JPH058509Y2 - - Google Patents

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JPH058509Y2
JPH058509Y2 JP11674286U JP11674286U JPH058509Y2 JP H058509 Y2 JPH058509 Y2 JP H058509Y2 JP 11674286 U JP11674286 U JP 11674286U JP 11674286 U JP11674286 U JP 11674286U JP H058509 Y2 JPH058509 Y2 JP H058509Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動2輪車その他の車両の動力検査
装置に関する。
(従来の技術) 従来、車両の駆動輪により回転駆動される検査
ドラムの回転軸に渦電流式ダイナモメータを連結
して成ると共に、操作盤に検査スイツチと検査終
了スイツチとを設け、該検査開始スイツチに連動
して、該ダイナモメータに所定の励磁電流が通電
されるようにした動力検査装置は知られ、この場
合、該装置では、該検査終了スイツチに連動して
該励磁電流の該ダイナモメータへの通電が断たれ
るように構成すると共に、該回転軸にデイスクブ
レーキその他の機械式のブレーキ手段を設けて該
検査ドラムに制動力を与えるようにして、検査を
終了した車両が該検査ドラム上から出易いように
している。
尚、渦電流式ダイナモメータは、電磁石の作る
磁界を横切つて誘導子を回転させることにより渦
電流を生じさせ、この渦電流を熱損失に変換して
動力を吸収するものであり、電磁石への通電電流
即ち励磁電流をフイードバツク制御して、ダイナ
モメータの回転速度或いは制動トルクを一定に保
ち、動力検査を行う。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来の技術では、検査ドラムの回転軸
に機械式のブレーキ手段を設けるため装置が複雑
化し勝ちで、而も油圧配管等が必要となる問題が
ある。
本考案は、かかる問題点を解決した装置を提供
することをその目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、かかる目的を達成すべく、車両の駆
動輪により回転駆動される検査ドラムの回転軸に
渦電流式ダイナモメータを連結して成る動力検査
装置であつて、操作盤に検査開始スイツチと検査
終了スイツチとを設け、該検査開始スイツチに連
動して該ダイナモメータに所定の励磁電流が通電
されるようにしたものにおいて、該検査終了スイ
ツチに連動して該励磁電流より大きな励磁電流を
該ダイナモメータに通電して該検査ドラムに制動
力を与える制動手段を設けたことを特徴とする。
(作用) 制動手段により検査終了スイツチに連動してダ
イナモメータに車両の検査時の励磁電流より大き
な励磁電流が通電されるため、検査ドラムに該ダ
イナモメータを介してこれの動力吸収作用による
比較的大きな制動力が与えられる。
従つて、ダイナモメータの励磁電流による動力
吸収作用を利用しての検査ドラムの電気的な制動
であるため、上記した従来技術のような機械式の
ブレーキ手段が不要で而も油圧配管は不要であ
る。
(実施例) 図面は自動2輪車のブレーキ性能、スピードメ
ータ及び動力を検査するようにした検査用ベンチ
を示し、1は前輪検査台、2は後輪検査台であ
り、該前輪検査台1上に前輪Fを支承する1対の
第1第2ドラム3,4を設けると共に、該後輪検
査台2上に後輪たる駆動輪Rを支承する1対の第
1第2ドラム5,6と、該駆動輪Rの前後の上方
に出没自在な飛出し倒れ防止用ローラ7,7とを
設け、更に該前輪検査台1上の第1ドラム3と該
後輪検査台2上の第1ドラム5とを連動機構8を
介して連結して駆動輪Rを駆動したとき該両第1
ドラム3,5が共に回転されるようにした。
そして、上記前輪検査台1上の第1ドラム3の
回転軸9に速度測定機10を接続して自動2輪車
のスピードメータAの検査が行なえるようにし、
又第2ドラム4の回転軸11にクラツチ12を介
してトルク検出器13と駆動モータ14とを連結
すると共に、該検出器13に測定機15を接続し
て前輪ブレーキの性能検査が行なえるようにし、
又上記後輪検査台2上の第1ドラム5の回転軸1
6に渦電流式のダイナモメータ17を連結して自
動2輪車の動力検査が行なえるようにし、又第2
ドラム6の回転軸18にクラツチ19を介してト
ルク検出器20と駆動モータ21とを連結すると
共に、該検出器20に測定器22を接続して後輪
