JPH0582989B2 - - Google Patents

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JPH0582989B2
JPH0582989B2 JP60185917A JP18591785A JPH0582989B2 JP H0582989 B2 JPH0582989 B2 JP H0582989B2 JP 60185917 A JP60185917 A JP 60185917A JP 18591785 A JP18591785 A JP 18591785A JP H0582989 B2 JPH0582989 B2 JP H0582989B2
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JP
Japan
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layer
photogate
film
depositing
electrode
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JP60185917A
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English (en)
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JPS6246559A (ja
Inventor
Reikichi Tsunoda
Toshio Sugano
Takafumi Tsuji
Junichi Ando
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BOEICHO GIJUTSU KENKYU HONBUCHO
Original Assignee
BOEICHO GIJUTSU KENKYU HONBUCHO
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明は半導体撮像デバイス用電極の製造方
法に関する。
〔従来技術とその問題点〕
半導体撮像デバイスとして従来CCD,BBD等
が開発されている。その光検出部分としてはMIS
形フオトゲートおよび浮遊状態のpn接合が従来
から使われている。pn接合を使用する場合、蓄
積電荷量はその接触電位差により制限を受けるこ
と、また逆方向の漏れ電流の影響を受けて信号電
荷量が減少すること等、解決すべき問題があり、
シリコン(Si)単結晶をしようする場合は良い
が、その他の材料ではデバイスとして実用化され
ていない。特にバンドギヤツプの狭い赤外用材料
InSb、GaSb,InP,HgxCd1-xTe等においては漏
れ電流が大きく実用的な素子が作りにくかつた。
これに対しMIS形フオトゲートの場合、その絶縁
膜の形成が問題ではあるが、すでに実用に近いも
のが作られており、これらはJames C.Kim;
IEEE Transactions on parts,hybride,and
packaging,vol.PHP−10,No.4,(Dec,1974)
PP200−202やRichard D.Thom,et.al.;IEEE
Transactions on electron devices,vol,ED−
27,No.1,(Jan.1980)PP160−169に示されてい
る。その場合、フオトゲートとしては入射電磁波
に対し透明であり、導電率がフオトゲートにかか
るバイアス電圧をあまり低下させない程度に高い
ことが必要である。第1図はチタン(Ti)金属
の厚さ10nmの透過率を示したものであるが、導
電率もバイアス電圧にほとんど影響を与えない程
度に良好であり、赤外センサ用フオトゲートの金
属材料としては理想的なものと言える。
第2図はTiを用いた従来のフオトゲート構造
を示す。図において1はSi基板、2は基板と同タ
イプの高不純物濃度層でチヤンネルストルパーを
形成する。3は絶縁層でSiの熱酸化膜または
CVD−SiO2膜が使用される。4はフオトゲート
の受光部分、5はフオトゲートのリード部分であ
る。4はTi,Cr等が使われるが、5はAl,Au等
が使われる。
ところでフオトゲートを形成する方法として
SiO2のような酸化膜の上に蒸着やスパツター等
の方法によりTiのような入射電磁波に対し透明
で導電性の膜を付け、その上にフオトレジストで
電極パターンを形成してそれ以外の部分をエツチ
ングで取り除くか、またはリフトオフ法を使つて
電極以外の部分を除去し、しかる後にボンデイン
グパツドまで含めたリード線を形成し、リード線
の一部分または全体が下層の透明電極パターンの
一部と重なるようにする方法が一般にとられてい
る。
しかるにこの方法を採用するに当つて問題とな
るには下層の透明電極と上層のリード線との間の
粘着力である。例えばSiやGaAsにような基板材
料の場合、蒸着やスパツター法で2層配線した後
加熱シンターを行なつて2層の導電材料すなわち
金属間のオーミツクコンタクトを取ると同時に粘
着力を増す方法がとられるが、例えば基板材料が
InSbの場合、良質と言われるSiO2絶縁材料でコ
ートしても250℃以上の加熱によつて表面近傍が
変質するため、シンターの効果を得ることが出来
ない。そのため2層に形成した金属間の良質のオ
ーミツクコンタクトを取ることが困難であつた。
〔発明の目的〕
この発明は上述の2層の導電膜間のコンタクト
におけるオーミツク性を改良し、かつ粘着力を増
すことを目的としてなされたものである。
〔発明の概要〕
本発明の撮像デバイス用電極の製造方法は、
InSbからなる半導体表面に形成された絶縁膜の
上に、入射電磁波に対して透過性を有するTi層
を形成する第1の工程と、次いで実質上不透明と
みなせるAl層を前記Ti層上に堆積する第2の工
程と、その後Al又はCr−Auを全面に堆積させ、
次いでリード線となる部分を残すと共に他の部分
を除去することによりMIS型フオトゲート部を形
成する第3の工程とを具備する撮像デバイス用電
極の製造方法において、前記第1と第2の工程
を、真空中もしくは希薄ガス中で大気圧に戻すこ
と無く連続して行うことで前記Ti層上に前記Al
層を順次堆積することを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下図面を参照して本発明の一実施例につき説
