JP2009287951A - 慣性負荷制御方法及び装置、並びに車両走行検査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】慣性負荷の制御を、構成上、準備作業上、低コストにて実現できる慣性負荷制御装置、これを用いた車両走行検査装置を提供する。
【解決手段】左右の駆動輪3a,3bが各別に当接する左右各一対の第1,第2ドラム4,5上で4輪車両2を擬似的に走行させ、同車両2の走行検査を可能とするドラムテスタ1において、第1,第2ドラム4,5を一体に回転させるドラム連結手段14を設け、いずれか1つのドラム4又は5への回転力が他のドラム5又は4に伝わる構成とした。また、いずれか1つのドラム4又は5に回転力を伝達する慣性負荷付与モータ20及び同モータ20の回転を制御する制御装置本体19を設けた。1つのモータ20及び1つの制御装置本体19によって上記車両2(左右の駆動輪3a,3b)に付与する慣性負荷の制御を可能とし、装置構成上、及び慣性負荷制御、車両走行検査における準備作業上のコスト低減を可能とした。
【選択図】図1
【解決手段】左右の駆動輪3a,3bが各別に当接する左右各一対の第1,第2ドラム4,5上で4輪車両2を擬似的に走行させ、同車両2の走行検査を可能とするドラムテスタ1において、第1,第2ドラム4,5を一体に回転させるドラム連結手段14を設け、いずれか1つのドラム4又は5への回転力が他のドラム5又は4に伝わる構成とした。また、いずれか1つのドラム4又は5に回転力を伝達する慣性負荷付与モータ20及び同モータ20の回転を制御する制御装置本体19を設けた。1つのモータ20及び1つの制御装置本体19によって上記車両2(左右の駆動輪3a,3b)に付与する慣性負荷の制御を可能とし、装置構成上、及び慣性負荷制御、車両走行検査における準備作業上のコスト低減を可能とした。
【選択図】図1
Description
本発明は、4輪車両を擬似的に走行させて同車両の走行検査を可能とするドラムテスタにおいて、同車両に付与する慣性負荷を制御する慣性負荷制御方法及び装置、並びに同装置を用いた車両走行検査装置に関するものである。
従来、この種の装置の関連技術として特許文献1に記載のものがあった。
これは、車両に走行負荷を与える負荷モータを車両の駆動輪に直結し、接輪ローラ(ドラム)に直結された補償モータの出力を駆動輪の速度に基づいて制御して接輪ローラの慣性力を相殺し、接輪ローラで車両の重量を支持しつつ、駆動輪に対する接輪ローラの慣性力の影響を減少させるというものである。
これは、車両に走行負荷を与える負荷モータを車両の駆動輪に直結し、接輪ローラ(ドラム)に直結された補償モータの出力を駆動輪の速度に基づいて制御して接輪ローラの慣性力を相殺し、接輪ローラで車両の重量を支持しつつ、駆動輪に対する接輪ローラの慣性力の影響を減少させるというものである。
上記従来技術によれば、接輪ローラの慣性力の影響を排除した、応答性の高い擬似的負荷を車両に与えることができるという利点を有する。しかし、これを車両に付与する慣性負荷の制御に応用した場合において、上記負荷モータ、補償モータ及びそれらの制御部は各駆動輪について付設する必要から、構成や準備作業が複雑化し、構成上、作業上のコストを上昇させた。
本発明は、4輪車両を擬似的に走行させ、その4輪車両の走行検査を可能とするドラムテスタにおいて、構成上、準備作業上、低コストにて、慣性負荷の制御が可能な慣性負荷制御方法及び装置、並びに車両走行検査装置を提供することを課題とする。
上記課題は、慣性負荷制御方法及び装置、並びに車両走行検査装置を下記各態様の構成とすることによって解決される。
各態様は、請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくまでも本発明の理解を容易にするためであり、本明細書に記載の技術的特徴及びそれらの組合わせが以下の各項に記載のものに限定されると解釈されるべきではない。また、1つの項に複数の事項が記載されている場合、それら複数の事項を常に一緒に採用しなければならないわけではなく、一部の事項のみを取り出して採用することも可能である。
