JPH09203695A - 車両試験装置 - Google Patents
車両試験装置Info
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- JPH09203695A JPH09203695A JP8032974A JP3297496A JPH09203695A JP H09203695 A JPH09203695 A JP H09203695A JP 8032974 A JP8032974 A JP 8032974A JP 3297496 A JP3297496 A JP 3297496A JP H09203695 A JPH09203695 A JP H09203695A
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- Japan
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- vehicle
- pumps
- pump
- rollers
- shaft
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、車両のシャシーダイナモ特性など
の試験を行うための車両試験装置を提供せんとするもの
である。 【解決手段】 本発明は、車両28の前後輪29,30
が転接される前後の回転ローラ3,13と、当該両回転
ローラ3,13の回転軸に装着された2台のポンプ40
A,50Aと、当該ポンプ40A,50A間に配管され
た流体通路系60とからなり、前記車両28を駆動さ
せ、その駆動輪によって前記回転ローラを回転させると
共に、前記2台のポンプ40A,50Aを連動して駆動
させて、前記車両28の性能を試験するようにした車両
試験装置にあり、これによって、車両28の駆動力が利
用でき、装置の小型化、軽量化が図られると共に、両回
転ローラ3,13間の伝動装置が、簡単な構成のポンプ
40A,50Aとその流体通路系60からなるため、よ
り一層のコストダウンと、省スペース化が達成され、ま
た、伝動装置がオイルなどの流体によって制御されるた
め、メンテナンスが容易になり、さらに、可搬式の装置
としての提供も可能となる。
の試験を行うための車両試験装置を提供せんとするもの
である。 【解決手段】 本発明は、車両28の前後輪29,30
が転接される前後の回転ローラ3,13と、当該両回転
ローラ3,13の回転軸に装着された2台のポンプ40
A,50Aと、当該ポンプ40A,50A間に配管され
た流体通路系60とからなり、前記車両28を駆動さ
せ、その駆動輪によって前記回転ローラを回転させると
共に、前記2台のポンプ40A,50Aを連動して駆動
させて、前記車両28の性能を試験するようにした車両
試験装置にあり、これによって、車両28の駆動力が利
用でき、装置の小型化、軽量化が図られると共に、両回
転ローラ3,13間の伝動装置が、簡単な構成のポンプ
40A,50Aとその流体通路系60からなるため、よ
り一層のコストダウンと、省スペース化が達成され、ま
た、伝動装置がオイルなどの流体によって制御されるた
め、メンテナンスが容易になり、さらに、可搬式の装置
としての提供も可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のシャシーダ
イナモ特性、ブレーキ特性、ABS特性、あるいはスピ
ードなどの試験を行うための車両試験装置に関するもの
である。
イナモ特性、ブレーキ特性、ABS特性、あるいはスピ
ードなどの試験を行うための車両試験装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、車両には、いろいろな機能が付加
されており、このような各種の機能や性能の試験は、一
般の整備工場などでも、適宜行われている。例えば、シ
ャシーダイナモ特性を試験する装置としては、既に図9
〜図10に示した如きものが提案されいる(特開平01
−101433号)。
されており、このような各種の機能や性能の試験は、一
般の整備工場などでも、適宜行われている。例えば、シ
ャシーダイナモ特性を試験する装置としては、既に図9
〜図10に示した如きものが提案されいる(特開平01
−101433号)。
【0003】このシャシーダイナモ装置(メータ)は、
整備工場などの床面のピット1部分に設置され、その適
所には凹部2を設け、これを境にして、ピット底面に若
干の高低差を設け、このうち、低い方の固定側のピット
1の底面上には、一対の回転ローラ(前輪用回転ロー
