JPH069429U - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JPH069429U
JPH069429U JP5463592U JP5463592U JPH069429U JP H069429 U JPH069429 U JP H069429U JP 5463592 U JP5463592 U JP 5463592U JP 5463592 U JP5463592 U JP 5463592U JP H069429 U JPH069429 U JP H069429U
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JP
Japan
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cylinder
steering
auger
hydraulic
lifting cylinder
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Pending
Application number
JP5463592U
Other languages
English (en)
Inventor
本 俊 徳 藤
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
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Priority to JP5463592U priority Critical patent/JPH069429U/ja
Publication of JPH069429U publication Critical patent/JPH069429U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】穀粒タンクの穀粒を取出す排出オーガを油圧昇
降シリンダによって昇降させると共に、走行方向を修正
する油圧操向シリンダを設けるコンバインにおいて、前
記操向シリンダを作動させる操向操作と連動して前記昇
降シリンダを停止状態に支持して操向動作を優先させる
操向優先手段72を設けたものである。 【効果】例えば油圧ポンプを兼用して昇降シリンダに対
して操向シリンダを下流側に配置する構造で、昇降シリ
ンダを自動制御する機能を付加しても、昇降シリンダの
自動制御に対して操向シリンダの操向動作を優先させて
安全に取扱うことができると共に、従来の油圧回路部品
を利用できて製造コストを増大させることなく自動制御
機能の向上を容易に図ることができるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は穀稈を連続的に刈取って脱穀するコンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、穀粒タンクの穀粒を取出す排出オーガを設けると共に、前記排出オーガ 出口側を方向転換させる油圧昇降シリンダ及び旋回モータを設け、前記タンクの 穀粒を排出オーガによってトラックの荷台またはコンテナなどに搬出する技術が あった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来技術は、収納位置または機外側所定位置に前記排出オーガを自動的に 移動させる自動旋回手段を設けた場合、走行方向を修正する油圧操向シリンダの 操向バルブを、前記昇降シリンダの昇降バルブを介して油圧ポンプに接続させる 構造では、昇降シリンダの排出オーガ昇降動作が操向シリンダの操向動作に対し て優先して行われ易く、極めて危険であると共に、昇降及び操向バルブを単一の 油圧ポンプに接続するとき、昇降バルブに対して操向バルブを上流側に配置させ る必要がある等の制約により従来油圧回路部品を容易に利用し得ない等の安全上 及び製造コスト上の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
然るに、本考案は、穀粒タンクの穀粒を取出す排出オーガを油圧昇降シリンダ によって昇降させると共に、走行方向を修正する油圧操向シリンダを設けるコン バインにおいて、前記操向シリンダを作動させる操向操作と連動して前記昇降シ リンダを停止状態に支持して操向動作を優先させる操向優先手段を設けたもので 、例えば油圧ポンプを兼用して昇降シリンダに対して操向シリンダを下流側に配 置する構造で、昇降シリンダを自動制御する機能を付加しても、昇降シリンダの 自動制御に対して操向シリンダの操向動作を優先させて安全に取扱い得ると共に 、従来の油圧回路部品を利用できて製造コストを増大させることなく自動制御機 能の向上を容易に図り得るものである。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は穀粒排出オーガの制 御回路図、図2は全体側面図、図3は同平面図であり、図中(1)は左右に走行 クローラ(2)(2)を装設するトラックフレーム、(3)は前記トラックフレ ーム(1)に固定支持する機台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し 扱胴(6)を内蔵してなる脱穀部、(7)は機台(3)前方に昇降可能に支持さ せて刈刃及び穀稈搬送機構などを備える刈取部、(8)は前記フィードチェン( 5)終端に連結させる排藁チェン(9)の終端を臨ませる排藁カッター部、(1 0)はコンバインの各部を駆動するエンジン、(11)は揚穀筒(12)を臨ま せて脱穀部(4)から取出す穀粒を貯留する穀粒タンク、(13)は運転席(1 4)及び運転操作部(15)を備える運転台であり、前記刈取部(7)で連続的 に穀稈を刈取ると共に、この刈取穀稈を前記脱穀部(4)で脱穀処理するように 構成している。
