JPH03174776A - 薄膜トランジスタおよびその製造方法 - Google Patents
薄膜トランジスタおよびその製造方法Info
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- JPH03174776A JPH03174776A JP31351989A JP31351989A JPH03174776A JP H03174776 A JPH03174776 A JP H03174776A JP 31351989 A JP31351989 A JP 31351989A JP 31351989 A JP31351989 A JP 31351989A JP H03174776 A JPH03174776 A JP H03174776A
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Landscapes
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は逆スタガー型の薄膜トランジスタおよびその製
造方法に関するものである。
造方法に関するものである。
薄膜トランジスタとして、逆スタガー型と呼ばれるもの
がある。
がある。
この逆スタガー型の薄膜トランジスタは、絶縁性基板上
に形成されたゲート電極と、このゲート電極を覆うゲー
ト絶縁膜と、このゲート絶縁膜の上に前記ゲート電極に
対向させて形成されたl型半導体層と、このl型半導体
層の上にn型半導体層を介して形成されたソース電極お
よびドレイン電極とからなっている。
に形成されたゲート電極と、このゲート電極を覆うゲー
ト絶縁膜と、このゲート絶縁膜の上に前記ゲート電極に
対向させて形成されたl型半導体層と、このl型半導体
層の上にn型半導体層を介して形成されたソース電極お
よびドレイン電極とからなっている。
ところで、前記逆スタガー型の薄膜トランジスタは、絶
縁性基板の上にゲート電極とゲート絶縁膜とl型半導体
層とを順次形成し、前記l型半導体層の上にn型半導体
層とソース、ドレイン電極用金属膜とを順次堆積させた
後に、このソース。
縁性基板の上にゲート電極とゲート絶縁膜とl型半導体
層とを順次形成し、前記l型半導体層の上にn型半導体
層とソース、ドレイン電極用金属膜とを順次堆積させた
後に、このソース。
ドレイン電極用金属膜とn型半導体層とを順次フォトエ
ツチング法によりソース電極およびドレイン電極の形状
にパターニングして製造されているが、この場合、前記
l型半導体層のチャンネル領域の上に直接n型半導体層
が接していると、前記ソース、ドレイン電極用金属膜の
パターニングに続いて前記n型半導体層をパターニング
するときに、l型半導体層のチャンネル領域の表面もエ
ツチングされてこのl型半導体層がダメージを受け、そ
のためにトランジスタの特性が悪くなる。
ツチング法によりソース電極およびドレイン電極の形状
にパターニングして製造されているが、この場合、前記
l型半導体層のチャンネル領域の上に直接n型半導体層
が接していると、前記ソース、ドレイン電極用金属膜の
パターニングに続いて前記n型半導体層をパターニング
するときに、l型半導体層のチャンネル領域の表面もエ
ツチングされてこのl型半導体層がダメージを受け、そ
のためにトランジスタの特性が悪くなる。
このため、従来から、前記l型半導体層のチャンネル領
域の上にブロッキング絶縁膜を設けておき、その上にn
型半導体層とソース、ドレイン電極用金属膜を堆積させ
てこれらをパターニングすることにより、前記n型半導
体層のパターニング時にl型半導体層のチャンネル領域
の表面がエツチングされるのを、前記ブロッキング絶縁
膜によって防止することが行なわれている。
域の上にブロッキング絶縁膜を設けておき、その上にn
型半導体層とソース、ドレイン電極用金属膜を堆積させ
てこれらをパターニングすることにより、前記n型半導
体層のパターニング時にl型半導体層のチャンネル領域
の表面がエツチングされるのを、前記ブロッキング絶縁
膜によって防止することが行なわれている。
第3図は前記ブロッキング絶縁膜を備えた従来の逆スタ
ガー型薄膜トランジスタを示したもので、図中1はガラ
ス等からなる絶縁性基板、2はこの基板1上に形成され
たゲート電極であり、このゲート電極2の上には、窒化
シリコン(SI N)等からなるゲート絶縁膜3が基板
1のほぼ全面にわたって形成されている。このゲート絶
縁膜3の上には、前記ゲート電極2に対向させて、i型
