JP2576247Y2 - コンバイン - Google Patents
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- JP2576247Y2 JP2576247Y2 JP1992050523U JP5052392U JP2576247Y2 JP 2576247 Y2 JP2576247 Y2 JP 2576247Y2 JP 1992050523 U JP1992050523 U JP 1992050523U JP 5052392 U JP5052392 U JP 5052392U JP 2576247 Y2 JP2576247 Y2 JP 2576247Y2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は穀稈を連続的に刈取って
脱穀するコンバインに関する。
脱穀するコンバインに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、穀粒タンクの穀粒を取出す排出オ
ーガを設けると共に、前記排出オーガ出口側を方向転換
させる旋回モータを設け、前記タンクの穀粒を排出オー
ガによってトラックの荷台またはコンテナなどに搬出す
る技術があった。
ーガを設けると共に、前記排出オーガ出口側を方向転換
させる旋回モータを設け、前記タンクの穀粒を排出オー
ガによってトラックの荷台またはコンテナなどに搬出す
る技術があった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】前記従来技術は、機体
の傾斜などによって穀粒取出し中に排出オーガが旋回し
て穀粒が所定場所以外に搬出される不具合があった。そ
こで排出オーガを方向転換させるとき以外は前記オーガ
の旋回を阻止する電磁クラッチ型の旋回ブレーキを設け
た場合、排出オーガを機外に突出させた状態で機体を急
発進させることにより、慣性力によって排出オーガが回
転して旋回モータ及び旋回ブレーキなどを損傷させ易い
等の取扱い操作上の問題があった。
の傾斜などによって穀粒取出し中に排出オーガが旋回し
て穀粒が所定場所以外に搬出される不具合があった。そ
こで排出オーガを方向転換させるとき以外は前記オーガ
の旋回を阻止する電磁クラッチ型の旋回ブレーキを設け
た場合、排出オーガを機外に突出させた状態で機体を急
発進させることにより、慣性力によって排出オーガが回
転して旋回モータ及び旋回ブレーキなどを損傷させ易い
等の取扱い操作上の問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】然るに、本考案は、穀粒
タンクの穀粒を取出す排出オーガを設けると共に、前記
排出オーガ出口側を方向転換させる旋回モータを設ける
コンバインにおいて、前記排出オーガの方向転換を阻止
するために前記モータの出力軸を制動する電磁クラッチ
型の旋回ブレーキを設け、旋回モータの電源回路と旋回
ブレーキの電源回路を独立した別回路に形成し、前記排
出オーガを駆動するオーガクラッチ入と連動して旋回フ
ルーキを制動作動させ、また前記オーガクラッチ入によ
って旋回ブレーキが制動作動状態であっても前記旋回モ
ータの旋回操作によって旋回ブレーキが解除されるよう
に構成したもので、穀粒を搬出するオーガクラッチ入に
よって排出オーガの旋回を阻止するから、機体が傾いて
いても排出オーガを所定位置に固定支持し得、トラック
の荷台外側などに穀粒を落下させる等の不具合をなくし
得ると共に、穀粒搬出中てもブレーキを解除して排出オ
ーガを方向転換させることができるから、トラックの荷
台前後などに排出オーガ出口を移動させて穀粒を分散さ
せて搬出させ得、またオーガクラッチ切によってブレー
キが解除されるから、機外に排出オーガを突出させた状
態で機体を急発進させても、慣性力によって排出オーガ
か旋回して旋回モータまたはブレーキが損傷するのを防
止し得、また旋回モータの電源回路と旋回ブレーキの電
源回路を独立した別回路に形成するので、バッテリだけ
を電源として排出オーガを旋回させるときにも電源電圧
の降下を防止し得、旋回モータをパルス駆動する微調整
旋回などを適正に行わせ得るものである。
タンクの穀粒を取出す排出オーガを設けると共に、前記
排出オーガ出口側を方向転換させる旋回モータを設ける
コンバインにおいて、前記排出オーガの方向転換を阻止
するために前記モータの出力軸を制動する電磁クラッチ
型の旋回ブレーキを設け、旋回モータの電源回路と旋回
ブレーキの電源回路を独立した別回路に形成し、前記排
出オーガを駆動するオーガクラッチ入と連動して旋回フ
ルーキを制動作動させ、また前記オーガクラッチ入によ
って旋回ブレーキが制動作動状態であっても前記旋回モ
ータの旋回操作によって旋回ブレーキが解除されるよう
に構成したもので、穀粒を搬出するオーガクラッチ入に
よって排出オーガの旋回を阻止するから、機体が傾いて
いても排出オーガを所定位置に固定支持し得、トラック
の荷台外側などに穀粒を落下させる等の不具合をなくし
得ると共に、穀粒搬出中てもブレーキを解除して排出オ
ーガを方向転換させることができるから、トラックの荷
台前後などに排出オーガ出口を移動させて穀粒を分散さ
せて搬出させ得、またオーガクラッチ切によってブレー
