JP3018103B2 - ディスク駆動装置 - Google Patents

ディスク駆動装置

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JP3018103B2 JP2306109A JP30610990A JP3018103B2 JP 3018103 B2 JP3018103 B2 JP 3018103B2 JP 2306109 A JP2306109 A JP 2306109A JP 30610990 A JP30610990 A JP 30610990A JP 3018103 B2 JP3018103 B2 JP 3018103B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、3.5吋フロッピディスク等、メディアハ
ブを有する記録メディアディスクの駆動装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来のこの種のディスク駆動装置としては、例えば特
開昭61−9866号公報に記載されているものがある。第5
図はディスク駆動装置の駆動概要説明図、第6図は上記
公報に示されたディスク駆動装置の平面図、第7図は第
6図のA−A部分断面図であり、記録メディアディスク
を駆動している状態を示す。
第5図において、1は記録メディアディスク(以下デ
ィスクという)、2はディスク1の中心部に取付けられ
た強磁性材のセンターハブ、3はセンターハブのほぼ中
心部に設けたチャッキング孔、4はチャッキング孔から
離れた位置に設けた位置決め孔であり、その外周側の孔
縁4aは回転方向側が僅かに中心寄りに傾斜して、後記す
る位置決め分力の発生に寄与する形状となっている。
上記構成のディスクをディスク駆動装置に装着する
と、チャッキング孔3にディスク駆動装置の回転軸5が
係合し、回転軸5を矢印方向に回転させることにより、
ディスク駆動装置の駆動ピン6が位置決め孔4に係合し
てディスク1の中心を回転軸5の中心に正しく位置決め
し、回転駆動する。破線で示す61は位置決めされる前の
駆動ピンを示す。
ディスク駆動装置は、第6図および第7図に示すよう
に、回転軸5にはフランジ7が取付けられており、フラ
ンジ7の表面の磁石(図示せず)によりディスクのセン
ターハブ2を吸着する。フランジ7には剛体のレバー8
がその一端をレバー取付けピン9によって揺動自在に取
付けられ、レバー8の他端側にはローラー10を嵌装して
駆動ピン6が取付けられている。そしてフランジ7に取
付けられたバネ11によって駆動ピン6をディスクのセン
ターハブ2に押圧する構成となっており、前記第5図を
参照説明した駆動をし、ディスクを挾持したリードライ
トヘッド(図示せず)によってディスク1に信号の書込
み、或はディスク1より信号の読取りを可能とする。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来例では次の様な欠点があっ
た。
イ.駆動ピン6にローラー10を回転可能に嵌装する為に
機構が複雑となり、ディスク駆動装置の薄型化が困難で
ある。
ロ.レバー8にバネ11を併用する必要があり、装置の薄
型化が困難である。
ハ.部品点数が多く、コストが高い。
この発明は、上記従来技術の問題点を解消して成され
たもので、駆動ピンレバーはローラーを必要としない簡
単な構成でディスクと係合し駆動することができ、かつ
薄型化が可能なディスク駆動装置を提供することを目的
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
このため、この発明に係るディスク駆動装置は、ほぼ
中心部に設けたチャッキング孔と、該チャッキング孔か
ら離れた位置に設けた位置決め孔とを備えたメディアハ
ブを有する記録メディアディスクを駆動するディスク駆
動装置であって、一方の端部には前記位置決め孔に係合
する駆動ピンを形成し他方の端部は前記メディアハブ面
に並行方向に回動可能にディスク駆動部に取付けした駆
動ピンアームを有し、該駆動ピンアームは回動方向には
剛性を有しメディアハブ面の垂直方向には弾性を有し、
前記駆動ピンは駆動ピンアームと一体に形成され上面は
メディアハブに押圧されたときメディアハブ下面に並行
であり、駆動ピンアームは駆動ピン側の下面が傾斜して
