JP2000041475A - 穀粒排出用オーガの旋回制御装置 - Google Patents

穀粒排出用オーガの旋回制御装置

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JP2000041475A
JP2000041475A JP10218928A JP21892898A JP2000041475A JP 2000041475 A JP2000041475 A JP 2000041475A JP 10218928 A JP10218928 A JP 10218928A JP 21892898 A JP21892898 A JP 21892898A JP 2000041475 A JP2000041475 A JP 2000041475A
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grain
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正確な位置で旋回停止できる穀粒排出用オー
ガを提供する。 【構成】 内部にスクリューコンベヤが配置された横オ
ーガ筒28を俯仰駆動するように連結した縦オーガ筒2
2を旋回用アクチュエータ31及び駆動ギヤ20、従動
ギヤ21を介して縦軸線回りに旋回駆動する一方、ブレ
ーキアクチュエータ46にて旋回を停止させる。前記ス
クリューコンベヤに動力伝達して穀粒排出作業しながら
旋回作業を手動操作するための横オーガ筒28の先端に
設けたスイッチボックス63からの操作時には、旋回速
度を低速にし、且つ停止するときブレーキアクチュエー
タ46を遅れ時間を極力少なくもしくは遅れ時間を無く
して迅速に停止作動し、所望の位置に停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバイン等の穀
粒タンクを備えた走行車体における穀粒排出用オーガの
旋回動作を制御するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の穀粒排出用オーガは、例
えば、特開平8−56473号公報等に記載されている
ように、コンバインに搭載した穀粒タンクに隣接して立
設した縦スクリューコンベヤ付き縦オーガ筒と、その上
端に上下起伏(俯仰)自在に連設した横スクリューコン
ベヤ付き横オーガ筒とからなり、縦オーガ筒と横オーガ
筒との間に装架した油圧シリンダにて、横オーガ筒をそ
の先端が上下揺動(俯仰回動)するように構成し、ま
た、縦オーガ筒の上筒体を下筒体に対して縦軸線回りに
水平回動可能に取付ける。
【0003】そして、通常の刈取脱穀作業中は、横オー
ガ筒を所定のレスト(休息)位置に安置しておき、別の
穀粒移送用トラックの荷台上等への穀粒の排出作業時に
は、運転室に設けたオートセット指令スイッチの操作に
て、前記横オーガ筒をその先端部(排出口)が前記荷台
の所定位置に来るように、旋回アクチュエータにより旋
回させるオートセット制御を実行することが開示されて
いる。
【0004】また、この先行技術では、予め旋回可能な
範囲を設定でき、この範囲内で旋回するとき、旋回限界
位置から遠い位置では高速で旋回するが、旋回限界位置
に近づくと低速に切り換えるとい複数段の速度制御を実
行する。さらに、実開平5−74231号公報において
は、前記旋回作動及び俯仰作動を実行するための操作部
を、運転席部と横オーガ筒における先端側との2箇所に
設けて、穀粒の排出作業を容易にすることが提案されて
いる。
【0005】ところで、前記荷台上の一箇所に穀粒を長
時間排出すると、穀粒の山が一箇所だけ高くなり、積載
量を多くできなかったり、荷台の片側に偏倚して、輸送
作業が不安定になるので、前記穀粒の排出作業を実行し
ながら、作業者が横オーガ筒の先端部の位置を荷台上で
横にずらせることにより、荷台上に平均した厚さで穀粒
を堆積させることが行われている。
【0006】そして、前記の各先行技術では、横オーガ
筒の向きを停止させたい場合には、旋回アクチュエータ
の駆動を停止した後、若干の遅れ時間の後に、ブレーキ
アクチュエータを作動させていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
各先行技術では、穀粒の排出作業の有無に拘らず、旋回
の速度は一定であった。つまり、通常、穀粒の排出前に
荷台の所定位置に横オーガ筒の先端部が迅速に来るよう