キが解除されるから、機外に排出オーガを突出させた状
態で機体を急発進させても、慣性力によって排出オーガ
か旋回して旋回モータまたはブレーキが損傷するのを防
止し得、また旋回モータの電源回路と旋回ブレーキの電
源回路を独立した別回路に形成するので、バッテリだけ
を電源として排出オーガを旋回させるときにも電源電圧
の降下を防止し得、旋回モータをパルス駆動する微調整
旋回などを適正に行わせ得るものである。
【０００５】また、旋回ブレーキ解除後に旋回モータを
作動させ、また旋回モータ停止後に旋回ブレーキを入動
作させるもので、排出オーガ旋回時の前記旋回モータの
突入電流を低下させ得、旋回モータを制御するリレーな
どの耐久性を向上させ得ると共に、電源電圧の降下を軽
減して旋回モータ動作を適正に行わせ得、また排出オー
ガの旋回慣性力によって旋回モータ駆動機構が損傷する
のを容易に防止し得るものである。
作動させ、また旋回モータ停止後に旋回ブレーキを入動
作させるもので、排出オーガ旋回時の前記旋回モータの
突入電流を低下させ得、旋回モータを制御するリレーな
どの耐久性を向上させ得ると共に、電源電圧の降下を軽
減して旋回モータ動作を適正に行わせ得、また排出オー
ガの旋回慣性力によって旋回モータ駆動機構が損傷する
のを容易に防止し得るものである。
【０００６】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述
する。図１は穀粒排出オーガの制御回路図、図２は全体
側面図、図３は同平面図であり、図中（１）は左右に走
行クローラ（２）（２）を装設するトラックフレーム、
（３）は前記トラックフレーム（１）に固定支持する機
台、（４）はフィードチェン（５）を左側に張架し扱胴
（６）を内蔵してなる脱穀部、（７）は機台（３）前方
に昇降可能に支持させて刈刃及び穀稈搬送機構などを備
える刈取部、（８）は前記フィードチェン（５）終端に
連結させる排藁チェン（９）の終端を臨ませる排藁カッ
ター部、（１０）はコンバインの各部を駆動するエンジ
ン、（１１）は揚穀筒（１２）を臨ませて脱穀部（４）
から取出す穀粒を貯留する穀粒タンク、（１３）は運転
席（１４）及び運転操作部（１５）を備える運転台であ
り、前記刈取部（７）で連続的に穀稈を刈取ると共に、
この刈取穀稈を前記脱穀部（４）で脱穀処理するように
構成している。
する。図１は穀粒排出オーガの制御回路図、図２は全体
側面図、図３は同平面図であり、図中（１）は左右に走
行クローラ（２）（２）を装設するトラックフレーム、
（３）は前記トラックフレーム（１）に固定支持する機
台、（４）はフィードチェン（５）を左側に張架し扱胴
（６）を内蔵してなる脱穀部、（７）は機台（３）前方
に昇降可能に支持させて刈刃及び穀稈搬送機構などを備
える刈取部、（８）は前記フィードチェン（５）終端に
連結させる排藁チェン（９）の終端を臨ませる排藁カッ
ター部、（１０）はコンバインの各部を駆動するエンジ
ン、（１１）は揚穀筒（１２）を臨ませて脱穀部（４）
から取出す穀粒を貯留する穀粒タンク、（１３）は運転
席（１４）及び運転操作部（１５）を備える運転台であ
り、前記刈取部（７）で連続的に穀稈を刈取ると共に、
この刈取穀稈を前記脱穀部（４）で脱穀処理するように
構成している。
【０００７】図４に示す如く、前記穀粒タンク（１１）
は底部に穀粒横送りオーガ（１６）を、また後部に前記
横送りオーガ（１６）からの穀粒を縦送りする縦排出オ
ーガ（１７）を、さらに上部に前記縦排出オーガ（１
７）からの穀粒を機外に取出す上部排出オーガ（１８）
を備え、縦軸である前記オーガ（１７）のオーガ筒（１
９）を中心に該穀粒タンク（１１）を外方に回動自在に
設けるもので、前記横送りオーガ（１６）と縦排出オー
ガ（１７）との駆動伝達ケース（２０）の下端軸部（２
１）を機台（３）の軸受部材（２２）に、また縦排出オ
ーガ（１７）のオーガ筒（１９）中間を前記脱穀部
（４）側壁の筒受部材（２３）に回動自在に支持させ、
穀粒タンク（１１）の前部側を外方に開放可能に構成し
ている。
は底部に穀粒横送りオーガ（１６）を、また後部に前記
横送りオーガ（１６）からの穀粒を縦送りする縦排出オ
ーガ（１７）を、さらに上部に前記縦排出オーガ（１
７）からの穀粒を機外に取出す上部排出オーガ（１８）
を備え、縦軸である前記オーガ（１７）のオーガ筒（１
９）を中心に該穀粒タンク（１１）を外方に回動自在に
設けるもので、前記横送りオーガ（１６）と縦排出オー
ガ（１７）との駆動伝達ケース（２０）の下端軸部（２
１）を機台（３）の軸受部材（２２）に、また縦排出オ
ーガ（１７）のオーガ筒（１９）中間を前記脱穀部
（４）側壁の筒受部材（２３）に回動自在に支持させ、
穀粒タンク（１１）の前部側を外方に開放可能に構成し
ている。
【０００８】図５にも示す如く、前記上部排出オーガ
（１８）のオーガ筒（２４）を前記縦排出オーガ（１
７）のオーガ筒（１９）に上下及び左右水平方向に回動
自在に連結支持させている。前記縦排出オーガ筒（１
９）は上端外周に軸受部材（２５）を介し水平回動自在
に回動フランジ（２６）を嵌合支持させると共に、該フ
ランジ（２６）上端に中間フランジ（２７）を回転自在
に連結させ、該中間フランジ（２７）を介して前記上部
