JPH0576336A - シガレツト用のフイルタロツドおよび他の喫煙可能な棒状の物品を製造する方法および装置 - Google Patents

シガレツト用のフイルタロツドおよび他の喫煙可能な棒状の物品を製造する方法および装置

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JPH0576336A
JPH0576336A JP4063949A JP6394992A JPH0576336A JP H0576336 A JPH0576336 A JP H0576336A JP 4063949 A JP4063949 A JP 4063949A JP 6394992 A JP6394992 A JP 6394992A JP H0576336 A JPH0576336 A JP H0576336A
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rod
shaped
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JP4063949A
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Guenter Wahle
ギユンテル・ウアーレ
Heinz-Christen Lorenzen
ハインツ−クリステン・ローレンツエン
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Koerber AG
Original Assignee
Hauni Werke Koerber and Co KG
Koerber AG
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    • A24—TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24D—CIGARS; CIGARETTES; TOBACCO SMOKE FILTERS; MOUTHPIECES FOR CIGARS OR CIGARETTES; MANUFACTURE OF TOBACCO SMOKE FILTERS OR MOUTHPIECES
    • A24D3/00—Tobacco smoke filters, e.g. filter-tips, filtering inserts; Filters specially adapted for simulated smoking devices; Mouthpieces for cigars or cigarettes
    • A24D3/02—Manufacture of tobacco smoke filters
    • A24D3/0204—Preliminary operations before the filter rod forming process, e.g. crimping, blooming
    • A24D3/0212—Applying additives to filter materials
    • A24D3/0225—Applying additives to filter materials with solid additives, e.g. incorporation of a granular product
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    • A24—TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
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    • A24D3/02—Manufacture of tobacco smoke filters
    • A24D3/0295—Process control means

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  • Cigarettes, Filters, And Manufacturing Of Filters (AREA)
  • Manufacturing Of Cigar And Cigarette Tobacco (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シガレット用フイルタロッドおよび他の喫煙
可能な棒状の物品を造る方法および装置を提供するこ
と。 【構成】 フイルタ連続体２７の特性を現示する値を検
