JPH07107848A - コンバイン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 機体の傾斜などによる排出オーガの自然旋回
を防止する。 【構成】 穀粒タンクの穀粒を取出す排出オーガ１８を
設けると共に、前記排出オーガ１８出口側を方向転換さ
せる旋回部材３４を設けるコンバインにおいて、前記排
出オーガ１８の方向転換を阻止する旋回ブレーキ３７を
設け、前記排出オーガ１８を駆動するオーガクラッチが
入状態のとき、並びに、前記オーガクラッチが切状態で
あっても前記排出オーガ１８が自然旋回する角度に機体
が傾いたとき、前記旋回ブレーキ３７を制動作動させる
ように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は穀稈を連続的に刈取って
脱穀するコンバインに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、穀粒タンクの穀粒を取出す排出オ
ーガを設けると共に、前記排出オーガ出口側を方向転換
させる旋回部材を設け、前記タンクの穀粒を排出オーガ
によって小さな袋やトラックの荷台またはコンテナなど
に搬出する技術があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、排出
オーガの自然旋回防止のために、排出オーガを駆動する
オーガクラッチ入で排出オーガの方向転換を阻止する旋
回ブレーキを制動作動させているが、機体が傾いている
と、穀粒排出位置に排出オーガをセットする際、穀粒排
出位置まで排出オーガを旋回させた後、オーガクラッチ
を入にするまでに排出オーガが自然旋回してしまうと共
に、穀粒排出位置に排出オーガをセットし、オーガクラ
ッチを入切して小さな袋詰め作業を行う際、オーガクラ
ッチを切ったときに排出オーガが自然旋回してしまう等
の問題があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、穀粒
タンクの穀粒を取出す排出オーガを設けると共に、前記
排出オーガ出口側を方向転換させる旋回部材を設けるコ
ンバインにおいて、前記排出オーガの方向転換を阻止す
る旋回ブレーキを設け、前記排出オーガを駆動するオー
ガクラッチが入状態のとき、並びに、前記オーガクラッ
チが切状態であっても前記排出オーガが自然旋回する角
度に機体が傾いたとき、前記旋回ブレーキを制動作動さ
せるように構成したもので、機体が傾いても排出オーガ
を所定の旋回位置に適正に固定支持し得、排出オーガの
穀粒排出位置へのセット並びに穀粒排出位置での連続或
いは間欠排出を適正に行い得るものである。

【０００５】また、穀粒タンクの穀粒を取出す排出オー
ガを設けると共に、前記排出オーガ出口側を方向転換さ
せる旋回部材を設けるコンバインにおいて、前記排出オ
ーガの方向転換を阻止する旋回ブレーキを設け、前記排
出オーガがこれを収納位置に支持するオーガレストより
外れている状態で、且つ、走行速度が所定速度以下のと
きにのみ、前記旋回ブレーキを制動作動させるように構
成したもので、穀粒排出が行われる低速走行時及び停止
時に旋回ブレーキが制動作動するから、機体が傾いてい
ても排出オーガを所定の旋回位置に適正に固定支持し
得、排出オーガの穀粒排出位置へのセット並びに穀粒排
出位置での連続或いは間欠排出を適正に行い得るもので
ある。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図１は穀粒排出オーガの制御回路図、図２はコン
バインの全体側面図、図３は同平面図であり、図中
（１）は左右に走行クローラ（２）（２）を装設するト
ラックフレーム、（３）は前記トラックフレーム（１）
に固定支持する機台、（４）はフィードチェン（５）を
左側に張架し扱胴（６）を内蔵してなる脱穀部、（７）
は機台（３）前方に昇降可能に支持させて刈刃及び穀稈
搬送機構などを備える刈取部、（８）は前記フィードチ
ェン（５）終端に連結させる排藁チェン（９）の終端を
臨ませる排藁カッター部、（１０）はコンバインの各部
を駆動するエンジン、（１１）は揚穀筒（１２）を臨ま
せて脱穀部（４）から取出す穀粒を貯留する穀粒タン
ク、（１３）は運転席（１４）及び運転操作部（１５）
を備える運転台であり、前記刈取部（７）で連続的に穀
稈を刈取ると共に、この刈取穀稈を前記脱穀部（４）で
脱穀処理するように構成している。