アモルファスシリコン(i−a−3])等からなるl型
半導体層4が形成されている。このl型半導体層4のチ
ャンネル領域の上には窒化シリコン等からなるブロッキ
ング絶縁膜5が設けられており、n型半導体層6とソー
ス電極7aおよびドレイン電極7bは、前記ブロッキン
グ絶縁膜5と前記l型半導体層4の上に形成されている
。
ガー型薄膜トランジスタを示したもので、図中1はガラ
ス等からなる絶縁性基板、2はこの基板1上に形成され
たゲート電極であり、このゲート電極2の上には、窒化
シリコン(SI N)等からなるゲート絶縁膜3が基板
1のほぼ全面にわたって形成されている。このゲート絶
縁膜3の上には、前記ゲート電極2に対向させて、i型
アモルファスシリコン(i−a−3])等からなるl型
半導体層4が形成されている。このl型半導体層4のチ
ャンネル領域の上には窒化シリコン等からなるブロッキ
ング絶縁膜5が設けられており、n型半導体層6とソー
ス電極7aおよびドレイン電極7bは、前記ブロッキン
グ絶縁膜5と前記l型半導体層4の上に形成されている
。
第4図は前記薄膜トランジスタの製造方法を工程順に示
したもので、この薄膜トランジスタは次のようにして製
造されている。
したもので、この薄膜トランジスタは次のようにして製
造されている。
まず、第4図(a)に示すように、基板]上にクロム(
Cr )等の導電性金属膜を堆積させ、この金属膜をパ
ターニングする方法でゲート電極2を形成した後、その
上に基板1のほぼ全面にわたって、ゲート絶縁膜3と、
l型半導体層4と、ブロッキング絶縁膜5とをプラズマ
CVD法により順次堆積させる。
Cr )等の導電性金属膜を堆積させ、この金属膜をパ
ターニングする方法でゲート電極2を形成した後、その
上に基板1のほぼ全面にわたって、ゲート絶縁膜3と、
l型半導体層4と、ブロッキング絶縁膜5とをプラズマ
CVD法により順次堆積させる。
次に、第4図(b)に示すように、前記プロ・ンキング
絶縁膜5を前記l型半導体層4のチャンネル領域上の部
分を残してエツチング除去する。
絶縁膜5を前記l型半導体層4のチャンネル領域上の部
分を残してエツチング除去する。
次に、前記l型半導体層4の表面に生成した自然酸化膜
(図示せず)を弗酸等による洗浄処理によって除去した
後、第4図(c)に示すように、前記l型半導体層4お
よびブロッキング絶縁膜5の上にその全面にわたってn
型半導体層6をプラズマCVD法により堆積させ、次い
てこのn型半導体層6の上に、クロム等からなるソース
、ドレイン電極用金属膜7をスパッタリング法により堆
積させる。
(図示せず)を弗酸等による洗浄処理によって除去した
後、第4図(c)に示すように、前記l型半導体層4お
よびブロッキング絶縁膜5の上にその全面にわたってn
型半導体層6をプラズマCVD法により堆積させ、次い
てこのn型半導体層6の上に、クロム等からなるソース
、ドレイン電極用金属膜7をスパッタリング法により堆
積させる。
この後は、第4図((])に示すように、前記ソース、
ドレイン電極用金属膜7とn型半導体層6とを順次ソー
ス、ドレイン電極7a、7bの形状にパターニングし、
さらにl型半導体層4をトランジスタ素子形状にパター
ニングして薄膜トランジスタを完成する。
ドレイン電極用金属膜7とn型半導体層6とを順次ソー
ス、ドレイン電極7a、7bの形状にパターニングし、
さらにl型半導体層4をトランジスタ素子形状にパター
ニングして薄膜トランジスタを完成する。
しかしながら、前記のようにl型半導体層4のチャンネ
ル領域の上にブロッキング絶縁膜5を設けている薄膜ト
ランジスタは、その製造に際して、l型半導体層4の上
に堆積させたブロッキング絶縁膜5をパターニングして
からn型半導体層6を堆積させなければならないため、
ブロッキング絶縁膜5とn型半導体層6とを連続して堆
積させることができず、そのためにブロッキング絶縁膜
5に対するn型半導体層6の密着性が悪くて、ブロッキ
ング絶縁膜5上のn型半導体層6に膜剥がれが発生する
という問題をもっている。そして、このようにn型半導
体層6のブロッキング絶縁膜5上の部分に層側がれが発
生すると、これにともなって前記n型半導体層6のl型
半導体層4上の部分にも層側がれが発生する(この層側
がれは、主に、ソース、ドレイン電極用金属膜7とn型
半導体層6とをソース、ドレイン電極7a、7bの形状
にバターニングしたときに発生する)ため、n型半導体
層6およびその上のソース、ドレイン電極7a、7bと
l型半導体層4との間のコンタクトがとれなくなって、
