JP2610435B2 - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JP2610435B2
JP2610435B2 JP62161911A JP16191187A JP2610435B2 JP 2610435 B2 JP2610435 B2 JP 2610435B2 JP 62161911 A JP62161911 A JP 62161911A JP 16191187 A JP16191187 A JP 16191187A JP 2610435 B2 JP2610435 B2 JP 2610435B2
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traveling speed
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渉 中川
哲哉 稲田
俊樹 平野
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は穀稈を連続的に刈取って脱穀するコンバイン
に関する。
「発明が解決しようとする課題」 従来、走行変速レバーによる手動操作または脱穀負荷
センサの検出結果に基づいて行わせる車速自動制御によ
り走行速度を変更させる場合、走行変速レバーの手動操
作を検出させるポテンショメータなどを設けて走行変速
レバーの変速位置を検出する必要があり、制御構造の簡
略化並びに組立時の走行変速レバー検出位置設定操作の
簡略化などを容易に図り得ないと共に、処理能力の低い
コントローラを用いて応答性良好な制御を容易に行わせ
得ず、製造コストの低減などを容易に図り得ない等の問
題があった。
「課題を解決するための手段」 然るに、本発明は、走行変速レバーを設けて該レバー
の手動操作により走行速度を変更させると共に、脱穀負
荷センサを設け、脱穀負荷を検出して走行速度を自動的
に変更させる車速自動制御を行わせるコンバインにおい
て、脱穀負荷センサの検出結果に基づき行わせる車速自
動制御の終了によってこのときの動作状態を一定時間保
持させると共に、走行変速レバー操作が行われかつ前記
車速自動制御終了時の動作状態保持時間が経過したとき
に手動制御であることを判断する車速制御回路を設けた
ことを特徴とする。
「作 用」 従って、走行変速レバーの操作位置を検出するポテン
ショメータなどのセンサ部材を省略し得、制御構造の簡
略化並びに走行変速レバー位置設定の簡略化などを容易
に図り得ると共に、処理能力の低いコントローラによっ
て車速制御回路を形成しても、応答性良好な車速制御を
容易に行わせ得、車速制御機能を低下させることなく製
造コストの低減などを容易に図り得るものである。
「実施例」 以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図はコンバインにおける車速制御のブロック図、
第2図はコンバインの全体側面図、第3図は同平面図で
あり、図中(1)は左右に走行クローラ(2)を装設す
るトラックフレーム、(3)は前記トラックフレーム
(1)に固定支持する機台、(4)は前記機台(3)に
搭載していて左側にフィードチェーン(5)を張架し扱
胴(6)を内設する脱穀部、(7)は昇降シリンダ
(8)を介して前記脱穀部(4)前方に昇降可能に装設
していて穀稈引起し装置(9)、刈刃(10)及び穀稈搬
送機構(11)を備える刈取部、(12)は前記脱穀部
(4)の後側に設けて前記フィードチェーン(5)に連
結する排藁チェーン(13)終端を臨ませる排藁切断部、
(14)は前記脱穀部(4)から揚穀筒(15)を介して取
出す穀粒を貯留する籾タンク、(16)は作業者が座乗す
る運転席(17)、(17)は前記運転席(16)前方及び左
側方に設ける運転操作部、(18)はコンバインの各部を
駆動するエンジン部であり、連続的に刈取り並びに脱穀
作業を行うように構成する。
また、左右サイドクラッチレバー(19)(19)、走行
変速レバー(20)、副変速レバー(21)、脱穀・刈取ク
ラッチレバー(22)、刈取昇降レバー(23)などの手動
操作部材を前記運転操作部(17)に配設している。
そして、前記扱胴(6)の駆動負荷を検出する自動制
御センサである脱穀負荷センサ(24)と、機体の走行速
度を検出する車速センサ(25)を備え、マイクロコンピ
ュータで構成する車速制御回路(26)に前記各センサ
(24)(25)及び自動スイッチ(27)を入力接続させる
と共に、前記制御回路(26)に走行変速レバー(20)を
回動操作させるシフトモータ(28)を出力接続させ、前
記脱穀負荷センサ(24)に基づいてシフトモータ(28)
を自動的に作動制御し、また前記運転操作部(17)の右
側に車速調整レバー(29)を備え、該レバー(29)の前
後或いは左右の傾倒操作によってオン作動する増速スイ
ッチ(30)及び減速スイッチ(31)を前記制御回路(2
6)に入力接続させ、車速調整レバー(29)操作によっ
ても前記シフトモータ(28)を自動的に作動制御し、さ
らに前記制御回路(26)に手動ランプ(32)及び自動ラ
ンプ(33)を出力接続させ、前記変速レバー(20)を手
動操作時に手動ランプ(32)を、また前記制御回路(2
6)出力によるモータ(28)制御による走行変速レバー
(20)の自動操作時に自動ランプ(33)を点灯作動させ
るように構成している。
上記から明らかなように、走行変速レバー(20)を設
けて該レバー(20)の手動操作により走行速度を変更さ
せると共に、脱穀負荷センサ(24)を設け、脱穀負荷を
