JP2977409B2 - 電線の端末処理装置 - Google Patents

電線の端末処理装置

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JP2977409B2
JP2977409B2 JP5103996A JP10399693A JP2977409B2 JP 2977409 B2 JP2977409 B2 JP 2977409B2 JP 5103996 A JP5103996 A JP 5103996A JP 10399693 A JP10399693 A JP 10399693A JP 2977409 B2 JP2977409 B2 JP 2977409B2
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義夫 清水
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線供給装置から繰り
出される電線の測長及び切断を行い、切断された電線を
その軸線と直交する方向に搬送し、電線端末部の皮剥
き、電気接続端子の加締圧着等の必要な処理を行い、配
線に必要な電線を製造する電線の端末処理装置の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の電線の端末処理装置の概観
斜視図である。端末処理装置2は、電線供給装置3,反
転装置4,切断装置5,搬送装置6,皮剥き装置7,検
出器8,端子圧着機9,検出器10及びこれらの装置を
制御する自動制御装置1と、これらの装置を設置する取
付台11及び搬送装置6によってループ状で搬送される
電線を支持する支持台12から構成されている(特公昭
64−5424号公報)。
【0003】自動制御装置1は、磁気テープその他の入
力情報に従って計算し、その出力信号を端末処理装置2
を構成する各装置に送り、これらの動作を制御するよう
になっている。電線供給装置3は、図示しない電線リー
ルから電線Wを引出して測長し、反転装置4に電線Wを
供給する。
【0004】反転装置4では、供給された電線Wの端末
部を把持して電線の繰り出し方向に回転して電線Wをル
ープ状にする。切断装置5は、電線供給装置3および反
転装置4の動作と関連して、所定の長さに繰り出された
電線Wを切断する。
【0005】搬送装置6は、切断された電線を次段の皮
剥き装置7,検出器8及び端子圧着機9へ、無端チェー
ン13上の把持具14で把持して搬送する。皮剥き装置
7では、搬送装置6により送られた電線の端末絶縁部を
剥き取る。検出器8では、皮剥き装置7で皮剥きされた
状態の良否を検知する。
【0006】端子圧着機9では、前記検出器8を通過し
た良好な状態の電線の端末導体部に所要の電気接続端子
を挿通して加締圧着する。検出器10は端子圧着機9で
圧着された電気接続端子の良否を検知する。
【0007】このように、端末処理装置2は電線供給装
置3から繰り出された電線Wの端末部を反転装置4に備
えられた図示しないクランプ爪で把持させた後、該反転
装置4により電線の繰り出し方向に向けて反転させ、前
記クランプ爪で把持した電線Wの反対側を電線供給装置
3により所望の長さだけ繰り出した後切断し、皮剥き装
置7により電線端末の被覆を剥き取り、最終段の端子圧
着機9で電線の端末導体部に所要の電気接続端子を加締
圧着するようにしたものである。
【0008】現在、ワイヤハーネスの生産は大量生産方
式から少量多品種の生産方式に移行する傾向にあり、一
台の端末処理装置により電線の規格(線径,単線,撚
線,被覆の色など)、長さおよび異種の電気接続端子の
加締,圧着等の必要な一連の処理を行うことができる装
置の開発が要請されている。
【0009】しかし、上記の端末処理装置2の端子圧着
機9において、電気接続子の品種交換を行う場合は、端
末処理装置2に固定の端子圧着機9から加締型と端子送
り機構からなるアプリケータ9a(電気接続子ごとに専
用)を交換し、さらに電気接続子をアプリケータ9aに
装着後、クリンプハイト(加締高さ)の調整を行わねば
ならず、長時間を必要とする。その間、端末処理装置2
の運転は出来ない為、段取回数が多くなると生産効率が
低下する欠点があった。
【0010】また、防水コネクタ用の電線は、端子圧着
前に図8のようにゴム栓15を挿着する必要がある。そ
の場合、図7の端末処理装置において切断装置5と皮剥
き装置7との間にゴム栓挿入装置を配置すればよいが、
ゴム栓も前記電線の規格や装着すべきコネクタハウジン
グの寸法などで異なる。従って、ゴム栓挿入装置の設
置、交換には端子圧着機の場合と同様に手間がかかる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
に着目してなされたもので、第1の目的は、ワイヤハー
