JPH054828B2 - - Google Patents

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JPH054828B2
JPH054828B2 JP62219150A JP21915087A JPH054828B2 JP H054828 B2 JPH054828 B2 JP H054828B2 JP 62219150 A JP62219150 A JP 62219150A JP 21915087 A JP21915087 A JP 21915087A JP H054828 B2 JPH054828 B2 JP H054828B2
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film
tunnel barrier
tunnel
layer
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Shinya Kominami
Yoshinobu Taruya
Ushio Kawabe
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は極低温で動作する超電導素子に係り、
特に安定性と高速のスイツチング特性を有するの
に好適なトンネル型ジヨセフソン接合素子のトン
ネル障壁層構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、トンネル形ジヨゼフソン接合素子のトン
ネル障害層の材料について、特開昭60−47478号
に記載のように窒化アルミニウムを用いていた。
しかし窒化アルミニウムの材料としての安定性
や、素子としてのスイツチング特性に影響を与え
る誘電率については配慮されていなかつた。その
他トンネル型ジヨセフソン接合素子のトンネル障
壁層の材料及び層間絶縁膜の材料については、ジ
ヤパニーズ ジヤーナル オブ アプライド フ
イジツクス、25(1986年)第L70頁から第L72頁
(Jpn.J.Appl.Phys.,25(1986)pp.L70−L72)に
記載のように金属の酸化物あるいは半導体の酸化
物を用いていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記窒化アルミニウムを使用した従来技術は
Alの融点が660℃と低い点について配慮がされて
おらず、窒化アルミニウムによるトンネル障壁層
形成の過程でAlのみからなる部分が生成した場
合や、窒化アルミニウムによるトンネル障壁層形
成後に何らかの作用によつてAlの析出した部分
ができた場合に、その後の工程による熱処理によ
つてAlが上部や下部の電極中に拡散して、ジヨ
セフソン接合としてギヤツプ電圧が低下したりサ
ブギヤツプ領域におけるリーク電流が増加すると
いう問題があつた。例えば電極をNbとした場合
を考える。200nmのNb上に3nmの窒化アルミニ
ウムを堆積しさらに20nmのNbを堆積した構造の
三層膜を300℃で30分熱処理した前後の膜につい
てオージエ電子分光分析を深さ方向に行つた結果
を図2と図3に示す。また上記三層膜を用いて作
製したジヨセフソン接合を300℃で30分熱処理し
た前後の電流−電圧特性を図4と図5に示す。
300℃で30分熱処理を行つた場合、トンネル障壁
層中のAlのNb電極中への拡散が見られ、また電
流−電圧特性におけるギヤツプ電圧が2.9mVか
ら2.6mVに低下し、サブギヤツプ領域における
リーク電流が増大した。2mVにおけるサブギヤ
ツプ抵抗をRj、4mVにおける常抵抗をRoo
し、リーク電流を評価する指標としてRj/Roo
考えると、熱処理前の図4ではRj/Roo=21であ
るが、熱処理後の図5ではRj/Roo=5となつ
た。ジヨセフソン接合を用いて集積回路を構成す
る場合、ギヤツプ電圧が一定であること及び
Rj/Rooが少なくとも15以上あることが必要であ
り、窒化アルミニウムをトンネル障壁層に用いた
