JPH01101433A - シャシダイナモメータ - Google Patents
シャシダイナモメータInfo
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- JPH01101433A JPH01101433A JP62258432A JP25843287A JPH01101433A JP H01101433 A JPH01101433 A JP H01101433A JP 62258432 A JP62258432 A JP 62258432A JP 25843287 A JP25843287 A JP 25843287A JP H01101433 A JPH01101433 A JP H01101433A
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- JP
- Japan
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- rollers
- power
- dynamometer
- vehicle
- shaft
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- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 25
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims abstract description 9
- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 abstract 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 abstract 1
- 101150054854 POU1F1 gene Proteins 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば常時型四輪駆動車の走行試験装置に好
適なシャシダイナモメータに関する。
適なシャシダイナモメータに関する。
(従来の技術)
シャシダイナモメータは被試験車両の走行試験を工場内
で簡便に行なえるものとして、自動車整備工場等に設備
されているが、その殆どのものは二輪駆動車を対象に構
成されているため、近時その普及が著るしい常時型四輪
駆動車の走行試験には応じられず、その早急な対応を迫
られている。
で簡便に行なえるものとして、自動車整備工場等に設備
されているが、その殆どのものは二輪駆動車を対象に構
成されているため、近時その普及が著るしい常時型四輪
駆動車の走行試験には応じられず、その早急な対応を迫
られている。
このため、従来においても上記要請に応するものとして
、種々の提案がなされている。
、種々の提案がなされている。
例えば、特開昭60−253838号公報には、前輪用
ローラと後輪用ローラの同軸上に直流発電機を設け、該
発電機による回転信号に基づき上記ローラに車両の加速
度に応じた分担抵抗負荷を供給することで、実走行と同
様な走行状況を設定するようにしたシャシダイナモメー
タが示されている。
ローラと後輪用ローラの同軸上に直流発電機を設け、該
発電機による回転信号に基づき上記ローラに車両の加速
度に応じた分担抵抗負荷を供給することで、実走行と同
様な走行状況を設定するようにしたシャシダイナモメー
タが示されている。
また、特開昭61−65133号公報には、前輪用ドラ
ムと後輪用ドラムをフレキシブルシャフトとスプライン
シャフト並びにギヤ装置を介して連係し、その伝達動力
の一部を動力計に吸収させるようにしたシャシダイナモ
メータが開示されている。
ムと後輪用ドラムをフレキシブルシャフトとスプライン
シャフト並びにギヤ装置を介して連係し、その伝達動力
の一部を動力計に吸収させるようにしたシャシダイナモ
メータが開示されている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、これらの従来装置では、例えば前者の場合、前
輪用ローラと後輪用ローラの動力の伝達経路を分断させ
ているため、路上走行の再現に不可欠な前後ローラの同
速回転が難しく、また各ローラの慣性量と被試験車両の
慣性量との相違を補償するための高価な直流動力計を要
する等して、この種の設備が非常に高価になるという問
題があった。
輪用ローラと後輪用ローラの動力の伝達経路を分断させ
ているため、路上走行の再現に不可欠な前後ローラの同
速回転が難しく、また各ローラの慣性量と被試験車両の
慣性量との相違を補償するための高価な直流動力計を要
する等して、この種の設備が非常に高価になるという問
題があった。
また、後者の場合には両ドラムの動力の伝達経路を、ス