ネスに使用する電線の測長,自動切断,皮剥き、電気接
続子の圧着を行う端末処理装置において、多品種少量生
産に対しても、ロット替え段取り時間及び段取りによる
調整をなくし、迅速に対応出来るようにすることにあ
る。本発明の第2の目的は、端子圧着機の交換,セット
の際に、端子圧着機による電気接続子に専用されるゴム
栓の挿着も同時に行うことができる装置を提供するにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の電線端末処理装置にあっては、電線供給
装置から送り出される電線の測長及び切断を行い、切断
された電線をその軸線と直交する方向に搬送し、皮剥き
装置で電線端末部の皮剥きを行ったのち、端子圧着機に
より端子リールから電気接続子を引き出して電線端末部
に加締圧着するようにした電線の端末処理装置におい
て、前記端子圧着機と端子リールとを移動自在なスタン
ドに設けて端子圧着ユニットを構成し、前記端末処理装
置の稼働時に不要な端子圧着ユニットを取り外すと共
に、次に生産される品種の電気接続子に対応するように
調整したのち再度同じ場所に取り付けるため、該端子圧
着ユニットが該端末処理装置の取付台に対して前記皮剥
き装置の次に着脱自在に複数取り付けられることを特徴
とする(以下、第1の発明という)。第2の発明は、請
求項2の特徴部分に記載したように、前記電線に対する
ゴム栓挿入装置、ゴム栓挿入後に皮剥きを行うための皮
剥き装置、電気接続子を加締圧着するための端子圧着機
とこれを支持するスタンドから複合ユニットを構成し、
前記端末処理装置の稼動時に不要な複合ユニットを取り
外すと共に、次に生産される品種の電気接続子と、該電
気接続子に専用化されたゴム栓とに対応するように調整
したのち再度同じ場所に取り付けるため、該複合ユニッ
トが該端末処理装置の取付台に対して前記電線の切断装
の次に着脱自在に取り付けられることを特徴とする。
【0013】
【作用】第1の発明によれば、端子圧着機と端子リール
とを移動自在なスタンドに設けてなる端子圧着ユニット
を複数準備すると共に、端末処理装置の取付台に対して
皮剥きの次に端子圧着ユニットを着脱自在に取り付け、
端末処理装置の稼働時に対応するように調整したのち再
度同じ場所に取り付けるようにしたので、端末処理装置
の稼働中に休止している端子圧着ユニットを一旦取り外
すと共に、再調整したのち同じ場所に取り付けることが
出来る。それにより、多品種少量生産に対してもロット
替え段取り時間及び段取りによる調整を省略出来る。ま
た、第2の発明によれば、電線に対するゴム線挿入装
置、ゴム栓挿入後に皮剥きを行うための皮剥き装置、電
気接続子を加締圧着するための端子圧着とこれを支持す
るスタンドからなる複合ユニットを予め複数準備し、且
つ端末処理装置の取付台に対して電線の切断装置の次に
着脱自在に取り付け、端末処理装置の稼働時に不要な複
合ユニットを取り外すと共に、次に生産される品種の電
気接続子と、電気接続子に専用化されたゴム栓とに対応
するように再度同じ場所に取り付けるので、第1の発明
と同様に多品種少量生産に対して迅速に対応することが
できる。なお、第2の発明の装置を使用する場合、電線
の端末処理装置に搭載した皮剥き装置は制御的に休止す
る。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す電線の端末処
理装置の概観斜視図である。電線の端末処理装置22
は、電線供給装置23,反転装置24,切断装置25,
搬送装置26,皮剥き装置27,検出器28,端子圧着
ユニット29,検出器30及びこれらの装置を制御する
自動制御装置21、これらの装置を設置する取付台31
及び搬送装置26によってループ状で搬送される電線を
支持する支持台32から構成されている。
【0015】自動制御装置21、電線供給装置23、切
断装置25、搬送装置26、皮剥き装置27および皮剥
き状態の良否を検出する検出器28と電気接続子の圧着
状態を良否を検出する検出器30とは図に示す従来例
と同様であり、詳細な説明を省略する。
【0016】図2は端子圧着ユニット29の側面図であ
る。この端子圧着ユニット29は、端子圧着機33及び
スタンド34等から成り、前記検出器28を通過した良
好な状態の電線の端末導体部に所要の電気接続子を圧着
する。35は端子圧着機33の架台であり、該架台35
は下側の四隅にコロ36が軸着されるとともに、その下
面中央に操作腕35aが垂設され、さらに架台35の下
側前方にフイン35bが突設されている。この架台35
は、スタンド34の上方に4本の連結軸34aで係着さ
れ、該スタンド34は下側の四隅にキャスター37が設
けられている。 なお、連結軸34aには外側にねじが
形成され、ナット34bにより前記架台35とスタンド
34との間隔を微調整出来るようにしてある。
【0017】端子圧着機33のアプリケータ38(電気
接続子の品種ごとに専用)は図示しない加締型と端子送
り機構とを有する。アプリケータ38には架台35及び
スタンド34に突設した端子ガイド39に案内されて電
気接続子40が供給されるように設定されている。電気
接続子40は、複数の電気接続子40が一連の帯状に連
続してプレス成形され、この連鎖状の電気接続子40は
スタンド34に軸着された端子リール41に捲回されて
いる。
【0018】図3において、前記端末処理装置22の取
付台31には、皮剥き装置27の次に一対のガイドレー
ル42,42が水平方向に突設されている。各ガイドレ
ール42は、中間部と基端部にそれぞれ水平部42a,
42bを有し、先端部に傾斜部42cを有すると共に、
水平部42a,42bの間にも傾斜部42dが形成され
ている。ガイドレール42,42間の巾は架台35の左
右のコロ36の幅とほぼ同等に設定されている。
【0019】一対のガイドレール42,42の水平部4
2bの内面には、前記架台35のフイン35bと係合す
る図示しないガイド溝が凹設されている。また、ガイド
レール42,42の基端部の中間において、前記取付台
31からストッパー支持板44が立設されており、その
上端部にはねじ状のストッパー44aが螺合され、架台
35がセット位置にあるとき、ストッパー44aの先端
44a′が架台35に当接するよう設定されている。
【0020】43は引込みシリンダであり、前記一対の
ガイドレール42,42のほぼ中央下方に位置して前記
取付台31に固定されている。引込みシリンダ43のピ
ストンロッド43aは先端に断面がコ字状の把持具43
bを有し、該把持具43bは前記操作腕35aの先端と
係合している。
【0021】また、ストッパー支持板44,一対のガイ
ドレール42,42及び引込みシリンダ43は、前記と
同様に他に2セット設けられ、端子圧着ユニット29は
3セット以上用意されている。
【0022】本発明の電線の端末処理装置22は上記の
ように構成されており、予め電気接続子40の品種ごと
に専用の加締型と端子送り機構を備えたアプリケータ3
8を端子圧着機33に装着すると共に、該品種の連鎖状
の電気接続子40を端子リール41に捲回した端子圧着
ユニット29が用意されている。
【0023】次に、端子圧着ユニット29の段取りにつ
いて説明する。図3に示すように、所要の電気接続子4
0を装着した端子圧着ユニット29を押して、架台35
の前部左右のコロ36が各ガイドレール42の傾斜部4
2dの裾部に位置すると共に、後部左右のコロ36が傾
斜部42cの裾部に位置するようセットする。このとき
引込みシリンダ43におけるピストンロッド43aの把
持具43bは操作腕35aの先端の真横にあるので、把
持具43bを90度回動させて、操作腕35aの先端と
係合させる。
【0024】次いで、端子圧着機33に接続された図示
しないコードを自動制御装置21に接続し、端子圧着ユ
ニット29のスイッチ(図示せず)をONとする。これ
により、引込みシリンダ43が作動して、ピストンロッ
ド43aが引っ込み、操作腕35aは端末処理装置22
の取付台31側に引き寄せられる。従って、端子圧着ユ
ニット29の架台35の前部左右のコロ36は一対のガ
イドレール42,42の傾斜部42dを登り、後部左右
のコロ36も傾斜部42cを登る。
【0025】その結果、図4に示すように、架台35の
前部左右のコロ36は各ガイドレール42の水平部42
b上に位置し、後部左右のコロ36も水平部42a上に
位置すると共に、架台35の前端はストッパー44aの
先端44a′に当接して正規のセット位置に収まり、前
記引込みシリンダ43のピストンロッド43aの引っ込
み力により、運転中この位置が保持される。
【0026】なお、この際の架台35の左右方向の位置
決めは、前記フイン35bが前記図示しないガイド溝と
係合してなされる。従って、端末処理装置22の自動制
御装置21の図示しないスタートスイッチをONとする
と、電線Wは所定の工程を経て所要の長さに切断され、
端末部が皮剥きされて所定のタクトで上記のようにセッ
トされた端子圧着ユニット29のステージに送り込ま
れ、そこで自動制御装置21からの制御信号に基づき電
気接続子40が加締圧着される。
【0027】端子圧着ユニット29は、通常複数台が端
末処理装置22に並設され、運転されているが、ある時
点でその中のあるユニットが休止している場合がある。
この休止状態の端子圧着ユニット29を取り外すと共
、次に生産される品種の電気接続子に対応して再調整
する。再調整後に取り外した場所と同じ場所に端子圧着
ユニットを取り付ける。これにより、前記端末処理装置
22全体を停止させることなく、次の品種の異なる電気
接続子を備えたワイヤハーネスの生産に容易に移行出来
る。従って、本発明によれば、少量多品種のワイヤハー
ネスを製造する場合に端末処理装置の稼働率が飛躍的に
向上する。
【0028】図5は第2の発明に係る複合ユニットの平
面図、図6はその側面図を示す。なお、第1の発明と同
様の構成部材には同一の符号またはダッシュ付の符号を
用いて説明を簡略する。複合ユニット50は、第1の発
明と同様にスタンド34′上に支持された架台35′の
上に、図5の右側から順にゴム栓挿入装置51、皮剥き
装置27および端子圧着機33′を設けてなる。52は
皮剥き状態の良否を検出するセンサ(図示の例では監視
カメラ)、53は端子の加締圧着状態の良否を検出する
検出器である。
【0029】ゴム栓挿入装置51は、皮剥き装置27と
同様に既知の構成のものを使用することができる。その
一例を示すと、ゴム栓挿入装置51はパーツフィーダ5
4、ガイドノズル56および線条体把持手段59などか
ら成る(特開平2−75181号公報)。パーツフィー
ダ54はゴム栓を同じ向きで一個ずつ送り出し、ガイド
ノズル56はそのゴム栓を受けて軸方向に進退可能でエ
アーの供給を受ける。また、線条体把持手段59は皮剥
きされた電線の突出した先端をガイドノズル56と軸合
わせすると共に該ノズルの開口に臨ませて把持するもの
である。55はゴム栓を加圧エアーによりガイドノズル
56に搬送するためのホース、57はガイドノズル用シ
リンダ、58は該シリンダ57を介してガイドノズル
6を支持するフレームである。なお、端子リール41′
はスタンド34′に軸支する代わりに端子圧着機33′
に取りつけてある。
【0030】ゴム栓の挿入は、まず電線を線条体把持手
段59により先端が突出した状態で把持し、軸を一致さ
せさてガイドノズル56に臨ませ、次いでガイドノズル
56を進行させて電線の先端をガイドノズル56内に進
入させ、さらにガイドノズル56にゴム栓を嵌装してエ
アーを加えて該ノズル内を移送し、前記電線の先端に嵌
入させることにより行う。
【0031】このように、端子圧着機33′のみならず
ゴム栓挿入装置51および皮剥き装置27を組み合わせ
た複合ユニット50として構成することにより、電線に
特定される電気接続子の加締圧着と該電気接続子に専用
されるゴム栓の挿着に対して、第1の発明と同様に段取
りおよびその調整に時間をとられず、極めて短時間で交
換することができる。なお、ゴム栓挿入装置は上記実施
例に限定されるものではなく、種々の装置を用いること
ができるのは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本願の第1の発明
はワイヤハーネスの製造に使用する電線の測長、切断、
皮剥きを行って、電気接続子を加締圧着する端末処理装
置において、電気接続子の品種に対応して複数の端子圧
着ユニットを着脱自在に取付台に装着したので、多品種
少量生産に対しても、端子圧着ユニットを端末処理装置
に装着した状態でのロット替え段取り時間および調整を
省略することができ、迅速な対応が可能となる。即ち、
端子圧着ユニットのユニット単位ごとに電気接続子の交
換、アプリケータの交換、およびクリンプハイトの調
等を予め行うことができるから、端末処理装置への端子
圧着ユニットの装着後に端子圧着ユニットを調整する手
間を省くことができる。そのため、装着後すぐに端子圧
着ユニットを稼働させることができる。従って、次の品
種の異なる電気接続子を備えたワイヤハーネスの生産に
容易に移動することができる。また、端末処理装置の稼
働中に不要な端子圧着ユニットを一旦取り外し、次に使
用される電気接続子に交換すると共に、アプリケータの
交換およびクリンプハイトの調整を行い、そして再度同
じ場所に装着するから、端末処理装置の全体を停止する
ことなく次のロット替え段取りを速やかに行うことがで
きる。また、第2の発明によれば、ゴム栓挿入装置、
剥き装置、端子圧着機および端子リールを組み込んだ複
合ユニットとして形成されているので、端子圧着機で圧
着される電気接続子に専用化されたゴム栓の挿着も複合
ユニットのセットと同時に行うことができる。即ち、第
1の発明と同様に、端末処理装置の稼働中に、不要な複
合ユニットを一旦取り外し、次に使用される品種の電気
接続子と、それに対応するゴム栓およびアプリケータと
にそれぞれ交換すると共に、クリンプハイトの調整を行
う。それから、再度同じ場所に複合ユニットを挿着す
る。これにより、端末処理装置の全体を停止することな
く次の品種の電気接続子に対するロット段取りを迅速に
行うことができる。そのため、第1の発明と同様に多品
種少量生産に対して迅速な対応をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の第1発明の実施例を示す端子圧着ユニッ
トを装着した端末処理装置の概観斜視図である。
【図2】図1の端子圧着ユニットの側面図である。
【図3】同じく端子圧着ユニットがセットされる直前の
位置の要部の側面図である。
【図4】同じく端子圧着ユニットがセットされた位置の
要部の側面図である。
【図5】本願の第2発明を示す端末処理装置における複
合ユニットの平面図である。
【図6】図5のゴム栓挿入装置部分の側面図である。
【図7】従来の端末処理装置の斜視図である。
【図8】防水コネクタ用のゴム栓付電線の説明図であ
る。
【符号の説明】
W 電線 21 自動制御装置 22 端末処理装置 23 電線供給装置 24 反転装置 25 切断装置 26 搬送装置 27 皮剥き装置 28,30 検出器 29 端子圧着ユニット 31 取付台 32 支持台 32b 把持具 33,33′ 端子圧着機 34,34′ スタンド 35,35′ 架台 35a 操作腕 35b フイン 36 コロ 37 キャスター 38 アプリケータ 39 端子ガイド 40 電気接続子 41 端子リール 42 ガイドレール 43 引込みシリンダ 44 ストッパー支持板 44a ストッパー 50 複合ユニット 51 ゴム栓挿入装置 54 パーツフィーダ 55 エアホース 56 ガイドノズル 57 ノズル用シリンダ 58 フレーム 59 線条体把持手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金田 栄之 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢 崎部品株式会社内 (72)発明者 清水 義夫 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢 崎部品株式会社内 (72)発明者 村田 宰 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢 崎部品株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−99288(JP,A) 特公 昭64−5424(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 43/00 - 43/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線供給装置から送り出される電線の測
    長及び切断を行い、切断された電線をその軸線と直交す
    る方向に搬送し、皮剥き装置で電線端末部の皮剥きを行
    ったのち、端子圧着機により端子リールから電気接続子
    を引き出して電線端末部に加締圧着するようにした電線
    の端末処理装置において、 前記端子圧着機と端子リールとを移動自在なスタンドに
    設けて端子圧着ユニットを構成し、前記端末処理装置の
    稼働時に不要な端子圧着ユニットを取り外すと共に、次
    に生産される品種の電気接続子に対応するように調整し
    たのち再度同じ場所に取り付けるため、該端子圧着ユニ
    ットが該端末処理装置の取付台に対して前記皮剥き装置
    の次に着脱自在に複数取り付けられることを特徴とする
    電線の端末処理装置。
  2. 【請求項2】 電線供給装置から送り出される電線の測
    長及び切断を行い、切断された電線をその軸線と直行す
    る方向に搬送し、電線端末部の皮剥きを行ったのち、端
    子圧着機により端子リールから電気接続子を引き出して
    電線端末部に加締圧着するようにした電線の端末処理装
    置において、 前記電線に対するゴム栓挿入装置、ゴム栓挿入後に皮剥
    きを行うための皮剥き装置、電気接続子を加締圧着する
    ための端子圧着機とこれを支持するスタンドから複合ユ
    ニットを構成し、前記端末処理装置の稼動時に不要な複
    合ユニットを取り外すと共に、次に生産される品種の電
    気接続子と、該電気接続子に専用化されたゴム栓とに対
    応するように調整したのち再度同じ場所に取り付けるた
    め、該複合ユニットが該端末処理装置の取付台に対して
    前記電線の切断装置の次に着脱自在に取り付けられるこ
    とを特徴とする電線の端末処理装置。
JP5103996A 1992-05-18 1993-04-30 電線の端末処理装置 Expired - Lifetime JP2977409B2 (ja)

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US08/235,329 US5404634A (en) 1993-04-30 1994-04-29 Wire ends processing apparatus
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