各態様は、請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくまでも本発明の理解を容易にするためであり、本明細書に記載の技術的特徴及びそれらの組合わせが以下の各項に記載のものに限定されると解釈されるべきではない。また、1つの項に複数の事項が記載されている場合、それら複数の事項を常に一緒に採用しなければならないわけではなく、一部の事項のみを取り出して採用することも可能である。
以下の各項のうち、(1)項が請求項1に、(2)項が請求項2に、(4)項が請求項3に、各々対応する。(3)項及び(5)項は請求項に係る発明ではない。
(1) 4輪車両の前側又は後側の左右の駆動輪が各別に各外周面に当接され、該駆動輪の回転により回転する左右各一対の第1ドラム及び第2ドラム上で前記4輪車両を擬似的に走行させて、該4輪車両の走行検査を可能とするドラムテスタにおける慣性負荷制御方法において、前記第1ドラム及び第2ドラムを一体に回転させるドラム連結手段を設け、前記第1ドラム及び第2ドラム中のいずれか1つのドラムに回転力を伝達する回転駆動源の回転を制御することにより、前記4輪車両に付与する慣性負荷を制御することを特徴とする慣性負荷制御方法。
慣性負荷とは車両にかかる負荷を指し、慣性重量とも表現される。付与する慣性負荷によって、定置(平地)走行中において上り坂走行や下り坂走行を模擬できる。
ドラムに伝達する回転力の制御は、回転駆動源の回転制御、基本的には回転トルク制御によって行われる。
回転駆動源としては一般に電動モータが使用されるが、その他のモータであってもよい。また、回転制御が可能であればモータ以外の回転駆動源であってもよい。
(2) 4輪車両の前側又は後側の左右の駆動輪が各別に各外周面に当接され、該駆動輪の回転により回転する左右各一対の第1ドラム及び第2ドラム上で前記4輪車両を擬似的に走行させて、該4輪車両の走行検査を可能とするドラムテスタにおける慣性負荷制御装置において、前記第1ドラム及び第2ドラムを一体に回転させるドラム連結手段と、前記第1ドラム及び第2ドラム中のいずれか1つのドラムに回転力を伝達する回転駆動源と、該回転駆動源の回転を制御することにより、前記4輪車両に付与する慣性負荷を制御する制御装置本体とを具備することを特徴とする慣性負荷制御装置。
慣性負荷、ドラムに伝達する回転力の制御及び回転駆動源等につき、(1)項と同様である。
(3) 前記制御装置本体は、前記いずれか1つのドラムの回転速度と、各外周面が前記4輪車両の後側又は前側の左右各側の車輪に各別に当接され、前記第1ドラム又は第2ドラムと一体に回転する、前記ドラムテスタの左右一対の第3ドラムの回転速度とに基づいて前記回転駆動源の回転を制御して、前記第1ドラム、第2ドラム及び第3ドラム上で擬似的に走行する前記4輪車両に付与する慣性負荷を制御することを特徴とする(2)項に記載の慣性負荷制御装置。
4輪車両の後側又は前側とは、左右各一対の第1ドラム及び第2ドラムに当接する側(4輪車両の前側又は後側)と反対側を指す。したがって、第1ドラム及び第2ドラムがドラムテスタの前側(又は後側)のドラムである場合には、第3ドラムは同ドラムテスタの後側(又は前側)のドラムとなる。
本項に記載の発明によれば、第1〜第3ドラム上で擬似的に走行する4輪車両に対して、より高精度に慣性負荷の制御を可能にする。
(4) (2)項又は(3)項に記載の慣性負荷制御装置によって4輪車両に付与する慣性負荷を制御しつつドラムテスタ上で前記4輪車両を擬似的に走行させ、該4輪車両の走行検査を行うことを特徴とする車両走行検査装置。
(5) 前記慣性負荷は予め定めたパターンに従って制御されることを特徴とする請求項(4)に記載の車両走行検査装置。
本項に記載の発明によれば、(4)項に記載の発明と同様の効果を発揮できる。加えて、一連の走行検査において様々な慣性負荷を付与することができ、1回の走行で広範な検査が可能となる。
慣性負荷とは車両にかかる負荷を指し、慣性重量とも表現される。付与する慣性負荷によって、定置(平地)走行中において上り坂走行や下り坂走行を模擬できる。
ドラムに伝達する回転力の制御は、回転駆動源の回転制御、基本的には回転トルク制御によって行われる。
回転駆動源としては一般に電動モータが使用されるが、その他のモータであってもよい。また、回転制御が可能であればモータ以外の回転駆動源であってもよい。
