JPH0579738A - ブロツクアイス用自動製氷機の貯氷室冷却方法 - Google Patents

ブロツクアイス用自動製氷機の貯氷室冷却方法

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JPH0579738A
JPH0579738A JP3268359A JP26835991A JPH0579738A JP H0579738 A JPH0579738 A JP H0579738A JP 3268359 A JP3268359 A JP 3268359A JP 26835991 A JP26835991 A JP 26835991A JP H0579738 A JPH0579738 A JP H0579738A
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ice making
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block
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Kunihiko Ishitomi
邦彦 石富
Tomio Suyama
富夫 陶山
Sakichi Kawakado
佐吉 川角
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造コストを低く抑えると共に、製氷機の小
型化を図る。 【構成】 筐体10の内部上方にブロックアイス11を
製造する製氷室24が配設されると共に、該製氷室24
の下方に貯氷室13が画成される。製氷室24に隣設し
て送風ファン59が配設され、該ファン59を介して製
氷室24に庫内空気が吹付けられる。すなわち、製氷運
転に際して製氷室24が冷却されると、送風ファン59
を介して製氷室24に向けて空気が吹付けられる。そし
て、製氷室24との間で熱交換して冷却された空気は、
前記貯氷室13に循環供給され、該貯氷室13は冷却さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、上部の製氷機構でブ
ロック状の氷塊(以下「ブロックアイス」という)を製造
し、得られたブロックアイスを下部の貯氷室に放出貯留
する自動製氷機において、製氷機構を冷却することによ
り生ずる冷気によって貯氷室の冷却を行ない得る貯氷室
の冷却方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】喫茶店やレストランその他の飲食施設で
は、自動製氷機で製造した正方形状の氷塊(角氷)を、飲
料中に浮かしたり、各種食材の冷却ベッドとして使用し
たりするようにしている。しかるに、該氷塊は定形であ
るため、前述した用途に使用した際には、視覚的な面白
味に乏しい印象を与えてしまう。そこで、所要寸法のブ
ロックアイスをアイスピックで突き割って不定形な氷塊
を得ることにより、視覚的な特異性を付与して顧客に高
級感を与え、商品価値を高めることが行なわれている。
【0003】このブロックアイスは、一般に大掛かりな
缶氷製造装置により工場生産されている。例えば、製氷
槽に満たしたブライン中にアイスカンを浸漬すると共
に、このアイスカンに製氷水を充填する。そして冷却器
により該ブラインを冷却すると、アイスカン中で水が凍
結するので、これをカンから取出すことにより、ブロッ
ク状の氷塊が得られるというものである。この氷塊は一
般に大き過ぎるので、所要のブロックに切断して需要者
に供給される。
【0004】このように従来、ブロックアイスを製造す
るには、大掛かりな工場設備が必要であったが、これを
簡易に製造するために、需要者向けのブロックアイス用
自動製氷機が提案されている。この自動製氷機は、筐体
の内部上方に備えた製氷機構で単一のブロックアイスを
製造し、得られたアイスを筐体の内部下方に画成した貯
氷室に放出貯留する基本構成となっている。
【0005】この自動製氷機で製造されるブロックアイ
スの寸法および重量は、例えば50mm×80mm×2
00mmで約800g程度となっている。在来の角氷
は、約36mm立方の小ささで軽量であることに比べる
と、ブロックアイスは格段に大きな重量を有しているこ
とになる。このため、前記角氷の場合は、そのまま貯氷
室に放出落下させても、衝撃音や氷の割れ等の問題は生
じなかった。しかるにブロックアイスの場合は、前述の
如く相当の重量と嵩寸法とを有しているために、これを
製氷機構から貯氷室に向けて放出すると、その放出落差
によっては、該アイスが貯氷室の底部に衝突した際に割
れてしまう難点がある。
【0006】また、ブロックアイスが貯氷室底部に衝突
する際に生ずる大きな衝撃音は、環境騒音となると共
