JP2000346752A - シャシーダイナモメータにおける摩擦係数可変装置 - Google Patents

シャシーダイナモメータにおける摩擦係数可変装置

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JP2000346752A JP11159681A JP15968199A JP2000346752A JP 2000346752 A JP2000346752 A JP 2000346752A JP 11159681 A JP11159681 A JP 11159681A JP 15968199 A JP15968199 A JP 15968199A JP 2000346752 A JP2000346752 A JP 2000346752A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャシーダイナモメータの路面摩擦係数設定
のためのロードローラに対するフリーローラ位置の可変
を簡単にする。 【解決手段】 ロードローラRLと対をなすフリーロー
ラRFを支点aを有する軸受アーム2で支持し、ACサ
ーボモータ6で操作されるスクリューウジャッキ5の可
動端と軸受アーム2とをリンク4と角パイプで連結す
る。ACサーボモータ6が回転するとジャッキ5の可動
端が上下動し、リンク4を介して軸受アーム2は支点a
を中心に動き、ローラRFは円弧移動する。試験される
車両のタイヤの下面がローラRL,RFの両方に接するが
ローラRFの位置が変わるとローラRL,RFの分荷重が
変わり、ローラRLとタイヤ間に発生する摩擦係数を模
擬することが可能となる。ローラRFを支点aを中心に
動く軸受アーム2で支持しているので、ローラRFの位
置可変が簡単にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シャシーダイナ
モメータにおいて自動車のアンチロックブレーキの試験
を行う時のタイヤとローラ間の摩擦係数を変化させるシ
ャシーダイナモメータにおける摩擦係数可変装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ツインローラシャシーダイナモメータは
図10に示すように試験車両Wのタイヤで回動されるロ
ードローラRLとフリーローラRFを有し、各ロードロー
ラRLの軸にはそれぞれダイナモメータDYとフライホ
イールが連結されている。
【0003】図6(a)に示すように車両1輪当たりの
荷重WはロードローラRLとフリーローラRFにより受け
られ、同径のローラRLとRFが同じ高さに設けられてい
る場合はローラRLとRFへの分荷重WLとWFは等しくな
る。また、図6(b)に示すようにローラRLとRFのタ
イヤと接する高さを変えれば分荷重WLとWFも変わる。
【0004】路面と等価な摩擦係数μを種々設定するた
めのμ調整手段としては、例えば、図7〜10に示すも
のである。図7のμ調整手段は、台102の片側にロー
ドローラRLを受台101を介して取り付け、台102
のローラRF取付側を薄く形成し、その上に調整ねじ1
03で前後位置調整可能な中間台104を設け、この中
間台104に調整ねじ105を介して高さ位置調整可能
にフリーローラRF受台106を設けて、μを調整して
いる。
【0005】図8のμ調整手段は、ローラRL,RFを可
動受け台203に固定し、可動受け台203の位置を取
付台201の上部曲面202に沿ってローラ204を介
して移動させることでμを調整している。
【0006】また、図9のμ調整手段は、車両の前輪側
可動フレーム301および後輪側固定フレーム302の
上にそれぞれロードローラRLの受台303をロードセ
ル305を介して設置すると共にフリーローラRFの受
台304を並べて設置し、可動フレーム301をロード
セル303の値を読みながら床305の上を前後方向に
移動させることでμを調整している。
【0007】また、図10のμ調整手段は、ローラ
L,RFの対を移動台401上に設置し、この移動台4
01を移動装置402で移動調整可能とし、フリーロー
ラRFを移動装置403で移動調整可能とすることで、
μを調整している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記図7のμ調整は、
フリーローラの位置調整するために2つの調整ねじを調
整しなければならず、また中間台を必要とするので構造
が複雑となる。図8のμ調整は、可動台および可動台の
対向面を共にフリーローラと同軸となる曲面に形成しな
ければならず、加工が容易でなくまた可動台位置調整機
構も複雑となる。また、図9,10のμ調整は、ロード
ローラとフリーローラとの高さを変えずに行うものであ
るから、調整範囲が狭い。
【0009】この発明は、従来のこのような課題に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、広範
囲のμ調整が無理なく簡単にできる構成の簡単なシャシ
ーダイナモ摩擦係数可変装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明のシャシーダイ
ナモ摩擦係数可変装置は、ロードローラとフリーローラ
とを備え、フリーローラ位置を変えることで路面摩擦抵
抗係数を設定して車両の走行試験をするツインシャシー
ダイナモメータにおいて、フリーローラ軸の両端を下方
に支点を有する一対のアームで円弧移動可能に支持し、
このアームをサーボモータとスクリューウジャッキの連
動構造からなる駆動装置などで動かしフリーローラ位置
を変えるものである。
【0011】なお、一対のアーム間を角パイプで一体に
接続し、スクリューウジャッキの可動端と角パイプ間を
