JP7428218B1 - コンバイン - Google Patents

コンバイン Download PDF

Info

Publication number
JP7428218B1
JP7428218B1 JP2022135613A JP2022135613A JP7428218B1 JP 7428218 B1 JP7428218 B1 JP 7428218B1 JP 2022135613 A JP2022135613 A JP 2022135613A JP 2022135613 A JP2022135613 A JP 2022135613A JP 7428218 B1 JP7428218 B1 JP 7428218B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric motor
battery
mdu
threshing
combine harvester
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022135613A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2024032133A (ja
Inventor
学 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP2022135613A priority Critical patent/JP7428218B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7428218B1 publication Critical patent/JP7428218B1/ja
Publication of JP2024032133A publication Critical patent/JP2024032133A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Combines (AREA)

Abstract

【課題】従来のコンバインにおいて、駆動源をエンジンに代えて電動モータを用いる旨の技術が知られている。然しながら、エンジンの代わりに用いる電動モータの配置に関する詳細な技術が知られていない。また、電動モータは、稼働に伴い発熱し過熱状態になると動作不能になることがあるが、その対処手段も知られていない。そこで、走行装置の駆動源として電動モータを最適な位置に配置すると共に、その冷却装置を配設したコンバインを提供する。【解決手段】左右走行装置1,1を装備した機体フレーム2に刈取部と脱穀部を設けたコンバインにおいて、機体フレーム2上方に左右走行装置1,1を各々駆動する左走行電動モータ20L及び左走行用MDU21Lと右走行電動モータ20R及び右走行用MDU21Rを設け、その機体左右方向の一側に冷却風を発生させる冷却装置23を設ける。【選択図】図5

