JPS62118873A - タバコ加工工程におけるタバコせんい線条体の製造方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 せんい線条体を形成する方法であって、この場合せんい
線条体作成のためにせんい材料を線条体コンベヤ上に集
めるようにし、形成された線条体を長手方向へ搬送する
ようにし、線条体搬送方向を横切る方向に隣接する複数
個の部分区間において線条体密度を測定しさらに除去装
置により過剰せんいをせんい線条体から除去するように
したタバコ加工工程のせんい線条体の製造方法に関する
。

さらに本発明は、例えばシガレットまたはその他の喫煙
物の製造のためのタバコ線条体のような線条体の製造装
置を／対象としこの場合この製造装置は、線条体を搬送
する搬送部材を有する線条体形成作業部を備え、さらに
せんい材料を搬送部材上へ案内してせんい線条体を形成
する装置を備え、さらに局所分析測定装置を備え、該局
所分析測定装置は搬送装置を横切る方向に走行する少く
とも１つの列に設けられる、異なる線条体高さ平面に配
属される複数個の線条体密度検出器を有する配列体を備
え、該配列体には線条体を透過する光線を発生する光源
が配属されており、さらにせんい線条体から過剰せんい
を除去する除去装置を備え、該除去装置は調整装置によ
り所定の除去平面に調整可能であるようにした、タバコ
加工工程における線条体の製造装置に関する。

本発明の方法および装置は上述のタバコ線条体の製造用
のほかにさらにフィルター線条体または、タバコ類似材
料からまたはタバコとタバコ類似材料との混合物から成
る線条体の製造にも使用できる。以下でタバコ−または
シガレット線条体について述べる場合にシガレット以外
の前記線条体の製法は除外されるのではない。

冒頭の方法および装置は英国特許出願公開公報第２１３
３９６５号に示されている。この公開公報によればシガ
レット線条体の製造のために配分機により、はごされた
せんい状タバコ材料が、タバコ散布機に導ひかれ循環す
る搬送部材の上でタバコ線条体にまとめられる。このよ
うにして形成されるタバコ線条体は長手方向へ線条体形
成作業部から取り出されるように搬送され、除去装置（
トリマー）により線条体はタバコ過剰量が除去されて均
一化される。この均一化された線条体は圧縮され、シガ
レット紙として形成された外包テープに巻回されてシが
レジがレット線条体から切断されるように構成されてい
る。前述の英国特許出願公開公報第２１３３９６５号に
よれば、局所分析測定装置を用いて所定の線条体高さ平
面において線条体密度測定値を求めて、この測定値から
線条体密度分布の線条体高さに関する像が形成される。

この線条体高さにわたる線条体密度分布の情報が、前記
の英国特許出願公開公報によれば、制御信号の形成のた
めに用いられる。この制御信号により線条体形成が、高
さ全体にわたり所定の線条体密度断面を有するタバコ線
条体が製造できるように、制御される。この場合、トリ
マーは通常のように、出来上ったシガレット線条体に依
存して得られる密度信号に依存して制御される。

出来上ったシガレット線条体の密度を、この線条体を透
過してイオン化室で検出されるベータ線を用いて測定す
ることは、公知であり通常行なわれている。米国特許第
３０５３０２６号公報によればこの密度測定においてベ
ータ線ではなく、線条体を透過するレントゲン線を用い
ており、このレントゲン線の線条体を透過する部分を同
様にイオン化室で検出している。いずれの場合も、線条
体の高さ全体にわたる線条体密度勾配に比例する密度測
定信号が送出される。

公知の密度測定方法は、詰め込まれるべきりバコの充て
ん力を決定し、シがレット線条体の硬さおよびこの線条
体から製造される製品に影響を与えるようにするか、ま
たはこの線条体に連行される過剰量をタバコせんいに最
適に調整することはできない。

本発明の課題は冒頭に述べた方法および装置をさらに改
善し、さらに線条体品質を決定するパラメータを所望の
ように制御できるように拡張することである。

冒頭に述べた方法に対するこの課題は本発明により次の
ようにして解決される。即ち順次続く複数個の部分区間
において得られる密度値を、搬送機表面により定められ
る基準平面から始めて、所定の密度規定値に達するまで
または上回わるまで加算するようにし、さらに複数個の
密度測定値の和を形成するために検出された最後の部分
区間の位置を搬送機表面からの第１線条体高さ平面の区
間に対する尺度として求めるようにし、さらに相応の制
御信号を形成するようにし、さらに該制御信号を用いて
過剰せんい除去のための除去装置の除去平面を前記第１
線条体高さ平面（Ｅ１）へまたは該第１線条体高さ平面
と相関する線条体高さ平面へ移動させるようにしたこと
により解決される。即ち提案されている方法によれば、
線条体高さ平面がまだ包まれていない開かれている線条
体において直接測定される。さらに均一化されるタバコ
線条体においておよび続いて巻紙に巻回されるシガレッ
ト線条体において所望の線条体密度を形成するために、
前記のまだ開かれているせんい線条体においてトリマー
ないし除去装置の除去平面を設定する必要がある。

冒頭に述べた方法においてさらに前記の課題は次のよう
にして解決されている、即ち順次続く複数個の部分区間
において得られる密度値を所定の基準平面から始めて、
所定の第２線条体高さ平面（Ｅ２）に達するまで加算す
るようにし、さらに前記の密度測定値の和からせんい材
料の充てん力に相応する充てん力信号を形成するように
したのである。本発明による方法では詰め込まれるタバ
コの充てん力の決定を、所定の線条体高さ平面まで加算
される線条体密度をこの線条体高さ平面により定められ
る線条体体積に関連づけるようにして、行なう。充てん
力信号は情報として示される。しかし例えば本発明によ
れば、所定の充てん力−硬さ一密度一関数にもとづいて
も線条体密度の規定値信号に形成し、この規定値信号を
線条体密度の実際値と比較するようにしている。線条体
密度の実際値も、まだ巻紙で巻かれていないタバコ線条
体においてトリマーの下流でまたは通常のように出来上
がるシガレット線条体において、求められる。本発明に
よれば過剰除去は、この実際値の前述の規定値信号から
の偏差に依存して均一な線条体硬さが得られるように、
制御される。そのため本発明はこのようにして確実な線
条体硬さ調整を可能とする。このことは線条体品質の改
善にしたがって製造される製品の品質の改善ならびに経
済的なタバコ詰め込みを行なわせる。

