JPS61102790A - 超電導集積回路素子の形成方法 - Google Patents

超電導集積回路素子の形成方法

Info

Publication number
JPS61102790A
JPS61102790A JP59224212A JP22421284A JPS61102790A JP S61102790 A JPS61102790 A JP S61102790A JP 59224212 A JP59224212 A JP 59224212A JP 22421284 A JP22421284 A JP 22421284A JP S61102790 A JPS61102790 A JP S61102790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sio
substrate
lower electrode
film
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59224212A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0481875B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Mori
博之 森
Nobuo Miyamoto
信雄 宮本
Shinichiro Yano
振一郎 矢野
Koji Yamada
宏治 山田
Mikio Hirano
幹夫 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP59224212A priority Critical patent/JPS61102790A/ja
Publication of JPS61102790A publication Critical patent/JPS61102790A/ja
Publication of JPH0481875B2 publication Critical patent/JPH0481875B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N60/00Superconducting devices
    • H10N60/01Manufacture or treatment

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 木完明は超電導機能素子、特にトンネル型ジョセフソン
接合素子の接合窓形成に好適な層間絶縁膜の形成方法に
関するものである。
〔発明の背景〕
ジョセフソン接合素子は、超電導および障壁層 “を通
してのトンネル効果にいう二つの量子力学的現象によっ
て動作する素子である。このジョセフソン接合は、第4
図に示すように、下部電極10上に接合窓を設けた層間
絶縁膜12.および上部電極13を形成し、この接合窓
によって開口した二つの超電導体の間に厚さ数nmの極
めて薄い障ulllを挟んだサンドインチtJaである
。この障壁層の面積を決定せしめるが接合窓である。ジ
ョセフソン接合素子の層間絶縁膜には、SiOが用いら
れている。このSiO膜は、真空蒸着法によって第1図
に示すような方法で作製する。しかし、Si0粒子は付
着係数が低いため散乱する。
この散乱したSi0粒子が、レジストステンシルパター
ンlの側壁にまわり込み、付着する。このため、リフト
オフ後残渣5が発生し、接合面積の変動の原因となる。
この接合面積のバラツキが。
直接臨界電流値の変動として素子特性に反映する。
この問題は、接合窓が微小なほど顕著に現われる。
この接合窓にまわり込んだSi0粒子による残渣5を除
去する方法について述べである特許の例として特開昭5
8−145177号公報がある。また、第2図に示すよ
うなステンシルをっけないレジストパターン2を用いる
作製法では、残渣もなく接合窓の面積は均一であるが突
起6が発生するために上部電極膜の断線といった問題が
ある。第1図、@2図において、3は蒸着したSin、
4はレジストステンシルのひさしの長さである。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、接合窓をSiO膜を使用して形成する
にあたり、均一な面積を有する接合fiffi再現よく
形成できる層間絶縁膜の形成方法を四部することにある
ネ 〔発明の概吟〕 トンネル型ジョセフソン接合素子の臨界電流のバラツキ
を小さくするには、接合窓の面積を均一に形成する必要
がある。従来例では、SiOの付着率が低いためSi0
粒子の回込みによる不必要な残渣が生じ、これが接合窓
の面積のバラツキ要因であった2本発明では、それらの
問題点を解決するため基Fi湿温度273Kから77に
の範囲に冷却し、SiO膜を形成した。基板を低温に冷
却することによってSiOの付着率を高めて5iOi発
粒子の散乱による再付着を防ぐことができた。
これにより残渣の無い均一な開口部面積を有する接合窓
を再現性よく形成することが可能になった。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第3図、第4図および第5図
により説明する。あらかじめ清浄化処理したシリコン単
結晶基板7に熱酸化法により厚さ約600nmの510
2層8を形成する。再び鎖板を清浄化処理したのち6X
10−’Torrの真空中でSiOを約200nmの厚
さに蒸着し層間絶縁膜9を形成する。つぎにフォトレジ
ストを用いて所望のパターンを形成し清浄化処理後Pb
合金を約200nmの厚さに蒸着しりフトオフによって
下部電極10を形成する。つぎに前記下部電極上に接合
窓として層間絶縁膜12を形成する。
その際、フォトレジストを用いて前記下部電極の一部が
露出しないようにレジストステンシルマスクによるパタ
ーンを設ける。つぎに前記露出した基板表面を6XlO
−3T−orrに減圧した02雰囲気中でスパッタクリ
ーニングしたのち、引続いて2XIO−’Torrの高
真空中にてSiOを約270nmの厚さに蒸着する。こ
のとき基板を170Kに冷却しSiO膜を形成する。基
板の温度を種々に変えてSiOを蒸着し、基板温度と残
渣発生半の関係を調べた結果、第5図に示すような結果
が得られた。273に以上の基板温度では、Si0粒子
の付着率が低いために残渣が急増する。
また、77に以下の基板温度では、レジストステンシル
マスクの割れや剥離が生じるためパターン形成が困難で
ある。したがって残渣の発生しない均一な開口部面積を
有する接合窓を形成するには。
273Kから77にの範囲の基板温度が好適である。
以J二、基板を固定した状態で基板冷却した場合につい
て述べたが、同様に基板冷却を行い、かつ基板を回転さ
せた19合においてもSi0粒子のまわり込みによる接
合窓内の残渣5の発生は皆無であった。つぎに接合窓上
の所望の箇所に上部電極用パターンを形成する。つぎに
前記パターンの露出した部分を、6XIO−3Torr
に減圧した02雰囲気中でスパッタクリーニングしたの
ち、引続いて2X10−2Torrに減圧し高周波出力
36o VP−Pで発生した0□プラズマ中に下部電極
を約10分間晒す0以上の方法により前記接合窓に露出
した下部電極表面にトンネル障壁層11を生成させる。
ついでPb−B1合金もしくはpb−^U金合金らなる
上部電極13を蒸着しジョセフソン接合を形成した0以
上述べた方法によって作製した接合窓の面積のバラツキ
を調べたところ、約5%以下であった。従来法で形成し
た場合、接合面積のバラツキは約15%であり、それに
比べ本発明によって作製した接合窓の面積のバラツキは
極めて少ないことが分った。
〔発明の効果〕
本発明によれば、トンネル接合形ジョセフソン接合素子
の接合窓を再現よく均一な面積に形成できる。これは、
成膜時の基板温度を273Kから77にの範囲とするこ
とで、Si0粒子の散乱が抑制され、その結果まわり込
みによる残渣や突起の発生がなくなることによるもので
ある。以上述べたように接合窓を均一に形成することで
、従来法では約15%あった接合面積のバラツキを本発
明によれば約5%に低減でき、接合特性の揃ったジョセ
フソン接合素子を再現性よく作製することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(C)はレジストステンシルマスクを用
いたパターン形成法を示す断面図、第2図(a)〜(C
)はレジストマスクを用いたパターン形成法を示す断面
図、第3図はジョセフソン接合素子の上面図、第4図は
第3図のA−Alilにおける断面図、第5図は基板温
度とまわり込んだSi0粒子による残渣発生率との関係
を示すグラフである。 ! レジストステンシルマスク、2・・・レジストマス
ク、3・・蒸着したSiO,’4・・・レジストステン
シルのひさしの長さ、5・・・まわり込んだSiOによ
る残渣、6・・・突起(パリ)、7・基板。 8・・熱酸化5iOz、9・・・層間絶縁膜、10・・
・下部電極、11・・・トンネル障壁層、12・・・層
間絶縁膜(接合窓形成用)、13・・・上部電極。 晃 7 口 (d) (b) り /′) (C) 第 20 (oL) 々 (Q) 第 3 図 第 4 図 8 5 口 巻辰↓庚(に) =42