に、頻繁な重量物の落下により貯氷室が破損するおそれ
がある等の難点も指摘される。加えて、貯氷室にブロッ
クアイスを、スペース効率良く最大に貯留するには、該
アイスを整列的に積重ねることが有効である。しかる
に、嵩張るブロックアイスをランダムに貯氷室に放出す
ると、その有効ストック量が減じてしまう欠点がある。
【0007】そこで、前述した各種問題に対処する1つ
の提案が、本件出願人により、発明「ブロックアイス用
自動製氷機」として出願されている。先の出願に係る自
動製氷機は、筐体の内部背面側に、製氷機構と貯氷室と
の間を往復昇降可能な移送体を備えたリフター装置が配
設されている。この構成に係る自動製氷機によれば、製
氷機構で製造されたブロックアイスを、移送体を介して
貯氷室の氷塊放出位置まで移送して放出するので、ブロ
ックアイスを高い位置から落下させることがない。従っ
て、ブロックアイスが割れたり、大きな衝撃音が発生す
るのを有効に防止し得る。また移送体で移送したブロッ
クアイスを、貯氷室の下方から順次積層するよう放出し
得るので、貯氷室に効率良くブロックアイスを貯留する
ことができるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記自動製氷機では、
貯氷室に貯留したブロックアイスの融解を防止するた
め、該貯氷室に冷却器を配設すると共に、この冷却器を
製氷室を冷却する冷凍機構により共通的に冷却するよう
構成してある。このように、1基の冷凍機構により製氷
室の蒸発器と貯氷室の冷却器に冷媒を供給して冷却する
場合は、必然的に各室に対する冷却能力が低下し、製氷
に要する時間が長くなる難点が指摘される。そこで製氷
室と貯氷室とを充分に冷却し得る冷却能力の大きな冷凍
機構を使用すると、製造コストが嵩むという問題が派生
する。
【0009】また貯氷室に冷却器を配設するためのスペ
ースを必要とし、ブロックアイスの貯氷量が減少する難
点も指摘される。更に、製氷室の除氷を行なう際に、貯
氷室の冷却器にもホットガスが供給されて除霜運転が行
なわれるため、僅かではあるが室温が上昇し、貯留され
ているブロックアイスが融解し易くなるという問題があ
り、これらを如何に解決するか、が解決課題となってい
る。
【0010】
【発明の目的】この発明は、前述した課題に鑑み、これ
を好適に解決するべく提案されたものであって、製造コ
ストを低く抑えると共に、製氷機の小型化を達成し得る
貯氷室冷却方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した課題を克服し、
所期の目的を好適に達成するため本発明は、外側に蒸発
器を設けた製氷室と、冷媒の圧縮機および凝縮器等の冷
凍系からなる冷凍機構と、製氷水が貯留される製氷水タ
ンクとを備え、製氷運転に際し前記冷凍機構からの冷媒
を蒸発器に供給して前記製氷室を強制冷却すると共に、
該製氷室に前記製氷水タンクの製氷水を供給することに
よりブロック状の氷塊を製造し、次いで除氷運転に際し
冷凍系の弁切換えにより、前記蒸発器にホットガスを供
給してブロック状氷塊の脱氷を行ない、該ブロック状氷
塊を貯氷室に放出貯留するようにした自動製氷機におい
て、前記製氷室に近接して送風ファンを配設し、前記冷
凍機構からの冷媒を蒸発器に供給した際には、前記送風
ファンを運転することにより蒸発器および製氷室との間
で熱交換を行なった冷気を前記貯氷室に循環供給し、前
記蒸発器にホットガスを供給した際には、前記送風ファ
ンの運転を停止するよう制御することを特徴とする。
【0012】
【実施例】次に、本発明に係るブロックアイス用自動製
氷機の貯氷室冷却方法につき、好適な実施例を挙げて、
添付図面を参照しながら以下説明する。
【0013】(全体構成について)図1は、実施例に係る
ブロックアイス用自動製氷機の縦断側面図であって、筐
体10の内部上方に、所定寸法のブロックアイス11を
連続的に製造する製氷機構12が配置され、該製氷機構
12の下方に、ブロックアイス11を積層状態で貯留可
能な貯氷室13が画成されている。また貯氷室13の下
方に、圧縮機14や凝縮器15等からなる冷凍機構16
が配置され、該冷凍機構16から前記製氷機構12の蒸
発器17(後述)に冷媒が供給されるよう構成されてい
る。
【0014】前記貯氷室13の前面側に位置する筐体壁
面に開口10aが開設され、該開口10aは外蓋18に
より全面的に開閉自在に閉塞されるようになっている。
また外蓋18の内側に臨む筐体10に、開口10aを部
分的に閉塞する内蓋19が上下方向に複数配設され、各
内蓋19は外蓋18を開放した状態で個々に開放し得る
よう構成されている。すなわち、貯氷室13に積層貯留
されたブロックアイス11の積層状態に応じて内蓋19
を使い分けることにより、貯氷室13からのブロックア
