JPS60129964A

JPS60129964A - フロツピ−デイスク装置

Info

Publication number: JPS60129964A
Application number: JP58236300A
Authority: JP
Inventors: Tetsuro Akasaki; 赤崎　鉄郎; Tomiyoshi Sato; 富義佐藤
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1983-12-16
Filing date: 1983-12-16
Publication date: 1985-07-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は中央にハブを有するフロッピーディスクの駆動
装置に関するものである。

〔発明の背景〕

一般に、フロッピーディスク駆動装置では、モータによ
って回転させられるハブ受けに、フロッピーディスクの
ハブを、コレットによって押し付けるとともに、ハブ受
けに設けた駆動軸がフロッピーディスクのハブに設けた
係止させることによって、ハブ受けにフロッピーディス
クが装着させるようにしている。

しかしながら、前記構成によると、フロッピーディスク
のランニングトルクやヘッドとディスクとの摩擦トルク
などの負荷トルクの変動によシ、負荷トルグが小さくな
った場合に、ハブ受けとフロッピーディスクのハブとの
間の摩擦によつ℃、ハブ受けの駆動軸がハブの係止壁に
係止しない状態でフロッピーディスクが回転する現象（
以後、伴回わり現象という）が発生することがある。そ
のために、伴回シ現象が発生していることを知らずに、
データの読み書きを始めた後、ハブ受は若しくはハブに
衝撃力などの外乱が加わると、ハブ受けの４駆動軸がハ
ブの係止壁に衝突するまで、ハブがハブ受は上を回転す
るので、データの読み書きが正確に行なわれない。即ち
、ハブとハブ受けの間でスリップ現象が起き、ヘッドと
磁気ディスク面との間が相対的に停止した状態となるの
で、データの読み書きに支障をきたすことになる。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、伴回シ現象を防止することのできるフ
ロッピーディスク、駆動装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明の要旨は、主軸及びこの主軸の外方に位置する駆
動軸を有するハブ受けと、前記主軸が嵌合する開口及び
前記駆動軸が係合するガイド溝を上下面にそれぞれ有し
かつフロッピーディスクの中央に設けられたハブと、こ
のハブを前記ハブ受けに押し付けるコレットと、このコ
レットを回転自在に支持するコレットレバーを備え、前
記ガイド溝に、前記駆動軸が係止する係止壁を設けてな
るフロッピーディスク駆動装置において、伴回シ現象を
防止するだめに、ハブを１駆動軸によらず、回転させよ
うとするトルク、即ちハブとハブ受は間の摩擦トルクを
減少させようとすることにある。

ハブ受は表面に摺動抵抗を小さくするための低摩擦化表
面処理を施すことによシ、摩擦係数を小さくシ、伴回り
させようとするトルクを減少させ、伴回りを防止するこ
とができる。

〔発明の実施例〕

本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

図面において、シャーシ１には、フロッピーディスク装
置を構成する各部品が装着されている。

データの読み薔き用磁気ヘッド２は、上ヘラドーパ２ａ
と下へラド２ｂとからなっている。上ヘッド２ａは、ジ
ンバル３を介してヘッドアーム４に取付けられる。下ヘ
ッド２ｂは、ジンバル３ａを介してキャリッジ５に取シ
付けられる。ステップモータ６には、そのシャフトの先
端にプーリー７が取シ付けられる。プーリー７には、ス
チールベルト８が巻かれている。スチールベルト８の両
端は、キャリッジ５にねじ止めされる。

モータ９け、フロッピーディスク１０を回転させる駆動
源となるものである。モータ９のシャツ）１１にはその
下端にロータヨーク１２がねじ止めされ、かつその上端
にはノ１ブ受け１３が圧入若しくは接着等により一体化
されている。モータ９のシャフト１１は、その上端をノ
−ブ受け１３上面より突出して、主軸とする。

ハブ受け１３には、ボリアリレート樹脂などの合成樹脂
からなるハブ１４を駆動するための、駆動軸１５が設け
られている。

ハブ１４には、厚さが８０μｍ程度の可撓性ディスク１
６が設けられている。ハブ１４の中央には、主軸となる
シャフト１１が挿入する開口１４ａが設けられる。ハブ
１４の上下面の両面には、円状のガイド溝１４Ｃが膜材
られる。ガイド溝１４Ｃの一部分には、係止壁１４ｂが
形成されている。

含油ジュラコンなどからなるコレット１７は、ノーズ１
４をハブ受け１３に押し付けるものである。

コレット１７は、ステンレスなどの弾性部材からなるコ
レットレバー１８の先端に回転自在に取シ付けられてい
る。本発明によれば、ノ為プ受け１３のハブ１４との接
触面１３ａ上にテフロンコーティング等の低、輩擦イヒ
のため６表面処理を行う。