本発明の方法の実施態様および好適な実施例が特許請求
の範囲の第２項から第１１項までおよび第１６項から第
１９項までに示されている。

著しく高い充てん力のタバコ詰め込みの場合に線条体密
度をしたがってシガレット重量が所定の限界値を下回ら
ないようにするための即ちシガレットが軽くなりすぎな
いようにするための構成が、特許請求の範囲の第１４項
に示されている。特許請求の範囲第１４項の構成は反対
に、タバコの充てん力が著しく小さい時にシガレット重
量が上側限界値を上回わることを特徴する特許請求の範
囲第１５項によれば充てん力信号から得られる、線条体
密度の規定値信号が第１線条体高さ平面の固定のために
したがってト１ｊマーの順方向制御のために用いられる
。

これによる利点は、トリマーを順方向制御において、線
条体における所定の硬さ値を即ち続いて製造される製品
における硬さ値を形成する位置へ連行できることである
。特許請求の範囲第１３項は、基準平面を有利に固定す
る構成を示す。

第１線条体高さ平面を上回わった後に検出される密度測
定値は、線条体において形成されるせんい過剰量に関連
する。そのため特許請求の範囲第４項の構成が、線条体
中に連行される過剰量の直接的な検出および相応の過剰
信号の形成を可能にする。この過剰信号により有利に、
特許請求の範囲第５項および第６項に示されている様に
、過剰量が最適化されるように制御することができる。

この最適化は通常は最小化である。特許請求の範囲第７
項および第８項は、調整される過剰量と所定の線条体−
ないし製品品質との間の関係を形成する。これにより保
証されることは、過剰量の最適化が、出来上がる製品の
品質低下を生ぜさないことである。製品が出来上がる場
合に特に過剰量に依存する品質尺度として、製品の端部
品質が用いられる。したがってこの端部品質は本発明に
より過剰量の最適化に関連づけられる。特許請求の範囲
第９項から第１１項に示されているように、本発明によ
り提案される、密度測定および充てん力決定の方法は、
タバコ供給における著しく早い段階において使用するこ
とができる。

冒頭に述べたタバコ加工工程におけるタバコせんい線条
体の製造装置において、前述の課題は本発明により次の
ようにして解決されている。

即ち局所分析測定装置を制御装置と接続し、該制御装置
は第１加算装置を有する第１回路分岐を有し、該第１加
算装置は順次続く複数個の検出器の密度測定値を、搬送
機の表面または該表面に相関する基準平面から始めて所
定の密度規定値に達するまで、加算するようにし、さら
に密度規定値に達したことをまたは上回ったことを示す
密度測定値を検出した検出器の第１線条体高さ平面の位
置を検出する位置検出装置を備え、さらに制御装置を備
え、該制御装置は除去装置の調整部材を、該除去装置の
除去平面を前記第１線条体高さ平面へまたは該第１線条
体高さ平面に関連する面へ調整するために、制御するよ
うにしたのである。即ち本発明による装置においては、
出来上がる線条体における所定の線条体密度の保証のた
めに必要なトリマー位置は直接かつ前もって決定される
。このことが線条体製造の場合に密度制御の確実性を高
める。

さらに冒頭に述べた装置において設定された課題は、次
のようにして解決されている。すなわち局所分析測定装
置を制御装置と接続し、該制御装置は第２加算装置を有
する第２回路部を有し、該第２加算装置は所定数の相続
く複数個の検出器の密度測定値を加算して相応の加算信
号を送出するようにし、さらに前記第２回路部は該加算
信号を充てん力信号に形成するための充てん力計算器を
有することにより解決される。

タバコ加工工業の線条体機械における過剰除去の制御の
ために本発明の実施例によれば過剰除去の制御のために
、制御装置の第２回路部が充てん力−硬さ一密度−マト
リクスを含む関数発生器を有するようにし、該関数発生
器は充てん力信号が、出来上がるシガレット線条体の所
定の硬さを与える密度規定値となるように処理するよう
にし、該密度規定値が過剰除去装置の調製装置の制御の
ために評価されるようにしたのである。そのため本発明
は、詰め込まれるタバコの充てん力を考慮しそのため製
造される商品の硬さ一密度一関係の最適化のために使用
できる密度規定値の形成を可能にする。

本発明の装置の実施態様および有利な実施例が特許請求
の範囲第２６項から第６３項に示されている。第２６項
および第２４項に示されている構成は、充てん力信号か
ら形成される密度規定値が所定の上側および下側限界値
を上回わらないようにないし下回わらないようにするた
めに、かつこの上側および下側限界値が脚品の硬さに影
響を与えることを保証するために、用いられる。特許請
求の範囲第２５項および第゛２６項の構成が有利に、充
てん力から導出される密度規定値の補正を、線条体中に
含まれているタバコ材料の湿度に依存して行なわせる。

そのため硬さ制御の確実性が向上する。特許請求の範囲
第２７項の構成によれば、充てん力から導出される密度
規定値がトリマーの直接制御の基礎とされる。そのため
この密度規定値がトリマーの除去面を特徴とする特許請
求の範囲第２８項に示されているように過剰の直接測定
に用いられる装置が構成される。そのためこの装置によ
り著しく精確な過剰調整が可能となりそのため線条体の
品質および経済的なタバコ詰め込みが良好に行なえるよ
うになる。特許請求の範囲第２９項および第３０項に示
されているように、過剰調整は、線条体のないし線条体
から切断される製品の品質尺度に依存する。これにより
過剰調整は線条体品質または製品品質に無関係には行な
われないことが保証され、そのため常に線条体および製
品の申し分のない品質が保証される。特許請求の範囲第
３１項および第３２項は、有利な局部分析測定装置を示
す。

特許請求の範囲第６６項によればタバコの密度測定およ
び充てん力決定は既にタバコ供給の段階で可能となる。

本発明の利点は、使用される局部分析密度測定装置が線
条体密度の検出を個々の線条体高さ区間において行なえ
るようにする。これにより所定の線条体密度に必要とさ
れるトリマー位置が、このトリマーを密度測定装置の下
流に配置すると、前もって決定できるようになる。その
ため常に線条体の均一な密度が保証できるようになる。