(2) 4輪車両の前側又は後側の左右の駆動輪が各別に各外周面に当接され、該駆動輪の回転により回転する左右各一対の第1ドラム及び第2ドラム上で前記4輪車両を擬似的に走行させて、該4輪車両の走行検査を可能とするドラムテスタにおける慣性負荷制御装置において、前記第1ドラム及び第2ドラムを一体に回転させるドラム連結手段と、前記第1ドラム及び第2ドラム中のいずれか1つのドラムに回転力を伝達する回転駆動源と、該回転駆動源の回転を制御することにより、前記4輪車両に付与する慣性負荷を制御する制御装置本体とを具備することを特徴とする慣性負荷制御装置。
慣性負荷、ドラムに伝達する回転力の制御及び回転駆動源等につき、(1)項と同様である。
(3) 前記制御装置本体は、前記いずれか1つのドラムの回転速度と、各外周面が前記4輪車両の後側又は前側の左右各側の車輪に各別に当接され、前記第1ドラム又は第2ドラムと一体に回転する、前記ドラムテスタの左右一対の第3ドラムの回転速度とに基づいて前記回転駆動源の回転を制御して、前記第1ドラム、第2ドラム及び第3ドラム上で擬似的に走行する前記4輪車両に付与する慣性負荷を制御することを特徴とする(2)項に記載の慣性負荷制御装置。
4輪車両の後側又は前側とは、左右各一対の第1ドラム及び第2ドラムに当接する側(4輪車両の前側又は後側)と反対側を指す。したがって、第1ドラム及び第2ドラムがドラムテスタの前側(又は後側)のドラムである場合には、第3ドラムは同ドラムテスタの後側(又は前側)のドラムとなる。
本項に記載の発明によれば、第1〜第3ドラム上で擬似的に走行する4輪車両に対して、より高精度に慣性負荷の制御を可能にする。
(4) (2)項又は(3)項に記載の慣性負荷制御装置によって4輪車両に付与する慣性負荷を制御しつつドラムテスタ上で前記4輪車両を擬似的に走行させ、該4輪車両の走行検査を行うことを特徴とする車両走行検査装置。
(5) 前記慣性負荷は予め定めたパターンに従って制御されることを特徴とする請求項(4)に記載の車両走行検査装置。
本項に記載の発明によれば、(4)項に記載の発明と同様の効果を発揮できる。加えて、一連の走行検査において様々な慣性負荷を付与することができ、1回の走行で広範な検査が可能となる。
(1)項に記載の発明によれば、4輪車両を擬似的に走行させ、その4輪車両の走行検査を可能とするドラムテスタにおける慣性負荷制御方法において、構成上、準備作業上、低コストにて、慣性負荷の制御が可能な慣性負荷制御方法を提供できる。
(2)項に記載の発明によれば、4輪車両を擬似的に走行させ、その4輪車両の走行検査を可能とするドラムテスタにおける慣性負荷制御装置において、構成上、準備作業上、低コストにて、慣性負荷の制御が可能な慣性負荷制御装置を提供できる。
(4)項に記載の発明によれば、4輪車両を擬似的に走行させ、その4輪車両の走行検査を可能とするドラムテスタにおける慣性負荷制御装置において、慣性負荷の付与制御を構成上、準備作業上、低コストにて実現でき、低コストの車両走行検査装置を提供できる。
なお、(3)項及び(5)項に記載の発明は、本発明(特許請求の範囲に記載した発明)ではないので、上記課題を解決するための手段の欄に、その効果を述べた。
(2)項に記載の発明によれば、4輪車両を擬似的に走行させ、その4輪車両の走行検査を可能とするドラムテスタにおける慣性負荷制御装置において、構成上、準備作業上、低コストにて、慣性負荷の制御が可能な慣性負荷制御装置を提供できる。
(4)項に記載の発明によれば、4輪車両を擬似的に走行させ、その4輪車両の走行検査を可能とするドラムテスタにおける慣性負荷制御装置において、慣性負荷の付与制御を構成上、準備作業上、低コストにて実現でき、低コストの車両走行検査装置を提供できる。
なお、(3)項及び(5)項に記載の発明は、本発明(特許請求の範囲に記載した発明)ではないので、上記課題を解決するための手段の欄に、その効果を述べた。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、各図間において、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図1は、本発明が適用されたドラムテスタの一例を示す側面図である。