トランジスタの不良の原因となる。
ル領域の上にブロッキング絶縁膜5を設けている薄膜ト
ランジスタは、その製造に際して、l型半導体層4の上
に堆積させたブロッキング絶縁膜5をパターニングして
からn型半導体層6を堆積させなければならないため、
ブロッキング絶縁膜5とn型半導体層6とを連続して堆
積させることができず、そのためにブロッキング絶縁膜
5に対するn型半導体層6の密着性が悪くて、ブロッキ
ング絶縁膜5上のn型半導体層6に膜剥がれが発生する
という問題をもっている。そして、このようにn型半導
体層6のブロッキング絶縁膜5上の部分に層側がれが発
生すると、これにともなって前記n型半導体層6のl型
半導体層4上の部分にも層側がれが発生する(この層側
がれは、主に、ソース、ドレイン電極用金属膜7とn型
半導体層6とをソース、ドレイン電極7a、7bの形状
にバターニングしたときに発生する)ため、n型半導体
層6およびその上のソース、ドレイン電極7a、7bと
l型半導体層4との間のコンタクトがとれなくなって、
トランジスタの不良の原因となる。
本発明は前記のような実情にかんがみてなされたもので
あって、その目的とするところは、i’J2半導体層の
チャンネル領域の上にブロッキング絶縁膜を設けたもの
でありながら、前記ブロッキング絶縁膜に対するn型半
導体層の密着性を良くし、n型半導体層の層側がれをな
くして信頼性を向上させることができる薄膜トランジス
タを堤f共するとともに、あわせてその製造方法を提供
することにある。
あって、その目的とするところは、i’J2半導体層の
チャンネル領域の上にブロッキング絶縁膜を設けたもの
でありながら、前記ブロッキング絶縁膜に対するn型半
導体層の密着性を良くし、n型半導体層の層側がれをな
くして信頼性を向上させることができる薄膜トランジス
タを堤f共するとともに、あわせてその製造方法を提供
することにある。
本発明の薄膜トランジスタは、絶縁性基板上に形成され
たゲート電極と、このゲート電極の上に形成されたケー
ト絶縁膜と、このゲート絶縁膜の上に前記ゲート電極に
対向させて形成されたl型半導体層と、このl型半導体
層の上にn型半導体層を介して形成されたソース電極お
よびドレイン電極とからなる薄膜l・ランジスタにおい
て、前記l型半導体層のチャンネル頭載の上に、上面に
前記n型半導体層と同系の材質の半導体薄膜を形成した
ブロッキング絶縁膜を設け、このブロッキング絶縁膜上
の前記半導体薄膜と前記l型半導体層の上に、前記n型
半導体層を介してソース電極およびドレイン電極を形成
したことを特徴とするものである。
たゲート電極と、このゲート電極の上に形成されたケー
ト絶縁膜と、このゲート絶縁膜の上に前記ゲート電極に
対向させて形成されたl型半導体層と、このl型半導体
層の上にn型半導体層を介して形成されたソース電極お
よびドレイン電極とからなる薄膜l・ランジスタにおい
て、前記l型半導体層のチャンネル頭載の上に、上面に
前記n型半導体層と同系の材質の半導体薄膜を形成した
ブロッキング絶縁膜を設け、このブロッキング絶縁膜上
の前記半導体薄膜と前記l型半導体層の上に、前記n型
半導体層を介してソース電極およびドレイン電極を形成
したことを特徴とするものである。
また、本発明の薄膜トランジスタの製造方法は、絶縁性
基板上にゲート電極を形成し、その上に、ゲート絶縁膜
と、l型半導体層と、ブロッキング絶縁膜と、半導体薄
膜とを順次堆積させた後、前記半導体薄膜と前記ブロッ
キング絶縁膜とを前記l型半導体層のチャンネル領域上
の部分を残して除去し、この後前記半導体薄膜と同系の
材質のn型半導体層とソース、ドレイン電極用金属膜を
順次堆積させて、このソース、ドレイン電極用金属膜と
n型半導体層とをソース電極およびドレイン電極の形状
にバターニングすることを特徴とするものである。
基板上にゲート電極を形成し、その上に、ゲート絶縁膜
と、l型半導体層と、ブロッキング絶縁膜と、半導体薄
膜とを順次堆積させた後、前記半導体薄膜と前記ブロッ
キング絶縁膜とを前記l型半導体層のチャンネル領域上
の部分を残して除去し、この後前記半導体薄膜と同系の
材質のn型半導体層とソース、ドレイン電極用金属膜を
順次堆積させて、このソース、ドレイン電極用金属膜と
n型半導体層とをソース電極およびドレイン電極の形状
にバターニングすることを特徴とするものである。
すなわち、本発明の薄膜トランジスタは、l型半導体層
のチャンネル領域の上に設けるブロッキング絶縁膜の上
