JPS6223297Y2 - - Google Patents

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JPS6223297Y2
JPS6223297Y2 JP10413281U JP10413281U JPS6223297Y2 JP S6223297 Y2 JPS6223297 Y2 JP S6223297Y2 JP 10413281 U JP10413281 U JP 10413281U JP 10413281 U JP10413281 U JP 10413281U JP S6223297 Y2 JPS6223297 Y2 JP S6223297Y2
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JP
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deceleration
switch
speed
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continuously variable
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JP10413281U
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JPS589825U (ja
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 従来、減速スイツチと増速スイツチとを変速レ
バーに装着し、この変速レバーを所望の位置にセ
ツトすると、モーターが起動して機体の走行速度
が変速されるようにした変速操作装置は実開昭55
−48237号公報によつて既に知られている。
しかし、上記変速操作装置は機体回行時に作業
中の走行速度よりも低速に一旦減速し、作業再開
時に再度増速すべく変速レバーをその都度手動操
作する必要があり面倒であつた。
本考案はこわめて簡単な構成でありながら、機
体回行時に行うコンバインの前処理装置、乗用田
植機の植付装置又はトラクタに装着した作業機の
昇降、若しくは走行負荷センサーや回行センサー
等の検出信号により機体の走行速度を自動的に変
速し得て走行装置の操作性及び能率性を向上せん
とするものであつて、変速レバーの速度設定位置
に対応して、駆動装置により無段変速装置を変速
作動させるポジシヨン制御回路に、無段変速装置
の高速状態を検出する検出器、減速解除スイツ
チ、及び減速作動スイツチにより構成される減速
回路を挿入し、上記減速回路の解除スイツチ
「切」状態で且つ減速作動スイツチの「入」に基
ずき、前記検出器が高速状態を検出している間、
変速レバーの速度設定位置に拘らず駆動装置を無
段変速装置の減速側に変速作動せしめるべく構成
したことを特徴とするものである。
以下図面に示す実施例について説明すると、1
は走行装置2を有する機台3上の一側寄りに装置
した脱穀装置であつて、その前方には刈取装置4
及び穀稈搬送体5を設け、他側には前方から順に
操作盤6、運転席7、穀粒ホツパー8及びエンジ
ン9が設けてあり、脱穀装置1の後部にはカツタ
ー10が設けてある。
11は固定プーリーと可動プーリーとからなる
割プーリーであつて固定プーリーの外周のV溝と
前記エンジン9のVプーリーとの間には、Vベル
トが掛張してあり、上記割プーリー11と走行装
置2の駆動スプロケツトに伝動するミツシヨンケ
ース12の入力割プーリー13との間にはVベル
ト14が掛張してある。
15は前記割プーリー11の上方でかつ運転席
7の側部の機枠に取付けた変速ケースであつて、
それに支承した前後方向の螺軸16はモーター1
7(駆動装置)により駆動され、該螺軸16に弾
持されたボールによつて螺合する移動子18は支
軸19に固定し、支軸19に固定した扇形状をな
す起動体20は前記割プーリー11の可動プーリ
ーを移動させるカム21にロツド22を介して連
結されており、板面には第2図に示す如く中立部
から前後に伸びる円弧状の増速突条23と減速突
条23′とが設けてあり、増速突条23の中間部
から前端にわたる(突条23の50〜70%の長さ)
外周には突条からなるカム24が付設してある。
また、前記支軸19に回動可能に嵌装した変速
レバー25にはポジシヨン回路aに挿入したスイ
ツチ26とスイツチ27とを取り付け、下端に弾
持したノツチボール28はノツチ板29に係合し
ている。
更に前記変速レバー25を最高速位置にセツト
した時、この変速レバー25の位置と対応する部
位の固定部材、即ち本実施例では変速ケース15
の前部には減速回路bに挿入した減速スイツチ3
0が取付けてあり、該減速スイツチ30は常閉ス
イツチで中速及び高速時にはONとなり、低速時
にはカム24に押されてOFFとなる。
次に作用について説明すると、第2図及び第4
図Aに示す状態は変速レバー25を最低速位置に
セツトして変速調節作動が完了した状態を示し、
スイツチ26及び27は中立部に落ち込んで
OFF、減速スイツチ30はカム24により押さ
れてOFFとなつている。
この状態で変速レバー25を前方へ傾動して、
例えば第4図Bに示す位置にセツトするとスイツ
チ26がONとなるのでモーター17は正回転し
て起動体20を前方へ回動させカム21が可動プ
ーリーを押して割プーリー11の溝幅を狭めるの
で走行装置2は高速回動し、起動体20が第4図
Cに示す位置まで回動するとスイツチ26が
OFFとなつてモーター17は停止し、減速スイ
ツチ30はONとなる。
そして、前記変速レバー25を第4図C位置に
セツトし刈取脱穀作業を行つている時、機体を回
行すべく刈取装置4及び穀稈搬送体5からなる前
処理装置を上昇させると、それに付設した減速作
動スイツチ31はONとなり、操作盤6上に設け
た減速解除スイツチ34は解除を解かれた「切」
状態で(路上走行時及び格納時等にはOFFとす
る)はONとなつているので、第5図に示す制御
回路において、リレー32及びアースリレー33
が下側へ切換つてポジシヨン回路aは開回路とな
り、減速回路bは閉回路となる。
この時減速スイツチ30は無段変速装置の高速
状態を検出しONとなつているのでモーター17
は逆回転して起動体20を矢印で示す如く後方へ
回動させて減速し、減速スイツチ30が第4図D
に示す如くカム24に乗り上げるとモーター17
は停止し、機体は所定の低速走行するからこの間
に機体回行を行う。
次いで機体回行及び機体の進行位置の設定が終
つて前処理装置を下降させると減速作動スイツチ
(前処理スイツチ)31はOFFになるのでリレー
32及びアースリレー33が切換つて元の状態に
なり、この時スイツチ26はONとなつているの
でモーター17は正回転して増速され、起動体2
0が変速レバー20のセツト位置に達して停止す
る。
また第4図Aに示す状態、又はそれより若干変
速レバー25を前方へ傾動する低速状態では、減
速スイツチ30は依然としてカム24に押されて
OFFとなつているため、この状態で前処理装置
を上昇させて、減速作動スイツチ31がONとな
つても、減速回路bは実質的に作動せず、変速レ
バー25による走行速度を維持して走行を行うの
で、不必要な増減速に伴う安全性、および走行能
率の低下を防止する。
しかも、前述の減速作動を必要としない場合、
例えば路上走行時及び格納時等においては、減速
解除スイツチ34を必要に応じて「入」にしてお
けば、仮に前処理装置を上昇させて路上走行を行
つても、減速作動スイツチ31のONにかかわら
ず、解除スイツチ34はOFFであり、減速回路
bは開回路となりポジシヨン回路aは開回路で減
速されることなく迅速に走行を行える。
なお、前記減速作動スイツチ31は乗用田植機
の植付装置及びトラクタの作業機の昇降により
ON,OFFするスイツチ、又は走行負荷センサー
や回行センサーとしても良い。
本考案は前述のように、変速レバーの速度設定
位置に対応して、駆動装置により無段変速装置を
変速作動させるポジシヨン制御回路に、無段変速
装置の高速状態を検出する検出器30、減速解除
スイツチ34、及び減速作動スイツチ31により
構成される減速回路を挿入し、上記減速回路の解
除スイツチが「切」状態で且つ減速作動スイツチ
の「入」に基ずき、前記検出器30が高速状態を
検出している間、変速レバーの速度設定位置に拘
らず駆動装置を無段変速装置の減速側に変速作動
せしめるべく構成したので、回行時又は過負荷時
等のように走行速度を低速にする必要のある時に
は、変速レバーはそのままの状態で自動的に減速
作動がなされると共に、その減速作動は無段変速
装置の高速状態の検出に基づき有効であつて、所
定の低速状態以下では無段変速装置は何等作動さ
れることはなく、走行操作性及び能率性を著しく
向上することができ、操作をきわめて容易に行う
ことができる。
しかも、減速作動を必要としない場合は、減速
解除スイツチの「入」により、減速作動スイツチ
の検出信号にかかわらず無段変速装置を減速作動
させることがないから、不必要な減速を抑制し、
迅速的確に走行を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の一実施例を示すものであつ
て、第1図はコンバインの側面図、第2図は要部
の側面図、第3図は同上断面図、第4図は作用
図、第5図は制御回路である。 2……走行装置、11,13……割プーリー、
17……モーター(駆動装置)、20……起動
体、24……カム、25……変速レバー、26,
27……スイツチ、30……減速スイツチ、31
……減速作動スイツチ、34……減速解除スイツ
チ、32……リレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 変速レバーの速度設定位置に対応して、駆動装
    置により無段変速装置を変速作動させるポジシヨ
    ン制御回路に、無段変速装置の高速状態を検出す
    る検出器30、減速解除スイツチ34、及び減速
    作動スイツチ31により構成される減速回路を挿
    入し、上記減速回路の解除スイツチ「切」状態で
    且つ減速作動スイツチの「入」に基ずき、前記検
    出器30が高速状態を検出している間、変速レバ
    ーの速度設定位置に拘らず駆動装置を無段変速装
    置の減速側に変速作動せしめるべく構成したこと
    を特徴とする走行速度制御装置。
JP10413281U 1981-07-14 1981-07-14 走行速度制御装置 Granted JPS589825U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10413281U JPS589825U (ja) 1981-07-14 1981-07-14 走行速度制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10413281U JPS589825U (ja) 1981-07-14 1981-07-14 走行速度制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS589825U JPS589825U (ja) 1983-01-22
JPS6223297Y2 true JPS6223297Y2 (ja) 1987-06-13

Family

ID=29898741

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JP10413281U Granted JPS589825U (ja) 1981-07-14 1981-07-14 走行速度制御装置

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JPS589825U (ja) 1983-01-22

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