JPH0351785Y2 - - Google Patents

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JPH0351785Y2
JPH0351785Y2 JP12910085U JP12910085U JPH0351785Y2 JP H0351785 Y2 JPH0351785 Y2 JP H0351785Y2 JP 12910085 U JP12910085 U JP 12910085U JP 12910085 U JP12910085 U JP 12910085U JP H0351785 Y2 JPH0351785 Y2 JP H0351785Y2
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JP
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shaft
outer periphery
pivot bearing
roller
roller body
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JP12910085U
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  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は小型のビデオカセツトレコーダ(以
下、VCRという)等に用いると好適なピンチロ
ーラに関する。
(従来技術) 従来、この種のVCR用のピンチローラは、第
2図に示すように、シヤフト11の外周部に2重
の還状のスペーサ12を介し2つのラジアルベア
リング13,14が設けられ、かつそれらの外周
部に、スリーブ15の外周にゴム16が設けられ
て成るローラ本体17が回転可能に設けられてい
る構成となつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかるに、ラジアルベアリング13,14は一
般的に部品代が他の構成部品に比べるとただでさ
え高価であるが、例えば8mmビデオ用の如き小型
のものになると構成部品をより小さくしなければ
ならないため、ラジアルベアリング13,14等
が更に高価となつてしまう。
したがつて、従前のVCR用のピンチローラは
小さなラジアルベアリング13,14を2コも使
用し、かつそれを保持するスペーサ12が高価で
あるため、全体のコスト自体が大巾にアツプして
しまうという問題点があつた。
本考案は上記の点に鑑み提案されたもので、そ
の目的とするところは、ラジアルベアリングに代
えて安価なピボツトベアリングを使用し、全体の
コストダウンを図り、かつラジアルベアリングを
内蔵したピンチローラと略同等の性能が得られる
VCR等におけるピンチローラを提供することに
ある。
(問題点を解決するための手段) 以下、図面に沿つて本考案を説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すもので、1は
切削加工等により製造されるシヤフトであり、こ
のシヤフト1は中央部に形成された大径部1aと
その長さ方向両端部にそれぞれ形成された小径部
1bを有し、かつ大径部1aの両端部は小径部1
bに向かつて順次径が小となるテーパ部1cが形
成されている。このテーパ面は略30度のテーパに
設定されている。2,3はそのテーパ部1cの外
周にそれぞれ回転部が当接して設けられたピボツ
トベアリングで、下側のピボツトベアリング2の
下方にはこのピボツトベアリング2を固定するた
めの円筒状のカラー4が設けられている。また、
上側のピボツトベアリング3の上方には外周にネ
ジ部5aが形成されピボツトベアリング2,3の
当りを調整する円筒状の調整ネジ5が設けられて
いる。なお、カラー4、調整ネジ5の内周部はシ
ヤフト1の小径部1bと非接触となつている。6
は調整ネジ5、ピボツトベアリング2,3等の外
周に設けられた円筒状のスリーブで、内周上部に
は調整ネジ5のネジ部5aと螺合し、調整ネジ5
を進退させ、その位置調整を行うネジ部6aが形
成されている。7はスリーブ6の外周に設けられ
たゴムの如き弾性体で、ローラ本体8はこの弾性
体7およびスリーブ6にて成り、かつシヤフト1
に対しピボツトベアリング2,3等を介し回転可
能に構成されている。9はシヤフト1の上端に設
けられた上フランジ、10はシヤフト1の下端に
設けられたブツシユ、11は取付板である。
なお、上記においてローラ本体8は円筒状の単
一部材にて構成しても良い。
組立てにあたつては、先ず円筒状のスリーブ6
の外周部にゴムの如き弾性体7を焼付けてローラ
本体8を形成しておく。そして、このローラ本体
8内下方の適位置にカラー4を圧入もしくは接着
またはネジ止め等の固定手段により固定してお
く。次に下側に位置するピボツトベアリング2を
ローラ本体8内に挿入し、かつシヤフト1を挿入
する。シヤフト1のテーパ部1cにピボツトベア
リング2の回転部が当接する。その後、上側に位
置するピボツトベアリング3を同様に挿入した
後、調整ネジ5を螺入し、各ピボツトベアリング
2,3が円滑に機能するよう調整ネジ5の位置を
調整して固定すれば良い。しかして、シヤフト1
の上端、下端にそれぞれ上フランジ9、取付板1
1と固定されるブツシユ10を取付ければピンチ
ローラPを得ることができ、シヤフト1に対しロ
ーラ本体8を回転可能に支持させることができ、
使用に際し、このローラ本体8によつてテープ
(図示せず)を受けさせれば良い。この場合、性
能的にラジアルベアリングを使用したものと同等
である。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、テーパ部を有す
るシヤフトと、このシヤフトのテーパ部の外周に
当接、配設されたピボツトベアリングと、このピ
ボツトベアリングの当たりを調整する調整手段
と、それらの外周部に前記シヤフトに対し回転可
能に設けられたローラ本体とを備えて構成し、こ
のピボツトベアリングの価格はラジアルベアリン
グの略1/2であり、かつ部品点数もラジアルベア
リングを保持するスリーブが不要となり減少する
ため、ピンチローラのコストダウンを図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面説明図、第2
図は従来例である。 P……ピンチローラ、1……シヤフト、1c…
…テーパ部、2,3……ピボツトベアリング、4
……カラー、5……調整ネジ、6……スリーブ、
7……弾性体、8……ローラ本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テーパ部を有するシヤフトと、このシヤフトの
    テーパ部の外周に当接・配設されたピボツトベア
    リングと、このピボツトベアリングの当たりを調
    整する調整手段と、それらの外周部に前記シヤフ
    トに対し回転可能に設けられたローラ本体とを備
    えて成るビデオカセツトレコーダ等用のピンチロ
    ーラ。
JP12910085U 1985-08-23 1985-08-23 Expired JPH0351785Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12910085U JPH0351785Y2 (ja) 1985-08-23 1985-08-23

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JP12910085U JPH0351785Y2 (ja) 1985-08-23 1985-08-23

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Publication Number Publication Date
JPS6239246U JPS6239246U (ja) 1987-03-09
JPH0351785Y2 true JPH0351785Y2 (ja) 1991-11-07

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ID=31025369

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JP12910085U Expired JPH0351785Y2 (ja) 1985-08-23 1985-08-23

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JPS6239246U (ja) 1987-03-09

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