JPS63192371A - たばこ加工産業における繊維連続体を造るための方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、たばこ加工産業における繊維連続体を造るた
めの方法および装置に関る、。

従来、繊維連続体或いはこの連続体から分断された裁断
片の軟化剤含有量を製造工程中に連続的にかつ迅速に充
分に高い分析度で決定る、ことの可能性は知られていな
かった。フィルタ連続体内の軟化剤含有量の正確な決定
はこれまで分析できないか或いは分析されたとしても不
充分にしか過ぎなかった。その主たる要因は、フィルタ
連続体材料と軟化剤材料とが互いに成る化学的な縁戚関
係を有しており、従って公知の測定方法では不満足な程
度にしか両者を判別る、る、ことができなかったことに
ある。

フィルタロッド内の軟化剤含有量の決定を可能にる、た
め、連続して行われている製造工程から先ず軟化剤成分
を含有る、フィルタロッドを取出し、秤量し、このフィ
ルタロッドの重量を連続して行われている製造工程か得
られた同量の、しかし軟化剤を含有していないフィルタ
ロッドの重量と比較る、方法が提案されている。

確認された重量差はフィルタロッド内の軟化剤含有量に
相当る、（米国特許第３．８６５．０１６号参照）。こ
の方法の欠点は、軟化剤を含有していないフィルタロッ
ドを取出すためにフイタ連続体に対る、軟化剤の供給を
中断しなければならないことであり、このことは正規な
フィルタロッドの製造を中断をる、と言うに等しい。測
定は非連続的であり、製造されたフィルタロッド内の軟
化剤含有量に関る、抜き取り検査様式による分析しか可
能としない。フィルタロッド内の軟化剤含有量を決定る
、ための他の公知の方法は核スピン共鳴測定を基礎とし
ている（英国特許第２．１２０．０７５号参照）。

この核スピン共鳴測定は測定すべき物品を測定位置に固
定して置かなければならないある有限な長さの時間を必
要とし、従ってこの核スピン共鳴測定もまたフィルタロ
ッドもしくはフィルタ連続体内の軟化剤含有量の連続的
な決定を許容る、ものではない。即ち、この場合この核
スピン共鳴測定にはもちろん製造中断を必要とはしない
が、むしろこの核スピン共鳴測定もまたフィルタ連続体
もしくはフィルタ裁断片内の軟化剤含有量に関る、抜き
取り検査様式による結果の表出を与えるにしか過ぎない
。

迅速性および分析能並びに精度および信頼性の点で課せ
られているすべての要件を実際上充足る、、被覆されて
いるか或いは被覆されていない運動しているたばこ連続
体の湿度を測定る、方法もまた従来行われていない。特
に被覆されたシガレット連続体の湿度測定に関してはこ
れまで実用的な提案はなされていない。

本発明の根底をなす課題は、冒頭に記載した様式の方法
および装置を更に改善る、こと、特に繊維連続体および
この繊維連続体から裁断された連続体裁断片内の付加的
な材料成分の連続的な量決定の可能性を提供る、ことで
ある。

この課題は冒頭に記載した様式の方法にあって本発明に
より以下のようにして解決される。

即ち、付加的な材料成分を含有している繊維材料を所定
の作業経路に沿って運動させ、この繊維材料をまとめて
繊維連続体に成形し、この連続体を透過る、光線により
連続体密度を測定し、かつ材料成分の少なくとも一つの
材料成分の量割合を決定る、ための連続体密度信号を形
成る、ことによって解決される。

本発明により乾燥された繊維材料の量割合を決定る、た
めの連続体密度信号を形成る、場合、即ち連続体内の乾
燥物質の量を決定しかつ乾燥された繊維材料の量をこの
連続体密度信号に依存して制御る、ことにより、本発明
により簡単な乾燥重量の制御が可能となる。

特に本発明により、連続体成分の様相を個別に検出る、
二つの連続体密度測定が行われ、個別に第一のおよび第
二の連続体密度信号が形成され、これらの連続体密度信
号は本発明による他の構成により処理されて連続体内の
連続体成分の量割合に相当る、比較信号に形成される。

この場合具なる連続体密度信号を乾燥した繊維材料の量
割合に相当る、比較信号に処理した際、この場合もまた
、この比較信号に依存して乾燥された繊維材料の量を調
節る、ことで、乾燥重量の制御が可能となる。本発明に
より第一および第二の連続体密度信号から、繊維連続体
内に添加含有されている材料成分の量割合の尺度である
差異信号が形成される。本発明にあっては、付加的な材
料成分として先ず第一に繊維材料ストリップ或いは繊維
材料連続体内に含有されている液体が挙げられる。この
液体の量は本発明の他の構成により上記比較信号に依存
して繊維連続体内の所定の量割合が調節されるように加
減される。

