JP6310828B2 - 自動車試験装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シャシーダイナモメータを用いた二輪駆動自動車の試験装置に関するものである。
シャシーダイナモメータを用いた二輪駆動自動車の試験装置としては、二輪駆動自動車の駆動輪が載せ置かれる当該駆動輪に対して路面を模擬するローラと、前記ローラを駆動するモータとを備え、二輪駆動自動車の従動輪を静止させたまま、モータでローラを駆動し二輪駆動自動車の試験を行う二輪駆動自動車用のシャシーダイナモメータが知られている(たとえば、特許文献1)
また、自動車の試験装置としては、車輪のハブにタイヤのホイールに代えて連結される軸受部と、軸受部の外周側に軸受部と同軸に設けられた、軸受部の外周面をベアリングを介して支持するタイヤ装着部と、タイヤ装着部の外周面上に装着されたタイヤと、軸受部にトルクを加えるダイナモメータとを備えた試験装置も知られている(たとえば、特許文献2)。
特開2013-185958号公報 特開2010-121988号公報
二輪駆動自動車としては、ABS等の電子制御ブレーキシステムや車両安定制御システムなどとして、駆動輪と従動輪の双方が回転していることを前提とする自動制御を行う自動制御システムが組み込まれているものがある。
そして、このような自動制御システムが組み込まれた二輪駆動自動車の試験は、上述した二輪駆動自動車用のシャシーダイナモメータを用いて従動輪を静止させたまま駆動輪のみを回転させる形態では、自動車の自動制御システムを実走行時と同様に動作させることができないために、適正に行うことができない。
そこで、本発明は、二輪駆動自動車用のシャシーダイナモメータを用いて、駆動輪と従動輪の双方が回転していることを前提とする自動制御を行う自動制御システムが組み込まれている二輪駆動自動車の試験を行えるようにすることを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、自動車の試験を行う自動車試験装置に、自動車の前輪と後輪のうちの実走行時に常時駆動される車輪を第1の車輪、他方の車輪を第2の車輪として、前記第1の車輪が載置されるローラと、当該ローラに接続したモータと、前記ローラの回転速度を計測する回転計とを備えたシャシーダイナモメータと、車軸駆動装置と、制御装置とを備えたものである。ただし、前記車軸駆動装置は、前記自動車の第2の車輪用のハブに連結されたハブ取付部材と、前記ハブ取付部材を回転駆動する車軸駆動モータと、前記ハブ取付部材の外周面を回動可能に支持するタイヤ装着部と、前記タイヤ装着部の外周面上に装着されたタイヤとを備えている。また、前記制御装置は、前記回転計が計測しているローラの回転速度に応じて、前記ローラの外周面の周速度と、前記自動車の実走行時に前記第2の車輪に用いられるタイヤである実タイヤが前記車軸駆動モータの回転速度で回転していると想定した場合の前記実タイヤの外周面の周速度との差が、所定の目標値となるように、前記車軸駆動モータの回転速度を制御するものである。
ここで、このような自動車試験装置において、前記自動車は二輪駆動の自動車であってよく、この場合、前記第1の車輪は前記自動車の駆動輪であり、前記第2の車輪は前記自動車の従動輪となる。
また、前記自動車は二輪駆動の自動車である場合、前記制御装置は、前記回転計が計測しているローラの回転速度に応じて、前記ローラの外周面の周速度と、前記実タイヤが前記車軸駆動モータの回転速度で回転していると想定した場合の前記実タイヤの外周面の周速度とが一致するように、前記車軸駆動モータの回転速度を制御するようにしてもよい。
また、以上の自動車試験装置は、前記車軸駆動装置に、前記タイヤ装着部を前記ハブ取付部材に選択的に固定するキー部材を備え、前記車軸駆動モータが、前記キー部材で前記タイヤ装着部を前記ハブ取付部材に固定した状態で、前記タイヤを回転させて前記自動車を走行させる動力源として機能するようにしてもよい。