接合では耐熱性が得られず、長期保存した場合の
安定性も期待できないという問題があつた。
また上記従来技術は窒化アルミニウムの誘電率
についてはNb2O5との比較についてしか配慮され
ておわず、酸化アルミニウムをトンネル障壁層に
用いた場合と比べると接合容量を小さくすること
はできなかつた。バルクにおいて比較した場合窒
化アルミニウムの比誘電率は9で酸化アルミニウ
ムとほぼ同じである。
本発明の第1の目的は、ジヨセフソン接合の熱
処理や長期保存によるトンネル障壁層の劣化すな
わち接合特性の劣化を防止し、かつトンネル障壁
層に窒化アルミニウムを用いた場合よりも接合容
量の小さいジヨセフソン接合を作製することので
きるトンネル障壁層材料を提供することにある。
金属の酸化物あるいは半導体の酸化物をトンネ
ル障壁層材料に用いた従来技術においては、トン
ネル障壁層形成後の工程あるいは素子作製後の何
らかの作用によつて、トンネル障壁層を構成する
酸化物中の酸素が上部あるいは下部の超電導電極
中に拡散してトンネル障壁層自身及び上部と下部
の超電導電極の物理的あるいは電気的特性が劣化
し、ひいては素子の電流−電圧特性におけるギヤ
ツプ電圧の低下、サブギヤツプ領域におけるリー
ク電流の増大、及び超電導臨界電流の減少が見ら
れるという問題があつた。
また金属の酸化物あるいは半導体の酸化物を層
間絶縁縁膜の材料に用いているため、層間絶縁膜
形成後の工程あるいは素子作製後の何らかの作用
によつて、層間絶縁膜を構成する酸化物中の酸素
が上部あるいは下部の超電導電極中に拡散して超
電導電極の物理的あるいは電気的特性が変化し、
ひいては素子の電流−電圧特性が変化するという
問題があつた。例えば、トンネル障壁層材料に
Al酸化物を用い上部と下部の超電導電極材料に
Nbを用いた場合を考える。200nmのNb膜上に
Alを10nm堆積し表面を酸化してAl酸化物とし、
次に再びNbを50nm堆積した様な三層膜をオージ
エ電子分光を用いて深さ方向に分析した結果が第
11図である。係る膜を窒素雰囲気中300℃で30
分間熱処理したところ、オージエ電子分光分析の
結果は第12図の様になつた。酸素がNb中へ拡
散したことがわかる。また、200nmのNb膜上に
Alを10nm堆積し表面を酸化してAl酸化物とし、
次に再びNbを100nm堆積した様な三層膜を用い
てジヨセフソン接合素子を作製したところ、
4.2Kにおける電流−電圧特性は第13図の様に
なつた。係る素子を300℃で30分間熱処理したと
ころ、4.2Kにおける電流−電圧特性は第14図
の様になつた。4mVにおける常抵抗に対する
2mVにおけるサブギヤツプ抵抗の比は熱処理に
よつて22から7に低下し、ギヤツプ電圧は熱処理
によつて2.9mVから2.7mVに低下した。
また、超電導臨界電流は38μAから60μAへと増
大した。
本発明の第2の目的はトンネル障害層の材料に
酸化物を用いないことにより、酸素の拡散による
トンネル障壁層自身及び上部と下部の超電導電極
の物理的あるいは電気的特性劣化を防止するこ
と、または、層間絶縁膜の材料に酸化物を用いな
いことにより、酸素の拡散による上部と下部の超
電導電極の物理的あるいは電気的特性劣化を防止
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記第1の目的は、ジヨセフソン接合素子のト
ンネル障壁層を窒化ホウ素で構成することにより
達成される。
上記第2の目的は、トンネル障壁層及び層間絶
縁膜を炭化シリコンで構成することにより、達成
される。
〔作用〕
ジヨセフソン接合素子のトンネル障壁層を窒化
ホウ素で構成すれば、何らかの作用によつてトン
ネル障壁層中にホウ素のみからなる部分ができた
としても、ホウ素の融点は2080℃でありAlの融
点660℃よりも高いため、熱処理を行つたとして
もホウ素が上部や下部の電極中に拡散することが
ほとんどない。例えば電極をNbとした場合を考
える。200nmのNb上に3nmのBNを堆積しさら