排出オーガ筒（２４）の基端を上下回動自在に取付ける
もので、前記回動フランジ（２６）に軸（２８）を介し
基端を支持する油圧シリンダ（２９）のピストンロッド
（３０）先端を揺動アーム（３１）及び軸（３２）を介
して中間フランジ（２７）に連結させ、前記油圧シリン
ダ（２９）のピストンロッド（３０）伸縮操作により前
記フランジ（２７）を中心として上部排出オーガ筒（２
４）先端を上下回動させると共に、前記回動フランジ
（２６）に大径ベベルギヤ（３３）を一体形成し、脱穀
部（４）外側に固定させる旋回部材である旋回モータ
（３４）の出力軸（３５）に小径ベベルギヤ（３６）を
設け、前記モータ（３４）によって各ギヤ（３３）（３
６）を介して回動フランジ（２６）を回転させ、上部排
出オーガ筒（２４）を水平方向に回転させて方向転換さ
せる一方、電磁クラッチ型旋回ブレーキ（３７）を前記
モータ（３４）に取付け、前記ブレーキ（３７）によっ
て出力軸（３５）を制動して上部排出オーガ筒（２４）
の方向転換を阻止するように構成している。
（１８）のオーガ筒（２４）を前記縦排出オーガ（１
７）のオーガ筒（１９）に上下及び左右水平方向に回動
自在に連結支持させている。前記縦排出オーガ筒（１
９）は上端外周に軸受部材（２５）を介し水平回動自在
に回動フランジ（２６）を嵌合支持させると共に、該フ
ランジ（２６）上端に中間フランジ（２７）を回転自在
に連結させ、該中間フランジ（２７）を介して前記上部
排出オーガ筒（２４）の基端を上下回動自在に取付ける
もので、前記回動フランジ（２６）に軸（２８）を介し
基端を支持する油圧シリンダ（２９）のピストンロッド
（３０）先端を揺動アーム（３１）及び軸（３２）を介
して中間フランジ（２７）に連結させ、前記油圧シリン
ダ（２９）のピストンロッド（３０）伸縮操作により前
記フランジ（２７）を中心として上部排出オーガ筒（２
４）先端を上下回動させると共に、前記回動フランジ
（２６）に大径ベベルギヤ（３３）を一体形成し、脱穀
部（４）外側に固定させる旋回部材である旋回モータ
（３４）の出力軸（３５）に小径ベベルギヤ（３６）を
設け、前記モータ（３４）によって各ギヤ（３３）（３
６）を介して回動フランジ（２６）を回転させ、上部排
出オーガ筒（２４）を水平方向に回転させて方向転換さ
せる一方、電磁クラッチ型旋回ブレーキ（３７）を前記
モータ（３４）に取付け、前記ブレーキ（３７）によっ
て出力軸（３５）を制動して上部排出オーガ筒（２４）
の方向転換を阻止するように構成している。
【０００９】さらに、図６に示す如く、前記タンク（１
１）前側の横送りオーガ（１６）前端側に入力プーリ
（３８）を取付け、エンジン（１０）の駆動力を伝える
駆動プーリ（３９）にベルト（４０）を介して入力プー
リ（３８）を連結させ、連動連結させている各オーガ
（１６）（１７）（１８）を入力プーリ（３８）によっ
て駆動してタンク（１１）の穀粒を搬出すると共に、前
記ベルト（４０）のテンションローラで形成するオーガ
クラッチ（４１）を設け、運転操作部（１５）に配設さ
せる排出レバー（４２）にオーガクラッチ（４１）を連
結させ、該オーガクラッチ（４１）の入切操作によって
各オーガ（１６）（１７）（１８）を駆動または停止さ
せるように構成している。
１）前側の横送りオーガ（１６）前端側に入力プーリ
（３８）を取付け、エンジン（１０）の駆動力を伝える
駆動プーリ（３９）にベルト（４０）を介して入力プー
リ（３８）を連結させ、連動連結させている各オーガ
（１６）（１７）（１８）を入力プーリ（３８）によっ
て駆動してタンク（１１）の穀粒を搬出すると共に、前
記ベルト（４０）のテンションローラで形成するオーガ
クラッチ（４１）を設け、運転操作部（１５）に配設さ
せる排出レバー（４２）にオーガクラッチ（４１）を連
結させ、該オーガクラッチ（４１）の入切操作によって
各オーガ（１６）（１７）（１８）を駆動または停止さ
せるように構成している。
【００１０】さらに、図１に示す如く、左右旋回スイッ
チ（４３）（４４）と、昇降スイッチ（４５）（４６）
と、自動収納スイッチ（４７）と、自動セットスイッチ
（４８）と、収納位置センサ（４９）と、回動位置セン
サ（５０）と、左右旋回リミットスイッチ（５１）（５
２）を、マイクロコンピュータで構成するコントローラ
（５３）に接続させると共に、左右旋回リレー（５４）
（５５）並びに上昇及び下降ソレノイド（５６）（５
７）をコントローラ（５３）に接続させるもので、前記
各スイッチ（４３）（４４）（４７）（４８）操作によ
って各リレー（５４）（５５）のリレースイッチ（５
８）（５９）を介して旋回モータ（３４）を正逆転さ
せ、リミットスイッチ（５１）（５２）または各センサ
（４９）（５０）の規制範囲で上部排出オーガ筒（２
４）を水平方向に旋回させると共に、前記各スイッチ
（４５）（４６）（４７）（４８）操作によって各ソレ
ノイド（５６）（５７）を励磁作動させ、図示しない電
磁油圧バルブを切換えて油圧シリンダ（２９）を作動さ
せ、上部排出オーガ筒（２４）を上下方向に回動させる
ように構成している。
チ（４３）（４４）と、昇降スイッチ（４５）（４６）
と、自動収納スイッチ（４７）と、自動セットスイッチ
（４８）と、収納位置センサ（４９）と、回動位置セン
