JPS63240462A - キヤリヤ使用の搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば自動車組立て工場において、バンパ
ーヤドアーなどの部品を一定経路上で搬送させるのに採
用されるキャリヤ使用の搬送装置に関するものである。

従来の技術 従来、この種の装置としては、たとえば特開昭５７年２
０９４５７号公報に見られるように、支持レールに支持
案内される複数個のトロリ間を連結して一定経路上で走
行自在なキャリヤを構成し、そして−足軽路に沿って走
行駆動装置を配設するとともに、前記移動体側に複数の
垂直枢支ビンを介して被搬送物支持装置を取付けた４＃
造が提供されている。ところでキャリヤは長尺の被搬送
物を、その長さ方向を一定経路方向に沿わせた状態で支
持搬送するものであり、したがって、たとえばストレー
ジ経路部においては被搬送物の長さに相応した長尺ピッ
チでストレージしなければならず、ストレージ効率が悪
い。そこで最近では、キャリヤに対して支持装置を、旋
回装置を介して縦軸心の周りで旋回自在に配設し、スト
レージピッチを短尺化することが提案されている。すな
わち第５図に示すように、−足軽路６０における上手側
の直線経路部６０Ａから弯曲経路部６０Ｂに亘っては、
長尺の被搬送物６１を、その長さ方向を一定経路６０の
方向に沿わせた状態で搬送する。次いで弯曲経路部６０
Ｂに続く向き変更経路部６０Ｃで、旋回装置側のレバー
６２の遊端に設けたカムローラ６３をカムレール６４に
作用させて、被搬送物６１を縦軸心６５の周りで次第に
旋回させる。そして被搬送物６１を、その長さ方向を一
定経路６０の方向に対して直交状に向き変更させたのち
、ストレージ経路部６００に入れてストレージしている
。

発明が解決しようとする問題点 上記のような従来形式によると、ストレージ経路部６０
０の上手に直線の向き変更経路部６０Ｃが必要であるこ
とから、その分、ストレージエリアの経路形成を長くし
なければならない。

本発明の目的とするところは、湾曲経路部を出たときに
は、すでに向き変更を終えた姿勢にし青、この弯曲経路
部から直ちにストレージ経路部とし得るキャリヤ使用の
搬送装置を提供する点にある。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決すべく本発明におけるキャリヤ使用の
搬送装置は、ホイールとガイドローラとを介して支持レ
ールに支持案内され、一定経路上で走行自在キャリヤを
設け、このキャリヤの上部に被搬送物支持枝ばを、旋回
装置を介して縦軸心の周りに旋回自在に設け、前記旋回
装置は、レバーを介してカムローラを有し、前記一定径
路中の弯曲経路部に、前記カムローラが作用自在なカム
レールを設けるとともに、前記ガイドローラの横ずれ規
制板を支持レール側に設けている。

作用 かかる本発明構成によると、長さ方向を一定経路に沿っ
た方向とした被搬送物は、支持＠置を介してキャリヤ側
に支持された状態で一定経路の直線経路部を搬送される
。そして弯曲経路部に入ると、そのカムローラがカムレ
ールに作用することで、被搬送物は旋回装置を介して次
第に旋回され、その長さ方向が一定経路の方向に対して
直交状になるように向き変更されたのち、この弯曲経路
部から出て行くことになる。その際に弯曲経路部におい
ては、ガイドローラが横ずれ規制板に案内されることか
らキャリヤ側の横ずれは生ぜず、カムレールに対してカ
ムローラを正確に作用させ得る。

実施例 以下に本発明の一実施例を第１図〜第４図に基づいて説
明する。

１は左右一対の支持レール２に支持案内されるキャリヤ
で、フロントトロリ３と、リヤトロリ４と、フロントト
ロリ３とリヤトロリ４との間を相対揺動自在に連結する
本体枠５とにより構成される。両トロリ３，４は、それ
ぞれ本体６から垂設したフランジ部７の両側に前後一対
のトロリホイール８を有し、これらトロリホイール８は
前記支持レール２に支持案内され、る。また本体６は、
レール２の上部内端に案内され・るガイドローラ９を下
面側に有する。前記本体枠５は、天板５Ａと左右の側板
５Ｂとにより平面視が矩形の箱枠状に形成され、天板５
Ａの前後端の中央部から垂下板５Ｃを連設するとともに
、これら垂下板５Ｃの内面にはＣ字状のブラケット１０
が取付けられる。そして両トロリ３，４の本体６から立
設した接続用ピン１１がトラニオンピン１２を介して前
記ブラケット１０に連結される。前記フロントトロリ３
における本体６の下部には横ビン１３を介して上下揺動
自在で巾広の受動体１４が取付けられる。この受動体１
４は前記横ビン１３により中間部が支持され、また重心
の変位により下手側が下位となるようにウェイトによっ
て揺動付勢されている。そして下手側には下方開放で凹
入状の受動部１５が形成され、また上手側にはウェイト
付勢に抗して揺動させるためのカム面１６が上面側に形
成されている。前記リヤトロリ４における本体６の下部
には、前記カム面１６に作用するカム体１７が後方に連
設されている。

