JP2903612B2 - ディスク - Google Patents

ディスク

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JP2903612B2
JP2903612B2 JP8430890A JP8430890A JP2903612B2 JP 2903612 B2 JP2903612 B2 JP 2903612B2 JP 8430890 A JP8430890 A JP 8430890A JP 8430890 A JP8430890 A JP 8430890A JP 2903612 B2 JP2903612 B2 JP 2903612B2
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賢二 高橋
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は各種情報信号の記録媒体として用いられるデ
ィスクに関する。
〔発明の効果〕 本発明はディスク駆動機構のスピンドル軸が挿入され
るセンタリング孔を有するハブが取付けられてなるディ
スクにおいて、ハブのセンタリング孔の部分を耐摩耗性
及び滑性に優れた樹脂で構成することにより、センタリ
ング孔及びスピンドル軸の摩耗を防止するようにしたも
のである。
〔従来の技術〕
従来、各種情報信号の記録媒体として光磁気ディスク
等の光ディスクが知られている。
この光ディスクを回転操作するディスク回転駆動装置
として、情報記録読取装置の薄型化を可能にするために
マグネットクランプ方式を採用したものが用いられてい
る。このマグネットクランプ方式を採用したディスク回
転駆動装置は、ディスクテーブルにマグネットを配置
し、このマグネットで光ディスクに取付けて磁性体であ
る金属板を磁気吸着して光ディスクをディスクテーブル
に一体化して回転操作するように構成されている。
従って、マグネットクランプ方式を採用したディスク
回転駆動装置に装着される光ディスクは、このディスク
本体の中心部に磁性金属板を保持した合成樹脂からなる
ハブを溶着して構成されている。
従来この種のハブを溶着してなる光ディスクとしては
例えば本出願人が先に提案した「実願昭62−199240号
(実開平1−107072号)」等がある。
この従来の光ディスクの概要を第5図〜第7図に示す。
図において(1)は光ディスクで、この光ディスク
(1)はディスク本体(2)と、金属板(3)の周縁部
に樹脂リング(4)を一体に有するハブ(5)とよりな
る。
ディスク本体(2)は合成樹脂、例えばポリカーボネ
ート樹脂を円盤状に成形したもので、その片面または両
面が記録面となされて周方向に記録トラックが形成さ
れ、またその中心部には円形の中心孔(2a)が穿設され
ている。
一方ハブ(5)の金属板(3)は例えば鉄板等の磁性
体により円板状に形成され、その中心部にはディスク本
体(2)の中心孔(2a)より小径のセンタリング孔
(6)が穿設されている。そしてこの金属板(3)の周
縁部に樹脂リング(4)をアウトサート成形法によって
一体的に形成することによりハブ(5)が構成される。
樹脂リング(4)のディスク本体(2)と対応する面
には、ハブ(5)をディスク本体(2)に取付ける際に
用いられる溶着用リブ(7)が環状に設けられており、
また樹脂リング(4)の内周部からはディスク本体
(2)の中心孔(2a)の内周面に摺接されるガイド用リ
ブ(8)が脚片状に複数本突設されている。
そしてこのハブ(5)をディスク本体(2)に取付け
るときには、樹脂リング(4)をディスク本体(2)の
表面上に溶着用リブ(7)の形成面側を対向させてガイ
ド用リブ(8)を中心孔(2a)に嵌挿し、その内周面に
摺接させた状態で位置決めする。そして樹脂リング
(4)の上から超音波ホーンを押し当て、その状態で所
定時間超音波振動を加えると、溶着用リブ(7)が溶融
されてハブ(5)がディスク本体(2)に溶着される。
このようにしてハブ(5)は金属板(3)のセンタリ
ング孔(6)がディスク本体(2)のトラックの中心に
正確に一致するようにいわゆる心出しが図られた状態で
ディスク本体(2)に取付けられる。
そしてこのように構成される光ディスクは、一般にデ
ィスクカートリッジ内に収納された状態で保存され、ロ
