX2方向へ摺動させると
き、段付片34bが掛止部31aから外れた直後に補助
扉34が自動的に開くようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上のように、扉を摺動させて開いた状
態で、さらに補助扉を開くことにより、所定面積の挿入
口を開放できるようにしているため、装置の幅寸法に対
して挿入口の開口幅寸法が大きいものであっても、摺動
した扉が装置の側方へ突出するのを防止できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるマガジン式ディスク
装置の扉機構の斜視図、
【図2】第1実施例において扉が閉じた状態を示すもの
であり、(A)は扉機構の正面図、(B)は(A)のB
−B線断面図、
【図3】第1実施例の扉機構の背面図、
【図4】第1実施例において扉が開いた状態を示すもの
であり、(A)は扉機構の正面図、(B)は(A)のB
−B線断面図、
【図5】本発明の第2実施例によるマガジン式ディスク
装置の扉機構を示すものであり、(A)は閉じた状態の
正面図、(B)はそのB−B線断面図、
【図6】第2実施例において扉が閉じた状態を示すもの
であり、(A)は正面図、(B)はそのB−B線断面
図、
【図7】本発明の第3実施例によるマガジン式ディスク
装置の扉機構を示すものであり、(A)は扉が閉じた状
態の断面図、(B)は扉が開いた状態の断面図、
【図8】本発明の第4実施例による扉機構を示す正面
図、
【図9】(A)は第4実施例において扉が閉じた状態を
示す断面図、(B)は扉が開いた状態を示す断面図、
【図10】本発明の扉装置が適用されるマガジン式ディ
スク装置の一例を示す構成説明図、
【図11】従来の扉機構の問題点を説明するための筐体
の正面図、
【符号の説明】
10 ケース 11 ノーズ部 12 扉 13 挿入口 14 補助扉 15 軸 19 コイルスプリング 21 ノーズ部 22 扉 23 挿入口 24 補助扉 31 ノーズ部 32 扉 33 挿入口 34 補助扉 M マガジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 17/26 G11B 33/02

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の表面にディスクを内臓したマ
    ガジンが挿入される挿入口が形成され、前記装置本体
    前記挿入口を露出させる開放位置と前記挿入口を覆う閉
    鎖位置との間を摺動する扉が設けられているマガジン式
    ディスク装置において、前記扉の摺動方向の寸法が、前記挿入口の前記摺動方向
    の開放寸法よりも小さく、前記扉が前記閉鎖位置へ移動
    したときに挿入口の一部が前記扉から外れるようになっ
    ており、 前記扉から外れた前記挿入口の一部を覆う補助扉が、前
    記装置本体に開閉自在に支持されている ことを特徴とす
    るマガジン式ディスク装置の扉機構。
  2. 【請求項2】 前記補助扉は、装置本体に回動自在に支
    持されている請求項1記載のマガジン式ディスク装置の
    扉機構。
  3. 【請求項3】 前記補助扉はスプリングによって前記挿
    入口を露出させる開放方向へ付勢されている請求項1ま
    たは2記載のマガジン式ディスク装置の扉機構。
  4. 【請求項4】 前記扉が閉鎖位置へ移動したときに、こ
    の扉によって前記補助扉が前記挿入口の一部を覆う位置
    で保持され、前記扉が開放位置へ移動したときに、前記
    扉による前記補助扉の保持が解除されて前記補助扉が前
    記スプリングの付勢力によって開放方向へ移動させられ
    る請求項3記載のマガジン式ディスク装置の扉機構。
  5. 【請求項5】 前記扉が前記開放位置から閉鎖位置へ摺
    動するときに、前記補助扉は、前記扉に押されて前記挿
    入口の一部を覆う方向へ移動させられる請求項1ないし
    4のいずれかに記載のマガジン式ディスク装置の扉機
    構。
  6. 【請求項6】 装置本体の表面にディスクを内臓したマ
    ガジンが挿入される挿入口が形成され、前記装置本体に
    前記挿入口を露出させる開放位置と前記挿入口を覆う閉
    鎖位置との間を摺動する扉が設けられているマガジン式
    ディスク装置において、 前記扉が前記開放位置へ移動したときに、前記挿入口の
    露出面積をさらに拡大する補助扉が、前記扉に回動自在
    に設けられていることを特徴とするマガジン式 ディスク
    装置の扉機構。
  7. 【請求項7】 前記補助扉は、装置本体の前方へ向けて
    回動して挿入口を露出させる開放位置となるものであ
    り、前記補助扉が前記挿入口の一部を覆う閉鎖位置へ回
    動したときに、前記補助扉がそれ以上装置本体の内部へ
    回動するのを防止するストッパが設けられている請求項
    6記載のマガジン式ディスク装置の扉機構。
  8. 【請求項8】前記補助扉を挿入口を露出させる開放方向
    へ付勢するばねが設けられている請求項6または7記載
    のマガジン式ディスク装置の扉機構。
JP13282893A 1993-05-11 1993-05-11 マガジン式ディスク装置の扉機構 Expired - Lifetime JP3338125B2 (ja)

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