サ（５０）と、左右旋回リミットスイッチ（５１）（５
２）を、マイクロコンピュータで構成するコントローラ
（５３）に接続させると共に、左右旋回リレー（５４）
（５５）並びに上昇及び下降ソレノイド（５６）（５
７）をコントローラ（５３）に接続させるもので、前記
各スイッチ（４３）（４４）（４７）（４８）操作によ
って各リレー（５４）（５５）のリレースイッチ（５
８）（５９）を介して旋回モータ（３４）を正逆転さ
せ、リミットスイッチ（５１）（５２）または各センサ
（４９）（５０）の規制範囲で上部排出オーガ筒（２
４）を水平方向に旋回させると共に、前記各スイッチ
（４５）（４６）（４７）（４８）操作によって各ソレ
ノイド（５６）（５７）を励磁作動させ、図示しない電
磁油圧バルブを切換えて油圧シリンダ（２９）を作動さ
せ、上部排出オーガ筒（２４）を上下方向に回動させる
ように構成している。
【００１１】また、前記排出レバー（４２）のオーガク
ラッチ（４１）入操作によりオフでオーガクラッチ（４
１）切操作によりオンになるオーガクラッチスイッチ
（６０）と、前記旋回ブレーキ（３７）を切動作させて
制動を解除するブレーキ解除ソレノイド（６１）を直列
に設けると共に、前記各リレー（５４）（５５）にブレ
ーキ解除リレー（６２）を並列に設け、ブレーキ解除リ
レー（６２）の常開スイッチ（６３）をオーガクラッチ
スイッチ（６０）に並列接続させるもので、穀粒タンク
（１１）の穀粒を取出す排出オーガ（１８）を設けると
共に、前記排出オーガ（１８）出口側を水平方向に回転
させて方向転換させる旋回部材である旋回モータ（３
４）を設けるコンバインにおいて、前記排出オーガ（１
８）の方向転換を阻止する旋回ブレーキ（３７）を設
け、前記排出オーガ（１８）を駆動するオーガクラッチ
（４１）入と連動して前記スイッチ（６０）をオフに
し、前記ソレノイド（６１）をオフにして旋回ブレーキ
（３７）を制動作動させ、また前記オーガクラッチ（４
１）入によって旋回ブレーキ（３７）が制動作動状態で
あっても前記旋回モータ（３４）の旋回操作によって前
記リレー（６２）のスイッチ（６３）をオンにし、前記
ソレノイド（６１）をオンにして旋回ブレーキ（３７）
が解除されると共に、エンジン（１０）始動用のバッテ
リ（６４）に接続させる旋回モータ（３４）の電源回路
（Ａ）と旋回ブレーキ（３７）の解除ソレノイド（６
１）の電源回路（Ｂ）を独立した別回路に形成し、例え
ばモータ（３４）とソレノイド（６１）を並列に設ける
回路に比べてモータ（３４）作動時の電圧低下を防ぎ、
微調整の旋回などを短時間パルス（１００〜１５０ミリ
秒）駆動によって適正に行えるように構成している。
ラッチ（４１）入操作によりオフでオーガクラッチ（４
１）切操作によりオンになるオーガクラッチスイッチ
（６０）と、前記旋回ブレーキ（３７）を切動作させて
制動を解除するブレーキ解除ソレノイド（６１）を直列
に設けると共に、前記各リレー（５４）（５５）にブレ
ーキ解除リレー（６２）を並列に設け、ブレーキ解除リ
レー（６２）の常開スイッチ（６３）をオーガクラッチ
スイッチ（６０）に並列接続させるもので、穀粒タンク
（１１）の穀粒を取出す排出オーガ（１８）を設けると
共に、前記排出オーガ（１８）出口側を水平方向に回転
させて方向転換させる旋回部材である旋回モータ（３
４）を設けるコンバインにおいて、前記排出オーガ（１
８）の方向転換を阻止する旋回ブレーキ（３７）を設
け、前記排出オーガ（１８）を駆動するオーガクラッチ
（４１）入と連動して前記スイッチ（６０）をオフに
し、前記ソレノイド（６１）をオフにして旋回ブレーキ
（３７）を制動作動させ、また前記オーガクラッチ（４
１）入によって旋回ブレーキ（３７）が制動作動状態で
あっても前記旋回モータ（３４）の旋回操作によって前
記リレー（６２）のスイッチ（６３）をオンにし、前記
ソレノイド（６１）をオンにして旋回ブレーキ（３７）
が解除されると共に、エンジン（１０）始動用のバッテ
リ（６４）に接続させる旋回モータ（３４）の電源回路
（Ａ）と旋回ブレーキ（３７）の解除ソレノイド（６
１）の電源回路（Ｂ）を独立した別回路に形成し、例え
ばモータ（３４）とソレノイド（６１）を並列に設ける
回路に比べてモータ（３４）作動時の電圧低下を防ぎ、
微調整の旋回などを短時間パルス（１００〜１５０ミリ
秒）駆動によって適正に行えるように構成している。
【００１２】さらに、図７は上記図１の変形例を示すも
ので、旋回ブレーキ（３７）を切動作させて制動を解除
するブレーキ解除ソレノイド（６１）と、排出レバー
（４２）のオーガクラッチ（４１）入操作によりオンで
オーガクラッチ（４１）切操作によってオフになるオー
ガクラッチスイッチ（６５）をコントローラ（５３）に
接続させるもので、図８のフローチャートに示す如く、
オーガクラッチ（４１）を入にしてオーガ（１６）（１
７）（１８）を駆動しているとき、オーガクラッチスイ
ッチ（６５）オンによってソレノイド（６１）をオフに
して旋回ブレーキ（３７）を入動作させて上部排出オー
ガ筒（２４）の旋回を禁止する一方、スイッチ（４５）
（４６）（４７）（４８）操作によって排出オーガ（１
８）旋回操作が行われたとき、ソレノイド（６１）をオ
ンにして旋回ブレーキ（３７）を切動作させ、所定時間