さらに本発明の利点は、詰め込まれるタバコの充てん力
が線条体において測定できるため、確実な確さ調整が行
なえることである。

最後に本発明により過剰の直接検出もタバコ線条体にお
いて行なえるようになり、その結果この過剰を、最適値
に調整できるようになる。この構成によっても、製造さ
れる製品の品質が向上するように影響され、そのため著
しく経済的なタバコ詰め込みが行なえるようになる。特
に有利であるのは、タバコの密度測定および充てん力決
定を既にタバコ供給の際に行なえることである。

実施例の説明 次に本発明の実施例につき図面を用いて説明する。

第１図に本発明による装置が図示されている。

この場合に本出願人による、例えばＰＲＯＴＯ８型の公
知のシガレット線条体製造機が用いられる。

この製造機についてはここでは図示および説明は必要と
されない。この製造機の要約が冒頭に述べた本出願人に
よる英国特許出願公開公報第２１３３９６５号に含まれ
ている。

第１図においては１は矢印２の方向へ循環する、吸着式
線条体コンベヤとして構成されたコンベヤを示す。この
コンベヤの下側のベルトニ負圧室３から負圧が加えられ
る。この負圧は吸着式線条体コンベヤ１による吸着通風
を作動させる。負圧室３における所定の負圧をｌ一定に
維持するために、この負圧室は負圧源４と接続されてい
る。

吸着式線条体コンベヤ１の搬送方向から見たほぼ垂直の
タバコ抗路６の、吸着式線条体コンベヤ１に対向する延
在区間が線条体形成作業領域を定める。この線条体形成
領域においてタバ°　　　コ流からタバコせんいがタバ
コ線条体を形成すコ線条体１１は吸着式コンベヤ１によ
る吸着通風によりこのコンベヤにより保持されて線条体
形成作業領域から長手方向へ搬送される。散送機９の構
成は公知であり、例えば前記の英国特許出願公開公報に
おける要約に示されている。

線条体形成作業領域の下流に、除去装置あるいはトリマ
ー装置１２が設けられている。このトリマー装置は公知
のようにトリマ板１３およびこのトリマ板１３の除去平
面を変化調整する調整装置１４から構成される。除去装
置１２は過剰のせんい１６の除去のために用いられる。

過剰せんいは抗路１７を通って帰還コンベヤ１８へ達し
、帰還コンベヤは過剰せんいを散送機９へ帰還搬送する
。

均一化されたタバコ線条体１１ａはシガレット紙シート
１９の上へ置かれ天心図示されていない経過処理におい
て圧縮されて紙の巻回されたシガレット線条体に形成さ
れ、このシがレツト線条体から切断されてシガレットが
形成される。

本発明により、タバコ抗路６により定められる線条体形
成作業領域とトリマー１２との間に線条体の密度測定用
の局所分析測定装置２１が設けられる。密度測定用のこ
の測定装置２１は制御装置２２と接続されている。制御
装置の出力側がトリマー制御および散送機９に対する調
整装置１４を制御する。線条密度に対する測定装置２１
の並びに湿り気検出器２３が設けられている。この湿り
気検出器も制御装置と接続さレテおり、線条体中に含ま
れるタバコ材料の実際の湿り気に相応する補正信号を供
給する。

第３図は局所分析測定装置２１の断面図である。この断
面図に示されている様に吸着式線条体コンベヤ１はＵ形
チャネル２４の中を案内される。Ｕ形チャネルの側壁２
４ａが吸着式コンベヤ１へ吸着されたタバコ線条体１１
を側面で制限する。チャネル底部２４ｂは空気が通るよ
うに形成され負圧室３に隣接する。負圧室の前壁および
後壁３ａが第３図に示されている。Ｕ形のタバコチャネ
ル２４の一方の側に、通常のレントゲン管２６として形
成されているレントゲン線発生器２６が設けられている
。タバコチャネル２４の、レントゲン線発生器２６に対
向する側に、レントゲン線検出器２７が、レントゲン１
ｌｊ１２８の光線路に設けられている。レントゲン線は
コリメータスリット２９および２９＆により制限される
。Ｕチャネル２４の側壁２４ａはレントゲン線を透過さ
せる窓として形成され、この目的のためにこの個所は例
えばチタン薄片から形成される。局所分析レントゲン線
検出器２７としては例えば第２図に示されているように
１次元のダイオード〜またはＣＣＤ配列体３７が用いら
れる。このプレイないしこの配列体は吸着式線条体コン
ベヤ１を横切る線の方向にこの配列体に形成される線条
体の像を検出する。

配列体３７の検出器３４に現われる情報の読み出しのた
めにレントゲン線検出器に読み出し装置３１が接続され
ている。この読み出し装置は制御装置２２と接続されて
いる。第２図に示されている様に、読み出し装置３１は
、読み出し回路３２を有する。この読み出し回路はクロ
ックパルス発生器３３から送出される読み出しクロック
パルスで、レントゲン線検出器２７として設けられてい
る配列体の個々の検出器３４を順次そのアナログ形式で
形成される情報内容を質問してゆく。読み出し回路３２
の出力側は、アナログ測定値をデジタル信号に変換する
アナログ−ディジタル−変換器３６と接続されている。

レントゲン線検出器２７として用いられる配列体３７の
個々の検出器３４が線条体密度を、この各検出器３４に
所属する部分区間において検出する。そのため各検出器
３４の測定値は、基準平面までの一図示の実施例では線
条体１の表面までの一所定の間隔において設けられてい
る、せんい線条体の部分区間に所属し、この区画部分に
おけるせんい線条体の密度を表わす。

この種の部分区間は第２図に示されており記号Ａが付さ
れている。他の各検出器３４も同様にこの種の部分区間
Ａを区画する。この場合の所定の目的に適する配列体３
７はレントゲン線検出器２７として、例えば１０２４個
のレントゲン線光感ダイオードを・有する。そのため配
列体３４の測定領域は１０２４の部分区間Ａに分割され
る。線条体搬送は第２図において矢印３８で示されてい
る。そのため除去装置１２のトリマー板１３および、こ
のトリマー板の位置を調整する調整装置１４は、ダイオ
ード配列体３７の下流に設けられる。

