JPH0584268B2 - - Google Patents
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- JPH0584268B2 JPH0584268B2 JP7292687A JP7292687A JPH0584268B2 JP H0584268 B2 JPH0584268 B2 JP H0584268B2 JP 7292687 A JP7292687 A JP 7292687A JP 7292687 A JP7292687 A JP 7292687A JP H0584268 B2 JPH0584268 B2 JP H0584268B2
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 8
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 1
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- Chain Conveyers (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、たとえば自動車組立て工場におい
て、バンパーやドアーなどの部品を一定経路上で
搬送させるのに採用されるキヤリヤ使用の搬送装
置に関するものである。
て、バンパーやドアーなどの部品を一定経路上で
搬送させるのに採用されるキヤリヤ使用の搬送装
置に関するものである。
従来の技術
従来、この種の装置としては、たとえば特開昭
57年209457号公報に見られるように、支持レール
に支持案内される複数個のトロリ間を連結して一
定経路上で走行自在なキヤリヤを構成し、そして
一定経路に沿つて走行駆動装置を配設するととも
に、前記移動体側に複数の垂直枢支ピンを介して
被搬送物支持装置を取付けた構造が提供されてい
る。ところでキヤリヤは長尺の被搬送物を、その
長さ方向を一定経路方向に沿わせた状態で支持搬
送するものであり、したがつて、たとえばストレ
ージ経路部においては被搬送物の長さに相応した
長尺ピツチでストレージしなければならず、スト
レージ効率が悪い。そこで最近では、キヤリヤに
対して支持装置を、旋回装置を介して縦軸心の周
りで旋回自在で配設し、ストレージピツチを短尺
化することが提案されている。すなわち第5図に
示すように、一定経路60における上手側の直線
経路部60Aから彎曲経路部60Bに亘つては、
長尺の被搬送物61を、その長さ方向を一定経路
60の方向に沿わせた状態で搬送する。次いで彎
曲経路部60Bに続く向き変更経路部60Cで、
旋回装置側のレバー62の遊端に設けたカムロー
ラ63をカムレール64に作用させて、被搬送物
61を縦軸心65の周りで次第に旋回させる。そ
して被搬送物61を、その長さ方向を一定経路6
0の方向に対して直交状に向き変更させたのち、
ストレージ経路部60Dに入れてストレージして
いる。
57年209457号公報に見られるように、支持レール
に支持案内される複数個のトロリ間を連結して一
定経路上で走行自在なキヤリヤを構成し、そして
一定経路に沿つて走行駆動装置を配設するととも
に、前記移動体側に複数の垂直枢支ピンを介して
被搬送物支持装置を取付けた構造が提供されてい
る。ところでキヤリヤは長尺の被搬送物を、その
長さ方向を一定経路方向に沿わせた状態で支持搬
送するものであり、したがつて、たとえばストレ
ージ経路部においては被搬送物の長さに相応した
長尺ピツチでストレージしなければならず、スト
レージ効率が悪い。そこで最近では、キヤリヤに
対して支持装置を、旋回装置を介して縦軸心の周
りで旋回自在で配設し、ストレージピツチを短尺
化することが提案されている。すなわち第5図に
示すように、一定経路60における上手側の直線
経路部60Aから彎曲経路部60Bに亘つては、
長尺の被搬送物61を、その長さ方向を一定経路
60の方向に沿わせた状態で搬送する。次いで彎
曲経路部60Bに続く向き変更経路部60Cで、
旋回装置側のレバー62の遊端に設けたカムロー
ラ63をカムレール64に作用させて、被搬送物
61を縦軸心65の周りで次第に旋回させる。そ
して被搬送物61を、その長さ方向を一定経路6
0の方向に対して直交状に向き変更させたのち、
ストレージ経路部60Dに入れてストレージして
いる。
発明が解決しようとする問題点
上記のような従来形式によると、ストレージ経
路部60Dの上手に直線の向き変更経路部60C
が必要であることから、その分、ストレージエリ
アの経路形成を長くしなければならず、またカム
レール64にカムローラ63が左右方向から作用
することで、キヤリヤ側に横ずれが生じて旋回が