第一の連続体密度信号を形成る、ため本発明により、第
一の連続体密度測定が連続体を透過る、放射線を使用し
て行われる。第二の連続体密度信号を形成る、ため本発
明による他の構成により、第二の連続体密度測定が連続
体内に透過照射されかつこれを透過る、光線の強度を検
出る、ことによって行われる。本発明の特に優れた構成
は、第二の連続体密度信号を形成る、ための連続体密度
測定のため連続体を透過る、赤外線が使用されることで
ある。

即ち、意想外なことに、適当な波長の連続体を透過る、
光線の強度、特に赤外線の強度が付加的に含有されてい
る材料成分の量、特に連続体の液体含有量によって影響
を受けないか或いは看過し得る程度しか影響を受けるに
過ぎないので、連続体を透過る、光線による密度測定に
基づいて得られた密度信号は繊維連続体内に含有されて
いる繊維材料の量の証であることが見出された。特に、
これと関連して９５０　ｎｍの広い波長を有る、赤外線
が適当であり、この赤外線は連続体内に含有されている
液体によって殆ど全くと言っていいほど影響をこおむら
ない。

約１７００ｎｍの赤外線も良く適している。この波長よ
りもより大きい波長の赤外線すら密度測定にとって無視
できな゛いものである。これに対して連続体を透過る、
放射線による密度測定或いは連続体裁断片を秤量る、こ
とによる密度測定により連続体内に含有されているすべ
ての成分の量を現示る、連続体密度信号が得られる。

即ち、一方において放射線および秤量により、他方にお
いて赤外線により得られた連続体密度信号の差は繊維材
料ストリップ内に付加的に含有されている材料成分の量
の現示された尺度である。重要なことは、両方法とも少
なくとも一つの連続体成分（特に液体）を個別に検出し
、従ってこの連続体内のこの連続体成分の割合を本発明
により検出できることである。

通常、連続体密度測定は連続的に運動る、繊維連続体に
関して行われる。しかし本発明による他の構成により、
連続体密度信号の一つを形成る、ための連続体密度測定
の少なくとも一つの連続体密度測定を繊維連続体から連
続体裁断片を裁断した後にこの裁断された連続体裁断片
に関して行うことも可能である。この裁断された連続体
裁断片に関しての密度測定は本発明により秤量によって
行うことが可能である。

本発明による他の構成にあっては、連続体密度信号の一
つを形成る、ため連続体密度測定が連続体を透過る、レ
ントゲン線によって行われる。

本発明による特別な構成により、フィルタ連続体の軟化
剤含有量は、所定の作業経路に沿って運動る、フィルタ
材料ストリブ上に付加的な材料成分として軟化剤を盛付
けし、この軟化剤の様相を個別に検出る、少なくとも二
つの連続体密度測定を行うことによって決定される。こ
れらの連続体密度測定に基づいて異なる連続体密度信号
が形成され、これらの連続体密度信号はフィルタ連続体
内の軟化剤割合に相当る、比較信号に処理される。次い
でこの比較信号はフィルタ材料ストリップ上への軟化剤
の盛付けを制御る、のに、即ちフィルタ連続体内の軟化
剤含有量を制御る、のに使用される。本発明の特別な他
の課題は、たばこ連続体内の湿度割合を決定る、ことで
ある。この目的のため本発明により、所定の作業経路に
沿って運動る、たばこ連続体に付加的な材料成分として
湿気（水）が含有させられることである。たばこ連続体
内の湿度割合を決定る、ため湿気の様相を個別に検出る
、少なくとも二つの連続体密度測定を行い、異なった連
続体密度信号を形成る、。これらの異なった連続体密度
信号はたばこ連続体内の湿度割合に相当る、比較信号に
処理され、この比較信号は此処でもたばこ連続体内の湿
気量の制御のために利用される。

冒頭に記載した様式の装置にあうで、本発明の根底をな
している課題は本発明により、付加的な材料成分を含有
している繊維連続体を所定の作業経路に沿って運動させ
るための送り手段および連続体密度を測定しかつ連続体
の材料成分の少なくとも一つの量割合を決定る、ためめ
上記連続体密度に相当る、連続体密度信号を形成る、た
めの測定装置が設けられていることによって解決される
。

極めて有利な乾燥重量制御は本発明により、測定装置が
評価装置に接続されていること、この評価装置が連続体
内の乾燥した繊維材料の量割合に相当る、制御信号を連
続体密度信号から形成る、ように形成されていること、
およびこの評価装置が、乾燥された繊維材料の量を加減
る、ための制御手段を、この繊維材料の量が制御される
ように、上記制御信号に依存して制御る、ように構成さ
れていることによって行われる。