面に、このブロッキング絶縁膜および前記l型半導体層
の上に形成されるn型半導体層と同系の材質の半導体薄
膜を形成しておくことにより、ブロッキング絶縁膜をバ
ターニングした後に堆積される前記n型半導体層を、前
記半導体薄膜を介してブロッキング絶縁膜に密着させる
ようにしたものであり、前記半導体薄膜と前記n型半導
体層とは同系の材質であるため、この半導体薄膜層とn
型半導体層とが非連続で堆積されたものであっても両者
の密着性は良いし、またプロッキング絶縁膜の上面に形
成する前記半導体薄膜はブロッキング絶縁膜の堆積に連
続して堆積できるから、この半導体薄膜とブロッキング
絶縁膜との密着性も良くすることができる。したがって
、本発明の薄膜トランジスタによれば、l型半導体層の
チャンネル領域の上にブロッキング絶縁膜を設けたもの
でありながら、前記ブロッキング絶縁膜に対するn型半
導体層の密着性を良くし、n型半導体層の層側がれをな
くして信頼性を向上させることができる。
のチャンネル領域の上に設けるブロッキング絶縁膜の上
面に、このブロッキング絶縁膜および前記l型半導体層
の上に形成されるn型半導体層と同系の材質の半導体薄
膜を形成しておくことにより、ブロッキング絶縁膜をバ
ターニングした後に堆積される前記n型半導体層を、前
記半導体薄膜を介してブロッキング絶縁膜に密着させる
ようにしたものであり、前記半導体薄膜と前記n型半導
体層とは同系の材質であるため、この半導体薄膜層とn
型半導体層とが非連続で堆積されたものであっても両者
の密着性は良いし、またプロッキング絶縁膜の上面に形
成する前記半導体薄膜はブロッキング絶縁膜の堆積に連
続して堆積できるから、この半導体薄膜とブロッキング
絶縁膜との密着性も良くすることができる。したがって
、本発明の薄膜トランジスタによれば、l型半導体層の
チャンネル領域の上にブロッキング絶縁膜を設けたもの
でありながら、前記ブロッキング絶縁膜に対するn型半
導体層の密着性を良くし、n型半導体層の層側がれをな
くして信頼性を向上させることができる。
また、本発明の薄膜トランジスタの製造方法によれば、
前記ブロッキング絶縁膜とその上面の前記半導体薄膜と
を、ブロッキング絶縁膜と半導体薄膜とを順次堆積させ
た後、この半導体薄膜と前記ブロッキング絶縁膜とを前
記l型半導体層のチャンネル領域上の部分を残して除去
する方法で形成しているから、ブロッキング絶縁膜と前
記半導体薄膜とを十分な密着性をもって形成することが
できるし、また、この後に堆積させるn型半導体層は、
前記ブロッキング絶縁膜の上面の半導体層 0 膜に良好な密着性をもって密着する。したがって、この
製造方法によれば、ブロッキング絶縁膜に対するn型半
導体層の密着性を良ぐしてn型半導体層の層側がれをな
くした前記本発明の薄膜トランジスタを製造することが
できる。
前記ブロッキング絶縁膜とその上面の前記半導体薄膜と
を、ブロッキング絶縁膜と半導体薄膜とを順次堆積させ
た後、この半導体薄膜と前記ブロッキング絶縁膜とを前
記l型半導体層のチャンネル領域上の部分を残して除去
する方法で形成しているから、ブロッキング絶縁膜と前
記半導体薄膜とを十分な密着性をもって形成することが
できるし、また、この後に堆積させるn型半導体層は、
前記ブロッキング絶縁膜の上面の半導体層 0 膜に良好な密着性をもって密着する。したがって、この
製造方法によれば、ブロッキング絶縁膜に対するn型半
導体層の密着性を良ぐしてn型半導体層の層側がれをな
くした前記本発明の薄膜トランジスタを製造することが
できる。
以下、本発明の一実施例を第1図および第2図を参照し
て説明する。
て説明する。
第1図は本実施例の薄膜トランジスタの断面を示してい
る。第1図において、11はガラス等からなる絶縁性基
板、12はこの基板11上に形成されたゲート電極であ
り、このゲート電極12の上には、窒化シリコン(Sj
N)等からなるゲト絶縁膜13が基板11のほぼ全面
にわたって形成されている。このゲート絶縁膜13の上
には、前記ゲート電極12に対向させて、l型アモルフ
ァスシリコン(i−a−8i)等からなるl型半導体層
14が形成されている。このl型半導体層14のチャン
ネル領域の上には、窒化シリコン等からなるブロッキン
グ絶縁膜15が設けられてお1 す、このブロッキング絶縁膜15の上面には、後述する
n型半導体層16と同系の祠質、例えばl型アモルファ
スシリコン(i−a−3j)等からなるi型の半導体薄
膜15aが形成されている。
る。第1図において、11はガラス等からなる絶縁性基
