JPH0586971A - 内燃機関用ピストンの製造方法 - Google Patents

内燃機関用ピストンの製造方法

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JPH0586971A
JPH0586971A JP24959091A JP24959091A JPH0586971A JP H0586971 A JPH0586971 A JP H0586971A JP 24959091 A JP24959091 A JP 24959091A JP 24959091 A JP24959091 A JP 24959091A JP H0586971 A JPH0586971 A JP H0586971A
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JP
Japan
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piston
core
mold
pin
combustion engine
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JP24959091A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Sawada
田 知 宏 澤
Yasuhiro Kawabata
端 康 浩 川
Souichi Hara
創 一 原
Takanori Kamiya
谷 孝 則 神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F3/00Pistons 
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F2200/00Manufacturing
    • F02F2200/06Casting

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高出力化対応のため、ピストンの軽量化とコ
スト低減及び高強度化を図ることを目的とする。 【構成】 加圧鋳造にて製造するピストン本体1におい
て、ピストン本体1の内面を形成する中子型20を3分
割させ、中子型20は、ピンボス部10のアンダカツト
部11とピン穴9の面取り部24及びスカート部6の内
側下端にインローリブ8を形成するような構造としたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関用ピストンに
関するものであり、特にアルミ合金等の軽合金により加
圧鋳造されるピストンの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の技術としては、例えば、実
公平3−26287号公報があるが、これは、軽合金に
よつて加圧鋳造で成形されるピストンであり、ピストン
を鋳造するため、円筒状の金型が用いられ、底部開口は
底板により閉塞している。金型と一緒に用いられるパン
チ型は、ピンボスを成形するため凹部が形成され、凹部
を横切るようにストラツトが保持されるようにしてい
る。そこで金型とパンチ型は、それぞれの所定位置にセ
ツトさせ加圧鋳造されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のような
従来技術においては、パンチは一体であり、且つ鋳造後
型を抜く必要があるため、抜き勾配がついてしまう。鋳
造後にピン穴の内側を面取りをする際にコストに問題が
生じてしまう。またピンボスの部分が肉厚に成つて重量
を増すこととなり、高出力化が図れない。ピストンが摺
動する際に、スカート下端部の所に衝撃を受けるため剛
性の確保に問題が生じていた。
【0004】そこで、本発明では、高出力化対応のた
め、ピストンの軽量化及びコスト低減を図り、且つピス
トンのスカート部の剛性確保を技術的課題とするもので
ある。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した本発明の技術的
課題を解決するために講じた本発明の技術的手段は、先
端にアンダカツト部が形成された2つのサイドコア内に
センターコアが挿入された中子型と、該中子型の内側方
向に移動可能な主型内に設けられた2つのピンとからな
る金型からなり、鋳造後、前記センターコアを前記サイ
ドコア内から抜き取り前記サイドコアを内側に押し寄せ
ると同時に前記ピンを中子型の内側方向に移動させた
後、前記ピンを外側に移動させて製造するものである。
好ましくは、加圧鋳造された前記ピストンに形成される
ピンボスが、中子型より肉抜きさせる構造としたことを
特徴とするものであり、もしくは、加圧鋳造された前記
ピストンに形成されるスカート部が、中子型によりイン
ローリブの設置をさせる構造としたことを特徴とするも
のであり、更には、加圧鋳造された前記ピストンに形成
されるピン穴の内面が、中子型により面取りをする構造
としたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上述した本発明の技術的手段によれば、ピスト
ン内側形状を形成する中子型を分割にさせ、加圧鋳造に
よりピストンを製造をすることで、ピンボス上の肉抜き
をし軽量化を図ることができ、ピン穴の内側に面取りが
黒皮でできる。且つピストンのスカート部の内側にイン
ローリブを設置することができ、スカート部の剛性の確
保が図れるようになる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の技術的手段を具体化した実施
例について添付図面に基づき詳細に説明する。
【0009】図1及至図2において、1は、ピストン本
体であり、ピストン本体1は、複数のリング溝4を有す
る頂面部2とこの頂面部2に連続的に形成されるスカー
ト部6及びストラツト14から主に成りたつている。ま
た頂面部2は頂面3を形成し、リング(図示省略)を装