出し、相応する測定値を形成し、かつこの測定値に依存
して付加的なフイルタ材料成分３７の供給量を制御す
る。更に上記方法を実施するため、フイルタ連続体２７
の特性を現示する値を検出しかつ相応する測定信号を形
成するための測定手段４６を設け、この測定手段４６を
付加的なフイルタ材料成分３７の供給量を上記測定信号
に依存して制御する制御機構４７と結合した。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、供給される連続した帯
状フイルタ繊維トウをまとめ、フイルタ連続体を形成す
るために被覆材料で被覆を行う以前に帯状フイルタ繊維
トウに付加的なフイルタ材料成分を添加し、次いで被覆
材料で被覆し、最後にフイルタ連続体を多数本のフイル
タロッドに裁断して行う、シガレット用のフイルタロッ
ド或いは他の喫煙可能な棒状物品を製造する方法に関す
る。
【０００２】更に本発明は、帯状フイルタ繊維トウを連
続的に供給するための供給装置、帯状フイルタ繊維トウ
に付加的なフイルタ材料成分を添加するための添加装
置、帯状フイルタ繊維トウをまとめて被覆材料で被覆し
てフイルタ連続体に形成する成形装置およびフイルタ連
続体から多数本のフイルタロッドを連続的に裁断するた
めの裁断装置とを備えたシガレット用のフイルタロッド
或いは他の喫煙可能な棒状物品を製造する装置に関す
る。
【０００３】
【従来の技術】シガレット用のフイルタロッドおよび他
のこのような棒状の喫煙物品は通常セルロースアセテー
トの繊維或いは他の適当な材料の繊維から成る繊維帯状
物から造られる。この繊維帯状物、いわゆる帯状フイル
タ繊維トウはベールから引出され、展開、延伸、軟化剤
の塗布および場合によっては他の処理により前処理さ
れ、次いで円形の断面の連続体にまとめられ、被覆材
料、例えば紙テープでくるまれる。この様にして形成さ
れたこのフイルタ連続体は最後に単個のフイルタロッド
に裁断され、これらのフイルタロッドは更にシガレット
フイルタに加工される。
【０００４】フイルタ性質を改善するために或いは変え
るために、繊維材料に更に少なくとも一種類の他のフイ
ルタ材料成分を添加することが知られている。このよう
な材料成分は例えば活性炭であり、これは帯状フイルタ
繊維トウに顆粒或いは粉末の形で添加される。これによ
りいわゆる『チャコール−フイルタ』が造られる。この
製造工程は例えば本出願人のドイツ連邦共和国公開特許
第３８ ２３ ７０７号から知られている。この製造工
程によれば、この付加的なフイルタ材料成分は、帯状フ
イルタ繊維トウが成形装置内に入り被覆材料テープで被
覆されて仕上がり連続体に成形される以前に、既に前処
理により仕上げされている帯状フイルタ繊維トウに顆粒
或いは粉末の形で配量して添加される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は冒頭に記載した様式の方法および装置を更に改良す
ることである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題は冒頭に記載
した様式の方法にあって、フイルタ連続体の特性を現示
する値を検出し、相応する測定値を形成すること、およ
びこの測定値に依存して付加的なフイルタ材料成分の供
給量を制御することによって解決される。
【０００７】このようにしてフイルタ連続体内の添加成
分の量を最適に調節し、かつ必要とする割合に限定する
ことが可能となる。このことは一方ではフイルタの性質
を好都合なものにし、他方では付加的なフイルタ材料成
分の極めて経済的な使用を可能にする。
【０００８】上記の処置は、付加的なフイルタ材料成分
の経費割合が帯状フイルタ繊維トウの経費割合よりも高
い場合特に好都合である。この付加的なフイルタ材料成
分としては一連の材料が使用可能である。本発明により
特に、付加的なこのフイルタ材料成分として帯状フイル
タ繊維トウに活性炭顆粒（チャコール）が添加される。
【０００９】本発明による他の構成にあっては、フイル
タ連続体の特性を現示する値としてその質量或いは密度
が検出される。本発明による主要な構成の一つにより、
検出された測定値に依存して、付加的なフイルタ材料成
分の供給量が制御され、従ってフイルタ連続体内の量は
総じて一定に維持される。
【００１０】本発明による他の構成により、フイルタ連
続体の特性を現示する値としてその通気抵抗が検出され
る。この通気抵抗測定値に依存して帯状フイルタ繊維ト
ウの供給量が空気抵抗が一定に維持されるように制御さ
れる。フイルタ連続体の特性を現示する二つの値の測定
は特に累積的に行われる。このようにして本発明によ
り、付加的なフイルタ材料成分の供給量の制御と帯状フ
