JPH02106913A - 積層フィルムコンデンサ及びその製造方法 - Google Patents

積層フィルムコンデンサ及びその製造方法

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JPH02106913A
JPH02106913A JP26239088A JP26239088A JPH02106913A JP H02106913 A JPH02106913 A JP H02106913A JP 26239088 A JP26239088 A JP 26239088A JP 26239088 A JP26239088 A JP 26239088A JP H02106913 A JPH02106913 A JP H02106913A
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JP
Japan
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tape
metallized
layer
metallized film
capacitor
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Application number
JP26239088A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kobayashi
正弘 小林
Mikio Suzuki
鈴木 三紀男
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SHINEI DENSHI KK
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SHINEI DENSHI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は積層フィルムコンデンサ及びその製造方法に係
り、特に印刷回路基板への実装時に半山付は等の信頼性
を向上させることができる積層フィルムコンデンサ及び
その製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、積層フィルムコンデンサを!i造するには、まず
、プラスチックフィルム等のフィルム状誘電体の一面に
金a蒸着(亜鉛、アルミニウムなど)することにより金
属化フィルムを形成する。
そして、この金属化フィルムを2枚重ね合わせ(但し、
互いに幅方向にずらして)たものを一対にして積層し、
これをプレスした後、金属溶射による電極付けを行うこ
とにより母体コンデンサ素子を形成する。次に、この母
体素子を切断して複数の単位コンデンサ素子とし、各単
位素子に対してリード付は及び外装を行って積層フィル
ムコンデンサとして完成する。なお、前記単位コンデン
サ素子をそのままチップフィルムコンデンサとして使用
することも行われている。
次に、上記従来の積層フィルムコンデンサの製造方法の
一例を第4図にて具体的に説明する。まず、巻取りドラ
ム21の上に保護フィルム22を巻き、その上に金属化
フィルムを2枚を一対として重ねて巻き取り、金属化゛
フィルム層23を形成する。このフィルム層23の上に
はさらに保護フィルム24を巻く。第4図(a)は巻取
りドラム21上に巻き取られた金属化フィルム層23及
びその上下に巻かれた保護フィルム22.24を示して
いる。第4図(b)は(a)の■−■線断面図である。
その後、第4図(C)に示すように金属化フィルム層2
3の両端面に対し金属溶射して溶射金属部25.26を
形成する。第4図(d)はこの様にしてできた母体コン
デン1す素子27を巻取りドラム21から外した状態の
一部を示している。さらに、この母体コンデンサ素子2
7を切断して第4図((3)に示すような単位コンデン
サ素子28を得る。この単位コンデンサ素子28はこの
ままでチップフィルムコンデンサとして使用することら
でき、また各素子28の溶射金属部25.26にリード
付けを行いさらに外装を施して使用することもできる。
ところで、以上のようにしてlJiされるV4層フィル
ムコンデンサを、チップフィルムコンデンサとして使用
し、印刷回路基板に面突S!71°る場合には、上記w
J躬金[MI25.26をそのまま外部電極として使用
し印刷パターン面に半田付けすることが行われる。しか
し、上記の金B溶射によって得られる外部電極では印刷
パターン面と接触する面積が少なく、半田付けの信頼性
が(qられないという問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 上記の如く、従来の積層フィルムコンデンサでは、溶射
金i部を外部電極として使用する場合には、半田付けの
信頼性が得られないという問題があった。
そこで、本発明は上記の問題を除去するためのもので、
