JPH0583975B2 - - Google Patents

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JPH0583975B2
JPH0583975B2 JP59236110A JP23611084A JPH0583975B2 JP H0583975 B2 JPH0583975 B2 JP H0583975B2 JP 59236110 A JP59236110 A JP 59236110A JP 23611084 A JP23611084 A JP 23611084A JP H0583975 B2 JPH0583975 B2 JP H0583975B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pinch roller
cylindrical member
roller shaft
shaft
elastic ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59236110A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61115266A (ja
Inventor
Jiro Kajino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP59236110A priority Critical patent/JPS61115266A/ja
Publication of JPS61115266A publication Critical patent/JPS61115266A/ja
Publication of JPH0583975B2 publication Critical patent/JPH0583975B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテープレコーダやVTR等の磁気テー
プ装置に使用するピンチローラ装置に関するもの
である。
従来の技術 周知の如く磁気テープ装置は、ピンチローラで
磁気テープをキヤプスタンに圧着させて両者の共
働作用により磁気テープを所定の速度で移送する
様にしている。従来のこの種の装置は一般にピン
チローラ軸にピンチローラ軸受部を偏心不能に軸
支させたものであるため、キヤプスタン軸とピン
チローラ軸が平行でないと、ピンチローラの外周
面がキヤプスタン軸に均一に圧着しなくなり、テ
ープ走行を悪化させる原因となるものであつた。
この為、例えば実公昭40−14430号公報、実公
昭43−19241号公報、実公昭43−23381号公報、実
公昭48−36656号公報、実公昭49−4882号公報等
にみられる如く自動調心形ピンチローラ装置が
種々考案されているが、何れも従来から一般の機
械器具に用いられている自動調心形軸受構造とほ
ぼ同じで、構造が複雑であつたり、ボールベアリ
ング等を用いているので高価となり、しかも多量
生産に適さないものであつた。
また実公昭48−24245号公報や特公昭47−36402
号公報にはそうした問題を解決するための手段が
開示さているが後述する問題点が残り実用化は困
難であつた。
第2図は実公昭48−24245号公報に記載された
装置の使用状態を示す図である。
ピンチローラ軸11に回転自在に遊嵌した弾性
輪12の上下面に、ピンチローラ軸11と同心的
に環状凹溝13を形成して容易に外輪部分14が
撓める様にしてあるので、キヤプスタン軸15と
ピンチローラ軸11とが平行でなくても図示する
如く外輪部分14がキヤプスタン軸15にならつ
て均一に接触するというものである。
また第3図は特公昭47−36402号公報に記載さ
れた装置のピンチローラ構造の断面図である。従
来のゴムローラの代わりに外輪部分16を屈曲し
得る様に充分薄くし、かつ中央ハブ部分17との
間を円板部分18で連結したプラスチツク材料か
らなる1体構造のものである。外輪部分16が可
撓性をもつているのでキヤプスタン軸とピンチロ
ーラ軸が平行でなくても外輪部分16がキヤプス
タン軸にならつて均一に接触するというものであ
る。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら前者のような構成ではピンチロー
ラの偏心等の問題を解決することができない。す
なわちピンチローラはゴム等の弾性体の1体構造
である為、溝底が半径方向に撓みやすく、キヤプ
スタン軸にピンチローラを圧着するとピンチロー
ラがひしやげてしまい円形でなくなつてしまう。
逆に溝底の強度を十分とると所望の溝底による撓
みが得られないという矛盾があつた。また、一般
的に圧縮剛性よりも、曲げ剛性の方が小さいた
め、外輪部分14の真円度を良くするために外周
研磨加工等をしたくても単面近傍が撓んでしまい
加工が出来ないという問題もある。更に、溝底が
ある部分と無い部分とでは当然ピンチローラの実
効弾性係数が異なるので磁気テープを均一な力で
キヤプスタン軸に圧着できないという基本的な問
題もある。
また後者の構成においても円板部分18は半径
方向に強固な支持を与えるものであるため、円板
部分18がある部分と無い部分とでは当然ピンチ
ローラの実効弾性係数が異なり磁気テープを均一
な力でキヤプスタ軸に圧着できない。しかも、磁
気テープをキヤプスタン軸に圧着するのに外輪部
分16の撓みだけで行なう構造であるので外輪部
分16の厚みバラツキが直接圧着力のバラツキに
なり安定した圧着力を得られないという問題もあ
る。
本発明は上記した問題点に鑑み簡単な構造でキ
ヤプスタン軸とピンチローラ軸とが平行でなくて
も、キヤプスタン軸にピンチローラを均一な圧着
力で安定で接触せしめるピンチローラ装置を提供
することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明によるピン
チローラ装置は、ピンチローラ軸と、前記ピンチ
ローラ軸に回転自在に遊嵌し、かつ略々中央部に
可撓部を形成する如く上下面に前記ピンチローラ
軸と同心的に1対の環状溝を形成した第1の円筒
部材と、外周面に同心的に弾性輪を有し内周面が
前記第1の円筒部材の外周面と嵌合し、かつ前記
弾性輪より剛性が十分大きい第2の円筒部材とか
ら構成したものである。
作 用 本発明は上記した構成によつて、第1の円筒部
材の可撓部の自動調心的な撓みによつてピンチロ
ーラ軸とキヤプスタン軸の非平行を吸収し、常に
弾性輪がキヤプスタン軸に均一に接触し、しかも
弾性輪は第2の円筒部材に同心的に固着してあ
り、第2の円筒部材の剛性に支えられているので
