JPH0513137U - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JPH0513137U
JPH0513137U JP7060391U JP7060391U JPH0513137U JP H0513137 U JPH0513137 U JP H0513137U JP 7060391 U JP7060391 U JP 7060391U JP 7060391 U JP7060391 U JP 7060391U JP H0513137 U JPH0513137 U JP H0513137U
Authority
JP
Japan
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steering
pump
pulley
mowing
lowering
Prior art date
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Pending
Application number
JP7060391U
Other languages
English (en)
Inventor
尾 国 一 寺
田 睦 町
川 清 博 森
能 剣 士 郎 過
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by セイレイ工業株式会社 filed Critical セイレイ工業株式会社
Priority to JP7060391U priority Critical patent/JPH0513137U/ja
Publication of JPH0513137U publication Critical patent/JPH0513137U/ja
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  • Combines (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)
  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】刈取部を昇降させる刈取上下用油圧ポンプ(3
0)をエンジン(12)の出力プーリ(31)前方に設
けると共に、操向クラッチを切作動させる操向用油圧ポ
ンプ(38)を前記出力プーリ(31)の後方に設けた
ものである。 【効果】刈取上下用油圧ポンプ(30)を運転操作部の
ステアリングレバーに近接させて取付けることができる
と共に、前記各ポンプ(30)(38)に出力プーリ
(31)を連結させるベルト(44)の巻角がカウンタ
プーリなしでも充分に確保でき、しかも刈取昇降シリン
ダ及び走行ミッション(25)に前記各ポンプ(30)
(38)を容易に接近させることができ、従来に比べて
刈取上下及び操向用の油圧構造の簡略化並びに機能向上
などを容易に図ることができるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は穀稈を刈取って脱穀する収穫作業を連続的に行うコンバインに関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来、刈取上下用の油圧ポンプ及び油圧回路と、操向用の油圧ポンプ及び油圧 回路を独立させて設け、刈取上下と操向の各操作を同時に行う技術があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来技術は、刈取上下用と操向用の各油圧ポンプをエンジンの出力プーリ 後方に配置させていたから、油圧操作ロッド及び油圧配管などが長尺となり、操 作構造及び配管構造の簡略化並びに油圧制御機能の向上などを容易に図り得ない 等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
然るに、本考案は、刈取部を昇降させる刈取上下用油圧ポンプをエンジンの出 力プーリ前方に設けると共に、操向クラッチを切作動させる操向用油圧ポンプを 前記出力プーリの後方に設けたことを特徴とするもので、刈取上下用油圧ポンプ を運転操作部のステアリングレバーに近接させて取付け得ると共に、前記各ポン プに出力プーリを連結させるベルトの巻角がカウンタプーリなしでも充分に確保 し得、しかも刈取昇降シリンダ及び走行ミッションに前記各ポンプを容易に接近 させ得、従来に比べて刈取上下及び操向用の油圧構造の簡略化並びに機能向上な どを容易に図り得るものである。