に20nmのNbを堆積した構造の三層膜を300℃で
30分熱処理した前後の膜についてオージエ電子分
光分析を深さ方向に行つた結果を図6と図7に示
す。300℃で30分熱処理を行つてもトンネル障壁
層中のホウ素のNb電極中への拡散は観測されな
かつた。従つてトンネル障壁層自身や上部及び下
部電極の劣化が少なく、電流−電圧特性において
ギヤツプ電圧が低下したりサブギヤツプ領域にお
けるリーク電流が増加することがない。
また、窒化ホウ素のバルクにおける比誘電率は
4.15であり窒化アルミニウムの値9の半分以下で
ある。従つて、窒化ホウ素でトンネル障壁層を構
成することによつて、ジヨセフソン接合素子を接
合容量を大幅に小さくすることができる。それに
よつて、係る素子を用いた回路におけるスイツチ
ング特性の高速化を実現できる。
ジヨセフソン接合素子のトンネル障壁層を炭化
シリコンで構成することにより、障壁層中に酸素
を含むことなしに素子を構成することができる。
またジヨセフソン接合素子の層間絶縁膜を炭化シ
リコンで構成することにより、層間絶縁膜中に酸
素を含むことなしに素子を構成することができ
る。上記の構成を用いることにより、トンネル障
壁層中の酸素が超電導電極中に拡散してトンネル
障壁層自身あるいは上部と下部の電極が劣化する
こと、また層間絶縁膜中の酸素が超電導電極中に
拡散して上部と下部の電極が劣化することを防止
することができる。
例えばトンネル障壁層にSiCを用い上部と下部
の超電導電極材料にNbを用いた場合を考える。
200nmのNb膜上にSiCを10nm堆積し再びNbを
50nm堆積した様な三層膜をオージエ電子分光を
用いて深さ方向に分析した結果が第15図であ
る。係る膜を300℃で30分間熱処理したところ、
オージエ電子分光分析の結果は第16図の様にな
つた。第15図と比べてほとんど変化は見られな
かつた。このことからも酸化物を用いない場合の
安定性は明らかである。
〔実施例〕 以下、本発明を実施例を参照して詳細に説明す
る。
実施例 1 第1図は本発明の実施例によるトンネル型ジヨ
セフソン素子の一部を示す断面図である。Si基板
1上に抵抗加熱蒸着法によりSiOを300nm堆積し
絶縁層2とした。絶縁層2の上に直流マグネトロ
ンスパツタリング法によりNbを200nm堆積し、
次に高周波スパツタ法によりBN(窒化ホウ素)
を2nm堆積した後、再び直流マグネトロンスパ
ツタ法によりNbを100nmとNbN30nmを堆積し
た。NbN膜上にホトレジストパターンを形成し
た後、NbN膜30nmとNb膜100nmをCF4ガスを
用いた反応性イオンエツチング法によつてエツチ
ングし、さらにBN膜とその下のNb膜の一部を
Arスパツタエツチング法によつてエツチングし、
その次に残りのNb膜を再びCF4ガスを用いた反
応性イオンエツチング法によつてエツチングして
下部電極3を形成した。レジスト除去後、NbN
膜上にホトレジストによつて3μm×3μm上部電
極5のパターンを形成し、NbN膜30nmとNb膜
100nmをCF4ガスを用いた反応性イオンエツチン
グ法によつてエツチングして上部電極5と上部電
極保護層6を形成した。次にArスパツタエツチ
ング法によつてBN膜とその下のNb膜の一部を
エツチングしてトンネル障壁層4を形成した。レ
ジストを除去することなしに抵抗加熱着法により
Siを300nm堆積しリフトオフ法によつて加工して
積層絶縁層7とした。最後にホトレジストによつ
て配線をパターニング後Pb−In合金を抵抗加熱
蒸着法によつて堆積しリフトオフ法によつて加工
して超電導配線層8とした。以上によつて本発明
のトンネル型ジヨセフソン接合素子を作製するこ
とができた。この接合の電流−電圧特性を測定し
たところ、図8に示すように、ギヤツプ電圧2.9
mV、RJ/Roo=23が得られた。この接合を300
℃で30分熱処理した後の電流−電圧特性を図9に
示すが、ギヤツプ電圧及びRJ/Roo共に変化は見
られなかつた。
またこの接合の接合容量を測定したところ、