プラインシャフトやギヤ装置を介して相互に連係させて
いるため、上記伝達経路に所定の強度が必要になって、
装置が大型重量化するとともにその慣性量と機械損失の
増大を助長して、上記と同種の動力計を要し、この種の
設備が非常に高価になるという問題があった。
プラインシャフトやギヤ装置を介して相互に連係させて
いるため、上記伝達経路に所定の強度が必要になって、
装置が大型重量化するとともにその慣性量と機械損失の
増大を助長して、上記と同種の動力計を要し、この種の
設備が非常に高価になるという問題があった。
本発明はこのような従来の問題を解決し、前後輪用ロー
ラをベルト伝動装置に連係し当該部の慣性量と機械損失
の低減を図るとともに、動力計として駆動力吸収のみの
渦電流式動力計を用いることで、この種設備の低廉化を
図るようにしたシャシダイナモメータを提供することを
目的とする。
ラをベルト伝動装置に連係し当該部の慣性量と機械損失
の低減を図るとともに、動力計として駆動力吸収のみの
渦電流式動力計を用いることで、この種設備の低廉化を
図るようにしたシャシダイナモメータを提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段)
このため、本発明のシャシダイナモメータは、被試験車
両の前後輪を載置可能な前輪用ローラと後輪用ローラを
ベルト伝動装置に連係し、これらローラの少なくとも一
方−を近接離反動可能に設けるとともに、上記両ローラ
に動力吸収用の渦電流式動力計を連係することで、上記
ローラの負背を分担させベルト伝動装置に強度を要する
ことなべ、安価な装置で常時型四輪駆動車の走行試験を
行なえるようにしたことを特徴としている。
両の前後輪を載置可能な前輪用ローラと後輪用ローラを
ベルト伝動装置に連係し、これらローラの少なくとも一
方−を近接離反動可能に設けるとともに、上記両ローラ
に動力吸収用の渦電流式動力計を連係することで、上記
ローラの負背を分担させベルト伝動装置に強度を要する
ことなべ、安価な装置で常時型四輪駆動車の走行試験を
行なえるようにしたことを特徴としている。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面により説明すると、第1
図および第2図において1は自動車整備工場内に設けら
れた浅底のビットで、その適所に設けた凹部2を境にピ
ット1の底面高さを若干相違させており、このうち固定
側のピット1の底面上に、一対の前輪用ローラ3,3が
ローラシャフト4を介して回転可能に支持されている。
図および第2図において1は自動車整備工場内に設けら
れた浅底のビットで、その適所に設けた凹部2を境にピ
ット1の底面高さを若干相違させており、このうち固定
側のピット1の底面上に、一対の前輪用ローラ3,3が
ローラシャフト4を介して回転可能に支持されている。
上記ローラシャフト4の一端には、動力吸収装置として
の渦電流式動力計5の回転子と一体の駆動シャフト6が
連結され、また上記シャフト4の他端にはベルト伝動装
置Vを構成するプーリシャフト7が連結されている。
の渦電流式動力計5の回転子と一体の駆動シャフト6が
連結され、また上記シャフト4の他端にはベルト伝動装
置Vを構成するプーリシャフト7が連結されている。
プーリシャフト7には一対のリンク8.8の一端が回動
可能に連結され、これらリンク8゜8の間にプーリ9が
固定されている。
可能に連結され、これらリンク8゜8の間にプーリ9が
固定されている。
一方、移動側のビット1の底面上には複数のガイドレー
ル10が敷設され、これらのレール10上にコロ11を
介して架台12が移動可能に載架されている。上記架台
12上には、上記前輪用ローラ3よりも小径な各一対の
後輪用ローラ13が各ローラシャフト14゜14を介し
て回転可能に支持され、このうち一方のローラシャフト
14の一端に、前記と同様な動力吸収装置としての渦電
流式動力計15の回転子と一体の駆動シャフト16が連
結され、また上記シャフト14の他端にプーリシャフト
17が連結されている。
ル10が敷設され、これらのレール10上にコロ11を
介して架台12が移動可能に載架されている。上記架台
12上には、上記前輪用ローラ3よりも小径な各一対の
後輪用ローラ13が各ローラシャフト14゜14を介し
て回転可能に支持され、このうち一方のローラシャフト
14の一端に、前記と同様な動力吸収装置としての渦電
流式動力計15の回転子と一体の駆動シャフト16が連
結され、また上記シャフト14の他端にプーリシャフト
17が連結されている。
上記プーリシャフト17には一対のリンク18.18の
一端が回動可能に連結され、これらリンク18.18の
間には前記プーリ9よりも大径なプーリ19が固定され
ていて、上記リンク18.18の他端に揺動シャフト2
0が回動可能に連結されている。揺動シャフト20の軸