【0005】 また、脱穀部の側部近傍で、扱胴よりも低くて唐箕入力プーリよりも高い位置 に操向用油圧ポンプを配設させると共に、運転操作部のサイドコラム内部に刈取 上下用油圧ポンプを配設させたもので、脱穀部側方の籾受スペースを減少させる ことなく操向ポンプをコンパクトに配設し得ると共に、刈取上下用油圧ポンプを 刈取部から退去させて配置させるから、藁などの堆積を低減し得、また刈取部脱 着作業の簡略化並びに刈取部スペース確保なども容易に行い得るものである。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は要部の平面図、図2 はコンバインの全体側面図、図3は同平面図であり、図中(1)は走行クローラ (2)を装設するトラックフレーム、(3)は前記トラックフレーム(1)に架 設する機台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱胴(6)及び処理 胴(7)などを内蔵する脱穀部、(8)は刈刃及び穀稈搬送機構などを備える刈 取部、(9)は排藁チェン(10)の終端を臨ませる排藁処理部、(11)はコ ンバインの各部を駆動するエンジン(12)を内蔵するエンジン部、(13)は 揚穀筒(14)を介して脱穀部(4)から取出す穀粒を貯留する籾タンク、(1 5)は運転席(16)及び運転操作部(17)を備える運転台であり、刈取部( 8)で穀稈を刈取り、刈取穀稈を脱穀部(4)で脱穀処理するように構成してい る。
【0007】 さらに、脱穀部(4)を形成する脱穀機筐(18)の前部下側に風選用唐箕( 19)を備え、唐箕軸(20)の右端に唐箕入力プーリ(21)を設けると共に 、刈取上下支点軸(22)及び刈取昇降シリンダ(23)を介して刈取部(8) の刈取フレーム(24)を機台(3)前側に取付け、刈取部(8)を昇降自在に 支持させるもので、刈取フレーム右側方のトラックフレーム(1)前端に走行ミ ッション(25)を取付け、油タンク(26)及び操向用電磁油圧バルブ(27 )及び操向クラッチシリンダ(28)を一体連設した操向油圧ユニット(29) を前記ミッション(25)後側上部に設け、前記シリンダ(28)によってミッ ション(25)の操向クラッチを切作動させ、左右走行クローラ(2)(2)の いずれか一方または両方を停止させて旋回及び停止させるように構成している。
【0008】 さらに、刈取部(8)を昇降させる刈取上下用油圧ポンプ(30)をエンジン (12)の出力プーリ(31)前方に設け、機台(3)に一体連設させる運転台 (15)の搭乗フレーム(32)にポンプ台(33)を介して前記ポンプ(30 )を固定させ、運転操作部(16)のサイドコラム(34)内部に前記ポンプ( 30)を配設させると共に、前記ポンプ(30)に刈取上下用油圧バルブ(35 )を取付け、運転操作部(16)のステアリングレバー(36)に操作ロッド( 37)などを介して前記バルブ(35)を連結させ、前記レバー(36)の前後 傾倒によってバルブ(35)を連動作動させて刈取部(8)を昇降させるように 構成している。
【0009】 さらに、前記操向クラッチシリンダ(28)を作動させて操向クラッチを切に する操向用油圧ポンプ(38)をエンジン(12)の出力プーリ(31)後方に 設け、機台(3)に立設させる支柱(39)上端にポンプ台(40)を介して前 記ポンプ(38)を固定させ、一番揚穀コンベア(14)前方の脱穀部(4)の 右側部近傍で、扱胴(6)よりも低くて唐箕入力プーリ(21)よりも高い位置 に前記ポンプ(38)を配設させ、前記扱胴(6)と入力プーリ(21)の中間 で揚穀コンベア(14)前方の空間を利用して前記ポンプ(38)を支持させる もので、前記ステアリングレバー(36)の左右傾倒によって図示しないスイッ チを介して操向用電磁油圧バルブ(27)を作動させ、操向クラッチシリンダ( 28)を作動させて左右走行クローラ(2)(2)のいずれか一方を停止させて 左右に旋回走行させるように構成している。
【0010】 さらに、刈取昇降シリンダ(23)と刈取上下用油圧バルブ(35)を、また 油タンク(26)及び操向用電磁油圧バルブ(27)と操向用油圧ポンプ(38 )を、図示しない油圧配管によって接続させると共に、エンジン(12)の出力 プーリ(31)と各ポンプ(30)(38)の入力プーリ(41)(42)にテ ンションプーリ(43)を介してベルト(44)を張設させ、エンジン(12) の前後に振分けた各ポンプ(30)(38)を1本のベルト(44)で駆動し、 前記ステアリングレバー(36)操作により刈取上下と操向の各操作を同時に夫 々行えるように構成している。
【0011】 さらに、図6及び図7に示す如く、リングコーン付き無段変速機(45)をミ ッション(25)後側に固設させ、エンジン(12)の出力プーリ(31)にテ ンションプーリ(31a)を介してファン(46a)付きのリングコーン入力プ ーリ(46)をベルト(47)で連結させ、前記変速機(45)をエンジン(1 2)と常に連動させて作動させると共に、図2に示す運転台(15)のクラッチ ペダル(48)にテンションクラッチアーム(49)を連結させ、該アーム(4 9)のクラッチプーリ(50)を介してミッション(25)の入力プーリ(51 )と変速機(45)のリングコーン出力プーリ(52)をベルト(53)により 連結させるもので、クラッチプーリ(50)の入支持により、入力プーリ(51 )と同軸上のPTOプーリ(54)を駆動すると共に、ミッション(25)の減 速により走行クローラ(2)を駆動するように構成している。
【0012】 また、前記テンションクラッチアーム(49)の入切と連動して切でクローラ (2)を制動するブレーキレバー(55)をミッション(25)に設けると共に 、リングコーン出力プーリ(52)にPTOプーリ(54)を設けることも可能 であり、またミッション(25)の上面または前面に前記変速機(45)を取付 けることが可能である。
【0013】 そして、従来のようにミッション(25)と変速機(45)を継手軸により連 結した場合、変速機(45)のリングコーン変速操作荷重を軽減するのに、変速 機(45)を常時駆動させていたから、ミッション(25)のサイドクラッチを 切にしてクローラ(2)への出力を遮断する必要があり、サイドクラッチ軸での 動力の継続ではPTOプーリ(54)が常に回転することになり、またサイドク ラッチ軸のブレーキ容量が大きくなり、ミッション(25)と変速機(45)間 が軸により直接連結されているから、前後進変速時に負荷がかかり操作荷重が大 きくなる等の問題があったが、図6のようにミッション(25)と変速機(45 )の間で動力が遮断されることにより、乾式ブレーキをミッション(25)に取 付け、ブレーキの操作荷重を低減できると共に、変速機(45)だけの常時駆動 によりエンジン(12)の始動を良好に行うことができ、またPTOプーリ(5 4)の取付け位置並びにミッション(25)の配置などの変更及び設定を容易に 行うことができ、しかもミッション(25)の幅寸法を従来よりもコンパクトに 形成できるものである。
【0014】
【考案の効果】
以上実施例から明らかなように本考案は、刈取部(8)を昇降させる刈取上下 用油圧ポンプ(30)をエンジン(12)の出力プーリ(31)前方に設けると 共に、操向クラッチを切作動させる操向用油圧ポンプ(38)を前記出力プーリ (31)の後方に設けたもので、刈取上下用油圧ポンプ(30)を運転操作部( 16)のステアリングレバー(36)に近接させて取付けることができると共に 、前記各ポンプ(30)(38)に出力プーリ(31)を連結させるベルト(4 4)の巻角がカウンタプーリなしでも充分に確保でき、しかも刈取昇降シリンダ (23)及び走行ミッション(25)に前記各ポンプ(30)(38)を容易に 接近させることができ、従来に比べて刈取上下及び操向用の油圧構造の簡略化並 びに機能向上などを容易に図ることができるものである。
【0015】 また、脱穀部(4)の側部近傍で、扱胴(6)よりも低くて唐箕入力プーリ( 21)よりも高い位置に操向用油圧ポンプ(38)を配設させると共に、運転操 作部(16)のサイドコラム(34)内部に刈取上下用油圧ポンプ(30)を配 設させたもので、脱穀部(4)側方の籾受スペースを減少させることなく操向ポ ンプ(38)をコンパクトに配設できると共に、刈取上下用油圧ポンプ(30) を刈取部(8)から退去させて配置させるから、藁などの堆積を低減でき、また 刈取部(8)脱着作業の簡略化並びに刈取部(8)スペース確保なども容易に行 うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の側面図。
【図2】全体の側面図。
【図3】同平面図。
【図4】油圧ポンプ部の側面図。
【図5】同正面図。
【図6】ミッション部の平面図。
【図7】同側面図。
【符号の説明】
(4) 脱穀部 (6) 扱胴 (8) 刈取部 (12) エンジン (16) 運転操作部 (21) 唐箕入力プーリ (30) 刈取上下用油圧ポンプ (31) 出力プーリ (34) サイドコラム (38) 操向用油圧ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 過 能 剣 士 郎 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈取部を昇降させる刈取上下用油圧ポン
    プをエンジンの出力プーリ前方に設けると共に、操向ク
    ラッチを切作動させる操向用油圧ポンプを前記出力プー
    リの後方に設けたことを特徴とするコンバイン。
  2. 【請求項2】 脱穀部の側部近傍で、扱胴よりも低くて
    唐箕入力プーリよりも高い位置に操向用油圧ポンプを配
    設させると共に、運転操作部のサイドコラム内部に刈取
    上下用油圧ポンプを配設させたことを特徴とするコンバ
    イン。
JP7060391U 1991-08-07 1991-08-07 コンバイン Pending JPH0513137U (ja)

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JP7060391U JPH0513137U (ja) 1991-08-07 1991-08-07 コンバイン

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ID=13436317

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010239876A (ja) * 2009-04-02 2010-10-28 Yanmar Co Ltd 走行車両

Cited By (1)

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