ラ)3,3がローラーシャフト4を介して、回転可能に
支持させてある。また、このローラーシャフト4の一端
には、動力吸収装置としての渦電流式動力計5の回転子
と一体の駆動シャフト6が連結され、また、上記ローラ
ーシャフト4の他端には、ベルト伝動装置Vを構成する
プーリシャフト7が連結されている。このプーリシャフ
ト7には、一対のリンク8,8の一端が回動可能に連結
され、これらのリンク8,8の間にプーリ9が固定され
ている。
整備工場などの床面のピット1部分に設置され、その適
所には凹部2を設け、これを境にして、ピット底面に若
干の高低差を設け、このうち、低い方の固定側のピット
1の底面上には、一対の回転ローラ(前輪用回転ロー
ラ)3,3がローラーシャフト4を介して、回転可能に
支持させてある。また、このローラーシャフト4の一端
には、動力吸収装置としての渦電流式動力計5の回転子
と一体の駆動シャフト6が連結され、また、上記ローラ
ーシャフト4の他端には、ベルト伝動装置Vを構成する
プーリシャフト7が連結されている。このプーリシャフ
ト7には、一対のリンク8,8の一端が回動可能に連結
され、これらのリンク8,8の間にプーリ9が固定され
ている。
【0004】一方、移動側のピット1の底面上には、複
数のガイドレール10が敷設され、これらのガイドレー
ル10上に、コロ11を介して、架台12が移動可能に
載架されている。また、この架台12には、上記回転ロ
ーラ3よりも小径な各一対の回転ローラ(後輪用回転ロ
ーラ)13が各ローラシャフト14,14を介して回転
可能に支持され、このうち、一方のローラシャフト14
の一端に、前記と同様の動力吸収装置としての渦電流式
動力計15の回転子と一体の駆動シャフト16が連結さ
れ、また、上記ローラーシャフト14の他端には、ベル
ト伝動装置Vを構成するプーリシャフト17が連結され
ている。このプーリシャフト17には、一対のリンク1
8,18の一端が回動可能に連結され、これらのリンク
18,18の間には、前記プーリ9よりも大径なプーリ
19が固定されていて、上記リンク18,18の他端に
は、揺動シャフト20が回動可能に連結されている。
数のガイドレール10が敷設され、これらのガイドレー
ル10上に、コロ11を介して、架台12が移動可能に
載架されている。また、この架台12には、上記回転ロ
ーラ3よりも小径な各一対の回転ローラ(後輪用回転ロ
ーラ)13が各ローラシャフト14,14を介して回転
可能に支持され、このうち、一方のローラシャフト14
の一端に、前記と同様の動力吸収装置としての渦電流式
動力計15の回転子と一体の駆動シャフト16が連結さ
れ、また、上記ローラーシャフト14の他端には、ベル
ト伝動装置Vを構成するプーリシャフト17が連結され
ている。このプーリシャフト17には、一対のリンク1
8,18の一端が回動可能に連結され、これらのリンク
18,18の間には、前記プーリ9よりも大径なプーリ
19が固定されていて、上記リンク18,18の他端に
は、揺動シャフト20が回動可能に連結されている。
【0005】この揺動シャフト20の軸端には、前記リ
ンク8,8の他端が回動可能に連結され、上記リンク1
8,18の内側に一対の揺動プーリ21,22が固定さ
れている。また、上記プーリ9と揺動プーリ21との間
には、ベルト23が巻掛けられ、また、上記プーリ19
と揺動プーリ22との間には、ベルト24が巻掛けられ
ていて、プーリシャフト7,17の動力を互いに伝達可
能にしている。この他、図中、25は架台12に設けた
スクリュウガイド(図示省略)と螺合可能なスクリュウ
シャフトなどの作動杆で、その一端をモータなどのアク
チユエータ26に連係され、その回動量を介して、前記
架台12を軸方向へ移動させることで、回転ローラ1
3,13の位置を調節可能にしている。27はピット1
の上方を閉塞する踏板、28は被試験車両で、29,3
0はその車輪(前後輪)である。
ンク8,8の他端が回動可能に連結され、上記リンク1
8,18の内側に一対の揺動プーリ21,22が固定さ
れている。また、上記プーリ9と揺動プーリ21との間
には、ベルト23が巻掛けられ、また、上記プーリ19
と揺動プーリ22との間には、ベルト24が巻掛けられ
ていて、プーリシャフト7,17の動力を互いに伝達可
能にしている。この他、図中、25は架台12に設けた
スクリュウガイド(図示省略)と螺合可能なスクリュウ
シャフトなどの作動杆で、その一端をモータなどのアク
チユエータ26に連係され、その回動量を介して、前記
架台12を軸方向へ移動させることで、回転ローラ1
3,13の位置を調節可能にしている。27はピット1
