JP3050823B2 - 走行車両における操向制御装置 - Google Patents

走行車両における操向制御装置

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JP3050823B2
JP3050823B2 JP9001487A JP148797A JP3050823B2 JP 3050823 B2 JP3050823 B2 JP 3050823B2 JP 9001487 A JP9001487 A JP 9001487A JP 148797 A JP148797 A JP 148797A JP 3050823 B2 JP3050823 B2 JP 3050823B2
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博史 川渕
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刈取脱穀できるコ
ンバインや、農作業用または土木用のトラクタ等、左右
一対の走行クローラを備えた走行車両における操向制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンバインやトラクタ等の走
行車両における走行部を、左右一対の走行クローラにて
構成し、左右各走行クローラを、一つの油圧ポンプと油
圧モータとの組により駆動する構成、換言すれば、左右
の走行クローラを左右独立の油圧駆動系統(2ポンプ、
2モータ形式)にて駆動させて、刈取作業時の作物列に
沿っての操向制御と、通常の直進走行制御とを実行する
ことは、例えば特開昭64−22678号公報に開示さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の公報
における2ポンプ2モータの駆動形式においては、旋回
時には、旋回内側の走行クローラへの駆動力を減少させ
ると同時に旋回外側の走行クローラへの駆動力を増大さ
せる制御を実行するにおいて、旋回内側の可変容量ポン
プの圧油吐出量の減少量が旋回外側における可変容量ポ
ンプの圧油吐出量の増加量よりも大きい値に規定する圧
油吐出量規定手段を備えている。
【0004】このように構成すると、走行車両の左右中
心位置での走行速度は旋回時においては直進時よりも減
少することになり、旋回時の走行車両の安定性を確保で
きるとしている。
【0005】しかしながら、例えば、左右の可変容量ポ
ンプの圧油吐出量を同時に増減して左右の走行クローラ
の走行速度を同時に変更するための主変速レバーを低速
状態にしたまま旋回操作に入ると、低速側の油圧モータ
のトルク不足になるため急旋回できなくなるおそれがあ
る。即ち、主変速レバーを低速状態にすると、可変傾斜
板の傾斜角度が小さくなり、可変容量ポンプの圧油吐出
量が少ないから、低速側である旋回内側の油圧モータの
トルク不足が一層顕著となり、急旋回が不可能となると
いう問題があった。
【0006】本発明は、この問題を解決することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の走行車両における操向制御
装置は、油圧ポンプ及び油圧モータから成る左右別々の
油圧式駆動手段にて、走行作業機における左右一対の走
行クローラを各々駆動するように構成し、前記左右各々
の油圧モータの回転数を、油圧ポンプに対する電気的ア
クチェータへの出力信号値の増減により制御して、直進
及び左右旋回の操向制御をする走行車両において、主変
速装置に加えて副変速装置を設け、直進時の走行速度に
対する芯地旋回時の走行速度の低下率を、前記副変速装
置による変速段に応じて変更するように制御する制御手
段を備え、該制御手段は、前記副変速装置により低速段
に設定したときの旋回時の走行速度と、前記副変速装置
により高速段に設定したときの旋回時の走行速度とを異
なるようにし、且つ前記副変速装置による変速段が高速
側であるときには、直進時の走行速度に対する芯地旋回
時の走行速度の低下率を大きくし、前記変速段が低速側
にあるときには、直進時の走行速度に対する芯地旋回時
の走行速度の低下率を少なくするように制御することを
特徴とするものである。
【0008】
【発明の作用及び効果】このように、請求項1に記載の
発明のようにすれば、主変速装置による変速段にて副変
速装置による変速段の変速操作にて多段の変速が可能と