制御装置２２が第２図においてブロック図として個別に
示されている。この制御装置は第１回路部３９を有する
。第１回路部は、加算素子４１、規定値発信器４３の接
続された比較器４２、計数器４４．第２比較器４６およ
び実際値メモリ４７から構成される。このメモリは常に
トリマー板１４の除去面の現在の位置に関する情報を有
する。

作動において配列体３７の検出器ないしダイオード３４
の情報内容が吸着コンベヤ１の、基準平面として設けら
れている表面から出発して、クロックパルス発生器３３
の読み出しクロックパルスで質問されるないし呼び出さ
れる。この場合質問された各々の値は部分区間Ａにおけ
る線条体密度を表わす。測定結果は個々にアナログ−デ
ィジタル−変換器３６へ達し次にディジタル値として第
１加算素子４１０入力側へ加えられる。加算素子４１は
、吸着コンベヤ１の表面に最も近くに位置する検出器３
４から始めてディジタル化された測定値を合計してこの
和の値を、各加算ステップの後に出力側に接続されてい
る比較器４２へ転送する。この比較器で、最後に質問さ
れた検出器３４に所属する部分区間Ａｉでの線条体の密
度を常に表わす前記の和の値が、規定値発生器４３から
の所定の密度規定値と比較される。加算素子から送出さ
れた和の値が所定の規定値を下回わる時は、既に形成さ
れた和にさらに、後続の部分区間Ａに所属する後続の検
出器３４から呼び出された密度値が付加的に加算される
。この新たな和が再び比較器において規定値発信器４３
の規定値と比較される。この加算過程と同時に計数器４
４の計数入力側へ、吸着コンベヤ１に対して最初に配置
されている検出器から、計数器４４で計数されるクロッ
クパルス発生器３３の呼び出しクロックパルスが達する
。そのためこの計数器は常に、最後に呼び出された検出
器３４の位置に関する実際の情報をすなわち部分区間Ａ
の位置に関する情報も有する。この部分区間の密度値が
最後に、比較器４２において比較のために形成される和
の形成のために寄与する。

加算素子４１から送出される和が所定の密度値に達する
かまたはこれを上回わると、比較器は信号を送出する。

この信号は第１加算素子４１および計数器４４を停止さ
せる。そのため計数器４４の出力側に部分区間Ａの位置
を表わす信号が現われる。この信号の密度値が最後に、
加算素子から送出される和の形成のために寄与する。こ
の部分区間の位置が第１線条体の高さと吸着コンベヤ１
０表面との間の線条体区間Ｓ１が、規定値発信器４３の
密度規定値に等し器４６へ加えらハる。この比較器で前
記の値は、トリマー板１３の除去平面の実際の状態を表
わす実際値と比較される。偏差が制御信号を形成する。

この制御信号は除去装置１２の調整装置１４へ達する。

調整装置はトリマー板１３の除去平面を第１線条体高さ
平面Ｅ１と正確に一致させる。同時に実際値メモリ４７
における前記実際値が消去され新たな実際値に入れ替え
られる。このことは、調整装置１４と実際値メモリ４７
との間の破線で示されている線路が示すように、除去平
面の位置を検出して相応の位置信号を発生する別個の装
置により、行なうこともできる。そのため本発明は除去
装置１２の順方向制御を、信頼性の高い、線条体の密度
値の持続をもって行なえる。この制御に、準備されたシ
ガレット線条体から検出される密度測定値がトリマー調
整を補正調整するようにされている通常の密度調整を行
なわせることももちろん可能である。

本発明によれば制御装置２２は第２回路部４８を有する
。この第２回路部は第２加算素子４９、充てん力計算器
５１．関数発生器５２゜限界値発信器５３．および比較
器５６から構成される。限界値発生器は上側限界値を与
える限界値設定器５４と下側限界値を与える限界値設定
器５４ａとを有する。加算素子にはさらに計数器５７が
接続されている。計数器５７は調製器５８により最大値
が設定される。この第２回路部４８は、線条体の硬さ調
整に用いる充てん力信号の形成のために、用いられる。

この目的のために設定器５８において第２線条体高さ平
面Ｅ２が前もって与えられる。この第２線条体高さ平面
から吸着線条体コンベヤ１の表面までの間隔が、線条体
区間Ｓ２を区画する。吸着線条体コンベヤ１と第２ａ１
条体高さ平面Ｅ２との間に、所定数の検出器３４が設け
られている。

検出器の個数は、設定器５８において計数器５７へ最大
値として前もって与えられている。

計数器５７もクロックパルス発生器３３の読み出しクロ
ックパルスを計数する。この読み出しクロックパルスに
より複数個の検出器の、吸着線条体コンベヤ１０表面か
ら開始される呼び出しの順序が制御される。第２回路分
岐４８において破線で示されているクロックパルス発生
器としては、読み出し装置３１に示されている同じクロ
ックパルス発生器３３が用いられる。この場合、見やす
さを損なう接続線の記入は省略する。

クロックパルス発生器３３のタイミングで、線条体区間
Ｓ２において線条体高さ平面Ｅ２までの間に設けられて
いる検出器３４の密度測定値が呼び出されて第２加算素
子４９により加算さねる。この場合、線条体区間Ｓ２に
設けられている最後の部分区間Ａに達するまで、即ち設
定装置５８に前もって与えられている計数値になるまで
、加算が行なわれる。次に計数器５１が出力信号により
加算素子４９の加算過程を停止する。加算素子は加算さ
れた密度値を充てん力計算器５１へ送出する。充てん力
計算器５１において密度の和が、第２の線条体高さ平面
Ｅ２の位置および線条体の幾何学的構成により前もって
定められる線条体体積に関係づけられて、充てん力信号
によるように処理される。この充てん力信号は関数発生
器Ｓ２へ達する。この関数発生器には経験的な充てん力
−硬さ一密度−マトリクスが記憶されており、関数発生
器はこの相関量にもとづいて所定の硬さに関連づけられ
る密度−規定値信号を送出する。この密度−規定値信号
は次に比較器５６において線条体の実際値と比較されて
トリマー調整のための制御信号になるように処理される
。この実際値信号は例えば完成されたシガレット線条体
の密度測定から収り出すことができる。この密度測定は
公知のように例えばベータ線を用いて行なわれる。