ブレーキの性能検査が行なえるようにした。
又、検査ベンチの適所に操作盤23を配置し、
該操作盤23に検査開始スイツチ24と検査終了
スイツチ25とを設け、該検査開始スイツチに連
動して前記飛出し倒れ防止用ローラ7,7が突出
すると共に、上記ダイナモメータ17に所定の励
磁電流が通電されるようにし、又該検査終了スイ
ツチ25に連動して該両ローラ7,7が没入する
ようにした。
更に詳述するに図示のものでは、第2図に示す
如く信号線26からの低速走行や走行抵抗の所定
の電圧信号と、ピツクアツプ27やロードセル2
8を介して上記ダイナモメータ17からの速度や
トルクのフイードバツク電圧信号とを入力する演
算アンプ29と、該演算アンプ29からの出力に
応じた制御電流を励磁電流回路302入力する電
流アンプ32とを設けた。励磁電流回路30はサ
イリスタ30aとチユーロン回路等のゲート位相
制御回路30bとで構成されており、電流アンプ
32から出力される制御電流をゲート位相制御回
路30bに入力し、サイリスタ30aのゲートに
入力するゲートパルスの位相を制御電流に応じて
制御して、サイリスタ30aから電線31を介し
てダイナモメータ17の電磁石に給電される励磁
電流が電流アンプ32から出力される制御電流に
応じて可変されるようにした。前記演算アンプ2
9の入力側には2連スイツチ39が設けられてお
り、該スイツチ39を実線示の状態にして検査開
始スイツチ24をオンすれば、演算アンプ29に
信号線26から速度設定用の抵抗器40を介して
所定の電圧信号が入力されると共に、パルスピツ
クアツプ27からコンバータ33を介してダイナ
モメータ17の回転速度を示すフイードバツク電
圧信号が入力され、ダイナモメータ17に通電さ
れる励磁電流が速度に応じてフイードバツク制御
されて、ダイナモメータ17の回転速度が一定に
保たれ、また、前記スイツチ39を鎖線示の状態
にすれば、演算アンプ29に信号線26から走行
抵抗設定用の抵抗器41を介して所定の電圧信号
が入力されると共に、ロードセル28からストレ
ーンアンプ34を介して走行抵抗たるダイナモメ
ータ17の制動トルクを示すフイードバツク電圧
信号が入力され、走行抵抗が一定に保たれるよう
にダイナモメータ17に通電される励磁電流がフ
イードバツク制御される。
ここで、上記検査終了スイツチ25に連動して
自動2輪車の検査時の上記励磁電流より大きな励
磁電流をダイナモメータ17に通電して検査ドラ
ム即ち第1ドラム5に制動力を与える制動手段3
5を設けた。
これを詳述するに図示のもので該制動手段35
は上記演算アンプ29の出力端子と電流アンプ3
2の入力端子とを結ぶ回路に介設したリレースイ
ツチ36と、該リレースイツチ36の一方の入力
接点Aに接続する信号線37に介設した可変抵抗
器38とで構成され、該リレースイツチ36の他
方の入力接点Bに該演算アンプ29と、該リレー
スイツチ36の出力端子Cに該電流アンプ32と
を各接続し、該検査終了スイツチ25のオン操作
に連動して該リレースイツチ36が該入力接点A
側即ち該信号線37と該電流アンプ32とが接続
される側に切換わり、前記検査開始スイツチ24
のオン操作で該演算アンプ29に入力される電圧
信号よりハイレベルな電圧信号が該信号線37か
ら該電流アンプ32に入力されるようにし、又該
検査開始スイツチ24のオン操作に連動して該リ
レースイツチ36が入力接点B側即ち該演算アン
プ29と該電流アンプ32とが接続される側に切
換わるようにした。
尚、検査開始スイツチ24と検査終了スイツチ
25とは夫々一方をオン操作したときに他方がオ
フ状態に復帰されるものとする。
次いで実施例の作用を説明するに、先ず自動2
輪車を検査ベンチに移動して、前輪Fを前輪検査
台1上の第1第2ドラム3,4と、駆動輪Rを後
輪検査台2上の第1第2ドラム5,6とに各載置
し、次いで検査開始スイツチ24をオン操作する
もので、これによれば飛出し倒れ防止用ローラ
7,7が突出されて自動2輪車が定位置にセツト
された状態となると共に、リレースイツチ36が
入力接点B側(第2図で実線示の状態)に切換わ
り、更に信号線26から所定の電圧信号が演算ア
ンプ29に入力される。
次いで自動2輪車のエンジンを起動し変速機を
操作して駆動輪Rを回転させてエンジンの出力測
定やトルク測定を行なうとともに、後輪検査台2
の第1ドラム5に連動して回転する前輪検査台1
の第1ドラム3の回転で表示される速度を速度測
定器10で測定し、その値を自動2輪車のスピー
トメータAの読みと比較してスピードメータAの
検査を行なう。
このとき、演算アンプ29でこれに入力される