なると共に、この副変速装置による変速段に応じて、直
進時の走行速度に対する芯地旋回時の走行速度の低下率
を変更するように制御するので、旋回の程度(旋回半径
の大小または旋回時の速度の早い・遅い)の違いによ
り、走行クローラの駆動力不足に陥ることがない。
【0009】しかも、制御手段は、前記副変速装置によ
り低速段に設定したときの旋回時の走行速度と、前記副
変速装置により高速段に設定したときの旋回時の走行速
度とを異なるようにしたから、高速で直進した状態から
旋回に移るに際してより大きい減速にして旋回時の安全
が図れる。また、前記副変速装置の変速段が高速側であ
るときには、直進時の走行速度に対する芯地旋回時の走
行速度の低下率を大きくしても、旋回内側の油圧モータ
のトルクの低下は少ないし、変速段が低速側にあるとき
には、直進時の走行速度に対する芯地旋回時の走行速度
の低下率を少なくするように制御するから、特に低速で
小半径の旋回時に駆動力不足にて走行車両が停止してし
まうような不都合がなくなるという効果を奏する。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明をコンバインに適用
した実施形態について説明すると、符号1は左右一対の
走行クローラ2a,2bを有する走行作業機である汎用
コンバインの走行機体を示し、該走行機体1上には脱穀
装置3を搭載し、該脱穀装置3における扱室内の扱胴4
をその軸線が走行機体1の進行方向に沿うように配設
し、その下方には受け網とシーブ等による揺動選別装置
5と唐箕フアンの風による風選別装置とを備え、脱穀装
置3の側方(図1において走行機体1の右側)に脱穀済
みの穀粒を貯留する籾タンク6を搭載してある。
【0011】刈取前処理装置7は、前記脱穀装置3の前
部に開口し、油圧シリンダ8にて昇降自在な角筒状のフ
イーダハウス9(内部にチエンスコンベヤ9aを備え
る)と、該フイーダハウス9の前端に連設した横長のバ
ケット状のプラットホーム10と、該プラットホーム1
0内に横設した横長の掻き込みオーガ11と、その前方
上部位置のタインバー12付きリール13と、プラット
ホーム10下面側に左右長手に配設したバリカン状の刈
刃14とから成る。符号15,15は刈取前処理装置7
の前部左右両端から前向きに突出する左右一対の分草体
である。
【0012】図3はエンジン16から前記各部への動力
伝達を模式的に示した伝動系統図で、符号17は走行部
への主変速装置、符号18は後述するスイッチ62,6
3,64の操作で低速、中速、高速に変更できる副変速
装置、符号19は刈取りクラッチ装置である。
【0013】副変速装置18の駆動下流側には、左右一
対の油圧ポンプ20a,20bと油圧モータ21a,2
1bを設け、これから前記一対の走行クローラ2a,2
bの駆動輪26,26を左右互いに独立的に駆動する。
【0014】符号22a,22bは、前記各油圧ポンプ
20a,20bの出力(吐出流量)を増減調節するため
の電気的アクチェータたる電磁ソレノイドで、各電磁ソ
レノイド22a,22bへの出力信号値(電流値)を変
更することにより、各油圧ポンプ20a,20bにおけ
る斜板角度を調節して単位時間あたりの吐出流量を増減
調節し、各油圧モータ21a,21bの回転数及びその
回転方向を正逆変更可能に構成するものである。
【0015】刈取前処理装置7に対する動力伝達は刈取
りクラッチ装置19の駆動下流側でフイーダハウス9内
のチエンスコンベヤ9aを駆動してその掻き込み板9b
でプラットホーム10からの刈取り穀稈を脱穀装置3の
前部に搬送する。他方、チエン23を介して刈取部変速
機構24に動力伝達して、掻き込みオーガ11、刈刃1
4及びリール13を各々所定の速度で駆動するものであ
る。
【0016】符号25a,25bは、前記左右各走行ク
ローラ2a,2bまたは左右の油圧モータ21a,21
bの各出力軸に関連させて設けて車速を検出する車速セ
ンサーである。
【0017】符号28は走行機体1の操縦部における座
席29の一側方に設けた操作レバー装置で、後述するよ
うに、一本の操作レバー30を平面視で前後方向と左右
方向との互いに直交する2つの方向に動かすことが可能
で、2種類の操作を同時に実行できるようにしたもので
ある。
【0018】実施例では、操作レバー30を略垂直状に
上向きに立てた時を中立位置とし、前方向に回動すると