着する複数のリング溝4及び複数のランド5より構成し
ている。スカート6は摺動部7を形成しており、スカー
ト部6の内側下端に剛性を確保するインローリブ8を形
成している。
【0010】また、ピストン本体1に形成しているピン
穴9は、ピストンピン(図示省略)が嵌装されコンロツ
ド(図示省略)と連結している。ピン穴9の周辺に形成
されているピンボス部10は、ピンボス部10の上にア
ンダカツト部11を形成し、ピンボス部10の内側先端
に応力緩和用面取り13を形成し、ピンボス部10と頂
面部2と連結しているピンボスリブ12から構成してい
る。
【0011】図3において、ピストン本体1を鋳造する
ための主型40を示し、主型は円筒状の左右2分割の構
造としている。その主型40は、メイン型41a及び4
1bと中子型固定用のピン42a及び42bから成り、
ピストン本体1の外周面を形成するようになつている。
また底部の部分は、頂面部2を形成する底型30により
閉塞し、動かないように固定されている。更にメイン4
1a及び41bとともに用いられる中子型20には、3
分割されており、センターコア21とサイドコア22及
び23とする構造としている。ピストン本体1の内面を
形成する構造とし、ピンボス10の上部のアンダカツト
24及び25を形成し、またピン穴9の面取り部26及
び27を形成させ、且つスカート部6の内側の下端にイ
ンローリブ8を配置するような構造している。
【0012】以上の構成を有する内燃機関用ピストンの
製造方法の作用について、以下説明する。
【0013】図3の如く鋳造時は、最初、頂面部2にあ
たる底部30を自由自在に動かないように固定させる。
底部30が固定された後、主型40であるメイン41a
及びメイン41bが合わせられ、メイン型41a及び4
1bはセツトされる。更に、中子型20のセンターコア
21とサイドコア22及び23をセツトさせ、中子型2
0が動かないようにピン42a及び42bによつて両方
から押さえるようにしつかりと固定しセツトする。
【0014】次にセツトされた状態でピストン用軽合金
とする溶湯が、円筒状の主型40内に注入され、適宜方
向より加圧するようにしている。また、このときの溶湯
は、600kg/cm2 前後の圧力が加えられる。
【0015】鋳造終了の後は、まず最初に図3の状態か
ら中子型20のセンターコア21を上方向に抜いてや
り、センターコア21を抜き終わると、サイドコア22
及び23とピン42a及び42bを内側に押して寄せて
やり、サイドコア22及び23を上方向に抜くようにす
る。サイドコア22及び23が抜き終わると、ピン42
a及び42bは、各外側方向に抜き、メイン型41a及
び41bを取り除きピストン本体1が所望の構造を形成
するようになつている。
【0016】この方法を用いることにより、サイドコア
22及び23を型上方にて、内側に寄せる力が少なく済
み、且つ、上下2箇所で力を加えるため、型の変形も少
なく済み型の耐久性を向上することができる。また中子
型20のセンターコア21とサイドコア22及び23の
固定をピン42a及び42bによつて動かないように固
定されているので、中子型20の隙間に溶湯が入り込む
ことがなくなり、バリとなることを防止させ、且つ、型
が抜けなくなる恐れがなくなつたことは言うまでもな
い。
【0017】
【発明の効果】本発明では、中子型を3分割にしてや
り、且つ、ピンボス部上のアンダカツト部及びピン穴の
面取り部を形成させ、インローリブを配置させる構造に
することにより、ピストン本体は、軽量化ができ、スカ
ート部の剛性確保ができる。ピン穴は、真上に応力緩和
を図ることを可能とし、同時にコスト低減が可能とな
る。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によつて鋳造されたピストン断面図を示
す。
【図2】図1に示されたA−A線に沿う断面図を示す。
【図3】本発明の装置と図2に示された同一断面図を含
めた断面図を示す。
【符号の説明】
1・・・ピストン本体 6・・・スカート部 8・・・インローリブ 10・・・ピンボス 20・・・中子型 21・・・センターコア 22・・・サイドコア 23・・・サイドコア 24・・・アンダカツト 25・・・アンダカツト 26・・・面取り部 27・・・面取り部 30・・・底部 40・・・主型 41a・・・メイン部 41b・・・メイン部 42a・・・ピン部 42b・・・ピン部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神 谷 孝 則 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端にアンダカツト部が形成された2つ
    のサイドコア内にセンターコアが挿入された中子型と、
    該中子型の内側方向に移動可能な主型内に設けられた2
    つのピンとからなる金型からなり、 鋳造後、前記センターコアを前記サイドコア内から抜き
    取り前記サイドコアを内側に押し寄せると同時に前記ピ
    ンを中子型の内側方向に移動させた後、前記ピンを外側
    に移動させて製造する内燃機関用ピストンの製造方法。
  2. 【請求項2】 加圧鋳造された前記ピストンに形成され
    るピンボスが、中子型より肉抜きさせる構造としたこと
    を特徴とする請求項1記載の内燃機関用ピストンの製造
    方法。
  3. 【請求項3】 加圧鋳造された前記ピストンに形成され
    るスカート部が、中子型によりインローリブの設置をさ
    せる構造としたことを特徴とする請求項1記載の内燃機
    関用ピストンに製造方法。
  4. 【請求項4】 加圧鋳造された前記ピストンに形成され
    るピン穴の内面が、中子型により面取りをする構造とし
    たことを特徴とする請求項1記載の内燃機関用ピストン
    の製造方法。
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