イルタ繊維トウの供給量の制御とにより同時にフイルタ
ロッドを特徴づける二つの性質が最適なものになるよう
に調整することが可能である。
【００１１】フイルタ連続体の特性を現示する値、質量
および通気抵抗は特にをオンライ様式で機械上で検出さ
れる。もちろんこの付加的なフイルタ材料成分を取出し
た試料でオフライン様式で測定することも可能である。
【００１２】冒頭に記載した様式の装置にあって、本発
明の根底をなす課題は、本発明により、フイルタ連続体
の特性を現示する値を検出しかつ相応する測定信号を発
生させるための測定手段が設けられていること、および
この測定手段が付加的なフイルタ材料成分の供給量を上
記の測定信号に依存して制御する制御機構と結合されて
いることによって解決される。
【００１３】本発明による方法および装置の他の有利な
構成は、特許請求の範囲の請求項２から６および請求項
８から１４に記載した。以下に添付した図面に図示した
実施例につき本発明を詳しく説明する。
【００１４】
【実施例】図１にはフイルタ連続体を造るための、特に
シガレット用のフイルタおよび他の類似の喫煙可能な物
品を造るための本発明による装置を概略側面図で示し
た。この装置は三つの主要装置群、即ち無端の帯状フイ
ルタ繊維トウのための調製装置１、付加的なこのフイル
タ材料成分を添加するための添加装置２被覆されたフイ
ルタ連続体とフイルタロッドを造るための連続体成形ユ
ニット３とから成る。
【００１５】調製装置１は無端の帯状フイルタ繊維トウ
６をベール７から連続的に引出すためのロール対４を備
えている。帯状フイルタ繊維トウはベール７から引出さ
れた後転向ローラ８を経て案内されてロール対４に至る
その道程において二つの空気ノズル９と１１を通過す
る。これらの空気ノズルは帯状フイルタ繊維トウの繊維
を展開し解繊する。ロール対４の後方には他の二つのロ
ール１２と１３が続いており、これらのロール１２と１
３の間にはこれらの間で展開された状態で案内される帯
状フイルタ繊維トウ６に軟化剤を適用するための塗布装
置１４が設けられている。ロール対４，１２，１３のす
べてはベルト駆動機構１６ａ〜１６ｃを介して主駆動モ
ータ１６により駆動される。これらのロール対を駆動す
るためにはこの主駆動モータ１６の代わりに別個の一つ
或いは多数の駆動機構を設けることが可能である。
【００１６】ロール対４の回転数はロール対１２の回転
数よりもは小さく、従ってロール対４と１２は延伸装置
を形成している。ロール対４の回転数は変速機構１７に
より変更可能であり、この変速機構の変速は制御可能な
サーボモータ１８により変更される。ロール対４と１２
の速度比は帯状フイルタ繊維トウ６の延伸の度合いを調
整する。
【００１７】展開されかつ延伸された帯状フイルタ繊維
トウ６に塗布装置１４内において所定の配量割合で軟化
剤液が適用される。調製されかつ軟化剤が噴霧された帯
状フイルタ繊維トウ６はロール対１３を経て、添加装置
２を通って調製装置１から連続体成形ユニット３の流入
ホッパ１９に達し、この流入ホッパ内においてまとめら
れ、ボビン２１から引出されかつ糊付け装置２２により
糊が塗布されている被覆材料テープ２３上に載置され、
次いでこの被覆材料テープ２３とまとめられた帯状フイ
ルタ繊維トウ６はガーニチュアベルト２４上に達する。
このガーニチュアベルト２４は帯状フイルタ繊維トウと
被覆材料テープとをガーニチュア２６を経て案内し、こ
のガーニチュアは被覆材料テープ２３を帯状フイルタ繊
維トウの周囲に巻き付け、その際無端のフイルタ連続体
２７を形成する。この無端のフイルタ連続体は継ぎ目処
理板２８を通過し、この継ぎ目処理板内で糊付け継ぎ目
が乾燥される。引続きこのフイルタ連続体２７からナイ
フ装置２９により連続的にフイルタロッド３１が裁断さ
れ、これらのフイルタロッドは載置ドラム３２上に移行
され、この載置ドラム上でこれらのフイルタロッドは横
軸線方向の送り方向に転向され、次いでこれらのフイル
タロッドは検査ドラム３３を経て精緻ベルト３４へと移
行され、この載置ベルトから次位の加工部或いは中間貯
蔵部へと供給される。
【００１８】図２には付加的なフイルタ材料成分を帯状
フイルタ繊維トウ６に供給しかつ添加するための添加装
置２の詳細を示した。この添加装置２は調製装置１と連
続体成形ユニット３との間に設けられており、従って付
加的なフイルタ材料成分は本質的に未だ展開されている
帯状フイルタ繊維トウ上に適用される。図２にはこの添
加装置２の本発明を理解するのに必要な重要な装置部分
のみを図示した。
【００１９】図２から認められるように、上記の添加装
置２は貯蔵容器３６を備えており、この貯蔵容器内に付