走行機体1を前進させ、後方向に回動させると後退さ
せ、且つその走行速度は操作レバー30の前後傾斜角度
(垂直に対する傾き角度)が大きくなる程速くなるよう
に設定するものであり、操作レバー30を左右に傾動す
るときはその方向に走行機体1を旋回させ、左右傾斜角
度が大きくなる程旋回半径を小さくする(小廻りさせ
る)ようにするものである。
【0019】図4は操作レバー装置28の側面図、図5
は走行機体1の後方から見た図であり、符号31はケー
ス、32は機枠板33に取付く縦長の支持部材で、該支
持部材32の上下中途部には第1支軸34を横向き(左
右方向)水平状に固着する。
【0020】符号35は前記第1支軸34に前後回動自
在に装着した縦長の第1回動盤で、該第1回動盤35の
一端である上端には前後長手の筒状の第2支軸36を設
ける。この第2支軸36には側面視L字状の操作レバー
30の水平軸状の基部30aを回動自在に嵌挿してあ
り、この基部30aに固着する第2回動盤37は、前記
第1回動盤35の広幅面と直交する方向に広幅面を有
し、且つ第1回動盤の延びる方向(下向き方向)と平行
状に延長させる。
【0021】従って、操作レバー30を前後方向に回動
すると、第1支軸34廻りに第1回動盤35が回動し、
操作レバー30を左右方向に回動すると、その基部30
aは筒状の第2支軸36の軸線廻りに回動するから、第
2回動盤37は前記第1回動盤35の回動方向と直交す
る軸線廻りに回動することになる。
【0022】また、第1支軸34と第2支軸36とを上
下に食い違う位置に設けてあるので、操作レバー30の
前後傾動の操作感覚と左右傾動の操作感覚を異ならせて
操作者に誤認を与えないようにしている。
【0023】さらに、操作レバー30の上下方向に延び
る軸部分を屈曲させることにより、前記の操作感覚を異
ならせるようにしても良い。
【0024】符号38は前記支持部材32に固定した車
速ポテンショメータで、その検出アーム39を第1回動
盤35の広幅面が延びる方向(下向き方向)と略平行状
に延長する。
【0025】そして、第1回動盤35から突出したピン
40の側面が前記検出アーム39の側面に接当するよう
に構成する。この場合、車速ポテンショメータ38の検
出アーム39はピン40に常時接当するようにばね付勢
(図示せず)されている。
【0026】符号41は支持部材32に固着したデテン
ト装置で、そのボールを第1回動盤35の円弧状下端面
にばねで押圧し、第1回動盤35の凹所にボールが嵌ま
り込むときには、操作レバー30が中立位置(N)に位
置保持できる。
【0027】符号45は支持部材32から突出する規制
ピンで、第1回動盤35に穿設した横長の係合溝孔46
に規制ピン45が嵌合し、第1回動盤35の回動角度が
所定の範囲内に収まるように規制している。
【0028】符号47は、第1回動盤35に固定した旋
回ポテンショメータで、該旋回ポテンショメータの検出
アーム48を、第2回動盤37の広幅面に接近させ、且
つ、検出アーム48の延びる方向を、第2回動盤37の
回動半径外向き方向、つまり下向き方向に延長し、第2
回動盤37から突出するピン49の側面で、これに常時
接当付勢する旋回ポテンショメータ47の検出アーム4
8を回動するように構成するものである。
【0029】符号50は第1回動盤35から突出する規
制ピンで、該規制ピン50を第2回動盤37に穿設した
横長の係合溝孔51に嵌挿し、第2回動盤37の回動角
度が所定の範囲内にあるように規制するものである。
【0030】符号52は第1回動盤35の上端に固定し
たデテント装置で、そのボールを第2回動盤37の板厚
面にばねで押圧し、凹所にボールが嵌合するときには、
操作レバー30、ひいては第2回動盤37が左右傾動の
中央に位置保持する。
【0031】操作レバー30を前後方向に回動するとき
には強い力で操作し、左右傾動は軽い力で操作できるよ
うに、前記2つのデテント装置の設置位置を考慮してあ
る。
【0032】支持部材32に対する第1回動盤35の回
動支点である第1支軸34では、摩擦板56,56及び
皿ばね57等を介して第1回動盤35を挟持し、当該第
1回動盤35の前後方向の回動位置を任意の箇所で保持
できるように構成する一方、操作レバー30の基部30
aに遊嵌したねじりばね58の一対の軸部を第1回動盤
35から突出規制ピン50と第2回動盤37に取付く係