0.03pF/μm2であつた。この値は同じ膜厚の窒化
アルミニウムでトンネル障壁層を構成した場合の
値0.06pF/μm2と比べると約半分であり、本発明
の接合を用いて集積回路を作製した場合のスイツ
チング速度の向上が可能となつた。
本実施例においては下部電極の材料にNb、上
部電極の材料にNb、層間絶縁層の材料にSi、超
電導電線層の材料にPbIn合金を用いたが、これ
らに変えて、下部電極の材料にNbN、上部電極
の材料にNbN、層間絶縁層の材料にSiO又は
SiO2、超電導配線層の材料にNbNを用いてもよ
い。
実施例 2 第10図は本発明の実施例によるトンネル型ジ
ヨセフソン素子の一部を示す断面図である。Si基
板101上に直流マグネトロンスパツタ法により
Nbを200nm堆積し、次に高周波スパツタ法によ
りSiCを2.5nm堆積し、それから再び直流マグネ
トロンスパツタ法によりNb100nmを堆積した。
Nb膜上にホトレジストパターンを形成した後、
Nb膜100nmをCF4ガスを用いた反応性イオンエ
ツチング法によつてエツチングし、さらにCiO膜
とその下のNb膜の一部をArスパツタエツチング
法によつてエツチングし、その次に残りのNb膜
を再びCF4ガスを用いた反応性イオンエツチング
法によつてエツチングして下部電極102を形成
した。レジスト除去後、NbN膜上にホトレジス
トによつて上部電極104のパターンを形成し、Nb
膜100nmをCF4ガスを用いた反応性イオンエツチ
ング法によつてエツチングして上部電極104を
形成した。次にArスパツタエツチング法によつ
てSiC膜とその下のNb膜の一部をエツチングし
てトンネル障壁層103を形成した。レジストを
除去せずに高周波スパツタ法によりSiCを300nm
堆積しリフトオフ法によつて加工して層間積層絶
縁膜105とした。最後にホトレジストによつて
配線をパターニング後Pb−In合金を抵抗加熱蒸
着法によつて堆積しリフトオフ法によつて加工し
て超電導配線層106とした。以上によつて本実
施例のトンネル型ジヨセフソン接合素子を作製す
ることができた。係る素子の4.2Kにおける電流
−電圧特性を測定したところ、第17図の様にな
り、4mVにおける常抵抗に対する2mVにおけ
るサブギヤツプ抵抗の比25、ギヤツプ電圧2.9m
Vが得られた。この素子を300℃で30分間熱処理
したところ、4.2Kにおける電流−電圧特性は第
18図の様に全く変化が見られなかつた。また、
係る素子を常温で1年間保存した後の電流−電圧
特性に関しても全く変化が見られなかつた。
従つて、熱処理や長期保存に対して安定なトン
ネル型ジヨセフソン接合素子を作製することがで
きる。係る素子を用いることによつて信頼性の高
いジヨフセン集積回路の作製が可能となつた。
〔発明の効果〕
本発明によれば、トンネル型ジヨゼフソン素子
のトンネル障壁層を窒化ホウ素を用いて構成する
ことにより、窒化アルミニウムを用いた場合と比
較して、熱処理等を行つた場合にトンネル障壁層
中に含まれる金属が上部や下部の電極中に拡散す
るのを防止してトンネル障壁層自身及び電極の劣
化を避けることができる。それによつて、ジヨセ
フソン素子の電流−電圧特性においてギヤツプ電
圧が低下したリサブギヤツプ領域のリーク電流が
増加するのを防止することができ、信頼性の高い
ジヨセフソンを集積回路の作製が可能となつた。
また、窒化アルミニウムよりも誘電率の低い窒
化ホウ素でジヨセフソン素子のトンネル障壁層を
構成したことにより、窒化アルミニウムを用いた
場合よりも接合容量の小さいジヨセフソン接合を
作製することができ、係る素子でジヨセフソン集
積回路を構成した場合にスイツチンク特性の高速
化が可能となつた。
さらに本発明によれば、ジヨセフソン接合素子
のトンネル障壁層及び層間絶縁膜を、酸化物を用
いることなしに構成することができるので、酸素
の拡散によるトンネル障壁層あるいは超電導電極
の特性劣化を防止することができる。それによ
り、熱処理や長期保存に対して安定で信頼性の高