図中1はドラムテスタを示す。このドラムテスタ1は、基本的に、検査対象としての4輪車両(以下、車両と略記する。)2の駆動輪、図示例では前輪である前側の左右一対の車輪3(3a,3b)の各々について、外周面が車輪3の下前部に当接する第1ドラム4及び外周面が同車輪3の下後部に当接する第2ドラム5を備える。また、後輪である後側の左右一対の車輪3(3c,3d)について、図示例では各々外周面が車輪3の下部に当接する第3ドラム6を備える。
図1は、本発明が適用されたドラムテスタの一例を示す側面図である。
図中1はドラムテスタを示す。このドラムテスタ1は、基本的に、検査対象としての4輪車両(以下、車両と略記する。)2の駆動輪、図示例では前輪である前側の左右一対の車輪3(3a,3b)の各々について、外周面が車輪3の下前部に当接する第1ドラム4及び外周面が同車輪3の下後部に当接する第2ドラム5を備える。また、後輪である後側の左右一対の車輪3(3c,3d)について、図示例では各々外周面が車輪3の下部に当接する第3ドラム6を備える。
このドラムテスタ1は、上記第1ドラム4、第2ドラム5及び第3ドラム6によって各車輪3を支持した状態で、同車輪3又は、第1ドラム4若しくは第2ドラム5、あるいは第3ドラム6を回転駆動させ、車輪3、第1ドラム4、第2ドラム5、あるいは第3ドラム6を回転させてこれらのドラム4〜6上で車両2を模擬的に走行させ、種々の走行検査を可能とするテスト装置を構成している。このドラムテスタ1は、後輪駆動の車両、更には4輪駆動の車両についても、上記前輪駆動の車両2の場合と同様に走行させ、種々の走行検査を可能とする。
図1は、上記のようなドラムテスタ1に本発明に係る慣性負荷制御装置11の一実施形態を適用して示す図である。
以下、図1に、同図1を上方から概略的に示した図2を併用して慣性負荷制御装置の一実施形態を説明する。
図1、図2から分かるように、本実施形態においては、慣性負荷制御装置11の構成上、全てのドラム4〜6が一体に回転するように、ドラムテスタ1には次のような構成が付加されている。
すなわち、一対の第1ドラム4相互を一体に回転させる第1ドラム連結手段12と、一対の第2ドラム5相互を一体に回転させる第2ドラム連結手段13と、第1ドラム4及び第2ドラム5相互を一体に回転させる前ドラム連結手段14と、一対の第3ドラム4相互を一体に回転させる第3ドラム連結手段15と、第3ドラム6と第1ドラム4又は第2ドラム5、図示例では第2ドラム5とを一体に回転させる前後ドラム連結手段16とが付加されている。
上記第1ドラム連結手段12、第2ドラム連結手段13及び第3ドラム連結手段15は、シャフトを主体とした回転力伝達手段である。前ドラム連結手段14及び前後ドラム連結手段16は、ベルトを主体とした回転力伝達手段である。
なお、これら連結手段12〜16のうちの一部又は全部がドラムテスタ1の基本的な構成に含まれている場合には、その一部又は全部は慣性負荷制御装置11の構成から除かれる。
以下、図1に、同図1を上方から概略的に示した図2を併用して慣性負荷制御装置の一実施形態を説明する。
図1、図2から分かるように、本実施形態においては、慣性負荷制御装置11の構成上、全てのドラム4〜6が一体に回転するように、ドラムテスタ1には次のような構成が付加されている。
すなわち、一対の第1ドラム4相互を一体に回転させる第1ドラム連結手段12と、一対の第2ドラム5相互を一体に回転させる第2ドラム連結手段13と、第1ドラム4及び第2ドラム5相互を一体に回転させる前ドラム連結手段14と、一対の第3ドラム4相互を一体に回転させる第3ドラム連結手段15と、第3ドラム6と第1ドラム4又は第2ドラム5、図示例では第2ドラム5とを一体に回転させる前後ドラム連結手段16とが付加されている。
上記第1ドラム連結手段12、第2ドラム連結手段13及び第3ドラム連結手段15は、シャフトを主体とした回転力伝達手段である。前ドラム連結手段14及び前後ドラム連結手段16は、ベルトを主体とした回転力伝達手段である。
なお、これら連結手段12〜16のうちの一部又は全部がドラムテスタ1の基本的な構成に含まれている場合には、その一部又は全部は慣性負荷制御装置11の構成から除かれる。
