JP2936589B2 - コンバインの穀粒排出装置 - Google Patents

コンバインの穀粒排出装置

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JP2936589B2 JP19733889A JP19733889A JP2936589B2 JP 2936589 B2 JP2936589 B2 JP 2936589B2 JP 19733889 A JP19733889 A JP 19733889A JP 19733889 A JP19733889 A JP 19733889A JP 2936589 B2 JP2936589 B2 JP 2936589B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、コンバイン作業によって収穫され穀粒タ
ンク内へ収容された穀粒を機外へ排出する排出オーガ
を、収納位置と排出位置とに切替作動するように制御す
るコンバインの穀粒排出装置に関する。
従来の技術 穀粒タンク内の穀粒を機外へ排出する旋回自在の排出
オーガを、穀粒排出位置と収納位置とに自動スイッチの
操作によって切替える旋回制御装置が設けられており、
この自動旋回制御中の排出オーガを非常停止する停止ス
イッチを設け、この停止スイッチによって排出オーガを
停止した後は、排出側又は収納側のいづれか動作中の方
向へのみ旋回制御される構成であった。
発明が解決しようとする課題 このように自動旋回制御中の排出オーガを停止スイッ
チによって停止した後は、自動スイッチを操作するとこ
の自動旋回中における方向へのみ旋回制御されるもので
あるから、逆の方向へは旋回させることができず、限定
された制御構成であった。
そこでこの発明は、自動旋回制御中の排出オーガを非
常停止した後は、この停止位置から排出方向及び収納方
向のいづれの方向へも旋回制御できるようにして作業能
率の向上を図ろうとするものである。
課題を解決するための手段 この発明は、穀粒タンク1内の穀粒を排出する旋回自
在の排出オーガ2を収納位置と排出位置とに切替作動す
るように制御するコンバインにおいて、該排出オーガ2
を収納位置から排出位置へ旋回するように制御する排出
スイッチ3と、排出位置から収納位置へ旋回収納するよ
うに制御する収納スイッチ4と、これら旋回制御中に該
排出オーガ2を非常停止する停止スイッチ5とを設け、
この停止スイッチ5によって排出オーガ2を停止した後
は、これら排出スイッチ3及び収納スイッチ4の操作に
よって、該排出オーガ2をこの停止位置から排出位置又
は収納位置のいづれかその操作指定の位置へ向けて旋回
制御する旋回制御装置6を設けてなる殻粒排出装置の構
成とする。
発明の作用 コンバイン作業によって収穫された穀粒は穀粒タンク
1内へ収容される。この穀粒タンク1内の穀粒を機外へ
排出する排出オーガ2は、排出スイッチ3の操作によっ
て収納位置から排出位置へ旋回制御され、収納スイッチ
4の操作によってこの排出位置にある排出オーガ2は収
納位置へ旋回して収納するように制御される。
これら旋回制御中にオペレータが危険を感じたとき等
には、停止スイッチ5の操作によって直ちに排出オーガ
2を停止保持して安全を確保する。この停止スイッチ5
の操作によって排出オーガ2を停止した後は、排出スイ
ッチ3及び収納スイッチ4の操作によって、該排出オー
ガ2はこの停止位置から排出位置又は収納位置のいづれ
かその操作指定の位置へ向けて旋回制御される。
発明の効果 旋回制御中の排出オーガ2は、停止スイッチ5の操作
によって緊急停止できるから安全性の確保が図れ、又、
この停止した排出オーガ2は、この停止位置から無駄な
動きをなくして、排出位置又は収納位置のいづれの方向
へも旋回制御装置6によって旋回することができるから
作業能率の向上を図ることができる。
実施例 なお、図例において、コンバインは左右走行装置7を
有する車台8上に、穀稈を刈取る刈取装置9、この刈取
装置9で刈取られて移送される穀稈を受継して脱穀する
後部の脱穀装置10と、この脱穀装置10で脱穀された穀粒