この場合本発明により特に、連続体密度を決定る、ため
のかつ異なる第一および第二の連続体密度信号を形成る
、ための、連続体成分の様相を個別に検出る、少なくと
も二つの測定装置が設けられている。これらの測定装置
は連続体密度信号を比較信号に処理る、評価装置に接続
されており、この場合この評価装置は連続体内の乾燥し
た繊維材料の量を現示る、制御信号を発生る、ように形
成されており、かつ乾燥した繊維材料の量を、制御信号
に依存してこの繊維材料の量が制御されるように、加減
る、制御手段が上記評価装置に接続されている。

本発明による他の構成により、評価装置は差形成部を備
えており、この差形成部は異なる連続体密度信号から繊
維連続体内に含有されている材料成分の少なくとも一つ
の材料成分の量割合を現示る、尺度である差異信号を比
較信号として形成る、。本発明により連続体内に含有さ
れている付加的な材料成分の量を加減る、ための手段が
設けられており、この手段は、評価装置に接続されてい
てかつ付加的に盛付けされた材料成分の量を上記差異信
号に依存してその所定量の供給が行われるように調節る
、制御装置と結合されている。

連続体密度を決定る、ためのおよび第一の連続体密度信
号を形成る、ための第一の測定装置として、特に抜形測
定ヘッドが設けられている。

この抜形測定ヘッドは同じ方法で連続体のすべての成分
を把握し、相当る、密度信号を発生る、。

連続体密度を決定る、ためのおよび第二の連続体密度信
号を形成る、ための第二の測定装置として、本発明によ
り特に連続体を透過る、光線を照射る、光学的な測定ヘ
ッドが設けられており、この場合この光学的な測定ヘッ
ドとして赤外線領域のスペクトルの光線を連続体を透過
して照射る、測定ヘッドを使用る、のが有利である。こ
の光学的な測定ヘッドは驚くべきことに実際に繊維連続
体内に含有されている繊維材料の量のみを把握し、しか
も付加的に盛付けされた材料成分によって影響されない
か或いは看過し得る程度に僅かにしか影響されない。

この目的のため本発明により、９５０ｎｍの赤外線波長
領域で光学的に働（測定ヘッドが特に適当である。１６
００ｎｍまでの波長も良く適している。

測定装置の少なくとも一つによる密度測定は必ずしも無
端の繊維連続体に関してのみ行われるものではない。本
発明による他の構成により、繊維連続体から連続体裁断
片を裁断る、ために切断装置が設けられており、連続体
密度を決定る、ための測定装置の少なくとも一つのがこ
の切断装置の後方の作業流れ方向で下流に設けられる。

この場合測定装置として先ず秤量機構が該当し、この秤
量機構は一核形測定ヘッドと同様に−すべでの連続体成
分を同程度に検出る、。

即ち、本発明による装置のこの構成により繊維連続体か
ら裁断された連続体裁断片に関る、密度測定も可能とな
る。

たばこ連続体内に含有されている湿分を決定る、ための
本発明による装置の特別な構成は、付加的な材料成分と
して湿分（水）を含んでいるたばこ連続体を所定の作業
経路に従って運動させるための送り手段、連続体密度を
決定しかつ異なる連続体密度信号を形成る、ために連続
体材料成分の様相を個別に検出る、ための少なくとも二
つの測定装置および連続体密度信号を連続体内の湿分割
合を現示る、比較信号に処理る、評価装置が設けられて
いることである。フィルタ連続体内の軟化剤含有量を決
定る、ために適当な装置の特徴とる、ところは、付加的
な材料成分として軟化剤（トリアセチン）を含んでいる
フィルタ連続体を所定の作業経路に従って運動させるた
めの送り手段、連続体密度を決定る、ためにおよび異な
る連続体密度信号を形成る、ために連続体材料成分の様
相を個別に検出る、ための少なくとも二つの測定装置、
および連続体密度信号を連続体内の軟化剤含有量を現示
る、比較信号に処理る、評価装置が設けられていること
である。

連続体密度を決定る、ための測定装置の一つは本発明に
よる他の構成によりレントゲン線で連続体を透過照射る
、レントゲン形測定ヘッドとして形成される。

本発明の特別な利点は、先ず第一にたばこ連続体或いは
フィルタ連続体内に含有されている温分量および軟化剤
含有量の連続的な決定を製造工程中に迅速かつ有用な方
法で行うことが可能なことである。それぞれの付加的な
成分の量の決定は試料抜き取りおよび製造中止を行うこ
と無く行われる二重の密度測定を基礎としている。特に
有利な点として挙げられるのは、付加的な成分の量の測
定値をすべての連続体裁断片に当てはめることを可能に
る、測定の高い分析能が得られることである。これに加
えて、本発明は付加的な材料成分のたばこ連続体への或
いはフィルタ材料ストリップへの規定通りの供給と盛り
付けを可能にる、。これにより高い生産率下に連続体品
質の改善も達成される。本発明の特別な利点は、簡単な
方法で連続体製造機上において乾燥重量を調節る、こと
が可能なことである。