印刷回路基板に面実装する場合に、半田(jけの信頼性
を向上させることができる積層フィルムコンデンサ及び
その製造方法を提供することを目的とするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本出願の第1の発明は、一対の金属化フィルムを複数組
み積層して形成される金属化フィルム層の両端面に、断
面形状がコの字形状となるように溶)1金属部を設けた
ことを特徴とするものである。
本出願の第2の発明は、巻取り部材上に本体となる金属
化フィルム層よりも幅の狭い第1のテープを巻いて所定
の厚みを持った第1のテープ層を形成し、その上に一対
の金属化フィルムを巻き取って金属化フィルム層を形成
し、更にその上に前記第1のテープ層と同じ幅でかつ同
じ厚みで第2のテープを巻き取って第2のテープ層を形
成し、更に前記金属化フィルムよりも幅の広い第3のテ
ープを巻いた後、以上のように積層された第1のテープ
層、金属化フィルム層及び第2のテープ層の両側面に金
属m射し、その後前記第1.第2のテープ層及び第3の
テープを取り除くことにより、@配金属化フィルム層の
両端面に断面形状がコの字形状の溶射金m部を形成した
ものを得、次にこれを母体コンデンサ素子として切断し
複数の単体コンデンサを1rIるようにしたことを特徴
とするものである。
更に、上記の各発明において、前記金属化フィルム層の
相対向した2つの本体面にそれぞれ第1゜第2の保護フ
ィルムを積層することが好ましい。
(作用) 本発明においては、溶射金属部をコンデンサの本体面よ
り幅広に突出させることができるので、溶射金属部をそ
のまま外部電極として使用し印刷回路基板に面実装する
場合、電極の側面のみならず底面をも半田面として使う
ことができ、半田付けの信頼性を向上させることができ
る一方、コンデンサの本体面とU板面との間に空間がで
きるので、半田処理時の放熱性及び回路パターンとの絶
縁性を高めることができる。
(実施例) 以下、図面に示した実施例に基づいて本発明を説明する
第1図は本発明の一実施例の積層フィルムコンデンサを
示す斜視図である。
この図において、符号1は2枚の金属化フィルムを一対
として複数積層してなる金属化フィルム層で、この金属
化フィルム層1の図示上面及び下面にはそれぞれ保護フ
ィルム2,3が配設されている。なお、金属化フィルム
層1中の実線E G、を蒸着金属を示している。そして
、金属化フィルム層1の両端面(図示左、右端面)には
それぞれ外部ffl極となる溶a(金i部4.5が形成
されている。
この溶射金属部4.5は金属化フィルム層1の左。
右端面のみならず各端面から保護フィルム2.3の上面
及び下面の一部に亘って図示の如り(Igi面がコの字
形状となるように)設けられている。
次に、以上のように構成された積層フィルムコンデンサ
の製造方法を第2図を参照しながら説明する。第2図(
a)は巻取りドラム6の上にテープ居7.保護フィルム
3.金沢化フィルム層1.保護フィルム2.テープ層8
.テープ9を交互に巻き取った状態を部分的に示し、(
b)は(a)の1−■線における断面を示している。第
2図(a)。
(b)に承りように、まず、巻取りドラム6の上に、金
属化フィルム層1の幅よりもMだけ狭い幅のテープをJ
の厚み分だけ巻いてテープ層7を形成する。次に、金属
化フィルム層1と同じ幅の保護フィルム3を巻き、その
上に2枚を一対として金属化フィルムを巻き取り、金属
化フィルム層1を形成する。その上に更に金属化フィル
ム層1と同じ幅の保護フィルム2を巻いた後、上記テー
プ7と同じ幅のテープを同じ厚みJだけ巻き、テープ層
8を形成づる。次に、金属化フィルム層1よりも幅の広
い所定幅のテープ9を巻く。以上のようにテープ層及び
フィルム層を交互に正ねて巻き取った侵、この積層部分
の両端面に対して金属溶射し、第2図(C)に示すよう
に溶射台yfi部10.11を形成する。そして、この
金属溶射された積層部分を巻取りドラム6から取り外し
た後、幅の広いテープ9及び幅の狭いテープ層7,8を
取り除くと第2図(d)に示すようになる。第2図(d
)において、溶射金属部10.11の11面(図示下面
)はドラム6の面に接した状態でまた12面(図示上面
)は幅広のテープ9の面に接した状態で金属溶射されて
いるので、11面及び12而とも平面に形成される。ま
た、金属溶射部分が保護フィルム2.3のに面(外面)
よりJの厚さ分だけ突出した状態に形成され、かつ保護
フィルム2,3の外面を幅Mだけ覆う状態に形成されて
いる。叩ら、溶射金属部io、i1は両端面に断面の形
状がコの字状となるように形成されている。(d)の状
態は母体コンデンサ素子の状態であるので、従来と同様
に切断して複数の単位コンデンサ素子に分割1J゛ると
第2図(e)に示すようなフンデンリーが得られる。
尚、上記第2図<a>及び(b)に示したfilI層構
造を更に数層重ねた構造とし、−度に複数本の母体コン