板、12はこの基板11上に形成されたゲート電極であ
り、このゲート電極12の上には、窒化シリコン(Sj
N)等からなるゲト絶縁膜13が基板11のほぼ全面
にわたって形成されている。このゲート絶縁膜13の上
には、前記ゲート電極12に対向させて、l型アモルフ
ァスシリコン(i−a−8i)等からなるl型半導体層
14が形成されている。このl型半導体層14のチャン
ネル領域の上には、窒化シリコン等からなるブロッキン
グ絶縁膜15が設けられてお1 す、このブロッキング絶縁膜15の上面には、後述する
n型半導体層16と同系の祠質、例えばl型アモルファ
スシリコン(i−a−3j)等からなるi型の半導体薄
膜15aが形成されている。
そして、n型半導体層16とソース電極17aおよびド
レイン電極17bは、前記ブロッキング縁膜15上の前
記半導体薄膜15aと前記l型半導体層14の上に形成
されている。なお、前記半導体薄膜15aは、ソース、
ドレイン電極17a。
レイン電極17bは、前記ブロッキング縁膜15上の前
記半導体薄膜15aと前記l型半導体層14の上に形成
されている。なお、前記半導体薄膜15aは、ソース、
ドレイン電極17a。
17bおよびn型半導体層16のブロッキング絶縁膜1
5上の部分と同じ形状にパターニングされている。
5上の部分と同じ形状にパターニングされている。
第2図は前記薄膜トランジスタの製造方法を工程順に示
したもので、この薄膜トランジスタは次のようにして製
造する。
したもので、この薄膜トランジスタは次のようにして製
造する。
まず、第2図(a)に示すように、基板1上にクロム(
Cr )等の導電性金属膜をスパッタリング法により約
1000入の厚さに堆積させ、この金属膜をパターニン
グする方法でゲート電極12を形成した後、その上に基
板11のほぼ全面にわたつ2 て、ゲート絶縁膜13と、l型半導体層14と、ブロッ
キング絶縁膜15と、i型の半導体薄膜15aとをプラ
ズマCVD法により順次連続して堆積させる。なお、前
記ゲート絶縁膜13は約3000Å、l型半導体層14
は約500λ、ブロッキング絶縁膜15は約1000入
、半導体薄膜15aは約100入の厚さに堆積させる。
Cr )等の導電性金属膜をスパッタリング法により約
1000入の厚さに堆積させ、この金属膜をパターニン
グする方法でゲート電極12を形成した後、その上に基
板11のほぼ全面にわたつ2 て、ゲート絶縁膜13と、l型半導体層14と、ブロッ
キング絶縁膜15と、i型の半導体薄膜15aとをプラ
ズマCVD法により順次連続して堆積させる。なお、前
記ゲート絶縁膜13は約3000Å、l型半導体層14
は約500λ、ブロッキング絶縁膜15は約1000入
、半導体薄膜15aは約100入の厚さに堆積させる。
次に、第2図(b)に示すように、前記半導体薄膜15
aとブロッキング絶縁膜15とを、フォトリソグラフィ
法により・前記1型半導体層14のチャンネル領域上の
部分を残してエツチング除去する。
aとブロッキング絶縁膜15とを、フォトリソグラフィ
法により・前記1型半導体層14のチャンネル領域上の
部分を残してエツチング除去する。
次に、前記半導体薄膜15aおよびl型半導体層14の
表面に生成した自然酸化膜(図示せず)を弗酸等による
洗浄処理によって除去した後、第2図(C)に示すよう
に、前記l型半導体層14およびブロッキング絶縁膜1
5上の半導体薄膜15aの上にその全面にわたって前記
半導体薄膜15aと同系の材質のn型半導体層16をプ
ラズマCVD法により約250入の厚さに堆積させ、次
3 いでこのn型半導体層16の上に、クロム等からなるソ
ース、ドレイン電極用金属膜17をスパッタリング法に
より約1000入の厚さに堆積させる。
表面に生成した自然酸化膜(図示せず)を弗酸等による
洗浄処理によって除去した後、第2図(C)に示すよう
に、前記l型半導体層14およびブロッキング絶縁膜1
5上の半導体薄膜15aの上にその全面にわたって前記
半導体薄膜15aと同系の材質のn型半導体層16をプ
ラズマCVD法により約250入の厚さに堆積させ、次
3 いでこのn型半導体層16の上に、クロム等からなるソ
ース、ドレイン電極用金属膜17をスパッタリング法に
より約1000入の厚さに堆積させる。
この後は、第2図(d)に示すように、前記ソース、ド
レイン電極用金属膜17とn型半導体層16とをフォト
リソグラフィ法により順次ソース。
レイン電極用金属膜17とn型半導体層16とをフォト
リソグラフィ法により順次ソース。