（０．８秒）経過後に旋回信号を出力してリレー（５
４）（５５）を制御し、旋回モータ（３４）を作動させ
て上部排出オーガ筒（２４）を旋回させると共に、旋回
モータ（３４）が停止したとき、所定時間（０．８秒）
経過後にソレノイド（６１）をオフにして旋回ブレーキ
（３７）を入動作させ、上部排出オーガ筒（２４）の旋
回を禁止するもので、ブレーキ（３７）解除後にモータ
（３４）を作動させ、モータ（３４）停止後にブレーキ
（３７）入動作させることにより、オーガ筒（２４）旋
回時の突入電流を低減してリレー（５４）（５５）の耐
久性を向上させ、また電圧低下を軽減してモータ（３
４）を適正動作させ、またモータ（３４）停止時のオー
ガ筒（２４）の慣性力に対するギヤ（３３）（３６）な
どの荷重低減を行えるように構成している。
ので、旋回ブレーキ（３７）を切動作させて制動を解除
するブレーキ解除ソレノイド（６１）と、排出レバー
（４２）のオーガクラッチ（４１）入操作によりオンで
オーガクラッチ（４１）切操作によってオフになるオー
ガクラッチスイッチ（６５）をコントローラ（５３）に
接続させるもので、図８のフローチャートに示す如く、
オーガクラッチ（４１）を入にしてオーガ（１６）（１
７）（１８）を駆動しているとき、オーガクラッチスイ
ッチ（６５）オンによってソレノイド（６１）をオフに
して旋回ブレーキ（３７）を入動作させて上部排出オー
ガ筒（２４）の旋回を禁止する一方、スイッチ（４５）
（４６）（４７）（４８）操作によって排出オーガ（１
８）旋回操作が行われたとき、ソレノイド（６１）をオ
ンにして旋回ブレーキ（３７）を切動作させ、所定時間
（０．８秒）経過後に旋回信号を出力してリレー（５
４）（５５）を制御し、旋回モータ（３４）を作動させ
て上部排出オーガ筒（２４）を旋回させると共に、旋回
モータ（３４）が停止したとき、所定時間（０．８秒）
経過後にソレノイド（６１）をオフにして旋回ブレーキ
（３７）を入動作させ、上部排出オーガ筒（２４）の旋
回を禁止するもので、ブレーキ（３７）解除後にモータ
（３４）を作動させ、モータ（３４）停止後にブレーキ
（３７）入動作させることにより、オーガ筒（２４）旋
回時の突入電流を低減してリレー（５４）（５５）の耐
久性を向上させ、また電圧低下を軽減してモータ（３
４）を適正動作させ、またモータ（３４）停止時のオー
ガ筒（２４）の慣性力に対するギヤ（３３）（３６）な
どの荷重低減を行えるように構成している。
【００１３】
【考案の効果】以上実施例から明らかなように本考案
は、穀粒タンク（１１）の穀粒を取出す排出オーガ（１
８）を設けると共に、前記排出オーガ（１８）出口側を
方向転換させる旋回モータ（３４）を設けるコンバイン
において、前記排出オーガ（１８）の方向転換を阻止す
るために前記モータ（３４）の出力軸（３５）を制動す
る電磁クラッチ型の旋回ブレーキ（３７）を設け、旋回
モータ（３４）の電源回路（Ａ）と旋回ブレーキ（３
７）の電源回路（Ｂ）を独立した別回路に形成し、前記
排出オーガ（１８）を駆動するオーガクラッチ（４１）
入と連動して旋回ブレーキ（３７）を制動作動させ、ま
た前記オーガクラッチ（４１）入によって旋回ブレーキ
（３７）が制動作動状態であっても前記旋回モータ（３
４）の旋回操作によって旋回ブレーキ（３７）が解除さ
れるように構成したもので、穀粒を搬出するオーガクラ
ッチ（４１）入によって排出オーガ（１８）の旋回を阻
止するから、機体が傾いていても排出オーガ（１８）を
所定位置に固定支持でき、トラックの荷台外側などに穀
粒を落下させる等の不具合をなくすことができると共
に、穀粒搬出中でもブレーキ（３７）を解除して排出オ
ーガ（１８）を方向転換させることができるから、トラ
ックの荷台前後などに排出オーガ（１８）出口を移動さ
せて穀粒を分散させて搬出させることができ、またオー
ガクラッチ（４１）切によってブレーキ（３７）が解除
されるから、機外に排出オーガ（１８）を突出させた状
態で機体を急発進させても、慣性力によって排出オーガ
（１８）が旋回して旋回モータ（３４）またはブレーキ
（３７）が損傷するのを防止でき、前記旋回モータ（３
４）の電源回路（Ａ）と旋回ブレーキ（３７）の電源回
路（Ｂ）を独立した別回路に形成したので、エンジン
（１０）停止時でバッテリ（６４）だけを電源として排
出オーガ（１８）を旋回させるときにも電源電圧の降下
を防止でき、旋回モータ（３４）をパルス駆動する微調
整旋回などを適正に行わせることができるものである。
は、穀粒タンク（１１）の穀粒を取出す排出オーガ（１
８）を設けると共に、前記排出オーガ（１８）出口側を
方向転換させる旋回モータ（３４）を設けるコンバイン
において、前記排出オーガ（１８）の方向転換を阻止す
るために前記モータ（３４）の出力軸（３５）を制動す
る電磁クラッチ型の旋回ブレーキ（３７）を設け、旋回
モータ（３４）の電源回路（Ａ）と旋回ブレーキ（３
７）の電源回路（Ｂ）を独立した別回路に形成し、前記
排出オーガ（１８）を駆動するオーガクラッチ（４１）
入と連動して旋回ブレーキ（３７）を制動作動させ、ま
た前記オーガクラッチ（４１）入によって旋回ブレーキ
（３７）が制動作動状態であっても前記旋回モータ（３
４）の旋回操作によって旋回ブレーキ（３７）が解除さ