の上方を閉塞する踏板、28は被試験車両で、29,3
0はその車輪(前後輪)である。
【0006】このように構成されたシャシーダイナモ装
置によると、その試験に先立って、前後の回転ローラ
3,13,13間の距離が、被試験車両28の前後の車
輪29,30間の距離に適合するように、架台12を移
動させて調整し、適宜手段で制止したところで、被試験
車両28を、当該装置上に乗り入れ、それぞれの車輪2
9,30を対応する回転ローラ3,13,13に転接さ
せる。この状態で、被試験車両28の運転(駆動)を開
始する。そうすると、被試験車両28の駆動輪が回転
し、その動力が駆動輪と接する回転ローラ3、又は回転
ローラ13,13を介して、これらの回転ローラ3,1
3を固定するローラシャフト4,14に伝達され、この
ローラシャフト4,14からさらに駆動シャフト6又は
駆動シャフト16に伝えられて、当該シャフト6,16
が回転する。
置によると、その試験に先立って、前後の回転ローラ
3,13,13間の距離が、被試験車両28の前後の車
輪29,30間の距離に適合するように、架台12を移
動させて調整し、適宜手段で制止したところで、被試験
車両28を、当該装置上に乗り入れ、それぞれの車輪2
9,30を対応する回転ローラ3,13,13に転接さ
せる。この状態で、被試験車両28の運転(駆動)を開
始する。そうすると、被試験車両28の駆動輪が回転
し、その動力が駆動輪と接する回転ローラ3、又は回転
ローラ13,13を介して、これらの回転ローラ3,1
3を固定するローラシャフト4,14に伝達され、この
ローラシャフト4,14からさらに駆動シャフト6又は
駆動シャフト16に伝えられて、当該シャフト6,16
が回転する。
【0007】この結果、上記駆動シャフト6,16と一
体の渦電流式動力計5,15の回転子(図示省略)が回
転し、この回転子が励磁された固定子内を回転すること
で、固定子に渦電流が流れ、回転子に伝達された動力が
渦電流により生じた熱量として吸収され、その際、所謂
連れ回わりトルクを検出することができる。これによっ
て、被試験車両28の駆動馬力を測定することができ
る。また、上記と同様にして、被試験車両28の運転を
開始させて、車輪29,30を所定の回転速度まで上昇
させたところで、ブレーキ操作を行えば、上記渦電流式
動力計5,15や、駆動シャフト6,16に別途設けた
その他の検出器によって、ブレーキ特性やABS特性、
さらに被試験車両28側のスピードメータとの比較など
によって、スピード試験を行うことができる。
体の渦電流式動力計5,15の回転子(図示省略)が回
転し、この回転子が励磁された固定子内を回転すること
で、固定子に渦電流が流れ、回転子に伝達された動力が
渦電流により生じた熱量として吸収され、その際、所謂
連れ回わりトルクを検出することができる。これによっ
て、被試験車両28の駆動馬力を測定することができ
る。また、上記と同様にして、被試験車両28の運転を
開始させて、車輪29,30を所定の回転速度まで上昇
させたところで、ブレーキ操作を行えば、上記渦電流式
動力計5,15や、駆動シャフト6,16に別途設けた
その他の検出器によって、ブレーキ特性やABS特性、
さらに被試験車両28側のスピードメータとの比較など
によって、スピード試験を行うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このシャシーダイナモ
装置の場合、被試験車両28の駆動力を利用する方式で
あるため、全体としてかなりの小型化、軽量化が図られ
ているものの、回転ローラ3のプーリシャフト7と回転
ローラ13のプーリシャフト17との間にベルト伝動装
置Vが必要とされ、このベルト伝動装置Vが、比較的複
雑な構成で、製造コストのより一層の低減化が難しく、
また、スペース的にもかなりの大きさな空間が必要とさ
れるため、なお改善すべき余地があった。
装置の場合、被試験車両28の駆動力を利用する方式で
あるため、全体としてかなりの小型化、軽量化が図られ
ているものの、回転ローラ3のプーリシャフト7と回転
ローラ13のプーリシャフト17との間にベルト伝動装
置Vが必要とされ、このベルト伝動装置Vが、比較的複
雑な構成で、製造コストのより一層の低減化が難しく、
また、スペース的にもかなりの大きさな空間が必要とさ
れるため、なお改善すべき余地があった。
【0009】本発明は、このような観点に立ってなされ
たのもで、両回転ローラ間の伝動装置を改善した車両試
験装置を提供せんとしたものである。
たのもで、両回転ローラ間の伝動装置を改善した車両試