第1ドラム4の回転速度検出器(以下、前ドラム速度検出器と記す。)17、第3ドラム6の回転速度検出器(以下、後ドラム速度検出器と記す。)18、制御装置本体19、慣性負荷付与モータ20、及び同モータ20の回転力を第1ドラム4に伝達する、ベルトを主体としたモータ回転力伝達手段21は、慣性負荷制御装置11の一実施形態の主たる構成部分である。
図示例では、前ドラム速度検出器17を第1ドラム4に取り付けたが、第2ドラム5に取り付けてもよい。この場合、モータ回転力伝達手段21は慣性負荷付与モータ(以下、モータと略記する。)20の回転力を第2ドラム5に伝達するように構成される。
図示例では、前ドラム速度検出器17を第1ドラム4に取り付けたが、第2ドラム5に取り付けてもよい。この場合、モータ回転力伝達手段21は慣性負荷付与モータ(以下、モータと略記する。)20の回転力を第2ドラム5に伝達するように構成される。
上記制御装置本体19は、第1ドラム4に回転力を伝達するモータ20の回転制御を行い、車両2に付与する慣性負荷(慣性重量)を制御するように構成されている。
本実施形態において、制御装置本体19は、前,後ドラム速度検出器17,18からの速度検出信号S1,S2と、検査対象である車両2の重量に応じて任意に設定された目標慣性負荷(慣性重量)及び固定慣性負荷(ドラム重量)とによって算出される回転トルクを、モータ20の回転トルク制御によって同モータ20に生じさせる。そしてこの回転トルクを、モータ回転力伝達手段21を介して第1ドラム4に伝達し、車両2に目標慣性負荷を付与するように構成されている。
本実施形態において、制御装置本体19は、前,後ドラム速度検出器17,18からの速度検出信号S1,S2と、検査対象である車両2の重量に応じて任意に設定された目標慣性負荷(慣性重量)及び固定慣性負荷(ドラム重量)とによって算出される回転トルクを、モータ20の回転トルク制御によって同モータ20に生じさせる。そしてこの回転トルクを、モータ回転力伝達手段21を介して第1ドラム4に伝達し、車両2に目標慣性負荷を付与するように構成されている。
このような構成において、車両2をドラムテスタ1上で模擬的に走行させ、この状態で制御装置本体19の上記回転トルク制御によってモータ20の回転トルクを増減し、適宜設定された目標慣性負荷を車両2に付与すれば、定置(平地)走行中に上り坂走行や下り坂走行を模擬できる。すなわちドラムテスタ1上で、様々な路面での走行を模擬した状態で、燃料消費量、排気ガス測定あるいは振動測定等の種々の走行検査が可能となる。
この際、前,後ドラム速度検出器17,18、モータ20、モータ回転力伝達手段21及び制御装置本体19等、慣性負荷制御装置11の各構成部材は、左右各駆動輪(車輪3a,3b)のいずれか一方だけに設ければよい。つまり、両方に設ける必要のある従来技術に比べて、構成上、準備作業上、低コストにて、車両2の慣性負荷制御が可能となる。
したがって、このような慣性負荷制御装置11によって付与する慣性負荷を制御しつつドラムテスタ1上で車両2を擬似的に走行させ、同車両2の走行検査を行うように構成した車両走行検査装置においても、構成上、準備作業上、低コストにて、車両2の走行検査が可能となる。
特に、本実施形態においては車両2を自走させるので、従来技術における、負荷モータを車両の各駆動輪に直結させるという面倒な作業を必要とせず、準備作業は著しく簡易化され、これによる作業コストの低減は大となる。
この際、前,後ドラム速度検出器17,18、モータ20、モータ回転力伝達手段21及び制御装置本体19等、慣性負荷制御装置11の各構成部材は、左右各駆動輪(車輪3a,3b)のいずれか一方だけに設ければよい。つまり、両方に設ける必要のある従来技術に比べて、構成上、準備作業上、低コストにて、車両2の慣性負荷制御が可能となる。
したがって、このような慣性負荷制御装置11によって付与する慣性負荷を制御しつつドラムテスタ1上で車両2を擬似的に走行させ、同車両2の走行検査を行うように構成した車両走行検査装置においても、構成上、準備作業上、低コストにて、車両2の走行検査が可能となる。
特に、本実施形態においては車両2を自走させるので、従来技術における、負荷モータを車両の各駆動輪に直結させるという面倒な作業を必要とせず、準備作業は著しく簡易化され、これによる作業コストの低減は大となる。
