JPS587078Y2 - 内燃機関用ピストン - Google Patents
内燃機関用ピストンInfo
- Publication number
- JPS587078Y2 JPS587078Y2 JP13737377U JP13737377U JPS587078Y2 JP S587078 Y2 JPS587078 Y2 JP S587078Y2 JP 13737377 U JP13737377 U JP 13737377U JP 13737377 U JP13737377 U JP 13737377U JP S587078 Y2 JPS587078 Y2 JP S587078Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- combustion engine
- internal combustion
- casting
- pressurized
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、内燃機関用ピストンに関するもので、特に該
ピストンのダイカスト鋳造法に関するものである。
ピストンのダイカスト鋳造法に関するものである。
現在量産に最も多く利用されているピストン製造法は金
型鋳造法であるが、この金型鋳造をダイカスト鋳造化す
ることにより生産性の向上を計った場合、通常のダイカ
ストに於いては引は巣等の内部欠陥が生ずるという問題
がある。
型鋳造法であるが、この金型鋳造をダイカスト鋳造化す
ることにより生産性の向上を計った場合、通常のダイカ
ストに於いては引は巣等の内部欠陥が生ずるという問題
がある。
この引は巣は最も高温で凝固の遅れる部分、すなわち最
も肉厚の大なる部分中央に発生するものである。
も肉厚の大なる部分中央に発生するものである。
本考案は、上記ピストンのダイカスト鋳造に於いて生ず
る問題を解決するためのもので、ダイカスト鋳造に於い
て、凝固前にピストンピン軸受となるピストンボスをパ
ンチにて加圧し、ピン孔を貫通する加圧パンチ穴を形成
した内燃機関用ピストンを提供することを目的とするも
のである。
る問題を解決するためのもので、ダイカスト鋳造に於い
て、凝固前にピストンピン軸受となるピストンボスをパ
ンチにて加圧し、ピン孔を貫通する加圧パンチ穴を形成
した内燃機関用ピストンを提供することを目的とするも
のである。
以下、本考案の一実施例について、添付図面に従って説
明する。
明する。
10は本考案のピストンを示し、該ピストン10のリン
グ地帯には、複数段の圧縮リング溝11.12と、該リ
ング溝11.12の下方のオイルリング溝13とが、夫
々形成されている。
グ地帯には、複数段の圧縮リング溝11.12と、該リ
ング溝11.12の下方のオイルリング溝13とが、夫
々形成されている。
圧縮リング溝11.12には図示しない圧縮リングが、
オイルリング溝13には図示しない油掻きリングが、夫
々嵌装されている。
オイルリング溝13には図示しない油掻きリングが、夫
々嵌装されている。
ピストン10の内部には、ピストンピン軸受となる1対
のピストンボス14,15が突出しており、該ピストン
ボス14,15にはピストンピン孔16゜17が夫々同
軸に形成されている。
のピストンボス14,15が突出しており、該ピストン
ボス14,15にはピストンピン孔16゜17が夫々同
軸に形成されている。
さてダイカスト鋳造は、鋳造機の金型を閉じて固定し、
鋳物が凝固した後に金型を開き鋳物を取り出す機構にな
っているが、凝固前にパンチにてピストンボス14,1
5の下端部14a、15aが加圧され加圧パンチ穴18
.19が形成されている。
鋳物が凝固した後に金型を開き鋳物を取り出す機構にな
っているが、凝固前にパンチにてピストンボス14,1
5の下端部14a、15aが加圧され加圧パンチ穴18
.19が形成されている。
該パンチ穴18.19は、前記ピン孔16゜17を貫通
し形成されるものである。
し形成されるものである。
以上詳述した様に本考案ピストンに於いては、ピストン
のダイカスト鋳造の凝固前にパンチにてピストンボス1
4,15の下端部14a、15aを加圧し、パンチ穴1
8.19を形成している。
のダイカスト鋳造の凝固前にパンチにてピストンボス1
4,15の下端部14a、15aを加圧し、パンチ穴1
8.19を形成している。
従って、ピストン全体として重量が軽量化されしかもピ
ストン往復時に於ける慣性も小さくなるので出力が増大
すること、また肉厚の犬なる部分に生じる引は巣等の内
部欠陥の発生を防ぎ鍛造と同等の強度が得られ品質が向
上すること、更にピストンピンの潤滑穴加工を鋳抜にで
きコストが低下すること等の実用上極めて優れた利点が
ある。
ストン往復時に於ける慣性も小さくなるので出力が増大
すること、また肉厚の犬なる部分に生じる引は巣等の内
部欠陥の発生を防ぎ鍛造と同等の強度が得られ品質が向
上すること、更にピストンピンの潤滑穴加工を鋳抜にで
きコストが低下すること等の実用上極めて優れた利点が
ある。
第1図は本考案ピストンの縦断面図、第2図は第1図に
於けるA視図である。 10・・・・・・ピストン、14,15・・・・・・ピ
ストンボス、14a、15a・・・・・・ピストンボス
の下端部、16.17・・・・・・ピストンピン孔、1
8 、19−−−−−−加圧パンチ穴。
於けるA視図である。 10・・・・・・ピストン、14,15・・・・・・ピ
ストンボス、14a、15a・・・・・・ピストンボス
の下端部、16.17・・・・・・ピストンピン孔、1
8 、19−−−−−−加圧パンチ穴。
Claims (1)
- ダイカスト鋳造に於いて、凝固前にピストンピン軸受と
なるピストンボスの下端部を、パンチにて加圧しピスト
ンピン孔を貫通する加圧パンチ穴を形成したことを特徴
とする燃機関用ピストン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13737377U JPS587078Y2 (ja) | 1977-10-13 | 1977-10-13 | 内燃機関用ピストン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13737377U JPS587078Y2 (ja) | 1977-10-13 | 1977-10-13 | 内燃機関用ピストン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5463811U JPS5463811U (ja) | 1979-05-07 |
JPS587078Y2 true JPS587078Y2 (ja) | 1983-02-07 |
Family
ID=29109500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13737377U Expired JPS587078Y2 (ja) | 1977-10-13 | 1977-10-13 | 内燃機関用ピストン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587078Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-10-13 JP JP13737377U patent/JPS587078Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5463811U (ja) | 1979-05-07 |
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