JP2520595Y2 - 光ディスク - Google Patents

光ディスク

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JP2520595Y2
JP2520595Y2 JP1990042368U JP4236890U JP2520595Y2 JP 2520595 Y2 JP2520595 Y2 JP 2520595Y2 JP 1990042368 U JP1990042368 U JP 1990042368U JP 4236890 U JP4236890 U JP 4236890U JP 2520595 Y2 JP2520595 Y2 JP 2520595Y2
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center hole
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ディスク基板の主面にディスクチャッキン
グ用のディスクハブを取付け、このディスクハブの中心
部に形成したセンター孔にスピンドル軸を係合させると
ともに磁気吸引力を利用して所定のディスクテーブル上
にチャッキングされるように構成された光ディスクに関
する。
〔考案の概要〕
本考案は、ディスク基板の主面に取付けられるディス
クチャッキング用のディスクハブを構成する金属プレー
トに形成されたセンター孔の内壁面から金属プレートの
表面に亘る部分を、金属プレートの表面から上記内壁面
にいくにしたがって漸次傾斜が大きくなるような曲面で
連続させることによって、上記センター孔に対するスピ
ンドル軸の円滑な係合を保証して上記金属プレート及び
スピンドル軸の摩耗を防止し、良好なディスクのチャッ
キング動作を長期間に亘って維持し得るようにしたもの
である。
〔従来の技術〕
従来、光ディスクとして、光ディスク回転駆動装置を
構成するディスクテーブルに対し、マグネットの磁気吸
引力を利用してチャッキングし得るように構成されたも
のが用いられている。
この光ディスク1は、第5図に示すように、ディスク
基板2の主面中心部にディスクチャッキング用のディス
クハブ3を接着あるいは超音波溶着等により固着して構
成されている。上記ディスクハブ3は、合成樹脂からな
るリング状部材4の内周側にセンター孔5を穿設した金
属プレート6を配して構成され、上記センター孔5の中
心をディスクのトラック中心に一致するようにして上記
ディスク基板2に取付けられてなる。
このように構成されてなる光ディスク1は、上記ディ
スクハブ3の金属プレート6がマグネットによって磁気
吸引されるとともに上記センター孔5をスピンドル軸を
係合させることにより、回転中心をディスクテーブルの
回転中心に一致させられて上記ディスクテーブル上にチ
ャッキングされる。
ところで、本願出願人は、上述のように構成された光
ディスク1を正確な芯出しを図ってチャッキングし、安
定した光ディスク1の回転駆動を可能としたディスク回
転駆動装置として、特開昭63-234443号公報に開示され
るように構成されたものを提案している。
上記公報に開示されるディスク回転駆動装置は、第6
図に示すように、所定の回転駆動モータによって回転駆
動されるスピンドル軸7と、このスピンドル軸7と一体
に回転し得るように上記スピンドル軸7に取付けられた
ディスクテーブル8を備えて構成されている。このディ
スクテーブル8は、外周側に上記光ディスク1のディス
クハブ3の外周径より稍々大きな内周径をもってリング
状に立上り形成した立上り周壁9を形成し、この立上り
周壁9の上端面をディスク受け面10としている。そし
て、上記立上り周壁9の上端側内周部には、上記ディス
受け面10上に載置される光ディスク1のディスクハブ3
を呼び込みガイドする傾斜ガイド面11が形成されてい
る。また、上記立上り周壁9が形成された内周側部分に
は収納凹部12が形成され、この収納凹部11の底面側には
上記ディスクハブ3の金属プレート6を磁気吸引するマ
グネット13が配設されている。そして、上記スピンドル
軸7は、先端が上記ディスク受け面10より少し下がった
位置に位置するようにしてディスクテーブル2の中心部
に突出さている。
上述のように構成されたディスクテーブル8に対し光
ディスク1は、次のような動作をもってチャッキングさ
れていく。
すなわち、光ディスク1は、ディスクハブ3の外周面
がディスクテーブル8の傾斜ガイド面11にガイドされな
がらマグネット13の吸引力を受けてディスク受け面10上
に降下していく。この傾斜ガイド面11のガイド作用によ
り、金属プレート6に穿設したセンター孔5とスピンド
ル軸7との概ねの位置合わせが図られる。次いで、ディ
スクハブ3が立上り周壁9の内周側に嵌合するようにな
されて上記センター孔5がスピンドル軸7に係合すると
ともに、ディスク基板2がディスク受け面10により支持
される。このようにセンター孔5がスピンドル軸7に係
合しディスク基板2がディスク受け面10により支持され
ることにより、光ディスク1は、ディスクテーブル8の
回転中心に回転中心を一致させたセンタリングが図ら