以下に添付した図面に図示した実施例につき本発明の詳
細な説明る、。

第１図には、本発明による装置の一例としてフィルタ連
続体を造るための、特にシガレット用フィルタおよび類
偵の喫煙可能な物品を造るための機械が概略側面図で示
されている。この装置は二つの主要装置群、即ち無端の
フィルタ材料ストリップの形で供給されるフィルタトウ
のための調製装置１および被覆されたフィルタロッドを
造るための加工装置２とから成る。

調製装置１はこり６から無端のフィルタ材料ストリップ
４を連続的に引出すためのロール対３を備えている。こ
り６から引出された後フィルタトウストリップは、これ
が転向ローラ５を経て案内されてロール対３に向かう途
上で、フィルタ材料ストリップである織物を拡幅しかつ
開繊る、ための二つの空気ノズル７と８の傍らを通過る
、。ロール対３には他の二つのロール対９と１１が続い
ており、これらのロール間には拡幅されてロール対９と
１１間で案内されて来るフィルタ材料ストリップ４上に
軟化剤を盛り付ける、ための塗布装置１２が存在してい
る。

ロール対９と１１の個々のロールのうちそれぞれ一つの
ロールはそれらの周囲に溝を備えており、一方対抗ロー
ルは弾性の材料から成る滑らかな表面を有している。す
べてのロール３．９．１１は主駆動モータ１３によりベ
ルト駆動機構１３ａ〜１３ｃを介して駆動される。この
主駆動モータ１３の代わりにロール対のための個別の一
つ或いは多数の駆動機構を設けることも可能である。

このロール対３の回転数はロール対９の回転数より小さ
い。従ってこのロール対３と９は延伸装置を形成してい
る。ロール対３の回転数は変速装置１４を介して変更可
能であり、この変速装置の変速値は制御可能な調節モー
タ１６により変更可能である。ロール対３と９間の速度
比はフィルタ材料ストリップ４の延伸の度合いを決定る
、０図示した実施例にあっては制動ロール３が駆動され
る。これらの制動ロールは摩擦比に基づいて制動ロール
として働くドラグロールとして形成されていてもよい。

塗布装置１２内で、拡幅されかつ延伸されたフィルタ材
料ストリップ４に所定の配置で軟化剤液体が盛り付けさ
れる。

軟化剤を振掛けられて調製されたフィルタ材料ストリッ
プ４は調製装置１からロール対１１を経て加工装置２の
装填口ホッパ１７内に到達し、この装填口ホッパ内でこ
のフィルタ材料ストリップはまとめられ、ボビン１８か
ら引出されてかつ糊付は装置１９により糊を塗布された
被覆テープ２１上に載置される。被覆テープ２１とまと
められたフィルタ材料ストリップ４はガーニチュアベル
ト２２上に達し、このガーニチュアベルトはこれら二つ
の成分をガーニチュア２３を経て案内る、。このガーニ
チュアは被覆テープ２１をフィルタ材料連続体の周囲に
巻付け、この際無端のフィルタ連続体２４が形成される
。このフィルタ連続体は継ぎ目接合板２６を通過し、こ
の継ぎ目接合板内で貼付継ぎ目が乾燥閉鎖される。引続
きフィルタ連続体２４からナイフ装置２７によりフィル
タロッド２８が連続的に裁断され、これらのフィルタロ
ッドは加速装置２９により載置ドラム３１内に引渡され
、この載置ドラム内でフィルタロッドは横軸線方向の送
り方向で移送される。載置ドラム３１からフィルタロッ
ドは載置ベルト３２に到達し、この載置ベルトからフィ
ルタロッドは次位の加工部或いは中間貯蔵部に供給され
る。