【0006】 図4に示す如く、前記穀粒タンク(11)は底部に穀粒横送りオーガ(16) を、また後部に前記横送りオーガ(16)からの穀粒を縦送りする縦排出オーガ (17)を、さらに上部に前記縦排出オーガ(17)からの穀粒を機外に取出す 上部排出オーガ(18)を備え、縦軸である前記オーガ(17)のオーガ筒(1 9)を中心に該穀粒タンク(11)を外方に回動自在に設けるもので、前記横送 りオーガ(16)と縦排出オーガ(17)との駆動伝達ケース(20)の下端軸 部(21)を機台(3)の軸受部材(22)に、また縦排出オーガ(17)のオ ーガ筒(19)中間を前記脱穀部(4)側壁の筒受部材(23)に回動自在に支 持させ、穀粒タンク(11)の前部側を外方に開放可能に構成している。
【0007】 図5にも示す如く、前記上部排出オーガ(18)のオーガ筒(24)を前記縦 排出オーガ(17)のオーガ筒(19)に上下及び左右水平方向に回動自在に連 結支持させている。前記縦排出オーガ筒(19)は上端外周に軸受部材(25) を介し水平回動自在に回動フランジ(26)を嵌合支持させると共に、該フラン ジ(26)上端に中間フランジ(27)を回転自在に連結させ、該中間フランジ (27)を介して前記上部排出オーガ筒(24)の基端を上下回動自在に取付け るもので、前記回動フランジ(26)に軸(28)を介し基端を支持する油圧オ ーガ昇降シリンダ(29)のピストンロッド(30)先端を揺動アーム(31) 及び軸(32)を介して中間フランジ(27)に連結させ、前記オーガ昇降シリ ンダ(29)のピストンロッド(30)伸縮操作により前記フランジ(27)を 中心として上部排出オーガ筒(24)先端を上下回動させると共に、前記回動フ ランジ(26)に大径ベベルギヤ(33)を一体形成し、脱穀部(4)外側に固 定させる旋回部材であるオーガ旋回モータ(34)の出力軸(35)に小径ベベ ルギヤ(36)を設け、前記モータ(34)によって各ギヤ(33)(36)を 介して回動フランジ(26)を回転させ、上部排出オーガ筒(24)を水平方向 に回転させて方向転換させる一方、電磁クラッチ型旋回ブレーキ(37)を前記 モータ(34)に取付け、前記ブレーキ(37)によって出力軸(35)を制動 して上部排出オーガ筒(24)の方向転換を阻止するように構成している。
【0008】 さらに、図6に示す如く、前記タンク(11)前側の横送りオーガ(16)前 端側に入力プーリ(38)を取付け、エンジン(10)の駆動力を伝える駆動プ ーリ(39)にベルト(40)を介して入力プーリ(38)を連結させ、連動連 結させている各オーガ(16)(17)(18)を入力プーリ(38)によって 駆動してタンク(11)の穀粒を搬出すると共に、前記ベルト(40)のテンシ ョンローラで形成するオーガクラッチ(41)を設け、運転操作部(15)に配 設させる排出レバー(42)にオーガクラッチ(41)を連結させ、該オーガク ラッチ(41)の入切操作によって各オーガ(16)(17)(18)を駆動ま たは停止させるように構成している。
【0009】 さらに、図7に示す如く、前記刈取部(7)を昇降させる油圧刈取昇降シリン ダ(43)を設け、刈取昇降操作レバー(44)によって手動油圧刈取昇降バル ブ(45)を切換えて刈取昇降シリンダ(43)を作動させ、また上昇及び下降 ソレノイド(46)(47)を有する電磁油圧オーガ昇降バルブ(48)を設け 、該バルブ(48)を介してオーガ昇降シリンダ(29)を作動させると共に、 左右走行クローラ(2)(2)の駆動力を継断する左右サイドクラッチ(図示省 略)を入切制御する左右の油圧操向シリンダ(49)(49)を設け、左右旋回 ソレノイド(50)(51)を有する電磁油圧操向バルブ(52)を介して操向 シリンダ(49)を作動させ、走行方向の修正を行うもので、刈取昇降バルブ( 45)を上流側とし、オーガ昇降バルブ(48)を中間とし、操向バルブ(52 )を下流側とし、単一の油圧ポンプ(53)に対して各バルブ(45)(48) (52)を直列配設させている。
【0010】 さらに、図1に示す如く、左右オーガ旋回スイッチ(54)(55)と、オー ガ昇降スイッチ(56)(57)と、自動収納スイッチ(58)と、自動セット スイッチ(59)と、収納位置センサ(60)と、回動位置センサ(61)と、 左右旋回リミットスイッチ(62)(63)を、マイクロコンピュータで構成す るコントローラ(64)に接続させると共に、左右オーガ旋回リレー(65)( 66)並びに上昇及び下降ソレノイド(46)(47)をコントローラ(64) に接続させるもので、前記各スイッチ(54)(55)または(58)(59) 操作によって各リレー(65)(66)のリレースイッチ(67)(68)を介 してオーガ旋回モータ(34)を正逆転させ、リミットスイッチ(62)(63 )または各センサ(60)(61)の規制範囲で上部排出オーガ筒(24)を水 平方向に旋回させると共に、前記各スイッチ(56)(57)または(58)( 59)操作によって各ソレノイド(46)(47)を励磁作動させ、オーガ昇降 バルブ(48)を切換えてオーガ昇降シリンダ(29)を作動させ、上部排出オ ーガ筒(24)を上下方向に回動させ、自動収納スイッチ(58)のオン操作に より上部排出オーガ筒(24)を機体上側所定位置に自動的に収納させる動作を 行わせると共に、自動セットスイッチ(59)のオン操作により上部排出オーガ 筒(24)を機外側所定位置に自動的に突出させる動作を行わせるように構成し ている。