安定して行われない。
路部60Dの上手に直線の向き変更経路部60C
が必要であることから、その分、ストレージエリ
アの経路形成を長くしなければならず、またカム
レール64にカムローラ63が左右方向から作用
することで、キヤリヤ側に横ずれが生じて旋回が
安定して行われない。
本発明の目的とするところは、湾曲経路部を出
たときには、すでに向き変更を終えた姿勢にし
得、この彎曲経路部から直ちにストレージ経路部
とし得、しかも旋回を安定して行え得るキヤリア
使用の搬送装置を提供する点にある。
たときには、すでに向き変更を終えた姿勢にし
得、この彎曲経路部から直ちにストレージ経路部
とし得、しかも旋回を安定して行え得るキヤリア
使用の搬送装置を提供する点にある。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決すべく本発明におけるキヤリ
ヤ使用の搬送装置は、左右一対の支持レールにホ
イールを介して支持されかつ両支持レール間に位
置するガイドローラを介して案内されて、一定経
路上で走行自在なキヤリヤを設け、このキヤリヤ
の上部に被搬送物支持装置を、旋回装置を介して
縦軸心の周りに旋回自在に設け、前記旋回装置
は、キヤリヤに回転自在に支持されかつ上部に前
記被搬送物支持装置を設けた縦軸と、この縦軸の
下端から半径方向に連設したレバーと、このレバ
ーの遊端に取付けたカムローラとにより構成し、
前記一定経路中の彎曲経路部に、前記カムローラ
が左右方向から作用自在なカムレールを設けると
ともに、前記ガイドローラの左右方向の横ずれ規
制板を支持レール側に設けている。
ヤ使用の搬送装置は、左右一対の支持レールにホ
イールを介して支持されかつ両支持レール間に位
置するガイドローラを介して案内されて、一定経
路上で走行自在なキヤリヤを設け、このキヤリヤ
の上部に被搬送物支持装置を、旋回装置を介して
縦軸心の周りに旋回自在に設け、前記旋回装置
は、キヤリヤに回転自在に支持されかつ上部に前
記被搬送物支持装置を設けた縦軸と、この縦軸の
下端から半径方向に連設したレバーと、このレバ
ーの遊端に取付けたカムローラとにより構成し、
前記一定経路中の彎曲経路部に、前記カムローラ
が左右方向から作用自在なカムレールを設けると
ともに、前記ガイドローラの左右方向の横ずれ規
制板を支持レール側に設けている。
作 用
かかる本発明構成によると、長さ方向を一定経
路に沿つた方向とした被搬送物は、支持装置を介
してキヤリヤ側に支持された状態で一定経路の直
線経路部を搬送される。そして彎曲経路部に入る
と、そのカムローラがカムレールに左右方向から
作用することで、被搬送物は旋回装置のレバーと
縦軸とを介して次第に旋回され、その長さ方向が
一定経路の方向に対して直交状になるように向き
変更されたのち、この彎曲経路部から出て行くこ
とになる。その際に彎曲経路部においては、ガイ
ドローラが横ずれ規制板に案内されることからキ
ヤリヤ側の横ずれは生せず、カムレールに対して
カムローラを正確に作用させ得る。
路に沿つた方向とした被搬送物は、支持装置を介
してキヤリヤ側に支持された状態で一定経路の直
線経路部を搬送される。そして彎曲経路部に入る
と、そのカムローラがカムレールに左右方向から
作用することで、被搬送物は旋回装置のレバーと
縦軸とを介して次第に旋回され、その長さ方向が
一定経路の方向に対して直交状になるように向き
変更されたのち、この彎曲経路部から出て行くこ
とになる。その際に彎曲経路部においては、ガイ
ドローラが横ずれ規制板に案内されることからキ
ヤリヤ側の横ずれは生せず、カムレールに対して
カムローラを正確に作用させ得る。
実施例
以下に本発明の一実施例を第1図〜第4図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
1は左右一対の支持レール2に支持案内される
キヤリヤで、フロントトロリ3と、リヤトロリ4
と、フロントトロリ3とリヤトロリ4との間を相
対摺動自在に連結する本体枠5とにより構成され
る。両トロリ3,4は、それぞれ本体6から垂設
したフランジ部7の両側に前後一対のトロリホイ
ール8を有し、これらトロリホイール8は前記支
持レール2に支持案内される。また本体6は、レ
ール2の上部内端に案内されるガイドローラ9を
下面側に有する。前記本体枠5は、天板5Aと左
右の側板5Bとにより平面視が矩形の箱枠状に形
成され、天板5Aの前後端の中央部から垂下板5
Cを連設するとともに、これら垂下板5Cの内面
にはC字状のブラケツト10が取付けれる。そし
て両トロリ3,4の本体6から立設した接続用ピ
ン11がトラニオンピン12を介して前記ブラケ
ツト10に連結される。前記フロントトロリ3に
おける本体6の下部には横ピン13を介して上下
摺動自在で巾広の受動体14が取付けられる。こ
の受動体14は前記横ピン13により中間部が支
持され、また重心の変位により下手側が下位とな
るようにウエイトによつて揺動付勢されている。
そして下手側には下方開放で凹入状の受動部15
が形成され、また上手側にはウエイト付勢に抗し
て揺動させるためのカム面16が上面側に形成さ
れている。前記リヤトロリ4における本体6の下
部には、前記カム面16に作用するカム体17が
後方に連設されている。前記支持レール2の下方
には、この支持レール2に沿つて左右一対のガイ
ドレール18が配設され、各レール2,18間は
所定ピツチ置きのヨーク19にて一体化される。
前記ガイドレール18に支持案内される走行駆動
装置20はローラチエン形式であつて、リンクチ
エン21と、このリンクチエン21の適所から垂
設状に連設した左右一対のブラケツト22と、こ
れらブラケツト22の下端に取付けられかつガイ
ドレール18に支持案内されるローラ23と、リ
ンクチエン21の適所から立設状に一体連設した
駆動突起24とからなり、この駆動突起24に前
記受動部15を係合させることにより、キヤリヤ
1は一定経路25上で走行自在となる。
キヤリヤで、フロントトロリ3と、リヤトロリ4
と、フロントトロリ3とリヤトロリ4との間を相
対摺動自在に連結する本体枠5とにより構成され
る。両トロリ3,4は、それぞれ本体6から垂設
したフランジ部7の両側に前後一対のトロリホイ
ール8を有し、これらトロリホイール8は前記支
持レール2に支持案内される。また本体6は、レ
ール2の上部内端に案内されるガイドローラ9を
下面側に有する。前記本体枠5は、天板5Aと左
右の側板5Bとにより平面視が矩形の箱枠状に形
成され、天板5Aの前後端の中央部から垂下板5
Cを連設するとともに、これら垂下板5Cの内面
にはC字状のブラケツト10が取付けれる。そし
て両トロリ3,4の本体6から立設した接続用ピ
ン11がトラニオンピン12を介して前記ブラケ
ツト10に連結される。前記フロントトロリ3に
おける本体6の下部には横ピン13を介して上下
摺動自在で巾広の受動体14が取付けられる。こ
の受動体14は前記横ピン13により中間部が支
持され、また重心の変位により下手側が下位とな
るようにウエイトによつて揺動付勢されている。
そして下手側には下方開放で凹入状の受動部15
が形成され、また上手側にはウエイト付勢に抗し
て揺動させるためのカム面16が上面側に形成さ
れている。前記リヤトロリ4における本体6の下
部には、前記カム面16に作用するカム体17が
後方に連設されている。前記支持レール2の下方
には、この支持レール2に沿つて左右一対のガイ
ドレール18が配設され、各レール2,18間は
所定ピツチ置きのヨーク19にて一体化される。
前記ガイドレール18に支持案内される走行駆動
装置20はローラチエン形式であつて、リンクチ
エン21と、このリンクチエン21の適所から垂
設状に連設した左右一対のブラケツト22と、こ
れらブラケツト22の下端に取付けられかつガイ
ドレール18に支持案内されるローラ23と、リ
ンクチエン21の適所から立設状に一体連設した
駆動突起24とからなり、この駆動突起24に前
記受動部15を係合させることにより、キヤリヤ
1は一定経路25上で走行自在となる。
前記キヤリヤ1の上部に被搬送物の支持装置3
0を、旋回装置31を介して縦軸心32の周りに
旋回自在に設けている。すなわち旋回装置31
は、天板5Aを貫通する筒状ポスト33を有し、
この筒状ポスト33の下部は取付け部材34を介
して天板5Aに固定される。前記筒状ポスト33
内には縦軸35が挿通され、この縦軸35は支持
部材36を介して筒状ポスト33側に支持されて
縦軸心32の周りで旋回自在となる。前記縦軸3
5の下端には筒体37が固定され、この筒体37
の下部外周で、180度変位した二箇所から半径方
向にレバー38を連設するとともに、これらレバ
ー38の遊端にカムローラ39を取付けている。
前記筒体37の上部には円板40が外嵌固定さ
れ、この円板40の外周で90度変位した4箇所に
は凹部41が形成されている。前記天板5Aから
垂設した縦ピン42に、リンク43が左右揺動自
在に取付けられ、このリンク43の中間部に、前
記凹部41に嵌脱自在なローラ44を取付けると
ともに、リンク43の遊端と天板5Aとの間に嵌
合方向に揺動付勢するばね45を設けている。
0を、旋回装置31を介して縦軸心32の周りに
旋回自在に設けている。すなわち旋回装置31
は、天板5Aを貫通する筒状ポスト33を有し、
この筒状ポスト33の下部は取付け部材34を介
して天板5Aに固定される。前記筒状ポスト33
内には縦軸35が挿通され、この縦軸35は支持