弾性輪の弾性係数は外周上のどの点も同じであり
均一な圧着力が得られることとなる。
実施例 以下本発明の一実施例のピンチローラ装置につ
いて図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例におけるピンチロー
ラ装置の断面図を示すものである。
第1図において、ピンチローラ軸1に回転自在
に遊嵌した第1の円筒部材2の略々中央部に可撓
部3が形成される様に上下端面に一対の環状溝
4,5がピンチローラ軸1と同心的に形成してあ
る。もちろん第1の円筒部材2の外周面もピンチ
ローラ軸1と同心的になる様にしてある。弾性輪
6を同心的に固着したアルミ等で作つた比較的剛
性の高い第2の円筒部材7の内周面は第1の円筒
部材2の外周面と嵌合関係にあり第2の円筒部材
7を第1の円筒部材2に嵌合すると当然弾性輪6
の外周面はピンチローラ軸1と同心的になる様に
してある。第2の円筒部材7の内周面の略々中央
部には凹部7が形成してあり第1の円筒部材2と
第2の円筒部材7が嵌合した時の半径方向の応力
が可撓部3に加わわらない様にしてある。また第
1の円筒部材2の内周部の上下端面は外周部の上
下端面よりやや低くしてあり、2つの円筒部材を
嵌合する時の軸方向の力が可撓部3に加わわらな
い様にしてある。第1の円筒部材2は、ポリアセ
タール樹脂、ナイロン樹脂、フツソ系樹脂等を用
いればピンチローラ軸1との回転摩擦を少なく出
来るとともに、可撓部3の撓みも得られやすい。
可撓部3には、第1の円筒部材2の外周部の自動
調心作用が効果的に得られる様に内側部にくびれ
部8を設けてある。
以上のように本実施例によればピンチローラ軸
と、前記ピンチローラ軸に回転自在に遊嵌し、か
つ略々中央部に可撓部を形成する如く上下面に前
記ピンチローラ軸と同心的に1対の環状溝を形成
した第1の円筒部材と、外周面に同心的に弾性輪
を有し内周面が前第1の円筒部材の外周面と嵌合
し、かつ前記弾性輪より剛性が十分大きい第2の
円筒部材とを設けることによりキヤプスタン軸と
ピンチローラ軸が非平行であつても第1の円筒部
材2の可撓部3が撓むことにより弾性輪6がキヤ
プスタン軸に均一に接触することができる。
なお、実施例では第1の円筒部材2を直接ピン
チローラ軸1に遊嵌する様にしたがもち論各種軸
受材料を介して遊嵌してもよい。また、第1の円
筒部材2、および第2の筒部材7の材質は前記し
たものに限られるものではないことは明らかであ
る。
更に、第1の円筒部材と第2の円筒部材とは接
着等の手段を用いて固着しても同様の効果が得ら
れることも明らかである。
更に、第1の円筒部材を1体物で形成せず、内
周円筒部と外周円筒部を別々に形成し略々中央部
を可撓部材等で連結せる如く組み立てても同様の
効果が得られることも明らかである。更に、環状
溝の溝底形状は図示に限られるものではない。
発明の効果 以上のように本発明はピンチローラ軸と、前記
ピンチローラ軸に回転自在に遊嵌し、かつ略々中
央部に可撓部を形成する如く上下面に前記ピンチ
ローラ軸と同心的に1対の環状溝を形成した第1
の円筒部材と、外周面に同心的に弾性輪を有し内
周面が前記第1の円筒部材の外周面と嵌合し、か
つ前記弾性輪より剛性が十分大きい第2の円筒部
材とを設けることにより、キヤプスタン軸とピン
チローラ軸とが非平行であつても第1の円筒部材
の略々中央部に設けた可撓部が撓んで自動調心の
役目を果すので、弾性輪がキヤプスタン軸に均一
に接触する。また弾性輪は比較的剛性の高い第2
の円筒部材に同心的に固着しているので、外周上
のどの点でも略々同一の弾性係数をもち均一な圧
着力が得られる。
更に、第2の円筒部材を支えて弾性輪の外周面
を研磨加工等をした後に第1の円筒部材に嵌合し
て組み立てられるので真円度の精度が高いピンチ
ローラ装置が簡単な構造で得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるピンチロー
ラ装置の断面図、第2図、第3図はそれぞれ従来
のピンチローラ装置の断面図である。 2……第1の円筒部材、3……可撓部、6……
弾性輪、7……第2の円筒部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ピンチローラ軸と、前記ピンチローラ軸に回
    転自在に遊嵌しかつ略々中央部に可撓部を形成す
    る如く上下面に前記ピンチローラ軸と同心的に1
    対の環状溝を形成した第1の円筒部材と、外周面
    に同心的に弾性輪を有し内周面が前記第1の円筒
    部材の外周面と嵌合し、かつ前記弾性輪より剛性
    が大きい第2の円筒部材とを備えたことを特徴と
    するピンチローラ装置。
JP59236110A 1984-11-09 1984-11-09 ピンチロ−ラ装置 Granted JPS61115266A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59236110A JPS61115266A (ja) 1984-11-09 1984-11-09 ピンチロ−ラ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP59236110A JPS61115266A (ja) 1984-11-09 1984-11-09 ピンチロ−ラ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61115266A JPS61115266A (ja) 1986-06-02
JPH0583975B2 true JPH0583975B2 (ja) 1993-11-30

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JP59236110A Granted JPS61115266A (ja) 1984-11-09 1984-11-09 ピンチロ−ラ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1049935A (ja) * 1996-07-29 1998-02-20 Yamauchi Corp ピンチローラー装置
JP2968225B2 (ja) * 1997-02-12 1999-10-25 ヤマウチ株式会社 ピンチローラー及びピンチローラー装置

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JPS61115266A (ja) 1986-06-02

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