加的なフイルタ材料成分３７、例えば活性炭顆粒（チャ
コール）が貯蔵されて準備されている。周面に取出しポ
ケット３９を備えた配量ローラ３８はハウジング４１内
で回転し、配量された量の付加的なフイルタ材料成分３
７を添加コンベヤ４２に送る。この添加コンベヤ４２は
回転する加速ブラッシ体として形成されており、その回
転は帯状フイルタ繊維トウの供給速度と同調されてい
る。配量ローラ３８で付加的なフイルタ材料成分を貯蔵
部から十分に均一な量で取出すことが可能である場合
は、この添加コンベヤ４２を設けなくともよい。添加ロ
ーラとして機能する配量ローラ３８はモータ４３により
駆動される。
【００２０】付加的なフイルタ材料成分を添加された帯
状フイルタ繊維トウ６は流入ホッパ１９を経て、流入フ
インガ４４でまとめられ、ガーニチュア２６（図１参
照）内で被覆材料テープ２３でまとめられてフイルタ連
続体２７に形成される。
【００２１】本発明によりこのフイルタ製造機は測定手
段４６を備えており、この測定手段によりフイルタ連続
体の特性を現示する値、この実施例の場合はその質量も
しくは密度が測定される。この測定手段４６は制御機構
４７と結合されている。この制御機構４７は質量測定値
に依存して制御信号を発生し、この制御信号により添加
装置２の取出し兼配量ローラ３８が制御される。
【００２２】フイルタ連続体の特性を現示する値を検出
するための他の測定手段として検査ドラム３３が設けら
れており、この検査ドラム３３は裁断されたフイルタロ
ッド３１の通気抵抗、即ちフイルタ連続体２７の通気抵
抗を測定する。この検査ドラムによるフイルタロッドの
通気抵抗の測定は自体公知である。この測定様式に関し
ては例えばドイツ連邦共和国公開特許第２２ ５９ ７
１５号を参照されたい。従ってこの測定工程の詳細な説
明はここでは省略した。検査ドラム３３の測定装置は通
気抵抗測定値に依存して制御信号を発生する評価機構４
８と結合されている。上記の制御信号により調製装置１
の駆動機構１６が制御される。このようにして通気抵抗
測定値に依存して帯状フイルタ繊維トウ６のフイルタ連
続体成形ユニット３への供給量が制御される。通気抵抗
の測定に関して、上記の検査ドラム３３の代わりに、フ
イルタ連続体の通気抵抗を検出するための測定手段４９
を流入フンガ４４に設けることも可能である。このよう
な測定手段は例えば米国の刊行誌 Ｔ ９４１ ０１１
（ｄｅｆｅｎｓｉｖｅ ｐｕｂｌｉｃａｔｉｏｎ）で公
知になっている。フイルタ連続体はこの位置において未
だ最終的な形状を具備していないので、測定手段４９に
よった得られた通気抵抗測定値は形状不正および直径不
正を補正するために修正されなければならない。この目
的のため直径測定ヘッド５１が設けられている。この直
径測定ヘッド５１により仕上げられたフイルタ連続体２
７の直径が検出される。この直径測定ヘッド５１は修正
計算機５２と結合れさており、この修正計算機は修正さ
れた通気抵抗測定値を評価機構４８に与える。フイルタ
連続体成形ユニット３の流入フインガ４４におけるこの
通気抵抗測定は選択的な構成としてのみ行われるに過ぎ
ないので、図面においては破線で示した。
【００２３】仕上げられたフイルタ連続体の密度に関す
る測定手段４６として、フイルタ連続体を透過する光線
で検出を行う測定ヘッドが設けられている。このような
測定ヘッドは例えば公知の様式で光線照射により検出を
行う。
【００２４】シガレットフイルタを製造するため、帯状
フイルタ繊維トウ６はベール７から引出され、前処理の
ためローラ８とローラ対４，１２，１３を経てフイルタ
連続体製造部に案内される。この場合帯状フイルタ繊維
トウ６は空気ノズル９と１１により展開され、ロール対
４と１２の間で延伸され、このように前処理されてロー
ル対１３を経て添加装置２に到達する以前に、塗布装置
１４内で軟化剤を噴霧により塗布される。前処理された
帯状フイルタ繊維トウは添加装置２内で連続的に付加的
なこのフイルタ材料成分、例えば活性炭（チャコール）
を添加される。この付加的なこのフイルタ材料成分３７
は取出し兼配量ロール３８により貯蔵部３６から取出さ
れ、連続的に通過する帯状フイルタ繊維トウ６に配量さ
れて添加される。次いで帯状フイルタ繊維トウ６は付加
的なこのフイルタ材料成分が添加された状態でフイルタ
連続体成形ユニット３の流入ホッパ１９内でまとめら
れ、流入フインガ４４によりす被覆材料テープ２３上に
載置され、ガーニチュア２６内で一体的なフイルタ連続
体に成形される。裁断装置２９は連続的に移動するフイ
ルタ連続体を相前後する単個のフイルタロッド３１に裁
断し、これらのフイルタロッドは載置ドラム３２で横軸
線方向の送り運動に転向され、検査ドラム３３を経て載