イス12の取出しを容易に行なうことができる。
【0015】なお、前記冷凍機構16を筐体10の下方
に配置したことにより、貯氷室13および開口10a
は、筐体10の高さ寸法を高くすることなく据付け面か
ら所要高さだけ上方に設けることができる。これによ
り、貯氷室13の底部近傍からブロックアイス11を取
出すに際し、作業者は腰を屈める必要がなく、楽な姿勢
での取出しを行ない得る。また、重量のある冷凍機構1
6を筐体10の下方に配置したことにより、製氷機自体
が安定する利点を有する。
【0016】前記筐体10の内部背面側には、前記製氷
機構12と貯氷室13との間を往復昇降可能にリフター
装置20が配設されている。このリフター装置20は、
後述の如く、製氷機構12で製造したブロックアイス1
1を貯氷室13の底部近傍まで移送して、当該ブロック
アイス11を貯氷室13に静かに放出するべく機能する
(図2参照)。
【0017】(製氷機構について)前記筐体10の内部上
方は、図1に示す如く、仕切り板21により前面側収納
空間22と背面側収納空間23とに画成され、前記貯氷
室13に連通する背面側収納空間23に、熱伝導率の良
好な金属を材質とする角筒状の製氷室24が垂直に配設
固定されている。この製氷室24の内部には、図3に示
す如く、縦方向に延在する仕切り板25が長手方向に所
定間隔離間して複数配設され、製氷室24の内部に複数
(実施例では3つ)の製氷小室24aを並列的に画成して
いる。なお仕切り板25の下端は、製氷室24の下端か
ら僅か上方に臨むよう寸法設定され、各製氷小室24a
に生成されたブロックアイス11をその下端部で相互に
連結するよう構成されている。更に製氷室24の対向す
る外側面には、前記冷凍機構16から導出した蒸発器1
7が蛇行状に密着固定され、当該冷凍機構16の運転に
より蒸発器17における気化冷媒の熱交換が促進され
て、製氷室24が氷点下にまで冷却されるようになって
いる。
【0018】前記前面側収納空間22の下方には、図1
に示す如く、製氷水タンク26が配設され、このタンク
26から循環ポンプ27を介して導出した製氷水供給管
28は、前記製氷室24の上部に着脱自在に配設した製
氷水散水器29の内部に配設した散水パイプ30に連通
接続されている(図3参照)。この散水パイプ30には、
複数の散水孔30aが長手方向に沿って所定の配列で穿
設され、製氷水タンク26から散水パイプ30にポンプ
圧送された製氷水は、散水孔30aを介して前記各製氷
小室24aに均一に散布供給される。
【0019】前記製氷水散水器29の上部には、除氷水
散水器31が配設され、該除氷水散水器31に外部水道
系に接続する除氷水供給管32が連通接続されている。
また除氷水散水器31の底面には、製氷水散水器29の
外側面側に臨む位置に複数の除氷水散水孔31aが穿設
されている。従って、除氷運転に際して除氷水供給管3
2の給水弁33を開放することにより、該除氷水供給管
32を介して除氷水散水器31に供給された常温の除氷
水は、除氷水散水孔31aを介して製氷水散水器29の
外側面および製氷室24の外側に散布供給されて流下
し、各製氷小室24aの内壁面とブロックアイス11と
の氷結の融解促進を図るようになっている。なお、製氷
室24の外側を流下した除氷水は、後述する集水板34
を介して製氷水タンク26に回収されて、製氷水として
使用される。
【0020】ここで、製氷運転に際して各製氷小室24
aにブロックアイス11が生成されると、図3に示す如
く、製氷小室24aの開口が氷塊により塞がれ、散水パ
イプ30から供給される製氷水は製氷室24の下方に流
下しなくなる。このため、製氷水は製氷水散水器29の
内部に貯留されて水位は次第に上昇することになる。そ
こで、製氷水散水器29にフロートスイッチ35を配設
し、該散水器29に貯留される製氷水の水位の上昇をフ
ロートスイッチ35で検出して、製氷運転から除氷運転
に切換えるよう構成されている。また製氷室24の外壁
には除氷サーモTh1が配設され、該除氷サーモTh
1は、除氷運転および除霜運転(後述)により製氷室24
が設定温度まで加熱された際にOFF作動して、前記給
水弁33を閉成して除氷水の供給を停止するべく機能す
る(図5および図6参照)。
【0021】(冷凍系について)図4は、冷凍系の概略構
成を示し、前記冷凍機構16の圧縮機14で圧縮された
気化冷媒は、吐出管36を経て凝縮器15で凝縮液化
し、膨張弁37を経て前記蒸発器17中で一挙に膨張し
て蒸発することにより、製氷室24との熱交換を行なっ
て各製氷小室24aを氷点下にまで冷却させる。そし
て、蒸発器17で熱交換を行なった冷媒は、吸入管38
を介して圧縮機14に帰還するサイクルを繰り返す。
【0022】前記圧縮機14の吐出管36からホットガ
スの供給管39が分岐され、この供給管39はホットガ