以上のような自動車試験装置によれば、二輪駆動自動車の試験を行うときには、シャシーダイナモメータのローラ上で駆動輪を回転させながら、車軸駆動装置で、当該駆動輪の回転速度に応じた回転速度で従動輪のハブ、車軸を回転させることができる。
よって、二輪駆動自動車用のシャシーダイナモメータを用いて、駆動輪と従動輪の双方が回転していることを前提とする自動制御を行う自動制御システムが組み込まれている二輪駆動自動車の試験を行えるようになる。
また、二輪駆動自動車用のシャシーダイナモメータを備えた既存の二輪駆動自動車用の自動車試験装置に、車軸駆動装置を付加するだけで、本発明の自動車試験装置を構成できるので、本発明の自動車試験装置を実現するための設備の改造/導入の負担は、自動車試験装置を四輪駆動自動車用のシャシーダイナモメータを備えた自動車試験装置に改造する場合等に比べ極めて小さい。
以上のように、本発明によれば、二輪駆動自動車用のシャシーダイナモメータを用いて、駆動輪と従動輪の双方が回転していることを前提とする自動制御を行う自動制御システムが組み込まれている二輪駆動自動車の試験を行えるようになる。
本発明の実施形態に係る自動車試験装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る車軸駆動装置を示す図である。 本発明の実施形態に係る拘束装置を示す図である。 本発明の実施形態に係る制御装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る車軸駆動装置の他の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係る二輪駆動自動車用の自動車試験装置の構成を示す。
ここで、図中に示したように前後上下左右方向を定めるものとして、図1aは自動車試験装置を上方より見たようすを、図1bは自動車試験装置を左右方向から見たようすを模式的に表したものである。
図示するように、この自動車試験装置は、二輪駆動自動車用のシャシーダイナモメータ2を用いた試験装置であり、シャシーダイナモメータ2は、試験車両10の走行面となる駆体1の床面下に配置されている。
ここで、図1cの、シャシーダイナモメータ2を前後方向から見た模式図で示したように、シャシーダイナモメータ2は一軸のシャシーダイナモメータであり、駆体1上面に設けた開口に、天頂部が露出するように配置された左右一対のローラ21と、各ローラ21の回転軸にシャフトが連結されたモータ22とを備えている。また、図示を省略したが、シャシーダイナモメータ2は、ローラ21に加わるトルクを計測するトルク計と、ローラ21の回転速度を計測するローラ回転計とを備えている。
次に、自動車試験装置は、二輪駆動自動車である試験車両10の各駆動輪(図では後輪)のタイヤ11をシャシーダイナモメータ2のローラ21の天頂部に載置した状態で、試験車両10を試験車両10に連結した拘束ベルト31を巻き取って固定する固定装置3と、試験車両10の各従動輪(図では前輪)の車軸端に設けられているタイヤホイール装着用のハブに連結された車軸駆動装置4と、車軸駆動装置4を駆体1上に固定する拘束装置5と、シャシーダイナモメータ2と車軸駆動装置4を制御する制御装置6とを備えている。
以下、各従動輪のハブに連結される車軸駆動装置4の詳細について説明する。
図2aに車軸駆動装置4の前後方向から見た外観を示し、図2bに車軸駆動装置4の前後方向から見た内部構造を模式的に示す。車軸駆動装置4は、試験車両10の従動輪の車軸AXの先端に固定されているハブHUに連結固定されるハブ取付部材41、車軸駆動モータ42、車軸駆動モータ42とハブ取付部材41とを連結する等速ジョイント43、ベアリング44、ハブ取付部材41の外周側にハブ取付部材41と同軸に設けたタイヤ装着部45、タイヤ装着部45の外周面に装着されたタイヤ46、キー部材47を備えている。ここで、ハブ取付部材41は、ハブHUに設けられているタイヤホイール固定用のボルトを利用して、ハブHUに固定される。また、図示を省略したが、車軸駆動モータ42には、車軸駆動モータ42の回転速度を計測するモータ回転計が設けられている