合ピン59の両者の左右両側面に接当させるように挟
み、操作レバー30を左右に回動した状態で手を離す
と、当該操作レバー30が左右方向の中央に戻るように
構成している。
【0033】図3および図6に示す符号60は、走行機
体の車速及び旋回等を調節する制御手段で、該制御手段
60は、マイクロコンピュータ等の電子制御による中央
処理装置(CPU)と、中央処理装置で演算処理するの
に必要な制御プログラムや初期値を予め記憶しておく読
み取り専用メモリ(ROM)と、演算処理するのに用い
られる各種データを一時的に記憶するための読み書き可
能メモリ(RAM)と、入出力インターフェイス等から
成り、前記車速センサー25a,25b、前記車速ポテ
ンショメータ38,旋回ポテンショメータ47、並びに
操作レバー30の握り部に設けた芯地旋回用のボタンス
イッチ61、副変速装置18のスイッチ62,63,6
4、エンジン回転数センサー65等の信号を入力し、走
行クローラ2a,2bの油圧ポンプ20a,20bに対
する斜板71,71の角度を変更調節するための電気的
アクチェータ22a,22b、刈取クラッチ19の電磁
ソレノイド等に出力するものである。符号66はメイン
スイッチ、67は自動操向制御時に点灯するランプ、6
8は車速度自動制御するとき点灯するランプ、69は走
行車両の後退時に鳴るブザー、70は車速ポテンショメ
ータ38がニュートラルポジションにあるときOFFと
なるリレーである。
【0034】また、操作レバー30の握り部に設けた芯
地旋回用ボタンスイッチ61を押すと、左走行クローラ
2aと右走行クローラ2bとの回転方向が互いに逆にな
るように制御されて、いわゆる芯地旋回ができるのであ
る。
【0035】そして、操作レバー30を前後に回動する
とき、第1回動盤35の回動角度θ1に比例して車速ポ
テンショメータ38の検出アーム39が回動し、その回
動角度θ1と所定の比例関係の下に検出信号を車速ポテ
ンショメータ38から出力し、制御手段60を介して左
右両電気的アクチェータ22a,22bを同時に作動さ
せ、左右の油圧ポンプ20a,20bを介してそれぞれ
対応する油圧モータ21a,21bを同時に増速し、前
進または後退させるのである。
【0036】このとき、操作レバー30の傾動角度θ1
と車速ポテンショメータ38の出力値(ひいては左右両
電気的アクチェータ22a,22bの出力値(電流値)
→前進速度または後退速度)との関係を直線的比例関係
とせず、図7に示すように、3次曲線等の曲線的増加関
数または曲線的減少関数関係とし、且つ直進ゾーン及び
その近傍では、変化率が零→微小となるようにし、操作
レバー30の傾動角度θ1が大きくなるに従って増速程
度が大きくなるようにするのである。このようにすれ
ば、操作者の操作レバーの傾動感覚と実際の増減速程度
の感覚がマッチングすることになり、操作性能が向上す
る。
【0037】前記操作レバー30を前または後に傾動し
た状態で左方向または右方向に傾動すると、その傾動角
度に応じて第2回動盤37が傾動し、旋回ポテンショメ
ータ47の検出アーム48を回動させる。これにより、
旋回ポテンショメータ47からの信号がコントローラ6
1を介して左右の電気的アクチェータ22a,22bに
所定の信号を送る。
【0038】例えば、操作レバー30を右に回動させる
と、左の電気的アクチェータ22aを増速側に作動させ
て左走行クローラ2aの速度を速くする一方、右の電気
的アクチェータ22bを減速側に作動して右走行クロー
ラ2bの速度を遅くし、右への旋回を実行することがで
きるので、走行機体の左右方向の操舵操作を実行できる
のである。
【0039】この場合の旋回程度(旋回半径の大小)
は、操作レバー30を中立位置から左右への傾動角度θ
2が大きい程旋回半径が小さくなるようにするのであ
り、操作レバー30の傾動角度θ2と旋回ポテンショメ
ータ47の出力値(ひいては左右両電気的アクチェータ
22a,22bの出力値(電流値)→走行クローラの速
度→旋回半径)との関係を直線的比例関係とせず、図8
に示すように、3次曲線等の曲線的増加関数または曲線
的減少関数関係とし、且つ直進ゾーン及びその近傍で
は、変化率が零→微小となるようにし、操作レバー30
の傾動角度θ2が大きくなるに従って、走行車両の速度
が大きくなり、旋回半径が小さくなるようにするのであ
る。このようにすれば、操作者の操作レバーの傾動感覚