詰め込まねるタバコの充てん力が高い場合は所望の線条
体硬度が、低い線条体密度により達せられる。その結果
、前よりは軽いシガレットが製造される。反対に詰め込
まれるタバコの充てん力が低い場合は所望の線条体の硬
さが高い線条体密度だけにより保証される。この場合は
大きい値の重量を有するシガレットが製造される。シガ
レット重量を本発明による線条体硬さ調整の場合にも所
定の限界内に維持するために、関数発生器５２から送出
される密度規定値は、限界値調整器５４および５４ａに
より下側および上側限界値が前もって与えられている限
界値発生器５３により、上側へおよび下側へ制限される
。関数発生器５２から送出される密度規定値が上側限界
値を上回わると直ちに、限界値発生器５３の出力側に現
われる密度規定値がこの上側限界値を有するようになる
。同様のことは密度規定値の下側限界値を下回わる場合
も当てはまる。タバコの充てん力および線条体の硬さな
いしこの線条体から製造される製品は、タバコにおける
湿り気に依存する。そのため本発明はさらに、関数発生
器５２から送出される密度規定値を線条体の湿り気に依
存して補正できる構成を提供する。この目的のために湿
り気検出器２３が設けられている。この湿り気検出器は
第１図および第２図の実施例ではダイオード配列体に隣
り合うように設けられており、さらにこの湿り気検出器
は関数発生器５２と接続されている。関数発生器５２の
値の補正は、タバコ湿り気と線条体の硬さないしタバコ
充てん力との間の経験的に求められた関係にもとづいて
行なわれる。

これまで前提としたことは、関数発生器５２から送出さ
れる密度規定値を通常の構成および動作の密度測定装置
６１の実際値と比較器５６において比較する構成であっ
た。第２図において破＃６２で示されているように、関
数発生器５２からないし限界値発生器５３から送出され
る密度規定値が密度規定値としても第１回路分岐３９の
比較器４２に前もって与えられる。そのため接続線６２
は、右側に同様に破線で示されている比較器４２へ接続
されている。図面のわかりやすさを損なうその他の接続
線は記入しない。この理由のため第１回路部３９におい
て第２回路部４８も破線で示されており比較器４２と接
続されている。関数発生器５２の出力信号を規定値信号
として比較器４２に対して前もって与える構成は次の利
点を有する。即ち第１回路部３９による直接のトリマー
制御が、第２回路部の硬さ調整と一体化される利点を有
する。そのため第１回路部によるトリマー制御も所定の
硬さの線条体を生ぜさせる。

制御装置は本発明により第６回路部６３を有する。この
第６回路部は、Ａ−Ｄ変換器３６に接続されている第６
加算累子６４．計数器６６゜比較器６７および規定値発
生器６８から構成される。比較器６７の出力側はせんい
を線条体形成作業領域へ案内する案内装置と接続されて
いる。この場合まずシガレット線条体製造機の公知の散
布装置と接続されている。

この第６回路部は、同じく本発明の装置により可能とな
る過剰タバコ測定および一調整のために用いられる。第
１回路部３９の前述の記載と関連づけて説明したように
、吸着式線条体コンベヤ１の表面と第１線条体高さ平面
Ｅ１との間に存在する全部のタバコせんいが、製造すべ
きシガレット線条体の充てん物を形成する。このシガレ
ット線条体は規定値発生器４３において規定密度を有す
る、または第２回路部４８により前もって与えられる規
定密度を有する。吸着式線条体コンベヤの表面と第１線
条体高さ平面Ｅ１とにより定められる線条体区間Ｓ１の
外側にあるタバコせんいが過剰を形成する。この過剰は
トリマー１２により線条体から除去される。過剰を測定
するために、第１回路部３９の比較器４２の出力信号−
この信号は所定の密度規定値に達したことを信号化した
ものである−が、第６加算素子６４を作動する。そのた
めこの第６加算素子は第１１Ｍ条体高さ平面Ｅ１からは
じめて順次、線条体区間Ｓ１の外側に設けられている検
出器の、アナログ−ディジタル変換器３６から送出され
る測定値を加算する。この加算は、クロックパルス発生
器３３の読み出しクロックパルスを加算する計数器６６
がこの読み出しサイクルの最後の読み出しクロックパル
スを検出するまで、行なわれる。最後の検出器の測定値
が第６加算累子６４に加えられると直ちに、計数器６６
が加算素子６４における加算の過程を停止する。そのた
めこの加算素子は加算信号を比較器６７へ送出する。比
較器において、過剰を形成する線条体部分の密度をすな
わち過剰量を表わすこの加算信号が、規定値発信器６８
の過剰規定値と比較される。両方の値の間の自差が比較
器６７の出力側において、相応の制御信号を発生させる
。この制御信号により散布機による線条体形成作業領域
へのせんいの送出が制御される。このようにして一定の
過剰を有する線条体を形成することができる。同様に著
しく有利に過剰を最適の最小値に調整することもできる
。そのため著しく経済的なタバコ詰め込みが行なえるよ
うになる。

過剰の低減が線条体品質または製造される製品の品質の
低下を生ぜさせないことを保証するために、少くとも１
つの測定装置６９が設けられる。この測定装置は線条体
における過剰量と関連づけられる線条体の量または完成
した製品の量を検出して所期の品質を下回わる場合に相
応の補正信号を過剰規定値信号の補正のために規定値発
信器６８へ送出する。測定装置６９として例えば公知の
、製造されたシガレットの頭部を検査する装置を用いる
ことができる。

計数器６６はその都度ダイオード配列体３７の検出器３
４の読み出しサイクルを示す。この計数器６６の出力信
号が同時に加算素子４１゜４９および６４ならびに計数
器４４．５７および６６をリセットする。そのため制御
装置が新たな読み出しサイクルに対して準備される。

本発明の方法および装置により、タバコベルト、振動コ
ンベヤ等の上でうす体または毛状体の形で搬送されるタ
バコまたはせんい材料の充てん力を定めることも可能で
ある。この目的のために第４図に示されているようにタ
バコベルト６９の上で搬送されるタバコ流γ１のすぐ上
に、タバコの搬送方向７２と平行に、下方が開いている
吸着チャネル７３が設けられる。この吸着チャネルは、
搬送方向へ回転する吸着線条体コンベヤ７４を有する。

この吸着ベルトコンベヤはタバコ流７１から吸引力によ
りタバコ１６を取り上げて吸着チャネル７３においてタ
バコ線条体７７としてのタバコ流へ搬送スる。

吸引力は負圧源７８と結合されている負圧室７９により
吸着式線条体コンベヤ７４へ加えられて吸着チャネル７
３におけるタバコを保持して凝縮させる。吸引チャネル
は密度に対する局所分析測定装置８１を備えている。こ
の測定装置により上述のように例えばタバコの充てん力
の所望の値が得られる。測定の後にタバコγ６ａが吸着
力から解除されて再びタバコ流γ１の上へ置かれる。こ
のようにしてタバコまたは他のせんい材料の充てん力が
、シガレット線条体製造に関係なく、タバコ供給準備に
おける著しく早い時点に、形成される。

特許請求の範囲および説明文に用いられている用語”第
１′′、“第２″および”第６回路分岐”および”第１
１Ｉ　、　Ｎ第２”および１第６加算装置”において、
”第１”、”第２”および”第６″は順序を表わす数と
して用いられているのではなく何回も使用される名称”
回路部°゛および”加算装置”を簡単に区別するために
用いられるものである。

第６図にレントゲン線発生器２６．レントゲン線２８．
せんい線条体１１およびダイオード配列体２７が示され
ている。注目すべきことは線条体密度の確実な局所分析
測定に対して線条ことである。レントゲン線発生器２６
は比較的大きい間隔をおいて線条体および検出器配列体
２１に対して設けられる。例えはこの場合、レントゲン
線はレントゲン線案内管３（ｌ介して案内される。この
案内管はまず第１に平行なレントゲン線成分が線条体へ
達するようにさせる。

レントゲン線案内パイプ３０が長ければ長いほど、それ
だけ線条体中へ透過するレントゲン線における平行成分
が大きくなりそのためダイオード配列体の個々の検出器
により検出される密度値と、線条体の所属の高さ区間と
の配属関係が一層良好になる。

付言すべきことは、上述の充てん力測定に対して、タバ
コベルトによる一定の吸収力が暗黙に前提とされていた
。このことは通常は正しくもある。しかし吸着力が当該
の値において変化する場合は、この変化は充てん力計界
の場合に充てん力計算器５１において考慮する必要があ
る。何故ならば線条体に作用する吸着力の値は充てん力
計界の基礎とされている線条体密度に著しく作用するか
らである。この場合、負圧室３において付加的に圧力検
出器３ａが設けられ制御装置２２の充てん力計算器に接
続される。

同様に上述の充てん力測定および計算の場合に、線条体
におけるタバコの温度が一定であることが前提とされて
いた。タバコ温度も充てん力に影響を与えるためタバコ
製造の場合に温度変化を用いると好適である。この場合
この温度変化を測定して充てん力計界の場合に考慮する
。