【０００７】図４に示す如く、前記穀粒タンク（１１）
は底部に穀粒横送りオーガ（１６）を、また後部に前記
横送りオーガ（１６）からの穀粒を縦送りする縦排出オ
ーガ（１７）を、さらに上部に前記縦排出オーガ（１
７）からの穀粒を機外に取出す上部排出オーガ（１８）
を備え、縦軸である前記縦排出オーガ（１７）のオーガ
筒（１９）を中心に該穀粒タンク（１１）を外方に回動
自在に設けるもので、前記横送りオーガ（１６）と縦排
出オーガ（１７）との駆動伝達ケース（２０）の下端軸
部（２１）を機台（３）に、また縦排出オーガ（１７）
のオーガ筒（１９）中間を前記脱穀部（４）側方の支柱
（２２）に筒受部材（２３）を介して回動自在に支持さ
せ、穀粒タンク（１１）の前部側を外方に開放可能に構
成している。

【０００８】図５にも示す如く、前記上部排出オーガ
（１８）のオーガ筒（２４）を前記縦排出オーガ（１
７）のオーガ筒（１９）に上下方向に回動自在に連結支
持させている。前記縦排出オーガ筒（１９）の上端に軸
受部材（２５）と受継フランジ（２６）及びサイドフレ
ーム（２７）を介して前記上部排出オーガ筒（２４）の
基端を上下回動自在に取付けるもので、前記軸受部材
（２５）に軸（２８）を介し基端を支持する油圧昇降シ
リンダ（２９）のピストンロッド（３０）先端を軸（３
１）を介して受継フランジ（２６）及びサイドフレーム
（２７）に連結させ、前記昇降シリンダ（２９）のピス
トンロッド（３０）伸縮操作により前記フランジ（２
６）を中心として上部排出オーガ筒（２４）先端を上下
回動させ、該オーガ筒（２４）の投出口（３２）を昇降
させると共に、前記縦排出オーガ筒（１９）に大径ギヤ
（３３）を一体形成し、脱穀部（４）外側に固定させる
旋回部材である旋回モータ（３４）の出力軸（３５）に
小径ギヤ（３６）を設け、前記モータ（３４）によって
各ギヤ（３３）（３６）を介して縦排出オーガ筒（１
９）を回転させ、上部排出オーガ筒（２４）を水平方向
に旋回させて方向転換させる一方、電磁クラッチ型旋回
ブレーキ（３７）を前記モータ（３４）に取付け、前記
ブレーキ（３７）によって出力軸（３５）を制動して上
部排出オーガ筒（２４）の方向転換を阻止するように構
成している。

【０００９】さらに、図６に示す如く、前記タンク（１
１）前側の横送りオーガ（１６）前端側に入力プーリ
（３８）を取付け、エンジン（１０）の駆動力を伝える
駆動プーリ（３９）にベルト（４０）を介して入力プー
リ（３８）を連結させ、連動連結させている各オーガ
（１６）（１７）（１８）を入力プーリ（３８）によっ
て駆動してタンク（１１）の穀粒を搬出すると共に、前
記ベルト（４０）のテンションローラで形成するオーガ
クラッチ（４１）を設け、運転操作部（１５）に配設さ
せる排出レバー（４２）にオーガクラッチ（４１）を連
結させ、該オーガクラッチ（４１）の入切操作によって
各オーガ（１６）（１７）（１８）を駆動または停止さ
せるように構成している。