と実際の旋回程度の感覚がマッチングすることとなる。
【0040】次に、図9〜図11で示すフローチャート
に従って、車速制御の態様を説明する。
【0041】図9はメインフローチャートを示し、スタ
ートに続き、ステップ901 にて前記自動車速スイッチが
ONか否を判別し、自動車速スイッチがONのとき(ye
s のとき)には、ステップ902 にて自動車速制御サブル
ーチンに入る。この自動車速制御では、刈取速度や脱穀
の作業によるエンジンの負荷状態を考慮に入れて、最適
のエンジン回転数を保持する車速でコンバインを走行さ
せる制御を実行するものである。
【0042】また、自動車速スイッチがOFFのとき
(noのとき)にはステップ903 にて手動車速制御サブ
ルーチンに入る。この手動車速制御サブルーチンは、機
体の直進走行速度の変更や旋回操向の程度( 旋回速度ひ
いては旋回半径)の変更を、前記操作レバー30の回動
操作にて作業者が任意に実行できるものであり、自動車
速制御時や、自動操向制御時に割り込んで実行できる優
先操作でもある。
【0043】この手動車速制御サブルーチンでは、作業
者が前記一本の操作レバー30の前方向または後方向に
回動傾斜させることにより、その角度に応じた車速ポテ
ンショメータ38の出力信号にて車速の目標値がセット
され、左右でトルクの異なる油圧ポンプ20a,20b
の両方の斜板71,71の角度を所定の値にセットし、
コンバインを所定の目標値の速度で直進走行させるもの
である。現在の車速が目標値になっているか否かは車速
センサー25a,25bにて検出し、フイードバック制
御される。
【0044】これらの場合、操作レバー30を直立状態
では左右両油圧モータの回転速度とも零(中立位置)で
あり、左右両側に傾斜させずに前傾斜すれば、走行機体
1前進であり、且つその傾斜角度(θ1)が大きくなる
程前進速度が大きくなる。同様に操作レバー30を左右
両側に傾斜させずに後傾すると走行機体1は後退し、操
作レバーの後傾角度が大きくなるとそれに比例して後退
速度も大きくなる。
【0045】なお、操作レバー30を前傾(車速ポテン
ショメータの前進ゾーン)から後傾(車速ポテンショメ
ータの後退ゾーン)へ、その反対の前傾から後傾へ回動
するとき、前記中立位置(略垂直状態)の位置を通過す
れば、適宜時間(実施例では略1秒間)走行速度零の状
態を保持(ニュートラルの出力値を一定時間保持)して
から前進から後退、又は後退から前進するように切り換
え、機械的機構の損傷防止、走行操作時の衝撃を無くす
るようにしている。
【0046】また、操作レバー30は左右方向にも回動
(傾斜)可能であるが、左右傾斜角度(θ2)が所定の
僅少範囲内にある(旋回ポテンショメータ47の出力が
直進ゾーン内にある)ときには、左右旋回を実行しない
いわゆる不感帯としている。
【0047】図10は手動車速制御サブルーチンを示
し、ステップ1001にて、芯地旋回スイッチ61がONさ
れているか否かを判別し、yes(芯地旋回スイッチ61が
ON)のときには、芯地旋回車速制御(ステップ1002)
を実行し、no(芯地旋回スイッチ61がOFF)のとき
には、次のステップ1003にて旋回ポテンショメータ47
が直進ゾーン内(操作レバー30の左右回動(傾斜)角
度(θ2)が所定の僅少範囲内)にあるか否かを判別
し、yes(直進ゾーン内)のときには、後述の直進車速制
御(ステップ1004) を実行し、no(直進ゾーン範囲外)
のときには、後述の旋回車速制御(ステップ1005) を実
行するのである。 〔直進車速制御(ステップ1004) のサブルーチン〕( 図
11参照) この状態では、芯地旋回スイッチ61はOFFであり、
ステップ1101で車速ポテンショメータ38の出力信号が
変化するか否かを判別する。車速ポテンショメータ38
の出力信号が変化しないとき(noのとき)は、操作レバ
ー30を動かさなかったときであり、その状態の車速を
維持する。
【0048】作業者が操作レバー30を前傾または後傾
させると、ステップ1101でyes となり、ステップ1102で
は、右電気的アクチェータ22bのソレノイドに所定の
目標電流値MR1を有する出力信号を送り、同様に、ス
テップ1103では左電気的アクチェータ22aのソレノイ
ドに各々所定の目標電流値ML1を有する出力信号を送
る。但し、これらの目標電流値は絶対値が100 mAより小
の範囲内であるときとする。
