JPH03141647A - 薄膜トランジスタおよびその製造方法 - Google Patents
薄膜トランジスタおよびその製造方法Info
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- JPH03141647A JPH03141647A JP27853989A JP27853989A JPH03141647A JP H03141647 A JPH03141647 A JP H03141647A JP 27853989 A JP27853989 A JP 27853989A JP 27853989 A JP27853989 A JP 27853989A JP H03141647 A JPH03141647 A JP H03141647A
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Landscapes
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は逆スタガー型の薄膜トランジスタおよびその製
造方法に関するものである。
造方法に関するものである。
薄膜トランジスタとして、逆スタガー型と呼ばれるもの
がある。
がある。
第3図は従来の逆スタガー型薄膜トランジスタを示した
もので、この薄膜トランジスタは、ガラス等からなる絶
縁性基板1の上に形成されたゲート電極2と、このゲー
ト電極2を覆う窒化シリコン(SI N)からなるゲー
ト絶縁膜3と、このゲ−ト絶縁膜3の上に前記ゲート電
極2に対向させて形成されたi型アモルファスシリコン
(i−a−Sl )からなるl型半導体層4と、このl
型半導体層4の上にn型アモルファスシリコン(n +
−a−Sl)からなるn型半導体層5を介して形成され
たソース電極6およびドレイン電極7とからなっている
。
もので、この薄膜トランジスタは、ガラス等からなる絶
縁性基板1の上に形成されたゲート電極2と、このゲー
ト電極2を覆う窒化シリコン(SI N)からなるゲー
ト絶縁膜3と、このゲ−ト絶縁膜3の上に前記ゲート電
極2に対向させて形成されたi型アモルファスシリコン
(i−a−Sl )からなるl型半導体層4と、このl
型半導体層4の上にn型アモルファスシリコン(n +
−a−Sl)からなるn型半導体層5を介して形成され
たソース電極6およびドレイン電極7とからなっている
。
ところで、この薄膜トランジスタは、上記基板1上にゲ
ート電極2とゲート絶縁膜3とl型半導体層4とを順次
形成し、前記l型半導体層4の上にn型半導体層5とソ
ース、ドレイン電極用金属膜とを順次堆積させた後に、
前記金属膜とn型半導体層とを順次フォトエツチング法
によりソース電極6およびドレイン電極7の形状にパタ
ーニングして製造されているが、この場合、前記l型半
導体層4のチャンネル領域の上に直接n型半導体層5が
接していると、上記金属膜のパターニングに続いて前記
n型半導体層5をパターニングするときに、l型半導体
層4のチャンネル領域の表面もエツチングされてこのl
型半導体層4がダメージを受け、そのためにトランジス
タの特性が悪くなる。
ート電極2とゲート絶縁膜3とl型半導体層4とを順次
形成し、前記l型半導体層4の上にn型半導体層5とソ
ース、ドレイン電極用金属膜とを順次堆積させた後に、
前記金属膜とn型半導体層とを順次フォトエツチング法
によりソース電極6およびドレイン電極7の形状にパタ
ーニングして製造されているが、この場合、前記l型半
導体層4のチャンネル領域の上に直接n型半導体層5が
接していると、上記金属膜のパターニングに続いて前記
n型半導体層5をパターニングするときに、l型半導体
層4のチャンネル領域の表面もエツチングされてこのl
型半導体層4がダメージを受け、そのためにトランジス
タの特性が悪くなる。
このため、従来は、第3図に示したように、l型半導体
層4の上にn型半導体層5を堆積させる前に、l型半導
体層4のチャンネル領域の上に窒化シリコン等からなる
ブロッキング絶縁膜8を形成し、この後、弗酸等による
洗浄処理を行なってl型半導体層4の表面に生成した自
然酸化膜を除去してから、前記l型半導体層4およびブ