験装置を提供せんとしたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かゝる本発明は、車両の
前後輪が転接される前後の回転ローラと、当該両回転ロ
ーラの回転軸に装着された2台のポンプと、当該ポンプ
間に配管された流体通路系とからなり、前記車両を駆動
させ、その駆動輪によって前記回転ローラを回転させる
と共に、前記2台のポンプを連動して駆動させて、前記
車両の性能を試験するようにしたことを特徴とする車両
試験装置にある。
前後輪が転接される前後の回転ローラと、当該両回転ロ
ーラの回転軸に装着された2台のポンプと、当該ポンプ
間に配管された流体通路系とからなり、前記車両を駆動
させ、その駆動輪によって前記回転ローラを回転させる
と共に、前記2台のポンプを連動して駆動させて、前記
車両の性能を試験するようにしたことを特徴とする車両
試験装置にある。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、本発明に係る車両
試験装置の一つの実施の形態を示したもので、基本的に
は、上記図9〜図10のシャシーダイナモ装置とほぼ同
様であるが、両回転ローラ間の伝動装置V1 が異なる。
なお、上記シャシーダイナモ装置と同一の構成部分に
は、同一の符号を付してある。
試験装置の一つの実施の形態を示したもので、基本的に
は、上記図9〜図10のシャシーダイナモ装置とほぼ同
様であるが、両回転ローラ間の伝動装置V1 が異なる。
なお、上記シャシーダイナモ装置と同一の構成部分に
は、同一の符号を付してある。
【0012】本発明の伝動装置V1 は、回転ローラ3の
プーリシャフト7に装着された歯車ポンプ40Aと、回
転ローラ13のプーリシャフト17に装着された歯車ポ
ンプ50Aと、これらのポンプ40A,50A間に配管
されて、オイルなどの流体が循環される、高強度ホース
や金属パイプなどからなる流体通路系60と、この流体
通路系60の途中に設けられ、その一部に流体注入口7
1を有する流体タンク70とからなる。そして、より具
体的には、上記歯車ポンプ40Aにあっては、図3に示
したように、内部の2個の歯車41,42のうち、図中
左側の歯車41の歯車軸41aがプーリシャフト7と連
結され、また、歯車ポンプ50Aにあっては、内部の2
個の歯車51,52のうち、図3に示したように、図中
左側の歯車51の歯車軸51aがプーリシャフト17と
連結されている。また、本発明の場合、回転ローラ3と
回転ローラ13の外径が異なるため、これに対応させ
て、例えば歯車ポンプ50Aを歯車ポンプ40Aに対し
て若干小型にするなどして、その吐出量を歯車ポンプ4
0Aの吐出量より小さくし、歯車ポンプ50Aの歯車軸
51aの回転数が、歯車ポンプ40Aの歯車軸41aの
回転数より大きくなるように設定してある。もちろん、
回転ローラ3と回転ローラ13の外径が同一の場合に
は、両歯車軸41a,51aの回転数が、同一になるよ
うに設定する。
プーリシャフト7に装着された歯車ポンプ40Aと、回
転ローラ13のプーリシャフト17に装着された歯車ポ
ンプ50Aと、これらのポンプ40A,50A間に配管
されて、オイルなどの流体が循環される、高強度ホース
や金属パイプなどからなる流体通路系60と、この流体
通路系60の途中に設けられ、その一部に流体注入口7
1を有する流体タンク70とからなる。そして、より具
体的には、上記歯車ポンプ40Aにあっては、図3に示
したように、内部の2個の歯車41,42のうち、図中
左側の歯車41の歯車軸41aがプーリシャフト7と連
結され、また、歯車ポンプ50Aにあっては、内部の2
個の歯車51,52のうち、図3に示したように、図中
左側の歯車51の歯車軸51aがプーリシャフト17と
連結されている。また、本発明の場合、回転ローラ3と
回転ローラ13の外径が異なるため、これに対応させ
て、例えば歯車ポンプ50Aを歯車ポンプ40Aに対し
て若干小型にするなどして、その吐出量を歯車ポンプ4
0Aの吐出量より小さくし、歯車ポンプ50Aの歯車軸
51aの回転数が、歯車ポンプ40Aの歯車軸41aの
回転数より大きくなるように設定してある。もちろん、
回転ローラ3と回転ローラ13の外径が同一の場合に
は、両歯車軸41a,51aの回転数が、同一になるよ
うに設定する。
【0013】したがって、このように構成される本発明
の車両試験装置において、例えば前輪駆動車(FF車)
のシャシーダイナモ特性を試験するには、先ず、前後の
回転ローラ3,13,13間の距離が、被試験車両28
の前後の車輪29,30間の距離に適合するように、架