塗布装置１２への軟化剤の供給は軟化剤貯蔵部３６から
配量ポンプ３３により供給導管３４を介して行われる。

本発明により連続体密度を決定る、ための第一および第
二の測定装置３７．３８が設けられており、これらの測
定装置は連続体成分の様相を個別に検出る、。第２図か
ら見られるように、第一の測定装置としてベータ放射線
源３９とイオン化室４１とを備えた核形測定ヘッド（ｎ
ｕ−ｋｌｅａｒｅｒ　　Ｍｅｓｓｋｏｐｆ）　３７が設
けられている。核形測定ヘッド３７はフィルタ材料の量
割合およびフィルタ連続体内の軟化剤の景割合を検出し
、連続体内のすべての成分の量に相当る、第一の連続体
密度信号を増幅器４１ａを介して評価装置４２に与える
。第一の測定装置３７には本発明により赤外線源４３と
この赤外線源４３からフィルタ連続体２４を透過る、赤
外線を検出る、赤外線検出器４４を備えている光学的な
測定ヘッドの様式の第二の測定装置３８が所属している
。連続体を透過る、赤外線の強度はこの連続体内の軟化
剤割合に左右されない。従って赤外線検出器４４は増幅
器４４ａを介して評価装置４２に、フィルタ連続体２４
内のフィルタ材料の量割合にのみ相当る、第二の連続体
密度信号を与える。評価装置４２内において差値形成器
４６（第１図参照）により、フィルタ連続体２４内の軟
化剤の量割合に相当る、第一および第二の連続体密度信
号から差異信号が形成される。この差異信号は軟化剤量
或いは軟化剤密度として第２図において鎖線で囲んで示
した表示装置４７に表示される。第１図により、差異信
号は評価装置４２の比較器４８に与えられ、実測値とし
て所定の目標値と比較される。この目標値とこの差異信
号とに差がある場合は、比較器４８は制御信号を制御装
置４９に与える。この制御装置の出力信号は配量ポンプ
３３を、フィルタ材料ストリップ４上への所定量の軟化
剤の盛り付けが行われるように制御る、。即ち、本発明
により驚くほど簡単なやり方でフィルタ連続体２４内の
軟化剤割合の確実な且つ迅速な決定および塗布装置１２
に供給される軟化剤量の意図る、加減が可能となり、従
って常に所望の軟化剤塗布が行われる。即ち、本発明に
より機械の信頼性およびこの機械によって製造されるフ
ィルタ製品の品質が向上る、。

第１図に示すように、両測定装置３７と３８はナイフ装
置２７の手前の作業流れ上流に設けられている。しかし
本発明の枠内において、測定装置３７と３８の少なくと
も一つをナイフ装置２７の後方の作業流れ下流に設ける
ことも可能であり、この場合連続体から裁断されたフィ
ルタロッドの密度′が測定される。これにより、このよ
うにして得られた連続体密度信号の評価は何ら影響をこ
おむらない。

第二の測定装置としての上記した赤外線測定ヘッドの代
わりに、電磁波のスペクトルの可視領域或いは紫外線領
域の放射線で働く光学的な他の測定ヘッドも使用る、こ
とが可能である。

この測定ヘッドの使用も本発明の枠内に入る。

第２図には連続体２４を横切って走る光バリヤ４３．４
４を照射る、光学的な測定ヘッドが示されている。フィ
ルタ連続体の密度測定には通常この先バリヤで充分であ
る。

しかし更に測定を改善る、ため、連続体を異なる角度で
かつ場合によっては縦軸線方向にずれた位置で横切る多
数の光バリヤを使用る、ことも可能であり、これらの光
バリヤは本質的に順次それぞれ同じ連続体裁断片を検出
る、ように働く。このようにして同じ連続体裁断片に関
る、多数回の測定が行われる。このことは当該材料成分
の量割合の決定の信頼性をより以上に高める。

第２図に示した測定装置はフィルタ連続体内のトリアセ
チン量の決定に関連して述べたものである。本発明によ
り同じ測定装置により、被覆されているか或いは被覆さ
れていないたばこ連続体の湿分割合も決定可能である。

この場合もまた、核形測定ヘッド３７がたばこ材料の最
割合およびたばこ内の水分割合を検出し、たばこ連続体
内のすべての量に相当る、第一の連続体密度信号を増幅
器４１ａを介して与える。赤外線照射源４３と赤外線検
出器４４とを備えた第二の測定装置３８として設けられ
ている光学的な測定ヘッドはたばこ連続体のたばこ内の
水分割合を検出る、。即ち、赤外線検出器４４は木質的
にたばこ連続体２４内のたばこの量割合にのみ相当る、
第二の連続体密度信号を形成る、。即ち、第一および第
二の連続体密度信号から差値形成器４６によって形成さ
れた差信号は表示装置４７に表示されるたばこ連続体内
の湿分もしくは水の量割合に相当る、。比較器４日内に
おいてこの差信号は目標値信号と比較され、制御信号に
処理されて制御装置４９に与えられ、この信号はたばこ
連続体内の湿分の量割合を加減る、のに使用される。こ
うして本発明により、驚くほど簡単なやり方でたばこ連
続体内の湿度の信頼性に冨んだかつ迅速な決定が可能に
なる。

繊維材料の密度がその重量もしくはその質量に直接比例
していることは知られている。これを基礎に、秤量によ
り連続体裁断片の重量もしくは質量を決定し、この結果
から直接この連続体裁断片内に含有されている繊維材料
の密度を帰結る、ことが可能である。秤量装置３１ａは
例えば、第１図に図示したように、載置ドラム３１の後
方で載置ベルト３２の頬域内に設けられており、この載
置ベルトにより評価される物品が秤量装置上に引渡され
る。秤量装置によって得られた密度値は、核形測定ヘッ
ドによって得られた密度値と同様に、連続体裁断片内に
存在しているすべての材料成分の様相を現示している。