ロッキング絶縁膜8の上にn型半導体層5とソース、ド
レイン電極用金属膜とを堆積させ、この金属膜とn型半
導体層5とをソース電極6およびドレイン電極7の形状
にパターニングしている。このようにl型半導体層4の
チャンネル領域の上に上記ブロッキング絶縁膜8を形成
しておけば、上記n型半導体層5のパターニング時にl
型半導体層4のチャンネル領域の表面がエツチングされ
るのを上記ブロッキング絶縁膜8によって防ぐことがで
きるから、l型半導体層4がダメージを受けることはな
い。
層4の上にn型半導体層5を堆積させる前に、l型半導
体層4のチャンネル領域の上に窒化シリコン等からなる
ブロッキング絶縁膜8を形成し、この後、弗酸等による
洗浄処理を行なってl型半導体層4の表面に生成した自
然酸化膜を除去してから、前記l型半導体層4およびブ
ロッキング絶縁膜8の上にn型半導体層5とソース、ド
レイン電極用金属膜とを堆積させ、この金属膜とn型半
導体層5とをソース電極6およびドレイン電極7の形状
にパターニングしている。このようにl型半導体層4の
チャンネル領域の上に上記ブロッキング絶縁膜8を形成
しておけば、上記n型半導体層5のパターニング時にl
型半導体層4のチャンネル領域の表面がエツチングされ
るのを上記ブロッキング絶縁膜8によって防ぐことがで
きるから、l型半導体層4がダメージを受けることはな
い。
しかしながら、上記のようにl型半導体層4のチャンネ
ル領域の上にブロッキング絶縁膜8を形成している薄膜
トランジスタは、その製造に際して、l型半導体層4の
上にブロッキング絶縁膜8を形成してからn型半導体層
5を堆積させなければならないため、l型半導体層4と
n型半導体層5とを連続して堆積させることができず、
そのためにl型半導体層4の表面に自然酸化膜が生成し
て、l型半導体層4に対するn型半導体層5の密着性が
悪くなってしまう。このため、上記従来の薄膜トランジ
スタは、l型半導体層4とn型半導体層5との間に膜剥
がれが生じて、トランジスタが不良となるという問題を
もっていた。
ル領域の上にブロッキング絶縁膜8を形成している薄膜
トランジスタは、その製造に際して、l型半導体層4の
上にブロッキング絶縁膜8を形成してからn型半導体層
5を堆積させなければならないため、l型半導体層4と
n型半導体層5とを連続して堆積させることができず、
そのためにl型半導体層4の表面に自然酸化膜が生成し
て、l型半導体層4に対するn型半導体層5の密着性が
悪くなってしまう。このため、上記従来の薄膜トランジ
スタは、l型半導体層4とn型半導体層5との間に膜剥
がれが生じて、トランジスタが不良となるという問題を
もっていた。
本発明は上記のような実情にかんがみてなされたもので
あって、その目的とするところは、l型半導体層のチャ
ンネル領域の上にブロッキング絶縁膜を形成したもので
ありながら、l型半導体層とn型半導体層との密着性を
良くし、n型半導体層の膜剥がれをなくして信頼性を向
上させることができる薄膜トランジスタを提供するとと
もに、あわせてその製造方法を提供することにある。
あって、その目的とするところは、l型半導体層のチャ
ンネル領域の上にブロッキング絶縁膜を形成したもので
ありながら、l型半導体層とn型半導体層との密着性を
良くし、n型半導体層の膜剥がれをなくして信頼性を向
上させることができる薄膜トランジスタを提供するとと
もに、あわせてその製造方法を提供することにある。
本発明の薄膜トランジスタは、絶縁性基板上に形成され
たゲート電極と、このゲート電極を覆うゲート絶縁膜と
、このゲート絶縁膜の上に前記ゲート電極に対向させて
形成されたl型半導体層と、このl型半導体層のチャン
ネル6′fi域の上に形成されたブロッキング絶縁膜と
、前記l型半導体層および前記ブロッキング絶縁膜の上
に形成されかつ前記ブロッキング絶縁膜上において分離
されたコンタクト用l型半導体層と、このコンタクト用
l型半導体層の上にn型半導体層を介して形成されたソ
ース電極およびドレイン電極とからなることを特徴とす
るものである。
たゲート電極と、このゲート電極を覆うゲート絶縁膜と
、このゲート絶縁膜の上に前記ゲート電極に対向させて