台12を移動させて調整し、適宜手段で制止したところ
で、被試験車両28を、当該装置上に乗り入れ、それぞ
れの車輪29,30を対応する回転ローラ3,13,1
3に転接させる。
の車両試験装置において、例えば前輪駆動車(FF車)
のシャシーダイナモ特性を試験するには、先ず、前後の
回転ローラ3,13,13間の距離が、被試験車両28
の前後の車輪29,30間の距離に適合するように、架
台12を移動させて調整し、適宜手段で制止したところ
で、被試験車両28を、当該装置上に乗り入れ、それぞ
れの車輪29,30を対応する回転ローラ3,13,1
3に転接させる。
【0014】次に、この状態で、被試験車両28の運転
(駆動)を開始する。そうすると、被試験車両28の前
輪(駆動輪)29が回転し、その動力が駆動輪29と接
する回転ローラ3を介して、この回転ローラ3のローラ
シャフト4に伝達されると共に、プーリシャフト7を介
して、歯車ポンプ40Aに伝達され、その歯車軸41a
が回転する。この歯車軸41aの回転による歯車41の
回転によって、他方の歯車42も歯車軸42aを中心に
して回転するため、ポンプ機能が発揮されて、オイルな
どの流体が送り出され、流体タンク70を介して、歯車
ポンプ50Aに供給される。この流体の供給によって、
歯車ポンプ50Aの各歯車51,52がそれぞれの歯車
軸51a,52aを中心にして回転する。また、上記歯
車軸51aの回転による動力は、プーリシャフト17を
介して、回転ローラ13に伝達され、当該回転ローラ1
3を回転させると共に、ローラシャフト14にも伝達さ
れる。
(駆動)を開始する。そうすると、被試験車両28の前
輪(駆動輪)29が回転し、その動力が駆動輪29と接
する回転ローラ3を介して、この回転ローラ3のローラ
シャフト4に伝達されると共に、プーリシャフト7を介
して、歯車ポンプ40Aに伝達され、その歯車軸41a
が回転する。この歯車軸41aの回転による歯車41の
回転によって、他方の歯車42も歯車軸42aを中心に
して回転するため、ポンプ機能が発揮されて、オイルな
どの流体が送り出され、流体タンク70を介して、歯車
ポンプ50Aに供給される。この流体の供給によって、
歯車ポンプ50Aの各歯車51,52がそれぞれの歯車
軸51a,52aを中心にして回転する。また、上記歯
車軸51aの回転による動力は、プーリシャフト17を
介して、回転ローラ13に伝達され、当該回転ローラ1
3を回転させると共に、ローラシャフト14にも伝達さ
れる。
【0015】したがって、被試験車両28の運転を開始
すれば、当該車両自体の駆動力によって、回転ローラ
3,13,13が回転し、その際の駆動馬力、すなわち
シャシーダイナモ特性は、駆動シャフト6,16と一体
の渦電流式動力計5,15によって、検出し、測定する
ことができる。また、本発明によれば、上記と同様にし
て、被試験車両28の運転を開始させて、車輪29,3
0を所定の回転速度まで上昇させたところで、ブレーキ
操作を行えば、上記渦電流式動力計5,15や、駆動シ
ャフト6,16に別途設けたその他の検出器によって、
ブレーキ特性やABS特性、さらに被試験車両28側の
スピードメータとの比較などによって、スピード試験を
行うことができる。さらに、上記被試験車両28は、前
輪駆動車(FF車)の場合であったが、後輪駆動車(F
R車)や4輪駆動車(4WD車)についても、同様にし
て、各種の試験を行うことができる。
すれば、当該車両自体の駆動力によって、回転ローラ
3,13,13が回転し、その際の駆動馬力、すなわち
シャシーダイナモ特性は、駆動シャフト6,16と一体
の渦電流式動力計5,15によって、検出し、測定する
ことができる。また、本発明によれば、上記と同様にし
て、被試験車両28の運転を開始させて、車輪29,3
0を所定の回転速度まで上昇させたところで、ブレーキ
操作を行えば、上記渦電流式動力計5,15や、駆動シ
ャフト6,16に別途設けたその他の検出器によって、
ブレーキ特性やABS特性、さらに被試験車両28側の
スピードメータとの比較などによって、スピード試験を
行うことができる。さらに、上記被試験車両28は、前
輪駆動車(FF車)の場合であったが、後輪駆動車(F
R車)や4輪駆動車(4WD車)についても、同様にし
て、各種の試験を行うことができる。
【0016】図4〜図5は、本発明に係る車両試験装置
の他の実施の形態を示したもので、基本的には、上記図
1〜図3の車両試験装置とほぼ同様であるが、両回転ロ
ーラ間の伝動装置V2 が異なる。
の他の実施の形態を示したもので、基本的には、上記図
1〜図3の車両試験装置とほぼ同様であるが、両回転ロ