ここで、図2cに、車軸駆動装置4の車軸駆動モータ42を除く部分の部分断面図を、図2dに車軸駆動装置4の車軸駆動モータ42と等速ジョイント43とを除いた部分の部分断面図を示す。
図2b-dに示すように、ベアリング44はタイヤ装着部45の内周面とハブ取付部材41の外周面の間に設けられており、タイヤ46が装着されたタイヤ装着部45は、ベアリング44を介してハブ取付部材41を回動可能に支持する。したがって、ハブHU及びハブ取付部材41が回転してもタイヤ装着部45及びタイヤ46は回転しない。
ただし、キー部材47は、ハブ取付部材41とタイヤ装着部45とを選択的に連結して固定するために設けられており、キー部材47により、ハブ取付部材41とタイヤ装着部45とを固定した場合には、ハブHU及びハブ取付部材41とタイヤ装着部45及びタイヤ46とを連動して回転させることができる。
また、タイヤ装着部45は装着したタイヤ46の位置が、ハブHUの周面の外周側の、試験車両のハブUに従動輪のタイヤホイール及びタイヤを実際に取り付けた場合の当該タイヤの位置と同じ位置となる形状を有している。なお、車軸駆動装置4のタイヤ46としては、試験車両の従動輪のタイヤとして標準的に用いられるタイヤと同型のタイヤを用いることが好ましい。
次に、自動車試験装置の車軸駆動装置4を駆体1上に固定する拘束装置5について説明する。
図3に示すように、拘束装置5は、車軸駆動装置4のタイヤ46に掛け回したベルト51に張力を加えてタイヤ46を駆体1に固定する装置である。なお、図3では、拘束装置5のタイヤ46の拘束の機構が明らかに表れるように、車軸駆動装置4のタイヤ46を除く部分を省略して示したが、拘束装置5は、従動輪のハブHUに車軸駆動装置4を連結した状態において、車軸駆動装置4のタイヤ46をベルト51で拘束するものである。
次に、図4で自動車試験装置の制御装置6の構成を示す。
図示するように、制御装置6は、ダイナモメータ制御部61と、車軸駆動制御部62を備えている。
また、車軸駆動制御部62は、シャシーダイナモメータ2のローラ回転計24が計測したローラ21の回転速度とローラ21の半径とよりローラ21の周面の周速度を算出するローラ周速度算出部621、車軸駆動装置4のモータ回転計48が計測した車軸駆動モータ42の回転速度と、試験車両10の従動輪に標準的に用いられるタイヤである実タイヤの半径とより、車軸駆動モータ42の回転速度で実タイヤが回転していると想定した場合の実タイヤ周面の周速度を算出する従動輪周速度算出部622、ローラ21の周面の周速度に対する従動輪実タイヤの周面の周速度の差分を従動輪周速度差として算出する第1減算器623、予め設定されたルールに従って定まる目標周速度差を出力する目標周速度差出力部624、目標周速度差に対する従動輪周速度差を偏差として算出する第2減算器625、偏差が零となるように車軸駆動装置4の車軸駆動モータ42に流れる電流を制御する電流制御部626とを備えている。
以下、このような自動車試験装置の試験車両10の試験動作について説明する。
自動車試験装置を用いた試験は、図1に示したように、二輪駆動自動車である試験車両10の各駆動輪(図では後輪)のタイヤ11をシャシーダイナモメータ2のローラ21の天頂部に載置した状態で、固定装置3で試験車両10を固定し、従動輪のハブHUに車軸駆動装置4を連結し、車軸駆動装置4のタイヤ46を拘束装置5で拘束して行う。また、自動車試験装置を用いた試験は、車軸駆動装置4のキー部材47によってハブ取付部材41とタイヤ装着部45とを固定せずに、ハブ取付部材41がタイヤ装着部45に対して回転可能な状態で行う。
