JPH0582679B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0582679B2
JPH0582679B2 JP61264069A JP26406986A JPH0582679B2 JP H0582679 B2 JPH0582679 B2 JP H0582679B2 JP 61264069 A JP61264069 A JP 61264069A JP 26406986 A JP26406986 A JP 26406986A JP H0582679 B2 JPH0582679 B2 JP H0582679B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
hold
terminal
voltage
emitter
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61264069A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63119100A (ja
Inventor
Hiroshi Tamayama
Takashi Yano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP61264069A priority Critical patent/JPS63119100A/ja
Publication of JPS63119100A publication Critical patent/JPS63119100A/ja
Publication of JPH0582679B2 publication Critical patent/JPH0582679B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、ダイナミツクレンジ及び周波数特性
を改善したサンプル・ホールド回路に関する。 〔従来例〕 従来のサンプル・ホールド回路は第3図に示す
ものがある。まず構成を説明すると、Q1,Q2
Q3はNPN型のトランジスタであり、差動対を形
成するトランジスタO1,O2のコレクタ端子がト
ランジスタQ3のベース・エミツタ端子間に接続
され、トランジスタQ3のコレクタ端子は電源端
子Vccに、トランジスタO1,O2の共通エミツタ
端子は定電流源回路1を介してグランド端子に接
続されている。 トランジスタQ1,Q2の夫々のベース端子はサ
ンプル・ホールド信号φ、を印加するための制
御信号入力端子2,3に、トランジスタQ3のベ
ース端子は抵抗4を介して入力バツフアアンプ5
の出力端子に夫々接続され、入力端子7より入力
バツフアアンプ5を介して入力信号Vsigを供給
するようになつている。 更に、トランジスタQ3のエミツタ端子はホー
ルド・コンデンサCを介してグランド端子に接続
されると共に、出力バツフアアンプ8を介して出
力端子9に接続されている。 次にかかる構成のサンプル・ホールド回路の作
動を説明する。 制御信号入力端子2,3に供給される制御信号
Φ、Φはサンプル期間及びホールド期間を設定す
るもので、第4図に示すように、相互に同時に同
一レベルとならない所定電圧振幅VHの矩形波信
号であり、次表に示すように、制御信号が
“L”レベルで且つ制御信号Φが“H”レベルと
なる時をサンプリング期間TS、制御信号が
“H”レベルで且つ制御信号Φが“L”レベルと
なる時をホールド期間THに設定する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のサンプル・ホ
ールド回路にあつては、上記したように、ホール
ド状態を完全にするため、入力信号Vsigの通る
配線中に電圧降下を得るための抵抗4が介在さ
れ、その結果、ダイナミツクレンジが狭くなる問
題があつた。更に、トランジスタQ3のコレク
タ・ベース間容量及びトランジスタQ2のコレク
タ・グランド間容量と抵抗4の時定数により応答
速度が遅くなる問題があつた。又、抵抗4の抵抗
値を下げるとその分の電圧降下RS・Iaを確保す
るため定電流源回路1の設定電流Iaを増加させる
必要が生ずるので消費電力が増加する問題があつ
た。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたも
のであり、ダイナミツクレンジが広くしかも周波
数特性の優れたサンプル・ホールド回路を提供す
ることを目的とする。 この目的を達成するため本発明は、エミツタ端
子にホールド・コンデンサが接続される電力トラ
ンジスタと、該電力トランジスタのベース・エミ
ツタ間に並列接続され該電力トランジスタの導
通・非導通の制御を行なう差動対とを備えるサン
プル・ホールド回路において、該電力トランジス
タのベース端子にエミツタフオロワ接続されベー
ス端子より入力信号を入力するトランジスタと、
該電力トランジスタのベース端子の電位をホール
ド期間において該差動対の飽和電圧以上の所定電
圧に保持する電圧保持回路とを備えたことを特徴
とする。 〔実施例〕 以下、本発明によるサンプル・ホールド回路の
一実施例を第1図とともに説明する。尚、同図に
おいて第3図と同一又は相当する部分については
同一符号を附けている。 まず、構成を第3図との相違点について説明す
る。 差動対を形成する一方のトランジスタQ2のコ
レクタ端子と電力増幅用のトランジスタQ3のベ
ース端子との接続点Pcに、電圧保持回路10が
接続され、この電圧保持回路10は、電源端子
Vccと接続点Pc間にコレクタ・エミツタ路が接続
され制御信号入力端子11にベース端子が接続さ
れるNPN型のトランジスタQ4から成つている。 更に、接続点Pcには、電源端子Vccより定電流
を供給する定電流源回路12が接続されると共
に、エミツタフオロワ接続によりコレクタ端子が
グランド端子に接続するPNP型のトランジスタ
Q5が設けられ、ベース端子は信号入力端子13
に接続している。 ここで、制御信号入力端子11は、ホールド期
間THにおいてトランジスタQ2が飽和しないよう