ーラ間の伝動装置V2 が異なる。
【0017】本発明の伝動装置V2 は、回転ローラ3の
プーリシャフト7に装着されたトロコポンプ40Bと、
回転ローラ13のプーリシャフト17に装着されたトロ
コポンプ50Bと、これらのポンプ40B,50B間に
配管されて、オイルなどの流体が循環される流体通路系
60と、この流体通路系60の途中に設けた流体タンク
70とからなる。ここで、トロコポンプ40B,50B
とは、図5や図6に示したような外歯車(アウターロー
タ)45,55と、図5や図7に示したようなその内側
に納まる内歯車(インナーロータ)46,56とが噛合
って回転する内接歯車ポンプであって、その回転軸(図
示省略)が、それぞれ対応するプーリシャフト7,17
に連結されている。また、本発明の場合、回転ローラ3
と回転ローラ13の外径が異なるため、これに対応させ
て、例えばトロコポンプ50Bをトロコポンプ40Bに
対して若干小型にするなどして、その吐出量をトロコポ
ンプ40Bの吐出量より小さくし、トロコポンプ50B
の回転数が、トロコポンプ40Bの回転数より大きくな
るように設定してある。もちろん、回転ローラ3と回転
ローラ13の外径が同一の場合には、両ポンプ40B,
50Bの回転数が、同一になるように設定する。
プーリシャフト7に装着されたトロコポンプ40Bと、
回転ローラ13のプーリシャフト17に装着されたトロ
コポンプ50Bと、これらのポンプ40B,50B間に
配管されて、オイルなどの流体が循環される流体通路系
60と、この流体通路系60の途中に設けた流体タンク
70とからなる。ここで、トロコポンプ40B,50B
とは、図5や図6に示したような外歯車(アウターロー
タ)45,55と、図5や図7に示したようなその内側
に納まる内歯車(インナーロータ)46,56とが噛合
って回転する内接歯車ポンプであって、その回転軸(図
示省略)が、それぞれ対応するプーリシャフト7,17
に連結されている。また、本発明の場合、回転ローラ3
と回転ローラ13の外径が異なるため、これに対応させ
て、例えばトロコポンプ50Bをトロコポンプ40Bに
対して若干小型にするなどして、その吐出量をトロコポ
ンプ40Bの吐出量より小さくし、トロコポンプ50B
の回転数が、トロコポンプ40Bの回転数より大きくな
るように設定してある。もちろん、回転ローラ3と回転
ローラ13の外径が同一の場合には、両ポンプ40B,
50Bの回転数が、同一になるように設定する。
【0018】この構成によって、当該図4〜図5に示し
た形態の車両試験装置においても、上記図図1〜図3の
車両試験装置とほぼ同様にして、被試験車両28の運転
を開始すれば、当該車両自体の駆動力によって、回転ロ
ーラ3,13,13が回転し、その際の駆動馬力、すな
わちシャシーダイナモ特性は、駆動シャフト6,16と
一体の渦電流式動力計5,15によって、検出し、測定
することができる。また、本発明によれば、上記と同様
にして、被試験車両28の運転を開始させて、車輪2
9,30を所定の回転速度まで上昇させたところで、ブ
レーキ操作を行えば、上記渦電流式動力計5,15や、
駆動シャフト6,16に別途設けたその他の検出器によ
って、ブレーキ特性やABS特性、さらに被試験車両2
8側のスピードメータとの比較などによって、スピード
試験を行うことができる。さらに、上記被試験車両28
は、前輪駆動車(FF車)の場合であったが、後輪駆動
車(FR車)や4輪駆動車(4WD車)についても、同
様にして、各種の試験を行うことができる。
た形態の車両試験装置においても、上記図図1〜図3の
車両試験装置とほぼ同様にして、被試験車両28の運転
を開始すれば、当該車両自体の駆動力によって、回転ロ
ーラ3,13,13が回転し、その際の駆動馬力、すな
わちシャシーダイナモ特性は、駆動シャフト6,16と
一体の渦電流式動力計5,15によって、検出し、測定
することができる。また、本発明によれば、上記と同様
にして、被試験車両28の運転を開始させて、車輪2
9,30を所定の回転速度まで上昇させたところで、ブ
レーキ操作を行えば、上記渦電流式動力計5,15や、
駆動シャフト6,16に別途設けたその他の検出器によ
って、ブレーキ特性やABS特性、さらに被試験車両2
8側のスピードメータとの比較などによって、スピード
試験を行うことができる。さらに、上記被試験車両28
は、前輪駆動車(FF車)の場合であったが、後輪駆動
車(FR車)や4輪駆動車(4WD車)についても、同
様にして、各種の試験を行うことができる。
【0019】なお、本発明で用いるポンプとしては、上