この目的のために湿り気センサー２３の近傍に付加的に
温度検出器２３ａを設けて、この温度検出器を温度補償
の目的で充てん力計算器と接続する。

発明の効果 本発明により、タバコ線条体がまだ巻紙で包まれていな
い段階でそれぞれの線条体高さ平面における線条体密度
を測定しこの測定値にもとづいて線条体における過剰の
タバコせんいを除去できるようにしたため、均一化され
る即ち品質の著しく向上されたシガレットが形成できる
ようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の装置の側面図、第２図は所属の制御装
置のブロック図、第６図は局所分析測定装置の断面図、
第４図は本発明の変形実施例の側面図を示す。 １・・・吸着式ベルトコンベヤ、３・・・負圧室、４・
・・負圧源、６・・・タバコ抗路、７・・・タバコ散布
体、９・・・配分機、１１・・・タバコ線条体、１２・
・・トリマー、１３・・・トリマー板、１４・・・調整
装置、１６・・・過剰せんい、１１・・・抗路、１８・
・・帰還コンベヤ、１９・・・シガレット紙テープ、２
１・・・局所分析測定装置、２２・・・制御装置、２３
・・・湿り気検出器、２４・・・Ｕ字形チャネル、２６
・・・レントゲン線発生源、２８・・・レントゲン線通
路、２９・・・コリメータスリット、３１・・・読み出
し装置、３２・・・読み出し回路、３３・・・クロック
パルス発生器、３４・・・検出器、３６・・・アナログ
−ディジタル−変換器、３７・・・ダイオード配列体、
３９・・・第１回路部、４１・・・加算素子、４２・・
・比較器、４３・・・限界値発生器、４４・・・計数器
、４６・・・比較器、４７・・・実際値発信器、４８・
・・第２回路部、４９・・・加算素子、５１・・・充て
ん力計算器、５２・・・関数発生器、５３・・・限界値
発生器、５４・・・限界値設定器、５６・・・比較器、
５７・・・計数器、５８・・・設定器、６３・・・第６
回路部、６４・・・加算素子、６６・・・計数器、６７
・・・比較器、６８・・・規定値発生器、６９・・・測
定装置、７１・・・タバコ流、７２・・・搬送方向、７
３・・・吸着チャネル、γ４・・・吸着式線条体搬送機
、７７・・・タバコ線条体、７８・・・負圧源、７９・
・・負圧室、８１・・・局所分析測定装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、せんい線条体の形成のためにせんい材料を線条体搬
   送機に集めるようにし、形成されたせんい線条体を長手
   軸線方向へ搬送するようにし、線条体搬送方向を横切る
   方向に隣接する複数個の部分区間において線条体密度を
   測定しさらに除去装置により過剰せんいをせんい線条体
   から除去するようにしたタバコ加工工程のせんい線条体
   の製造方法において、順次続く複数個の部分区間（Ａ）
   において得られる密度測定値を、搬送機表面により定め
   られる基準平面から始めて、所定の密度規定値に達する
   までまたは上回るまで加算するようにし、さらに複数個
   の密度測定値の和を形成するために検出された最後の部
   分区間の位置を搬送機表面からの第１線条体高さ平面（
   Ｅ１）の区間（Ｓ１）に対する尺度として求めるように
   し、さらに相応の制御信号を形成するようにし、さらに
   該制御信号を用いて過剰せんい除去のための除去装置（
   １２）の除去平面を前記第１線条体高さ平面（Ｅ１）へ
   または該第１線条体高さ平面と相関する線条体高さ平面
   へ移動させるようにしたことを特徴とするタバコ加工工
   程におけるタバコせんい線条体の製造方法。 ２、せんい線条体の線条体密度を測定して線条体密度の
   相応の実際値信号を形成し、さらに過剰せんい除去を、
   実際値信号の規定値信号からの偏差に依存して、線条体
   の一様な硬さが保持されるように制御するようにした特
   許請求の範囲第１項に記載の方法。 ３、基準平面として線条体搬送機（１）の作業表面を設
   けた特許請求の範囲第１項から第２項までのいずれか１
   項に記載の方法。 ４、除去装置（１２）の除去平面に相応する第１線条体
   高さ平面（Ｅ１）から始めて、順次続く複数個の部分区
   間（Ａ）から得られる密度測定値を線条体上側限界まで
   加算するようにし、さらに該密度測定値の和をせんい線
   条体（１１）における過剰せんい量を表わす過剰信号に
   形成するようにした特許請求の範囲第１項から第６項ま
   でのいずれか１項に記載の方法。 ５、せんい線条体の形成のために供給されるせんい量を
   、過剰信号に依存して、所定の最適過剰量が得られるよ
   うに制御するようにした特許請求の範囲第４項に記載の
   方法。 ６、最適過剰量として、出来上がる線条体の所望の品質
   を保証する、過剰量の最小値を設定するようにした特許
   請求の範囲第４項に記載の方法。 ７、線条体のまたは該線条体から製造される製品の品質
   を決定する線条体特性または製品特性を測定するように
   し、さらに得られた測定値を、所定の線条体品質または
   製品品質に相応する規定値と比較することにより、過剰
   補正信号になるように形成するようにし、さらに過剰信
   号を前記過剰補正信号に依存して、少くとも当該の線条
   体特性または製品特性を保証する過剰量を維持するため
   に補正するようにした特許請求の範囲第４項から第６項
   までのいずれか１項に記載の方法。 ８、せんい線条体（１１）から製造される製品の端部を
   検査して相応の端部信号を形成するようにし、さらに過
   剰信号を端部信号に依存して、正常な端部を有する製品
   の形成のために補正するようにした特許請求の範囲第７
   項に記載の方法。 ９、移動するせんい流からせんい線条体を形成するため
   に、せんい流の一部を分流して線条体搬送機で長手方向
   へ搬送するようにし、この場合密度測定のために圧縮す
   るようにした特許請求の範囲第１項から第８項までのい
   ずれか１項に記載の方法。 １０、移動するせんい流からの部分せんい流を吸引力に
   より上方へ吸引して該せんい流の上方の吸着式線条体搬
   送体に懸架して搬送するようにし、この場合密度測定の
   ために空気で圧縮するようにした特許請求の範囲第９項
   に記載の方法。 １１、部分せんい流を密度測定後にせんい流へもどすよ
   うにした特許請求の範囲第９項または第１０項に記載の
   方法。 １２、せんい線条体の形成のためにせんい材料を線条体
   搬送機へ案内するようにし、形成されたせんい線条体を
   長手軸方向へ搬送するようにし、線条体搬送方向を横切
   る方向に隣接する複数個の部分区間において線条体密度
   を測定するようにしたタバコ加工工程のせんい線条体の
   製造方法において、順次続く複数個の部分区間（Ａ）に
   おいて得られる密度測定値を、所定の基準平面から始め
   て所定の第２線条体高さ平面（Ｅ２）に達するまで加算
   するようにし、さらに前記の密度測定値の和からせんい
   材料の充てん力に相応する充てん力信号を形成するよう
   にしたことを特徴とするタバコ加工工程におけるタバコ
   せんい線条体の製造方法。 １３、充てん力信号を、所定の充てん力−硬さ−密度関
   数にもとづいて、線条体密度の規定値信号に形成するよ
   うにした特許請求の範囲第１２項に記載の方法。 １４、充てん力信号から形成される、線条体密度の規定
   値信号を上側および下側限界値により制限するようにし
   、さらに該上側限界値を上回わる場合または下側限界値
   を下回わる場合は規定値信号がその都度当該の限界値を
   取るようにした特許請求の範囲第１３項に記載の方法。 １５、密度規定値に達するまで順次続く複数個の部分区
   間（Ａ）において得られる密度値を加算するようにし、
   密度規定値として、充てん力信号から形成される、線条
   体密度の規定値信号を用いるようにした特許請求の範囲
   第 １２項から第１４項までのいずれか１項に記載の方法。 １６、基準平面として線条体搬送機（１）の作業表面を
   設けた特許請求の範囲第１２項から第１５項までのいず