ス弁40を経て蒸発器17の出口側(下側)に連通されて
いる。また膨張弁37と蒸発器17の入口側(上側)との
間に臨む管体41にホットガスの帰還管42が分岐さ
れ、この帰還管42はホットガス弁43を介して前記吸
入管38に連通されている。更に、吸入管38には、該
吸入管38と帰還管42との接続部より蒸発器17側に
切換弁62が配設されている。すなわち除氷運転に際し
て両ホットガス弁40,43を開放すると共に、切換弁
62を閉成することにより、圧縮機14から吐出される
高温冷媒(ホットガス)を蒸発器17に循環供給し、各製
氷小室24aを加温して小室内部に生成されるブロック
アイス11の周面を融解させ、各ブロックアイス11を
自重落下させる。なお、ホットガスを冷媒の供給方向と
は逆方向、すなわち蒸発器17の出口側(下側)から入口
側(上側)に向けて循環させることにより、除氷時間を短
かくすると共に、ブロックアイス11の上部側が融解し
て痩せてしまうのを防止するようになっている。
【0023】(集水板について)前記製氷機構12におけ
る製氷室24の真下には、図1に示す如く、筐体内部の
固定部44に回動自在に枢支した集水板34が臨んでい
る。この集水板34は、常には右下方(図1において)に
臨む製氷水タンク26に向けて下方傾斜するように、弾
性部材(図示せず)により付勢されている。そして、製氷
運転に際して製氷室24で氷結するに到らなかった製氷
水は、当該集水板34を介して製氷水タンク26に回収
される。また、除氷運転に際して製氷室24の外側を流
下した除氷水も、製氷水と同様に集水板34を介して製
氷水タンク26に回収されるようになっている。
【0024】なお集水板34は、除氷運転により製氷小
室24aから剥離したブロックアイス11を、前記リフ
ター装置20の移送体47に案内する機能も兼ねてい
る。すなわち、製氷室24から落下したブロックアイス
11は、前記集水板34を傾動させつつ該集水板34の
底面を滑落して移送体47に円滑に収容される。
【0025】また集水板34に近接する位置には、該集
水板34が製氷水タンク26に向けて傾斜する待機位置
を検出する除氷完了検知スイッチSW1と、該集水板3
4が製氷室24から落下するブロックアイス11により
傾動される放出位置を検出する氷落下検知スイッチSW
2とが配設されている。そして、除氷完了検知スイッチ
SW1および氷落下検知スイッチSW2のON−OFF作
動により、除氷運転から製氷運転に切換える制御が行な
われるようになっている。なお氷落下検知スイッチSW
2は、前記リフター装置20のブレーキ付モータ46(後
述)を始動させる機能も兼ねる。
【0026】(リフター装置について)前記筐体10の内
部背面側には、図1に示す如く、前記製氷機構12で製
造したブロックアイス11を、筐体10の内部下方に画
成した貯氷室13の氷塊放出位置まで移送して放出する
リフター装置20が配設されている。このリフター装置
20は、前記製氷室24から落下したブロックアイス1
1を受容する待機位置と、ブロックアイス11を貯氷室
13に放出する放出位置との間を昇降する移送体47を
備えている。
【0027】前記筐体10の左右両側に凹溝48,48
(一方のみ図示)が形成され、該凹溝48内にガイドロッ
ド49が夫々垂直に立設され、各ガイドロッド49に移
動体50が摺動自在に配設されている。そして両移動体
50,50間に断面L形状の移送体47が配設され、こ
の移送体47は前記集水板34を滑落する複数(実施例
では3個)のブロックアイス11を並列かつ起立状態で
受容し得るよう構成されている。なお、移送体47の底
面47aは前方(貯氷室13を指向する方向)に向けて下
方傾斜し、該移送体47に配設した氷塊放出機構51が
作動した際に、移送体47に収容されているブロックア
イス11を前方に向けて円滑に滑落させ得るよう構成さ
れている。
【0028】また前記前面側収納空間22にブレーキ付
モータ46が配置され、該モータ46により巻取りおよ
び繰出しがなされるワイヤ52,52の端部が、前記移
動体50,50に配設されて、移送体47は前記製氷室
24の直下に懸吊支持されている。従ってモータ46を
正逆付勢することにより、移送体47はガイドロッド4
9,49に沿って昇降移動する。なお符号53は、ワイ
ヤ52の案内ローラを示す。
【0029】前記ワイヤ52の移動経路に近接する位置
に、製氷機構12で製造したブロックアイス11を受容
した移送体47が氷塊放出位置に到来して下降が阻止さ
れた際に、ワイヤ52の緩みを検出する下降停止スイッ
チSW3が配設され、該スイッチSW3の検出信号に基づ
いてブレーキ付モータ46が停止制御されるようになっ
ている。また、停止制御されたモータ46は、所定時間
遅延後、逆転方向に付勢されて、移送体47を上昇移動