記の場合に限定されず、同様の機能を有するポンプであ
れば、他のポンプも使用することができ、例えば図8に
示したような羽根ポンプ80を挙げることができる。こ
のポンプ80において、81は回転するドラム、82に
ドラム81の半径方向に設けた複数の羽根である。ま
た、上記実施の形態では、左右の2個の回転ローラ3,
3、及び各一対の回転ローラ13,13がローラシャフ
ト4や16で連結された構成であったが、本発明は、こ
れに限定されず、前後左右のそれぞれの回転ローラ3,
3,13,13を独立させて、それらの各回転軸の外側
には4台のポンプを装着すると共に、内側には4個の渦
電流式動力計やその他の検出器を設けるようにしてもよ
い。これによって、前後左右の各車輪の特性を捉えるこ
とができるようになる。またさらに、左右の2個の回転
ローラ3,3側にあっても、各一対の回転ローラ13,
13側と同様、各一対の回転ローラ3,3(計4個)で
構成してもよく、その外径にあっても、回転ローラ1
3,13側と同径とすることもできる。
記の場合に限定されず、同様の機能を有するポンプであ
れば、他のポンプも使用することができ、例えば図8に
示したような羽根ポンプ80を挙げることができる。こ
のポンプ80において、81は回転するドラム、82に
ドラム81の半径方向に設けた複数の羽根である。ま
た、上記実施の形態では、左右の2個の回転ローラ3,
3、及び各一対の回転ローラ13,13がローラシャフ
ト4や16で連結された構成であったが、本発明は、こ
れに限定されず、前後左右のそれぞれの回転ローラ3,
3,13,13を独立させて、それらの各回転軸の外側
には4台のポンプを装着すると共に、内側には4個の渦
電流式動力計やその他の検出器を設けるようにしてもよ
い。これによって、前後左右の各車輪の特性を捉えるこ
とができるようになる。またさらに、左右の2個の回転
ローラ3,3側にあっても、各一対の回転ローラ13,
13側と同様、各一対の回転ローラ3,3(計4個)で
構成してもよく、その外径にあっても、回転ローラ1
3,13側と同径とすることもできる。
【0020】
(1)先ず、本発明に係る車両試験装置によると、被試
験車両の駆動力を利用する方式であるため、かなりの小
型化、軽量化が図られると共に、両回転ローラ間の伝動
装置が、簡単な構成のポンプとその流体通路系からなる
ため、より一層のコストダウンと、省スペース化が達成
される。 (2)また、本発明に係る車両試験装置によると、上記
伝動装置がオイルなどの流体によって制御されるため、
オイル洩れなどがあっても、注油するのみで簡単に対応
することができ、メンテナンスが容易になる。 (3)また、本発明に係る車両試験装置によると、上記
伝動装置がポンプとその流体通路系からなるため、埋設
用のピットなどは特に設ける必要がない。したがって、
例えば使用の都度、流体通路系のホースを単に床面に引
き回したり、あるいは予め余長を持って、両回転ローラ
間に張設する構成などとしておけば、整備工場などの床
面に、可搬式として、直接設置することも可能となる。
験車両の駆動力を利用する方式であるため、かなりの小
型化、軽量化が図られると共に、両回転ローラ間の伝動
装置が、簡単な構成のポンプとその流体通路系からなる
ため、より一層のコストダウンと、省スペース化が達成
される。 (2)また、本発明に係る車両試験装置によると、上記
伝動装置がオイルなどの流体によって制御されるため、
オイル洩れなどがあっても、注油するのみで簡単に対応
することができ、メンテナンスが容易になる。 (3)また、本発明に係る車両試験装置によると、上記
伝動装置がポンプとその流体通路系からなるため、埋設
用のピットなどは特に設ける必要がない。したがって、
例えば使用の都度、流体通路系のホースを単に床面に引
き回したり、あるいは予め余長を持って、両回転ローラ
間に張設する構成などとしておけば、整備工場などの床
面に、可搬式として、直接設置することも可能となる。
【図1】本発明に係る車両試験装置の一つの実施の形態
を示した平面図である。
を示した平面図である。
【図2】図1の車両試験装置のB−B′線方向からの部
分縦断側面図である。
分縦断側面図である。
【図3】図1の車両試験装置における2台のポンプと流
体通路系との関係を示した拡大縦断面図である。
体通路系との関係を示した拡大縦断面図である。
【図4】本発明に係る車両試験装置の他の実施の形態を
示した部分縦断側面図である。
示した部分縦断側面図である。
【図5】図4の車両試験装置における2台のポンプと流
体通路系との関係を示した拡大縦断面図である。