以下、このような慣性負荷制御装置11を用いた車両走行検査装置による車両2の走行検査について説明する。
なお、車両走行検査装置に慣性負荷制御装置11を用いる場合には、走行検査時において車両2に付与する所望の慣性負荷パターンが慣性負荷制御装置11の制御装置本体19内に保持される。この慣性負荷パターンを慣性負荷制御装置11(制御装置本体19)外に設けてもよい。また、走行検査手順が記述されたプログラム(走行検査プログラム)が慣性負荷制御装置11(制御装置本体19)内に、又は同慣性負荷制御装置11(制御装置本体19)外に保持される。そして、慣性負荷制御装置11の制御装置本体19、又はこれとは独立して設けられた主制御装置が上記慣性負荷パターンを参照しつつ、走行検査プログラムを実行することによって車両走行検査が行われる。
なお、車両走行検査装置に慣性負荷制御装置11を用いる場合には、走行検査時において車両2に付与する所望の慣性負荷パターンが慣性負荷制御装置11の制御装置本体19内に保持される。この慣性負荷パターンを慣性負荷制御装置11(制御装置本体19)外に設けてもよい。また、走行検査手順が記述されたプログラム(走行検査プログラム)が慣性負荷制御装置11(制御装置本体19)内に、又は同慣性負荷制御装置11(制御装置本体19)外に保持される。そして、慣性負荷制御装置11の制御装置本体19、又はこれとは独立して設けられた主制御装置が上記慣性負荷パターンを参照しつつ、走行検査プログラムを実行することによって車両走行検査が行われる。
図3は、車両2の走行検査手順の一例を示すフローチャートである。
図4は、同走行検査時における車両走行パターンの一例を示すグラフである。
図示車両走行パターンには、車両2の走行検査時において慣性負荷制御装置11によって車両2に付与する慣性負荷パターンが含まれる。ここで車両走行パターンとは、時間tの経過に応じたドラム回転速度(以下、車速と記す。)Vの制御形態を指し、慣性負荷パターンとは、車速Vに応じた、車両2の重量(車重)に対する慣性負荷(慣性重量)の増減制御形態を指す。
図4は、同走行検査時における車両走行パターンの一例を示すグラフである。
図示車両走行パターンには、車両2の走行検査時において慣性負荷制御装置11によって車両2に付与する慣性負荷パターンが含まれる。ここで車両走行パターンとは、時間tの経過に応じたドラム回転速度(以下、車速と記す。)Vの制御形態を指し、慣性負荷パターンとは、車速Vに応じた、車両2の重量(車重)に対する慣性負荷(慣性重量)の増減制御形態を指す。
上記慣性負荷パターンは、図4に示す例では、車速V0(ドラム回転開始)から車速V1における時間W1においては車重>慣性負荷(下り坂走行状態)を、車速V1における時間W2においては車重=慣性負荷(中速定置走行状態)を、車速V1から車速V2における時間W3においては車重<慣性負荷(上り坂走行状態)を、各々指示する形態となっている。また、車速V2における時間W4においては車重=慣性負荷(高速定置走行状態)を、車速V2から車速V0における時間W5においてはモータ20の回生ブレーキを用いた減速走行状態を、各々指示する形態となっている。
車速V2から車速V0における時間W5´は、モータ20の回生ブレーキを用いない場合の減速走行状態を示す。時間W5´と時間W5とを対照すれば、回生ブレーキを用いることによって、車速V0に戻る(車両2が停止する)までの時間が短縮することが分かる。
車速V2から車速V0における時間W5´は、モータ20の回生ブレーキを用いない場合の減速走行状態を示す。時間W5´と時間W5とを対照すれば、回生ブレーキを用いることによって、車速V0に戻る(車両2が停止する)までの時間が短縮することが分かる。
このように、車両2の走行検査において、車速Vに応じて慣性負荷を変化させることにより、1回の走行で広範な検査、具体的には様々な走行状態を模擬した走行検査が可能となる。
なお本実施形態では、車速Vの制御(車両走行パターンの実行操作)を車両2内の検査員のアクセルワークによっているが、これを自動化してもよい。車両2に付与する慣性負荷の制御は、慣性負荷制御装置11(制御装置本体19)が行っていることはいうまでもない。