リンクで接続するとよい。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態について図
面を用いて説明する。図1〜図3にシャシーダイナモメ
ータにおける摩擦係数可変装置部を示す。図中、RL
ロードローラ、RLはフリーローラで、フリーローラRF
軸の両端は軸受箱1で支持され、この軸受箱1は軸受ア
ーム2で支持され、軸受アーム2はフリーローラ側台8
に設けられた軸受アーム取付台7に支点aで揺動可能に
支持されている。この左右の軸受アーム2は角パイプ3
で連結されている。
【0013】フリーローラ側台8の上部左右中央のロー
ドローラ寄りにACサーボモータ6により操作されるス
クリューウジャッキ5が設けられており、スクリューウ
ジャッキ5の先端と上記角パイプ3のロードローラ側面
の左右中央との間にリンク4が設けられている。
【0014】上記軸受アーム2の支点aは、図4(a)
に示すようにロードローラRL側への分荷重WLとフリー
ローラRF側への分荷重WFとがほぼ等しくなるようにし
た場合の分荷重WFのベクトル線上の位置に設け、図4
(b)に示すように支点aを中心としてフリーローラR
Fを移動させることにより分荷重WLとWFに差を発生さ
せて荷重WLを調整する。これによりローラータイヤ間
に生じる摩擦係数μの変化を模擬することが可能とな
る。このロードローラRLの位置調整はACサーボモー
タ6でスクリューウジャッキ5を操作することにより行
う。
【0015】なお、図中、11はロードローラRLの軸
受箱、12はロードローラロック装置、13は受台取付
台、14はロードローラ側台、21は中間リフト、22
は中間リフトを操作する中間リフト駆動部、31はピッ
トカバー、PPは回転検出器を示す。
【0016】次にこのシャシーダイナモメータの動作に
ついて説明する。供試車両(図示省略)が図1右側のピ
ットカバー31上から搬入される。この時車両駆動輪が
スリップしないようにロードローラRL及びフリーロー
ラRFをローラロック装置12でロックしておく。
【0017】またローラRL,RF間にタイヤが落ち込ま
ないように中間リフト21を作動させローラ頂上とほぼ
同じ高さにセットしておく、フリーローラRFはほぼ上
限位置にしておく。そして、車両のタイヤがローラ
L,RF間にきたら中間リフト21を駆動部22を動作
させて下降させ、中間リフト21を下限まで下げてフリ
ーローラRFの動作の妨げとならないよう逃がしてお
く。
【0018】次に、テストしたい路面摩擦係数μに対応
しフリーローラRFの位置を変える。このフリーローラ
Fの位置移動は図5に示すようにACサーボモータ6
でスクリューウジャッキ5の上下方向に移動させ、リン
ク4を介して行う。ロードローラRLは両端軸受台11
を有しロードローラ側台14上に固定されている支持台
12に完全固定されている。
【0019】上記実施の形態によれば、フリーローラR
Fは軸受アーム2の支点aを中心に図1示すように円弧
移動ができ、この位置変化でロードローラRLとフリー
ローラの荷重分担比率を大きく可変させることができる
ので、各種路面摩擦係数のテストが可能となる。また、
ACサーボモータ6の設定を路面摩擦係数μと関連づけ
ておくことで、路面摩擦係数μを自動設定することかで
きる。
【0020】
【発明の効果】この発明は、上述のとおり構成されてい
るので、次に記載する効果を奏する。 (1)路面摩擦係数の設定変更を軸受アームの角度変化
だけでできるため、路面摩擦係数の設定,制御が容易に
できる。 (2)ACサーボモータとスクリューウジャッキの連動
で路面摩擦係数の自動設定が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態にかかるシャシーダイナモメータの
ローラ部の構成を示す側面図。
【図2】同左車輪用フリーローラ部の構成を示す正面
図。
【図3】同左車輪用ローラ部の構成を示す平面図。
【図4】フリーローラの円弧運動と荷重の変化の説明
図。
【図5】フリーローラの円弧運動部の構造説明図。
【図6】通常のツインローラシャシーダイナモメータの
ローラ部の荷重説明図。
【図7】従来例1にかかるローラ部の構成説明図。
【図8】従来例2にかかるローラ部の構成説明図。
【図9】従来例3にかかるローラ部の構成説明図。
【図10】従来例4にかかるローラ部の構成説明図。
【符号の説明】
L…ロードローラ RF…フリーローラ 1…軸受箱 2…軸受アーム 3…軸受アーム連結用角パイプ 4…リンク 5…スクリューウジャッキ 6…ACサーボモータ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロードローラとフリーローラとを備え、
    フリーローラ位置を変えることで路面摩擦抵抗係数を設
    定して車両の走行試験をするツインシャシーダイナモメ
    ータにおいて、 フリーローラ軸の両端を下方に支点を有する一対のアー
    ムで円弧移動可能に支持し、 このアームを駆動装置で動かしフリーローラ位置を変え
    ることを特徴とするシャシーダイナモメータにおける摩
    擦係数可変装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記駆動装置はサーボモータとスクリューウジャッキの
    連動構造となっているいることを特徴とするシャシーダ
    イナモメータにおける摩擦係数可変装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記一対のアーム間を角パイプで一体に接続し、スクリ
    ューウジャッキの可動端と角パイプ間をリンクで接続し
    たことを特徴とするシャシーダイナモメータにおける摩
    擦係数可変装置。
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