れるように構成したもので、穀粒を搬出するオーガクラ
ッチ（４１）入によって排出オーガ（１８）の旋回を阻
止するから、機体が傾いていても排出オーガ（１８）を
所定位置に固定支持でき、トラックの荷台外側などに穀
粒を落下させる等の不具合をなくすことができると共
に、穀粒搬出中でもブレーキ（３７）を解除して排出オ
ーガ（１８）を方向転換させることができるから、トラ
ックの荷台前後などに排出オーガ（１８）出口を移動さ
せて穀粒を分散させて搬出させることができ、またオー
ガクラッチ（４１）切によってブレーキ（３７）が解除
されるから、機外に排出オーガ（１８）を突出させた状
態で機体を急発進させても、慣性力によって排出オーガ
（１８）が旋回して旋回モータ（３４）またはブレーキ
（３７）が損傷するのを防止でき、前記旋回モータ（３
４）の電源回路（Ａ）と旋回ブレーキ（３７）の電源回
路（Ｂ）を独立した別回路に形成したので、エンジン
（１０）停止時でバッテリ（６４）だけを電源として排
出オーガ（１８）を旋回させるときにも電源電圧の降下
を防止でき、旋回モータ（３４）をパルス駆動する微調
整旋回などを適正に行わせることができるものである。
【００１４】また、旋回ブレーキ（３７）を解除後に前
記旋回モータ（３４）を作動させ、また前記旋回モータ
（３４）停止後に前記旋回ブレーキ（３７）を入動作さ
せるもので、排出オーガ（１８）旋回時の前記旋回モー
タ（３４）の突入電流を低下させることができ、旋回モ
ータ（３４）を制御するリレー（５４）（５５）などの
耐久性を向上させることができると共に、電源電圧の降
下を軽減して旋回モータ（３４）動作を適正に行わせる
ことができ、また排出オーガ（１８）の旋回慣性力によ
って旋回モータ（３４）駆動機構が損傷するのを容易に
防止できるものである。
記旋回モータ（３４）を作動させ、また前記旋回モータ
（３４）停止後に前記旋回ブレーキ（３７）を入動作さ
せるもので、排出オーガ（１８）旋回時の前記旋回モー
タ（３４）の突入電流を低下させることができ、旋回モ
ータ（３４）を制御するリレー（５４）（５５）などの
耐久性を向上させることができると共に、電源電圧の降
下を軽減して旋回モータ（３４）動作を適正に行わせる
ことができ、また排出オーガ（１８）の旋回慣性力によ
って旋回モータ（３４）駆動機構が損傷するのを容易に
防止できるものである。
【図１】穀粒排出オーガの制御回路図。
【図２】全体の側面図。
【図３】同平面図。
【図４】穀粒タンクの側面図。
【図５】穀粒排出オーガの部分説明図。
【図６】穀粒タンクの正面図。
【図７】図１の変形例を示す制御回路図。
【図８】図７のフローチャート。
（１１） 穀粒タンク （１８） 排出オーガ （３４） 旋回モータ （３７） 旋回ブレーキ （４１） オーガクラッチ
Claims (2)
- 【請求項１】 穀粒タンクの穀粒を取出す排出オーガを
設けると共に、前記排出オーガ出口側を方向転換させる
旋回モータを設けるコンバインにおいて、前記排出オー
ガの方向転換を阻止するために前記モータの出力軸を制
動する電磁クラッチ型の旋回ブレーキを設け、旋回モー
タの電源回路と旋回ブレーキの電源回路を独立した別回
路に形成し、前記排出オーガを駆動するオーガクラッチ
入と連動して旋回ブレーキを制動作動させ、また前記オ
ーガクラッチ入によって旋回ブレーキが制動作動状態で
あっても前記旋回モータの旋回操作によって旋回ブレー
キが解除されるように構成したことを特徴とするコンバ
イン。 - 【請求項２】 旋回ブレーキを解除後に旋回モータを作
動させ、また旋回モータ停止後に旋回ブレーキを入動作
させる請求項１記載のコンバイン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992050523U JP2576247Y2 (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992050523U JP2576247Y2 (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | コンバイン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH065421U JPH065421U (ja) | 1994-01-25 |
| JP2576247Y2 true JP2576247Y2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=12861348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992050523U Expired - Fee Related JP2576247Y2 (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | コンバイン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2576247Y2 (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8079251B2 (en) | 2009-03-09 | 2011-12-20 | Nintendo Co., Ltd. | Computer readable storage medium storing information processing program and information processing apparatus |