端には、前記リンク8,8の他端が回動可能に連結され
、上記リンク18゜18の内側に一対の揺動プーリ21
.22が固定されている。
一端が回動可能に連結され、これらリンク18.18の
間には前記プーリ9よりも大径なプーリ19が固定され
ていて、上記リンク18.18の他端に揺動シャフト2
0が回動可能に連結されている。揺動シャフト20の軸
端には、前記リンク8,8の他端が回動可能に連結され
、上記リンク18゜18の内側に一対の揺動プーリ21
.22が固定されている。
そして、上記プーリ9と2,1との間にはベルト23が
巻掛けられ、また上記プーリ19と22との間にはベル
ト24が巻掛けられていて、プーリシャフト7.17の
動力を互いに伝達可能にしている。
巻掛けられ、また上記プーリ19と22との間にはベル
ト24が巻掛けられていて、プーリシャフト7.17の
動力を互いに伝達可能にしている。
この他、図中25は架台12に設けたスクリューガイド
(図示略)と螺合可能なスクリニーシャフト等の作動杆
で、その一端をモータ等のアクチュエータ26に連係さ
れ、その回動量を介し前記架台12を軸方向へ移動させ
ることで、ローラ13.13の位置を調節可能にしてい
る。27はビット1の上方を閉塞する踏板、28は被試
験車両で、29゜30はその前後輪である。
(図示略)と螺合可能なスクリニーシャフト等の作動杆
で、その一端をモータ等のアクチュエータ26に連係さ
れ、その回動量を介し前記架台12を軸方向へ移動させ
ることで、ローラ13.13の位置を調節可能にしてい
る。27はビット1の上方を閉塞する踏板、28は被試
験車両で、29゜30はその前後輪である。
なお、上記プーリ9.19,21.22をタイミングプ
ーリとしたり、ベルト9.19をVベルトやタイミング
ベルトを用いて構成することも可能である。また、上記
ベルト伝動装置■はプーリシャフト7.17やリンク8
.18を用いたパンタグラフ機構としているが、この例
に限らず例えばローラシャフト4.14を延設し、それ
らの軸端に伸縮可能なリンクを連結し、該リンクの他側
端にプーリを軸支するプーリシャフトを支持させて構成
してもよい。
ーリとしたり、ベルト9.19をVベルトやタイミング
ベルトを用いて構成することも可能である。また、上記
ベルト伝動装置■はプーリシャフト7.17やリンク8
.18を用いたパンタグラフ機構としているが、この例
に限らず例えばローラシャフト4.14を延設し、それ
らの軸端に伸縮可能なリンクを連結し、該リンクの他側
端にプーリを軸支するプーリシャフトを支持させて構成
してもよい。
(作 用)
このように構成したシャシダイナモメータは、前輪用ロ
ーラ3,3と後輪用ローラ13゜13をベルト伝動装置
Vで連係したから、従来のように当該部分をスプライン
シャフトやギヤ装置で連係したものに比べて、その小型
軽量化と慣性量および機械損失の低減を図れることにな
る。
ーラ3,3と後輪用ローラ13゜13をベルト伝動装置
Vで連係したから、従来のように当該部分をスプライン
シャフトやギヤ装置で連係したものに比べて、その小型
軽量化と慣性量および機械損失の低減を図れることにな
る。
また、各ローラシャフト4,14の軸端には、各駆動シ
ャフト6.16を介して渦電流式動力計5,15を設置
し、従来のような高価な直流動力計の使用を廃したから
、この種装置を安価に製作し得ることになる。
ャフト6.16を介して渦電流式動力計5,15を設置
し、従来のような高価な直流動力計の使用を廃したから
、この種装置を安価に製作し得ることになる。
次に所定位置に設置されたシャシダイナモメータを使用
して被試験車両の走行試験を行う場合は、予め前輪用ロ
ーラ3と後輪用ローラ13.13との距離を、被試験車
両28の前後輪29.30の軸間距離に調整して置く。
して被試験車両の走行試験を行う場合は、予め前輪用ロ
ーラ3と後輪用ローラ13.13との距離を、被試験車
両28の前後輪29.30の軸間距離に調整して置く。
すなわち、この場合にはアクチュエータ26を駆動し作
動杆25を所定量回動させて、該杆25と螺合するスク
リューガイドを固定した架台12を移動させ、後輪用ロ
ーラ13゜13の中心位置と前輪用ローラ3との距離を
、前後輪29.30の軸間距離に合致させることで行な
われる。
動杆25を所定量回動させて、該杆25と螺合するスク
リューガイドを固定した架台12を移動させ、後輪用ロ
ーラ13゜13の中心位置と前輪用ローラ3との距離を
、前後輪29.30の軸間距離に合致させることで行な
われる。
この場合、このように架台12が移動するとプーリシャ
フト17がこれに同動し、該シャフト17に一端を連結
したリンク18゜18が起倒して、その他端に連結され
た揺動シャフト20が上動または下動し、架台12の移
動量を吸収するが、これによりプーリ9゜19.21.