形成されたl型半導体層と、このl型半導体層のチャン
ネル6′fi域の上に形成されたブロッキング絶縁膜と
、前記l型半導体層および前記ブロッキング絶縁膜の上
に形成されかつ前記ブロッキング絶縁膜上において分離
されたコンタクト用l型半導体層と、このコンタクト用
l型半導体層の上にn型半導体層を介して形成されたソ
ース電極およびドレイン電極とからなることを特徴とす
るものである。
また、本発明の薄膜トランジスタの製造方法は、絶縁性
基板上にゲート電極を形成し、その上にゲート絶縁膜と
l型半導体層とを積層形成するとともに、前記l型半導
体層のチャンネル領域の上にブロッキング絶縁膜を形成
した後、前記i型半導体層および前記ブロッキング絶縁
膜の上に、コンタクト用l型半導体層とn型半導体層と
を連続して堆積させるとともに、前記n型半導体層の上
にソース、ドレイン電極用金属膜を堆積させ、この後前
記金属膜とn型半導体層とコンタクト用l型半導体層と
をソース電極およびドレイン電極の形状にパターニング
することを特徴とするものである。
基板上にゲート電極を形成し、その上にゲート絶縁膜と
l型半導体層とを積層形成するとともに、前記l型半導
体層のチャンネル領域の上にブロッキング絶縁膜を形成
した後、前記i型半導体層および前記ブロッキング絶縁
膜の上に、コンタクト用l型半導体層とn型半導体層と
を連続して堆積させるとともに、前記n型半導体層の上
にソース、ドレイン電極用金属膜を堆積させ、この後前
記金属膜とn型半導体層とコンタクト用l型半導体層と
をソース電極およびドレイン電極の形状にパターニング
することを特徴とするものである。
すなわち、本発明の薄膜トランジスタは、l型半導体層
およびこのl型半導体層のチャンネル領域の上に形成さ
れたブロッキング絶縁膜の上にコンタクト用l型半導体
層を形成し、このコンタクト用l型半導体層の上にn型
半導体層を形成することによって、n型半導体層を上記
コンタクト用l型半導体層を介して上記l型半導体層に
接合したものであり、上記l型半導体層と、その上にブ
ロッキング絶縁膜を形成した後に堆積されるコンタクト
用l型半導体層とは同じi型半導体であるため、このl
型半導体層と上記コンタクト用l型半導体層とは非連続
で堆積されたものであっても密着性は良いし、また、ブ
ロッキング絶縁膜の形成後に堆積される上記コンタクト
用l型半導体層とその上に形成するn型半導体層とは連
続して堆積させることができるから、コンタクト用l型
半導体層とn型半導体層との密着性も良くすることがで
きる。したがって、本発明の薄膜トランジスタによれば
、l型半導体層のチャンネル領域の上にブロッキング絶
縁膜を形成したものでありながら、1型半導体層とn型
半導体層との密着性を良くし、n型半導体層の膜剥がれ
をなくして信頼性を向上させることができる。
およびこのl型半導体層のチャンネル領域の上に形成さ
れたブロッキング絶縁膜の上にコンタクト用l型半導体
層を形成し、このコンタクト用l型半導体層の上にn型
半導体層を形成することによって、n型半導体層を上記
コンタクト用l型半導体層を介して上記l型半導体層に
接合したものであり、上記l型半導体層と、その上にブ
ロッキング絶縁膜を形成した後に堆積されるコンタクト
用l型半導体層とは同じi型半導体であるため、このl
型半導体層と上記コンタクト用l型半導体層とは非連続
で堆積されたものであっても密着性は良いし、また、ブ
ロッキング絶縁膜の形成後に堆積される上記コンタクト
用l型半導体層とその上に形成するn型半導体層とは連
続して堆積させることができるから、コンタクト用l型
半導体層とn型半導体層との密着性も良くすることがで
きる。したがって、本発明の薄膜トランジスタによれば
、l型半導体層のチャンネル領域の上にブロッキング絶
縁膜を形成したものでありながら、1型半導体層とn型
半導体層との密着性を良くし、n型半導体層の膜剥がれ
をなくして信頼性を向上させることができる。
また、本発明の薄膜トランジスタの製造方法によれば、
l型半導体層のチャンネル領域上にブロッキング絶縁膜
を形成した後、前記1型半導体層および前記ブロッキン
グ絶縁膜の上に、コンタクト用l型半導体層とn型半導
体層とを連続して堆積させているから、l型半導体層と