に、また、穀粒排出後に迅速にレスト位置に戻すよう
に、旋回速度を高速に設定していた。
【0008】しかるに、この種の穀粒排出用オーガにお
ける横オーガ筒は一般に相当長く重い重量のものであ
り、また、穀粒排出中は横オーガ筒内に穀粒が多く入っ
ているから、一旦横移動(旋回移動)すると、その慣性
力により急停止させることだできない。さらに、走行機
体が傾斜面上に停止しているときには、横オーガ筒の先
端側が傾斜の下側に向かう自重の分力が作用するから、
横オーガ筒の先端側が傾斜の下側になる方向に移動させ
た後、所定位置で停止させたい場合、縦オーガ筒を旋回
駆動する旋回アクチュエータの作動を停止し、ブレーキ
手段を作動させても、旋回の慣性力と前記分力とのため
に、所定の位置に横オーガ筒が向いた位置で急激に停止
させることが困難であった。
【0009】特に、上述のように、オーガ筒の旋回速度
を高速に設定したままでは、停止動作(ブレーキ作動)
があっても、所望の位置に停止できずに、ずれてしま
い、酷いときには、横オーガ筒の先端部が荷台の外まで
ずれて、排出中の穀粒が地面に零れるという問題があっ
た。本発明は、このような問題を解決し、特に手動操作
時に、正確な位置で旋回停止できる穀粒排出用オーガを
提供することを技術的課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため、請求項1の記載の発明の穀粒排出用オーガの旋
回制御装置は、コンバイン等の走行機体に搭載した穀粒
タンクからの穀粒を機外に搬送排出するための穀粒排出
用オーガを、縦スクリューコンベヤを内蔵して縦軸線回
りに旋回可能な縦オーガ筒と、横スクリューコンベヤを
内蔵して縦オーガ筒の上端に俯仰動自在に連結された横
オーガ筒と、前記縦オーガ筒を旋回させる旋回用アクチ
ュエータと、縦オーガ筒の旋回を停止するためのブレー
キアクチュエータとにより構成する一方、前記スクリュ
ーコンベヤへの動力伝達をON・OFFするオーガクラ
ッチと、前記旋回を実行するための手動操作手段と、前
記オーガクラッチがONの状態にて、手動操作手段によ
る旋回操作時には、旋回用アクチュエータの動作速度を
低速に切換え、且つブレーキアクチュエータの作動のた
めの遅延時間を短く、もしくは無くするように制御する
制御手段とを備えたものである。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の穀粒排出用オーガの旋回制御装置において、前
記手動操作手段は、縦オーガ筒の旋回方向と、横オーガ
筒の俯仰方向とを択一的に選択できるように構成し、横
オーガ筒の先端部には第1手動操作手段を設け、コンバ
イン等の走行機体における操縦部には第2手動操作手段
をそれぞれ設ける一方、前記第2手動操作手段には、少
なくとも前記縦オーガ筒の旋回動作を高速と低速とに切
り換える速度切換スイッチを設けたものである。
【0012】そして、請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載の穀粒排出用オーガの旋回制御装置において、
前記横オーガ筒の先端部に配置した第1手動操作手段を
実行しているときの低速モードを、前記第2手動操作手
段の操作よりも優先的に実行するように制御するもので
ある。
【0013】
【発明の作用・効果】請求項1の記載の発明によれば、
横オーガ筒の先端から穀粒を排出しながら、当該横オー
ガ筒の向きを水平旋回させて排出位置をずらせるとき、
高速旋回させたのちに停止させると、横オーガ筒等の重
量の増大及び慣性力の増大にて所望の位置に停止できな
いから、手動操作手段による旋回操作時には、旋回用ア
クチュエータの動作速度を低速に切換え、且つブレーキ
アクチュエータの作動のための遅延時間を短く、もしく
は無くすることにより、所望しの停止位置からのずれを
極力少なくでき、且つ旋回させるための伝動部に無理な
力を作用させず、装置の耐久性も損なうことがないとい
う効果を奏する。
【0014】請求項2の記載の発明によれば、第1手動
操作手段及び第2手動操作手段のいずれにても横オーガ
筒の旋回方向を任意に選択することができるから、作業
者が横オーガ筒の先端部(穀粒排出箇所)を左右方向に
調節することも、運転席側から微調節することも至極簡
単に実行できるという効果を奏する。請求項3の記載の
発明によれば、第1手動操作手段を横オーガ筒の先端部
に配置し、且つこのときの低速モードを、第2手動操作