22とベルト23.24との動力の伝達機能に何等の支
障も生じない。
フト17がこれに同動し、該シャフト17に一端を連結
したリンク18゜18が起倒して、その他端に連結され
た揺動シャフト20が上動または下動し、架台12の移
動量を吸収するが、これによりプーリ9゜19.21.
22とベルト23.24との動力の伝達機能に何等の支
障も生じない。
こう、して、前後輪用ローラ3.13.13の距離が被
試験車両28の前後輪29.30の軸間距離に調整され
、かつ架台12の移動を適宜手段で制止したところで、
被試験車両28をシャシダイナモメータ上に乗り入れ、
その前輪29を前輪用ローラ3上に位置付け、更に後輪
30を後輪用ローラ13.13間に位置付けて、その安
定化を図る。
試験車両28の前後輪29.30の軸間距離に調整され
、かつ架台12の移動を適宜手段で制止したところで、
被試験車両28をシャシダイナモメータ上に乗り入れ、
その前輪29を前輪用ローラ3上に位置付け、更に後輪
30を後輪用ローラ13.13間に位置付けて、その安
定化を図る。
こうして試験準備が完了したところで、被試験車両28
の運転が開始される。すなわち、上記車両28の駆動輪
が回転し、その動力が駆動輪と接するローラ3まなは1
3.13を介して、これらのローラ3,13を固定する
ローラシャフト4,14に伝達され、該シャフト4.1
4から駆動シャフト6または16に伝えられて、該シャ
フト6.16が回転する。
の運転が開始される。すなわち、上記車両28の駆動輪
が回転し、その動力が駆動輪と接するローラ3まなは1
3.13を介して、これらのローラ3,13を固定する
ローラシャフト4,14に伝達され、該シャフト4.1
4から駆動シャフト6または16に伝えられて、該シャ
フト6.16が回転する。
この結果、上記シャフト6.16と一体の回転子(図示
時)が回転し、該回転子が励磁された固定子内を回転す
ることで固定子に渦電流が流れ、回転子に伝達された動
力が渦電流により生じた熱量として吸収され、その際所
謂連れ回わりトルクを検出することで、被試練車両28
の駆動馬力が測定される。
時)が回転し、該回転子が励磁された固定子内を回転す
ることで固定子に渦電流が流れ、回転子に伝達された動
力が渦電流により生じた熱量として吸収され、その際所
謂連れ回わりトルクを検出することで、被試練車両28
の駆動馬力が測定される。
この場合、渦電流式動力計5または15で吸収される動
力は、実施例では被試験車両28が平坦路を走行すると
きと同程度に設定され、したがってこのシャシダイナモ
メータにおいては、平坦路における定常あるいは加速走
行状態の再現が行なわれる。
力は、実施例では被試験車両28が平坦路を走行すると
きと同程度に設定され、したがってこのシャシダイナモ
メータにおいては、平坦路における定常あるいは加速走
行状態の再現が行なわれる。
また、この場合、前述のように駆動輪の位置によって回
転駆動するローラ3,13が異なるから、動力吸収に用
いられる動力計5゜15もこれによって相違する。例え
ば、被試験車両28が前輪駆動車の場合には、前輪用ロ
ーラ3が駆動され、その動力が駆動シャフト6を介して
動力計5に吸収される。
転駆動するローラ3,13が異なるから、動力吸収に用
いられる動力計5゜15もこれによって相違する。例え
ば、被試験車両28が前輪駆動車の場合には、前輪用ロ
ーラ3が駆動され、その動力が駆動シャフト6を介して
動力計5に吸収される。
この場合、上記動力の一部はローラシャフト4からプー
リ9.19,21.22およびベルト23.24を経由
してプーリシャフト14に伝達され、他方の動力計15
によっても吸収されるが、上記伝達動力は全動力の一部
にすぎないから、その伝達に当るベルト伝動装置■には
特別な強度が要求されず、図示のような簡素な構成によ
っても所期の目的が達成される。
リ9.19,21.22およびベルト23.24を経由
してプーリシャフト14に伝達され、他方の動力計15
によっても吸収されるが、上記伝達動力は全動力の一部
にすぎないから、その伝達に当るベルト伝動装置■には
特別な強度が要求されず、図示のような簡素な構成によ
っても所期の目的が達成される。
一方、被試験車両28が後輪駆動車の場合には、前述と
状況を異にするがら、この場合には動力計15が主とし
て使用される。このように前輪駆動車または後輪駆動車
の場合には、当該駆動輪と接するローラ3または13の
近い方の動力計5または15を使用することで走行試験
を行なえるから、前後輪ローラからの動力のすべてを単
一の動力計に伝えていた従来装置の伝動装置に要求され
ていた強度は、ベルト伝動装置Vには必要ない。
状況を異にするがら、この場合には動力計15が主とし