上記所定の電圧信号とダイナモメータ17からの
フイードバツク電圧信号とを比較し、該演算アン
プ29から出力された電圧信号により電流アンプ
32から所定の制御電流がゲート位相制御回路3
0bに入力され、ダイナモメータ17の回転速度
或いは制動トルクが一定になるようにダイナモメ
ータ17の電磁石に通電される励磁電流が上記の
如くフイードバツク制御される。
又、前輪ブレーキの検査を行なう場合は、エン
ジンを停止し、前輪検査台1上の第2ドラム4の
クラツチ12を接続し駆動モータ14を起動し、
前輪ブレーキを作動してトルク検出器13によつ
て制動力を検出しその値を測定器15により読取
る。
又後輪ブレーキの検査を行なう場合は、自動2
輪車の変速機を中立にして、後輪検査台2上の第
2ドラム6のクラツチ19を接続し駆動モータ2
1を起動し、後輪ブレーキを作動してトルク検出
器20によつて制動力を検出してその値を測定器
22により読取る。
その後、検査終了スイツチ25をオン操作する
もので、これによれば飛出し倒れ防止用ローラ
7,7が投入されると共に、リレースイツチ36
が入力接点A側(第2図で鎖線示の状態)に切換
わり、更に信号線37から自動2輪車の検査時の
上記した電圧信号よりハイレベルの電圧信号が電
流アンプ32に入力され、電流アンプ32から自
動2輪車の検査時に出力された制御電流より大き
な制御電流が出力されて、励磁電流回路30から
ダイナモメータ17の電磁石に上記した所定の励
磁電流より大きな励磁電流が給電される。
従つて、ダイナモメータ17の電磁石によつて
作られる磁界の強さが増加して、発生する渦電流
も大きくなり、ダイナモメータ17の動力吸収作
用が強められて第1ドラム5が制動される。
(考案の効果) このように本考案によるときは、ダイナモメー
タの動力吸収作用を利用しての検査ドラムの電気
的な制動であるため、上記した従来技術のような
機械式のブレーキ手段が不要で而も油圧配管が不
要なことから装置が簡素で比較的安価に得られ、
又検査終了スイツチに連動して自動的に検査ドラ
ムに制動力が与えられるため、操作性が良く検査
作業能率が向上する効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の1例の一部截断側面図、
第2図は回路図である。 5……第1ドラム(検査ドラム)、16……回
転軸、17……ダイナモメータ、23……操作
盤、24……検査開始スイツチ、25……検査終
了スイツチ、35……制動手段、R……駆動輪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両の駆動輪により回転駆動される検査ドラム
    の回転軸に渦電流式ダイナモメータを連結して成
    る動力検査装置であつて、操作盤に検査開始スイ
    ツチと検査終了スイツチとを設け、該検査開始ス
    イツチに連動して該ダイナモメータに所定の励磁
    電流が通電されるようにしたものにおいて、該検
    査終了スイツチに連動して該励磁電流より大きな
    励磁電流を該ダイナモメータに通電して該検査ド
    ラムに制動力を与える制動手段を設けたことを特
    徴とする動力検査装置。
JP11674286U 1986-07-31 1986-07-31 Expired - Lifetime JPH058509Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11674286U JPH058509Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11674286U JPH058509Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6323633U JPS6323633U (ja) 1988-02-16
JPH058509Y2 true JPH058509Y2 (ja) 1993-03-03

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JP11674286U Expired - Lifetime JPH058509Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

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JPS6323633U (ja) 1988-02-16

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