肉厚を減少した形状であり、前記ディスク駆動部の回転
により駆動ピンは位置決め孔に係合してその側壁を押圧
した分力によりディスクを位置決めして回転駆動するこ
とを特徴とする構成により上記の目的を達成しようとす
るものである。
〔作 用〕
以上の構成により、ディスク駆動装置のディスク駆動
部にディスクを載置すると、駆動ピンアームはメディア
ハブ面の垂直方向には弾性を有しているのでディスクの
チャッキング孔に回転軸の軸端部を係合させることがで
きる。
そして回転軸を回転させると、剛性を有する駆動ピン
アームはメディアハブ面に並行方向に回動可能にディス
ク駆動部に取付けられているので、ディスクの位置決め
孔に駆動ピンが係合してディスクを回転駆動し始めると
共に側壁を押圧した分力によりディスクのセンタリング
が自動的に成される。
また駆動ピンは駆動ピンアームと一体に形成され上面
はメディアハブに押圧されたときメディアハブ下面に並
行であり、駆動ピンアームは駆動ピン側の下面が傾斜し
て肉厚を減少した形状である構成とすることにより、よ
り簡単な構成となり、またディスク駆動装置の薄形化が
可能となる。
〔実施例〕
以下この発明のディスク駆動装置を実施例により説明
する。
第1図は、この発明の一実施例を示す上面図で、メデ
ィアハブをセンタリングしながら回転駆動をしている状
態を示す。第2図は第1図の裏面からみた図、第3図は
第2図のX−Xの断面図である。また第4図は駆動ピン
が位置決め孔に係合する以前の状態を示す断面図であ
る。なお従来例と同一または相当する部分は同一符号で
示す。
2は3.5吋フロッピディスクのメディアハブである。
7はディスク駆動部であるフランジで、プラスチックマ
グネットで形成されており、強磁性体であるメディアハ
ブ2を吸着固定する。5は回転軸であり、その軸端部5a
はメディアハブ2のチャッキング孔3に係合する。そし
て、図示していないモータ等に固定されており、回転駆
動力をフランジ7に伝達すると共に記録メディアである
ディスク1の回転中心となる。6は駆動ピンで、メディ
アハブ2の位置決め孔4に係合して回転力を与えると共
にメディアハブ2のセンタリングを行う。8は本発明の
特徴を有する駆動ピン取付部材である駆動ピンアーム
で、その一端には前記駆動ピン6を一体的に形成してあ
り、駆動ピン6を上下方向、即ちメディアハブ2の面に
対し垂直方向に揺動可能とさせ、かつ、メディアハブ2
のセンタリング方向、即ちメディアバブ2の面に対し平
行方向に回動可能となっている。即ち、駆動ピンアーム
8の他端部はフランジ7と一体成形された軸部7aに回動
可能に取付けてある。
そして駆動ピンアーム8には、第4図に示すように、
駆動ピン6がメディアハブ2により下方向に押されてい
る時には容易に変形可能なよう薄肉部8aを回動軸7aの近
傍に持っている。そして駆動ピンアーム8の他の部分は
ほぼ剛体となっている。このため第1図に示すメディア
ハブ2を回転駆動するとき発生する押圧反力F及びその
モーメントに対しては剛体として作用し、かつ、上下方
向の力に対しては揺動可能となっており、駆動ピンアー
ム8はディスク嵌入方向への弾力性を有している。12は
滑りワッシャである。
また、センタリング力F1はメディアハブ2を押圧して
駆動する力(以下回転力という)F2によって生じ、駆動
ピンアーム8の軸支部7aの位置により、回転力F2に対す
るセンタリング力F1の値は異なってくる。即ち、駆動ピ
ン6と軸支持部7aとを結ぶ線が回転軸5に近いとセンタ
リング力F1は大きくなる。そして、センタリング力F1
回転力F2以上にすることにより、安定したセンタリング
効果がえられ、ディスクのセンタリング不良を防止でき
る。
駆動ピン6は回転力F2が作用しない時はF1は殆ど発生
せず、その為、始動時には位置決め孔4の外周側の内壁
部4aとの摺動摩擦は生じず、駆動ピン6は回転する必要
はないので、従来例と異りローラーは装着してない。
駆動ピン6の上面6aおよび駆動ピンアーム8の端部下
面8bは駆動時のメディアハブ2の面に対して傾斜して肉
薄となっており、こうする事により、第4図に示すよう
に、ディスクハブ2が駆動ピン6を押圧したとき、駆動
ピン6の上面はメディアハブ2に面で接し、かつ駆動ピ
ンアーム8の端部下面の下がり量が最小となり、ディス
ク駆動装置の薄型化が可能となる。
次に、この実施例の動作と効果について説明する。