れ、マグネット13に吸引されてチャッキングされる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述したようにディスクテーブル8を構成することに
より、光ディスク1をディスクテーブル8にチャッキン
グさせる際、金属プレート6に穿設したセンター孔5と
スピンドル軸7との概ねの位置合わせが図られるため、
チャッキング不良が解消され、良好なチャッキング動作
が保証されることになる。
しかし、上記光ディスク1のディスクテーブル8に対
する正確な芯出しが図られた最終的なチャッキングは、
上記センター孔5とスンピンドル軸7とが係合すること
により行われる。そのため、上記センター孔5がスピン
ドル軸7に係合していく際、第6図に示すように、上記
センター孔5の周縁部分がスピンドル軸7に衝合する。
その結果、上記センター孔5の周縁部分の摩耗を生じさ
せてしまうばかりか、スピンドル軸7の先端部分の摩耗
をも生じさせてしまう。特に、従来の光ディスク1のデ
ィスクハブ3の金属プレート6に穿設されるセンター孔
5の端面部分は、第6図に示されるように、直線的な傾
斜面5aとなされているだけであるので、この傾斜面5aの
上下に急峻な突起状部分が形成されており、上記センタ
ー孔5の変形やスピンドル軸7の摩耗を著しくさせてし
まっている。
そして、センター孔5の周縁部分及びスンピドル軸7
の先端部分の双方に摩耗が生じてしまうと、光ディスク
1のディスクテーブル8に対する正確な芯出しが図られ
たチャッキングが行えなくなってしまうばかりか、良好
なチャッキング動作が行えなくなる。さらに、正確なチ
ャッキングが行われず、光ディスク1とディスクテーブ
ル8との回転中心が一致しなくなってしまうと、信号書
込み及び/又は読出し手段により上記光ディスク1の記
録トラックの正確なトラッキング走査ができなくなり、
情報信号の書込み及び/又は読出し不良を生じさせてし
まう。
そこで、本考案は、ディスクハブの金属プレートに穿
設されるセンター孔とスピンドル軸の相対係合の繰り返
しによる上記センター孔及びスピンドル軸の摩耗を著し
く低減し、常に良好な光ディスクのディスクテーブルに
対するチャッキング動作を保証して正確な芯出しが図ら
れたチャッキングを行い、良好な情報信号の書込み及び
/又は読出しを可能とする光ディスクを提供することを
目的に提案されたものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上述したような目的を達成するため、ディ
スク基板の主面に取付けられるディスクチャッキング用
のディスクハブを構成する金属プレートに形成されたセ
ンター孔の内壁面から金属プレートの表面に亘る部分
を、金属プレートの表面から上記内壁面にいくにしたが
って漸次傾斜が大きくなるような曲面で連続させてな
り、上記曲面を、上記金属プレートの表面側の幅に対し
て上記センター孔の内壁面側の高さを大きくして形成し
たものである。
〔作用〕
本考案に係る光ディスクは、ディスクテーブル側のス
ピンドル軸にディスクハブを構成する金属プレートに形
成されたセンター孔が係合していく際、金属プレートの
表面からセンター孔の内壁面にいくにしたがって漸次傾
斜が大きくなるような曲面で連続させ部分が上記スピン
ドル軸に当接することにより、センター孔とスピンドル
軸の相対係合時における衝合が緩和される。
〔実施例〕
以下、本考案の具体的な実施例を図面を参照しながら
説明する。
本考案に係る光ディスク20は、前述した従来の光ディ
スクと同様に第1図に示すように、ディスク基板21の主
面中心部に形成された中心穴22の周部にディスクチャッ
キング用のディスクハブ23を取付けて構成されている。
このディスクハブ23は、合成樹脂からなるリング状部材
24とこのリング状部材24の内周側に配されるセンター孔
25を穿設した金属プレート26とからなる。この金属プレ
ート26は、上記リング状部材24を形成する際、このリン
グ状部材24に一体的に取付けられる。そして、上記ディ
スクハブ23は、合成樹脂からなるリング状部材24の一端
面をディスク基板21の主面に接着あるいは超音波溶着等
により固着して取付けられる。
また、上記ディスクハブ23は、上記センター孔25の中
心を、当該ディスクに同心円状あるいは螺旋状に形成さ
れるトラックの中心に一致するようにして上記ディスク
基板21に取付けられてなる。
ところで、本考案に係る光ディスク20にあっては、上
記ディスクハブ23を構成する金属プレート26に形成した
センター孔25の一端面側の上記金属プレート26の表面26
aから上記センター孔25の内壁面25aに亘る部分、すなわ
ち上記光ディスク20をディスクテーブル上にチャッキン
グ操作するときにスピンドル軸に対向する面側の周部で
あるスピンドル軸導入部27が、第2図に示すように上記
金属プレート26の表面26aから上記センター孔25の内壁
面25aにいくにしたがって漸次傾斜が大きくなるような
曲面で連続させられてなる。すなわち、上記スピンドル
軸導入部27は、金属プレート26の表面26a側の幅(W)
