JPS5936515Y2 - 移動農機における走行変速装置 - Google Patents
移動農機における走行変速装置Info
- Publication number
- JPS5936515Y2 JPS5936515Y2 JP1979158090U JP15809079U JPS5936515Y2 JP S5936515 Y2 JPS5936515 Y2 JP S5936515Y2 JP 1979158090 U JP1979158090 U JP 1979158090U JP 15809079 U JP15809079 U JP 15809079U JP S5936515 Y2 JPS5936515 Y2 JP S5936515Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission device
- continuously variable
- traveling
- rotation amount
- variable transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、エンジン出力を油圧式無段変速装置を介して
走行装置に伝達する移動農機における走行変速装置に関
し、変速中立時における機体の大なる距離の移動を防止
して安全性の向上を図らんとするものである。
走行装置に伝達する移動農機における走行変速装置に関
し、変速中立時における機体の大なる距離の移動を防止
して安全性の向上を図らんとするものである。
上記走行変速装置は、油圧式無段変速装置を用いて走行
速度を無段階に変速できるようにしたものであるか、変
速中立時に次に述べる問題があった。
速度を無段階に変速できるようにしたものであるか、変
速中立時に次に述べる問題があった。
すなわち、油圧式無段変速装置の変速レバーを変速中立
位置に操作して変速中立状態をもたらすことになるが、
この時に、無段変速装置を出力停止状態に確実に切換え
るには精度の高い操作を要するものとなるものの、実際
上、このような精度の高い操作を行なうことは困難であ
り、変速中立操作状態においても一見してはわからない
程度の極めて微速ではあるが機体が移動してしまうもの
となる。
位置に操作して変速中立状態をもたらすことになるが、
この時に、無段変速装置を出力停止状態に確実に切換え
るには精度の高い操作を要するものとなるものの、実際
上、このような精度の高い操作を行なうことは困難であ
り、変速中立操作状態においても一見してはわからない
程度の極めて微速ではあるが機体が移動してしまうもの
となる。
そして、機体を短時間一時的に停止させておく場合には
、上記の如く機体が微速で走行してもその移動量は極め
て小さいために特別に問題とならないものの、比較的長
時間に亘って停止させておくとかなり大きな距離移動す
るものとなるから、例えば畦に機体をぶつけて損傷させ
たり、機体を転倒させたりする危険があった。
、上記の如く機体が微速で走行してもその移動量は極め
て小さいために特別に問題とならないものの、比較的長
時間に亘って停止させておくとかなり大きな距離移動す
るものとなるから、例えば畦に機体をぶつけて損傷させ
たり、機体を転倒させたりする危険があった。
もちろん、長時間に亘って機体を停止させておく場合に
は、エンジンを停止しておけば上記のようなトラブルに
は発生しないのであるが、往々にしてエンジン停止操作
を忘れてしまい危険な状態をもたらす虞れがあった。
は、エンジンを停止しておけば上記のようなトラブルに
は発生しないのであるが、往々にしてエンジン停止操作
を忘れてしまい危険な状態をもたらす虞れがあった。
本考案は、上記問題に留意して為されたものであって、
冒記した構造の移動農機における走行変速装置において
、前記無段変速装置の変速レバーが変速中立位置にある
時の無段変速装置の出力回転量が設定回転量に達すると
エンジンを自動停止する機構を組込んであることを特徴
とする。
冒記した構造の移動農機における走行変速装置において
、前記無段変速装置の変速レバーが変速中立位置にある
時の無段変速装置の出力回転量が設定回転量に達すると
エンジンを自動停止する機構を組込んであることを特徴
とする。
すなわち、エンジン自動停止機構の作用により、機体の
移動量に相当することになる無段変速装置の出力回転量
が設定回転量に達すると、自動的にエンジンを停止させ
てそれ以上機体が不測に移動するのを阻止せんとするも
のであるから、万が一長時間に亘ってエンジンを作動さ
せたままで機体を放置しておくことがあっても、機体が
大きな距離に亘って移動してしまう冒記危険を生じるこ
とがないのであり、もって、変速中立時における安全性
の向上を図り、全体として一層良好に使用することが可
能な移動農機における走行変速装置を得るに至った。
移動量に相当することになる無段変速装置の出力回転量
が設定回転量に達すると、自動的にエンジンを停止させ
てそれ以上機体が不測に移動するのを阻止せんとするも
のであるから、万が一長時間に亘ってエンジンを作動さ
せたままで機体を放置しておくことがあっても、機体が
大きな距離に亘って移動してしまう冒記危険を生じるこ
とがないのであり、もって、変速中立時における安全性
の向上を図り、全体として一層良好に使用することが可
能な移動農機における走行変速装置を得るに至った。
以下本考案の実施例を図について詳述する。
第１図は、コンバインの側面を示し、クローラ走行装置
１，１、脱穀装置２等からなる本機の前部に、植立茎稈
を立姿勢に引起す装置３、引起し茎稈の株元を切断する
刈取装置４、刈取茎稈を後部脱穀装置２へ搬送する後方
搬送装置５等からなる刈取処理部が連結装備されている
。
１，１、脱穀装置２等からなる本機の前部に、植立茎稈
を立姿勢に引起す装置３、引起し茎稈の株元を切断する
刈取装置４、刈取茎稈を後部脱穀装置２へ搬送する後方
搬送装置５等からなる刈取処理部が連結装備されている
。
そして、進行に伴い植立茎稈を引起し刈取処理し、刈取
茎稈を順次扱脱穀すべく構成されている。
茎稈を順次扱脱穀すべく構成されている。
次に、走行変速装置について説明する。
すなわち、エンジン６と油圧式無段変速装置７とかベル
ト伝動され、前記無段変速装置７と前記クローラ走行装
置１の走行用ミッションケース８とがベルト伝動される
とともに、前記無段変速装置７の変速アーム７ａと揺動
操作可能な変速レバー９とがリンク機構１０を介して連
動連結されている。
ト伝動され、前記無段変速装置７と前記クローラ走行装
置１の走行用ミッションケース８とがベルト伝動される
とともに、前記無段変速装置７の変速アーム７ａと揺動
操作可能な変速レバー９とがリンク機構１０を介して連
動連結されている。
尚、前記変動変速レバー９は、テ゛イスク式の摩擦機構
１１により所望の揺動位置で保持されるようになってい
る。
１１により所望の揺動位置で保持されるようになってい
る。
そして、前記変速レバー９を変速中立位置Ｎから前方へ
操作するほど高速前進状態をもたらし、変速中立位置Ｎ
から後方へ操作するほど高速後進状態をもたらすべく構
成されている。
操作するほど高速前進状態をもたらし、変速中立位置Ｎ
から後方へ操作するほど高速後進状態をもたらすべく構
成されている。
又、上記構造の走行変速装置には、以下に述べるエンジ
ン自動停止機構が組込まれている。
ン自動停止機構が組込まれている。
すなわち、前記変速レバー９が変速中立位ＮＮにあるこ
とを検出する電気スイッチ１２、このスイッチ１２の起
動信号に基づいて、前記走行用ミッションケース８の出
力軸１３の回転量を無段変速装置７の出力回転量として
検出する回転量検出装置１４、この検出装置１４の検出
結果と設定器１５に予め設定された回転量とを比較判別
する比較器１６、この比較器１６にて回転量検出結果が
設定回転量に達したことが判別されると、この判別結果
に基づいて、エンジン６に対して停止操作を行なう駆動
機構１７が設けられている。
とを検出する電気スイッチ１２、このスイッチ１２の起
動信号に基づいて、前記走行用ミッションケース８の出
力軸１３の回転量を無段変速装置７の出力回転量として
検出する回転量検出装置１４、この検出装置１４の検出
結果と設定器１５に予め設定された回転量とを比較判別
する比較器１６、この比較器１６にて回転量検出結果が
設定回転量に達したことが判別されると、この判別結果
に基づいて、エンジン６に対して停止操作を行なう駆動
機構１７が設けられている。
そして、変速レバー９が変速中立位置にある時の無段変
速装置７の出力回転量が設定回転量に達すると、エンジ
ン６を自動的に停止させるべく構成されている。
速装置７の出力回転量が設定回転量に達すると、エンジ
ン６を自動的に停止させるべく構成されている。
尚、実施例では、無段変速装置７の出力回転量を、走行
用ミッションケース８の出力軸１３の回転量に基づいて
間接的に検出させるようにしたが、直接的に検出させて
もよいことは勿論である。
用ミッションケース８の出力軸１３の回転量に基づいて
間接的に検出させるようにしたが、直接的に検出させて
もよいことは勿論である。
図面は本考案に係る移動農機における走行変速装置の実
施例を示し、第１図はコンバインの側面図、第２図は走
行変速装置の斜視図、第３図はブロック線図である。 １・・・・・・クローラ走行装置、６・・・・・・エン
ジン、７・・・・・・無段変速装置、９・・・・・・変
速レバー、Ｎ・・・・・・変速中立位置。
施例を示し、第１図はコンバインの側面図、第２図は走
行変速装置の斜視図、第３図はブロック線図である。 １・・・・・・クローラ走行装置、６・・・・・・エン
ジン、７・・・・・・無段変速装置、９・・・・・・変
速レバー、Ｎ・・・・・・変速中立位置。
Claims (1)
- エンジン出力を油圧式無段変速装置７を介して走行装置
１に伝達する移動農機における走行変速装置であって、
前記無段変速装置７の変速レバー９が変速中立位置Ｎに
ある時の無段変速装置７の出力回転量が設定回転量に達
するとエンジン６を自動停止する機構を組込んであるこ
とを特徴とする移動農機における走行変速装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979158090U JPS5936515Y2 (ja) | 1979-11-13 | 1979-11-13 | 移動農機における走行変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979158090U JPS5936515Y2 (ja) | 1979-11-13 | 1979-11-13 | 移動農機における走行変速装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5673944U JPS5673944U (ja) | 1981-06-17 |
| JPS5936515Y2 true JPS5936515Y2 (ja) | 1984-10-08 |
Family
ID=29669339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979158090U Expired JPS5936515Y2 (ja) | 1979-11-13 | 1979-11-13 | 移動農機における走行変速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5936515Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-13 JP JP1979158090U patent/JPS5936515Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5673944U (ja) | 1981-06-17 |
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