以上の構成において、フロッピーディスク１０をシャー
シ１内に収納すると、コレットレノ（−１８にて押圧さ
れたコＬ／ット１７によυ）１ブ１４が押されて、ハブ
の開口１４ａにシャフ、ト１１が、かつハブ１４下面の
ガイド溝１４Ｃに駆動軸１５がそれぞれ係合し、さらに
コレット１７の突起１７ａがハブ１４上面のガイド溝１
４Ｃに係合するので、フロッピーディスク１０はチャッ
キング状態となる。この状態で、モータ９を回転すると
、ハブ受け１３の駆動軸１５がノ・ブ１４の係止壁１４
ｂに当たるまでノ飄ブ受け１３が回転し、その後ハブ１
４は駆動軸１５によって、ノ１ブ受け１３と一体となっ
て回転する。

上記の動作上、伴回シ現象なく正常動作するためには、
伴回シをさせようとする回転トルクＴｌが伴回りを防ご
うとするノーズ１４にかかる負荷トルクＴ２よシ小さ−
〈なければならない。即ち、Ｔ　ｔ　＜　Ｔ　２の関係
が必要である。

表１に、伴回り現象に関するトルク関係を示す。

表１　伴回シ現象の解析衣従来はＴｓ＝Ｔｏ＋’ｌ”ｔ２＝３０　（ｇ−Ｃｒｎ）Ｔ２＝
　Ｔ２１＋Ｔ２２＋Ｔ２３＝　３０〜６０　（ｇ　−ｃ
ｒｎ）とｌ）Ｔ、中Ｔ２の場合が発生し、伴回シ現象が
起こシえる状態であった。

本発明の実施例ではＴｌ−１７（ｇ−ｃｒｎ）Ｔ２　＝　ａ　０〜６０　（ｇ−ｃｒｎ）となシ常−に
（１）式を満足し、伴回シ現象は発生しない。

表１に示した如く、伴回りさせようとする回転トルクＴ
１は、■ハブ１４とシャフト１１間’Ｉ’ｌｌと■ハブ
１４とハブ接触面１３８間ＴＨの２つの面での回転トル
クに分かれる。

伴回シを防ぐためにはＴＩを小さくすれば良い分けであ
るが、シャフト１１はミクロン単位のチャッキング精度
を保つため、高精度機械加工物であり、処理を加えるこ
とはできない。そこでハブ１４とハブ接触面１３ａにテ
フロンコーティングを行い、Ｔ１２を減少さすことにし
だ。コーティングにより摩擦係数を１／３にすることが
できる。

前述の如く、実際の量産ではＴ２は大きくばらつき、特
にディスク１６のランニングトルクのばらつきが犬きく
、Ｔ２１が最小値のディスク１６では伴回り現象が発生
していた。

以上の如く、本発明によれば、Ｔｌを小さくすることに
よシ、モータ１２の負荷を増大させることなく、伴回り
現象を防ぐことができる。

〔発明の効果〕一本発明によれば、伴回シ現象を防止することのできるフ
ロッピーディスク装置かえられる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例で、第１図は要部平面図、第２
図はフロッピーディスク装着前の要部縦断面図、第３図
はフロッピーディスク装着後の要部縦断面図、第４図は
要部拡大平面図、第５図は要部縦断面図である。１・・・シャーシ、２ａ・・・上ヘッド、２ｂ・・・下
ヘッド、３・・・ジンバル、４・・・ヘッドアーム、５
・・・キャリッジ、６・・・ステップモータ、７・・・
プーリー、８・・・スチールベルト、９・・・モータ、
１０・・・フロッピーディスク、１１・・・シャフト、
１２・・・ロータヨーク、１３・・・ハブ受け、１３ａ
・・・ハブ接触面、１４・・・ハブ、１４ａ・・・開口
、１４ｂ・・・係止壁、１４Ｃ・・・ガイドＡ１１５・
・・駆動軸、１６・・・ディスク、１７・・・　。

Claims

【特許請求の範囲】１、主軸及びこの主軸の外方に位置する駆動軸を有する
ハブ受けと、前記主軸が嵌合する開口及び前記駆動軸が
係合するガイド溝を上下面にそれぞれ有し、かつフロッ
ピーディスクの中央に設けられたハブと、このハブを前
記ハブ受けに押し付けるコレットとを備え、前記ガイド
溝に、前記駆動軸が係止する係止壁を設けてなるフロッ
ピーディスク駆動装置において、前記ハブ受けの前記ハブと接触する表面に低摩擦化表面
処理を施したことを特徴とするフロッピーディスク装置
。