【0049】この目標電流値は、例えば操作レバー30
の傾斜角度に対応する車速ポテンショメータ38の出力
値(SP)に対して、該出力SPに比例する比例関数f1
(SP)を、予め制御手段60内の記憶部に設定したマッ
プ若しくは関数表にて選択し、この比例関数により、右
目標値MR1 =f1(SP)と、左目標値ML1 =MR1×f
2を演算する。この関数f2は、右電気的アクチェータ2
2bのソレノイドに対する補正電流値HR1の関数であ
る。
【0050】このように、車速ポテンショメータ38の
出力信号の変化に応じて、目標電流値を出力して、適宜
時間T1(例えば、400m秒)経過したか否かをステップ
1104で判別し、T1時間経過すれば(yes のとき)、右
車速センサー25bの出力信号と左車速センサー25a
との出力信号(いずれもパルスで出力される)との差が
±1パルスであるか否かを判別する(ステップ1105) 、
前記差が±1パルス以内であるとき(yes のとき)に
は、左右両走行クローラ2a,2bが同方向に駆動し、
且つ両者の走行速度が一致していることになる。
【0051】ステップ1105でnoのときには、ステップ11
06でさらに左電気的アクチェータ22aのソレノイドの
電流値(現在値)が、−100mA 以下または+100mA 以上
であるか否を判別し、noのとき(左電気的アクチェータ
22aのソレノイドの電流値(現在値)が、絶対値100m
A 以内であるとき) には、右車速センサー25bの出力
信号と左車速センサー25aとの出力信号との差が±1
パルスになるように、左電気的アクチェータ22aのソ
レノイドの電流値を増減制御する(ステップ1107) 。反
対にyes のとき(左電気的アクチェータ22aのソレノ
イドの電流値(現在値)が最大値を越えるかまたは最小
値を越えているとき)には、右電気的アクチェータ22
bのソレノイドの電流値を増減させる(ステップ1108)
【0052】このように制御するのは、次のような理由
による。
【0053】即ち、籾タンク6の位置する側がコンバイ
ンの右側であることから、当該籾タンク6内に貯留する
穀粒積載量が多くなるに従って、コンバインの右側に重
心が偏るので、右側の油圧ポンプ20bに負荷(トル
ク)が、左側の油圧ポンプ20aの負荷より多くなる。
従って、左右両油圧ポンプ20a,20bの油量が同じ
であると、右旋回勝手になる。
【0054】これを補正して直進走行する制御を実行す
る場合、右側の油圧モータ21bに既に所定の油量を送
るべく、右電気的アクチェータ22bのソレノイドの電
流値(現在値)を相当程度高めているから、この電流値
をさらに増大させる制御の余裕が少ない。この状態で左
側の電気的アクチェータ22aの電流値(現在値)を基
準にして右側の電流値を増大させると、その最大値にす
ぐに到達し、その最大値に到達すると、電流値を下げる
しか方法がなく、そうすると、さらに激しく右旋回する
から、直進制御するには、左右両油圧モータ21a,2
1bへ送る油量を大幅に減少させるという制御を実行し
なければならなくなる。これでは、直進速度を大幅に減
速することになる。
【0055】本実施例のように、既に負荷が掛かってい
る側(右側)の右電気的アクチェータ22bのソレノイ
ドの電流値(現在値)を基準とし、これに合わせるよう
に左側の電気的アクチェータ22aの電流値を増減制御
し、また、左側の電気的アクチェータ22aの電流値
(現在値)が最大値または最小値を越すと、はじめて右
電気的アクチェータ22bのソレノイドの電流値を増減
するという制御を実行することで、右側の走行速度を減
速することなく、これに略一致するように左側の走行速
度を変更でき、コンバインの左右の積載量の如何に拘ら
ず速度を大幅に変化しない状態の元で直進できるので、
直進性能が向上するのである。
【0056】なお、前記目標電流値の修正は、適宜時間
経過(例えば400m秒) ごとに更新するものとする。 〔旋回車速制御(ステップ1005) 〕(図12参照) この制御では、作業者が操作レバー30を前傾または後
傾させた状態で右に傾斜させると右旋回し、左に傾斜せ
さると左旋回する。
【0057】そして、左右両走行クローラ2a,2bを
同方向に駆動し、且つ、旋回内側の走行クローラに対す
る油圧モータの回転数を減速し、旋回外側の走行クロー
ラに対する油圧モータの回転数を増大させるのであり、