させるよう設定されている。更に、貯氷室13内には、
図1に示す如く、例えば前記移動体50を検出可能な上
昇停止スイッチSW4が配設されている。この上昇停止
スイッチSW4は、ブロックアイス11を放出して上昇
する移送体47が、製氷機構12から放出されるブロッ
クアイス11の受容位置に到来したことを検出して、前
記ブレーキ付モータ46を停止制御するべく機能する。
【0030】前記移送体47には、図2に示す如く、該
移送体47が下降して氷塊放出位置に到来した際に、内
部に受容されているブロックアイス11を貯氷室13に
向けて放出する氷塊放出機構51が配設されている。こ
の氷塊放出機構51は、前記両移動体50,50に摺動
自在に配設した支持棒54,54における移動体50,5
0の上方に臨む上端間に架設され、移送体47に受容さ
れたブロックアイス11の前面側を支持する支持バー5
5を備えている。また支持棒54,54の下端間に固定
板56が配設されると共に、該固定板56に、貯氷室1
3に向けて延出する可動板57が蝶番58を介してその
先端が下方に向けて回動可能に配設されている。
【0031】すなわち、移送体47が下降して可動板5
7が貯氷室13の底面または既に貯留されているブロッ
クアイス11に当接してその下降が阻止されると、支持
棒54,54および支持バー55に対して移送体47の
みが下降することとなり、これに伴って支持バー55が
相対的に上昇する。そして移送体47の底面47aに対
して支持バー55が所定距離だけ離間すると、図2に示
す如く、移送体47に収容されているブロックアイス1
1は底面47aを滑落して貯氷室13に放出される。な
お、貯氷室13に放出されたブロックアイス11が前記
可動板57の上に乗ったままの状態となる場合がある
が、該可動板57は貯氷室13を指向する先端が下方に
回動可能に構成されているので、ブロックアイス11の
放出後の移送体47の上昇に支障を来たすことはない。
【0032】また前記可動板57の筐体背面側を指向す
る部位は、無負荷状態で下方傾斜するよう設定され、前
記移送体47から滴下した水滴を筐体10の背面側に流
下させるようになっている。これにより、移送体47か
ら滴下する水滴が貯氷室13に貯留されているブロック
アイス11の上に落下するのを未然に防止し得る。
【0033】(送風ファンについて)前記背面側収納空間
23には、図1に示す如く、前記貯氷室13の空気を吸
引して製氷室24に向けて吹付ける送風ファン59が配
設されている。この送風ファン59は、製氷運転に際し
て作動すると共に、製氷運転から除氷運転に切換わった
際に停止するよう制御される。すなわち、製氷運転に際
して冷却される製氷室24および蒸発器17に吹付けて
熱交換を行なわせた冷気を貯氷室13に循環することに
より、該貯氷室13を冷却するようになっている。な
お、除氷運転の際には送風ファン59は停止されるの
で、加温された空気を貯氷室13に循環して室温を上昇
させることはなく、貯氷室13を常に低温に保持するこ
とができる。
【0034】また送風ファン59は、後述する貯氷完了
運転期間においても、蒸発器17に冷媒を供給している
際には運転され、除霜運転により蒸発器17にホットガ
スが供給されている際には運転が停止するよう制御され
るようになっている。
【0035】(貯氷室について)前記製氷機構12の下方
に画成した貯氷室13の底部13aは、図1に示す如
く、前面側に向けて下方傾斜するよう設定され、前記移
送体47から放出されたブロックアイス11を、貯氷室
13の前面側から順に貯留し得るようになっている。ま
た底部13aには複数の突条60が形成されると共に、
傾斜下端部に室外に延出する排水管61が配設されてい
る。すなわち、貯氷室13に積層貯留されたブロックア
イス11が融解した際に生ずる融解水は、排水管61を
介して機外に排出される。
【0036】前記貯氷室13には、図1に示す如く、該
貯氷室13に積層貯留されたブロックアイス11が一定
量(満杯状態)に達したことを検出する貯氷完了検知スイ
ッチSW5が配設されている。この検知スイッチSW
5は、製氷運転の反復によりブロックアイス11の貯留
レベルが一定量に達したことを検知すると、図示しない
制御手段を介して製氷・除氷運転から貯氷完了運転に移
行させるべく機能する。また貯氷室13の適宜位置に室
内サーモTh2が配設され、該サーモTh2により前記送
風ファン59のON−OFF制御が行なわれて、室内温
度を一定に保つようになっている。なお貯氷完了運転期
間中においては、室内サーモTh2により冷凍機構16
の運転制御が行なわれるよう設定してある。
【0037】なお実施例に係る自動製氷機では、製氷・
除氷運転が継続して貯氷室11がブロックアイス11で
満杯となり、前記貯氷完了検知スイッチSW5が作動し