手段による操作よりも優先的に実行するため、作業者の
手が届く範囲での旋回操作時に、当該作業者の手から第
1手動操作手段が離れて横オーガ筒の旋回作動が暴走
し、排出する穀粒が意図しない箇所にこぼれたり、意図
しない方向への回動に伴って他の人や物に衝突すること
もなく安全性が向上するという効果を奏する。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態を、コンバインに適用した場合の図面に従って説明す
る。図1は自走型コンバインの左側面図、図2は平面
図、図3は動力伝達系のスケルトン図、図4は穀粒排出
用オーガの要部側面図、図5は側断面図である。
【0016】図において自走型コンバインは、左右一対
の走行クローラ2aを備えたクローラ走行装置2によっ
て支持された走行機体1の進行方向左側には脱穀装置3
を搭載し、走行機体1の進行方向右側の前端には、運転
席11aや操縦丸ハンドル11b等の操縦部を備えた運
転室11が配置され、その後方にはエンジン13と穀粒
タンク12とを備える。
【0017】脱穀装置3には、後述する刈取前処理装置
4からの穀稈を挟持搬送するフイードチェン7が前後方
向に伸び、円周面に適宜数の扱歯が植設された前後長手
の扱胴15等を内蔵した扱室と、その下方に受け網とシ
ーブ等による揺動選別装置と、唐みフアン16による風
選別装置等とを備える(図3参照)。一方、走行機体1
の前方には、多条植えの穀稈を分ける分草体10と、引
き起こすための穀稈引き起こし装置6と、左右横長のバ
リカン状の刈刃5と、前記フイードチェン7に穀稈を搬
送する穀稈搬送装置8とを備えた刈取前処理装置4を配
置し、該刈取前処理装置4における支持フレーム14と
走行機体1の前端とに連結した昇降用油圧シリンダ9の
作動にて刈取前処理装置4を昇降調節可能に構成する。
【0018】扱胴15にて脱穀した被処理物は揺動選別
装置 及び風選別装置にて選別され、精選された穀粒の
みが1番樋における1番穀粒搬送の横送りスクリューコ
ンベヤ17a,揚穀樋内の揚穀コンベヤ17b等を介し
て穀粒タンク12に蓄積される一方、排藁は排藁搬送チ
ェン18aにて後方に送られ、排藁カッタ18bで細か
く切断され、走行機体1の後部から放出される。
【0019】走行機体1の後端には、前記穀粒タンク1
2に貯えられた穀粒を図示しないトラックの荷台等に排
出するための穀粒排出用オーガを左右旋回自在、且つ起
伏自在に設ける。図1、図4及び図5に示すように、穀
粒排出用オーガは、軸線が略垂直方向となるように立設
した縦スクリューコンベヤ21を上筒体22aと図示し
ない下筒体との内部にわたって内蔵した縦オーガ筒22
と、その上端に連設して横方向軸線の引継ぎスクリュー
24を内蔵する引継ぎ部ケース25と、該引継ぎ部ケー
ス25の一側に設けた継手部26箇所で起伏回動自在に
連結された横スクリューコンベヤ27を内蔵した横オー
ガ筒28とからなる。
【0020】縦オーガ筒22における固定的な下筒体に
対して図示しない継手部を介して上筒体22aがその軸
線回りに回動可能に装着されており、この上筒体22a
は、穀粒タンク12の外面等に突出させた筒状の支持部
材30を介して回動可能に支持されている。また、図3
に示すように、エンジン13からの動力は、オーガクラ
ッチ20を介して穀粒タンク12の底部に配置された底
スクリューコンベヤ19に伝達され、該底横スクリュー
コンベヤ19の後端からベベルギヤ等を介して前記縦ス
クリューコンベヤ21に伝達される。
【0021】正逆回転可能な駆動モータ等の旋回用アク
チュエータ31に取付く駆動ギヤ32から上筒体22a
の外周に固着した従動ギヤ33に動力伝達することによ
り、上筒体22aがその軸線回りに左右に旋回し、引継
ぎ部ケース25と共に前記横オーガ筒28が左右に旋回
できるように構成されている。図5の矢印方向に回動す
る縦スクリューコンベヤ21の上端には、引継ぎスクリ
ュー24方向に穀粒を跳ねるための羽根車34を設けて
あり、縦スクリューコンベヤ21の軸21aと引継ぎス
クリュー24の軸24aとをベベルギヤ対35,36を
介して動力伝達する。前記軸24aの他端は、内部にベ
ベルギヤを備えた継手管37に軸支持されている。ま
た、横オーガ筒28内の端部スクリュー38と先端側の
横スクリューコンベヤ27とは前記継手管37内のベベ
ルギヤを介して図5の矢印方向に回動して、横オーガ筒
28内の穀粒は先端の排出口39に向かって搬送され
る。