置ベルト３４上に載置されて次の加工のため送られる。
検査ドラム３３上ではフイルタロッドの通気抵抗が公知
の様式で測定され、この通気抵抗はフイルタ連続体の通
気抵抗で修正される。この通気抵抗測定値は評価機構４
８内で制御信号に処理され、これらの制御信号により帯
状フイルタ繊維トウのフイルタ連続体成形ユニット３へ
の供給量が調製装置１の駆動モータ１６が制御されるこ
とにより制御され、従って製造されたフイルタ連続体の
通気抵抗が一定に維持される。
【００２５】フイルタ連続体を透過する光線により同時
に測定ヘッド４６でフイルタ連続体の質量が検出され
る。その測定値は制御信号を発生するため制御機構４７
に到達する。この制御機構４７で形成された制御信号は
モータ４３を介して配量兼排出ローラ３８を、フイルタ
連続体の質量が一定に留まるように、制御する。添加装
置２内で帯状フイルタ繊維トウ６上に添加される付加的
なフイルタ材料成分が通気抵抗に殆ど影響を与えないの
で、本発明により最適な性質を有するフイルタロッドの
形成を保証する制御が可能となる。
【００２６】本発明による、付加的なフイルタ材料成分
の供給量を制御することによるフイルタ連続体の質量の
制御は、この付加的なフイルタ材料成分の供給される量
が製造されるフイルタの品質に課せられている種々の要
件を常に十分に充足するように行われる。このようにし
て、この付加的なフイルタ材料成分はフイルタの性質を
維持するのに必要な量以上の量で供給されることがな
い。このことは特に、付加的なフイルタ材料成分の費用
割合が帯状フイルタ繊維トウの費用割合よりも大きい場
合に、経済的をもたらす。密度制御に関して付加的なフ
イルタ材料成分の量のみが影響を受け、帯状フイルタ繊
維トウの量は影響を受けないので、密度制御がフイルタ
連続体の通気抵抗に影響を与えないと言う他の利点が得
られる。このようにしてフイルタ連続体の密度もしくは
質量と通気抵抗とは互いに最適に調節される。こうして
最適な性質のフイルタロッドが常に得られる。
【００２７】上記の記載から認められるように、質量と
通気抵抗のオンライン−測定およびそれらの連続的な制
御が優先される。しかし、質量と通気抵抗とを取出した
フイルタロッドに関してオフライン様式で実験手段で測
定し、必要な場合機械を改めて調節することも本発明の
枠内に入る。
【００２８】
【発明の効果】製造されるフイルタロッドの標準的な性
質が本発明により最適に調節され、かつ製造の際永続的
に一定に維持される。その際、フイルタ連続体の通気抵
抗の制御により、喫煙の際のシガレットの通気挙動がフ
イルタによって阻害されないと言う保証が得られる。付
加的なフイルタ材料成分の供給量の制御によるフイルタ
連続体の質量の制御はフイルタの一定したフイルタ能
を、また同時に付加的なフイルタ材料成分の経済的な使
用を保証し、これにより特に、付加的なフイルタ材料成
分にかかる経費割合が帯状フイルタ繊維トウに要する経
費割合よりも高い場合、要する経費は負担し得る経費に
留まり有利である。即ち、本発明による方法および装置
は、総じて製造されるフイルタの性質に関しておよび経
済的な出費の点で有利な、付加的なフイルタ材料成分を
備えた、特にいわゆるチャコール−フイルタを備えたシ
ガレットの製造を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による添加装置を備えたフイルタ製造機
の概略図である。
【図２】図１に示した機械において使用れさるような本
発明による添加装置の断面図である。
【符号の説明】
１ 調製装置 ２ 添加装置 ３ フイルタ連続体成形ユニット ４ ロール対 ６ 帯状フイルタ繊維トウ ７ ベール ８ 転向ローラ ９ 空気ノズル １１ 空気ノズル １２，１３ ロール対 １４ 塗布装置 １６ 主モータ １６ａ，ｂ，ｃ ベルト駆動機構 １７ 伝動機構 １８ サーボモータ １９ 流入ホッパ ２１ 被覆材料ボビン ２２ 糊付け装置 ２３ 被覆材料テープ ２４ ガーニチュアベルト ２６ ガーニチュア ２７ フイルタ連続体 ２８ 継ぎ目処理板 ２９ ナイフ装置 ３１ フイルタロッド ３２ 載置ドラム ３３ 検査ドラム ３４ 載置ベルト ３６ 貯蔵容器 ３７ 付加的なフイルタ材料成分 ３８ 配量ロール ３９ 取出しポケット ４１ ハウジング ４２ 添加コンベヤ ４３ モータ ４４ 流入フインガ ４６ 密度−／質量測定手段 ４７ 制御機構 ４８ 評価機構 ４９ 通気抵抗用測定手段 ５１ 直径測定ヘッド ５２ 修正計算機

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項０１】 供給される連続した帯状フイルタ繊維