て貯氷完了運転に移行した際に、前記冷凍機構16およ
び送風ファン59の運転を継続して貯氷室13の保冷を
行なうようになっている。この場合において、前記製氷
室24を無負荷の状態で冷却すると、該製氷室24や蒸
発器17に霜が付着して室内空気との熱交換効率が低下
するので、定期的な除霜運転を必要とする。通常の製氷
・除氷運転期間中は、前記フロートスイッチ35による
製氷完了検知により製氷運転から除氷運転に切換わり、
蒸発器17にホットガスが供給されるが、貯氷完了運転
期間中はフロートスイッチ35は作動しないので、これ
に代る切換え手段が必要となる。
【0038】そこで実施例の自動製氷機では、前記貯氷
完了検知スイッチSW5が作動した際にカウントを開始
する除霜タイマTを設け、該タイマTの設設時間(例え
ば1時間)のタイムアップにより蒸発器17にホットガ
スを供給する除霜運転を行なうよう構成されている。な
お除霜タイマTは、除霜運転が終了して再び保冷運転が
開始された際にリセットされて、カウントを開始するよ
う設定されている。
【0039】
【実施例の作用】次に、実施例に係るブロックアイス用
自動製氷機の作用につき説明する。なお、製氷・除氷運
転期間と貯氷室にブロックアイスが満杯となった貯氷完
了運転期間とでは、異なる制御が行なわれるので、各期
間について個別に説明する。
【0040】(製氷・除氷運転期間について)先ず、製氷
・除氷運転期間の作用につき、図5に示すフローチャー
トを参照して説明する。製氷運転の準備状態では、貯氷
室13内にはブロックアイス11が貯留されていないの
で、貯氷完了検知スイッチSW5は貯氷完了を検知して
いない。また、製氷水タンク26中には所定量の製氷水
が貯留されているものとする。
【0041】(製氷運転について)この状態で自動製氷機
の製氷運転を開始すると、前記製氷室24に設けた蒸発
器17に冷媒が循環供給され、当該製氷室24の冷却が
なされる。また図1に示す如く、製氷室24に近接配置
した送風ファン59が運転を開始し、製氷室24および
蒸発器17との間で熱交換の行なわれた冷気を、前記貯
氷室13に循環供給することにより該貯氷室13の冷却
が行なわれる。
【0042】前記製氷水タンク26の製氷水は、前記循
環ポンプ27の駆動により製氷水供給管28を介して散
水パイプ30にポンプ圧送され、該パイプ30の製氷水
散水孔30aを介して各製氷小室24aの内面に散布供
給される。供給された製氷水は、各製氷小室24aの内
壁面に接触して冷却されつつ流下し、前記集水板34を
介して製氷水タンク26に戻され再度の循環に供され
る。そして製氷水の循環が反復される内に、図3に示す
如く、各製氷小室24aの内壁面で製氷水が凍結して氷
層が形成される。
【0043】なお製氷運転中において、送風ファン59
の運転により前記貯氷室13の室温が室内サーモTh2
の下限設定温度より低くなると、該サーモTh2がOF
F作動し、前記送風ファン59の運転を停止する。そし
て送風ファン59の運転停止が継続して室内が室内サー
モTh2の上限設定温度より高くなると、該サーモTh2
がON作動し、送風ファン59が再び運転される。この
ようにして、貯氷室13の室内温度は一定に保持され
る。
【0044】製氷運転が進行して、製氷小室24aに完
全なブロックアイス11が成長すると、図3に示す如
く、製氷小室24aの開口が塞がれて散布供給される製
氷水は製氷小室24aの下方に流下しなくなる。これに
より製氷水は製氷水散水器29内に貯留されて水位が次
第に上昇するに到る。この水位の上昇を前記フロートス
イッチ35が検知し、製氷水の循環供給を停止して製氷
運転を完了する。
【0045】(除氷運転について)次いで、前記ホットガ
ス弁40,43が開放されると共に切換弁62が閉成さ
れ、ホットガスの供給管39を介して蒸発器17にホッ
トガスを供給して製氷室24を加熱する。また、前記除
氷水供給管32の給水弁33が開放し、除氷水散水器3
1に除氷水を供給する。この除氷水は、除氷水散水孔3
1aを介して製氷水散水器29の外側面に散布供給され
た後、製氷室24の外側面を流下して、各製氷小室24
aの内壁面とブロックアイス11との氷結面の融解を促
進させる。製氷室24の外側を流下した除氷水は、前記
集水板34を介して前記製氷水タンク26に落下貯留さ
れる。また除氷運転に切換わると、前記送風ファン59
は停止制御され、除氷運転により加温された空気が貯氷
室13に供給されるのを防止し、貯氷室13を低温に保
つようになっている。
【0046】除氷運転が進行して各製氷小室24aの内
壁面とブロックアイス11との氷結面が融解すると、該
ブロックアイス11は、自重により製氷小室24aから
剥離して前記集水板34に落下する。そして、該集水板