前記支持レール２の下方には、この支持レール２に沿っ
て左右一対のガイドレール１８が配設され、各レール２
，１８間は所定ピッチ置きのヨーク１９にて一体化され
る。前記ガイドレール１８に支持案内される走行駆動装
置２０はローラチェン形式であって、リンクチエン２１
と、このリンクチエン２１の適所から垂設状に連設した
左右一対のブラケット２２と、これらブラケット２２の
下端に取付けられがっガイドレール１８に支持案内され
るローラ２３と、すンクチェン２１の適所から立設状に
一体連設した駆動突起２４とからなり、この駆動突起２
４に前記受動部１５を係合させることにより、キャリヤ
１は一定経路２５上で走行自在となる。

前記キャリヤ１の上部に被搬送物の支持装置３０を、旋
回装置３１を介して縦軸心３２の周りに旋回自在に設け
ている。すなわち旋回装置３１は、天板５Ａを貫通する
筒状ボスト３３を有し、この筒状ボスト３３の下部は取
付は部材３４を介して天板５Ａに固定される。前記筒状
ボスト３３内には縦軸３５が挿通され、この縦軸３５は
支持部材３６を介して筒状ボスト３３側に支持されて縦
軸心３２の周りで旋回自在となる。前記縦軸３５の下端
には筒体３７が固定され、この筒体３７の下部外周で１
８０度変変位た二箇所から半径方向にレバー３８を１設
するとともに、これらレバー３８の遊端にカムローラ３
９を取付けている。

前記筒体３７の上部には円板４０が外嵌固定され、この
円板４０の外周で９０度変位した４箇所には凹部４１が
形成されている。前記天板５Ａから垂設した縦ビン４２
に、リンク４３が左右揺動自在に取付けられ、このリン
ク４３の中間部に、前記凹部４１に嵌脱自在なローラ４
４を取付けるとともに、リンク４３の遊端と天板５Ａと
の間に嵌合方向に揺動付勢するばね４５を設けている。

前記支持装置３０は、縦軸３５の上端に取付けた長尺の
アーム４６と、このアーム４６から立設した′ｆｉ数本
のビン４７とからなり、これらビン４７により被搬送物
の一例であるバンパー４８を支持する。

前記キャリヤ１は作業架台５０の下を走行自在であり、
したがって作業架台５０には筒状ボスト３３が通るスリ
ット５１が形成されている。

前記−足軽路２５には、上手側の直線経路部２５八から
弯曲経路部２５Ｂを介してストレージ経路部２５Ｃに至
る経路が形成されている。そして弯曲経路部２５Ｂに対
応して、前記カムローラ３９が作用自在なカムレール５
２を設けている。このカムレール５２は、キャリヤ１が
弯曲経路部２５Ｂを移動中にカムローラ３９を案内し、
縦軸３５や支持装置３０などを介してバンパー４８の向
きを９０度変位させるべく、そのカム面５３を形成して
いる。さらに弯曲経路部２５Ｂにおいては、両支持レー
ル２の上面に、これら支持レール２の上端内面間よりも
中挟のガイド巾を形成する横ずれ規制板５４を取付け、
これによりかイドローラ９の横ずれを規制している。

次に上記実施例の作用を説明する。

キャリヤ１は、受動体１４の受動部１５に駆動突起２４
が係合することによって、走行駆動装置２０の駆動力を
受けて一定経路２５上を走行することになる。

そして釣力に先行キャリヤ１が停止していたとき、走行
してきた後続キャリヤ１における受動体１４のカム面１
６が先行キャリヤ１のカム体１７に乗り上が、り状に作
用し、以って受動体１４は前部が下位となるように横ビ
ン１３の周りに揺動して受動部１５が駆動突起２４から
外れることになる。その後、先行キャリヤ１のリヤトロ
リ４に後続キャリヤ１のフロントトロリ３が衝突するこ
とにより、後続キャリヤ１は非受動状態で停止される。