て使用される。このように前輪駆動車または後輪駆動車
の場合には、当該駆動輪と接するローラ3または13の
近い方の動力計5または15を使用することで走行試験
を行なえるから、前後輪ローラからの動力のすべてを単
一の動力計に伝えていた従来装置の伝動装置に要求され
ていた強度は、ベルト伝動装置Vには必要ない。
また、被試験車両28が常時型四輪駆動車の場合には、
前後輪用ローラ3.13.13に近接する渦電流式動力
計5.15によって動力が吸収され、走行試験が行なわ
れる。
前後輪用ローラ3.13.13に近接する渦電流式動力
計5.15によって動力が吸収され、走行試験が行なわ
れる。
この場合、前後輪用ローラ3,13.13は前後輪29
.30によって回転駆動され、そのローラ径に応じてロ
ーラシャフト4゜14の回転数が決定されるが、上記シ
ャフト4.14と同軸位置に配設したプーリ9゜19が
径を相違し、両シャフト4.14間の調速を図ることで
、上記ローラ3.13.。
.30によって回転駆動され、そのローラ径に応じてロ
ーラシャフト4゜14の回転数が決定されるが、上記シ
ャフト4.14と同軸位置に配設したプーリ9゜19が
径を相違し、両シャフト4.14間の調速を図ることで
、上記ローラ3.13.。
13の周速度を同速にする。
したがって、従来のこの種装置のように前後輪用ローラ
の周速度を同速にするための高価な直流動力計を要せず
、ベルト機構を駆使した簡易かつ安価な設備での路上走
行の再現が可能になる。
の周速度を同速にするための高価な直流動力計を要せず
、ベルト機構を駆使した簡易かつ安価な設備での路上走
行の再現が可能になる。
しかも、この場合、前後輪用ローラ3゜13.13には
被試験車両28の駆動力が分担されて作用し、この分担
された動力が各ローラシャフト4,14に連係された動
力計5゜15に吸収され、ベルト伝動装置Vは結局、全
動力の極一部を伝達・するだけでよいから、全駆動力の
伝達を要する従来の伝達装置に比べて、当該部分の強度
に差程注意を払う必要はなく、これを簡易な構成とし得
るものとなる。
被試験車両28の駆動力が分担されて作用し、この分担
された動力が各ローラシャフト4,14に連係された動
力計5゜15に吸収され、ベルト伝動装置Vは結局、全
動力の極一部を伝達・するだけでよいから、全駆動力の
伝達を要する従来の伝達装置に比べて、当該部分の強度
に差程注意を払う必要はなく、これを簡易な構成とし得
るものとなる。
こうして走行試験終了後は被試験車両28の移動制止装
置のロック状態を解除し、被試験車両28を前後輪用ロ
ーラ3,13.13から脱出させれば、一連の試験作業
が終了する。
置のロック状態を解除し、被試験車両28を前後輪用ロ
ーラ3,13.13から脱出させれば、一連の試験作業
が終了する。
(発明の効果)
本発明のシャシダイナモメータは以上のように、被試験
車両の前後輪を載置可能な前輪用ローラと後輪用ローラ
をベルト伝動装置に連係し、これらローラの少なくとも
一方を近接離反動可能に設けるとともに、上記両ローラ
に動力吸収用の渦電流式動力計を連係したから、被試゛
験車両が前輪駆動車または後輪駆動車の場合には、それ
らの駆動輪と接するローラ側の渦電流式動力計で動力を
吸収させ、常時型四輪部、動車の場合には双方の動力計
で動力を吸収させて、負荷を分担させることができる。
車両の前後輪を載置可能な前輪用ローラと後輪用ローラ
をベルト伝動装置に連係し、これらローラの少なくとも
一方を近接離反動可能に設けるとともに、上記両ローラ
に動力吸収用の渦電流式動力計を連係したから、被試゛
験車両が前輪駆動車または後輪駆動車の場合には、それ
らの駆動輪と接するローラ側の渦電流式動力計で動力を
吸収させ、常時型四輪部、動車の場合には双方の動力計
で動力を吸収させて、負荷を分担させることができる。
したがって、被試験車両の駆動力の゛すべてが前後輪用
ローラの動力伝達装置を経て単一の動力計に伝達される
型式の従来装置に比べ、上記動力伝達装置に相当するベ
ルト伝動装置には強度の要請はなく、その分この種装置
の慣性量と機械損失を低減できるから、慣性量増大に伴
う補償を要せず、この種装置の小型軽量化を図れる効果
がある。
ローラの動力伝達装置を経て単一の動力計に伝達される
型式の従来装置に比べ、上記動力伝達装置に相当するベ
ルト伝動装置には強度の要請はなく、その分この種装置
の慣性量と機械損失を低減できるから、慣性量増大に伴
う補償を要せず、この種装置の小型軽量化を図れる効果
がある。
また、本発明では上記慣性量の低減に力1え前記ベルト
伝動装置によって、前後輪用ローラの周速度を調速させ
ているから、路上走行の再現を容易に行なえるとともに
、従来のこの種装置のように非常に高価な直流動力計を
