JPH0580130B2 - - Google Patents

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JPH0580130B2
JPH0580130B2 JP63180902A JP18090288A JPH0580130B2 JP H0580130 B2 JPH0580130 B2 JP H0580130B2 JP 63180902 A JP63180902 A JP 63180902A JP 18090288 A JP18090288 A JP 18090288A JP H0580130 B2 JPH0580130 B2 JP H0580130B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metallized film
film
margin
capacitance
capacitor
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP63180902A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0230110A (ja
Inventor
Shinichi Ueda
Junichi Hikino
Shinichi Suzawa
Shinsuke Itoi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP18090288A priority Critical patent/JPH0230110A/ja
Publication of JPH0230110A publication Critical patent/JPH0230110A/ja
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は金属化フイルムコンデンサの製造方法
に関するものである。
従来の技術 従来、金属化フイルムコンデンサは第3図に示
すようにして作製されている。
まず、金属が蒸着され、金属層が形成されてい
る誘電体フイルム(以下、金属化フイルムと称
す)と、金属が蒸着されていない誘電体フイルム
(以下、非金属化フイルムと称す)とを準備する。
第3図aに示すように、非金属化フイルム31
を平板状の巻取りボビン32に必要巻数だけ巻き
取る。次に、同図bに示すように、静電容量を発
生させるためのマージン33,34が形成されて
いる金属化フイルム35を、前工程で巻取られて
いる非金属化フイルム31上に重ねて、巻取りボ
ビン32に巻き取る。そして、この金属化フイル
ム35の巻取回数が必要数に達した後、さらに、
同図cに示すように、金属化フイルム35上に非
金属化フイルム36を重ねて巻き取る。
以上の工程を終了して得られた積層体を巻取り
ボビン32から分離し、さらに細条体に切断し
て、母体コンデンサ素子とする。この母体コンデ
ンサ素子の両切断端面にそれぞれ金属を溶射し
て、外部電極を形成し、それをさらに単位長さで
切断して、第4図に示すような単位コンデンサ素
子41を得る。
第4図aはこの単位コンデンサ素子41の断面
図、同図bはその斜視図である。
第4図aにおいて、42は静電容量に寄与する
部分で、金属化フイルム35が積層されて構成さ
れている。43,44は静電容量に寄与しない補
強層部分で、非金属化フイルム31,36が静電
寄与部分42の両側に積層され一体化されて構成
されている。
発明が解決しようとする課題 ところが、前述の方法によれば、非金属化フイ
ルム31を所定巻数だけ巻取つたところで、金属
化フイルム35に交換してこれを巻き取り、そし
てそれが所定の巻数巻き取られたところで、再び
非金属化フイルム36に交換して巻き取るという
ように、その巻取り途中でフイルムを交換しなけ
ればならず、巻取りボビン32に連続的に巻き取
ることができない。
このため、従来の製造方法には生産性をさらに
向上させる上で限界があり、より生産性の高い方
法が望まれていた。
本発明は、このような従来の方法にあつた課題
を解決するためになされたもので、連続的に巻取
りしながら、静電容量に寄与する層と、静電容量
に寄与しない層とを形成できる金属化フイルムコ
ンデンサの製造方法を提供するしようとものであ
る。
課題を解決するための手段 本発明にかかる金属化フイルムコンデンサの製
造方法は、連続な金属化フイルムの長手方向に、
絶縁部分を作るためのマージンを形成する工程
と、静電容量を発生させるためのマージンを形成
する工程とを有するものである。
作 用 本発明の方法では、絶縁部分を作るためのマー
ジンと、静電容量を発生させるためのマージンと
を、連続な金属化フイルムの長手方向に形成する
ので、1枚の金属化フイルムを使用して、金属化
フイルムコンデンサが作製される。
実施例 以下、本発明の方法の一実施例について、第1
図を参照しながら説明する。
まず、第1図aに示すように、平板状の巻取り
ボビン1に矢印A方向へ連続的に巻取られている
金属化フイルム2に対して、第1位置において、
レーザー装置3によりレーザー光4を照射して、
その照射された金属層部分を選択的に除去する。
これによつて、金属化フイルム2に絶縁部分を作
るためのマージン5が直線状に形成される。巻取
回数が必要数に達してから、同図bに示すよう
に、レーザー装置3を金属化フイルム2の幅方向
Bへ、巻取りボビン1が1回転する毎に、第1位
置に関して対称な第2、第3位置に交互に移動さ
せて、レーザー光6を照射する。これにより、静
電容量を発生させるためのマージン7,8が、所
定の長さ毎に、金属化フイルム2にその幅方向へ
ずれて形成される。さらに、巻取回数が必要数に
達したところで、同図cに示すように、レーザー
装置3を第1位置に復帰させてレーザー光9を照
射し、絶縁部分を形成するためのマージン10を
形成しながら、所定の巻数だけ巻取りボビン1に
巻取る。
なお、第1図において、11は金属化フイルム
2の原反である。