    トウをまとめ、フイルタ連続体を形成するために被覆材
    料で被覆を行う以前に帯状フイルタ繊維トウに付加的な
    フイルタ材料成分を添加し、次いで被覆材料で被覆し、
    最後にフイルタ連続体を多数本のフイルタロッドに裁断
    して行う、シガレット用のフイルタロッド或いは他の喫
    煙可能な棒状物品を製造する方法において、フイルタ連
    続体の特性を現示する値を検出し、相応する測定値を形
    成すること、およびこの測定値に依存して付加的なフイ
    ルタ材料成分の供給量を制御することを特徴とするシガ
    レット用のフイルタロッド或いは他の喫煙可能な棒状物
    品を製造する方法。
  2. 【請求項０２】 帯状フイルタ繊維トウに付加的なフイ
    ルタ材料成分として活性炭顆粒（チャコール）を添加す
    ることを特徴とする請求項１の方法。
  3. 【請求項０３】 フイルタ連続体の特性を現示する値と
    してその質量或いは密度を検出することを特徴とする請
    求項１或いは２項の方法。
  4. 【請求項０４】 フイルタ連続体の特性を現示する値と
    してその通気抵抗を検出することを特徴とする請求項１
    から３までのいずれか一つの方法。
  5. 【請求項０５】 通気抵抗測定値に依存して帯状フイル
    タ繊維トウの供給量を通気抵抗が一定に維持されるよう
    に制御することを特徴とする請求項４の方法。
  6. 【請求項０６】 フイルタ連続体の特性を現示する値を
    オンライ様式で検出することを特徴とする請求項１から
    ５までのいずれか一つの方法。
  7. 【請求項０７】 帯状フイルタ繊維トウを連続的に供給
    するための供給装置、帯状フイルタ繊維トウに付加的な
    フイルタ材料成分を添加するための添加装置、帯状フイ
    ルタ繊維トウをまとめて被覆材料で被覆してフイルタ連
    続体に形成する成形装置およびフイルタ連続体から多数
    本のフイルタロッドを連続的に裁断するための裁断装置
    とを備えたシガレット用のフイルタロッド或いは他の喫
    煙可能な棒状物品を製造する装置において、フイルタ連
    続体（２７）の特性を現示する値を検出しかつ相応する
    測定信号を発生させるための測定手段（４６）が設けら
    れていること、およびこの測定手段が付加的なフイルタ
    材料成分（３７）の供給量を上記の測定信号に依存して
    制御する制御機構（４７）と結合されていることを特徴
    とするシガレット用のフイルタロッド或いは他の喫煙可
    能な棒状物品を製造する装置。
  8. 【請求項０８】 添加装置（２）が供給装置（１）と成
    形装置（２６）間の帯状フイルタ繊維トウ（６）の運動
    路に沿って設けられていることを特徴とする請求項７の
    装置。
  9. 【請求項０９】 添加装置（２）が帯状フイルタ繊維ト
    ウ（６）に活性炭顆粒（チャコール）を添加するための
    手段（３８，４２）を備えていることを特徴とする請求
    項７或いは８の装置。
  10. 【請求項１０】 フイルタ連続体の特性を現示する値と
    してのこのフイルタ連続体（２７，３１）の質量を検出
    する測定手段（４６）が設けられていることを特徴とす
    る請求項７から９までのいずれか一つの装置。
  11. 【請求項１１】 測定手段（４６）として質量をフイル
    タ連続体（２７）を透過する光線により検出する測定ヘ
    ッドが設けられていることを特徴とする請求項１０の装
    置。
  12. 【請求項１２】 フイルタ連続体（６，２７，３１）の
    通気抵抗をこれらのフイルタ連続体の特性を現示する値
    として検出する測定手段（３３，４９）が設けられてい
    ることを特徴とする請求項７から１１までのいずれか一
    つの装置。
  13. 【請求項１３】 裁断装置（２９）の上流側でフイルタ
    ロッド（３１）の送り路内にこのフイルタロッドの通気
    抵抗を検出するための検査コンベヤ（３３）が設けられ
    ていることを特徴とする請求項１２の装置。
  14. 【請求項１４】 フイルタ連続体（６，２７，３１）の
    通気抵抗を検出するための測定手段（３３，４９）が、
    成形装置（２６）への帯状フイルタ繊維トウ（６）の供
    給量を通気抵抗測定値に依存して制御するように制御信
    号を形成する評価機構（４８）に接続されていることを
    特徴とする請求項１２或いは１３の装置。
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