明する。
第3図は本発明に基づくフオトゲートの構成例
を示す。10は半導体基板、特にInSb等赤外用
材料の場合に効果を発揮する。11は第1層目の
絶縁膜であり、CVD−SiO2膜またはCVD−SiO2
とスパツターSiO2の2層膜が使われる。12は
Al等の金属蒸着膜により形成されたチヤネルス
トツパーである。13は第2層目の絶縁膜でスパ
ツターSiO2が使われる。14はフオトゲートで
Ti,Cr等が使われるが、SiO2との粘着性ではCr
が、入射電磁波に対する透過率の点ではTiが優
れている。15は第1層目のリード電極金属で
Alが使用され、真空中または低圧ガス中で大気
圧に戻されること無くフオトゲート14と連続的
に形成される。16は第2層目のリード電極金属
でAl膜またはCr−Auの2層膜が使用される。第
3図はフオトゲート形成までを示したもので、実
際にはこの上にパツシベーシヨン用のSiO2,Si3
N4,Al2O3、またはそれ等を組合わせた膜が形成
される。また、ポリイミド樹脂等有機物の絶縁膜
が用いられることもある。
第4図は第3図のフオトゲートの形成手順を示
したものである。ただしチヤネルネルストツパー
12は省略してある。15は感光部がエツチング
により除去される前の第1層目のリード電極金属
で第4図aはフオトゲート感光部金属と同時に連
続して形成された後フオトゲートのパターンニン
グ、エツチングの手法により不要部分を取り去つ
た段階である。第4図bは第2層目のリード電極
金属であるAl層16がスパツター形成された段
階であり、第4図cはリード線部分上に残つたレ
ジスト17でパターンニングされた状態を、第4
図dは15,16ともフオトゲート感光部分がエ
ツチングにより除去され、透明なフオトゲート1
4が露出した段階を示す。
〔発明の効果〕
この発明によつて、例えばTiからなるフオト
ゲート4の上のAlからなるリード電極金属15
の粘着性およびオーミツク性が格段に良くなつ
た。すなわちTiを蒸着した後、一旦蒸着装置か
ら出し、エツチングによりパターンニングを行な
い、さらに上層にAlを蒸着した場合、Alを常温
〜150℃の間で約1μm付けた場合、ピンセツトに
よりTi−Al界面を剥がすのは全く容易であつた
が、本発明の方法により150℃でTiとAlの各金属
膜を連続して形成した場合、粘着性は極めて良
く、その上に超音波ボンデイングでAl線やAu線
を付けた場合、10grの垂直な上向きの力によつ
ても剥がれることは無かつた。コンタクト抵抗に
関しては1mm2に対しTi−Al間、Al−Al間とも数
Ω程度と問題になる程でなく、電流密度1μA/mm2
の微少電流に対してもオーミツク性は良好であつ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図はチタン金属の波長に対する透過率を示
す図、第2図は従来のフオトゲート構造を示す
図、第3図は本発明の方法により得られるフオト
ゲート構造を示す図、第4図は本発明により得ら
れるフオトゲート構造を工程順に示す図である。 10……半導体基板、11,13……絶縁層、
14……フオトゲート、15……1層目のリード
電極金属、16……2層目のリード電極金属。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 InSbからなる半導体表面に形成された絶縁
    膜の上に、入射電磁波に対して透過性を有する
    Ti層を形成する第1の工程と、次いで実質上不
    透明とみなせるAl層を前記Ti層上に堆積する第
    2の工程と、その後Al又はCr−Auを全面に堆積
    させ、次いでリード線となる部分を残すと共に他
    の部分を除去することによりMIS型フオトゲート
    部を形成する第3の工程とを具備する撮像デバイ
    ス用電極の製造方法において、前記第1と第2の
    工程が、真空中もしくは希薄ガス中で大気圧に戻
    すこと無く連続して行うことで前記Ti層上に前
    記Al層を順次堆積することを特徴とする撮像デ
    バイス用電極の製造方法。
JP60185917A 1985-08-26 1985-08-26 撮像デバイス用電極の製造方法 Granted JPS6246559A (ja)

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JP60185917A JPS6246559A (ja) 1985-08-26 1985-08-26 撮像デバイス用電極の製造方法

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JPS6246559A JPS6246559A (ja) 1987-02-28
JPH0582989B2 true JPH0582989B2 (ja) 1993-11-24

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ID=16179137

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2525253B2 (ja) * 1989-09-26 1996-08-14 チッソ株式会社 単一の分子量を有するアミノ酸オリゴマ―の酵素的合成方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5464484A (en) * 1977-10-31 1979-05-24 Toshiba Corp Infrared ray array element
JPS57102053A (en) * 1980-12-17 1982-06-24 Nec Corp Semiconductor device
JPS57208161A (en) * 1981-06-18 1982-12-21 Fujitsu Ltd Semiconductor device
JPS58140153A (ja) * 1982-02-16 1983-08-19 Oki Electric Ind Co Ltd 光学読取りセンサの製造方法

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JPS6246559A (ja) 1987-02-28

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