を揚穀機等によって揚穀して収容する穀粒タンク1等を
設けている。
穀粒タンク1は、車台8上の後端部に設けられ、この
底部に沿って後方へ向う穀粒排出樋の後端部に、鉛直方
向へ向けて揚穀筒11をこの揚穀筒軸の回りに回動自在に
設け、この揚穀筒11の上端部に排出オーガ2を上下回動
自在に設け、該排出オーガ2を機体に対して旋回、か
つ、上下回動自在の構成としている。揚穀筒11はモータ
12の正逆回転によってギヤーを介して左右回動される連
動構成である。排出オーガ2は、油圧シリンダ13の油圧
による伸縮によって上下回動される構成で、この排出オ
ーガ2が所定の仰角なったことを検出する高さスイッチ
25を設けている。これらモータ12及び油圧シリンダ13の
作動は、操縦席24後部上方の操縦台23に設けられた操作
レバー15によって行いうるものである。
操作レバー15は、中立位置から前後、及び左右方向へ
傾動自在の構成で、前又は後方向へ傾動すると、下げス
イッチ26又は上げスイッチ27をONとして、油圧シリンダ
13の切換弁を切換操作する下降ソレノイド16又は上昇ソ
レノイド17を制御連動して油圧シリンダ13を伸縮させる
構成で、又、該操作レバー15を左又は右方向へ傾動する
と、左スイッチ28又は右スイッチ29をONとして、モータ
12の左回動リレー14又は右回動リレー18を制御連動して
該モータ12を正逆回転させる構成で、操作レバー15の操
作によって排出オーガ2の上下回動及び左右旋回を行わ
せるものである。
排出オーガ2が収納位置に旋回したことを検出して旋
回を停止する旋回停止スイッチ19を設け、この排出オー
ガ2を下降して脱穀装置10上面の係止具20に係止された
収納位置にあることを検出する係止スイッチ21を設けて
いる。又、排出オーガ2が所定の排出位置へ旋回したこ
とを検出して旋回を停止する位置決めスイッチ22を設け
ている。又、この排出オーガ2が旋回中に非常停止させ
る停止スイッチ5を儲けている。
該排出オーガ2を収納位置と穀粒を排出する排出位置
とに切替作動するように制御する旋回制御装置6を設け
ている。
旋回制御装置6は、CPU、メモリ、及び入出力回路を
有しており、この旋回制御装置6に対して、該排出オー
ガ2を収納位置から排出位置へ旋回制御する排出スイッ
チ3、排出位置から収納位置へ旋回収納するよう制御す
る収納スイッチ4、及び停止スイッチ5の操作情報、前
記旋回停止スイッチ19、高さスイッチ25、係止スイッチ
21、及び位置決めスイッチ22の検出情報が各々入力され
ると、これらの情報にもとずいて旋回制御装置6からモ
ータ12の右回動リレー18、左回動リレー14、及び油圧シ
リンダ13の切換弁を操作する上昇ソレノイド17、下降ソ
レノイド16へ各々制御信号が出力されるように制御する
構成としている。
収納位置に収納されている排出オーガ2は、排出スイ
ッチ3のON操作で、上昇、左旋回、の順で作動して位置
決めスイッチ22のON動作によって旋回を停止し、所定の
排出位置へ旋回制御され、この排出位置にある排出オー
ガ2は、収納スイッチ4のON操作で上昇、右旋回の順で
作動し、旋回停止スイッチ19のON動作によって旋回を停
止すると下降して係止具20に自動収納される制御構成で
ある。これら排出スイッチ3及び収納スイッチ4のON操
作による自動旋回中において、停止スイッチ5をON操作
することでこの自動旋回を中断させて排出オーガ2を停
止し、その後排出スイッチ3又は収納スイッチ4をON操
作すると、該排出オーガ2をこの停止位置から排出位置
又は収納位置のいづれかその操作指定の位置へ向けて旋
回するよう制御する構成としている。
又、これら排出スイッチ3及び収納スイッチ4による
排出オーガ2の旋回制御の開始時においては、該排出オ
ーガ2が所定の仰角より低く高さスイッチ25がONしてい
ないときには排出オーガ2を上方へ回動し、この高さス
イッチ25がON状態となったことを検出すると旋回が開始
される構成としている。
コンバイン作業によって刈取装置9で刈取られた穀稈
は脱穀装置10へ移送されて脱穀され、穀粒タンク1内へ
収容されてその必要時間排出オーガ2によって機外へ排