n型半導体層との密着性を良くしてn型半導体層の膜剥
がれをなくした上記薄膜トランジスタを製造することが
できる。
l型半導体層のチャンネル領域上にブロッキング絶縁膜
を形成した後、前記1型半導体層および前記ブロッキン
グ絶縁膜の上に、コンタクト用l型半導体層とn型半導
体層とを連続して堆積させているから、l型半導体層と
n型半導体層との密着性を良くしてn型半導体層の膜剥
がれをなくした上記薄膜トランジスタを製造することが
できる。
以下、本発明の一実施例を第1図および第2図を参照し
て説明する。
て説明する。
第1図は本実施例の薄膜トランジスタの断面を示してい
る。第1図において、11はガラス等からなる絶縁性基
板であり、この基板11上には、ゲート電極12と、こ
のゲート電極12を覆うゲート絶縁膜(窒化シリコン膜
)13が形成されている。上記ゲート絶縁膜13の上に
は、前記ゲート電極12に対向させて、i型アモルファ
スシリコン(i−a−3l)からなるl型半導体層14
が形成されており、このl型半導体層14のチャンネル
領域の上には、窒化シリコン等からなるブロッキング絶
縁膜18が形成されている。そして、前記l型半導体層
14およびブロッキング絶縁膜18の上には、前記l型
半導体層14と同じi型アモルファスシリコン(i−a
−8l)の薄膜からなるコンタクト用l型半導体層14
aが形成されている。このコンタクト用l型半導体層1
4aは、ブロッキング絶縁膜18上において分離されて
おり、ソース電極16およびドレイン電極17は、上記
コンタクト用l型半導体層14aの上に、n型アモルフ
ァスシリコン(n”−a−8i)からなるn型半導体層
15を介して形成されている。
る。第1図において、11はガラス等からなる絶縁性基
板であり、この基板11上には、ゲート電極12と、こ
のゲート電極12を覆うゲート絶縁膜(窒化シリコン膜
)13が形成されている。上記ゲート絶縁膜13の上に
は、前記ゲート電極12に対向させて、i型アモルファ
スシリコン(i−a−3l)からなるl型半導体層14
が形成されており、このl型半導体層14のチャンネル
領域の上には、窒化シリコン等からなるブロッキング絶
縁膜18が形成されている。そして、前記l型半導体層
14およびブロッキング絶縁膜18の上には、前記l型
半導体層14と同じi型アモルファスシリコン(i−a
−8l)の薄膜からなるコンタクト用l型半導体層14
aが形成されている。このコンタクト用l型半導体層1
4aは、ブロッキング絶縁膜18上において分離されて
おり、ソース電極16およびドレイン電極17は、上記
コンタクト用l型半導体層14aの上に、n型アモルフ
ァスシリコン(n”−a−8i)からなるn型半導体層
15を介して形成されている。
第2図は上記薄膜トランジスタの製造方法を工程順に示
したのもで、上記薄膜トランジスタは次のようにして製
造される。
したのもで、上記薄膜トランジスタは次のようにして製
造される。
まず、第2図(a)に示すように、基板11上にクロム
(Cr )等の導電性金属膜を堆積させ、この金属膜を
パターニングする方法でゲート電極12を形成した後、
その上に基t11211全面にわたって窒化シリコンと
i型アモルファスシリコンとをプラズマCVD法等によ
り連続して堆積させて、ゲート絶縁膜13とl型半導体
層14とを積層形成し、さらに前記1型半導体層14の
チャンネル領域の上に、ブロッキング絶縁膜18を形成
する。
(Cr )等の導電性金属膜を堆積させ、この金属膜を
パターニングする方法でゲート電極12を形成した後、
その上に基t11211全面にわたって窒化シリコンと
i型アモルファスシリコンとをプラズマCVD法等によ
り連続して堆積させて、ゲート絶縁膜13とl型半導体
層14とを積層形成し、さらに前記1型半導体層14の
チャンネル領域の上に、ブロッキング絶縁膜18を形成
する。
なお、このブロッキング絶縁膜18は、l型半導体層1
4の堆積に連続して窒化シリコン等をプラズマCVD法
等により堆積させ、この堆積膜ヲパターニングして形成
する。
4の堆積に連続して窒化シリコン等をプラズマCVD法
等により堆積させ、この堆積膜ヲパターニングして形成