体通路系との関係を示した拡大縦断面図である。
【図6】図4の車両試験装置におけるポンプの外歯車を
示した平面図である。
示した平面図である。
【図7】図4の車両試験装置におけるポンプの内歯車を
示した平面図である。
示した平面図である。
【図8】本発明に係る車両試験装置に使用できる他のポ
ンプを示した縦断面図である。
ンプを示した縦断面図である。
【図9】シャシーダイナモ装置を示した平面図である。
【図10】図9のシャシーダイナモ装置A−A′線方向
からの部分縦断側面図である。
からの部分縦断側面図である。
3 回転ローラ 13 回転ローラ 28 車両(被試験車両) 29,30 車輪 40A,50B ポンプ 50A,50b ポンプ 60 流体通路系 70 流体タンク 80 ポンプ
Claims (2)
- 【請求項1】 車両の前後輪が転接される前後の回転ロ
ーラと、当該両回転ローラの回転軸に装着された2台の
ポンプと、当該ポンプ間に配管された流体通路系とから
なり、前記車両を駆動させ、その駆動輪によって前記回
転ローラを回転させると共に、前記2台のポンプを連動
して駆動させて、前記車両の性能を試験するようにした
ことを特徴とする車両試験装置。 - 【請求項2】 前記ポンプが、歯車ポンプ、トロコポン
プ、羽根ポンプ又はこれらの組み合わせからなることを
特徴とする請求項1記載の車両試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8032974A JPH09203695A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 車両試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8032974A JPH09203695A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 車両試験装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09203695A true JPH09203695A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=12373873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8032974A Pending JPH09203695A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 車両試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09203695A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101299997B1 (ko) * | 2010-12-10 | 2013-08-27 | 한국타이어 주식회사 | 차량 진동 및 소음 실내 테스트 시스템 |
JP2017044650A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | 株式会社堀場製作所 | シャシダイナモ装置 |
CN110361203A (zh) * | 2019-08-08 | 2019-10-22 | 上海测迅汽车科技有限公司 | 一种用于无人驾驶车辆测试的道路模拟装置 |
-
1996
- 1996-01-26 JP JP8032974A patent/JPH09203695A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101299997B1 (ko) * | 2010-12-10 | 2013-08-27 | 한국타이어 주식회사 | 차량 진동 및 소음 실내 테스트 시스템 |
JP2017044650A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | 株式会社堀場製作所 | シャシダイナモ装置 |
CN110361203A (zh) * | 2019-08-08 | 2019-10-22 | 上海测迅汽车科技有限公司 | 一种用于无人驾驶车辆测试的道路模拟装置 |
CN110361203B (zh) * | 2019-08-08 | 2024-05-03 | 上海测迅汽车科技有限公司 | 一种用于无人驾驶车辆测试的道路模拟装置 |
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