ドレイン電極17a、17bの形状にパターニングする
とともに、続いて前記半導体薄膜15aをソース、ドレ
イン電極17a、17bの下の部分を除いてエツチング
除去し、さらにl型半導体層14をトランジスタ素子形
状にパターニングして薄膜トランジスタを完成する。
とともに、続いて前記半導体薄膜15aをソース、ドレ
イン電極17a、17bの下の部分を除いてエツチング
除去し、さらにl型半導体層14をトランジスタ素子形
状にパターニングして薄膜トランジスタを完成する。
すなわち、前記実施例の薄膜トランジスタは、l型半導
体層14のチャンネル領域の上に設けるブロッキング絶
縁膜15の上面に、このブロッキング絶縁膜15および
前記l型半導体層14の上に形成されるn型半導体層1
6と同系の材質からなるi型の半導体薄膜15aを形成
しておくことにより、ブロッキング絶縁膜15をパター
ニングした後に堆積される前記n型半導体層16を、前
4 記事導体薄膜15aを介してブロッキング絶縁膜15に
密着させるようにしたものである。
体層14のチャンネル領域の上に設けるブロッキング絶
縁膜15の上面に、このブロッキング絶縁膜15および
前記l型半導体層14の上に形成されるn型半導体層1
6と同系の材質からなるi型の半導体薄膜15aを形成
しておくことにより、ブロッキング絶縁膜15をパター
ニングした後に堆積される前記n型半導体層16を、前
4 記事導体薄膜15aを介してブロッキング絶縁膜15に
密着させるようにしたものである。
この薄膜トランジスタによれば、前記半導体薄膜15a
とn型半導体層16とは同系の材質であるため、この半
導体薄膜層15 aとn型半導体層16とが非連続で堆
積されたものであっても両者の密着性は良いし、またブ
ロッキング絶縁膜15の上面に形成する半導体薄膜15
aは前記製造方法のようにブロッキング絶縁膜15の堆
積に連続して堆積できるから、この半導体薄膜15aと
ブロッキング絶縁膜15との密着性も良くすることがで
きる。
とn型半導体層16とは同系の材質であるため、この半
導体薄膜層15 aとn型半導体層16とが非連続で堆
積されたものであっても両者の密着性は良いし、またブ
ロッキング絶縁膜15の上面に形成する半導体薄膜15
aは前記製造方法のようにブロッキング絶縁膜15の堆
積に連続して堆積できるから、この半導体薄膜15aと
ブロッキング絶縁膜15との密着性も良くすることがで
きる。
したがって、この実施例の薄膜トランジスタによれば、
l型半導体層14のチャンネル領域の上にブロッキング
絶縁膜15を設けたものでありながら、前記ブロッキン
グ絶縁膜15に対するn型半導体層16の密着性を良く
し、n型半導体層16の層側がれをなくして信頼性を向
上させることができる。
l型半導体層14のチャンネル領域の上にブロッキング
絶縁膜15を設けたものでありながら、前記ブロッキン
グ絶縁膜15に対するn型半導体層16の密着性を良く
し、n型半導体層16の層側がれをなくして信頼性を向
上させることができる。
また、前記実施例の薄膜トランジスタの製造方 5
法によれば、前記ブロッキング絶縁膜15とその上面の
半導体薄膜15aとを、ブロッキング絶縁膜15と半導
体薄膜15aとを順次堆積させた後、この半導体薄膜1
5aとブロッキング絶縁膜15とを前記l型半導体層1
4のチャンネル領域上の部分を残して除去する方法で形
成しているから、ブロッキング絶縁膜15と前記半導体
薄膜15aとを十分な密着性をもって形成することがで
きるし、また、この後に堆積させるn型半導体層16は
、前記ブロッキング絶縁膜15の上面の半導体薄膜15
gに良好な密着性をもって密着する。
半導体薄膜15aとを、ブロッキング絶縁膜15と半導
体薄膜15aとを順次堆積させた後、この半導体薄膜1
5aとブロッキング絶縁膜15とを前記l型半導体層1
4のチャンネル領域上の部分を残して除去する方法で形
成しているから、ブロッキング絶縁膜15と前記半導体
薄膜15aとを十分な密着性をもって形成することがで
きるし、また、この後に堆積させるn型半導体層16は
、前記ブロッキング絶縁膜15の上面の半導体薄膜15
gに良好な密着性をもって密着する。
したがって、この製造方法によれば、ブロッキング絶縁
膜15に対するn型半導体層16の密着性を良くしてn
型半導体層16の層側がれをなくした前記薄膜トランジ
スタを製造することができる。
膜15に対するn型半導体層16の密着性を良くしてn
型半導体層16の層側がれをなくした前記薄膜トランジ
スタを製造することができる。