フィルタロッドにあっては、これらの密度値にはフィル
タ材料および盛り付けされた軟化剤が関係る、。シガレ
ットの場合はこの密度値はたばこ割合および繊維材料の
湿分割合が基礎となる。既に上に述べたように、秤量に
よって得られた密度値は光学的な密度測定によって得ら
れた密度値と比較される。この場合も差は付加的な材料
成分の量割合を示し、フィルタにあっては軟化剤の量を
、そしてシガレットの場合は水の量を示す。

核形測定ヘッドもしくは秤量装置と光学的な測定ヘッド
により行われる両密度測定を繊維連続体から裁断された
連続体裁断片に関して行うことが可能である。この目的
のためこれらの測定ヘッドは個別の装置内に設けられて
おり、この装置を経て連続体裁断片が引通し案内される
か或いは他の方法でこの装置内を送られる。

連続体裁断片の重量決定のために適している秤量装置は
例えば本出願人の英国特許第１．０８５．６８４号公報
に詳細に記載されている。

赤外線照射源３８或いは３８ａによる密度測定が全く連
続体内の繊維材料の景割合を検出し、この際連続体内に
含有されている湿度が看過し得る程度にしか測定値に影
響しないことは既に上に詳しく述べた。このことはたば
こ連続体内に含有されている水、特に９５０〜１７００
ｎｍと広い波長領域並びに水の吸収帯域外の波長範囲の
水に関しても言えることである。繊維連続体の成分を個
別に検出る、ことにより二つの密度測定が異なる密度値
を形成る、ことが可能となり、これらの密度値から上記
のように比較（例えば差異形成或いは面形成）により付
加的な材料成分（湿分）の両割台を現示る、信号を形成
る、のが一般的である。多くの場合、連続体内のたばこ
材料の量、即ち乾燥した繊維材料の量を制御る、こと、
即ちこれらを一定の値に維持る、かもしくは調節る、の
が望ましい。この目的のため本発明は適当な可能性を与
える。

何故なら上記の波長帯域の赤外線による密度の測定が乾
燥質量のみを検出し、これに伴い乾燥質量の測定値が得
られるからである。上記のように、異なる二つの密度値
を比較る、ことにより連続体の湿度を決定した際、例え
ば核形測定ヘッド或いは秤量による密度測定により得ら
れる全質量と湿度間の差異は乾燥質量である。この乾燥
質量を現示る、密度信号により乾燥質量の制御、いわゆ
る乾燥重量制御が可能となる。

この目的のため評価装置４２により連続体内に含有され
ている乾燥質量に依存している制御信号が発生される。

第２図において右側に鎖線で示したシガレット連続体２
４を製造る、製造機構にあって、上記の制御信号に依存
して制御手段５０が制御される。この制御手段はトリン
マ円板５０ａと駆動機構５０ｂとを備えているたばこ過
剰量除去装置として形成されており、この駆動機構５０
ｂはトリンマ円板を二方向矢印５０ｃの方向で吸着コン
ベヤ２５上に載って矢印２５ａの方向で移送されるこば
こ連続体２４ａに接近る、方向でおよびこのたばこ連続
体から離間る、方向で運動させる、この場合程度の差こ
そあれ過剰量のたばこ２４ｂがたばこ連続体から取去ら
れる。鎖線で示した結線４２ａを介して評価装置４２が
上記の制御手段５０と結合されている。従って、この構
造によりたばこ製造の際の乾燥重量制御が可能となる。

フィルタ連続体を製造る、際、連続体の乾燥物質割合に
依存した制御信号に依存して乾燥重量を制御る、ため例
えばトウ供給がトウ延伸を加減る、ことにより或いはト
ウの供給速度を加減る、ことにより制御される。第１図
に示すように、この目的のため評価装置４２が鎖線で示
した結線４２ｂを介して調節モータ１６と結合されてお
り、この調節モータはロール３と９の速度比を調節し、
従ってトウの延伸率が調節される。

第２図に図示した測定装置は自体公知の各々のシガレッ
ト連続体製造機、例えば本出願人の製造にかかわるｒＰ
ＲＯＴＯｓタイプ　シガレット連続体製造機１にガーニ
チュア部と切断装置との間で設けることが可能である。

同様に、液形測定ヘッド３７と光学的な測定ヘッド３８
とを互いに離して設け、液形測定ヘッド３７を通常の様
式でガーニチュア部と切断装置との間に設け、他方光学
的な測定ヘッド３８をトリンマ領域に、この光学的な測
定ヘッドが未だ仕上げられていないたばこ連続体の密度
を検出る、ように、設けることも可能である。光学的な
測定ヘッド３８ａの様式の配設の公知になっており、従
って第２図には唯鎖線でのみ示した。この場合センサを
参照符号４４ｂで、光源を参照符号４３ａで示した。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による装置の概略図、 第２図は使用される測定装置の拡大図。 図中符号は、 ２２・・・送り手段 ２４・・・繊維連続体 ３７．３８・・・測定装置