にするため、 VB≧VH+Vbe4 ……(4) を満足する電圧VBが印加されている。尚、Vbe4
はトランジスタQ4の順方向ベース・エミツタ電
圧である。即ち、トランジスタQ2のベース端子
に電圧VHの制御信号が印加されているとき
(ホールド期間)、トランジスタQ4のコレクタ電
圧を電圧VH以上に保持して飽和するのを防止し
ている。 又、ホールド期間THにおいてトランジスタQ2
が導通、トランジスタQ1が非導通となるために、
定電流源回路1,12の夫々の設定電流Ia,Ib
は、 Ia>Ib ……(5) に設定されている。 次にかかる構成のサンプル・ホールド回路の作
動を説明する。 制御信号が“L”レベル、制御信号Φが
“H”レベルとなるサンプリング期間TSにおいて
は、トランジスタQ1,Q3が導通、トランジスタ
Q2が非導通となるので、入力端子13に印加さ
れた入力信号Vsigの電圧にほぼ等しい電圧がホ
ールドコンデンサCの一端PHに発生する。 次に、制御信号が“H”レベル、制御信号φ
が“L”レベルとなるホールド期間THにおいて
は、トランジスタQ2が導通、トランジスタQ1
Q3が非導通となり、接続点PCの電位は電圧VH
保持される。したがつて、ホールド・コンデンサ
Cへの信号の入力は停止され、この期間中は接続
点PHの電位がホールド電圧VHDに保持される。 第2図は接続点PCに発生しうる最大電位に対
する最大入力信号振幅(ダイナミツクレンジ)を
表したグラフである。直線(A)に示すように接続点
PCの最大電位に比例して最大信号振幅(ダイナ
ミツクレンジ)は拡大していく。これに対し第3
図の従来例では、バツフア出力点PXの最大出力
電位に対し、最大信号振幅は、(B)で示すように特
定の値VXを超えると(2)(3)式のために傾きが1/2に
低下してしまう。このように本発明の実施例によ
れば、従来例に比べて最大入力信号振幅(ダイナ
ミツクレンジ)が拡大される。 又、このように入力信号Vsigが最低電圧レベ
ル(xOV)となつても、トランジスタO2は飽和
することなく、次のサンプル動作にす早く移行す
ることができる。更に、従来のような電圧降下に
よつてトランジスタQ3を非導通にするための抵
抗が無いので、トランジスタQ2,Q3の寄生容量
に伴う応答速度の低下は低減され、高速動作が可
能となる。 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、エミツタ
端子にホールド・コンデンサが接続された電力ト
ランジスタと、該電力トランジスタのベース・エ
ミツタ間に並列接続され該電力トランジスタの導
通・非導通の制御を行なう差動対とを備えるサン
プル・ホールド回路において、該電力トランジス
タのベース端子にエミツタフオロワ接続されベー
ス端子より入力信号を入力するトランジスタと、
該電力トランジスタのベース端子の電位をホール
ド期間において該差動対の飽和電圧以上の所定電
圧に保持する電圧保持回路を備えたので、周波数
特性の向上、消費電力の低減化を図ることがで
き、しかもダイナミツクレンジを拡大することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるサンプル・ホールド回路
の一実施例を示す回路図、第2図は第1図に示す
実施例のダイナミツクレンジを示す特性曲線図、
第3図は従来のサンプル・ホールド回路を示す回
路図、第4図は第3図の回路動作を説明するため
の波形図である。 Q1,Q2,Q3,Q4……NPNトランジスタ、Q5
……PNPトランジスタ、1,12……定電流源、
8……出力バツフアアンプ、C……ホールド・コ
ンデンサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エミツタ端子にホールド・コンデンサが接続
    される電力トランジスタと、 該電力トランジスタのベース・エミツタ間に並
    列接続され該電力トランジスタの導通・非導通の
    制御を行なう差動対とを備えるサンプル・ホール
    ド回路において、 前記電力トランジスタのベース端子にエミツタ
    フオロワ接続され、ベース端子より入力信号を入
    力するトランジスタと、 該電力トラジスタのベース端子の電位をホール
    ド期間において前記差動対の飽和電圧以上の所定
    電圧に保持する電圧保持回路を具備したことを特
    徴とするサンプル・ホールド回路。
JP61264069A 1986-11-07 1986-11-07 サンプル・ホ−ルド回路 Granted JPS63119100A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61264069A JPS63119100A (ja) 1986-11-07 1986-11-07 サンプル・ホ−ルド回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61264069A JPS63119100A (ja) 1986-11-07 1986-11-07 サンプル・ホ−ルド回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63119100A JPS63119100A (ja) 1988-05-23
JPH0582679B2 true JPH0582679B2 (ja) 1993-11-19

Family

ID=17398085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61264069A Granted JPS63119100A (ja) 1986-11-07 1986-11-07 サンプル・ホ−ルド回路

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JPS63119100A (ja) 1988-05-23

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