デンサ素子を得るようにすることも可能である。
また、以上の実施例では、本体となる金属化フィルム層
の2つの而に保護フィルム2.3を積層しているが、こ
れらの保護フィルムを省略した構造とする事も可能であ
る。
さらに、第2図(e)の工程の後に溶射金屈部10.1
1を露呈した状態で外装を施してもよい。
このようにして得られた積層フィルムコンデンサでは、
外部電極となる溶射台H8810,11がコンデンサ素
子の本体面よりもJだけ突出し、かつMだけ本体面を覆
うように形成ぎれているので、第3図に示すように上記
コンデンサを印刷回路葺板12に実装する時、コンデン
サを基板12面より浮かしかつ印刷パターン13面と外
部電極10゜11との接触面積を広くして取り付けるこ
とが可能となる。しかも、WJ!l)J金蔵部10.1
1の厚みJをテープ層7.8のテープを巻く回数(或い
はテープ自体の厚み)により任意に設定することが可能
である。
以上のことから次のような効果が得られる。
■溶銅金属部をそのまま外部電極として使い、しか−b
電極の側面のみならず底面を半田面として使用でき、半
田接続の信頼性が向上する。
■基板への実装時、コンデンサ素子の木体部と基板面と
の間に空間が空き、素子下の回路(プリント回路)と絶
縁を保つことができる。
■基板面との間に上記空間があるので、半田処理時の放
熱が良い。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、[金属部を印刷回路
基板に実装づる場合に、半田付けの信頼性を向上させる
ことができ、また基板面どの絶縁性の面上及び半田処理
時の放熱性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の積層フィルムコンデンサを
示す斜視図、第2図は本発明の積層フィルムコンデンサ
の製造方法の一実施例を説明する説明図、第3図は本発
明による積層フィルムコンデンサを基板に実t4する場
合の利点を説明する正面図、第4図は従来の積層フィル
ムコンデンサの製造方法を説明する説明図である。 1・・・金属化フィルム層、 4.5・・・溶銅金属部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一対の金属化フィルムを複数組み積層して形成さ
    れる金属化フィルム層の両端面に、断面形状がコの字形
    状となるように溶射金属部を設けて成る積層フィルムコ
    ンデンサ。
  2. (2)巻取り部材上に本体となる金属化フィルム層より
    も幅の狭い第1のテープを巻いて所定の厚みを持った第
    1のテープ層を形成し、その上に一対の金属化フィルム
    を巻き取って金属化フィルム層を形成し、更にその上に
    前記第1のテープ層と周じ幅でかつ同じ厚みで第2のテ
    ープを巻き取つて第2のテープ層を形成し、更に前記金
    属化フィルムよりも幅の広い第3のテープを巻いた後、
    以上のように積層された第1のテープ層,金属化フィル
    ム層及び第2のテープ層の両側面に金属溶射し、その後
    前記第1,第2のテープ層及び第3のテープを取り除く
    ことにより、前記金属化フィルム層の両端面に断面形状
    がコの字形状の溶射金属部を形成したものを得、次にこ
    れを母体コンデンサ素子として切断し複数の単体コンデ
    ンサを得るようにしたことを特徴とする積層フィルムコ
    ンデンサの製造方法。
  3. (3)請求項1記載の積層フィルムコンデンサにおいて
    、前記金属化フィルム層の相対向した2つの本体面にそ
    れぞれ第1,第2の保護フィルムを配したことを特徴と
    する積層フィルムコンデンサ。
  4. (4)請求項2記載の積層フィルムコンデンサの製造方
    法において、前記第1のテープ層の形成後及び前記金属
    化フィルム層の形成後に、それぞれ前記金属化フィルム
    と同じ幅の第1,第2の保護フィルムを巻き取る工程を
    加えたことを特徴とする積層フィルムコンデンサの製造
    方法。
JP26239088A 1988-10-17 1988-10-17 積層フィルムコンデンサ及びその製造方法 Pending JPH02106913A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0567542A (ja) * 1991-09-06 1993-03-19 Nissei Denki Kk 積層フイルムコンデンサ及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0567542A (ja) * 1991-09-06 1993-03-19 Nissei Denki Kk 積層フイルムコンデンサ及びその製造方法

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