この実施例では上述のように駆動ピンアーム8はフラ
ンジ7の軸部7aを中心に一方の端の駆動ピン6が回動自
在であり、また、駆動ピンアーム8は回動軸近傍に、曲
り易い部分である薄肉部8aが形成してある。この為、デ
ィスク1をメディアハブ2のチャッキング孔3を回転軸
5に係合させてフランジ7に載置すると、メディアハブ
2によって駆動ピン6が下方向に押され薄肉部8aの部分
のみが変形してメディアハブ2はフランジ7に吸着され
る。そして回転軸5が回転しヘッド(図示せず)がディ
スク1を挾持すると第1図に示すように駆動ピン6は位
置決め孔4に係合し、駆動ピン6には、メディアハブ2
のセンタリング力F1とメディアハブ駆動力F2の反発合力
Fが駆動ピンアーム8に働くが、発生するモーメント、
及び押圧反力F方向の力には駆動ピンアーム8が充分な
剛性をもっている為、変形が生じない。
〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明によれば、ディスク駆
動装置のディスク駆動部にディスクを載置すると、駆動
ピンアームはメディアハブ面に垂直方向には弾性を有し
ているのでディスクのチャッキング孔に回転軸の軸端部
を係合させることができる。
そして回転軸を回転させると、剛性を有する駆動ピン
アームはメディアハブ面に並行方向に回動可能に前記フ
ランジに取付けられているので、ディスクの位置決め孔
に駆動ピンが係合してディスクを回転駆動し始めると共
に側壁を押圧した分力によりディスクのセンターリング
が自動的に成される。このため、従来装置で必要とした
位置決め用バネが不要であり、また駆動ピンには回転ロ
ーラーが不要である。そして駆動ピンを駆動ピンアーム
と一体に形成することができるので、簡単な構成で、か
つ薄形可が可能なディスク駆動装置を提供することがで
きる。
また駆動ピンは駆動ピンアームと一体に形成され上面
はメディアハブに押圧されたときメディアハブ下面に並
行であり、駆動ピンアームは駆動ピン側の下面が傾斜し
て肉厚を減少した形状である構成とすることにより、よ
り簡単な構成となり、またディスク駆動装置のより薄形
化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る一実施例を示す上面図、第2図
は第1図の裏面図、第3図は第2図のX−X断面図、第
4図は駆動ピンが位置決め孔に係合する以前の状態を示
す断面図、第5図はディスク駆動装置の駆動概要説明
図、第6図は従来のディスク駆動装置の平面図、第7図
は第6図A−A部分断面図である。 1……記録メディアディスク 2……メディアハブ(センターハブ) 3……チャッキング孔 4……位置決め孔 5……回転軸 5a……回転軸の軸端部 6……駆動ピン 6a……駆動ピンの上面 7……フランジ(ディスク駆動部) 7a……フランジと一体の軸部(駆動ピンアーム回動軸) 8……駆動ピンアーム(レバー) 8a……駆動ピンアームの薄肉部 8b……駆動ピンアームの端部下面 9……レバー取付けピン 10……ローラー 11……バネ F……押圧反力 F1……センタリング力 F2……駆動力

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼ中心部に設けたチャッキング孔と、該
    チャッキング孔から離れた位置に設けた位置決め孔とを
    備えたメディアハブを有する記録メディアディスクを駆
    動するディスク駆動装置であって、一方の端部には前記
    位置決め孔に係合する駆動ピンを形成し他方の端部は前
    記メディアハブ面に並行方向に回動可能にディスク駆動
    部に取付けした駆動ピンアームを有し、該駆動ピンアー
    ムは回動方向には剛性を有しメディアハブ面の垂直方向
    には弾性を有し、前記駆動ピンは駆動ピンアームと一体
    に形成され上面はメディアハブに押圧されたときメディ
    アハブ下面に並行であり、駆動ピンアームは駆動ピン側
    の下面が傾斜して肉厚を減少した形状であり、前記ディ
    スク駆動部の回転により駆動ピンは位置決め孔に係合し
    てその側壁を押圧した分力によりディスクを位置決めし
    て回転駆動することを特徴とするディスク駆動装置。
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