JPH06253666A - コンバインの穀粒排出装置駆動部 - Google Patents

コンバインの穀粒排出装置駆動部

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JPH06253666A
JPH06253666A JP4474393A JP4474393A JPH06253666A JP H06253666 A JPH06253666 A JP H06253666A JP 4474393 A JP4474393 A JP 4474393A JP 4474393 A JP4474393 A JP 4474393A JP H06253666 A JPH06253666 A JP H06253666A
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JP
Japan
Prior art keywords
screw conveyor
grain
glen tank
belt
grain tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP4474393A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Takenaka
竹中  満
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 穀粒排出装置停止時のベベル式伝動装置によ
る振動や騒音を無くせるように、かつ、グレンタンクの
旋回開放操作に際してベルトの掛け外し作業を容易に実
行できるようにする。 【構成】 グレンタンク3内底部の底スクリューコンベ
ア7に連通連動した縦送りスクリューコンベア8をグレ
ンタンク3の後部に設け、グレンタンク3を縦送りスク
リューコンベア8側の縦軸芯P周りで旋回揺動自在に取
付け、エンジン12を出力軸12bが左右向きになる状
態でグレンタンク3の前方に設け、出力軸12bと底ス
クリューコンベア7の前端部の間にテンションクラッチ
19を備えたベルト伝動装置16とベベル式伝動装置1
7を介装したコンバインにおいて、ベベル式伝動装置1
7をテンションクラッチ19より伝動下手側に配置して
グレンタンク3に取付け、ベルト伝動装置16を機体横
外側部に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、旋回揺動可能なグレン
タンクをエンジンの後部に配備したコンバインの穀粒排
出装置駆動部に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すように、穀粒貯留用グ
レンタンク32の内底部に底スクリューコンベア33を
前後向きに設け、底スクリューコンベア33に連通連動
した縦送りスクリューコンベア35をグレンタンク32
の後部に設け、グレンタンク32を縦送りスクリューコ
ンベア35の縦軸芯Q周りで旋回揺動操作自在に取付
け、エンジン36を出力軸が左右向きになる横向き姿勢
でグレンタンク32の前方に設け、エンジン36と底ス
クリューコンベア33の前端部の間にテンションクラッ
チ34を備えたベルト伝動装置37とベベル式伝動装置
31を介装し、ベベル式伝動装置31をグレンタンク3
2の内側に配置して機体に固定し、底スクリューコンベ
ア33の前端部とベベル式伝動装置31の間にテンショ
ンクラッチ34を配置し、グレンタンク32の機体内側
に位置する脱穀装置のメンテナンスのためにグレンタン
ク32を旋回揺動させて開放するに際して、エンジン3
6とグレンタンク32の間のベルト伝動装置37のベル
ト掛け外しを行うように構成していた〔例えば実開平3
−71721号公報参照〕。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、テンションク
ラッチ34を切っても伝動上手側のベベル式伝動装置3
1が回転したままであるから、収穫作業中にもベベル式
伝動装置31による振動や騒音が発生し、作業環境改善
の面から改良の余地があり、また、エンジン36とグレ
ンタンク32の間は一般にかなり狭いため、ベルト伝動
装置37のベルトを掛け外す作業が困難になりやすく、
グレンタンク32の旋回操作性の面からも改良の余地が
あった。本発明の目的は、穀粒排出装置を停止した時の
スクリューコンベア駆動用ベベル式伝動装置による振動
や騒音を無くせるように、かつ、グレンタンクの旋回操
作に際してベルトを掛け外す作業を容易に実行できるよ
うにする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、穀
粒貯留用グレンタンクの内底部に底スクリューコンベア
を前後向きに設け、前記底スクリューコンベアに連通連
動した縦送りスクリューコンベアを前記グレンタンクの
後部に設け、前記グレンタンクを前記縦送りスクリュー
コンベア側の軸芯周りで旋回揺動操作自在に取付け、エ
ンジンを横向き姿勢で前記グレンタンクの前方に設け、
前記エンジンと前記底スクリューコンベアの前端部の間
に、テンションクラッチを備えたベルト伝動装置とベベ
ル式伝動装置を介装したコンバインにおいて、前記ベベ
ル式伝動装置を前記テンションクラッチより伝動下手側
に配置して前記グレンタンクに取付け、前記ベルト伝動
装置を機体横外側部に配置してあることにある。
【0005】
【作用】つまり、ベベル式伝動装置をテンションクラッ
チより伝動下手側に配置することによって、テンション
クラッチを切るとベベル式伝動装置を停止でき、収穫作
業中のベベル式伝動装置による振動や騒音の発生を無く
せる。又、ベベル式伝動装置をグレンタンクに取付け
て、脱穀装置横側部のメンテナンスのためにグレンタン
クを旋回揺動させるに際して、ベルト伝動装置のベルト
を外すだけでよいようにするとともに、ベルト伝動装置
を操作しやすい機体横外側部に配置することによって、
グレンタンクの旋回操作時の取扱性を向上できる。
【0006】
【発明の効果】その結果、穀粒排出装置を停止した時の
スクリューコンベア駆動用ベベル式伝動装置による振動
や騒音を無くせ、かつ、グレンタンクの揺動操作に際し
てベルトの掛け外し作業を容易に実行できる、作業環境
及びグレンタンクの旋回操作時の取扱性の面において一
段と優れたコンバインを提供できるようになった。
【0007】
【実施例】図1及び図2に示すように、刈取部1、刈取
部1からの穀稈を脱穀および選別処理する脱穀装置2、
脱穀装置からの穀粒を回収するグレンタンク3、グレン
タンク3から穀粒を排出するスクリュー式のアンローダ
4、搭乗運転部5などをクローラ式走行装置6で走行す
る機体に装備して自脱型のコンバインを構成してある。
アンローダ4を形成するに、グレンタンク3の内底部に
底スクリューコンベア7を前後向きに設け、底スクリュ
ーコンベア7に連通連動した縦送りスクリューコンベア
8をグレンタンク3の後部に設け、縦送りスクリューコ
ンベア8からの穀粒を排出するスクリューコンベア式排
出筒9を設け、この排出筒9を油圧シリンダ10により
上下揺動自在にかつ電動モータ11により縦送りスクリ
ューコンベア8の縦軸芯P周りで旋回自在に取付け、排
出筒9からの穀粒を運搬車に積み込めるようにしてあ
る。又、グレンタンク3を縦送りスクリューコンベア8
の縦軸芯P周りで旋回揺動操作自在に取付けて、脱穀装
置2の横側部でのメンテナンスをグレンタンク3を開放
した広い空間で容易に行えるようにしてある。エンジン
12を出力軸12aが左右向きになる横向き姿勢でグレ
ンタンク3の前方において機体に搭載し、エンジン12
の横内方に突出した主出力軸12aに、脱穀装置2への
ベルト伝動装置13や走行系に動力伝達するベルト伝動
装置14を装備し、また、エンジン12の横外方に突出
した補助出力軸12bとラジエータファン18とをベル
ト連動するとともに、補助出力軸12bと底スクリュー
コンベア7の前端部とを、操作レバー15によって操作
可能なテンションクラッチ19を備えたベルト伝動装置
16とベベル式伝動装置17を介して連動連結してあ
る。そして、ベベル式伝動装置17をテンションクラッ
チ19より伝動下手側に配置してグレンタンク3に取付
けてある。つまり、テンションクラッチ19を切るとベ
ベル式伝動装置17が停止し、収穫作業中のベベル式伝
動装置17による振動や騒音の発生が無くなるように構
成し、又、ベベル式伝動装置17をグレンタンク3に取
付けて、グレンタンク3を左右揺動させるに際してベル
ト伝動装置16のベルトを外すだけでよいようにし、ベ
ルト伝動装置16をベルト掛け外しが容易な機体横外側
部に配置して、グレンタンク3の旋回操作を容易に実行
できる構成してある。図3に示すように、ベベル式伝動
装置17をグレンタンク3に取付けるに、グレンタンク
3とギアケース17aの間に防振ゴム20を介装し、ベ
ベル式伝動装置17の出力軸17bと底スクリューコン
ベア7の間に両者の相対動を許容するジョイント21を
介装し、ベベル式伝動装置17とのグレンタンク3の共
振による振動や騒音を抑制するように構成してある。
【0008】図4に示すように、刈取部1を横軸心X周
りに上下揺動可能に支持し、この刈取部1に備えた刈取
り穀稈後方搬送装置22の終端から後方に向けてゴム製
の穀稈案内シート25を延出し、この穀稈案内シート2
5の後端を扱室27の入口プレート26に載置して扱室
27内に挿入された状態で設け、穀稈案内シート25の
後部上面に搬送用ラック25aを形成し、刈取部1の上
下揺動に伴う穀稈案内シート25の往復前後動に伴って
搬送用ラック25aの作用でシート25上に滞留した穀
粒が扱室27内に送り込まれるように構成してある。図
4ないし図6に示すように、扱胴28前端部の円錐状周
面部分28aと扱室ケース29の間のデッドスペースを
無くすあるいは少なくするゴムなどの空間埋め部材30
を扱室27内に設置し、扱室27入口側での処理物滞留
を抑制するように構成してある。
【0009】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図
【図2】要部の概略平面図
【図3】ベベル式伝動装置取付け部の横断平面図
【図4】扱室入口部の縦断側面図
【図5】図4のA−A矢視図
【図6】図5のB−B矢視図
【図7】従来例の要部概略平面図
【符号の説明】
3 グレンタンク 7 底スクリューコンベア 8 縦送りスクリューコンベア 12 エンジン 16 ベルト伝動装置 17 ベベル式伝動装置 19 テンションクラッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀粒貯留用グレンタンク(3)の内底部
    に底スクリューコンベア(7)を前後向きに設け、前記
    底スクリューコンベア(7)に連通連動した縦送りスク
    リューコンベア(8)を前記グレンタンク(3)の後部
    に設け、前記グレンタンク(3)を前記縦送りスクリュ
    ーコンベア(8)側の軸芯(P)周りで旋回揺動操作自
    在に取付け、エンジン(12)を横向き姿勢で前記グレ
    ンタンク(3)の前方に設け、前記エンジン(12)と
    前記底スクリューコンベア(7)の前端部の間に、テン
    ションクラッチ(19)を備えたベルト伝動装置(1
    6)とベベル式伝動装置(17)を介装したコンバイン
    において、 前記ベベル式伝動装置(17)を前記テンションクラッ
    チ(19)より伝動下手側に配置して前記グレンタンク
    (3)に取付け、前記ベルト伝動装置(16)を機体横
    外側部に配置してあるコンバインの穀粒排出装置駆動
    部。
JP4474393A 1993-03-05 1993-03-05 コンバインの穀粒排出装置駆動部 Pending JPH06253666A (ja)

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JP4474393A JPH06253666A (ja) 1993-03-05 1993-03-05 コンバインの穀粒排出装置駆動部

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009082012A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Kubota Corp コンバインの穀粒回収部駆動構造
JP2017006093A (ja) * 2015-06-25 2017-01-12 ヤンマー株式会社 コンバイン
WO2018230163A1 (ja) * 2017-06-16 2018-12-20 ヤンマー株式会社 コンバイン

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