【００１０】また、図３及び図４に示す如く、脱穀部
（４）の上側で機体の対角線方向に上部排出オーガ筒
（２４）をオーガレスト（４３）によって収納支持させ
るもので、図７に示す如く、前記オーガレスト（４３）
に上部排出オーガ筒（２４）が収納されているときオン
で、外れているときオフになるオーガ収納スイッチ（４
４）を、該オーガレスト（４３）に取付けている。

【００１１】また、図５に示す如く、上部排出オーガ
（１５）の旋回位置（旋回角度）を検出させるオーガ旋
回位置センサ（４５）を、前記旋回モータ（３４）の出
力軸（３５）上に取付けている。

【００１２】また、図６に示す如く、前記排出レバー
（４２）のオーガクラッチ（４１）入操作によりオンに
なり、オーガクラッチ（４１）切操作によりオフになる
オーガクラッチスイッチ（４６）を設けている。

【００１３】また、図８に示す如く、機体の前後傾斜角
を検出する前後傾斜角センサ（４７）と、機体の左右傾
斜角を検出する左右傾斜角センサ（４８）を、前記機台
（３）の略中央部に取付けている。

【００１４】そして、図１に示す如く、オーガ左旋回及
び右旋回スイッチ（４９）（５０）と、オーガ上昇及び
下降スイッチ（５１）（５２）と、オーガ自動セットス
イッチ（５３）と、オーガ自動収納スイッチ（５４）
と、オーガ左旋回及び右旋回リミットスイッチ（５５）
（５６）と、前記オーガ旋回位置センサ（４５）を、マ
イクロコンピュータで構成するコントローラ（５７）に
接続させると共に、オーガ左旋回及び右旋回リレー（５
８）（５９）と、オーガ上昇及び下降ソレノイド（６
０）（６１）を、前記コントローラ（５７）に接続させ
るもので、オーガ左旋回または右旋回スイッチ（４９）
（５０）操作によって旋回モータ（３４）を手動制御し
て上部排出オーガ（１８）を各リミットスイッチ（５
５）（５６）の規制範囲で水平方向に旋回させ、オーガ
上昇または下降スイッチ（５１）（５２）操作によって
昇降シリンダ（２９）を手動制御して上部排出オーガ
（１８）を上下方向に回動させ、オーガ自動セットスイ
ッチ（５３）操作によって旋回モータ（３４）及び昇降
シリンダ（２９）を旋回位置センサ（４５）に基づいて
自動制御して上部排出オーガ（１８）を所定の穀粒排出
位置に自動セットさせ、オーガ自動収納スイッチ（５
４）操作によって旋回モータ（３４）及び昇降シリンダ
（２９）を旋回位置センサ（４５）に基づいて自動制御
して上部排出オーガ（１８）をオーガレスト（４３）位
置に自動復帰させるように、リレースイッチ（６２）
（６３）を介して旋回モータ（３４）を正逆転させる各
リレー（５８）（５９）並びに図示しない油圧電磁バル
ブを切換えて昇降シリンダ（２９）を作動させる各ソレ
ノイド（６０）（６１）を適宜励磁作動させるように構
成している。