する。
次に、弗酸等による洗浄処理を行ない、上記n型半導体
層14の表面に生成した自然酸化膜を除去する。
層14の表面に生成した自然酸化膜を除去する。
この後、第2図(b)に示すように、n型半導体層14
およびブロッキング絶縁膜18の上に、その全面にわた
って、i型アモルファスシリコンとn型アモルファスシ
リコンとをプラズマCVD法等により連続して堆積させ
、コンタクト用n型半導体層14aとn型半導体層15
とを積層形成するとともに、次いで前記n型半導体層1
5の上に、クロム等のソース、ドレイン電極用金属膜2
0をスパッタリング法等により堆積させる。
およびブロッキング絶縁膜18の上に、その全面にわた
って、i型アモルファスシリコンとn型アモルファスシ
リコンとをプラズマCVD法等により連続して堆積させ
、コンタクト用n型半導体層14aとn型半導体層15
とを積層形成するとともに、次いで前記n型半導体層1
5の上に、クロム等のソース、ドレイン電極用金属膜2
0をスパッタリング法等により堆積させる。
この後は、第2図(c)に示すように、上記ソース、ド
レイン電極用金属膜20とn型半導体層15とコンタク
ト用n型半導体層14aとを順次ソース電極16および
ドレイン電極17の形状にパターニングし、さらにn型
半導体層14をトランジスタの素子形状にパターニング
して薄膜トランジスタを完成する。
レイン電極用金属膜20とn型半導体層15とコンタク
ト用n型半導体層14aとを順次ソース電極16および
ドレイン電極17の形状にパターニングし、さらにn型
半導体層14をトランジスタの素子形状にパターニング
して薄膜トランジスタを完成する。
しかして、上記実施例の薄膜トランジスタにおいては、
n型半導体層14およびこのn型半導体層14のチャン
ネル領域の上に形成されたブロッキング絶縁膜18の上
にコンタクト用n型半導体層14aを形成し、このコン
タクト用n型半導体層14aの上にn型半導体層15を
積層形成することにより、上記n型半導体層15をコン
タクト用n型半導体層14aを介してn型半導体層14
に接合しているから、1型半導体層14に対するn型半
導体層15の密着性、を良くすることができる。
n型半導体層14およびこのn型半導体層14のチャン
ネル領域の上に形成されたブロッキング絶縁膜18の上
にコンタクト用n型半導体層14aを形成し、このコン
タクト用n型半導体層14aの上にn型半導体層15を
積層形成することにより、上記n型半導体層15をコン
タクト用n型半導体層14aを介してn型半導体層14
に接合しているから、1型半導体層14に対するn型半
導体層15の密着性、を良くすることができる。
すなわち、上記n型半導体層14と、その上にブロッキ
ング絶縁膜18を形成した後に堆積されるコンタクト用
n型半導体層14aとは同じi型アモルファスシリコン
からなるものであるため、上記n型半導体層14とコン
タクト用n型半導体層14aとは非連続で堆積されたも
のであっても密着性は良い。また、ブロッキング絶縁膜
18の形成後に堆積される上記コンタクト用n型半導体
層14aとその上に形成するn型半導体層15とは上述
した製造方法のように連続して堆積させることができる
から、コンタクト用n型半導体層14aとn型半導体層
15との密告性も良くすることができる。
ング絶縁膜18を形成した後に堆積されるコンタクト用
n型半導体層14aとは同じi型アモルファスシリコン
からなるものであるため、上記n型半導体層14とコン
タクト用n型半導体層14aとは非連続で堆積されたも
のであっても密着性は良い。また、ブロッキング絶縁膜
18の形成後に堆積される上記コンタクト用n型半導体
層14aとその上に形成するn型半導体層15とは上述
した製造方法のように連続して堆積させることができる
から、コンタクト用n型半導体層14aとn型半導体層
15との密告性も良くすることができる。
したがって、上記薄膜トランジスタによれば、1型半導
体層14のチャンネル領域の上にブロッキング絶縁膜1
8を形成したものでありながら、l型半導体層14と0
型半導体層15との密着性を良くし、n型半導体層15
の膜剥がれをなくして、信頼性を向上させることができ
る。
体層14のチャンネル領域の上にブロッキング絶縁膜1
8を形成したものでありながら、l型半導体層14と0
型半導体層15との密着性を良くし、n型半導体層15
の膜剥がれをなくして、信頼性を向上させることができ
る。
また、上記実施例の薄膜トランジスタの製造方法によれ
ば、n型半導体層14のチャンネル領域上にブロッキン
グ絶縁膜18を形成した後、前記n型半導体層14およ
びブロッキング絶縁膜18の上に、コンタクト用n型半
導体層14aとn型半導体層15とを連続して堆積させ
ているから、n型半導体層14とn型半導体層15との
密告性を良くしてn型半導体層15の膜剥がれをなくし
た」二記薄膜トランジスタを製造することができる。
ば、n型半導体層14のチャンネル領域上にブロッキン
グ絶縁膜18を形成した後、前記n型半導体層14およ
びブロッキング絶縁膜18の上に、コンタクト用n型半
導体層14aとn型半導体層15とを連続して堆積させ
ているから、n型半導体層14とn型半導体層15との
密告性を良くしてn型半導体層15の膜剥がれをなくし
た」二記薄膜トランジスタを製造することができる。
なお、上記実施例では、l型半導体層14のトランジス
タ素子形状へのパターニングを、ソースドレイン電極1
6.17の形成後に行なっているが、このn型半導体層
14のパターニングは、ブロッキング絶縁膜18の形成
後またはその形成前に行なってもよい。
タ素子形状へのパターニングを、ソースドレイン電極1
6.17の形成後に行なっているが、このn型半導体層
14のパターニングは、ブロッキング絶縁膜18の形成
後またはその形成前に行なってもよい。
本発明の薄膜トランジスタは、n型半導体層およびこの
n型半導体層のチャンネル領域の上に形成されたブロッ
キング絶縁膜の上にコンタクト用n型半導体層を形成し
、このコンタクト用n型半導体層の上にn型半導体層を
形成することによって、n型半導体層を上記コンタクト
用l型半導体層を介して上記n型半導体層に接合したも
のであるから、n型半導体層のチャンネル領域の上にブ
ロッキング絶縁膜を形成したものでありながら、n型半
導体層とn型半導体層との密着性を良(し、n型半導体
層の膜剥がれをなくして信頼性を向上させることができ
る。
n型半導体層のチャンネル領域の上に形成されたブロッ
キング絶縁膜の上にコンタクト用n型半導体層を形成し
、このコンタクト用n型半導体層の上にn型半導体層を
形成することによって、n型半導体層を上記コンタクト
用l型半導体層を介して上記n型半導体層に接合したも
のであるから、n型半導体層のチャンネル領域の上にブ
ロッキング絶縁膜を形成したものでありながら、n型半
導体層とn型半導体層との密着性を良(し、n型半導体
層の膜剥がれをなくして信頼性を向上させることができ
る。
また、本発明の薄膜トランジスタの製造方法によれば、
n型半導体層のチャンネル領域上にブロッキング絶縁膜
を形成した後、前記l型半導体層および前記ブロッキン
グ絶縁膜の上に、コンタクト用i型半導体層とn型半導
体層とを連続して堆積させているから、l型半導体層と
n型半導体層との密着性を良くしてn型半導体層の膜剥
がれをなぐした上記薄膜トランジスタを製造することが
できる。
n型半導体層のチャンネル領域上にブロッキング絶縁膜
を形成した後、前記l型半導体層および前記ブロッキン
グ絶縁膜の上に、コンタクト用i型半導体層とn型半導
体層とを連続して堆積させているから、l型半導体層と
n型半導体層との密着性を良くしてn型半導体層の膜剥
がれをなぐした上記薄膜トランジスタを製造することが
できる。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示す薄膜トラ
ンジスタの断面図およびその製造工程図、第3図は従来
の薄膜トランジスタの断面図である。 1〕・・・基板、12・・・ゲート電極、13・・・ゲ
ート絶縁膜、14・・・l型半導体層、14a・・・コ
ンタクト用l型半導体層、15・・・n型半導体層、1
6・・・ソース電極、17・・・ドレイン電極、18・
・・ブロッキング絶縁膜、20・・・ソース、ドレイン
電極用金属膜。
ンジスタの断面図およびその製造工程図、第3図は従来
の薄膜トランジスタの断面図である。 1〕・・・基板、12・・・ゲート電極、13・・・ゲ
ート絶縁膜、14・・・l型半導体層、14a・・・コ
ンタクト用l型半導体層、15・・・n型半導体層、1
6・・・ソース電極、17・・・ドレイン電極、18・
・・ブロッキング絶縁膜、20・・・ソース、ドレイン
電極用金属膜。
Claims (2)
- (1)絶縁性基板上に形成されたゲート電極と、このゲ
ート電極を覆うゲート絶縁膜と、このゲート絶縁膜の上
に前記ゲート電極に対向させて形成されたi型半導体層
と、このi型半導体層のチャンネル領域の上に形成され
たブロッキング絶縁膜と、前記i型半導体層および前記
ブロッキング絶縁膜の上に形成されかつ前記ブロッキン
グ絶縁膜上において分離されたコンタクト用i型半導体
層と、このコンタクト用i型半導体層の上にn型半導体
層を介して形成されたソース電極およびドレイン電極と
からなることを特徴とする薄膜トランジスタ。 - (2)絶縁性基板上にゲート電極を形成し、その上にゲ
ート絶縁膜とi型半導体層とを積層形成するとともに、
前記i型半導体層のチャンネル領域の上にブロッキング
絶縁膜を形成した後、前記i型半導体層および前記ブロ
ッキング絶縁膜の上に、コンタクト用i型半導体層とn
型半導体層とを連続して堆積させるとともに、前記n型
半導体層の上にソース、ドレイン電極用金属膜を堆積さ
せ、この後前記金属膜とn型半導体層とコンタクト用i
型半導体層とをソース電極およびドレイン電極の形状に
パターニングすることを特徴とする薄膜トランジスタの
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27853989A JPH03141647A (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 薄膜トランジスタおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27853989A JPH03141647A (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 薄膜トランジスタおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03141647A true JPH03141647A (ja) | 1991-06-17 |
Family
ID=17598674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27853989A Pending JPH03141647A (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 薄膜トランジスタおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03141647A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03222370A (ja) * | 1990-01-26 | 1991-10-01 | Mitsubishi Electric Corp | 薄膜トランジスタ |
JPH1093102A (ja) * | 1996-07-02 | 1998-04-10 | Lg Electron Inc | 薄膜トランジスタの製造方法 |
-
1989
- 1989-10-27 JP JP27853989A patent/JPH03141647A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03222370A (ja) * | 1990-01-26 | 1991-10-01 | Mitsubishi Electric Corp | 薄膜トランジスタ |
JPH1093102A (ja) * | 1996-07-02 | 1998-04-10 | Lg Electron Inc | 薄膜トランジスタの製造方法 |
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