34を傾動させつつ滑落したブロックアイス11は、前
記リフター装置20の移送体47に起立状態で受容され
る。
【0047】ここで、除氷水散水器31に供給される除
氷水は、前記製氷室24に配設した除氷サーモTh
1が、製氷室24の温度上昇を検出してOFF作動した
際に供給停止(給水弁33が閉成)される。なお除氷サー
モTh1の設定温度は、製氷室24からブロックアイス
11が落下する温度よりも僅かに低く設定され、除氷水
が集水板34を介して貯氷室13に流入しないようにな
っている。また集水板34が傾動して前記氷落下検知ス
イッチSW2がON作動すると、前記ホットガス弁40,
43が閉成されると共に切換弁62が開放され、前記蒸
発器17へのホットガスの供給が停止される。
【0048】(リフター装置によるブロックアイスの送
移について)前記集水板34の傾動により氷落下検知ス
イッチSW2がON作動すると、前記ブレーキ付モータ
46が正転方向に付勢され、ブロックアイス11が受容
された移送体47が下降を開始する。なお、集水板34
が弾性部材により元の位置に復帰して前記除氷完了検知
スイッチSW1が再びON作動すると、前記循環ポンプ
27が始動して製氷運転が開始される。
【0049】前記移送体47が貯氷室13の氷塊放出位
置まで到来すると、図2に示す如く、該移送体47に配
設した氷塊放出機構51が作動し、ブロックアイス11
は貯氷室13に向けて放出される。また、移送体47が
氷塊放出位置に到来したことを前記下降停止スイッチS
3が検出し、前記ブレーキ付モータ46を停止させ
る。ブロックアイス11を放出した移送体47は、ブレ
ーキ付モータ46が逆転方向に付勢されることにより上
昇移動し、該移送体47がブロックアイス11の受容位
置に戻ったことを上昇停止スイッチSW4が検出する
と、前記モータ46が停止制御されて、ブロックアイス
11の放出作業が終了する。
【0050】(貯氷完了運転期間について)前述した製氷
運転と除氷運転とが反復されて、貯氷室13に所定量の
ブロックアイス11が貯留されると、これを前記貯氷完
了検知スイッチSW5が検出し、製氷・除氷運転から貯
氷完了運転に移行する。この場合には、図6に示す如
く、先ず前記循環ポンプ27が停止されて、製氷室24
への製氷水の供給が停止し、該製氷室24でのブロック
アイス11の製造が中断される。このとき、冷凍機構1
6の運転は継続されているので、製氷室24は無負荷で
冷却を行なうと共に、前記送風ファン59が運転されて
貯氷室13の冷却が継続される保冷運転が行なわれる。
なお、冷凍機構16の圧縮器14および送風ファン59
は、何れも前記室内サーモTh2によりON−OFF制
御がなされて室内は一定温度に保持される。
【0051】前記貯氷完了検知スイッチSW5がON作
動することによりカウントを開始する除霜タイマTが、
設定時間のカウントアップすると、前記送風ファン59
が停止されると共に、圧縮機14の運転を継続した状態
でホットガス弁40,43および給水弁33を開放し、
更に切換弁62を閉成する。これにより蒸発器17にホ
ットガスが供給されると共に、製氷室24の外側に除氷
水が供給され、製氷室24および蒸発器17に付着する
霜を除去する除霜運転が行なわれる。なお、このとき循
環ポンプ27も運転されて、製氷室24の内部にも製氷
水を供給して除霜を促進させるようになっている。
【0052】前記除霜運転により製氷室24が温度上昇
すると、これを前記除氷サーモTh1が検出し、前記ホ
ットガス弁40,43および給水弁33を閉成すると共
に、切換弁62を開放して保冷運転に切換える。また除
氷サーモTh1の検出作動により、前記除霜タイマTが
リセットされると共にカウントを開始し、該タイマTが
タイムアップするまで保冷運転が継続される。このよう
に貯氷完了運転期間中は、保冷運転と除霜運転とが、前
記除霜タイマTと除氷サーモTh1とにより切換えられ
て、前記貯氷室13を所定温度に保持する。
【0053】そして、ブロックアイス11の消費により
貯留レベルが低下し、これを前記貯氷完了検知スイッチ
SW5が検出すると、前記蒸発器17に冷媒が供給され
ると共に、製氷室24に製氷水が供給される製氷・除氷
運転に切換わる。
【0054】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るブロッ
クアイス用自動製氷機の貯氷室冷却方法によれば、冷凍
機構により冷却される製氷機構と熱交換を行なった冷気
により貯氷室の冷却を行なうようにしたので、製造コス
トを低廉に抑えることができる。また貯氷室に専用の冷
却器を設ける必要がないので、貯氷室の有効貯氷量を多
くすることができると共に、製氷機自体を小型化し得る
利点がある。更に、蒸発器にホットガスを供給する際に
は、送風ファンの運転を停止するので、貯氷室の温度上