| US8100770B2 (en) | 2007-04-20 | 2012-01-24 | Nintendo Co., Ltd. | Game controller, storage medium storing game program, and game apparatus |
| US8152640B2 (en) | 2008-11-28 | 2012-04-10 | Nintendo Co., Ltd. | Information processing apparatus and computer readable storage medium |
| US8387437B2 (en) | 2007-10-31 | 2013-03-05 | Nintendo Co., Ltd. | Weight applying unit for calibration and weight applying method for calibration |
| US8395582B2 (en) | 2009-03-30 | 2013-03-12 | Nintendo Co., Ltd. | Computer-readable storage medium and information processing apparatus |
| US8612247B2 (en) | 2008-12-26 | 2013-12-17 | Nintendo Co., Ltd. | Biological information management system |
| US8654073B2 (en) | 2009-09-30 | 2014-02-18 | Nintendo Co., Ltd. | Information processing program having computer-readable storage medium therein and information processing apparatus |
| US8751179B2 (en) | 2009-09-29 | 2014-06-10 | Nintendo Co., Ltd. | Computer-readable storage medium having stored information processing program thereon, and information processing apparatus |
| US8905844B2 (en) | 2007-10-05 | 2014-12-09 | Nintendo Co., Ltd. | Storage medium storing load detecting program and load detecting apparatus |
| US9421456B2 (en) | 2007-10-09 | 2016-08-23 | Nintendo Co., Ltd. | Storage medium storing a load detecting program and load detecting apparatus |
| US9480918B2 (en) | 2009-09-28 | 2016-11-01 | Nintendo Co., Ltd. | Computer-readable storage medium having information processing program stored therein and information processing apparatus |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62130624A (ja) * | 1985-11-29 | 1987-06-12 | 井関農機株式会社 | コンバインの穀粒排出装置 |
| JPS63222617A (ja) * | 1987-03-11 | 1988-09-16 | 井関農機株式会社 | コンバインの穀粒取出装置 |
-
1992
- 1992-06-24 JP JP1992050523U patent/JP2576247Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8100770B2 (en) | 2007-04-20 | 2012-01-24 | Nintendo Co., Ltd. | Game controller, storage medium storing game program, and game apparatus |
| US8574080B2 (en) | 2007-04-20 | 2013-11-05 | Nintendo Co., Ltd. | Game controller, storage medium storing game program, and game apparatus |