【００１５】また、前記オーガ収納スイッチ（４４）
と、前記オーガクラッチスイッチ（４６）と、前記各傾
斜センサ（４７）（４８）を、前記コントローラ（５
７）に接続させると共に、前記旋回ブレーキ（３７）を
作動させる旋回ブレーキソレノイド（６４）を、前記コ
ントローラ（５７）に接続させるもので、上部排出オー
ガ（１８）及びオーガレスト（４３）より外れている状
態（オーガ収納スイッチがオフ）で、オーガクラッチ
（４１）が入状態（オーガクラッチスイッチがオン）の
とき、並びに、オーガクラッチ（４１）が切状態（オー
ガクラッチスイッチがオフ）であっても、前記各傾斜セ
ンサ（４７）（４８）により検出している機体の前後ま
たは左右の傾きが、上部排出オーガ（１８）が自然旋回
する設定角度以上になったとき、前記旋回ブレーキソレ
ノイド（６４）を励磁作動させ、旋回ブレーキ（３７）
を制動作動させ、オーガクラッチ（４１）が入状態の穀
粒排出中に機体の傾斜などによって上部排出オーガ（１
８）が自然旋回し、所定の穀粒排出場所以外に穀粒を排
出するのを防止するばかりでなく、上部排出オーガ（１
８）を穀粒排出位置にセットする際、その穀粒排出位置
まで上部排出オーガ（１８）を旋回させた後、切状態の
オーガクラッチ（４１）を入にするまでに機体の傾斜な
どによって上部排出オーガ（１８）を自然旋回させると
共に、穀粒排出位置に上部排出オーガ（１８）をセット
し、オーガクラッチ（４１）を入切して小さな袋詰め作
業を行う際、オーガクラッチ（４１）を切ったときに機
体の傾斜などによって上部排出オーガ（１８）を自然旋
回させるのを防止し、上部排出オーガ（１８）の自然旋
回による所定の穀粒排出位置からの位置ズレを知らずに
オーガクラッチ（４１）を入操作し、穀粒排出開始また
は再開したとき所定の穀粒排出位置以外に穀粒が排出さ
れるのを防止し、また上部排出オーガ（１８）の自然旋
回による所定の穀粒排出位置からの位置ズレを修正する
位置修正を不必要とするように構成している。

【００１６】尚、上部排出オーガ（１８）をオーガレス
ト（４３）位置に収納する際にも、機体の傾斜などによ
って上部排出オーガ（１８）が収納位置から自然旋回す
るのも防止されるものである。

【００１７】さらに、図９は上記図１の変形例を示すも
ので、該変形例は図１と同様に、上部排出オーガ（１
８）がオーガレスト（４３）より外れている状態（オー
ガ収納スイッチがオフ）で、オーガクラッチ（４１）が
入状態（オーガクラッチスイッチがオン）のとき、前記
旋回ブレーキソレノイド（６４）を励磁作動させ、旋回
ブレーキ（３７）を制動作動させると共に、前記旋回位
置センサ（４５）に基づいて所定の穀粒排出位置または
収納位置に上部排出オーガ（１８）を旋回させた後、前
記旋回位置センサ（４５）の値が変ると、上部排出オー
ガ（１８）が自然旋回する角度まで機体が傾いていると
判断し、それ以後は旋回ブレーキソレノイド（４４）を
励磁作動させ、旋回ブレーキ（３７）を制動作動させる
もので、前記の各傾斜センサ（４７）（４８）を用いる
ことなく、図１と同様に機体の傾斜による上部排出オー
ガ（１８）の自然旋回を防止し得るように構成してい
る。

【００１８】またさらに、図１０も図１の変形例を示す
もので、該変形例は、図１１の如く、機体の走行速度を
走行用ミッション（６５）の変速出力軸などの回転から
検出する車速センサ（６６）を前記コントローラ（５
７）に接続させ、上部排出オーガ（１８）がオーガレス
ト（４３）より外れている状態で、走行速度が所定速度
以下、つまり、穀粒排出時には機体を高速で走行させる
ことはないので、穀粒排出を行う低速及び停止時にのみ
前記ブレーキソレノイド（６４）を励磁作動させ、旋回
ブレーキ（３７）を制動作動させるもので、上記図１と
同様に機体の傾斜による上部排出オーガ（１８）の自然
旋回を防止し得るように構成している。

【００１９】尚、上記した三種類の旋回ブレーキ制御
は、穀粒排出時つまり停止または低速走行時に限って旋
回ブレーキ（３７）を制動作動させているもので、常に
（オーガクラッチ（４１）が入状態のときと切状態のと
き）旋回ブレーキ（３７）を制動作動させるものではな
いので、上部排出オーガ（１８）がオーガレスト（４
３）より外れている状態で低速走行中急旋回しても、上
部排出オーガを旋回させるだけの慣性力は働かず、旋回
ブレーキ（３７）及び旋回モータ（３４）を破損させる
恐れはないものである。