通常、直線経路部２５Ａでは、バンパー４８の長さ方向
を一定経路２５の方向に沿わせた状態でキャリヤ１は走
行され、このバンパー４８に対して各種作業が行われる
。その際にローラ４４が１つの凹部４１に嵌合し、かっ
ばね４５により嵌合付勢されていることから、このロッ
ク作用によって！ｆ１＠３５に旋回せず、バンパー４８
の向きは維持されている。そしてキャリヤ１が弯曲経路
部２５Ｂに入ると、一方のカムローラ３９がカムレール
５２のカム面５３に案内され、レバー３８に縦軸心３２
の周りでの旋回力が付与される。すると筒体３７を介し
て円板４０も同方向に旋回され、凹部４１の移動により
ばね４５に抗してローラ４４が押出されロックが解除さ
れる。したがって前述したカム作用によって、縦軸３５
ヤ支持装置３０などを介してバンパー４８が第４図仮想
線で示すように次第に旋回され、弯曲経路部２５Ｂの終
端でバンパー４８は、その長さ方向が一定経路２５の方
向に対して直交状になるように向き変更される。そして
弯曲経路部２５Ｂからストレージ経路部２５Ｃに出て行
くことになる。なお向き変更は９０度に亘って行われ、
これによりローラ４４が別の凹部４１に嵌合して再びロ
ック状態になる。前述した向ぎ変更時において、両トロ
リ３．４のガイドローラ９は横ずれ規制板５４に案内さ
れることから、両トロリ３，４ならびにキャリヤ１のカ
ム作用時の旋回力による横ずれは生ぜず、したがって旋
回は安定して確実に行われる。

発明の効果 上記構成の本発明によると、長さ方向を一定経路に沿っ
た方向とした被搬送物は、支持装置を介してキャリヤ側
に支持された状態で一定経路の直線経路部を搬送するこ
とができる。そして弯曲経路部に入ると、そのカムロー
ラがカムレールに作用することで、被搬送物は旋回装置
を介して次第に旋回させることができ、その長さ方向を
一定経路の方向に対して直交状になるように向き変更さ
せたのち、この彎曲経路部から出すことができる。

したがって弯曲経路部から直ちにストレージ経路部にで
き、ストレージエリアの経路゛形成を短かく有利にでき
る。また弯曲経路部においては、ガイドローラが横ずれ
規制板に案内されることから、カム作用時の旋回力によ
るキャリヤ側の横ずれは生ぜず、カムレールに対してカ
ムローラを正確に作用させることができて、旋回は安定
して確実に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は本発明の一実施例を示し、第１図は一
部切欠き側面図、第２図は一部切欠き正面図、第３図は
横断平面図、第４図は作用状態を示す概略平面図、第５
図は従来の作用状態を示す概略平面図である。 １・・・キャリヤ、２・・・支持レール、３・・・フロ
ントトロリ、４・・・リヤトロリ、８・・・トロリホイ
ール、９・・・ガイドローラ、１４・・・受動体、１８
・・・ガイドレール、２０・・・走行駆動装置、２４・
・・駆動突起、２５・・・一定径路、２５Ａ・・・直＃
Ｉ経路部、２５Ｂ・・・弯曲経路部、２５Ｃ・・・スト
レージ経路部、３０・・・支持装置、３１・・・旋回装
置、３２・・・縦軸心、３５・・・縦軸、３６・・・支
持部材、３８・・・レバー、３９・・・カムローラ、４
０・・・円板、４４・・・ローラ、４５・・・ばね、４
６・・・アーム、４８・・・バンパー（被搬送物）、５
２・・・カムレール、５３・・・カム而、５４・・・横
ずれ規制板。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ホイールとガイドローラとを介して支持レールに支
   持案内され、一定経路上で走行自在キャリヤを設け、こ
   のキャリヤの上部に被搬送物支持装置を、旋回装置を介
   して縦軸心の周りに旋回自在に設け、前記旋回装置はレ
   バーを介してカムローラを有し、前記一定経路中の弯曲
   経路部に、前記カムローラが作用自在なカムレールを設
   けるとともに、前記ガイドローラの横ずれ規制板を支持
   レール側に設けたことを特徴とするキャリヤ使用の搬送
   装置。