また、試験実行中、制御装置6のダイナモメータ制御部61は、トルク計23が計測したトルクを参照しつつ、シャシーダイナモメータ2のモータ22の発生トルクを制御して、試験車両10の駆動輪のタイヤ11に、シャシーダイナモメータ2のローラ回転計24が計測したローラ21の回転速度等に応じたトルクを負荷としてローラ21を介して与える処理などの、所定のシャシーダイナモメータ2の制御処理を行う。
一方、試験実行中、制御装置6の車軸駆動制御部62は、各部の上述の動作により、シャシーダイナモメータ2のローラ回転計24が計測したローラ21の回転速度に応じて、ローラ21の周面の周速度に対する、車軸駆動モータ42の回転速度で従動輪実タイヤが回転していると想定した場合の従動輪実タイヤの周面の周速度が目標周速度差になるように車軸駆動装置4の車軸駆動モータ42を制御する。なお、上述のように、車軸駆動装置4の車軸駆動モータ42が回転しても、車軸駆動装置4のタイヤ46は回転しない。
ここで、一般的な試験においては、ダイナモメータ制御部61は、試験車両10の駆動輪のタイヤ11の回転が伝達されたローラ21の周速度に対して定まる路面抵抗を、ローラ21から駆動輪のタイヤ11に付加するように、モータ22を制御する。
また、一般的な試験においては、車軸駆動制御部62は、目標周速度差出力部624が出力する目標周速度差を零に設定することにより、車軸駆動モータ42の回転速度で従動輪の実タイヤが回転していると想定した場合の当該実タイヤの周速度が、ローラ21の周速度と同じ周速度となるように車軸駆動モータ42を制御する。なお、試験車両10の駆動輪のタイヤ11と、試験車両10の従動輪の実タイヤとがタイヤ径または周長が等しいものである場合、目標周速度差を零とした制御によって、試験車両10の駆動輪の車軸の回転速度と従動輪の車軸の回転速度とは等しくなる。
このように、目標周速度差出力部624が出力する目標周速度差を零とした制御を行うことにより、試験中、ローラ21とタイヤの滑りが発生していない状況で、試験車両10が駆動輪の回転速度相当の走行速度で実走行しているときの従動輪の回転を、従動輪のハブHUを介して試験車両10に対して模擬することができる。
よって、試験車両10が、駆動輪と従動輪の双方が回転していることを前提とする自動制御を行う自動制御システムが組み込まれている二輪駆動自動車であっても、その自動制御を正常に動作させて、その試験を適性に行うことができる。
一方、目標周速度差を零としない制御を行えば、タイヤに路面に対する滑りが発生し、前輪と後輪に回転速度差が生じた状況で、試験車両10が実走行しているときの従動輪の回転を、従動輪のハブを介して試験車両10に対して模擬することができ、当該滑りが発生した状況についての試験車両10の試験を行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明した。
ところで、以上のような自動車試験装置において用いる車軸駆動装置4は、図5に示すように、等速ジョイント43を無くして、車軸駆動モータ42をハブ取付部材41に直接連結したものとしてもよい。
また、この場合には、車軸駆動装置4を車試験車両10の従動輪のハブHUに連結した状態のまま、試験車両10を、車軸駆動装置4を用いて、待機位置から、駆体1ローラ21上に駆動輪のタイヤ11が配置される試験実施位置まで走行させた上で、その試験を開始するようにしてもよい。
ここで、車軸駆動装置4を用いた試験車両10の走行は、上述のキー部材47を用いて車軸駆動装置4のハブ取付部材41とタイヤ装着部45とを固定し、自動車のエンジンは停止したまま、車軸駆動モータ42でハブ取付部材41を回転駆動して、タイヤ46を回転させることにより行う。
このようにすることにより、待機位置から試験実施位置まで試験車両10を自走させた場合に比べ、コールドスタートを条件とする試験を速やかに開始することができるようになる。