部材36を介して筒状ポスト33側に支持されて
縦軸心32の周りで旋回自在となる。前記縦軸3
5の下端には筒体37が固定され、この筒体37
の下部外周で、180度変位した二箇所から半径方
向にレバー38を連設するとともに、これらレバ
ー38の遊端にカムローラ39を取付けている。
前記筒体37の上部には円板40が外嵌固定さ
れ、この円板40の外周で90度変位した4箇所に
は凹部41が形成されている。前記天板5Aから
垂設した縦ピン42に、リンク43が左右揺動自
在に取付けられ、このリンク43の中間部に、前
記凹部41に嵌脱自在なローラ44を取付けると
ともに、リンク43の遊端と天板5Aとの間に嵌
合方向に揺動付勢するばね45を設けている。
前記支持装置30は、縦軸35の上端に取付け
た長尺のアーム46と、このアーム46から立設
した複数本のピン47とからなり、これらピン4
7により被搬送物の一例であるバンパー48を支
持する。
た長尺のアーム46と、このアーム46から立設
した複数本のピン47とからなり、これらピン4
7により被搬送物の一例であるバンパー48を支
持する。
前記キヤリヤ1は作業架台50の下を走行自在
であり、したがつて作業架台50には筒状ポスト
33が通るスリツト51が形成されている。
であり、したがつて作業架台50には筒状ポスト
33が通るスリツト51が形成されている。
前記一定経路25には、上手側の直線経路部2
5Aから彎曲経路部25Bを介してストレージ経
路部25Cに至る経路が形成されている。そして
彎曲経路部25Bに対応して、前記カムローラ3
9が作用自在なカムレール52を設けている。こ
のカムレール52は、キヤリヤ1が彎曲経路部2
5Bを移動中にカムローラ39を案内し、縦軸3
5や支持装置30などを介してバンパー48の向
きを90度変位させるべく、そのカム面53を形成
している。さらに彎曲経路部25Bにおいては、
両支持レール2の上面に、これら支持レール2の
上端内面間よりも巾狭のガイド巾を形成する横ず
れ規制板54を取付け、これによりガイドローラ
9の横ずれを規制している。
5Aから彎曲経路部25Bを介してストレージ経
路部25Cに至る経路が形成されている。そして
彎曲経路部25Bに対応して、前記カムローラ3
9が作用自在なカムレール52を設けている。こ
のカムレール52は、キヤリヤ1が彎曲経路部2
5Bを移動中にカムローラ39を案内し、縦軸3
5や支持装置30などを介してバンパー48の向
きを90度変位させるべく、そのカム面53を形成
している。さらに彎曲経路部25Bにおいては、
両支持レール2の上面に、これら支持レール2の
上端内面間よりも巾狭のガイド巾を形成する横ず
れ規制板54を取付け、これによりガイドローラ
9の横ずれを規制している。
次に上記実施例の作用を説明する。
キヤリヤ1は、受動体14の受動部15に駆動
突起24が係合することによつて、走行駆動装置
20の駆動力を受けて一定経路25上を走行する
ことになる。そして前方に先行キヤリヤ1が停止
していたとき、走行してきた後続キヤリヤ1にお
ける受動体14のカム面16が先行キヤリヤ1の
カム体17に乗り上がり状に作用し、以つて受動
体14は前部が下位となるように横ピン13の周
りに揺動して受動部15が駆動突起24から外れ
ることになる。その後、先行キヤリヤ1のリヤト
ロリ4に後続キヤリヤ1のフロントトロリ3が衝
突することにより、後続キヤリヤ1は非受動状態
で停止される。
突起24が係合することによつて、走行駆動装置
20の駆動力を受けて一定経路25上を走行する
ことになる。そして前方に先行キヤリヤ1が停止
していたとき、走行してきた後続キヤリヤ1にお
ける受動体14のカム面16が先行キヤリヤ1の
カム体17に乗り上がり状に作用し、以つて受動
体14は前部が下位となるように横ピン13の周
りに揺動して受動部15が駆動突起24から外れ
ることになる。その後、先行キヤリヤ1のリヤト
ロリ4に後続キヤリヤ1のフロントトロリ3が衝
突することにより、後続キヤリヤ1は非受動状態
で停止される。
通常、直線経路部25Aでは、バンパー48の
長さ方向を一定経路25の方向に沿わせた状態で
キヤリヤ1は走行され、このバンパー48に対し
て各種作業が行われる。その際にローラ44が1
つの凹部41に嵌合し、かつばね45により嵌合
付勢されていることから、このロツク作用によつ
て縦軸35に旋回せず、バンパー48の向きは維
持されている。そしてキヤリヤ1が彎曲経路部2
5Bに入ると、一方のカムローラ39がカムレー
ル52のカム面53に案内され、レバー38に縦
軸心32の周りでの旋回力が付与される。すると
筒体37を介して円板40を同方向に旋回され、
凹部41の移動によりばね45に抗してローラ4
4が押出されロツクが解除される。したがつて前
