JPH0582230U - コンバインの手扱ぎ用ステップ - Google Patents

コンバインの手扱ぎ用ステップ

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JPH0582230U
JPH0582230U JP4885591U JP4885591U JPH0582230U JP H0582230 U JPH0582230 U JP H0582230U JP 4885591 U JP4885591 U JP 4885591U JP 4885591 U JP4885591 U JP 4885591U JP H0582230 U JPH0582230 U JP H0582230U
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hydraulic
handling
feed chain
posture
hydraulic pump
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JP4885591U
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力 角
藤原康治
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧ポンプ等の油圧関連機器を伝動に無理を
きたすことなく容易に配置でき、また油圧機器の保守・
点検の簡便化を図ると共に、手扱ぎを楽な姿勢で安全に
行なえるコンバインの手扱ぎ用ステップを提供すること
を目的とする。 【構成】 エンジン15と対向するフイードチェン13
始端部下方側に油圧ポンプ18、オイルフィルタ19等
の油圧機器を配設すると共に、手扱ぎ用のステップ25
を作業姿勢と格納姿勢とに切換自在に設け、手扱ぎ用の
ステップ25が格納姿勢にあるときは上記油圧機器がこ
のステップ25により側方から覆われるように構成し
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、油圧ポンプやオイルフィルタ等油圧機器の保護カバーともなるコン バインの手扱ぎ用ステップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、エンジンと対向するフイードチェン始端部下方側に油圧ポンプ、オイル フィルタ等の油圧機器を配設し、且つコンバインに手扱ぎ用のステップを設けた ものは提供されていない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のものは、油圧ポンプ等の油圧機器をエンジンの出力軸側と対向させて機 体一側寄りに配設することなく適宜個所に配設していたため、動力の伝達に無理 がかかるばかりでなく、油圧機器の点検・整備が面倒であった。また、手扱ぎ用 のステップは特別設けられていないため、手扱ぎ作業時には無理な姿勢を強いら れたり、車高の高い大型の機種等においては、踏み台等を別途用意する必要があ る等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るコンバインの手扱ぎ用ステップは、上記のような実状に基づきな されたものであって、エンジンと対向するフイードチェン始端部下方側に油圧ポ ンプ、オイルフィルタ等の油圧機器を配設すると共に、フイードチェンの位置す る機体一側に手扱ぎ用のステップを外側方に倒伏させた作業姿勢と起立させた格 納姿勢とに切換自在に設け、手扱ぎ用ステップが格納姿勢にあるときは油圧ポン プ、オイルフィルタ等の油圧機器が手扱ぎ用ステップにより側方から覆われるよ うに構成したことを要旨とする。
【0005】
【作用】 エンジンの出力軸側からその対向側に配置した油圧ポンプの入力軸側へ自在継 手軸等を介して略直線状に動力が伝達されるので動力の伝達は無理がかからずス ムーズに行なわれる。また、手扱ぎ作業時には、手扱ぎ用のステップを側方へ倒 して、その上で作業を行なうことにより背のびしたり別途踏み台を用意したりす ることなく楽な姿勢で安全に穀稈供給が行なえる。また、手扱ぎ用ステップが格 納状態では油圧ポンプ等の油圧関連機器が該ステップにより側方から覆われるの で障害物から保護される。
【0006】
【実施例】
本考案の構成を図面に示された一実施例により説明すれば、クローラ走行装置 1を有する走行機体2の前方には前処理部3が図示外の油圧シリンダを介して昇 降自在に装着されており、走行機体2の機体フレーム4上には、一側(進行方向 右側)前部上方部にシート5(運転席)が配設され、シート5の後方一側(シー ト5側)には籾タンク6等からなる籾処理部7が、他側には脱穀部8が夫々搭載 されており、機体後部には排稈細断用のカッタ9が装着されている。10は籾タ ンク6内の穀粒をトラック等の運搬車にバラ積み状態で排出するための穀粒排出 筒で、11は扱胴、12は揚穀筒である。13はシート5の反対側に位置して機 体一側(左側)に架設されたフイードチェンで、前処理部3の刈刃3aで刈取ら れた圃場の立毛穀稈は揚上搬送体3bで搬送され、その終端部からフイードチェ ン13の始端部13aに引継がれフイードチェン13と挟扼レール13bにより 穀稈株元を挟持されながら扱室11aを通過する過程で扱胴11で脱穀されるよ うになっている。14は処理胴、Dは排ワラチェン、Eはフイードチェンカバ ー、Fはプーリカバーである。前記シート5の下方には図示外の防振ゴムにより マウント支持されたエンジン15が配設され、エンジン15の動力は走行トラン スミッション16を経由してクローラ走行装置1の駆動スプロケット17に伝達 されると共に、ベルト伝動等により機体各部に伝達され各作業部を駆動するよう になっている。さて、前記エンジン15に対向するフイードチェン13の始端部 13a下方側には油圧ポンプ18、オイルフィルタ19、オイルタンク20等の 油圧機器が配設されており、油圧ポンプ18は油圧ホース21、油圧モータ22 を介して走行トランスミッション16に連結されている。そして、油圧系の動力 はエンジン15の出力軸(図示せず)から自在継手軸23及び減速機24を介し て油圧ポンプ18に伝達されるようになっており、油圧ポンプ18の駆動により オイルタンク20内のオイルが油圧ホース21を経由して油圧モータ22に圧送 され、これにより油圧モータ22が回転し、油圧バルブ(図示せず)の切換操作 により前処理部昇降用の油圧シリンダその他機体各部の油圧作動部を駆動するよ うになっている。