出されるものである。
穀粒タンク1から穀粒を取出すときには、排出スイッ
チ3をONすると、上昇制御信号によって上昇ソレノイド
17へ出力されて油圧シリンダ13が伸長し、排出オーガ2
は上方へ回動して係止具20から外れ、高さスイッチ25が
ONとなって所定時間後に停止する。次に左旋回制御信号
によって左回動リレー14へ出力され、モータ12を回転制
御して排出オーガ2は左旋回し、旋回停止スイッチ19が
ONすることによって排出オーガ2は所定の排出位置に旋
回されて停止する。
この排出位置にある排出オーガ2は、操作レバー15の
操作によって上下回動及び左右旋回され、穀粒の排出位
置合せ等の調整が行われる。
穀粒の排出作業が終って排出オーガ2を収納するとき
は、収納スイッチ4をONすると、高さスイッチ25のON状
態を検出し、OFFであれば上昇制御信号によって上昇ソ
レノイド17へ出力され、油圧シリンダ13が伸長して高さ
スイッチ25がON状態となると排出オーガ2の上方への回
動が停止する。次に右旋回制御信号によって右回動リレ
ー18へ出力され、モータ12を回転制御して排出オーガ2
は右旋回し、位置決めスイッチ22がONすると旋回を停止
する。次に下降制御信号によって下降ソレノイド16へ出
力されて油圧シリンダ13が縮小し、排出オーガ2は下方
へ回動されて係止具20に係止されると、係止スイッチ21
がONとなって該排出オーガ2は収納位置へ収納される。
このようにして、排出オーガ2は収納位置と排出位置と
に切替作動するように制御される。
これら排出スイッチ3及び収納スイッチ4による排出
オーガ2の旋回制御中において、停止スイッチ5をON操
作すると排出オーガ2は旋回を停止する。この停止スイ
ッチ5によって排出オーガ2を停止した後、排出スイッ
チ3のONによって排出オーガ2はこの停止位置から排出
位置へ旋回制御され、収納スイッチ4のONによって排出
オーガ2はこの停止位置から収納位置へ旋回制御され
る。このように、排出オーガ2の旋回制御中において停
止スイッチ5の操作によって排出オーガ2を緊急停止す
ることができるから安全の確保を図ることができ、この
停止した排出オーガ2は、排出スイッチ3及び収納スイ
ッチ4の操作によってこの停止位置から排出位置又は収
納位置のいづれかその操作指定の位置へ向けて旋回制御
されるから無駄な動きをなくして作業能率の向上を図り
うる。又、この自動旋回制御の開始時においては、排出
オーガ2が所定の仰角以下のときにはこの仰角迄上方へ
回動させた後旋回し、所定の仰角以上のときには上方へ
回動させないでそのまま旋回させるものであるから無駄
な動きをなくして作業能率の向上を図ることができると
共に安全を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例を示すもので、第1図は制御
回路図、第2図はコンバインの平面図、第3図はその側
面図である。 図中、符号1は穀粒タンク、2は排出オーガ、3は排出
スイッチ、4は収納スイッチ、5は停止スイッチ、6は
旋回制御装置を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】穀粒タンク1内の穀粒を排出する旋回自在
    の排出オーガ2を収納位置と排出位置とに切替作動する
    ように制御するコンバインにおいて、該排出オーガ2を
    収納位置から排出位置へ旋回するように制御する排出ス
    イッチ3と、排出位置から収納位置へ旋回収納するよう
    に制御する収納スイッチ4と、これら旋回制御中に該排
    出オーガ2を非常停止する停止スイッチ5とを設け、こ
    の停止スイッチ5によって排出オーガ2を停止した後
    は、これら排出スイッチ3及び収納スイッチ4の操作に
    よって、該排出オーガ2をこの停止位置から排出位置又
    は収納位置のいづれかその操作指定の位置へ向けて旋回
    制御する旋回制御装置6を設けてなる穀粒排出装置。
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