述したカム作用によつて、縦軸35や支持装置3
0などを介してバンパー48が第4図仮想線で示
すように次第に旋回され、彎曲経路部25Bの終
端でバンパー48は、その長さ方向が一定経路2
5の方向に対して直交状になるように向き変更さ
れる。そして彎曲経路部25Bからストレージ経
路部25Cに出て行くことになる。なお向き変更
は90度に亘つて行われ、これによりローラ44が
別の凹部41に嵌合して再びロツク状態になる。
前述した向き変更時において、両トロリ3,4の
ガイドローラ9は横ずれ規制板54に案内される
ことから、両トロリ3,4ならびにキヤリヤ1の
カム作用時の旋回力による横ずれは生せず、した
がつて旋回は安定して確実に行われる。
長さ方向を一定経路25の方向に沿わせた状態で
キヤリヤ1は走行され、このバンパー48に対し
て各種作業が行われる。その際にローラ44が1
つの凹部41に嵌合し、かつばね45により嵌合
付勢されていることから、このロツク作用によつ
て縦軸35に旋回せず、バンパー48の向きは維
持されている。そしてキヤリヤ1が彎曲経路部2
5Bに入ると、一方のカムローラ39がカムレー
ル52のカム面53に案内され、レバー38に縦
軸心32の周りでの旋回力が付与される。すると
筒体37を介して円板40を同方向に旋回され、
凹部41の移動によりばね45に抗してローラ4
4が押出されロツクが解除される。したがつて前
述したカム作用によつて、縦軸35や支持装置3
0などを介してバンパー48が第4図仮想線で示
すように次第に旋回され、彎曲経路部25Bの終
端でバンパー48は、その長さ方向が一定経路2
5の方向に対して直交状になるように向き変更さ
れる。そして彎曲経路部25Bからストレージ経
路部25Cに出て行くことになる。なお向き変更
は90度に亘つて行われ、これによりローラ44が
別の凹部41に嵌合して再びロツク状態になる。
前述した向き変更時において、両トロリ3,4の
ガイドローラ9は横ずれ規制板54に案内される
ことから、両トロリ3,4ならびにキヤリヤ1の
カム作用時の旋回力による横ずれは生せず、した
がつて旋回は安定して確実に行われる。
発明の効果
上記構成の本発明によると、長さ方向を一定経
路に沿つた方向とした被搬送物は、支持装置を介
してキヤリヤ側に支持された状態で一定経路の直
線経路部を搬送することができる。そして彎曲経
路に入ると、そのカムローラがカムレールに左右
方向から作用することで、被搬送物は旋回装置の
レバーと縦軸とを介して次第に旋回させることが
でき、その長さ方向を一定経路の方向に対して直
交状になるように向き変更させたのち、この彎曲
経路部から出すことができる。したがつて彎曲経
路部から直ちにストレージ経路部にでき、ストレ
ージエリアの経路形成を短かく有利にできる。ま
た彎曲経路部においては、ガイドローラが横ずれ
規制板に案内されることから、カム作用時の旋回
力によるキヤリヤ側の左右方向の横ずれは生せ
ず、カムレールに対してカムローラを正確に作用
させることができて、旋回は安定して確実に行う
ことができる。
路に沿つた方向とした被搬送物は、支持装置を介
してキヤリヤ側に支持された状態で一定経路の直
線経路部を搬送することができる。そして彎曲経
路に入ると、そのカムローラがカムレールに左右
方向から作用することで、被搬送物は旋回装置の
レバーと縦軸とを介して次第に旋回させることが
でき、その長さ方向を一定経路の方向に対して直
交状になるように向き変更させたのち、この彎曲
経路部から出すことができる。したがつて彎曲経
路部から直ちにストレージ経路部にでき、ストレ
ージエリアの経路形成を短かく有利にできる。ま
た彎曲経路部においては、ガイドローラが横ずれ
規制板に案内されることから、カム作用時の旋回
力によるキヤリヤ側の左右方向の横ずれは生せ
ず、カムレールに対してカムローラを正確に作用
させることができて、旋回は安定して確実に行う
ことができる。
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示し、第
1図は一部切欠き側面図、第2図は一部切欠き正
面図、第3図は横断平面図、第4図は作用状態を
示す概略平面図、第5図は従来の作用状態を示す
概略平面図である。 1……キヤリヤ、2……支持レール、3……フ
ロントトロリ、4……リヤトロリ、8……トロリ
ホイール、9……ガイドローラ、14……受動
体、18……ガイドレール、20……走行駆動装
置、24……駆動突起、25……一定経路、25
A……直線経路部、25B……彎曲経路部、25
C……ストレージ経路部、30……支持装置、3
1……旋回装置、32……縦軸心、35……縦
軸、36……支持部材、38……レバー、39…
…カムローラ、40……円板、44……ローラ、