【0007】 ところで、フイードチェン13の位置する機体一側(進行方向左側)には手扱 ぎ用のステップ25が外側方に倒伏させた作業姿勢と起立させた格納姿勢とに切 換自在に設けられている。即ち、機体フレーム4の前部側に固定したブラケット 26に支点ピン27を介して手扱ぎ用のステップ25を起倒自在に装着し、該ス テップ25の前端外周縁寄り上面にL字状の係止具28を突設する一方、ブラケ ット26上に立設の縦板29にステップ起立時に係止具28が弾発的に係合する クランプ状のバネ板30をボルト31で固定し、またステップ倒伏時にはステッ プの前後両側に固着の板体32の内端縁が前記ブラケット26に固着のストッパ 33に当接してステップ25が略水平姿勢に位置決め保持されるように構成して ある。そして、このステップ25が格納姿勢にあるときは油圧ポンプ18、オイ ルフィルタ19及びオイルタンク20等の油圧機器が当該ステップ25により側 方から覆われるように構成してある。即ち、フイードチェン13の始端部下方に 位置する機体一側は開放されており、手扱ぎ用のステップ25が倒伏した作業姿 勢では該開放部34から油圧ポンプ18やオイルフィルタ19等の油圧機器の点 検・整備が容易に行なえるようになっており、また、ステップ25が起立した格 納姿勢では該ステップ25が開放部34を塞ぎ上記油圧機器の保護カバーの役目 をも果たすようになっている。なお、ステップ25が格納姿勢では該ステップ2 5はプーリカバーFと略面一状態で前後方向に連接するようになっていて刈取作 業の邪魔になったりデザイン価値を低下させることがないよう配慮されている。
【0008】 さて、手扱ぎ作業時には、手扱ぎ用のステップ25を手で外側方に倒し、その 上に作業者が上がって作業を行なう(図4参照)。これにより、作業者は背のび したり手を伸ばしたりする無理な姿勢を強いられることなく穀稈をフイードチェ ン13の始端部13a側に楽な姿勢で供給することができる。また、比較的高位 置にあるフイードチェン13に無理な姿勢で穀稈を供給することは目線が低く穀 稈供給口aの奥まで視認できにくいことと相俟って極めて危険であり(大型の機 種では特に危険)、フイードチェン13と挟扼レール13b間に手を挟まれたり する事故を起し易いが、手扱ぎ用のステップ25の上に作業者が上がることによ り目線が高くなるばかりでなく手の自由度が大きくなるので、作業が大巾に楽に なると共に安全性が著しく高まる。また、通常の作業時や路上走行時には手扱ぎ 用のステップ25を起立させ、係止具28をクランプ状のバネ板30に係合させ た格納姿勢に保持することによりオイルフィルタ19や油圧ポンプ18、オイル タンク20等の油圧関連機器を保護する防護カバーとなるので特別な防護カバー が不要となる。
【0009】 一方、エンジン15の側方で脱穀機8の前方スペースを活用してオイルタンク 20や油圧ポンプ18等の油圧機器を配設する構造なので、油圧関連機器の配置 構成が容易になるうえ、エンジン15の出力側と油圧機器の入力側を連結する伝 動軸(図示例ではエンジン15を防振ゴムでマウント支持させた関係で自在継手 軸23を使用)を殊更屈曲させることなく左右方向に略水平状態に取付けること ができるので動力の伝達に無理がかかることがなく動力伝達作用は常に円滑に行 なわれる。
【0010】
【考案の効果】
本考案は、上記のように構成されているので、油圧関連機器の配置構成を容易 にできるうえ、動力の伝動に無理がかからず、しかも油圧機器の保守・点検を容 易に行なえる。また、フイードチェンの始端部(手扱ぎ時の穀稈供給個所)が比 較的高位置にあっても手扱ぎ用ステップに上がることにより手扱ぎ作業を楽な姿 勢で安全に行なうことができると共に、手扱ぎ用ステップが格納状態では油圧ポ ンプ等に対する保護カバーの役目を果たすので専用のカバーが不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を装備したコンバインの側面図である。
【図2】要部の正面図である。
【図3】手扱ぎ用ステップの係止具とバネ板の関係を示
す平面図である。
【図4】手扱ぎ作業状態を示す正面図である。
【図5】手扱ぎ用ステップの取付構造を示す平面図であ
る。
【図6】ブラケットに手扱ぎ用ステップを組付けた状態
の正面図である。
【図7】要部の側面図である。
【図8】格納状態にある手扱ぎ用ステップの側面図であ
る。
【図9】機体フレームに対する手扱ぎ用ステップの取付
構造を示す正面図である。
【符号の説明】
13 フイードチェン 15 エンジン 18 油圧ポンプ 19 オイルフィルタ 20 オイルタンク 25 手扱ぎ用のステップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと対向するフイードチェン始端
    部下方側に油圧ポンプ、オイルフィルタ等の油圧機器を
    配設すると共に、フイードチェンの位置する機体一側に
    手扱ぎ用のステップを外側方に倒伏させた作業姿勢と起
    立させた格納姿勢とに切換自在に設け、手扱ぎ用ステッ
    プが格納姿勢にあるときは油圧ポンプ、オイルフィルタ
    等の油圧機器が手扱ぎ用ステップにより側方から覆われ
    るように構成したことを特徴とするコンバインの手扱ぎ
    用ステップ。
JP4885591U 1991-05-31 1991-05-31 コンバインの手扱ぎ用ステップ Expired - Lifetime JP2537435Y2 (ja)

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JPH0582230U true JPH0582230U (ja) 1993-11-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013018696A1 (ja) * 2011-08-02 2013-02-07 ヤンマー株式会社 コンバイン

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013018696A1 (ja) * 2011-08-02 2013-02-07 ヤンマー株式会社 コンバイン
CN103813707A (zh) * 2011-08-02 2014-05-21 洋马株式会社 联合收割机

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JP2537435Y2 (ja) 1997-06-04

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