なお本実施形態では、車速Vの制御(車両走行パターンの実行操作)を車両2内の検査員のアクセルワークによっているが、これを自動化してもよい。車両2に付与する慣性負荷の制御は、慣性負荷制御装置11(制御装置本体19)が行っていることはいうまでもない。
説明を車両2の走行検査手順に戻すと、図3において、始めに、検査員は車両2をドラムテスタ1の検査位置に進入させてセットし、ドラムテスタ1の各ドラム4〜6のロックを解除する(ステップ301〜302)。ステップ301において車両2がドラムテスタ1の検査位置にセットされた状態を上方から示せば図2の通りである。
その後、慣性負荷制御装置11の制御装置本体19が車両走行パターン(慣性負荷パターン)を読み込んで、検査準備を終了する(ステップ303)。
次ステップ304〜311は、走行検査における慣性負荷制御に係る手順を示す。
その後、慣性負荷制御装置11の制御装置本体19が車両走行パターン(慣性負荷パターン)を読み込んで、検査準備を終了する(ステップ303)。
次ステップ304〜311は、走行検査における慣性負荷制御に係る手順を示す。
まずステップ304では、検査員は車両2のエンジンを始動し、必要なギヤ操作を行い、車両走行パターンに従った車両2の走行を開始する。また慣性負荷制御装置11は、慣性負荷制御を開始し、車重>慣性負荷となる慣性負荷を車両2に付与して下り坂走行を模擬する。
ステップ305では、慣性負荷制御装置11は車速(ドラム回転速度)Vが設定速度V1に達したか否かを判定し、達していればステップ306を実行する。達していなければ、達したと判定されるまでステップ305を繰り返し実行する。
ステップ306で慣性負荷制御装置11が車両2に付与する慣性負荷を変更、ここ(一巡目)では車重=慣性負荷となる慣性負荷に変更する。
ステップ307では、検査員は車両走行パターンに従った走行操作をする。ここ(一巡目)では、車両2が上記速度V1で定速走行するように加減速操作し(ステップ307)、中速定置走行を模擬する。
ステップ305では、慣性負荷制御装置11は車速(ドラム回転速度)Vが設定速度V1に達したか否かを判定し、達していればステップ306を実行する。達していなければ、達したと判定されるまでステップ305を繰り返し実行する。
ステップ306で慣性負荷制御装置11が車両2に付与する慣性負荷を変更、ここ(一巡目)では車重=慣性負荷となる慣性負荷に変更する。
ステップ307では、検査員は車両走行パターンに従った走行操作をする。ここ(一巡目)では、車両2が上記速度V1で定速走行するように加減速操作し(ステップ307)、中速定置走行を模擬する。
ステップ308では、慣性負荷制御装置11は車両2の走行について、全車両走行パターンを終了したか否かを判定し、終了していればステップ309以降の処理を順次実行する。
すなわち、慣性負荷制御装置11はモータ20の回生ブレーキを作動させ、検査員は車両2のエンジンを停止し、必要なギヤ操作を行って車両走行を終了させる(ステップ309〜310)。続いて、慣性負荷制御装置11は慣性負荷制御を終了し(ステップ311)、その後、検査員がドラムテスタ1の各ドラム4〜6をロックし、車両2をドラムテスタ1の検査位置から退出させ(ステップ312〜313)、走行検査を完了する。
すなわち、慣性負荷制御装置11はモータ20の回生ブレーキを作動させ、検査員は車両2のエンジンを停止し、必要なギヤ操作を行って車両走行を終了させる(ステップ309〜310)。続いて、慣性負荷制御装置11は慣性負荷制御を終了し(ステップ311)、その後、検査員がドラムテスタ1の各ドラム4〜6をロックし、車両2をドラムテスタ1の検査位置から退出させ(ステップ312〜313)、走行検査を完了する。
ステップ308において、全車両走行パターンを終了していないと判定された場合には、終了したと判定されるまでステップ305〜308を繰り返し実行する。ただし、ステップ305〜307における具体的な処理内容は、同ステップ305〜307の実行が何巡目かによって異にする。
すなわち二巡目であれば、車両2が速度V1での定速走行開始から時間W2に達したか否かを判定し(ステップ305)、達していれば車重<慣性負荷となる慣性負荷を車両2に付与し(ステップ306)、上り坂走行を模擬する。