また、以上の実施形態は、後輪駆動の自動車を試験車両10として試験を行う場合について説明したが、本実施形態は前輪駆動の自動車を試験車両10として試験を行う場合についても同様に適用することができる。すなわち、この場合には、試験車両10の前輪をローラ21上に位置づけ、後輪のハブHUに車軸駆動装置4を連結して試験を行うようにすればよい。
また、本実施形態の自動車試験装置は、通常は二輪駆動で走行し滑りなどが生じたときのみ四輪を駆動するパートタイム四輪駆動の自動車の試験にも適用することができる。すなわち、この場合には、走行時に常時駆動される二輪を駆動輪、残りの車輪を従動輪と見なして本実施形態を適用すればよい。
また、本実施形態の自動車試験装置は、四輪駆動自動車の試験にも適用することもできる。すなわち、この場合には、四輪駆動自動車の前輪と後輪の一方の車輪をローラ21上に載せ置き、他方の車輪のハブに車軸駆動装置4を連結して、車軸駆動装置4から他方の車輪のハブに所望のトルクを加える制御を行えばよい。
1…駆体、2…シャシーダイナモメータ、3…固定装置、4…車軸駆動装置、5…拘束装置、6…制御装置、10…試験車両、11…駆動輪のタイヤ、21…ローラ、22…モータ、23…トルク計、24…ローラ回転計、31…拘束ベルト、41…ハブ取付部材、42…車軸駆動モータ、43…等速ジョイント、44…ベアリング、45…タイヤ装着部、46…タイヤ、47…キー部材、48…モータ回転計、51…ベルト、61…ダイナモメータ制御部、62…車軸駆動制御部、621…ローラ周速度算出部、622…従動輪周速度算出部、623…第1減算器、624…目標周速度差出力部、625…第2減算器、626…電流制御部。

Claims (4)

  1. 自動車の試験を行う自動車試験装置であって、
    自動車の前輪と後輪のうちの実走行時に常時駆動される車輪を第1の車輪、他方の車輪を第2の車輪として、前記第1の車輪が載置されるローラと、当該ローラに接続したモータと、前記ローラの回転速度を計測する回転計とを備えたシャシーダイナモメータと、
    車軸駆動装置と、
    制御装置とを備え、
    前記車軸駆動装置は、前記自動車の第2の車輪用のハブに連結されたハブ取付部材と、前記ハブ取付部材を回転駆動する車軸駆動モータと、前記ハブ取付部材の外周面を回動可能に支持するタイヤ装着部と、前記タイヤ装着部の外周面上に装着されたタイヤとを備え、
    前記制御装置は、前記回転計が計測しているローラの回転速度に応じて、前記ローラの外周面の周速度と、前記自動車の実走行時に前記第2の車輪に用いられるタイヤである実タイヤが前記車軸駆動モータの回転速度で回転していると想定した場合の前記実タイヤの外周面の周速度との差が、所定の目標値となるように、前記車軸駆動モータの回転速度を制御することを特徴とする自動車試験装置。
  2. 請求項1記載の自動車試験装置であって、
    前記自動車は二輪駆動の自動車であり、
    前記第1の車輪は前記自動車の駆動輪であり、
    前記第2の車輪は前記自動車の従動輪であることを特徴とする自動車試験装置。
  3. 請求項2記載の自動車試験装置であって、
    前記制御装置は、前記回転計が計測しているローラの回転速度に応じて、前記ローラの外周面の周速度と、前記実タイヤが前記車軸駆動モータの回転速度で回転していると想定した場合の前記実タイヤの外周面の周速度とが一致するように、前記車軸駆動モータの回転速度を制御することを特徴とする自動車試験装置。
  4. 請求項2または3記載の自動車試験装置であって、
    前記車軸駆動装置は、前記タイヤ装着部を前記ハブ取付部材に選択的に固定するキー部材を備え、
    前記車軸駆動モータは、前記キー部材で前記タイヤ装着部を前記ハブ取付部材に固定した状態で、前記タイヤを回転させて前記自動車を走行させる動力源として機能することを特徴とする自動車試験装置。
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