用いて前後輪用ローラの周速度を制御する必要がなく、
動力吸収のみの安価な動力計とする“ことで、この種装
置を安価に提供できる効果がある。
伝動装置によって、前後輪用ローラの周速度を調速させ
ているから、路上走行の再現を容易に行なえるとともに
、従来のこの種装置のように非常に高価な直流動力計を
用いて前後輪用ローラの周速度を制御する必要がなく、
動力吸収のみの安価な動力計とする“ことで、この種装
置を安価に提供できる効果がある。
特にこの効果は自動車整備工場等における゛設備費の負
担増を解消し、安価な装置で近時その普及が著るしい常
時型四輪駆動車の走行試験に対応できるようにした点で
、その稗益するところは大きい。
担増を解消し、安価な装置で近時その普及が著るしい常
時型四輪駆動車の走行試験に対応できるようにした点で
、その稗益するところは大きい。
第1図は本発明の一実施例を、示す平面図、第2図は第
1図のA−A’線に沿う断面図である。 3・・・前輪用ローラ、 5.15・・・渦電流式動力計、 13・・・後輪用ローラ、 28・・・被試験車両、2
9・・・前輪、 30・・・後輪、■・・・ベ
ルト伝動装置
1図のA−A’線に沿う断面図である。 3・・・前輪用ローラ、 5.15・・・渦電流式動力計、 13・・・後輪用ローラ、 28・・・被試験車両、2
9・・・前輪、 30・・・後輪、■・・・ベ
ルト伝動装置
Claims (1)
- 被試験車両の前後輪を載置可能な前輪用ローラと後輪
用ローラをベルト伝動装置に連係し、これらローラの少
なくとも一方を近接離反動可能に設けるとともに、上記
両ローラに動力吸収用の渦電流式動力計を連係したこと
を特徴とするシャシダイナモメータ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62258432A JPH01101433A (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | シャシダイナモメータ |
US07/256,754 US4848142A (en) | 1987-10-15 | 1988-10-12 | Motor vehicle performance test apparatus |
DE3835102A DE3835102A1 (de) | 1987-10-15 | 1988-10-14 | Testeinrichtung fuer kraftfahrzeuge |
GB8824250A GB2211312B (en) | 1987-10-15 | 1988-10-17 | Motor vehicle performance test apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62258432A JPH01101433A (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | シャシダイナモメータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01101433A true JPH01101433A (ja) | 1989-04-19 |
Family
ID=17320130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62258432A Pending JPH01101433A (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | シャシダイナモメータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01101433A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009287951A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Toyota Motor Corp | 慣性負荷制御方法及び装置、並びに車両走行検査装置 |
-
1987
- 1987-10-15 JP JP62258432A patent/JPH01101433A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009287951A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Toyota Motor Corp | 慣性負荷制御方法及び装置、並びに車両走行検査装置 |
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