この場合、旋回直前時の走行作業機における左右両走行
クローラ2a,2bにおける各油圧モータの回転数を制
御する油圧ポンプの斜板71,71傾斜角度を調節する
ための電気的アクチェータ22a,22bへの出力信号
値を基準にして、旋回時の走行クローラに対する油圧モ
ータ21a,21bの回転数を制御する油圧ポンプ20
a,20bの斜板傾斜角度を調節するための電気的アク
チェータ22a,22bへの出力信号値を増減補正する
のであり、この補正の一例は旋回直前時の左右の油圧ポ
ンプ20a,20bの出力(吐出流量)の和、換言すれ
ば、旋回直前時の左右の電気的アクチェータ22a,2
2bへの出力信号値(電流値)の和Ia+Ib=Ioを
求め、次いで旋回時における、増加させた側の電気的ア
クチェータ22aの電流値(Ia+ΔI)、減少させた
側の電気的アクチェータ22bの電流値(Ib+ΔI)
を求め、その和(Ia+ΔI)+(Ib+ΔI)=Io
が、前記旋回直前時の電流値の和Ioと常時一致するよ
うにして、旋回制御を実行するのである(図12参
照)。
【0058】または、前記旋回直前時の左右両電気的ア
クチェータ22a,22bへの出力信号値(電流値)の
和Ia+Ib=Ioの値を考慮するすることなく、旋回
速度(旋回半径)を変更させるときでも、速度増加側
(旋回外側)の走行クローラに対する出力を制御する電
気的アクチェータの電流値(電流値増加側)と、速度減
速側の走行クローラに対する出力を制御する電気的アク
チェータの電流値(電流値減少側)との和が常に一定に
なるように、制御するのである。この場合、図12のよ
うな直線的関係で和が一定となるようにしても良いし、
図8のように曲線的変化の割合で和が一定となるように
しても良い。
【0059】さらに、言い換えると、左右の電気的アク
チェータ22a,22bへの出力信号値(電流値)は、
左右各走行クローラ2a,2bの駆動力に比例している
ことになるから、前記の旋回時の速度制御では、旋回
時における増速側と減速側の左右走行クローラ2a,2
bの駆動力の和が直進時の左右走行クローラ2a,2b
の駆動力の和に常に等しくなるようにするか、旋回時
における増速側と減速側の左右走行クローラ2a,2b
の駆動力の和が常に等しくなるように制御するのであ
る。
【0060】前記のようにすれば、直進走行から旋回
走行に入るときに、急激に減速したように感じたり、反
対に旋回走行から直進走行に移るときに、急加速したよ
うに感じることがなく、操縦者に不安感を与えることが
ない。
【0061】また、前記のようにすれば、旋回の程度
(旋回半径の大小または旋回時の速度の早い・遅い)の
違いにより、走行クローラの駆動力不足に陥ることがな
い。特に低速で小半径の旋回時に駆動力不足にて走行車
両が停止してしまうような不都合がなくなる。
【0062】旋回制御の一実施例として、旋回直前(例
えば0 〜400m秒前) の直進時の右側の油圧ポンプ20b
の出力VL1、左側の油圧ポンプ20aの出力VR1と
し、例えば、左旋回すべく作業者が操作レバー30を左
側に向かって適宜角度θ2倒すとき、旋回直前の直進車
速における操作レバー30の前傾斜角度に対応する車速
ポテンショメータ38の直進時出力値(SP)を読み込
む。
【0063】つぎに、旋回外側に対応する右電気的アク
チェータ22bに送る出力信号の右目標値MR2と、旋
回内側に対応する左電気的アクチェータ22aに送る出
力信号の左目標値ML2を演算する。
【0064】この場合、前記旋回開始直前(適宜時間
前)の左右油圧ポンプの出力比率(VL1/VR1)に
比例する前記左右両アクチェータのソレノイドの電流値
の比例関数f3(SP)を演算する一方、操作レバー30の
左右方向の傾斜角度θ2に対応する旋回ポテンショメー
タ47の出力値(TP)とするとき、この出力値TPに
比例する比例関数f4(TP)及びf5(TP)を演算して求
め、これらの比例関数により、旋回外側に対応する右電
気的アクチェータ22bに送る出力信号の右目標値MR
2=f4(TP)×f1(SP)と、旋回内側に対応する左電気
的アクチェータ22aに送る出力信号の左目標値ML2
=MR2×f5(TP)、MR2×f5(TP)=f4(TP)×f1
(SP)×f5(TP)とを、制御手段60にて演算するので
ある。この場合、前記MR2+ML2=一定値(C)と
し、旋回程度を変更したとき、例えば、θ2+Δθとし