【0011】 また、運転操作部(15)の操向レバー(69)によってオンにする左右操向 スイッチ(70)(71)に左右旋回ソレノイド(50)(51)を接続させ、 各スイッチ(70)(71)のオン操作によって各ソレノイド(50)(51) を励磁作動させ、操向バルブ(52)を切換えて左または右の操向シリンダ(4 9)を作動させ、走行方向の修正または方向転換などを行うと共に、穀粒タンク (11)の穀粒を取出す上部排出オーガ(18)をオーガ昇降シリンダ(29) によって昇降させると共に、走行方向を修正する油圧操向シリンダ(49)を設 けるコンバインにおいて、前記操向シリンダ(49)を作動させる操向操作と連 動して前記オーガ昇降シリンダ(29)を停止状態に支持して操向動作を優先さ せる操向優先手段である操向優先リレー(72)を設け、該リレー(72)のリ レースイッチ(73)を介して前記上昇及び下降ソレノイド(46)(47)に 電源であるバッテリ(74)を接続させるもので、自動収納スイッチ(58)ま たは自動セットスイッチ(59)操作によりオーガ昇降シリンダ(29)を自動 制御動作させているときであっても、操向スイッチ(70)(71)のオン操作 により、上昇及び下降ソレノイド(46)(47)がオフ維持されてオーガ昇降 シリンダ(29)が停止状態に支持されると共に、操向シリンダ(49)が作動 して進路修正または方向転換が行われるように構成している。
【0012】
【考案の効果】
以上実施例から明らかなように本考案は、穀粒タンク(11)の穀粒を取出す 排出オーガ(18)を油圧昇降シリンダ(29)によって昇降させると共に、走 行方向を修正する油圧操向シリンダ(49)を設けるコンバインにおいて、前記 操向シリンダ(49)を作動させる操向操作と連動して前記昇降シリンダ(29 )を停止状態に支持して操向動作を優先させる操向優先手段(72)を設けたも ので、例えば油圧ポンプ(53)を兼用して昇降シリンダ(29)に対して操向 シリンダ(49)を下流側に配置する構造で、昇降シリンダ(29)を自動制御 する機能を付加しても、昇降シリンダ(29)の自動制御に対して操向シリンダ (49)の操向動作を優先させて安全に取扱うことができると共に、従来の油圧 回路部品を利用できて製造コストを増大させることなく自動制御機能の向上を容 易に図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】穀粒排出オーガの制御回路図。
【図2】全体の側面図。
【図3】同平面図。
【図4】穀粒タンクの側面図。
【図5】穀粒排出オーガの部分説明図。
【図6】穀粒タンクの正面図。
【図7】要部油圧回路図。
【符号の説明】
(11) 穀粒タンク (18) 上部排出オーガ (29) オーガ昇降シリンダ (49) 操向シリンダ (72) 操向優先リレー(操向優先手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀粒タンクの穀粒を取出す排出オーガを
    油圧昇降シリンダによって昇降させると共に、走行方向
    を修正する油圧操向シリンダを設けるコンバインにおい
    て、前記操向シリンダを作動させる操向操作と連動して
    前記昇降シリンダを停止状態に支持して操向動作を優先
    させる操向優先手段を設けたことを特徴とするコンバイ
    ン。
JP5463592U 1992-07-09 1992-07-09 コンバイン Pending JPH069429U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5463592U JPH069429U (ja) 1992-07-09 1992-07-09 コンバイン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5463592U JPH069429U (ja) 1992-07-09 1992-07-09 コンバイン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH069429U true JPH069429U (ja) 1994-02-08

Family

ID=12976230

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JP5463592U Pending JPH069429U (ja) 1992-07-09 1992-07-09 コンバイン

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JP (1) JPH069429U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002369614A (ja) * 2001-06-15 2002-12-24 Yanmar Agricult Equip Co Ltd コンバイン

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