ーディング時にはディスク駆動機構側に配されるディス
クテーブルのマグネットによってハブ(5)の金属板
(3)が吸着されると共にセンタリング孔(6)にスピ
ンドル軸が挿入して位置決めされ、このクランプ状態で
ディスクの回転駆動が行なわれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような光ディスクは、通常ディスクカートリッジ
内においてフリーの状態にあるため、ローディング時に
はハブ(5)のセンタリング孔(6)とディスク駆動機
構側のスピンドル軸とが必ずしも同一軸線上に対応され
ないことが多い。このためハブ(5)はディスクテーブ
ルのマグネットによってハブ(5)のセンタリング孔
(6)がスピンドル軸に強制的に呼び込まれるようにク
ランプされることになり、その結果センタリング孔
(6)やスピンドル軸に摩耗が生じ易い欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
上述の問題点を解消するために本発明は、ディスク本
体の中心部にマグネットクランプ用のハブを取付けてな
るディスクにおいて、ハブを、マグネットが吸着される
金属板と、この金属板の外周側に樹脂により一体的に成
形され、ディスク本体に対する超音波溶着用の取付部を
有する外周リングと、金属板の内周側に耐摩耗性が高く
かつ滑性の高い樹脂によって一体的に成形され、ディス
ク駆動機構のスピンドル軸が挿入される位置決め用のセ
ンタリング孔を有する内周リングとにより構成してなる
ものである。
〔作用〕
このように構成される本発明ディスクのクランプ動作
においては、ハブのセンタリング孔はスピンドル軸に対
し少ない摩擦力で滑るようにしてスムーズに呼び込まれ
る状態となり、従ってセンタリング孔及びスピンドル軸
が何れも摩擦することはない。
〔実施例〕
以下、第1図〜第4図を参照して本発明の実施例を説
明する。
本発明は、ディスク本体(2)に取付けられるハブの
構造を従来とは異なった新規構造としてなるものであ
る。
即ち本例の光ディスク(1)におけるハブ(11)は、
金属板(12)と、この金属板(12)の外周側に一体に設
けられる外周樹脂リング(以下単に外周リングという)
(13)と、金属板(12)の内周側に一体に設けられる内
周樹脂リング(以下単に内周リングという)(14)とに
より構成されている。
金属板(12)は例えば鉄板により円板状に形成され、
その中心部には中心孔(12a)が穿設されている。そし
てこの金属板(12)の外周側に外周リング(13)がアウ
トサート成形法によって一体的に形成され(この外周リ
ング(13)は金属板(12)に穿設された複数の透孔(12
b)を介して金属板(12)の両面にわたって形成されて
いる)、そのディスク本体(2)と対向する側の面には
ディスク本体(2)に対する溶着用のリブ(15)が環状
に設けられており、またこの外周リング(13)の内周面
からはディスク本体(2)の中心孔(12a)に摺接され
る脚片状のガイド用リブ(16)が複数本突設されてい
る。
この外周リング(13)の材料としては、ディスク本体
(2)に対する接着性(溶着性)に優れた樹脂が用いら
れ、即ち本例においてはディスク本体(2)がポリカー
ボネート製であるため、外周リング(13)もこれと同じ
ポリカーボネート樹脂によって成形してある。
一方内周リング(14)は金属板(12)の中心孔(12
a)にアウトサート成形法によって一体的に成形され、
その内周面がディスク駆動機構のスピンドル軸の挿入さ
れるセンタリング孔(17)となされいる。つまり、本例
のハブ(11)は位置決め用のセンタリング孔(17)を内
周リング(14)によって形成してなるものである。
この内周リング(14)の材料としては、耐摩耗性が高
くかつ滑性の高い樹脂、例えばポリアセタール樹脂或い
はフッ素を含有したポリカーボネート樹脂が用いられ
る。
尚、これら外周リング(13)と内周リング(14)の成
形は、現在一般的に行なわれている二色成形(ダブルモ
ールド)法を応用して、金属板(12)に対し外周リング
(13)と内周リング(14)とを一連の成形工程で成形す
るダブルアウトサート成形法によって行われる。
そしてこのように構成されるハブ(11)をディスク本