45……ばね、46……アーム、48……バンパ
ー(被搬送物)、52……カムレール、53……
カム面、54……横ずれ規制板。
1図は一部切欠き側面図、第2図は一部切欠き正
面図、第3図は横断平面図、第4図は作用状態を
示す概略平面図、第5図は従来の作用状態を示す
概略平面図である。 1……キヤリヤ、2……支持レール、3……フ
ロントトロリ、4……リヤトロリ、8……トロリ
ホイール、9……ガイドローラ、14……受動
体、18……ガイドレール、20……走行駆動装
置、24……駆動突起、25……一定経路、25
A……直線経路部、25B……彎曲経路部、25
C……ストレージ経路部、30……支持装置、3
1……旋回装置、32……縦軸心、35……縦
軸、36……支持部材、38……レバー、39…
…カムローラ、40……円板、44……ローラ、
45……ばね、46……アーム、48……バンパ
ー(被搬送物)、52……カムレール、53……
カム面、54……横ずれ規制板。
Claims (1)
- 1 左右一対の支持レールにホイールを介して支
持されかつ両支持レール間に位置するガイドロー
ラを介して案内されて、一定経路上で走行自在な
キヤリヤを設け、このキヤリヤの上部に被搬送物
支持装置を、旋回装置を介して縦軸心の周りに旋
回自在に設け、前記旋回装置は、キヤリヤに回転
自在に支持されかつ上部に前記被搬送物支持装置
を設けた縦軸と、この縦軸の下端から半径方向に
連設したレバーと、このレバーの遊端に取付けた
カムローラとにより構成し、前記一定経路中の彎
曲経路部に、前記カムローラが左右方向から作用
自在なカムレールを設けるとともに、前記ガイド
ローラの左右方向の横ずれ規制板を支持レール側
に設けたことを特徴とするキヤリヤ使用の搬送装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62072926A JPS63240462A (ja) | 1987-03-25 | 1987-03-25 | キヤリヤ使用の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62072926A JPS63240462A (ja) | 1987-03-25 | 1987-03-25 | キヤリヤ使用の搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63240462A JPS63240462A (ja) | 1988-10-06 |
JPH0584268B2 true JPH0584268B2 (ja) | 1993-12-01 |
Family
ID=13503447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62072926A Granted JPS63240462A (ja) | 1987-03-25 | 1987-03-25 | キヤリヤ使用の搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63240462A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2545463Y2 (ja) * | 1990-07-20 | 1997-08-25 | 西川化成株式会社 | 搬送装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4958575A (ja) * | 1972-09-27 | 1974-06-06 | ||
JPS5488580A (en) * | 1977-12-23 | 1979-07-13 | Tsubakimoto Chain Co | Device for storing overhead conveyor |
-
1987
- 1987-03-25 JP JP62072926A patent/JPS63240462A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4958575A (ja) * | 1972-09-27 | 1974-06-06 | ||
JPS5488580A (en) * | 1977-12-23 | 1979-07-13 | Tsubakimoto Chain Co | Device for storing overhead conveyor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63240462A (ja) | 1988-10-06 |
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