【００２０】

【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、穀粒タンク（１１）の穀粒を取出す排出オーガ（１
８）を設けると共に、前記排出オーガ（１８）出口側を
方向転換させる旋回部材（３４）を設けるコンバインに
おいて、前記排出オーガ（１８）の方向転換を阻止する
旋回ブレーキ（３７）を設け、前記排出オーガ（１８）
を駆動するオーガクラッチ（４１）が入状態のとき、並
びに、前記オーガクラッチ（４１）が切状態であっても
前記排出オーガ（１８）が自然旋回する角度に機体が傾
いたとき、前記旋回ブレーキ（３７）を制動作動させる
ように構成したもので、機体が傾いても排出オーガ（１
８）を所定の旋回位置に適正に固定支持でき、排出オー
ガ（１８）の穀粒排出位置へのセット並びに穀粒排出位
置での連続或いは間欠排出を適正に行うことができるも
のである。

【００２１】また、穀粒タンク（１１）の穀粒を取出す
排出オーガ（１８）を設けると共に、前記排出オーガ
（１８）出口側を方向転換させる旋回部材（３４）を設
けるコンバインにおいて、前記排出オーガ（１８）の方
向転換を阻止する旋回ブレーキ（３７）を設け、前記排
出オーガ（１８）がこれを収納位置に支持するオーガレ
スト（４３）より外れている状態で、且つ、走行速度が
所定速度以下のときにのみ、前記旋回ブレーキ（３７）
を制動作動させるように構成したもので、穀粒排出が行
われる低速走行時及び停止時に旋回ブレーキ（３７）が
制動作動するから、機体が傾いていても排出オーガ（１
８）を所定の旋回位置に適正に固定支持でき、排出オー
ガ（１８）の穀粒排出位置へのセット並びに穀粒排出位
置での連続或いは間欠排出を適正に行うことができるも
のである。

【図面の簡単な説明】

【図１】穀粒排出オーガの制御回路図。

【図２】コンバインの全体側面図。

【図３】コンバインの全体平面図。

【図４】穀粒タンクの側面図。

【図５】穀粒排出オーガの部分説明図。

【図６】穀粒タンクの正面図。

【図７】オーガ収納スイッチの取付説明図。

【図８】傾斜センサの取付説明図。

【図９】図１の変形例を示す制御回路図。

【図１０】図１の変形例を示す制御回路図。

【図１１】車速センサの取付説明図。

【符号の説明】 （１１） 穀粒タンク （１８） 上部排出オーガ（排出オーガ） （３４） 旋回モータ（旋回部材） （３７） 旋回ブレーキ （４３） オーガレスト

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 穀粒タンクの穀粒を取出す排出オーガを
   設けると共に、前記排出オーガ出口側を方向転換させる
   旋回部材を設けるコンバインにおいて、前記排出オーガ
   の方向転換を阻止する旋回ブレーキを設け、前記排出オ
   ーガを駆動するオーガクラッチが入状態のとき、並び
   に、前記オーガクラッチが切状態であっても前記排出オ
   ーガが自然旋回する角度に機体が傾いたとき、前記旋回
   ブレーキを制動作動させるように構成したことを特徴と
   するコンバイン。
2. 【請求項２】 穀粒タンクの穀粒を取出す排出オーガを
   設けると共に、前記排出オーガ出口側を方向転換させる
   旋回部材を設けるコンバインにおいて、前記排出オーガ
   の方向転換を阻止する旋回ブレーキを設け、前記排出オ
   ーガがこれを収納位置に支持するオーガレストより外れ
   ている状態で、且つ、走行速度が所定速度以下のときに
   のみ、前記旋回ブレーキを制動作動させるように構成し
   たことを特徴とするコンバイン。