体(2)に取付けるときには、ハブ(11)をディスク本
体(2)に対し外周リング(13)の溶着用リブ(15)の
形成面側を対向させてガイド用リブ(16)を中心孔(2
a)に嵌挿し、その内周面に摺接させた状態で位置決め
する。この状態で外周リング(13)の上から超音波ホー
ンを押し当て所定時間超音波振動を加えると、溶着用リ
ブ(15)が溶融されてハブ(11)がディスク本体(2)
に溶着される。
以上の如くしてハブ(11)が取付けられた光ディスク
(1)は、ローディング時にはディスク駆動機構側に配
されるディスクテーブルのマグネットによってハブ(1
1)の金属板(12)が吸着されると共にセンタリング孔
(17)にスピンドル軸が挿入して位置決めが行なわれ、
クランプ状態となる。
このクランプ動作においては、センタリング孔(17)
の部分が滑性の高い樹脂で形成されていることにより、
センタリング孔(17)とスピンドル軸との間の摩擦が少
なく、このためセンタリング孔(17)はスピンドル軸に
対し滑るようにしてスムーズに呼び込まれ、このためセ
ンタリング孔(17)とスピンドル軸の何れの側にも摩耗
が生じることはない。またセンタリング孔(17)が形成
される内周リング(14)は所要の耐摩耗性を有している
ことにより、簡単には摩耗しない。
このように本例の光ディスク(1)は、ハブ(11)の
センタリング孔(17)及びディスク駆動機構のスピンド
ル軸の摩耗を効果的に防止できるので、常に確実なクラ
ンプ状態が得られ、安定した回転が行なわれる。
さらに本例においてはハブ(11)の外周リング(13)を
ディスク本体(2)と同系統のポリカーボネートを用い
て成形してあるので、ハブ(11)とディスク本体(2)
との溶着接合性が良く、ディスクの耐久性の面でも有効
である。
尚、ハブ(11)の内周リング(14)の材料としては上
述したポリアセタール等に限ることなく耐摩耗性及び滑
性に優れたものであればよい。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように本発明のディスクは、
ハブのセンタリング孔の部分が耐摩耗性及び滑性の高い
樹脂によって形成されているので、このセンタリング孔
及びディスク駆動機構のスピンドル軸に摩耗が生じるこ
とはなく、このためディスク及びディスク駆動機構の長
寿命化に大きく貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるディスクの要部の縦断側面図(分
解図)、第2図はそのハブの平面図、第3図は同、裏側
から見た平面図、第4図は同、裏側から見た斜視図、第
5図は従来例のディスクの斜視図、第6図は同、要部の
縦断側面図、第7図はそのハブの裏側から見た斜視図で
ある。 図中、(2)はディスク本体、(11)はハブ、(12)
は金属板、(13)は外周リング、(14)は内周リング、
(15)は溶着用リブ、(17)はセンタリング孔である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク本体の中心部にマグネットクラン
    プ用のハブを取付けてなるディスクであって、上記ハブ
    を、マグネットが吸着される金属板と、この金属板の外
    周側に樹脂により一体的に成形され、ディスク本体に対
    する超音波溶着用の取付部を有する外周リングと、上記
    金属板の内周側に耐摩耗性が高く滑性の高い樹脂によっ
    て一体的に成形され、ディスク駆動機構のスピンドル軸
    が挿入される位置決め用のセンタリング孔を有する内周
    リングと、により構成してなるディスク。
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US08/177,539 US5438564A (en) 1990-03-27 1994-01-05 Magneto-optical disk hub in which the inner peripheral edge portion of the spindle opening is strengthened and made abrasion resistant

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