なお、前記実施例では、ブロッキング絶縁膜15上の半
導体薄膜15aを、ソース、ドレイン電極17a、17
bおよびn型半導体層16のブロッキング絶縁膜15上
の部分と同じ形状にバタ 6 ニングしているが、この半導体薄膜15aか1型半導体
であれば、この半導体薄膜15aがブロッキング絶縁膜
15上のソース、ドレイン電極17a、17b間の部分
に残っていても、ソースドレイン電極17a、17bが
前記半導体薄膜15aを介して短絡されることはないか
ら、前記半導体薄膜15aのソース、ドレイン電極17
a。
導体薄膜15aを、ソース、ドレイン電極17a、17
bおよびn型半導体層16のブロッキング絶縁膜15上
の部分と同じ形状にバタ 6 ニングしているが、この半導体薄膜15aか1型半導体
であれば、この半導体薄膜15aがブロッキング絶縁膜
15上のソース、ドレイン電極17a、17b間の部分
に残っていても、ソースドレイン電極17a、17bが
前記半導体薄膜15aを介して短絡されることはないか
ら、前記半導体薄膜15aのソース、ドレイン電極17
a。
17b間の部分は必ずしも除去する必要はない。
また、前記半導体薄膜15aは、n型半導体層16と同
系の材質であればn型の半導体で形成してもよい。ただ
し、前記半導体薄膜15aをn型の半導体で形成する場
2合は、ソース、ドレイン電極17a、17bを半導体
薄膜15aによって短絡させないようにするために、半
導体薄膜15aのソース、ドレイン電極17a、17b
間の部分を完全にエツチング除去する必要がある。なお
、この半導体薄膜15aのソース、ドレイン電極17a
、17b間の部分のエツチング除去は、ソース、ドレイ
ン電極用金民膜17とn型半導体層16とをソース、ド
レイン電極17a、17bの7 形状にパターニングする際に行なえばよい。
系の材質であればn型の半導体で形成してもよい。ただ
し、前記半導体薄膜15aをn型の半導体で形成する場
2合は、ソース、ドレイン電極17a、17bを半導体
薄膜15aによって短絡させないようにするために、半
導体薄膜15aのソース、ドレイン電極17a、17b
間の部分を完全にエツチング除去する必要がある。なお
、この半導体薄膜15aのソース、ドレイン電極17a
、17b間の部分のエツチング除去は、ソース、ドレイ
ン電極用金民膜17とn型半導体層16とをソース、ド
レイン電極17a、17bの7 形状にパターニングする際に行なえばよい。
本発明の薄膜トランジスタによれば、l型半導体層のチ
ャンネル領域の上に設けるブロッキング絶縁膜の上面に
、このブロッキング絶縁膜および前記l型半導体層の上
に形成されるn型半導体層と同系の材質の半導体薄膜を
形成しておくことにより、ブロッキング絶縁膜をバター
ニングした後に堆積される前記n型半導体層を、前記半
導体薄膜を介してブロッキング絶縁膜に密着させるよう
にしているから、l型半導体層のチャンネル領域の上に
ブロッキング絶縁膜を設けたものでありながら、前記ブ
ロッキング絶縁膜に対するn型半導体層の密着性を良く
し、n型半導体層の層側がれをなくして信頼性を向上さ
せることができる。
ャンネル領域の上に設けるブロッキング絶縁膜の上面に
、このブロッキング絶縁膜および前記l型半導体層の上
に形成されるn型半導体層と同系の材質の半導体薄膜を
形成しておくことにより、ブロッキング絶縁膜をバター
ニングした後に堆積される前記n型半導体層を、前記半
導体薄膜を介してブロッキング絶縁膜に密着させるよう
にしているから、l型半導体層のチャンネル領域の上に
ブロッキング絶縁膜を設けたものでありながら、前記ブ
ロッキング絶縁膜に対するn型半導体層の密着性を良く
し、n型半導体層の層側がれをなくして信頼性を向上さ
せることができる。
また、本発明の薄膜トランジスタの製造方法によれば、
前記ブロッキング絶縁膜とその上面の前記半導体薄膜と
を、ブロッキング絶縁膜と半導体薄膜とを順次堆積させ
た後、この半導体薄膜と前記ブロッキング絶縁膜とを前
記l型半導体層のチ 8 ヤンネル領域上の部分を残して除去する方法で形成して
いるから、ブロッキング絶縁膜と前記半導体薄膜とを十
分な密着性をもって形成するとともに、この後に堆積さ
せるn型半導体層も、前記ブロッキング絶縁膜の上面の
半導体薄膜に良好な密着性をもって密着させることがで
き、したがって、ブロッキング絶縁膜に対するn型半導
体層の密着性を良くしてn型半導体層の層側がれをなく
した前記本発明の薄膜トランジスタを製造することがで
きる。