たとき、前記MR2→MR2+ΔMになるとすれば、他
方のML2→ML2−ΔMとして、常時左右両電気的ア
クチェータに送る出力信号の左目標値の和が一定となる
ように制御するのである。
【0065】なお、副変速装置18で、スイッチ62,
63,64のON・OFFにより、低速、中速、高速に
切り換えたときには、車速ポテンショメータ38の出力
値を電気的に変更するのであり、例えば、主変速装置1
7での速度値10に対して副変速の高速時の速度値は1
2、中速時は8、低速時は6の比率となるように切り換
えることができる。
【0066】そして、この副変速装置18での各変速操
作時(高速,中速,低速)における直進走行時の速度に
対する旋回走行時の速度と、芯地旋回走行時の速度との
比率を、図13に示すように設定する。例えば、中速時
の直進走行で1/1 のとき、旋回走行では 3/4の速度と
し、芯地旋回走行時には1/2 の速度となるようにするの
である。
【0067】このようにして、高速で直進した状態から
旋回に移るに際してより大きい減速にして、旋回時の安
全を図る一方、低速で直進した状態から旋回に移るに際
しては、駆動力不足にならず安定した走行が実現できる
ようにするのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの平面図である。
【図2】コンバインの側面図である。
【図3】伝動系及び自動調節手段の概略図である。
【図4】操作レバー装置の側面図である。
【図5】図4のV−V線矢視図である。
【図6】制御手段のブロック図である。
【図7】操作レバーの前後傾斜角度θ1と速度変化の関
係を示す図である。
【図8】操作レバーの左右傾斜角度θ2と電気的アクチ
ェータへの出力値との関係を示す図である。
【図9】メインフローチャートである。
【図10】手動車速制御のサブルーチンフローチャート
である。
【図11】直進制御のサブルーチンフローチャートであ
る。
【図12】操作レバーの左右傾斜角度θ2と電気的アク
チェータへの電流値との関係を示す図である。
【図13】副変速装置での直進走行に対する旋回走行時
と芯地旋回走行時の速度変動比率を示す図である。
【符号の説明】
1 走行機体 2a,2b 走行クローラ 3 脱穀装置 7 刈取前処理装置 16 エンジン 20a,20b 油圧ポンプ 21a,21b 油圧モータ 22a,22b 電気的アクチェータ 28 操作レバー装置 30 操作レバー 25a,25b 車速センサー 38 車速ポテンショメータ 47 旋回ポテンショメータ 60 制御手段 71,71 斜板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−101870(JP,A) 特開 昭64−22678(JP,A) 実開 昭59−6569(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 11/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ポンプ及び油圧モータから成る左右
    別々の油圧式駆動手段にて、走行作業機における左右一
    対の走行クローラを各々駆動するように構成し、前記左
    右各々の油圧モータの回転数を、油圧ポンプに対する電
    気的アクチェータへの出力信号値の増減により制御し
    て、直進及び左右旋回の操向制御をする走行車両におい
    て、主変速装置に加えて副変速装置を設け、直進時の走
    行速度に対する芯地旋回時の走行速度の低下率を、前記
    副変速装置による変速段に応じて変更するように制御す
    る制御手段を備え、 該制御手段は、前記副変速装置により低速段に設定した
    ときの旋回時の走行速度と、前記副変速装置により高速
    段に設定したときの旋回時の走行速度とを異なるように
    し、且つ前記副変速装置による変速段が高速側であると
    きには、直進時の走行速度に対する芯地旋回時の走行速
    度の低下率を大きくし、前記変速段が低速側にあるとき
    には、直進時の走行速度に対する芯地旋回時の走行速度
    の低下率を少なくするように制御する ことを特徴とする
    走行車両における操向制御装置。
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