いトンネル型ジヨセフソン接合素子を作製するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1によるトンネル型ジ
ヨセフソン素子の一部を示す断面図である。第2
図は従来のNb/AlN/Nb三層膜をオージエ電子
分光によつて深さ方向分析した結果を示す図、第
3図は第2図と同じ膜を300℃で30分熱処理した
後のオージエ電子分光の結果を示す図である。第
4図は従来のNb/AlN/Nbジヨセフソン接合の
電流−電圧特性、第5図は係る接合を300℃で30
分熱処理した後の電流−電圧特性を示す図であ
る。第6図は本発明によるトンネル形ジヨセフソ
ン接合素子の説明に供する、Nb/BN/Nb三層
膜をオージエ電子分光によつて深さ方向分析した
結果を示す図、第7図は第6図と同じ膜を300℃
で30分熱処理した後のオージエ電子分光の結果を
示す図である。第8図は本発明の実施例1による
Nb/BN/Nbジヨセフソン接合の電流−電圧特
性を示す図、第9図は係る接合を300℃で30分熱
処理した後の電流−電圧特性を示す図である。第
10図は本発明の実施例2によるトンネル型ジヨ
セフソン接合素子の一部を示す断面図である。第
11図及び第12図は本発明が解決しようとする
問題点の説明に供する、Nb/Al酸化物/Nb三
層膜の熱処理前と後それぞれのオージエ電子分光
法による深さ方向分析の結果を示す図である。第
13図及び第14図は発明が解決しようとする問
題点の説明に供する。Nb/Al酸化物/Nbジヨ
セフソン接合素子の熱処理前と後それぞれの
4.2Kにおける電流−電圧特性を示す図である。
また第15図及び第16図は本発明の作用の説明
に供する、Nb/SiC/Nb三層膜の熱処理前と後
それぞれのオージエ電子分光法による深さ方向分
析の結果を示す図である。第17図及び第18図
は本発明の実施例2によるトンネル型ジヨセフソ
ン接合素子の熱処理前と後それぞれの4.2Kにお
ける電流−電圧特性を示す図である。 符号の説明、1……Si基板、2……絶縁層、3
……下部電極、4……トンネル障壁層、5……上
部電極、6……上部電極保護層、7……層間絶縁
層、8……超電導配線層、101……Si基板、1
02……下部電極、103……トンネル障壁層、
104……上部電極、105……層間絶縁膜、1
06……超電導配線層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基板上に形成された超電導体よりなる第1の
    超電導電極、上記第1の超電導電極上にトンネル
    障壁層を介して形成された第2の超電導電極を有
    するトンネル型ジヨセフソン接合素子において、
    上記トンネル障壁層は窒化ホウ素もしくは炭化硅
    素を含む単層膜または多層膜でなることを特徴と
    するトンネル型ジヨセフソン接合素子。
JP62219150A 1987-09-03 1987-09-03 Tunnel type josephson junction Granted JPS6464274A (en)

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JP62219150A JPS6464274A (en) 1987-09-03 1987-09-03 Tunnel type josephson junction

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JP62219150A JPS6464274A (en) 1987-09-03 1987-09-03 Tunnel type josephson junction

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JPS6464274A JPS6464274A (en) 1989-03-10
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