昇を極めて少なく抑えることができる。
【0055】また、貯氷室内に所定量のブロックアイス
が貯留された際には、製氷機構でのブロックアイスの製
造を中止した状態で、貯氷室の保冷を行なうと共に、製
氷室および蒸発器の定期的な除霜を行なうことができ、
室内空気との熱交換効率が低下するのを有効に防止する
ことができる。更に前記貯氷室の保冷運転期間中は、貯
氷室の室温に応じて送風ファンおよび冷凍機構の運転を
制御するので、貯氷室の室温を一定に保持することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る貯氷室冷却方法が好適に実施され
るブロックアイス用自動製氷機の縦断側面図である。
【図2】製氷機構で製造されたブロックアイスをリフタ
ー装置の移送体により貯氷室の氷塊放出位置まで移送し
て放出する状態を示す自動製氷機の縦断側面図である。
【図3】製氷機構の要部を示す縦断面図である。
【図4】実施例に係る自動製氷機の冷凍系を示す概略説
明図である。
【図5】自動製氷機の製氷・除氷運転期間におけるフロ
ーチャート図である。
【図6】自動製氷機の貯氷完了運転期間におけるフロー
チャート図である。
【符号の説明】
11 ブロックアイス 13 貯氷室 14 圧縮機 15 凝縮器 16 冷凍機構 17 蒸発器 24 製氷室 26 製氷水タンク 59 送風ファン SW5 貯氷完了検知スイッチ Th1 除氷サーモ T 除霜タイマ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側に蒸発器(17)を設けた製氷室(24)
    と、冷媒の圧縮機(14)および凝縮器(15)等の冷凍系から
    なる冷凍機構(16)と、製氷水が貯留される製氷水タンク
    (26)とを備え、製氷運転に際し前記冷凍機構(16)からの
    冷媒を蒸発器(17)に供給して前記製氷室(24)を強制冷却
    すると共に、該製氷室(24)に前記製氷水タンク(26)の製
    氷水を供給することによりブロック状の氷塊(11)を製造
    し、次いで除氷運転に際し冷凍系の弁切換えにより、前
    記蒸発器(17)にホットガスを供給してブロック状氷塊(1
    1)の脱氷を行ない、該ブロック状氷塊(11)を貯氷室(13)
    に放出貯留するようにした自動製氷機において、 前記製氷室(24)に近接して送風ファン(59)を配設し、 前記冷凍機構(16)からの冷媒を蒸発器(17)に供給した際
    には、前記送風ファン(59)を運転することにより蒸発器
    (17)および製氷室(24)との間で熱交換を行なった冷気を
    前記貯氷室(13)に循環供給し、 前記蒸発器(17)にホットガスを供給した際には、前記送
    風ファン(59)の運転を停止するよう制御することを特徴
    とするブロックアイス用自動製氷機の貯氷室冷却方法。
  2. 【請求項2】 前記貯氷室(13)に配設した貯氷完了検知
    手段(SW5)が、貯氷室(13)に所定量のブロック状氷塊(1
    1)が貯留されたことを検出した以後は、 前記製氷室(24)に製氷水を供給しない状態で冷媒を供給
    すると共に、前記送風ファン(59)を運転して貯氷室(13)
    を保冷する運転を行ない、 前記貯氷完了検知手段(SW5)の検出作動によりカウント
    を開始する除霜タイマ(T)がカウントアップした際に、
    前記送風ファン(59)の運転を停止すると共に、前記蒸発
    器(17)にホットガスを供給する除霜運転を行ない、 次いで前記製氷室(24)に配設した除氷サーモ(Th1)が、
    除霜運転によって製氷室(24)が設定温度まで上昇したこ
    と検出したことを条件として、除霜運転から保冷運転に
    切換えるようにした請求項1記載のブロックアイス用自
    動製氷機の貯氷室冷却方法。
  3. 【請求項3】 前記保冷運転期間中は、前記貯氷室(13)
    の室温を監視する室内サーモ(Th2)の検出温度に応じ
    て、前記送風ファン(59)および冷凍機構(16)の運転をオ
    ン−オフ制御することにより貯氷室(13)の室温を一定に
    保持するようにした請求項2記載のブロックアイス用自
    動製氷機の貯氷室冷却方法。
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JP2011237080A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Hoshizaki Electric Co Ltd 製氷機の運転方法

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