に対して内壁面25a側の高さ(H)を大きくなすことに
よって急峻に立上げるようにして漸次傾斜が大きくなる
ような非球面の円弧をもった曲面で連続させられてな
る。
すなわち、上記スピンドル導入部27を形成する曲面
は、センター孔25の周部とスピンドル軸7の先端が相対
当接するときの衝撃をできるだけ緩和するため、金属プ
レート26の表面26a及び内壁面25aに連続する部分で急峻
な突状部が形成されない曲率を有するように形成され
る。
なお、上記内壁面25aのスピンドル軸導入部27が形成
されない部分は、スピンドル軸の外周面に密接し得るよ
うにディスク基板21面に対し垂直な面となされている。
上述のようなスピンドル軸導入部27を金属プレート26
のセンター孔25周部に形成した光ディスク20も、前述し
た従来の光ディスクと同様にディスクテーブル8上にチ
ャッキングされる。
ところで、本考案に係る光ディスク20にあっては、上
記センター孔25がスピンドル軸7に係合していくとき、
上記スピンドル軸7の先端側にスピンドル軸導入部27が
第3図に示すように当接するが、上記スピンドル軸導入
部27は上述したような連続した曲面で連続しているた
め、上記スピンドル軸導入部27とスピンドル軸7の先端
が当接したときの衝撃が緩和されて円滑な相対係合が図
れていく。
そして、金属プレート26のセンター孔25がスピンドル
軸7に係合されると、ディスク基板21がディスクテーブ
ル8のディスク受け面10に支持される。このようにディ
スク基板21がディスク受け面10に支持されることによ
り、光ディスク20は、第4図に示すように、金属プレー
ト26がマグネット13に吸引された状態でディスクテーブ
ル8の回転中心に回転中心を一致させたセンタリングが
図られて上記ディスクテーブル8にチャッキングされ
る。
なお、上述した実施例では、ディスクハブ23は片面に
のみ設けられているが、ディスク基板21の両面に信号記
録面を設けた光ディスク20にあっては、上記ディスク基
板21の両面に設けられる。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案は、スピンドル軸が係合する
センター孔の端部側の周部を、金属プレートの表面から
センター孔の内壁面にいくにしたがって漸次傾斜が大き
くなるような曲面で連続させ、特に、曲面を、金属プレ
ートの表面側の幅に対してセンター孔の内壁面側の高さ
を大きくして形成してなるので、ディスクテーブル側の
スピンドル軸に上記センター孔を係合させていく際にセ
ンター孔とスピンドル軸が当接しても、その衝撃が十分
に緩和され、円滑な相対係合が図られる。
その結果、光ディスクのディスクテーブルへのチャッ
キング操作が繰り返されてディスクハブの金属プレート
に穿設されるセンター孔とスピンドル軸の相対係合が繰
り返されても、上記センター孔及びスピンドル軸の摩耗
を著しく低減することができ、常に良好な光ディスクの
ディスクテーブルに対するチャッキング動作を保証して
正確な芯出しが図られたチャッキングを可能となすとと
もに、常に良好な情報信号の書込み及び/又は読出しを
保証できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る光ディスクのディスクハブ部分を
拡大して示す断面図であり、第2図は上記ディスクハブ
を構成する金属プレートに穿設されるセンター孔部分を
拡大して示す断面図であり、第3図は上記金属プレート
に穿設されたセンター孔にディスクテーブル側のスピン
ドル軸が係合する状態を示す断面図であり、第4図は上
記光ディスクをディスクテーブルにチャッキングした状
態を示す断面図である。 第5図は従来の光ディスクを示す断面図であり、第6図
は上記光ディスクをディスクテーブルにチャッキングす
る状態を示す断面図である。 20……光ディスク 21……ディスク基板 23……ディスクハブ 24……リング状部材 25……センター孔 25a……センター孔の内壁面 26……金属プレート 26a……金属プレートの表面 27……スピンドル軸導入部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂からなるリング状部材とこのリン
    グ状部材に設けられるセンター孔が形成されてなる金属
    プレートとからなるディスクハブが上記センター孔の中
    心をディスクのトラック中心に一致するように取付けら
    れた光ディスクにおいて、 上記金属プレートの表面と上記センター孔の内壁面とを
    上記金属プレートの表面から上記内壁面にいくにしたが
    って漸次傾斜が大きくなるような曲面で連続させてな
    り、 上記曲面は、上記金属プレートの表面側の幅に対して上
    記センター孔の内壁面側の高さを大きくして形成されて
    なることを特徴とする光ディスク。
JP1990042368U 1990-04-20 1990-04-20 光ディスク Expired - Fee Related JP2520595Y2 (ja)

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