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  超電導体からなる下部電極上に層間絶縁膜を形成し、
    かつ該層間絶縁膜の所望の領域に接合窓を形成したのち
    、接合窓に露出した下部電極上に極薄のトンネル障壁層
    を形成し、さらに超電導体からなる上部電極を形成する
    トンネル型ジョセフソン接合素子の形成方法において、
    前記下部電極の所望の領域に接合窓を形成するためのレ
    ジストステンシルパターンを設けた基板を、273Kか
    ら77Kの範囲に冷却して層間絶縁膜を形成することを
    特徴とする超電導集積回路素子の形成方法。
JP59224212A 1984-10-26 1984-10-26 超電導集積回路素子の形成方法 Granted JPS61102790A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59224212A JPS61102790A (ja) 1984-10-26 1984-10-26 超電導集積回路素子の形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59224212A JPS61102790A (ja) 1984-10-26 1984-10-26 超電導集積回路素子の形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61102790A true JPS61102790A (ja) 1986-05-21
JPH0481875B2 JPH0481875B2 (ja) 1992-12-25

Family

ID=16810272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59224212A Granted JPS61102790A (ja) 1984-10-26 1984-10-26 超電導集積回路素子の形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61102790A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58110047A (ja) * 1981-12-23 1983-06-30 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58110047A (ja) * 1981-12-23 1983-06-30 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0481875B2 (ja) 1992-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0444438B2 (ja)
JPS61102790A (ja) 超電導集積回路素子の形成方法
Thomasson et al. All refractory NbN integrated circuit process
JPS5978585A (ja) ジヨセフソン集積回路
US5462919A (en) Method for manufacturing superconducting thin film formed of oxide superconductor having non superconducting region and device utilizing the superconducting thin film
JPS60176231A (ja) 化合物半導体素子の電極の形成方法
JPH054828B2 (ja)
JPS5979585A (ja) ジヨセフソン接合素子とその製造方法
JP2976904B2 (ja) 超電導電界効果型素子およびその作製方法
JPS59188957A (ja) 半導体装置用キヤパシタの製造方法
JPS61144892A (ja) シヨセフソン集積回路の製造方法
JPS63194376A (ja) ジヨセフソン接合素子
JP2641972B2 (ja) 超電導素子およびその作製方法
JPH0582989B2 (ja)
JPS58108739A (ja) ジヨセフソン接合装置
JPS5994481A (ja) ジヨゼフソン接合装置
JPS63169083A (ja) トンネル型ジヨセフソン接合
JPS6225474A (ja) 超伝導配線間絶縁膜の形成方法
JPS6380580A (ja) ジヨセフソン接合素子の製造方法
JPS58147085A (ja) ジヨセフソン集積装置
JPH0324784B2 (ja)
JPS60110181A (ja) ジョセフソン集積回路装置
JPS59181072A (ja) ジヨセフソン集積回路装置
JPS62160741A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS6380581A (ja) ジヨセフソン素子の製法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term