Description

本発明は、走行装置の駆動源として電動モータを搭載したコンバインに関するものである。
コンバインにおいて、駆動源をエンジンに代えて電動モータを用いる旨の記載がある(特許文献1参照)。
特開2022-039732号公報
然しながら、エンジンの代わりに用いる電動モータの配置に関する詳細な言及が無い。また、電動モータは、稼働に伴い発熱し過熱状態になると動作不能になることがあるが、その対処手段の言及も無い。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、走行装置の駆動源として電動モータを最適な位置に配置すると共に、その冷却装置を配設したコンバインを提供することである。
第1の本発明は、
左右走行装置1,1を装備した機体フレーム2に刈取部3と脱穀部4を設けたコンバインにおいて、機体フレーム2上方に左右走行装置1,1を各々駆動する左走行電動モータ20L及び左走行用MDU21Lと右走行電動モータ20R及び右走行用MDU21Rを設け、左走行電動モータ20L及び左走行用MDU21Lと右走行電動モータ20R及び右走行用MDU21Rの機体左右方向の一側に冷却風を発生させる冷却装置23を設け、
冷却装置23を機体フレーム2前側の左右一側に設けた操縦部7下方に配置し、操縦部7の左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21R側に格子状の通過口を形成し、
脱穀部4とグレンタンク10の間に形成した空間部29に脱穀部4の扱胴30を駆動する脱穀電動モータ31を設け、該脱穀電動モータ31を機体フレーム2に立設した支持フレーム32の上部で且つ扱胴30と同じ高さ又は略同じ高さに配置し、支持フレーム32の下部側に脱穀電動モータ31に通電する第3バッテリ33を設け、脱穀電動モータ31と第3バッテリ33を脱穀部4からグレンタンク10に穀粒を搬送する1番揚穀装置34より機体前側に配置したことを特徴とするコンバインである。
第1の本発明によれば、左右走行装置1,1を別々に制御可能な左右走行電動モータ20L,20Rで各々駆動させることにより、前後進や旋回等を自在に行わせることができ、作業性が向上する。
また、左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rを機体フレーム2よりも機体上方に設けたことにより、土埃や藁屑等の夾雑物に接触しにくくなり、動作不良や破損が防止される。
また、左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rの機体左右方向の一側に冷却装置23を設けたので、稼働時間が長くなっても左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rの過熱が生じにくくなるので、安定した走行が可能になる。
さらに、操縦部7の下方に冷却装置23を配置することにより、空きスペースを活用することができると共に、防塵性の高い位置に配置できるので、破損が生じにくくなる。
さらに、脱穀部4とグレンタンク10の間に脱穀電動モータ31と第3バッテリ33を設けることにより、空間部29を利用した配置が可能となり、機体の大型化が防止される。
また、脱穀電動モータ31を支持フレーム32の上部側に配置したことにより、機体前方及び側方の風により冷却することができるので、過熱による破損が防止される。
また、第3バッテリ33を機体フレーム2の上方に位置させることにより、熱が下方に逃げやすくなるので、過熱による劣化が抑えられる。
第2の本発明は、
一方の左走行電動モータ20L及び左走行用MDU21Lと他方の右走行電動モータ20R及び右走行用MDU21Rを機体前後にずれた位置または機体上下にずれた位置に配置したことを特徴とする第1の本発明のコンバインである。
第3の本発明は、
一方の左走行電動モータ20L及び左走行用MDU21Lに通電する第1バッテリ24と他方の右走行電動モータ20R及び右走行用MDU21Rに通電する第2バッテリ25の何れか片方を操縦部7とその後方に配置した穀粒を貯留するグレンタンク10の前後間に上下方向を向けて配置し、他方を操縦部7の下方に前後方向に向けて配置したことを特徴とする第1の本発明のコンバインである。
第4の本発明は、
第1バッテリ24及び第2バッテリ25の放電、温度及び残量を管理するBMS26及び左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rを制御するVCU27を操縦部7の下方に配置し、第1バッテリ24、第2バッテリ25、BMS26及びVCU27の機体左右一側方に冷却風を送る第2冷却装置28を配置したことを特徴とする第3の本発明のコンバインである。
第5の本発明は、
グレンタンク10の前側が外側方に向けて回動可能に設け、グレンタンク10の前側にグレンタンク10内の穀粒を穀粒搬送装置13にて排出駆動する排出電動モータ37と排出電動モータ37に通電する第4バッテリ39を設けたことを特徴とする第1の本発明のコンバインである。
本発明に関連する第1の発明は、左右走行装置1,1を装備した機体フレーム2に刈取部3と脱穀部4を設けたコンバインにおいて、機体フレーム2上方に左右走行装置1,1を各々駆動する左走行電動モータ20L及び左走行用MDU21Lと右走行電動モータ20R及び右走行用MDU21Rを設け、左走行電動モータ20L及び左走行用MDU21Lと右走行電動モータ20R及び右走行用MDU21Rの機体左右方向の一側に冷却風を発生させる冷却装置23を設けたコンバインである。
本発明に関連する第1の発明によれば、左右走行装置1,1を別々に制御可能な左右走行電動モータ20L,20Rで各々駆動させることにより、前後進や旋回等を自在に行わせることができ、作業性が向上する。
また、左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rを機体フレーム2よりも機体上方に設けたことにより、土埃や藁屑等の夾雑物に接触しにくくなり、動作不良や破損が防止される。
また、左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rの機体左右方向の一側に冷却装置23を設けたので、稼働時間が長くなっても左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rの過熱が生じにくくなるので、安定した走行が可能になる。
本発明に関連する第2の発明は、冷却装置23を機体フレーム2前側の左右一側に設けた操縦部7下方に配置し、操縦部7の左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21R側に格子状の通過口を形成した本発明に関連する第1の発明のコンバインである。
本発明に関連する第2の発明によれば、操縦部7の下方に冷却装置23を配置することにより、空きスペースを活用することができると共に、防塵性の高い位置に配置できるので、破損が生じにくくなる。