三巡目であれば、車速Vが設定速度V2に達したか否かを判定し(ステップ305)、達していれば車重=慣性負荷となる慣性負荷に変更し(ステップ305)、かつ、車両2が上記速度V2で定速走行するように加減速操作(ステップ307)し、高速定置走行を模擬する。
四巡目であれば、車両2が速度V2での定速走行開始から時間W4に達したか否かを判定し(ステップ305)、達していればステップ306及びステップ307をスルー(実行せずに素通り)して、ステップ308に処理を移す。ステップ308では、全車両走行パターンを終了したと判定し、上述したステップ309以降の処理を順次実行して走行検査を完了する。
すなわち二巡目であれば、車両2が速度V1での定速走行開始から時間W2に達したか否かを判定し(ステップ305)、達していれば車重<慣性負荷となる慣性負荷を車両2に付与し(ステップ306)、上り坂走行を模擬する。
三巡目であれば、車速Vが設定速度V2に達したか否かを判定し(ステップ305)、達していれば車重=慣性負荷となる慣性負荷に変更し(ステップ305)、かつ、車両2が上記速度V2で定速走行するように加減速操作(ステップ307)し、高速定置走行を模擬する。
四巡目であれば、車両2が速度V2での定速走行開始から時間W4に達したか否かを判定し(ステップ305)、達していればステップ306及びステップ307をスルー(実行せずに素通り)して、ステップ308に処理を移す。ステップ308では、全車両走行パターンを終了したと判定し、上述したステップ309以降の処理を順次実行して走行検査を完了する。
車両2の燃料消費量、排気ガス測定あるいは振動測定等の走行検査は、車両走行パターン(慣性負荷パターン)中の様々な路面走行を模擬した時間中、図4に示す例では時間W1〜W5,時間W5´中に行われるが、車両走行パターン(慣性負荷パターン)は図4の例のみに限定されないことは勿論である。特に、車重=慣性負荷と設定される定置(平地)走行状態においては、その継続時間W2,W4を一定とせず、車両検査の状況に応じて検査員が適宜増減するようにしてもよい。
以上述べた車両2の走行検査によれば、慣性負荷を付与する制御を、構成上、準備作業上、低コストにて行える慣性負荷制御装置11によって行っているので、車両走行検査も同様に低コストで実行できる。加えて、任意に設定した慣性負荷パターンを用いて慣性負荷を制御するようにしたので、一連の走行検査において様々な慣性負荷を付与することができ、1回の車両走行で様々な走行状態を模擬した広範な走行検査が可能となる。
1:ドラムテスタ、2:4輪車両、3:車輪、4:第1ドラム、5:第2ドラム、6:第3ドラム、11:慣性負荷制御装置、12〜16:ドラム連結手段、17,18:ドラムの回転速度検出器(ドラム速度検出器)、19:制御装置本体、20:慣性負荷付与モータ、21:モータ回転力伝達手段。
Claims (3)
- 4輪車両の前側又は後側の左右の駆動輪が各別に各外周面に当接され、該駆動輪の回転により回転する左右各一対の第1ドラム及び第2ドラム上で前記4輪車両を擬似的に走行させて、該4輪車両の走行検査を可能とするドラムテスタにおける慣性負荷制御方法において、
前記第1ドラム及び第2ドラムを一体に回転させるドラム連結手段を設け、前記第1ドラム及び第2ドラム中のいずれか1つのドラムに回転力を伝達する回転駆動源の回転を制御することにより、前記4輪車両に付与する慣性負荷を制御することを特徴とする慣性負荷制御方法。 - 4輪車両の前側又は後側の左右の駆動輪が各別に各外周面に当接され、該駆動輪の回転により回転する左右各一対の第1ドラム及び第2ドラム上で前記4輪車両を擬似的に走行させて、該4輪車両の走行検査を可能とするドラムテスタにおける慣性負荷制御装置において、
前記第1ドラム及び第2ドラムを一体に回転させるドラム連結手段と、前記第1ドラム及び第2ドラム中のいずれか1つのドラムに回転力を伝達する回転駆動源と、該回転駆動源の回転を制御することにより、前記4輪車両に付与する慣性負荷を制御する制御装置本体とを具備することを特徴とする慣性負荷制御装置。 - 請求項2に記載の慣性負荷制御装置によって4輪車両に付与する慣性負荷を制御しつつドラムテスタ上で前記4輪車両を擬似的に走行させ、該4輪車両の走行検査を行うことを特徴とする車両走行検査装置。
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