| US9289680B2 (en) | 2007-04-20 | 2016-03-22 | Nintendo Co., Ltd. | Game controller, storage medium storing game program, and game apparatus |
| US8740705B2 (en) | 2007-04-20 | 2014-06-03 | Nintendo Co., Ltd. | Game controller, storage medium storing game program, and game apparatus |
| US8905844B2 (en) | 2007-10-05 | 2014-12-09 | Nintendo Co., Ltd. | Storage medium storing load detecting program and load detecting apparatus |
| US9421456B2 (en) | 2007-10-09 | 2016-08-23 | Nintendo Co., Ltd. | Storage medium storing a load detecting program and load detecting apparatus |
| US8887547B2 (en) | 2007-10-31 | 2014-11-18 | Nintendo Co., Ltd. | Weight applying unit for calibration and weight applying method for calibration |
| US8387437B2 (en) | 2007-10-31 | 2013-03-05 | Nintendo Co., Ltd. | Weight applying unit for calibration and weight applying method for calibration |
| US8152640B2 (en) | 2008-11-28 | 2012-04-10 | Nintendo Co., Ltd. | Information processing apparatus and computer readable storage medium |
| US8612247B2 (en) | 2008-12-26 | 2013-12-17 | Nintendo Co., Ltd. | Biological information management system |
| US8707768B2 (en) | 2009-03-09 | 2014-04-29 | Nintendo Co., Ltd. | Computer readable storage medium storing information processing program and information processing apparatus |
| US8079251B2 (en) | 2009-03-09 | 2011-12-20 | Nintendo Co., Ltd. | Computer readable storage medium storing information processing program and information processing apparatus |
| US8395582B2 (en) | 2009-03-30 | 2013-03-12 | Nintendo Co., Ltd. | Computer-readable storage medium and information processing apparatus |
| US9480918B2 (en) | 2009-09-28 | 2016-11-01 | Nintendo Co., Ltd. | Computer-readable storage medium having information processing program stored therein and information processing apparatus |
| US8751179B2 (en) | 2009-09-29 | 2014-06-10 | Nintendo Co., Ltd. | Computer-readable storage medium having stored information processing program thereon, and information processing apparatus |
| US8654073B2 (en) | 2009-09-30 | 2014-02-18 | Nintendo Co., Ltd. | Information processing program having computer-readable storage medium therein and information processing apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH065421U (ja) | 1994-01-25 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |