JPH0581985B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0581985B2 JPH0581985B2 JP59002403A JP240384A JPH0581985B2 JP H0581985 B2 JPH0581985 B2 JP H0581985B2 JP 59002403 A JP59002403 A JP 59002403A JP 240384 A JP240384 A JP 240384A JP H0581985 B2 JPH0581985 B2 JP H0581985B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hub
- media
- metal
- floppy disk
- tracking plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 16
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 16
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 claims description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 9
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 9
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 3
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 2
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 2
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/02—Details
- G11B17/022—Positioning or locking of single discs
- G11B17/028—Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation
- G11B17/03—Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation in containers or trays
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/02—Details
- G11B17/022—Positioning or locking of single discs
- G11B17/028—Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation
- G11B17/0282—Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation by means provided on the turntable
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/0014—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture record carriers not specifically of filamentary or web form
- G11B23/0021—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture record carriers not specifically of filamentary or web form discs
- G11B23/0028—Details
- G11B23/0035—Details means incorporated in the disc, e.g. hub, to enable its guiding, loading or driving
Landscapes
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、磁気記録媒体をマグネツトの磁力に
より吸着、固定する回転駆動機構を備えたフロツ
ピーデイスク装置に関する。
より吸着、固定する回転駆動機構を備えたフロツ
ピーデイスク装置に関する。
近年、フロツピーデイスク装置では、磁気記録
媒体(以下メデイアと称する)をマグネツトの磁
力を利用して回転駆動機構に固定する方式の装置
が開発されている。この方式では、第1図(平面
図)に示すようなチヤツキング機構が設けられて
いる。即ち、チヤツキング機構は、メデイアのセ
ンタピン挿入孔(第3図の20)に対応するセン
タピン11及び磁気シートの付勢ピン挿入孔(第
3図の21)に対応する付勢ピン12を有してい
る。そして、センタピン11を中央部とするハブ
14が構成され、このハブ14によりメデイアが
保持されることになる。
媒体(以下メデイアと称する)をマグネツトの磁
力を利用して回転駆動機構に固定する方式の装置
が開発されている。この方式では、第1図(平面
図)に示すようなチヤツキング機構が設けられて
いる。即ち、チヤツキング機構は、メデイアのセ
ンタピン挿入孔(第3図の20)に対応するセン
タピン11及び磁気シートの付勢ピン挿入孔(第
3図の21)に対応する付勢ピン12を有してい
る。そして、センタピン11を中央部とするハブ
14が構成され、このハブ14によりメデイアが
保持されることになる。
ここで、磁気シート23は第3図(部分的平面
図)に示すように中央部に金属製のチヤツキング
プレート22を有している。このチヤツキングプ
レート22が第1図に示すようなハブ14の一部
に設けられたマグネツト15の磁力により吸着さ
れ、メデイアはハブ14の表面上に固定される。
このとき、メデイアはチヤツキングプレート22
の部分がハブ14の表面上のスリツプシート13
の上面に吸着されて固定される。このスリツプシ
ート13は、第2図(第1図のA−A′断面側面
図)に示すようにハブ14の中央部上面にテフロ
ン等のシートが貼付されたものである。
図)に示すように中央部に金属製のチヤツキング
プレート22を有している。このチヤツキングプ
レート22が第1図に示すようなハブ14の一部
に設けられたマグネツト15の磁力により吸着さ
れ、メデイアはハブ14の表面上に固定される。
このとき、メデイアはチヤツキングプレート22
の部分がハブ14の表面上のスリツプシート13
の上面に吸着されて固定される。このスリツプシ
ート13は、第2図(第1図のA−A′断面側面
図)に示すようにハブ14の中央部上面にテフロ
ン等のシートが貼付されたものである。
ところで、メデイア23が第2図に示すような
チヤツキング機構に装着される場合、第3図に示
すように磁気シート23の付勢ピン挿入孔21と
チヤツキング機構の付勢ピン12との位置が相互
にずれているとする。この場合、先ず上記のよう
にチヤツキングプレート22がマグネツト15の
磁力により吸引されてハブ14の表面上に吸着さ
れる。このとき、付勢ピン12は第2図に示すよ
うな板バネ16(アタツチメント19によりハブ
14に固定されている)により保持されているた
め、チヤツキングプレート22の押圧と板バネ1
6の弾性力により下方へ押圧移動される(第4図
の状態)。この状態で、チヤツキング機構部が回
転駆動すると、ハブ14、板バネ16及び付勢ピ
ン12が共に回転する。このとき、メデイア23
は、第4図(第3図のB−B′の断面図)に示す
ようにキヤリツジ30に設置された磁気ヘツド
(サイド「0」側ヘツド)31及びヘツドアーム
(キヤリツジ30に接続されている)32に保持
された磁気ヘツド(サイド「1」側ヘツド)33
の両者により挾持されている。これによる負荷ト
ルクがチヤツキングプレート22とスリツプシー
ト13間のトルクより大きい場合、磁気シート2
3とチヤツキングプレート22は回転することな
く、付勢ピン12が静止状態にあるチヤツキング
プレート22及び付勢ピン挿入孔21に対して相
対的に回転する。これにより、付勢ピン12が第
5図に示すようにメデイア23の付勢ピン挿入孔
21に達すると、板バネ16の弾性復元力により
付勢ピン12は挿入孔21内に嵌挿されることに
なる。このとき、第2図に示すセンタピン11か
ら付勢ピン12までの距離S1が、第5図に示す距
離S2より僅かに長く構成されているため、第6図
(第5図のC−C′断面図)に示すように付勢ピン
12は板バネ16の戻り変形によつて傾斜された
状態となる。即ち、付勢ピン12の軸心は第6図
において垂直方向に対し僅かな傾きを有すること
になり、これによりメデイア23のチヤツキング
プレート22に対して第5図に示す矢印P方向に
付勢ピン12による付勢力が常時作用することに
なる。これにより磁気シート23のセンタピン挿
入孔20にセンタピン11が圧着係合し、チヤツ
キングプレート22がハブ14の表面上の所定の
位置に位置決めされ、メデイア23の中心がセン
タピン11のほぼ軸心上に配置されることにな
る。そして、チヤツキング機構に接続されたモー
タ(通常DCモータ)軸が回転して、例えば第5
図に示すように付勢ピン12がN方向へ回転する
と、チヤツキングプレート22即ちメデイア23
がN方向へ回転する。
チヤツキング機構に装着される場合、第3図に示
すように磁気シート23の付勢ピン挿入孔21と
チヤツキング機構の付勢ピン12との位置が相互
にずれているとする。この場合、先ず上記のよう
にチヤツキングプレート22がマグネツト15の
磁力により吸引されてハブ14の表面上に吸着さ
れる。このとき、付勢ピン12は第2図に示すよ
うな板バネ16(アタツチメント19によりハブ
14に固定されている)により保持されているた
め、チヤツキングプレート22の押圧と板バネ1
6の弾性力により下方へ押圧移動される(第4図
の状態)。この状態で、チヤツキング機構部が回
転駆動すると、ハブ14、板バネ16及び付勢ピ
ン12が共に回転する。このとき、メデイア23
は、第4図(第3図のB−B′の断面図)に示す
ようにキヤリツジ30に設置された磁気ヘツド
(サイド「0」側ヘツド)31及びヘツドアーム
(キヤリツジ30に接続されている)32に保持
された磁気ヘツド(サイド「1」側ヘツド)33
の両者により挾持されている。これによる負荷ト
ルクがチヤツキングプレート22とスリツプシー
ト13間のトルクより大きい場合、磁気シート2
3とチヤツキングプレート22は回転することな
く、付勢ピン12が静止状態にあるチヤツキング
プレート22及び付勢ピン挿入孔21に対して相
対的に回転する。これにより、付勢ピン12が第
5図に示すようにメデイア23の付勢ピン挿入孔
21に達すると、板バネ16の弾性復元力により
付勢ピン12は挿入孔21内に嵌挿されることに
なる。このとき、第2図に示すセンタピン11か
ら付勢ピン12までの距離S1が、第5図に示す距
離S2より僅かに長く構成されているため、第6図
(第5図のC−C′断面図)に示すように付勢ピン
12は板バネ16の戻り変形によつて傾斜された
状態となる。即ち、付勢ピン12の軸心は第6図
において垂直方向に対し僅かな傾きを有すること
になり、これによりメデイア23のチヤツキング
プレート22に対して第5図に示す矢印P方向に
付勢ピン12による付勢力が常時作用することに
なる。これにより磁気シート23のセンタピン挿
入孔20にセンタピン11が圧着係合し、チヤツ
キングプレート22がハブ14の表面上の所定の
位置に位置決めされ、メデイア23の中心がセン
タピン11のほぼ軸心上に配置されることにな
る。そして、チヤツキング機構に接続されたモー
タ(通常DCモータ)軸が回転して、例えば第5
図に示すように付勢ピン12がN方向へ回転する
と、チヤツキングプレート22即ちメデイア23
がN方向へ回転する。
ところで、メデイア23をハブ14の表面上の
所定の位置に位置決めする場合、各磁気ヘツド3
1,33とメデイア23間の摩擦力による負荷ト
ルク、及びチヤツキングプレート22と上記スリ
ツプシート13間の摩擦力による負荷トルクの大
小に応じて位置決めの精度が決定される。ここ
で、各磁気ヘツド31,33間に加圧する力を
Fh、メデイア23とヘツド31,33間の摩擦
係数をμh、マグネツト15による吸引力をFn、
スリツプシート13とチヤツキングプレート22
間の摩擦係数をμn、センタピン10の中心から
各ヘツド31,33までの距離をR、及びセンタ
ピン10の中心からスリツプシート13面までの
平均距離rをすると、以下のような関係式(1)が成
立する。
所定の位置に位置決めする場合、各磁気ヘツド3
1,33とメデイア23間の摩擦力による負荷ト
ルク、及びチヤツキングプレート22と上記スリ
ツプシート13間の摩擦力による負荷トルクの大
小に応じて位置決めの精度が決定される。ここ
で、各磁気ヘツド31,33間に加圧する力を
Fh、メデイア23とヘツド31,33間の摩擦
係数をμh、マグネツト15による吸引力をFn、
スリツプシート13とチヤツキングプレート22
間の摩擦係数をμn、センタピン10の中心から
各ヘツド31,33までの距離をR、及びセンタ
ピン10の中心からスリツプシート13面までの
平均距離rをすると、以下のような関係式(1)が成
立する。
μh・R・Fh>μn・r・Fn ……(1)
この式(1)で表現される力関係により、磁気シー
ト23の回転速度はハブ14、付勢ピン12、ス
リツプシート13等によるチヤツキング機構の回
転速度より遅くなる。通常μh・R・Fhの値は6〜
12gcmで、rは0.4cm、さらにFnは40g〜50g程
度であるため、μmは0.3以下程度になる必要が
ある。このため、従来ではスリツプシート13と
してテフロンやポリエステル等の摩擦係数μmの
小さいプラスチツク材料によるシートが用いら
れ、ハブ14の表面上に貼付されていた。
ト23の回転速度はハブ14、付勢ピン12、ス
リツプシート13等によるチヤツキング機構の回
転速度より遅くなる。通常μh・R・Fhの値は6〜
12gcmで、rは0.4cm、さらにFnは40g〜50g程
度であるため、μmは0.3以下程度になる必要が
ある。このため、従来ではスリツプシート13と
してテフロンやポリエステル等の摩擦係数μmの
小さいプラスチツク材料によるシートが用いら
れ、ハブ14の表面上に貼付されていた。
しかしながら、上記のようなプラスチツク製の
シートを貼付する構造であると、プラスチツクシ
ート即ちスリツプシート13をハブ14の表面上
に貼付するために接着剤や両面粘着テープ等が用
いられる。このため、接着剤や両面粘着テープの
厚さの不均一性またはスリツプシート13とハブ
14間に気泡が発生することがある。これによ
り、スリツプシート13の表面に凹凸が発生す
る。また、テフロン等のプラスチツク材料からな
るスリツプシート13の表面は比較的硬度が小さ
いため、メデイア23のチヤツキングプレート2
2との長期間の接触状態により、スリツプシート
13の表面に凹凸が発生し易くなる。この場合、
例えばハブ14の表面の凹凸を10μm以下に押え
ても、スリツプシート13上では40〜50μmの凹
凸が発生することがある。したがつて、従来では
メデイア23とハブ14との接触状態が不安定に
なり、結果的にメデイア23と磁気ヘツドの接触
状態が悪化する欠点があつた。
シートを貼付する構造であると、プラスチツクシ
ート即ちスリツプシート13をハブ14の表面上
に貼付するために接着剤や両面粘着テープ等が用
いられる。このため、接着剤や両面粘着テープの
厚さの不均一性またはスリツプシート13とハブ
14間に気泡が発生することがある。これによ
り、スリツプシート13の表面に凹凸が発生す
る。また、テフロン等のプラスチツク材料からな
るスリツプシート13の表面は比較的硬度が小さ
いため、メデイア23のチヤツキングプレート2
2との長期間の接触状態により、スリツプシート
13の表面に凹凸が発生し易くなる。この場合、
例えばハブ14の表面の凹凸を10μm以下に押え
ても、スリツプシート13上では40〜50μmの凹
凸が発生することがある。したがつて、従来では
メデイア23とハブ14との接触状態が不安定に
なり、結果的にメデイア23と磁気ヘツドの接触
状態が悪化する欠点があつた。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、
その目的は、メデイアをハブの表面上にマグネツ
トの磁力により固定して、回転駆動させるフロツ
ピーデイスク装置において、メデイアとハブとの
接触状態を安定化して、メデイアと磁気ヘツドと
の接触を確実にすることができるフロツピーデイ
スク装置を提供することにある。
その目的は、メデイアをハブの表面上にマグネツ
トの磁力により固定して、回転駆動させるフロツ
ピーデイスク装置において、メデイアとハブとの
接触状態を安定化して、メデイアと磁気ヘツドと
の接触を確実にすることができるフロツピーデイ
スク装置を提供することにある。
本発明では、メデイアをマグネツトの磁力によ
り金属製ハブの表面上に固定して、回転駆動させ
るフロツピーデイスク装置において、上記金属製
ハブは、メデイアのチヤツキングプレートと接触
する表面が、チヤツキングプレートの金属製ハブ
に対する相対的回転を許容することができる程度
に摩擦係数が小さくてしかもチヤツキングプレー
トの硬度と同等以上の硬度を有するような硬質表
面加工処理が施されている。
り金属製ハブの表面上に固定して、回転駆動させ
るフロツピーデイスク装置において、上記金属製
ハブは、メデイアのチヤツキングプレートと接触
する表面が、チヤツキングプレートの金属製ハブ
に対する相対的回転を許容することができる程度
に摩擦係数が小さくてしかもチヤツキングプレー
トの硬度と同等以上の硬度を有するような硬質表
面加工処理が施されている。
このような構成により、メデイアと金属製ハブ
との接触状態を安定化することができる。
との接触状態を安定化することができる。
以下図面を参照して本発明の一実施例について
説明する。第7図は一実施例に係わるフロツピー
デイスク装置におけるチヤツキング機構部の構成
を示す断面図である。第7図において、70は金
属製ハブであり、例えばアルミニウムからなる。
このハブ70は、中央部をセンタピン11とする
車輪状の保持体(第1図を参照)であり、メデイ
アを保持して回転駆動を伝達する。このハブ70
において、メデイアのチヤツキングプレート(第
5図の22)が接触するチヤツキング部70a
は、摩擦係数(0.3以下)が小さくしかもチヤツ
キングプレート22の硬度以上の所定の硬度(例
えばビツカース硬度Hvで400程度)を有する硬質
アルマイト処理が施されている。ここで、チヤツ
キングプレート22は通常ではビツカース硬度
Hvで200程度のステンレスからなる。さらに、7
1はヨーク(yoke)で、メデイアを吸引するた
めのマグネツト15の磁力を強くさせるために設
けられている。なお、他の構成は上記第2図と同
様であるため説明は省略する。
説明する。第7図は一実施例に係わるフロツピー
デイスク装置におけるチヤツキング機構部の構成
を示す断面図である。第7図において、70は金
属製ハブであり、例えばアルミニウムからなる。
このハブ70は、中央部をセンタピン11とする
車輪状の保持体(第1図を参照)であり、メデイ
アを保持して回転駆動を伝達する。このハブ70
において、メデイアのチヤツキングプレート(第
5図の22)が接触するチヤツキング部70a
は、摩擦係数(0.3以下)が小さくしかもチヤツ
キングプレート22の硬度以上の所定の硬度(例
えばビツカース硬度Hvで400程度)を有する硬質
アルマイト処理が施されている。ここで、チヤツ
キングプレート22は通常ではビツカース硬度
Hvで200程度のステンレスからなる。さらに、7
1はヨーク(yoke)で、メデイアを吸引するた
めのマグネツト15の磁力を強くさせるために設
けられている。なお、他の構成は上記第2図と同
様であるため説明は省略する。
上記のような構成のチヤツキング機構部におい
て、作用効果を説明する。いま例えば、第5図に
示すようなメデイア23が第7図に示すチヤツキ
ング機構部に装着されたとする。即ち、メデイア
23のセンタピン挿入孔20及び付勢ピン挿入孔
21にそれぞれセンタピン11及び付勢ピン12
が嵌挿され、メデイア23のチヤツキングプレー
ト22がハブ70のチヤツキング部70aに接触
する。そして、メデイア23は例えば第6図に示
すような状態で、ハブ70に保持されてチヤツキ
ング機構部にチヤツキングされる。なお、メデイ
ア23がチヤツキングされるまでの動作は上記第
3乃至第6図を参照して説明した場合と同様であ
る。
て、作用効果を説明する。いま例えば、第5図に
示すようなメデイア23が第7図に示すチヤツキ
ング機構部に装着されたとする。即ち、メデイア
23のセンタピン挿入孔20及び付勢ピン挿入孔
21にそれぞれセンタピン11及び付勢ピン12
が嵌挿され、メデイア23のチヤツキングプレー
ト22がハブ70のチヤツキング部70aに接触
する。そして、メデイア23は例えば第6図に示
すような状態で、ハブ70に保持されてチヤツキ
ング機構部にチヤツキングされる。なお、メデイ
ア23がチヤツキングされるまでの動作は上記第
3乃至第6図を参照して説明した場合と同様であ
る。
ところで、上記のようにメデイア23のチヤツ
キングプレート22が接触するハブ70のチヤツ
キング部70aは、例えば硬質アルマイト処理を
施された面である。この硬質アルマイト処理面
は、例えば厚さ50μm程度で、上記のようにチヤ
ツキングプレート22との摩擦係数が小さく
(0.3以下)しかも所定の硬度(ビツカース硬度
Hvで400程度)を有している。したがつて、メデ
イア23とハブ70間の摩擦係数(上記関係式(1)
のμmに相当する)が小さいため、メデイア23
はハブ70の表面上の所定の位置に位置決めされ
る。さらに、ハブ70の表面はチヤツキングプレ
ート22の硬度以上の硬度を有する硬質アルマイ
ト処理面であるため、チヤツキングプレート22
との接触による凹凸状態の発生をかなり押えるこ
とができる。また、硬質アルマイト処理加工の精
度に応じて、その表面を比較的滑らかにすること
ができる。したがつて、メデイア23のチヤツキ
ングプレート22とハブ70のチヤツキング部7
0aとは確実に接触することになる。
キングプレート22が接触するハブ70のチヤツ
キング部70aは、例えば硬質アルマイト処理を
施された面である。この硬質アルマイト処理面
は、例えば厚さ50μm程度で、上記のようにチヤ
ツキングプレート22との摩擦係数が小さく
(0.3以下)しかも所定の硬度(ビツカース硬度
Hvで400程度)を有している。したがつて、メデ
イア23とハブ70間の摩擦係数(上記関係式(1)
のμmに相当する)が小さいため、メデイア23
はハブ70の表面上の所定の位置に位置決めされ
る。さらに、ハブ70の表面はチヤツキングプレ
ート22の硬度以上の硬度を有する硬質アルマイ
ト処理面であるため、チヤツキングプレート22
との接触による凹凸状態の発生をかなり押えるこ
とができる。また、硬質アルマイト処理加工の精
度に応じて、その表面を比較的滑らかにすること
ができる。したがつて、メデイア23のチヤツキ
ングプレート22とハブ70のチヤツキング部7
0aとは確実に接触することになる。
これにより、例えば第6図に示すようなハブ7
0に装着されたメデイア23と磁気ヘツドとの接
触状態が安定化して、フロツピーデイスク装置の
動作が確実に行なわれることになる。また、ハブ
70のチヤツキング部70aは、所定の硬度を有
しているため、メデイア23との接触による傷等
の発生を押えることができ、比較的長期間滑らか
な面を保持することができる。ここで、上記ハブ
70がアルミニウムにより構成されている場合、
メデイア23を吸引するためのマグネツト15の
磁力が低下することがあるため、第7図に示すよ
うにハブ70の一部にヨーク71が取付けられ
る。このヨーク71は磁性金属製であり、マグネ
ツト15の磁力を強くする機能を有する。なお、
マグネツト15により必要な磁力(吸引力)を得
ることができる場合、当然ながらヨーク71は不
要となる。
0に装着されたメデイア23と磁気ヘツドとの接
触状態が安定化して、フロツピーデイスク装置の
動作が確実に行なわれることになる。また、ハブ
70のチヤツキング部70aは、所定の硬度を有
しているため、メデイア23との接触による傷等
の発生を押えることができ、比較的長期間滑らか
な面を保持することができる。ここで、上記ハブ
70がアルミニウムにより構成されている場合、
メデイア23を吸引するためのマグネツト15の
磁力が低下することがあるため、第7図に示すよ
うにハブ70の一部にヨーク71が取付けられ
る。このヨーク71は磁性金属製であり、マグネ
ツト15の磁力を強くする機能を有する。なお、
マグネツト15により必要な磁力(吸引力)を得
ることができる場合、当然ながらヨーク71は不
要となる。
以上詳述したように本発明によれば、メデイア
をハブの表面上にマグネツトの磁力により固定し
て、回転駆動させるフロツピーデイスク装置にお
いて、メデイアとハブの表面との接触状態を安定
化することができ、メデイアをハブの表面上の所
定の位置に確実に位置決めすることができる。し
たがつて、結果的にメデイアと磁気ヘツドとの接
触状態を安定に保持でき、フロツピーデイスク装
置の確実な動作を実現できるものである。
をハブの表面上にマグネツトの磁力により固定し
て、回転駆動させるフロツピーデイスク装置にお
いて、メデイアとハブの表面との接触状態を安定
化することができ、メデイアをハブの表面上の所
定の位置に確実に位置決めすることができる。し
たがつて、結果的にメデイアと磁気ヘツドとの接
触状態を安定に保持でき、フロツピーデイスク装
置の確実な動作を実現できるものである。
第1図及び第2図は従来のフロツピーデイスク
装置のチヤツキング機構部の構成を示すもので第
1図は平面図であり第2図は第1図のA−A′に
おける断面側面図、第3図及び第5図はそれぞれ
従来のメデイアの構成を示す平面図、第4図及び
第6図はそれぞれ従来のチヤツキング機構部の動
作を説明するための断面図、第7図は本発明の一
実施例に係わるフロツピーデイスク装置のチヤツ
キング機構部の構成を示す断面図、第8図は本発
明の他の実施例に係わるフロツピーデイスク装置
のチヤツキング機構部の構成を示す断面図であ
る。 11……センタピン、12……付勢ピン、13
……スリツプシート、14,70,80……ハ
ブ、15……マグネツト、22……チヤツキング
プレート、23……メデイア、70a,80a…
…チヤツキング部、71……ヨーク。
装置のチヤツキング機構部の構成を示すもので第
1図は平面図であり第2図は第1図のA−A′に
おける断面側面図、第3図及び第5図はそれぞれ
従来のメデイアの構成を示す平面図、第4図及び
第6図はそれぞれ従来のチヤツキング機構部の動
作を説明するための断面図、第7図は本発明の一
実施例に係わるフロツピーデイスク装置のチヤツ
キング機構部の構成を示す断面図、第8図は本発
明の他の実施例に係わるフロツピーデイスク装置
のチヤツキング機構部の構成を示す断面図であ
る。 11……センタピン、12……付勢ピン、13
……スリツプシート、14,70,80……ハ
ブ、15……マグネツト、22……チヤツキング
プレート、23……メデイア、70a,80a…
…チヤツキング部、71……ヨーク。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 中央部に金属製チヤツキングプレートを有す
る磁気記録媒体をマグネツトの磁力により吸着、
固定して回転駆動させるフロツピーデイスク装置
において、 センタピンを中央部として上記磁気記録媒体を
保持する金属体からなり、上記磁気記録媒体の上
記金属製チヤツキングプレートに接触する表面に
対して、上記金属製チヤツキングプレートの前記
金属体に対する相対的回転を許容することができ
る程度に摩擦係数が小さくてしかも上記金属製チ
ヤツキングプレートの硬度と同等以上の硬度を有
するような硬質表面加工処理を施した金属製ハブ
と、 この金属製ハブを回転駆動させる回転駆動手段
とを具備してなることを特徴とするフロツピーデ
イスク装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59002403A JPS60147962A (ja) | 1984-01-10 | 1984-01-10 | フロツピ−デイスク装置 |
KR1019840007977A KR890003204B1 (ko) | 1984-01-10 | 1984-12-14 | 플로피 디스크장치 |
US06/688,504 US4654733A (en) | 1984-01-10 | 1985-01-03 | Floppy disc chucking device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59002403A JPS60147962A (ja) | 1984-01-10 | 1984-01-10 | フロツピ−デイスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60147962A JPS60147962A (ja) | 1985-08-05 |
JPH0581985B2 true JPH0581985B2 (ja) | 1993-11-17 |
Family
ID=11528272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59002403A Granted JPS60147962A (ja) | 1984-01-10 | 1984-01-10 | フロツピ−デイスク装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4654733A (ja) |
JP (1) | JPS60147962A (ja) |
KR (1) | KR890003204B1 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR940009470B1 (ko) * | 1985-02-16 | 1994-10-13 | 히다찌마구세루 가부시기가이샤 | 디스크 카트리지 및 디스크 구동장치 |
JPS6218671A (ja) * | 1985-07-17 | 1987-01-27 | Sony Corp | デイスクの回転駆動装置 |
JPH0743865B2 (ja) * | 1985-07-23 | 1995-05-15 | ソニー株式会社 | デイスクの回転駆動装置 |
JPH0792967B2 (ja) * | 1986-01-20 | 1995-10-09 | 株式会社東芝 | 情報処理装置 |
JPH0450602Y2 (ja) * | 1986-07-31 | 1992-11-30 | ||
US5461523A (en) * | 1988-08-12 | 1995-10-24 | Canon Denshi Kabushiki Kaisha | Disc unit having a drive motor and a chucking assembly for holding a disc therewith |
US5161075A (en) * | 1988-09-28 | 1992-11-03 | Kabushiki Kaisha Sankyo Seiki Seisakusho | Hub table for a magnetic disk drive device |
US5689388A (en) * | 1989-06-15 | 1997-11-18 | Canon Denshi Kabushiki Kaisha | Reduced-height magnetic disk drive unit, and disk mounting device for the unit |
DE9109036U1 (de) * | 1991-07-23 | 1991-10-17 | BASF Magnetics GmbH, 6800 Mannheim | Aufzeichnungsplatte mit einem Gehäuse, insbesondere Magnetplatte mit einer Hülle |
JP2616529B2 (ja) * | 1992-04-13 | 1997-06-04 | 松下電器産業株式会社 | ハブ付きディスク、ディスクカートリッジおよびディスク基板用射出成形金型 |
JP2821060B2 (ja) * | 1992-06-03 | 1998-11-05 | シャープ株式会社 | 光ディスクカートリッジ |
JPH0638068U (ja) * | 1992-10-13 | 1994-05-20 | 富士写真フイルム株式会社 | 磁気ディスクカートリッジ |
JP2001035115A (ja) * | 1999-07-22 | 2001-02-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気ディスク用センタコア |
JP2014154199A (ja) * | 2013-02-13 | 2014-08-25 | Samsung Electromechanics Japan Advanced Technology Co Ltd | ディスク駆動装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60129964A (ja) * | 1983-12-16 | 1985-07-11 | Hitachi Ltd | フロツピ−デイスク装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5212804A (en) * | 1975-07-21 | 1977-01-31 | Yoshiro Nakamatsu | Recording unit for computor, etc. |
FR2418519A1 (fr) * | 1978-02-24 | 1979-09-21 | Thomson Csf | Cassette pour videodisque, et videodisque adapte a une telle cassette |
JPS57130237A (en) * | 1981-02-05 | 1982-08-12 | Mitsubishi Electric Corp | Magnetic recording medium |
JPS5835181U (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-07 | ソニー株式会社 | ディスクカセット |
-
1984
- 1984-01-10 JP JP59002403A patent/JPS60147962A/ja active Granted
- 1984-12-14 KR KR1019840007977A patent/KR890003204B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1985
- 1985-01-03 US US06/688,504 patent/US4654733A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60129964A (ja) * | 1983-12-16 | 1985-07-11 | Hitachi Ltd | フロツピ−デイスク装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR890003204B1 (ko) | 1989-08-26 |
US4654733A (en) | 1987-03-31 |
JPS60147962A (ja) | 1985-08-05 |
KR850005702A (ko) | 1985-08-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0581985B2 (ja) | ||
US4613921A (en) | Disk memory apparatus | |
JPS5987677A (ja) | 可撓性磁気デイスク装置 | |
JP3018103B2 (ja) | ディスク駆動装置 | |
JPH0330939B2 (ja) | ||
US5012366A (en) | Magnetic head supporting device | |
JPH0320907Y2 (ja) | ||
JPH0351798Y2 (ja) | ||
JP2523684B2 (ja) | 磁気ディスク | |
JPS63263677A (ja) | 磁気デイスク装置 | |
JP2698621B2 (ja) | 記録再生装置 | |
JP2667881B2 (ja) | 記録または再生装置 | |
JP2520595Y2 (ja) | 光ディスク | |
JPS63271751A (ja) | メデイア駆動機器のメデイア保持装置 | |
JPH0643910Y2 (ja) | フロッピーディスク・システム | |
JPH0115014Y2 (ja) | ||
JP2663753B2 (ja) | 磁気ディスク駆動装置 | |
JP2519676B2 (ja) | 情報処理装置 | |
JPH0629797Y2 (ja) | キャプスタン軸支持装置 | |
JPH039166Y2 (ja) | ||
JP2754971B2 (ja) | 記憶媒体盤駆動装置 | |
JPS62114151A (ja) | 磁気デイスク組立体 | |
JP2529458Y2 (ja) | ディスク装置 | |
JP2530596Y2 (ja) | デイスク装置のスピンドル軸受 | |
JPH01241055A (ja) | サーボライタ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |