JPH0276517A - コンバインの穀粒排出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、コンバインの穀粒排出装置に関する。

従来の技術 ］ンバイン作業において、脱穀装置で脱穀処理された穀
粒は穀粒タンク内へ収納されて、適量になると排出オー
ガを所定の排出位置へ旋回させて他の容器へ移し替える
。

＝１− この穀粒排出時において、穀粒タンク内の穀粒が所定量
以下になったことを検出する穀粒センサの検出結果にも
とすいて、該排出オーガの駆動を停止して、排出オーガ
を排出姿勢の位置から元の収納姿勢の位置へ収納するよ
うに制御する技術が実開昭６２−６５０５６号公報に公
示されている。

発明が解決しようとする課題 従来の技術にあっては、穀粒センサが穀粒タンク内の底
部に設けられているから、この穀粒タンク内の穀粒が排
出されてなくなったことを検出しても排出筒内には排出
筒内には排出移送中の穀粒が残っており、完全には排出
されない。

又、穀粒中に混入したわら屑や塵埃等が穀粒センサに付
着することがあり、この穀粒センサの保守点検が行い難
い。

そこでこの発明は、穀粒センサを排出オーガの排出口に
設けることによって、穀粒タンク内から排出される穀粒
がなくなったことを検出して、排出オーガの移送伝動を
切ってこの排出オーガを収納しようとするものである。

課題を解決するための手段 この発明は、穀粒タンク（１）内の穀粒を揚穀してＭｌ
−出する旋回自在の排出オーガ（２）の排出口（３）に
、この排出オーガ（２）から排出される穀粒のなくなっ
たことを検出することによって、該排出オーガ（２）の
移送伝動を切りにすると共に、この排出オーガ（２）を
収納位置へ収納するように制御する穀粒センサ（／４）
を設けてなるコンバインの穀粒排出装置の構成とする。

発明の作用 コンバイン作業において、収穫され脱穀された穀粒が穀
粒タンク（１１内に収納されて適量になると他の容器へ
移し替えるものであるが、この穀粒タンク（１）内の穀
粒を排出する排出オーガ（２）を、収納位置から排出作
業位置へ旋回させて排出オーガ（２）へ伝動すると、穀
粒タンク（１）内の穀粒は機外へ排出される。

排出オーガ（２）の排出口１（３）から排出される穀粒
がなくなったことを穀粒センサ（４）が検出すると、こ
の検出結果にもとすいて該排出オーガ（２）の移送体動
を切りにすると共に、この排出作業位置にある排出オー
ガ（２）を収納位置へＺＳ＊Ｗ納するように制御される
。

発明の効果 このように排出オーガ（２）の排出Ｄ　（，３１におい
て、この排出口（３）から排出される穀粒のなくなった
ことを穀粒センサ（４）が検出するものであるから、穀
粒タンク（１）内から揚穀されて排出される穀粒は全て
排出されてなくなった状態の検出を適確に行うことがで
きる。

又、排出される穀粒中に混入するわら屑や塵埃が穀粒セ
ンサ（４）に付着した場合においても、この穀粒センサ
（４）は排出オーガ（２）の排出口（３）に設けられて
いるから清掃が簡単にでき、作動確認も簡単に行えるか
ら、長期に亘って安定したセンサとしての機能を維持す
ることができる。

実施例 なお、回倒において、コンバインは走行装置（５）を有
する車台Ｆ６）　ｌに、殻稈を刈取る刈取装置（７）、
この刈取装置（７）で刈取られて移送される殻稈を受継
いで脱穀する後部の脱穀装置（８）、この脱穀装置（８
）で脱穀された穀粒を揚穀機等によって移送収容する穀
粒タンク（１）等を設けている。（９）は操縦席を内装
するキャビンである。

該キャビン（９）と車台（６）との間に防振ゴムＣ１１
を設けている。この防振ゴムＥｌｌは、中央部の左右に
空間部（１２１が設けられており、この防振ゴム（１１
を左右両側から規制板（１１）で押圧することによって
変形させ、」−下及び左右方向のばね常数を可変に構成
している。（１３１は調整ボルトである。

穀粒タンク（１）は、車台（６）上の脱穀装置（８）の
−側に設けられ、この底部に沿って後方へ向かう穀粒排
出樋の後端部に、鉛直方向へ向けて揚穀筒０１０をこの
揚穀筒軸の回りに回動自在に設け、該揚穀筒０４１の上
端部に排出オーガ（２）を」−下回動自在に設け、該排
出オーガ（２）は機体に対して旋回かつ上下回動自在の
構成としている。

該揚穀筒（１４は制御モータ（ＩＳｌの正逆回転によっ
てギヤーを介して回動される構成である。

Ｍ１″出オーガ（２）は上下シリンダ（旧の油圧による
伸縮によって」−不回動される構成で、この］−下シリ
ンダ（Ｉ［ｉｌに電磁弁（ｌ力を設けている。これらの
回動操作は操縦席に設けられた操作盤の操作レバー（１
１９によって行ないうるちのである。

該操作レバー（１１は中央位置から前後、左右方向へ傾
動自在で、前、又は後方向へ傾動すると前記電磁弁（１
ηの下降ソレノイド（＋７Ｉ））、又は上昇ソレノイド
（１７Ｕ）を制御連動して」皿上シリンダ（旧を伸縮さ
せる構成である。