   れか１項に記載の方法。 １７、移動するせんい流からせんい線条体を形成するた
   めに、せんい流の一部を分流して線条体搬送機で長手方
   向へ搬送するようにし、この場合密度測定および充てん
   力決定のために圧縮するようにした特許請求の範囲第１
   ２項から第１６項までのいずれか１項に記載の方法。 １８、移動するせんい流からの部分せんい流を吸引力に
   より上方へ吸引して該せんい流の上方の吸着式線条体搬
   送体に懸架して搬送するようにし、この場合密度測定お
   よび充てん力決定のために空気で圧縮するようにした特
   許請求の範囲第１７項に記載の方法。 １９、部分せんい流を密度測定後にせんい流へもどすよ
   うにした特許請求の範囲第１２項または第１８項に記載
   の方法。 ２０、タバコ加工工程におけるタバコせんい線条体の製
   造装置であって、該製造装置は線条体を搬送する搬送装
   置の有する線条体形成作業部を備え、さらにせんい材料
   を案内して搬送装置の上でせんい線条体を形成する装置
   を備え、さらに局所分析測定装置を備え、該局所分析測
   定装置は搬送装置を横切る方向へ走行する少くとも１つ
   の列に配置される、異なる線条体高さ平面に配属される
   複数個の線条体密度検出器を有する配列体を備え、該配
   列体には線条体を透過する光線を発生する光源が配属さ
   れており、さらにせんい線条体から過剰せんいを除去す
   る除去装置を備え、該除去装置は調整装置により所定の
   除去平面に調整可能であるようにした、タバコ加工工程
   におけるタバコせんい線条体の製造装置において、局所
   分析測定装置（２７、３７）を制御装置（２２）と接続
   し、該制御装置は第１加算装置（４１）を有する第１回
   路部（３９）を有し、該第１加算装置は順次続く複数個
   の検出器（３４）の密度測定値を、搬送機（１）の表面
   または該表面に相関する基準平面から始めて所定の密度
   規定値に達するまで、加算するようにし、さらに密度規
   定値に達したことをまたは上回ったことを示す密度測定
   値を検出した検出器（３４）の第１線条体高さ平面（Ｅ
   １）の位置を検出する位置検出装置 （４２−４４）を備え、さらに制御装置 （４６、４７）を備え、該制御装置は除去装置（１２）
   の調整部材（１４）を、該除去装置の除去平面を前記第
   １線条体高さ平面（Ｅ１）へまたは該第１線条体高さ平
   面に相関する平面へ調整するために、制御することを特
   徴とするタバコ加工工程におけるタバコせんい線条体の
   製造装置。 ２１、タバコ加工工程におけるタバコせんい線条体の製
   造装置であって、該製造装置は線条体を搬送する搬送装
   置を備え、さらにせんい材料を案内して搬送装置の上で
   せんい線条体を形成する装置を備え、さらに局所分析測
   定装置を備え、該局所分析測定装置は搬送装置を横切る
   方向へ走行する列に設けられる、異なる線条体高さ平面
   に配属される複数個の線条体密度検出器から成る少くと
   も１つの配列体を備え、該配列体には線条体を透過する
   光線を発生する光源が配属されている、タバコ加工工程
   におけるタバコせんい線条体の製造装置において、 局所分析測定装置（２７、３７）を制御装置（２２）と
   接続し、該制御装置は第２加算装置（４９）を有する第
   ２回路部（４８）を有し、該第２加算装置は所定数の順
   次続く複数個の検出器（３４）の密度測定値を加算して
   相応の加算信号を送出するようにし、さらに前記第２回
   路部は該加算信号を充てん力信号に形成するための充て
   ん力計算器（５１）を有することを一特徴とするタバコ
   加工工程におけるタバコせんい線条体の製造装置。 ２２、制御装置（２２）の第２回路部（４８）が充てん
   力−硬さ−密度−マトリクスを含む関数発生器（５２）
   を有するようにし、該関数発生器は充てん力信号が、出
   来上がるシガレット線条体の所定の硬さを与える密度規
   定値となるように処理するようにし、該密度規定値が過
   剰除去装置（１２）の調整装置（１４）の制御のために
   評価されるようにした特許請求の範囲第２１項に記載の
   装置。 ２３、関数発生器（５２）に限界値発生器（５３）を後
   置接続し、該限界値発生器が、上側限界値と下側限界値
   との間の所定の値領域にある規定値の送出だけを行なう
   ようにした特許請求の範囲第２２項に記載の装置。 ２４、関数発生器（５２）に、硬さ規定値の調整のため
   の規定値発生器（５９）を接続した特許請求の範囲第１
   ７項または第２６項に記載の装置。 ２５、線条体（１１）中に含まれているせんい材料の湿
   り気を測定するための湿り気測定装置をタバコせんい線
   条体製造装置に設け、さらに制御装置（２２）が湿り気
   測定値に依存して密度規定値を補正するための装置（５
   ２）を有するようにした特許請求の範囲第２１項から第
   ２４項までのいずれか１項に記載の装置。 ２６、密度規定値の補正を関数発生器（５２）に記憶さ
   れている経験的な湿り気−硬さ−マトリクスを用いて湿
   り気測定値に依存して行なうようにした特許請求の範囲
   第２５項に記載の装置。 ２７、第２回路部（４８）の関数発生器（５２）の出力
   側を第１回路部（３９）の第１加算装置（４１）と接続
   して、該関数発生器（５２）から送出される密度規定値
   が、前記第１加算装置（４１）に対して前もって与えら
   れる密度規定値として用いられるようにした特許請求の
   範囲第２２項から第２６項までのいずれか１項に記載の
   装置。 ２８、制御装置（２２）が、第３加算装置（６４）を有
   する第３回路部（６３）を有し、該第３加算装置は順次
   続く検出器（３４）の密度測定値を第１線条体高さ平面
   （Ｅ１）からはじめて線条体限界まで加算して相応の加
   算信号を送出するようにし、さらに前記第３回路部（６
   ３）は比較装置（６７）を有し、該比較装置は前記の加
   算信号を所定の過剰規定値信号と比較して過剰信号をせ
   んい材料供給装置（９）に対する制御信号として送出す
   るようにし、この場合せんい線条体（１１）における過
   剰量を前記の過剰信号に依存して所定の過剰量が形成さ
   れるように調整するようにした特許請求の範囲第２２項
   から第２７項までのいずれか１項に記載の装置。 ２９、線条体（１１）中の過剰量に依存する線条体量に
   または線条体から出来る製品に依存する補正信号を形成
   する装置（９）を設け、さらに第３回路部（６３）が、
   前記の線条体量の所定値を維持するため過剰信号を補正
   する補正信号形成装置（６８）を有するようにした特許
   請求の範囲第２８項に記載の装置。 ３０、過剰量に依存する値として、線条体から切断され
   る製品の端部の品質を検査する測定装置（６９）を設け
   、さらに第３回路部（６３）は前記端部の品質の所定の
   下限を下回わると過剰信号を、過剰量増加の方向へ補正
   するように形成する特許請求の範囲第２９項に記載の装
   置。 ３１、局部分析測定装置（２７、３７）をレントゲン線
   発生器（２６）および局部分析検出装置（２７）から構
   成するようにした特許請求の範囲第２２項から第３０項
   までのいずれか１項に記載の装置。 ３２、局部分析検出装置（２７）として、搬送機表面を
   横切る方向に配置される１次元のダイオード−またはＣ
   ＣＤ−配列体（３７）を設けた特許請求の範囲第２２項
   から第３１項までのいずれか１項に記載の装置。 ３３、せんい線条体を形成するためにせんい流（７１）
   を搬送するせんい搬送機（６９）の上方に、吸収チャネ
   ル（７３）の中を循環する、負圧源（７８）からの吸引
   力の作用される吸着式線条体搬送機（７４）が設けられ
   ており、該搬送機に局部分析測定装置（８１）が線条体
   密度測定および充てん力測定のために配属されている特
   許請求の範囲第２２項から第３２項までのいずれか１項
   に記載の装置。