次に、巻取りボビン1に巻き取られ、積層され
た状態の金属化フイルム2を、従来の方法と同じ
手順で巻取りボビン1から分離し、条毎に切断し
て母体コンデンサ素子を得る。さらに、この細状
に切断された各母体コンデンサ素子の、切断両端
面に外部電極を形成するために金属を溶射してか
ら、単位長さで切断して、第2図に示す単位コン
デンサ素子12を得る。
第2図aはこの単位コンデンサ素子12の断面
図、同図bは斜視図である。
同図aにおいて、13が静電容量に寄与する部
分である。14,15が静電容量に寄与しない補
強層部分であり、これらは静電容量寄与部分13
の両側に積層されて一体化されている。16,1
7は外部電極で、金属溶射で形成されたものであ
り、静電容量寄与部分13の金属膜電極とひとつ
おきに交互に接続されている。
なお、本実施例ではマージンの形成にレーザー
装置を用いた場合について述べたが、放電によつ
てマージンを形成してもそれと同等の効果が得ら
れるのは言うまでもないことである。
発明の効果 本発明の方法によれば、絶縁部分を作るための
マージンと、静電容量を発生させるためのマージ
ンとを、金属化フイルムの長手方向に形成するの
で、連続した1枚の金属化フイルムを使用して、
容量に寄与する部分を絶縁部分で挟んだ構造の金
属化フイルムコンデンサを、非常に容易に作製す
ることができる。そのため、この種コンデンサの
生産性を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜cは本発明にかかる金属化フイルム
コンデンサの製造方法の一実施例を説明するため
の工程図、第2図aはこの実施例で作製される金
属化フイルムコンデンサの一例の断面図、同図b
は同じく斜視図である。第3図a〜cは従来の金
属化フイルムコンデンサの製造方法の一例を説明
するための工程図、第4図aはこの従来法で作製
される金属化フイルムコンデンサの一例の断面
図、同図bは同じく斜視図である。 1……平板状の巻取りボビン、2……金属化フ
イルム、3……レーザー装置、4,6,9……レ
ーザー光、5,10……絶縁部分を作るためのマ
ージン、7,8……静電容量を発生させるための
マージン、11……金属化フイルムの原反、12
……単位コンデンサ素子、13……静電容量に寄
与する部分、14,15……静電容量に寄与しな
い補強層部分、16,17……外部電極。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 連続な金属化フイルムの長手方向に、絶縁部
    分を作るためのマージンを形成する工程と、静電
    容量を発生させるためのマージンを形成する工程
    とを有することを特徴とする金属化フイルムコン
    デンサの製造方法。 2 金属化フイルムにレーザー光を照射してマー
    ジンを形成することを特徴とする請求項1記載の
    金属化フイルムコンデンサの製造方法。
JP18090288A 1988-07-20 1988-07-20 金属化フィルムコンデンサの製造方法 Granted JPH0230110A (ja)

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JP18090288A JPH0230110A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 金属化フィルムコンデンサの製造方法

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JP18090288A JPH0230110A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 金属化フィルムコンデンサの製造方法

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Publication Number Publication Date
JPH0230110A JPH0230110A (ja) 1990-01-31
JPH0580130B2 true JPH0580130B2 (ja) 1993-11-08

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ID=16091306

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JP18090288A Granted JPH0230110A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 金属化フィルムコンデンサの製造方法

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4240127A (en) * 1978-12-28 1980-12-16 Western Electric Company, Inc. Metallized film capacitor and method of manufacture
JPS58178515A (ja) * 1982-04-14 1983-10-19 ニツセイ電機株式会社 金属化フイルムコンデンサの製造方法
JPS62188211A (ja) * 1986-02-13 1987-08-17 松下電器産業株式会社 積層型コンデンサの製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62188211A (ja) * 1986-02-13 1987-08-17 松下電器産業株式会社 積層型コンデンサの製造方法

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JPH0230110A (ja) 1990-01-31

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