【0022】横オーガ筒28を俯仰駆動させるための昇
降用アクチュエータとしての油圧シリンダ40は単動型
であり、該油圧シリンダ40の一端を縦オーガ筒22に
おける上筒体22aの外面に固定した支持ブラケット4
1に、他端を横オーガ筒28の外面にそれぞれピン4
2,43を介して回動可能に枢着されている。前記縦オ
ーガ筒22の水平回動を阻止して位置決めするためのブ
レーキ手段44は、上筒体22aの外周に固着した水平
鍔状のブレーキ板45と、該ブレーキ板45の両面を挟
んで回動を固定することのできるブレーキアクチュエー
タ46とからなり、該ブレーキアクチュエータ46はブ
レーキ板45の両面を押圧するブレーキシュー付きの油
圧シリンダユニットにより構成されており、ブレーキア
クチュエータ46は前記支持ブラケット41に取付けら
れている。
【0023】前記横オーガ筒28の昇降用アクチュエー
タである油圧シリンダ40とブレーキアクチュエータ4
6とを作動制御するための油圧回路47(図4参照)に
は、油圧ポンプ48と、油圧シリンダ40のための電磁
ソレノイド49a,49b付き手動兼用電磁制御弁49
と、ブレーキアクチュエータ40のためのパルス幅変調
によるデューティ比変更可能な駆動回路50aにて連続
作動から間欠作動までを任意に切換えできる高速応答電
磁制御弁50とを備える。
【0024】運転室11内等に設けたマイクロコンピュ
ータ等の電子式の制御装置51は、後述する穀粒排出用
オーガの左右旋回及び昇降、穀粒排出作動の制御を実行
するものであって、各種演算を実行する中央処理装置
(CPU)52の他、上記各作動の制御プログラムを記
憶させるための読み出し専用メモリ(ROM)53、各
種データを記憶させるための随時読み書き可能メモリ
(RAM)54、後述する各種入力部及び出力部に接続
してデータを伝送するための入出力インターフェイス等
を備える。
【0025】入力インターフェイスには、図6に示すよ
うに、走行機体1の上面に設けた上向き開放状のオーガ
レスト55(図1及び図2参照)の位置に横オーガ筒2
8を自動復帰させるための自動収納スイッチ56と、前
記オーガレスト55からの旋回角度位置を予めセットす
るための可変抵抗器等の旋回位置調節器57と、前記セ
ットされた旋回角度位置に横オーガ筒28の向きをセッ
トするように指令する自動セット指令スイッチ58と、
横オーガ筒28の先端側を上昇させるように指令するオ
ーガ上昇スイッチ59と、同じく横オーガ筒28の先端
側を下降させるように指令するオーガ下降スイッチ60
と、横オーガ筒28を右向きに旋回するように指令する
右旋回スイッチ61と、横オーガ筒28を左向きに旋回
するように指令する左旋回スイッチ62と、前記穀粒タ
ンク12における底スクリューコンベヤに動力伝達を継
断するオーガクラッチ20をON作動させるように指令
するオーガクラッチONスイッチ64と、同じくオーガ
クラッチ20をOFF作動させるように指令するオーガ
クラッチOFFスイッチ65と、横オーガ筒28の先端
部に備えた第1手動操作手段としての複数のスイッチを
備えたスイッチボックス63と、前記穀粒排出用オーガ
の左右旋回用アクチュエータ31に関連させて設けた回
転角度検出用のロータリポテンショメータ等の旋回位置
検出器66と、前記旋回用アクチュエータ31の駆動速
度(旋回速度)を高速と低速とに切換可能で、且つその
速度を段階的もしくは無段階的に増減設定できる可変抵
抗器付き等の旋回速度変更スイッチコントロール手段6
7と、後述する第2手動操作手段80とを接続する。
【0026】第2手動操作手段80は、1つの入力操作
手段にて複数種類の入力(指令)操作を実行できるよう
にしたジョイスティック等の形態を有し、前記運転室1
1内に配置されて運転手であるオペレータが遠隔的に穀
粒排出用オーガの旋回等のオートセットを実行できるも
のである。図7に示すようなジョイスティック等の第2
手動操作手段80では、例えば、内部に後述の各スイッ
チが配置されたスタンド(基台)81上に傾動及び上下
動可能に立設されたスティック82を中立位置から左方
に回動(傾動)すれば左旋回スイッチ62がONし、右
方に回動(傾動)すれば右旋回スイッチ61がONし、
スティック82の上端の把持部(グリップ部)83を上
方に引くとオーガ上昇スイッチ59がONし、同じくス
ティック82の上端の把持部(グリップ部)83を下方
に押すとオーガ下降スイッチ60がONし、スティック
から手を離すと中立位置に戻り、OFF信号が出るよう
な構成とすることができる。さらに、把持部(グリップ
部)83には、前記旋回用のアクチュエータ31の速度
を高速側と低速側とに切り換えるための速度切換スイッ
チ84を設ける。この速度切換スイッチ84は、一回押
下するごとに沈み込み位置と突出位置を交互に繰り返
し、例えば、沈み込み位置では低速側、突出位置では高
速側となるように設定することができ、他のタイプの切
換スイッチ84としては、トグルタイプのスイッチであ
っても良い。
【0027】前記横オーガ28の先端部に配置する第1
手動操作手段としてのスイッチボックス63では、図示
しないが、中心位置に対して4方向に傾動する多数選択
スイッチを備えることにより、その4方向傾動スイッチ
を左方に傾動すれば左旋回スイッチ62がONし、右方
に傾動すれば右旋回スイッチ61がONし、上方に傾動
するとオーガ上昇スイッチ59がONし、下方に傾動さ
せるとオーガ下降スイッチ60がONし、前記いずれも
作業者が傾動操作しているときのみON信号が出力さ
れ、手を離すと中心位置に戻りOFF信号が出力され
る。なお、前記切換スイッチ84及びスイッチボックス
63の各スイッチ部分は、前記旋回速度変更スイッチコ
ントロール手段67に接続してあり、後述するように、
第1手動操作手段としてのスイッチボックス63(横オ
ーガ筒28の先端部)にて操作するときには、前記旋回
用のアクチュエータ31の速度を高速側することを禁止
する(必ず低速側となる)動作を優先動作(但し、優先
の態様は後述するように多種類ある)とするようにCP
U52が制御するものである。
【0028】他方、出力インターフェイスには、前記自
動収納スイッチ56のON操作を表示する自動収納ラン
プ68と、自動セット指令スイッチ58のON操作を表
示する自動セットランプ69と、オーガクラッチ20の
ON駆動回路70と、同じくオーガクラッチ20のOF
F駆動回路71と、旋回用アクチュエータ31の右旋回
駆動回路72と、同じく旋回用アクチュエータ31の左
旋回駆動回路73と、横オーガ昇降用の油圧シリンダ4
0の電磁制御弁49のうち上昇用電磁ソレノイド49a
及び下降用電磁ソレノイド49bと、警報ブザー74
と、前記ブレーキアクチュエータ46の高速応答電磁制
御弁50をパルス幅変調による任意のデューティ比にて
ON・OFFさせるための駆動回路50aとを接続して
いる(図6参照)。
【0029】警報ブザー74は、例えばオーガクラッチ
ONスイッチ64のON操作中に右旋回スイッチ72ま
たは左旋回スイッチ73をON操作するときや、ロータ
リポテンショメータ等の旋回位置検出器66の検出不能
等のときに警報を発する。なお、旋回用アクチュエータ
31は、ステッピングモータの場合、通電のパルス幅を
制御するパルス幅変調制御により、パルスデューティ比
(=周期的パルスにおける任意のパルスのパルス持続時
間/パルス繰り返し間隔)が1のときは所謂連続駆動
(高速)であり、また、パルスデューティ比を1以下の
任意に制御すると、そのデューティ比に応じて、旋回用
アクチュエータ31は所定の低速にて回転駆動する。
【0030】他方、ブレーキアクチュエータ46の高速
応答電磁制御弁50をON・OFFさせる駆動回路50
aでは、パルス幅変調による任意のデューティ比にて高
速応答電磁制御弁50をON・OFFさせるので、パル
スデューティ比が1のときには、高速応答電磁制御弁5
0はON状態を継続し、ブレーキアクチュエータ46に
よるブレーキ作動は連続状に保持されるが、1以下の所
定のパルスデューティ比に応じて、所定の短時間毎のO
N・OFFを繰り返し、所定の短時間Δt2のブレーキ
作動状態と所定の短時間Δt1のブレーキ解除状態とが
交互に出現できて、ブレーキ作用の時間的強弱を変更し
て、縦オーガ筒22自体の旋回速度の時間的変動(加減
速)が可能できるように構成されている。
【0031】次に、穀粒排出オーガの動作制御について
説明する。まず、回動角度を予め設定して、穀粒排出オ
ーガの自動旋回操作を実行する実施形態について説明す
る。なお、この自動旋回操作では、穀粒タンク12から
の穀粒排出作業なしの状態(オーガクラッチ20が切り
の状態(OFF状態))で実行するものであり、横オー
ガ筒22内に穀粒が入っていない空状態であるので、穀
粒排出作業中に旋回するよりも、横オーガ筒22の自重
及び回動のモーメント(慣性力)も小さい。また、自動
旋回操作では、コンバインにおける後述のオーガレスト
55の載置位置から、当該コンバインの側方等に停止さ
せた荷台上に迅速に横オーガ筒22の先端部(穀粒排出
部)を位置させる作業(オートセット作業)や、逆に穀
粒排出作業終了後に前記オーガレスト55の載置位置に
戻す作業(オートリターン作業)を実行するので、次の
刈取脱穀作業に移るべく、穀粒排出オーガの旋回速度を
高速で実行するものである。
【0032】まず、コンベヤの平面図を示す図2におい
て、オーガレスト55に横オーガ筒28が載置されてい
る位置を、旋回角度αo=0度とし、時計回りを右旋
回、反時計回りを左旋回と呼ぶことにする。穀粒排出作
業に際して横オーガ筒28が左右に旋回する範囲は、オ
ーガレスト55の位置から左旋回角度で270度に設定
する。
【0033】前記可変抵抗器からなる旋回位置検出器6
6における、左右旋回角度αと検出器66の出力電圧V
との関係は、一次関数にて表示できるものとする。オー
ガレスト55の位置(旋回角度αo=0度)から右旋回
角度で数度の箇所には、縦オーガ筒22の回転を機械的
に阻止する右ストッパー(図示せず)を走行機体1等に
設け、左旋回角度α1(=270度)+数度の箇所に
は、縦オーガ筒22の回転を機械的に阻止する左ストッ
パー(図示せず)を走行機体1等に設ける。
【0034】そして、穀粒タンク12内の穀粒をトラッ
クの荷台に排出するに際して、横オーガ筒28の旋回停
止位置(停止旋回角度αo及びα1)を予めセットする
には、縦オーガ筒22の旋回用アクチュエータ31に関
連させた旋回位置調節器57にて入力してRAM54に
記憶させる。また、オーガレスト55の位置(停止旋回
角度αo=0度)及び左旋回角度α1=270度も、横
オーガ筒の旋回を停止すべき位置であるので、これらの
値をROM53またはRAM54に記憶させる。
【0035】また、縦オーガ筒22の旋回中の現在位置
(現在旋回角度α)のデータを一定時間ごとにCPU5
2に入力し、この現在旋回角度αと、前記停止旋回角度
αoとの偏差値=(Δo=|αo−α|)及び、現在旋
回角度αと、前記停止旋回角度α1(=270°)との
偏差値=(Δ1=|α1−α|)をCPU52にて演算
するように制御プログラムを作成する。
【0036】そして、自動セットスイッチ58をONさ
せて、旋回動作開始から適宜区間(もしくは適宜時間)
の間(前記偏差値Δoが一定値を越えない間)は、停止
している縦オーガ筒22及び横オーガ筒28を始動させ
るとき、旋回用アクチュエータ31を大きな駆動トルク
で且つ低速で回転させる必要があるため、低速で旋回さ
せる。
【0037】中間位置では高速で旋回すべく旋回用アク
チュエータ31を駆動させる。そして、所定の目的位置
に接近したとき、即ち、旋回動作の終端近傍(現在旋回
角度αと、前記停止旋回角度α1(=270°)との偏
差値=(Δ1=|α1−α|)が、予め設定された所定
値を越えない位置から、デューティ比に応じて旋回用ア
クチュエータ31を低速に移行させ、横オーガ筒28の
旋回速度を低速にして予め設定した停止位置に正確に横
オーガ筒28の先端を位置させることができる。その場
合、ブレーキアクチュエータ46の作動開始は、旋回用
アクチュエータ31のOFFから若干遅れて実行され
る。
【0038】このようにして指定された位置にて旋回停
止するので、機械的な右ストッパー、または左ストッパ
ーの箇所に逆回動もしくはオーバーランして衝突するこ
とがないから、これらのストッパー部分の部品を破損さ
せる事故もなくなる。なお、前記オーガレスト55の位
置から旋回目標位置までの回動角度が少ないときには、
旋回用アクチュエータ31はデューティ駆動(低速駆
動)のみ実行し、ブレーキアクチュエータ46の作動開
始は、旋回用アクチュエータ31のOFF信号をトリガ
ー信号として直ちに実行される。
【0039】穀粒排出操作すべく、オーガ排出スイッチ
64の操作にてオーガクラッチ20をONにすると、エ
ンジン13から動力伝達され、底スクリューコンベヤ1
9、縦スクリューコンベヤ21、横スクリューコンベヤ
27の各軸は連動して回転し、穀粒タンク12内の穀粒
が横オーガ筒28の先端の排出口から荷台上に排出され
る。このとき前記ブレーキ用アクチュエータ46を作動
させておくと、横オーガ筒28の左右の向きは、前記設
定した状態に保持される。従って、コンバインが傾斜地
で停止した状態でも、その影響で横オーガ筒28が横方
向(左右方向)に回動せず、作業者や荷台等に横オーガ
筒28が接触したりする事故を防止できて安全であり、
また、穀粒の排出位置が確実に設定できる。
【0040】次に、穀粒排出作業中に、横オーガ筒28
の先端部(排出口部)の位置を横にずらせる操作を実行
するとき、即ち、オーガクラッチ20がON(入り)の
状態で横オーガ筒28を旋回させるときには、荷台側に
位置する作業者が、横オーガ筒28の先端部のスイッチ
ボックス63を操作し、もしくは運転室11におけるオ
ペレータが、前記第2手動操作手段80を操作しても、
旋回用アクチュエータ31を低速回転させるように制限
する。換言すると、オーガクラッチ20がON(入り)
の状態では、旋回用のアクチュエータ31の速度を高速
側することを禁止し、必ず低速側となるようにCPU5
2は制御する。また、オーガクラッチ20がON(入
り)の条件により、ブレーキアクチュエータ46の作動
開始は、旋回用アクチュエータ31のOFF信号を条件
として直ちに実行される(遅れ時間を設定しない)。
【0041】なお、図8に示すように、オーガクラッチ
20がON(入り)、OFF(切り)の状態の如何に拘
らず、横オーガ筒28の先端部のスイッチボックス63
の操作が第1優先順位であり、運転室11における前記
第2手動操作手段80の操作は優先順位の第2位であ
り、さらに前記第2手動操作手段80における(旋回)
速度切換スイッチ84の操作は優先順位の第3位となる
ように制御する。従って、前記横オーガ筒28の先端部
のスイッチボックス63の操作を実行している限り、運
転室11におけるオペレータが、前記第2手動操作手段
80を操作して、横オーガ筒28の先端部(排出口部)
の位置を横にずらせる操作を実行するとき、即ち、第2
手動操作手段80における速度切換スイッチ84を押す
等の操作で高速側に切り換えても、穀粒排出オーガは高
速動作しない。
【0042】さらに、前記の横オーガ筒28の先端部の
スイッチボックス63の操作の優先性は、以下のように
強いものである。即ち、図8におけるの態様〔第2手
動操作手段80の操作がONで、且つ速度切換スイッチ
84がON(低速)、スイッチボックス63の操作OF
F〕のとき、穀粒排出オーガは低速動作にて第2手動操
作手段80の操作のスイッチの操作方向に動くが、その
途中で速度切換スイッチ84をOFF(高速)に切換え
ても、第2手動操作手段80の操作のスイッチをOFF
操作するまで低速動作を続ける。
【0043】また、図8におけるの態様〔第2手動操
作手段80の操作がONで、且つ速度切換スイッチ84
がOFF(高速)、スイッチボックス63の操作ON〕
のときであっても、スイッチボックス63の操作態様が
最優先であり、このスイッチボックス63の操作を先に
OFFさせたときには、第2手動操作手段80の操作を
一度OFFにするまで、穀粒排出オーガの動作は停止を
続ける。
【0044】さらに、図8におけるの態様〔第2手動
操作手段80の操作がONで、且つ速度切換スイッチ8
4がON(低速)、スイッチボックス63の操作ON〕
のとき、スイッチボックス63の操作態様が最優先であ
り、速度切換スイッチ84の動作が優先第2順位、第2
手動操作手段80の操作が優先第3順位とし、これらの
操作指令が重なったときには、優先順位の高いものが作
動し、さらに、優先順位の高いものの指令がOFFにな
っても、優先順位の低いものの操作を一度OFFにする
まで、穀粒排出オーガの動作は停止を続けるという制御
を実行するのもである。
【0045】これにより、前記横オーガ筒28の先端部
に設けた第1手動操作手段としてのスイッチボックス6
3の所定のスイッチを作業者が手動操作して、横オーガ
筒28の向きを右または左に旋回させる場合、旋回用ア
クチュエータ31を低速回転させるので、旋回作業の微
調整ができて、横オーガ筒28の先端の位置を正確に所
望の位置にセットすることができる。そして、この低速
旋回は、オーガクラッチ20がONであって、穀粒排出
作業を実行しているときには、必ず実行されるから、穀
粒を排出させながら、その排出位置をずらせるとき、暴
走しないので荷台等から排出される穀粒がこぼれるとい
う不都合も無くなるのである。
【0046】なお、前記各実施形態において、デューテ
ィ比を時間経過に従って徐々に変化させるようにしても
良い。即ち、旋回開始時については時間経過につれてブ
レーキ作用が徐々に弱まるようにプログラムされ、旋回
終了側では、時間経過に従ってブレーキ作動が徐々に強
くなるように、プログラムされていても良い。さらに、
旋回用アクチュエータとして電動モータに代えて、油圧
モータ等の油圧式アクチュエータを採用することができ
る。また、旋回用アクチュエータとブレーキアクチュエ
ータとを一体化するため、ステッピングモータ等の直流
電動モータの出力側に減速歯車機構と電磁ブレーキとを
内蔵したハウジングを取付けたものを、前記縦オーガ筒
22の回動伝動部に配置すれば、前記の実施例における
ブレーキ板45等のブレーキ手段の部品を省略できて構
成が簡単となる。
【0047】本発明は、自走型コンバインばかりでな
く、汎用コンバインについても適用できることはいうも
でもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの左側面図である。
【図2】コンバインの平面図である。
【図3】コンバインの動力伝達系のスケルトン図であ
る。
【図4】穀粒排出用オーガの水平旋回とブレーキと起伏
駆動のための各アクチュエータと、油圧回路並びに制御
装置の関連を示す説明図である。
【図5】図4のV−V線矢視断面図である。
【図6】制御装置の機能ブロック図である。
【図7】ジョイスティック型の第2手動操作手段80の
正面図である。
【図8】手動操作時における優先関係を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 走行機体 3 脱穀装置 12 穀粒タンク 22 縦オーガ筒 28 横オーガ筒 31 旋回用アクチュエータ 46 ブレーキアクチュエータ 51 制御装置 52 中央処理装置 58 自動セット指令スイッチ 61 右旋回スイッチ 62 左旋回スイッチ 63 第1手動操作手段としてのスイッチボックス 80 第1手動操作手段 84 切換スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B396 JA04 JC07 KA02 KA04 KA05 KC05 KE04 LA07 LE02 LE03 LE18 LR02 LR08 LR13 LR19 PA03 PA04 PA12 PA13 PA30 PA46 QC01 QE01 QE25 QG05 RA10 RA23 RA25 RA27 RA28

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンバイン等の走行機体に搭載した穀粒
    タンクからの穀粒を機外に搬送排出するための穀粒排出
    用オーガを、縦スクリューコンベヤを内蔵して縦軸線回
    りに旋回可能な縦オーガ筒と、横スクリューコンベヤを
    内蔵して縦オーガ筒の上端に俯仰動自在に連結された横
    オーガ筒と、前記縦オーガ筒を旋回させる旋回用アクチ
    ュエータと、縦オーガ筒の旋回を停止するためのブレー
    キアクチュエータとにより構成する一方、 前記スクリューコンベヤへの動力伝達をON・OFFす
    るオーガクラッチと、 前記旋回を実行するための手動操作手段と、 前記オーガクラッチがONの状態にて、手動操作手段に
    よる旋回操作時には、旋回用アクチュエータの動作速度
    を低速に切換え、且つブレーキアクチュエータの作動の
    ための遅延時間を短く、もしくは無くするように制御す
    る制御手段とを備えたことを特徴とする穀粒排出用オー
    ガの旋回制御装置。
  2. 【請求項2】 前記手動操作手段は、縦オーガ筒の旋回
    方向と、横オーガ筒の俯仰方向とを択一的に選択できる
    ように構成し、横オーガ筒の先端部には第1手動操作手
    段を設け、コンバイン等の走行機体における操縦部には
    第2手動操作手段をそれぞれ設ける一方、前記第2手動
    操作手段には、少なくとも前記縦オーガ筒の旋回動作を
    高速と低速とに切り換える速度切換スイッチを設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の穀粒排出用オーガの旋
    回制御装置。
  3. 【請求項3】 前記横オーガ筒の先端部に配置した第1
    手動操作手段を実行しているときの低速モードを、前記
    第2手動操作手段の操作よりも優先的に実行するように
    制御することを特徴とする請求項2に記載の穀粒排出用
    オーガの旋回制御装置。
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