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、たばこ加工産業における繊維連続体を造るための方
   法において、付加的な材料成分を含んでいる繊維材料を
   所定の作業経路に沿って運動させ、この繊維材料を繊維
   連続体にまとめ、この繊維連続体を透過する光線により
   連続体密度を測定し、かつ連続体の材料成分の少なくと
   も一つの量割合を決定するための連続体密度信号を形成
   することを特徴とする、上記たばこ加工産業における繊
   維連続体を造るための方法。 ２、乾燥した繊維材料の量割合を決定するための連続体
   密度信号を形成し、乾燥した繊維材料の量をこの連続体
   密度信号に依存して制御する、特許請求の範囲第１項に
   記載の方法。 ３、連続体成分の様相を個別に検出する少なくとも二つ
   の連続体密度測定を行い、異なる第一のおよび第二の連
   続体密度信号を形成する、特許請求の範囲第１項に記載
   の方法。 ４、異なる連続体密度信号を連続体内の連続体成分の量
   割合に相当する比較信号に処理する、特許請求の範囲第
   ３項に記載の方法。 ５、異なる連続体密度信号を乾燥した繊維材料の量割合
   に相当する比較信号に処理し、かつ乾燥した繊維材料の
   量をこの比較信号に依存して制御する、特許請求の範囲
   第３項或いは第４項に記載の方法。 ６、第一および第二の連続体密度信号から、繊維連続体
   内に含有されている付加的な材料成分の量割合を現示す
   る尺度である差異信号を形成する、特許請求の範囲第３
   項から第５項までのいずれか一つに記載の方法。 ７、繊維材料内に含有されている付加的な材料成分が液
   体である、特許請求の範囲第３項から第５項のいずれか
   一つに記載の方法。 ８、付加的な材料成分の量を比較信号に依存して繊維連
   続体内の所定の量割合が調節されるように制御する、特
   許請求の範囲第４項から第７項のいずれか一つに記載の
   方法。 ９、第一の連続体密度信号を形成するため第一の連続体
   密度測定を連続体を透過する放射線を使用して行う、特
   許請求の範囲第３項から第５項のいずれか一つに記載の
   方法。 １０、第二の連続体密度信号を形成するため第二の連続
   体密度測定を連続体内に照射されかつこれを透過する光
   線の強度を検出することにより行う、特許請求の範囲第
   ３項から第９項のいずれか一つに記載の方法。 １１、第二の連続体密度信号を形成するための連続体密
   度測定のために連続体を透過する赤外線を使用する、特
   許請求の範囲第１０項に記載の方法。 １２、連続体密度信号の一つを形成するための連続体密
   度測定の少なくとも一つの測定を繊維連続体から連続体
   裁断片を裁断した後にこの裁断された連続体裁断片に関
   して行う、特許請求の範囲第１項から第１１項のいずれ
   か一つに記載の方法。 １３、連続体密度信号の一つを形成するための連続体密
   度測定の一つの測定を繊維連続体から連続体裁断片を裁
   断した後に所定数の裁断された連続体裁断片を秤量する
   ことにより行う、特許請求の範囲第１２項に記載の方法
   。 １４、連続体密度信号の一つを形成するため連続体密度
   測定を連続体を透過するレントゲン線を使用して行う、
   特許請求の範囲第１項から第１３項のいずれか一つに記
   載の方法。 １５、所定の作業経路に沿って運動するフィルタ材料ス
   トリップ上に付加的な材料成分として軟化剤を盛り付け
   し、この軟化剤の様相を個別に検出する少なくとも二つ
   の連続体密度測定を行い、異なる連続体密度信号を形成
   し、かつこれらの異なる連続体密度信号をフィルタ連続
   体内の軟化剤割合に相当する比較信号に処理する、特許
   請求の範囲第１項から第１４項のいずれか一つに記載の
   方法。 １６、所定の作業経路に沿って運動するたばこ連続体に
   付加的な材料成分として水を含ませ、湿分の様相を個別
   に検出する少なくとも二つの連続体密度測定を行い、異
   なる連続体密度信号を形成し、かつこれらの異なる連続
   体密度信号をたばこ連続体内の湿分割合に相当する比較
   信号に処理する、特許請求の範囲第１項から第１４項の
   いずれか一つに記載の方法。 １７、たばこ加工産業における繊維連続体を製造する装
   置において、付加的な材料成分を含んでいる繊維連続体
   （２４）を所定の作業経路に沿って運動させるための送
   り手段（２２）と連続体密度を測定しかつ繊維連続体（
   ２ ４）の材料成分の少なくとも一つの材料成分の量割合を
   決定するための連続体密度に相当する連続体密度信号を
   形成するための測定手段（３７、３８）が設けられてい
   ることを特徴とする、上記たばこ加工産業における繊維
   連続体を製造する装置。 １８、測定装置（３７、３８）が評価装置（４２）に接
   続されており、この評価装置が連続体密度信号から繊維
   連続体（２４）内の乾燥した繊維材料の量割合に相当す
   る制御信号を形成するように構成されており、かつこの
   評価装置がこれらの制御信号に依存してこの繊維材料の
   量が調節されるように乾燥した繊維材料の量を加減する
   ための制御手段（５０）を制御するように設けられてい
   る、特許請求の範囲第１７項に記載の装置。 １９、連続体密度を決定するためのおよび異なる第一お
   よび第二の連続体密度信号を形成するための、かつ連続
   体成分の様相を個別に検出する少なくとも二つの測定装
   置（３７、３ ８）が設けられている、特許請求の範囲第１７項或いは
   第１８項に記載の装置。 ２０、測定装置（３７、３８）が連続体密度信号を比較
   信号に処理する評価装置（４２）に接続されている、特
   許請求の範囲第１９項に記載の装置。 ２１、評価装置（４２）が繊維連続体（２４）内の乾燥
   した繊維材料の量を現示する制御信号を形成するように
   構成されており、かつ繊維連続体内の乾燥した繊維材料
   の量を制御信号に依存してこの繊維材料の量が調節され
   るように加減するための制御手段（５０）が上記評価装
   置（４２）に接続されている、特許請求の範囲第２０項
   に記載の装置。 ２２、評価装置（４２）が差異値形成器（４６）を備え
   ており、この差異値形成器が異なる連続体密度信号から
   材料成分の少なくとも一つの材料成分の繊維連続体（２
   ４）内に含有されている量割合を現示する尺度である差
   異信号を比較信号として形成するように構成されている
   、特許請求の範囲第２０項或いは第２１項に記載の装置
   。 ２３、繊維連続体内に含有されている付加的な材料成分
   の量を加減するための手段（１２）が設けられており、
   この手段が評価装置（４ ２）に接続されていてかつ付加的に盛り付けされる材料
   成分の量を差異信号に依存して所定の量の供給が行われ
   るように調節する制御装置（４９、３３）と結合されて
   いる、特許請求の範囲第１７項から第２２項のいずれか
   一つに記載の装置。 ２４、連続体密度を決定するためのかつ第一の連続体密
   度信号を形成するための第一の測定装置（３７）として
   核形測定ヘッドが設けられている、特許請求の範囲第１
   ７項から第２３項のいずれか一つに記載の装置。 ２５、連続体密度を決定するためのかつ第二の連続体密
   度信号を形成するための第二の測定装置（３８）として
   繊維連続体（２４）に光を照射透過させる光学的な測定
   ヘッドが設けられている、特許請求の範囲第１７項から
   第２４項のいずれか一つに記載の装置。 ２６、光学測定ヘッド（３８）として繊維連続体（２４
   ）に赤外線領域のスペクトルの光を照射透過させる測定
   ヘッドが設けられている、特許請求の範囲第２５項に記
   載の装置。 ２７、繊維連続体（２４）から連続体裁断片（２８）を
   裁断するための切断装置（２７）が設けられており、か
   つ連続体密度を決定するための測定装置（３７、３８）
   の少なくとも一つのがこの切断措置の後方の作業流れ下
   流に設けられている、特許請求の範囲第１７項から第２
   ６項のいずれか一つに記載の装置。 ２８、裁断された連続体裁断片の連続体密度を決定する
   ための測定装置（３１ａ）の一つが秤量装置である、特
   許請求の範囲第２７項に記載の装置。 ２９、付加的な材料成分として湿分（水）を含んでいる
   繊維連続体（２４、２４ａ）を所定の作業経路に沿って
   運動させるための送り手段（２５）、連続体密度を決定
   するためのおよび異なる連続体密度信号を形成するため
   の、連続体成分の様相を個別に検出する少なくとも二つ
   の測定装置（３７、３８、３８ａ）および連続体密度信
   号を連続体内の湿分割合を現示する比較信号に処理する
   評価装置（４ ２）が設けられている、特許請求の範囲第１７項から第
   ２８項のいずれか一つに記載の装置。 ３０、付加的な材料成分として軟化剤を含んでいる繊維
   連続体（２４）を所定の作業経路に沿って運動させるた
   めの送り手段（２２）、連続体密度を決定するためのお
   よび異なる連続体密度信号を形成するための、連続体成
   分の様相を個別に検出する少なくとも二つの測定装置（
   ３７、３８）および連続体密度信号を連続体内の軟化剤
   割合を現示する比較信号に処理する評価装置（４２）が
   設けられている、特許請求の範囲第１７項から第２８項
   のいずれか一つに記載の装置。 ３１、連続体密度を決定するための測定装置（３７；３
   ８）の一つが繊維連続体（２４）にレントゲン線を照射
   透過させるレントゲン測定ヘッドとして形成されている
   、特許請求の範囲第１７項から第３０項のいずれか一つ
   に記載の装置。