本発明に関連する第3の発明は、一方の左走行電動モータ20L及び左走行用MDU21Lと他方の右走行電動モータ20R及び右走行用MDU21Rを機体前後にずれた位置または機体上下にずれた位置に配置した本発明に関連する第1または2の発明のコンバインである。
本発明に関連する第3の発明によれば、一方の左走行電動モータ20L及び左走行用MDU21Lと他方の右走行電動モータ20R及び右走行用MDU21Rを機体前後にずれた位置または機体上下にずれた位置に配置することにより、左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rの機体左右方向の一側に設けた冷却ファン23からの冷却風にて効率よく左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rを冷却でき、稼働時間が長くても安定した作業を行える。
本発明に関連する第4の発明は、一方の左走行電動モータ20L及び左走行用MDU21Lに通電する第1バッテリ24と他方の右走行電動モータ20R及び右走行用MDU21Rに通電する第2バッテリ25の何れか片方を操縦部7とその後方に配置した穀粒を貯留するグレンタンク10の前後間に上下方向を向けて配置し、他方を操縦部7の下方に前後方向に向けて配置した本発明に関連する第1または2の発明のコンバインである。
本発明に関連する第4の発明によれば、第1バッテリ24及び第2バッテリ25を左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rの近い位置に配置しているので、通電ハーネスの長さを短く抑えることができる。
また、第1バッテリ24及び第2バッテリ25を空間部を活かして配置しているので、機体が大型化することが防止できる。
本発明に関連する第5の発明は、一方の左走行電動モータ20L及び左走行用MDU21Lに通電する第1バッテリ24と他方の右走行電動モータ20R及び右走行用MDU21Rに通電する第2バッテリ25の何れか片方を操縦部7とその後方に配置した穀粒を貯留するグレンタンク10の前後間に上下方向を向けて配置し、他方を操縦部7の下方に前後方向に向けて配置した本発明に関連する第3の発明のコンバインである。
本発明に関連する第6の発明は、第1バッテリ24及び第2バッテリ25の放電、温度及び残量を管理するBMS26及び左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rを制御するVCU27を操縦部7の下方に配置し、第1バッテリ24、第2バッテリ25、BMS26及びVCU27の機体左右一側方に冷却風を送る第2冷却装置28を配置した本発明に関連する第4の発明のコンバインである。
本発明に関連する第6の発明によれば、BMS26及びVCU27を設けることにより、第1バッテリ24及び第2バッテリ25の電力消費が安定すると共に、左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rの制御がより適正化され、走行性能が向上する。
また、第2冷却装置28を設けたことにより、稼働により第1バッテリ24、第2バッテリ25、BMS26及びVCU27が発熱しても、温度上昇を抑えることができるので、熱暴走による異常動作や、劣化、破損が防止される。
本発明に関連する第7の発明は、第1バッテリ24及び第2バッテリ25の放電、温度及び残量を管理するBMS26及び左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rを制御するVCU27を操縦部7の下方に配置し、第1バッテリ24、第2バッテリ25、BMS26及びVCU27の機体左右一側方に冷却風を送る第2冷却装置28を配置した本発明に関連する第5の発明のコンバインである。
本発明に関連する第8の発明は、脱穀部4とグレンタンク10の間に形成した空間部29に脱穀部4の扱胴30を駆動する脱穀電動モータ31を設け、該脱穀電動モータ31を機体フレーム2に立設した支持フレーム32の上部で且つ扱胴30と同じ高さ又は略同じ高さに配置し、支持フレーム32の下部側に脱穀電動モータ31に通電する第3バッテリ33を設け、脱穀電動モータ31と第3バッテリ33を脱穀部4からグレンタンク10に穀粒を搬送する1番揚穀装置34より機体前側に配置した本発明に関連する第1または2の発明のコンバインである。
本発明に関連する第8の発明によれば、脱穀部4とグレンタンク10の間に脱穀電動モータ31と第3バッテリ33を設けることにより、空間部29を利用した配置が可能となり、機体の大型化が防止される。
また、脱穀電動モータ31を支持フレーム32の上部側に配置したことにより、機体前方及び側方の風により冷却することができるので、過熱による破損が防止される。
また、第3バッテリ33を機体フレーム2の上方に位置させることにより、熱が下方に逃げやすくなるので、過熱による劣化が抑えられる。
本発明に関連する第9の発明は、脱穀部4とグレンタンク10の間に形成した空間部29に脱穀部4の扱胴30を駆動する脱穀電動モータ31を設け、該脱穀電動モータ31を機体フレーム2に立設した支持フレーム32の上部で且つ扱胴30と同じ高さ又は略同じ高さに配置し、支持フレーム32の下部側に脱穀電動モータ31に通電する第3バッテリ33を設け、脱穀電動モータ31と第3バッテリ33を脱穀部4からグレンタンク10に穀粒を搬送する1番揚穀装置34より機体前側に配置した本発明に関連する第3の発明のコンバインである。
本発明に関連する第10の発明は、脱穀部4とグレンタンク10の間に形成した空間部29に脱穀部4の扱胴30を駆動する脱穀電動モータ31を設け、該脱穀電動モータ31を機体フレーム2に立設した支持フレーム32の上部で且つ扱胴30と同じ高さ又は略同じ高さに配置し、支持フレーム32の下部側に脱穀電動モータ31に通電する第3バッテリ33を設け、脱穀電動モータ31と第3バッテリ33を脱穀部4からグレンタンク10に穀粒を搬送する1番揚穀装置34より機体前側に配置した本発明に関連する第4の発明のコンバインである。
本発明に関連する第11の発明は、脱穀部4とグレンタンク10の間に形成した空間部29に脱穀部4の扱胴30を駆動する脱穀電動モータ31を設け、該脱穀電動モータ31を機体フレーム2に立設した支持フレーム32の上部で且つ扱胴30と同じ高さ又は略同じ高さに配置し、支持フレーム32の下部側に脱穀電動モータ31に通電する第3バッテリ33を設け、脱穀電動モータ31と第3バッテリ33を脱穀部4からグレンタンク10に穀粒を搬送する1番揚穀装置34より機体前側に配置した本発明に関連する第5の発明のコンバインである。
本発明に関連する第12の発明は、グレンタンク10の前側が外側方に向けて回動可能に設け、グレンタンク10の前側にグレンタンク10内の穀粒を穀粒搬送装置13にて排出駆動する排出電動モータ37と排出電動モータ37に通電する第4バッテリ39を設けた本発明に関連する第1または2の発明のコンバインである。
本発明に関連する第12の発明によれば、グレンタンク10の前側に排出電動モータ37や第4バッテリ39を設けたことにより、グレンタンク10を機体外側に回動させた際に排出電動モータ37や第4バッテリ39に作業者がアクセスしやすくなるので、メンテナンス性が向上する。
本発明に関連する第13の発明は、グレンタンク10の前側が外側方に向けて回動可能に設け、グレンタンク10の前側にグレンタンク10内の穀粒を穀粒搬送装置13にて排出駆動する排出電動モータ37と排出電動モータ37に通電する第4バッテリ39を設けた本発明に関連する第3の発明のコンバインである。
本発明に関連する第14の発明は、グレンタンク10の前側が外側方に向けて回動可能に設け、グレンタンク10の前側にグレンタンク10内の穀粒を穀粒搬送装置13にて排出駆動する排出電動モータ37と排出電動モータ37に通電する第4バッテリ39を設けた本発明に関連する第4の発明のコンバインである。
本発明に関連する第15の発明は、グレンタンク10の前側が外側方に向けて回動可能に設け、グレンタンク10の前側にグレンタンク10内の穀粒を穀粒搬送装置13にて排出駆動する排出電動モータ37と排出電動モータ37に通電する第4バッテリ39を設けた本発明に関連する第5の発明のコンバインである。
発明に関連する第16の発明は、グレンタンク10の前側が外側方に向けて回動可能に設け、グレンタンク10の前側にグレンタンク10内の穀粒を穀粒搬送装置13にて排出駆動する排出電動モータ37と排出電動モータ37に通電する第4バッテリ39を設けた本発明に関連する第8の発明のコンバインである。
本発明に関連する第17の発明は、グレンタンク10の前側が外側方に向けて回動可能に設け、グレンタンク10の前側にグレンタンク10内の穀粒を穀粒搬送装置13にて排出駆動する排出電動モータ37と排出電動モータ37に通電する第4バッテリ39を設けた本発明に関連する第9の発明のコンバインである。
本発明に関連する第18の発明は、グレンタンク10の前側が外側方に向けて回動可能に設け、グレンタンク10の前側にグレンタンク10内の穀粒を穀粒搬送装置13にて排出駆動する排出電動モータ37と排出電動モータ37に通電する第4バッテリ39を設けた本発明に関連する第11の発明のコンバインである。
本発明の実施形態にかかるコンバインの側面図である。 同コンバインの平面図である。 同コンバインの正面図である。 同コンバインの要部の正面図である。 同要部の平面図である。 同要部の拡大正面図である。 同コンバインの要部の配置を示す側面図である。 同コンバインの要部の配置を示す平面図である。 同コンバインの要部の平面図である。 同要部の正面図である。 同要部の側面図である。 (a)、(b)同コンバインの要部の配置を示す平面図である。 本発明の第2実施形態を示す要部の平面図である。 本発明の第3実施形態を示す要部の正面図である。 本発明の第4実施形態を示す要部の平面図である。 本発明の第5実施形態を示す要部の平面図である。 本発明の第6実施形態を示す要部の正面図である。 本発明の第7実施形態を示すコンバインの要部の配置を示す平面図である。
以下、本発明の一実施形態であるコンバインについて添付図面を参照して説明する。なお、理解を容易にするために、操縦者から見て、前方を前側、後方を後側、右手側を右側、左手側を左側として便宜的に方向を示して説明しているが、これらにより構成が限定されるものではない。また、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
<全体構成>
図1~図3に基づいてコンバインの全体構成について説明する。
走行装置としての左右走行クロ-ラ1を装備する機体フレーム2上には、前部に昇降可能な刈取部3を、後部に脱穀部(脱穀機)4を搭載している。刈取部3の後方右側部には操作パネル5や運転席6等からなる操縦部7が設置されている。
そして、操縦部7の前側及び側部の操作パネル5には、左右走行クロ-ラ1,1を駆動する左右走行電動モータ20L,20Rの左右走行用MDU(モータドライバユニットまたはモータ制御回路)21L,21Rを操作して機体の操向操作を行なう操向レバー5a及び中立及び前後進変速操作する主変速レバー5bと、刈取部3を駆動する刈取り電動モータの刈取り用MDU及び脱穀部4を駆動する脱穀電動モータ31の脱穀用MDU31aを操作して駆動を入り切りする刈脱クラッチレバー5cと、後述のグレンタンク10内の穀粒を排出搬送するグレンタンク排出螺旋13aと縦搬送螺旋13bと排出オーガ13cからなる穀粒搬送装置13にて排出駆動する排出電動モータ37の排出用MDU38を操作して排出を入り切り操作するオーガ排出レバー5dが設けられている。
そして、左右走行電動モータ20L,20Rからの駆動力を減速して伝達する左右ギアケース22L,22Rから駆動力が伝達される左右駆動軸1a,1aにて左右走行クロ-ラ1,1の左右駆動スプロケット1b,1bが駆動回転されて、左右走行クロ-ラ1,1は駆動回転する。
また、操縦部7の後方にはグレンタンク10が装備されている。脱穀部4の後方部には脱穀処理後の排藁を所定長さに切断処理する排藁カッターが設置されている。
<左右走行クロ-ラの駆動構成>
図4~図6に示すように、機体フレーム2前部の左右中央部に左右走行電動モータ20L,20Rからの駆動力を減速して伝達する左右ギアケース22L,22Rを固定し、該左右ギアケース22L,22Rから駆動力が伝達される左右駆動軸1a,1aにて左右走行クロ-ラ1,1の左右駆動スプロケット1b,1bが駆動回転されて、左右走行クロ-ラ1,1が駆動回転する。
左ギアケース22L左外側面の上部に左走行電動モータ20Lを固定し、該左走行電動モータ20L上部に左走行用MDU21Lを設けている。
右ギアケース22R右外側面の上部に右走行電動モータ20Rを固定し、該右走行電動モータ20R上部に右走行用MDU21Rを設けている。
従って、左右走行クロ-ラ1,1を別々に駆動させる左右ギアケース22L,22Rを、別々に制御可能な左右走行電動モータ20L,20Rで各々駆動させることにより、前後進や旋回等を自在に行わせることができ、作業性が向上する。
そして、左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rは、機体フレーム2上端部よりも上方に位置させて設けている。
従って、左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rを機体フレーム2の上端部よりも機体上方に配置したことにより、土埃や藁屑等の夾雑物に接触しにくくなり、動作不良や破損が防止される。
そして、左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rの機体左右方向の一側である右側方には、冷却風を発生させる冷却装置としての冷却ファン23を設けている。
従って、左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rの機体左右方向の一側である右側方に冷却ファン23を設けたので、稼働時間が長くなっても左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rの過熱が生じにくくなるので、安定した走行が可能になる。
そして、冷却ファン23は、機体フレーム2前側の左右一側である右側に設けた操縦部7下方の座席支持ケース6a内に配置し、該座席支持ケース6aの操縦部7の機体内側である左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21R側には格子状の通過口を形成している。
従って、操縦部7の下方に冷却ファン23を配置することにより、空きスペースを活用することができると共に、防塵性の高い位置に配置できるので、破損が生じにくくなる。
なお、座席支持ケース6aの前側壁に格子孔やスリットを設けて、前方からの走行風が座席支持ケース6a内に入って左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rを冷やすようにすれば更に冷却効果が高まる。
図7及び図8に示すように、一方の左走行電動モータ20L及び左走行用MDU21Lに通電する第1バッテリ24は、操縦部7とその後方に配置した穀粒を貯留するグレンタンク10の前後間に上下方向を向けて配置している。また、他方の右走行電動モータ20R及び右走行用MDU21Rに通電する第2バッテリ25は、操縦部7の下方に前後方向に向けて配置している。
従って、第1バッテリ24及び第2バッテリ25は、左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rに近い位置に配置しているので、通電ハーネスの長さを短く抑えることができる。
また、第1バッテリ24及び第2バッテリ25は、空間部を活かして配置しているので、機体が大型化することが防止できる。
そして、第1バッテリ24及び第2バッテリ25の放電、温度及び残量を管理するBMS(バッテリマネジメントシステム)26及び左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rを制御するVCU(車両走行コントローラ)27は、操縦部7の下方に配置している。
第1バッテリ24、第2バッテリ25、BMS26及びVCU27の機体左右一側方である機体右外側方に冷却風を送る第2冷却装置としての第2冷却ファン28を配置している。
従って、BMS26及びVCU27を設けることにより、第1バッテリ24及び第2バッテリ25の電力消費が安定すると共に、制御が必要な場面でのアクチュエータ等の制御がより適正化され、走行性が高くなる。
また、第2冷却ファン28を設けたことにより、稼働により第1バッテリ24、第2バッテリ25、BMS26及びVCU27が発熱しても、温度上昇を抑えることができるので、熱暴走による異常動作や、劣化、破損が防止される。
なお、操縦部7の座席支持ケース6aにBMS26及びVCU27を設け、座席支持ケース6aに回動支点を設けて機体外方に回動させる構成とすれば、メンテナンスが容易となる。
<脱穀部の駆動構成>
図9及び図11に示すように、脱穀部4とグレンタンク10の間に空間部29を形成(なお、グレンタンク10に凹部を形成して空間部29を形成しても良い)し、空間部29に脱穀部4の扱胴30を駆動する脱穀電動モータ31及び脱穀用MDU31aを設けている。
なお、脱穀電動モータ31から脱穀部4には、駆動伝動機構35にて駆動力が伝達される。
脱穀電動モータ31及び脱穀用MDU31aは、機体フレーム2に基部が固定されて立設する支持フレーム32の上部で且つ扱胴30と同じ高さ又は略同じ高さに配置している。
支持フレーム32の下部側に脱穀電動モータ31及び脱穀用MDU31aに通電する第3バッテリ33を設けている。
脱穀電動モータ31及び脱穀用MDU31aと第3バッテリ33は、脱穀部4からグレンタンク10に穀粒を搬送する1番揚穀装置34より機体前側に配置している。
従って、脱穀部4とグレンタンク10の間に脱穀電動モータ31及び脱穀用MDU31aと第3バッテリ33を設けることにより、空間部29を利用した配置が可能となり、機体の大型化が防止される。
脱穀電動モータ31及び脱穀用MDU31aを支持フレーム32の上部側に配置したことにより、機体前方及び側方の風により冷却することができるので、過熱による破損が防止される。
第3バッテリ33を機体フレーム2の上方に位置させることにより、熱が下方に逃げやすくなるので、過熱による劣化が抑えられる。
<穀粒排出の駆動構成>
図12(a)、(b)に示すように、グレンタンク10は、機体後部の左右一側である右外側に設けた回動支軸36にて右外方に向けて回動可能に設けられている。
グレンタンク10の前側にグレンタンク10内の穀粒を穀粒搬送装置13にて排出駆動する排出電動モータ37及び排出用MDU38と排出電動モータ37及び排出用MDU38に通電する第4バッテリ39と第4バッテリ39のBMS40を設けている。
従って、グレンタンク10の前側に第4バッテリ39及びBMS40や排出電動モータ37及び排出用MDU38を設けたことにより、グレンタンク10を機体外側に回動させた際に第4バッテリ39及びBMS40や排出電動モータ37及び排出用MDU38に作業者がアクセスしやすくなるので、メンテナンス性が向上する。
<刈取部>
刈取部3は、立毛穀稈を引き起す引起し装置8と、引起し後の穀稈を刈り取る刈取装置9と、刈取後の穀稈の株元部を挟持して揚上搬送する株元搬送チエン及び穀稈の穂先側を係止保持して揚上搬送する穂先搬送チエンとからなる構成としている。
<脱穀部>
脱穀部4は、扱胴30を内装軸架した扱室の下半周部に沿って受網を張設している。扱室の上方部を覆う扱胴カバー50は、扱胴軸方向に平行な軸芯回りに揺動開閉可能に構成している。
扱室の扱口側一側には穀稈を挟持搬送するフイ-ドチエン51とこの上側に対設する挟持レ-ル52を配設している。この挟持レ-ル52は扱胴カバー50側に装着して該扱胴カバー50と共に揺動開閉する構成としている。扱室のフイ-ドチエン51側とは反対側他側には2番処理胴を内装軸架した2番処理室を並設している。また、前記2番処理胴の後方にはこれと同一軸芯上において排塵処理胴を内装軸架した排塵処理室を構成して設けている。
扱室の下方及び排塵選別室の下方には揺動可能に架設した揺動選別装置(揺動選別棚)が設けられてあり、更に、その下方には選別方向の上手側から順に、唐箕と、1番移送螺旋、2番移送螺旋と、その上方に前記排塵フアンを配置して選別室を構成している。なお、1番揚穀装置34は1番移送螺旋で回収された穀物を揚送してグレンタンク10内に収容し、タンク内の穀粒はオーガ排出レバー5dにて入り切り操作される穀粒搬送装置13によって機外に取り出すことができるようになっている。また、2番揚穀装置は2番移送螺旋で回収された2番処理物を2番処理胴の室内へ還元するようになっている。
そして、揺動選別装置は、扱室からの脱穀処理後の処理物、つまり、被処理物を受け入れて揺動移送しながらふるい選別する構成であり、選別方向上手側から移送棚、チャフシ-ブ、ストロ-ラックの順に配置し、且つ、前記チャフシ-ブの下方にグレンシ-ブ及び1番戻し棚を配置して一体的に設け、唐箕及び排塵フアンによる選別風と揺動との共同作用によって扱室から漏下してきた処理物を受け入れて揺動移送しながらふるい選別処理するように構成している。
<他の実施形態>
(1)図13は、左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rの配置を変更した第2実施形態を示す。
即ち、一方の左走行電動モータ20L及び左走行用MDU21Lと他方の右走行電動モータ20R及び右走行用MDU21Rは、機体前後にずれた位置に配置して設けている。
更に、詳述すると、一方の左走行電動モータ20L及び左走行用MDU21Lは、機体左右方向に並列配置した左右ギアケース22L,22Rのうちの左ギアケース22Lの左側の後方位置に配置している。
そして、他方の右走行電動モータ20R及び右走行用MDU21Rは、機体左右方向に並列配置した左右ギアケース22L,22Rのうちの右ギアケース22Rの右側の前方位置に配置している。
従って、一方の左走行電動モータ20L及び左走行用MDU21Lと他方の右走行電動モータ20R及び右走行用MDU21Rを機体前後にずれた位置に配置することにより、左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rの機体左右方向の一側である右側方に設けた冷却ファン23からの冷却風にて効率よく左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rを冷却できるので、稼働時間が長くても安定した作業を行える。
なお、左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rを左右ギアケース22L,22Rの同じ左右一側(例えば、右側)の機体前後にずれた位置に配置しても良い。
(2)図14は、左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rの配置を変更した第3実施形態を示す。
即ち、左右ギアケース22L,22Rを1つのギアケース22で構成し、該ギアケース22の左右一側である右側に左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rを設け、一方の左走行電動モータ20L及び左走行用MDU21Lを上方位置、他方の右走行電動モータ20R及び右走行用MDU21Rを下方位置に配置している。
従って、ギアケース22の左右一側である右側に一方の左走行電動モータ20L及び左走行用MDU21Lと他方の右走行電動モータ20R及び右走行用MDU21Rを上下にずらして配置することにより、左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rの機体左右方向の一側である右側方に設けた冷却ファン23からの冷却風にて効率よく左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rを冷却できるので、稼働時間が長くても安定した作業を行える。
(3)図15は、第1バッテリ24及び第2バッテリ25の構成及び配置を変更した第4実施形態を示す。
即ち、コンバインは、操縦部7が機体前部の右側にあるので、機体右側の視認が容易であることから、圃場で機体の右旋回を繰り返して収穫作業を行う。
よって、圃場内の収穫作業では、右走行電動モータ20Rを停止して左走行電動モータ20Lを高速作動させて右旋回を頻繁に行うので、左走行電動モータ20Lへ電力を供給する第1バッテリ24は大容量であることが望ましい。
そこで、左走行電動モータ20Lへ電力を供給する第1バッテリ24を大容量として、機体フレーム2後下部の右側に左右方向を向けて配置している。
第1バッテリ24から左走行電動モータ20L及び左走行用MDU21Lへのハーネス60は、脱穀部4の機枠の右側を機体前後方向に配置している。
右走行電動モータ20Rへ電力を供給する第2バッテリ25は、前実施形態と同容量として(第1バッテリ24よりも小容量)、操縦部7の下方に前後方向に向けて配置している。
従って、より多くの電力を消費する左走行電動モータ20Lへ電力を供給する第1バッテリ24を大容量として、機体フレーム2後下部の右側に左右方向を向けて配置したので、作業可能時間が長くなって作業効率が良く、機体の前後バランスも良くて作業性が良い。
また、第1バッテリ24から左走行電動モータ20L及び左走行用MDU21Lへのハーネス60は、脱穀部4の機枠の右側を機体前後方向に配置したので、ハーネス60の保護も図れる。
(4)図16は、左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rに1つのバッテリ53で電力を供給する第5実施形態を示す。
即ち、左右走行電動モータ20L,20R及び左右走行用MDU21L,21Rに電力を供給する共用のバッテリ53を機体フレーム2前部左右中央部で操縦部7の下方に左右方向に向けて配置している。
そして、バッテリ53の給電コネクタ54を機体左右方向の一側である右側方に向けて設けている。
なお、バッテリ53は、操縦部7の運転席6後部に上下方向に長く立設して設けても良い。
(5)図17は、脱穀部4の扱胴30を駆動する脱穀電動モータ31及び脱穀用MDU31aの配置を変更した第6実施形態を示す。
即ち、脱穀部4の扱胴カバー50内の前部側の空間部で扱胴30の入力部30aの上方に円筒状の脱穀電動モータ31及び脱穀用MDU31aを機体前後方に向けて設けている。
なお、脱穀部4の扱胴カバー50内の空間部に脱穀電動モータ31及び脱穀用MDU31aを機体左右方向に向けて設けても良い。
(6)図18は、排出電動モータ37及び排出用MDU38と第4バッテリ39の配置を変更した第7実施形態を示す。
即ち、グレンタンク10は、機体後部の左右一側である右外側に設けた回動支軸36にて右外方に向けて回動可能に設けられている。
グレンタンク10の後側にグレンタンク10内の穀粒を穀粒搬送装置13にて排出駆動する排出電動モータ37及び排出用MDU38を設けている。
そして、排出電動モータ37及び排出用MDU38に通電する第4バッテリ39を脱穀部4の後側で機体フレーム2上に設けている。
そして、第4バッテリ39の給電コネクタ55を機体後方に向けて設けている。
(7)前記各バッテリは、カセット交換式として、満充電バッテリと交換する構成にしても良い。
1 左右走行装置(左右走行クロ-ラ)
2 機体フレーム
3 刈取部
4 脱穀部
7 操縦部
10 グレンタンク
13 穀粒搬送装置
20L 左走行電動モータ
20R 右走行電動モータ
21L 左走行用MDU
21R 右走行用MDU
23 冷却装置
24 第1バッテリ
25 第2バッテリ
26 BMS
27 VCU
28 第2冷却装置
29 空間部
30 扱胴
31 脱穀電動モータ
32 支持フレーム
33 第3バッテリ
34 1番揚穀装置
37 排出電動モータ
39 第4バッテリ

Claims (5)

  1. 左右走行装置(1,1)を装備した機体フレーム(2)に刈取部(3)と脱穀部(4)を設けたコンバインにおいて、機体フレーム(2)上方に左右走行装置(1,1)を各々駆動する左走行電動モータ(20L)及び左走行用MDU(21L)と右走行電動モータ(20R)及び右走行用MDU(21R)を設け、左走行電動モータ(20L)及び左走行用MDU(21L)と右走行電動モータ(20R)及び右走行用MDU(21R)の機体左右方向の一側に冷却風を発生させる冷却装置(23)を設け、
    冷却装置(23)を機体フレーム(2)前側の左右一側に設けた操縦部(7)下方に配置し、操縦部(7)の左右走行電動モータ(20L,20R)及び左右走行用MDU(21L,21R)側に格子状の通過口を形成し、
    脱穀部(4)とグレンタンク(10)の間に形成した空間部(29)に脱穀部(4)の扱胴(30)を駆動する脱穀電動モータ(31)を設け、該脱穀電動モータ(31)を機体フレーム(2)に立設した支持フレーム(32)の上部で且つ扱胴(30)と同じ高さ又は略同じ高さに配置し、支持フレーム(32)の下部側に脱穀電動モータ(31)に通電する第3バッテリ(33)を設け、脱穀電動モータ(31)と第3バッテリ(33)を脱穀部(4)からグレンタンク(10)に穀粒を搬送する1番揚穀装置(34)より機体前側に配置したことを特徴とするコンバイン。
  2. 一方の左走行電動モータ(20L)及び左走行用MDU(21L)と他方の右走行電動モータ(20R)及び右走行用MDU(21R)を機体前後にずれた位置または機体上下にずれた位置に配置したことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
  3. 一方の左走行電動モータ(20L)及び左走行用MDU(21L)に通電する第1バッテリ(24)と他方の右走行電動モータ(20R)及び右走行用MDU(21R)に通電する第2バッテリ(25)の何れか片方を操縦部(7)とその後方に配置した穀粒を貯留するグレンタンク(10)の前後間に上下方向を向けて配置し、他方を操縦部(7)の下方に前後方向に向けて配置したことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
  4. 第1バッテリ(24)及び第2バッテリ(25)の放電、温度及び残量を管理するBMS(26)及び左右走行電動モータ(20L,20R)及び左右走行用MDU(21L,21R)を制御するVCU(27)を操縦部(7)の下方に配置し、第1バッテリ(24)、第2バッテリ(25)、BMS(26)及びVCU(27)の機体左右一側方に冷却風を送る第2冷却装置(28)を配置したことを特徴とする請求項3に記載のコンバイン。
  5. グレンタンク(10)の前側が外側方に向けて回動可能に設け、グレンタンク(10)の前側にグレンタンク(10)内の穀粒を穀粒搬送装置(13)にて排出駆動する排出電動モータ(37)と排出電動モータ(37)に通電する第4バッテリ(39)を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
JP2022135613A 2022-08-29 2022-08-29 コンバイン Active JP7428218B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022135613A JP7428218B1 (ja) 2022-08-29 2022-08-29 コンバイン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022135613A JP7428218B1 (ja) 2022-08-29 2022-08-29 コンバイン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7428218B1 true JP7428218B1 (ja) 2024-02-06
JP2024032133A JP2024032133A (ja) 2024-03-12

Family

ID=89771134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022135613A Active JP7428218B1 (ja) 2022-08-29 2022-08-29 コンバイン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7428218B1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012217422A (ja) 2011-04-12 2012-11-12 Yanmar Co Ltd 電動コンバイン
JP2014183799A (ja) 2013-03-25 2014-10-02 Yanmar Co Ltd コンバイン

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012217422A (ja) 2011-04-12 2012-11-12 Yanmar Co Ltd 電動コンバイン
JP2014183799A (ja) 2013-03-25 2014-10-02 Yanmar Co Ltd コンバイン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2024032133A (ja) 2024-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108289414B (zh) 收割机
JP2004242558A (ja) 自走式農作業機
JP2019076034A (ja) 収穫機
JP6765348B2 (ja) コンバイン
JP4973183B2 (ja) コンバイン
JP7428218B1 (ja) コンバイン
JPH04278828A (ja) コンバイン
WO2017094585A1 (ja) 収穫機
JP2016050498A (ja) コンバイン
JP6938411B2 (ja) コンバイン
JP2019135970A (ja) コンバイン
JP7004735B2 (ja) コンバイン
JP4409314B2 (ja) コンバイン
JP2015188355A (ja) コンバイン
JP7381441B2 (ja) コンバイン
JP2008296687A (ja) コンバインの原動部
JP2003072395A (ja) 作業機の排熱構造
JP2004141041A (ja) コンバイン
JP7085981B2 (ja) コンバイン
JP2010075154A (ja) コンバイン
JP2000037124A (ja) 汎用コンバイン
JP2017055746A (ja) コンバイン
JP2023034021A (ja) コンバインの動力伝動機構
JP2021003057A (ja) コンバイン
JPH10159562A (ja) 汎用型コンバインのミッションケース冷却構成

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231218

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20231218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240108

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7428218

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150