前記ブロッキング絶縁膜とその上面の前記半導体薄膜と
を、ブロッキング絶縁膜と半導体薄膜とを順次堆積させ
た後、この半導体薄膜と前記ブロッキング絶縁膜とを前
記l型半導体層のチ 8 ヤンネル領域上の部分を残して除去する方法で形成して
いるから、ブロッキング絶縁膜と前記半導体薄膜とを十
分な密着性をもって形成するとともに、この後に堆積さ
せるn型半導体層も、前記ブロッキング絶縁膜の上面の
半導体薄膜に良好な密着性をもって密着させることがで
き、したがって、ブロッキング絶縁膜に対するn型半導
体層の密着性を良くしてn型半導体層の層側がれをなく
した前記本発明の薄膜トランジスタを製造することがで
きる。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示す薄膜トラ
ンジスタの断面図およびその製造工程図、第3図および
第4図は従来の薄膜トランジスタの断面図およびその製
造工程図である。 11・・・基板、12・・・ゲート電極、13・・・ゲ
ート絶縁膜、14・・・i型半導体層、15・・・ブロ
ッキング絶縁膜、15a・・・半導体薄膜、16・・・
n型半導体層、17a・・・ソース電極、1.7 b・
・・ドレイン電極、17・・ソース、ドレイン電極用金
属膜。 1つ
ンジスタの断面図およびその製造工程図、第3図および
第4図は従来の薄膜トランジスタの断面図およびその製
造工程図である。 11・・・基板、12・・・ゲート電極、13・・・ゲ
ート絶縁膜、14・・・i型半導体層、15・・・ブロ
ッキング絶縁膜、15a・・・半導体薄膜、16・・・
n型半導体層、17a・・・ソース電極、1.7 b・
・・ドレイン電極、17・・ソース、ドレイン電極用金
属膜。 1つ
Claims (2)
- (1)絶縁性基板上に形成されたゲート電極と、このゲ
ート電極の上に形成されたゲート絶縁膜と、このゲート
絶縁膜の上に前記ゲート電極に対向させて形成されたi
型半導体層と、このi型半導体層の上にn型半導体層を
介して形成されたソース電極およびドレイン電極とから
なる薄膜トランジスタにおいて、前記i型半導体層のチ
ャンネル領域の上に、上面に前記n型半導体層と同系の
材質の半導体薄膜を形成したブロッキング絶縁膜を設け
、このブロッキング絶縁膜上の前記半導体薄膜と前記i
型半導体層の上に、前記n型半導体層を介してソース電
極およびドレイン電極を形成したことを特徴とする薄膜
トランジスタ。 - (2)絶縁性基板上にゲート電極を形成し、その上に、
ゲート絶縁膜と、i型半導体層と、ブロッキング絶縁膜
と、半導体薄膜とを順次堆積させた後、前記半導体薄膜
と前記ブロッキング絶縁膜とを前記i型半導体層のチャ
ンネル領域上の部分を残して除去し、この後前記半導体
薄膜と同系の材質のn型半導体層とソース、ドレイン電
極用金属膜を順次堆積させて、このソース、ドレイン電
極用金属膜とn型半導体層とをソース電極およびドレイ
ン電極の形状にパターニングすることを特徴とする薄膜
トランジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31351989A JPH03174776A (ja) | 1989-12-04 | 1989-12-04 | 薄膜トランジスタおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31351989A JPH03174776A (ja) | 1989-12-04 | 1989-12-04 | 薄膜トランジスタおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03174776A true JPH03174776A (ja) | 1991-07-29 |
Family
ID=18042287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31351989A Pending JPH03174776A (ja) | 1989-12-04 | 1989-12-04 | 薄膜トランジスタおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03174776A (ja) |
-
1989
- 1989-12-04 JP JP31351989A patent/JPH03174776A/ja active Pending
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