検出して走行速度を自動的に変更させる車速自動制御を
行わせるコンバインにおいて、脱穀負荷センサ(24)の
検出結果に基づき行わせる車速自動制御の終了によって
このときの動作状態を一定時間保持させると共に、走行
変速レバー(20)操作が行われかつ前記車速自動制御終
了時の動作状態保持時間が経過したときに手動制御であ
ることを判断する車速制御回路(26)を設け、走行変速
レバー(20)の操作位置を検出するポテンショメータな
どのセンサ部材を省略し、制御構造の簡略化並びに走行
変速レバー位置設定の簡略化などを図ると共に、処理能
力の低いコントローラによって車速制御回路(26)を形
成しても、応答性良好な車速制御を行わせ得、車速制御
機能を低下させることなく製造コストの低減などを図れ
るように構成している。
本実施例は上記の如く構成するもので、自動スイッチ
(27)のオン操作により車速制御が開始されると、第4
図のフローチャートに示す如く、脱穀負荷センサ(24)
の検出値が扱胴負荷設定範囲外で、負荷が過大のとき前
記制御回路(26)出力によりシフトモータ(28)を正転
駆動して走行変速レバー(20)を減速側に回動させる一
方負荷が過小のとき前記制御回路(26)出力により前記
モータ(28)を逆転駆動して走行変速レバー(20)を増
速側に回動させ、扱胴負荷つまり作業負荷が設定範囲内
になるように車速を自動的に減速或いは増速制御する。
また前記センサ(24)の検出値が扱胴負荷設定範囲内
で、車速調整レバー(29)操作により増速スイッチ(3
0)或いは減速スイッチ(31)がオン作動した場合も上
記と同様に、前制御回路(26)出力により前記モータ
(28)が逆転或いは正転駆動して走行変速レバー(20)
を増速側或いは減速側に回動させ、作業者が意図的に車
速を増速或いは減速制御できる。
そして、上記のように制御回路(26)出力により減速
動作或いは増速動作が行われると、これら各動作後に、
初期設定で「0」設定(リセット)される減速フラグ或
いは増速フラグを「1」にして、前記制御回路(26)に
減速動作完了合図或いは増速動作完了合図を与えると共
に、これら合図を一定時間(少なくとも減速動作或いは
増速動作の完了時点から前記レバー(20)のシフト位置
に対応する車速になるまでの時間)保持する。
また第5図のフローチャートに示す如く、機体が走行
している間、車速センサ(25)の検出値が前記制御回路
(26)に入力されていて、車速が一定以上変化したこと
を検出すると、増速フラグ或いは減速フラグの有無を調
べ、増速フラグ或いは減速フラグが「0」のとき、前記
の車速変化は走行変速レバー(20)による手動操作によ
り行われた制御動作であることを判断し、手動ランプ
(32)を点灯させる一方、前記増速フラグ或いは減速フ
ラグが「1」のとき、前記車速変化は制御回路(26)を
介して自動的に行われた制御動作であることを判断し、
自動ランプ(33)が点灯される。
「発明の効果」 以上実施例から明からなように本発明は、走行変速レ
バー(20)を設けて該レバー(20)の手動操作により走
行速度を変更させると共に、脱穀負荷センサ(24)を設
け、脱穀負荷を検出して走行速度を自動的に変更させる
車速自動制御を行わせるコンバインにおいて、脱穀負荷
センサ(24)の検出結果に基づき行わせる車速自動制御
の終了によってこのときの動作状態を一定時間保持させ
ると共に、走行変速レバー(20)操作が行われかつ前記
車速自動制御終了時の動作状態保持時間が経過したとき
に手動制御であることを判断する車速制御回路(26)を
設けたもので、走行変速レバー(20)の操作位置を検出
するポテンショメータなどのセンサ部材を省略でき、制
御構造の簡略化並びに走行変速レバー位置設定の簡略化
などを容易に図ることができると共に、処理能力の低い
コントローラによって車速制御回路(26)を形成して
も、応答性良好な車速制御を容易に行わせることがで
き、車速制御機能を低下させることなく製造コストの低
減などを容易に図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すコンバインにおける車
速制御のブロック図、第2図はコンバインの全体側面
図、第3図は同平面図、第4図及び第5図はフローチャ
ートである。 (20)……走行変速レバー (24)……脱穀負荷センサ (26)……車速制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−105422(JP,A) 実開 昭61−160620(JP,U) 実開 昭62−36622(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行変速レバー(20)を設けて該レバー
    (20)の手動操作により走行速度を変更させると共に、
    脱穀負荷センサ(24)を設け、脱穀負荷を検出して走行
    速度を自動的に変更させる車速自動制御を行わせるコン
    バインにおいて、脱穀負荷センサ(24)の検出結果に基
    づき行わせる車速自動制御の終了によってこのときの動
    作状態を一定時間保持させると共に、走行変速レバー
    (20)操作が行われかつ前記車速自動制御終了時の動作
    状態保持時間が経過したときに手動制御であることを判
    断する車速制御回路(26)を設けたことを特徴とするコ
    ンバイン。
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