操作レバー（１１を左、又は右方向へ傾動すると、制御
モータ（ＩＳＩの正逆転装置（１１を制御連動して該制
御モータ（１つを正、又は逆方向へ回転制御し、揚穀筒
０〜が回転して排出オーガ（２）が左、又は右方向へ旋
回するように構成されている。該排出オーガ（２）を機
体に対する収納位置（イ）に収納したときに係止される
係止具１１２Ｇを該脱穀装置（８）の」―面に設けてい
る。

該揚穀筒０４、排出オーガ（２）、及び穀粒タンク（１
）底部の穀粒排出樋には移送螺旋が各々内装され、排出
レバー（２１）の排出操作によってこれら移送螺旋が連
動回転して穀粒タンク（１）内の穀粒が機外へ排出され
る構成としている。この排出レバーＩ２１）には、該排
出レバーＱｌ）を排出停止側へ回動させる電磁ソレノイ
ド＃２のを設けている。

排出オーガ（２）の排出口（３）には、排出される穀粒
のなくなったことを検出する穀粒センサ（４）を設けて
いる。

排出オーガ（２）の旋回及び上下回動操作を自動制御連
動によるときは制御袋Ｍ（２）によって行われる。

制御装置（至）はＣＰＵ、メモリ、及び入出力回路等を
有しており、この制御袋Ｗ（至）に対して、排出オーガ
（２）を穀粒排出位置（ロ）へ回動操作する操作レバー
（１［Ｉ、及び排出レバーシＩ）の操作情報１２４．穀
粒センサ（４）の検出情報等が人力される。これらの各
情報にもとすいて、制御装置（至）から制御モータ（１
９の正逆転装置＋Ｉ！ｊ、排出レバーの）の電磁ソレノ
イド（２δ、及び電磁弁（ωの上昇ソレノイド（１７Ｕ
）、下降ソレノイド（１７Ｄ）へ各々出力されるように
構成されている。

コンバイン作業を開始すると、刈取袋Ｍ（７）で刈＝７
− 取られた殻稈は脱穀装置（８）で脱穀処理され、穀粒は
穀粒タンク（１）内へ収容される。穀粒タンク（１）内
の穀粒が適量になると他の容器へ移し替えるために、コ
ンバイン作業を中断する。

操作レバー（１１を後方へ傾動すると、上昇ソレノイド
（１７Ｕ）を制御連動して電磁弁（Ｉηが切換えられ、
上下シリンダ（Ｉｅへ圧油が供給されてこの上下シリン
ダ（ｌｅが伸長し、排出オーガ（２）は収納位置（イ）
から上方へ回動する。操作レバー（ＩＦ３を左方へ傾動
すると、制御モータ（１９の正逆転装＠　（１！ｌが制
御連動されて制御モータ（１つが正方向へ回転して揚穀
筒０４が左回転し、排出オーガ（２）が左旋回する。

このように操作レバー（１１を傾動操作して、排出オー
ガ（２）を所定の穀粒排出位置（ロ）へ回動する。

このときの操作レバー（１１の操作情報は制御装置内に
記憶される。

排出レバー磨）を排出位置へ操作すると、穀粒タンク（
１）底部の移送螺旋から揚穀筒０４及び排出オーガ（２
）の移送螺旋が伝動回転されて、穀粒タンク（１）内の
穀粒は機外へ排出される。

排出オーガ（２）内を移送される穀粒は排出口（３）か
ら排出されるが、この排出口（３）から排出される穀粒
のなくなったことを穀粒センサ（４）が検出すると、こ
の検出情報が制御装置（２）へ入力され、短い所定時間
後に該制御装置（２）から電磁ソレノイドレδへ出力さ
れて該排出レバーＧ！＋１は排出停止位置へ回動し、排
出オーガ（２）の移送伝動を切りとする。

該穀粒センサ（４）の検出情報にもとすいて制御装置（
２１から収納信号が出力され、正逆転装置ｔ　［１１へ
出力されて制御モータ（１９が逆回転して排出オーガ（
２）が右旋回し、Ｆ降ソレノイド（１７Ｄ）へ出力され
て電磁弁（１ηが切換えられ、上下シリンダ（Ｉｆ９か
ら排油されて排出オーガ（２）が下降し、収納位置（イ
）へ収納されて係市具シ１に係止される。

なお、排出オーガ（２）の収納を、穀粒センサ（４）の
検出によってこの排出オーガ（２）の移送伝動を切りと
した後、機体の走行操作にもとすいて収納する構成とす
るもよい。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図はコン
バインの全体側面図、第２図はその一部の側面図、第３
図は制御ブロック図、第４図は一部の拡大側面図、第５
図はその平面図である。 図中、符号（１）は穀粒タンク、（２）は排出オーガ、
（３）は排出口、（４）は穀粒センサ、（２３は制御装
置を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 穀粒タンク（１）内の穀粒を揚穀して排出する旋回自在
   の排出オーガ（２）の排出口（３）に、この排出オーガ
   （２）から排出される穀粒のなくなったことを検出する
   ことによって、該排出オーガ（２）の移送伝動を切りに
   すると共に、この排出オーガ（２）を収納位置へ収納す
   るように制御する穀粒センサ（４）を設けてなるコンバ
   インの穀粒排出装置。