JP3866714B2 - タバコ加工産業における、フィルタ・ロッド内のアセテートのレベル、トリアセチンのレベルの測定と規制とを同時かつ連続的に実施する装置 - Google Patents

タバコ加工産業における、フィルタ・ロッド内のアセテートのレベル、トリアセチンのレベルの測定と規制とを同時かつ連続的に実施する装置 Download PDF

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Description

本発明は、フィルタ・ロッド製造中に、アセテートのレベル(濃度)、トリアセチンのレベル(濃度)の測定と規制とを同時かつ連続的に実施するための、特にタバコ産業で使用するための装置に関する。
タバコフィルタは、タバコにとって必須で、品質に関連した部分であるため、品質に関して、フィルタ・ロッドの製造方法を最適化する多大な努力がなされている。これに伴い、最もゴールを目指した方法の規制を考慮する必要があり、当然ながら、これは、製品品質の最も正確で高速な特徴付けに依存するものである。最適なケースでは、これはオンライン方法を介して行われる。
タバコ産業においてフィルタ・ロッドを特徴付けるために、直径、アセテート重量、およびトリアセチン値、牽引抵抗のようなパラメータの評価を実施する。通常、アセテート重量、牽引抵抗、トリアセチン含有量を決定する際には、オフライン手順が適用される。アセテート重量は、ロッドの総重量を評価し、ここから巻紙、接着剤、トリアセチンの重量を差し引くことにより、重量測定的に決定される。巻紙と接着剤の量も、同様に重量測定法で評価されるが、これらは主として工程に無関係なパラメータである。トリアセチン値の決定には、別の方法を適用する。その1つが、トリアセチンを含む、また含まない所定数のフィルタ・ロッド重量の評価である。したがって、2つの測定値間の差がトリアセチン含有量ということになる。この方法には、時折しか実行できず、頻繁に使用した場合、無駄な部分が非常に多いという欠点が伴う。これを除けば、これらの方法は、完成したフィルタ・ロッド内のトリアセチン含有量の評価に使用することができる。クロマトグラフィーのような検査方法によって、適切な溶液を使用したトリアセチンの抽出と、トリアセチン含有量の決定を、例証の方法によって説明することができる。
別の工程として、近赤外線範囲内において赤外線の反射を測定することによる、軟化剤含有量の決定が挙げられる(例えば、CANON A.B.; HUGHESI.W.:近赤外線反射分光学を使用した、タバコ・フィルタ・ロッド内のトリアセチンのオンライン測定;Tob.Chem.Res.Conf.,1987)。この方法は、表面測定方法であり、赤外線が被測定製品内の数波長しか貫通しないため、かなり不利である。これによって、測定結果が軟化剤の移動状態、さらに、採用するフィルタ材料の繊維の細かさ、パッキング密度にも非常に大きく依存する結果となる。
これらの方法は全て、オフラインで実行されているため、現在の製品の画像しか反映できないという欠点を有する。
この理由のために、これまで、方法規制の目的でも使用できる、アセテート重量のオンライン決定工程が非常に長期間にわたって用いられてきた。例えば、DE 28 15 025号は、ベータ線検出装置を使用した、完成品のフィルタ・ストランドの密度、およびこれに伴いその量の測定について説明している。したがって、この工程により、完成品のフィルタ・ロッドの質量を決定することが可能になるが、この場合、このケースにおける質量は、アセテート質量と、付加したトリアセチン量によって連続的に構成されている。また、この工程では、トリアセチン含有量を決定するために、上述したオフライン処理を使用している。この方法は、特定の規制を行うことで、フィルタ・ロッドの総質量の規制にも既に適しているが、しかし、ベータ線検出装置を使用した密度評価では、被測定製品内の湿度変化の検出ができないという制限を伴う。
類似した別のオンライン決定が、DE 31 49 670 A1号に記載されている。ここでは、フィルタ・トウ材料を目盛り上に位置決めし、全製造工程にかけて、材料の消費を連続的に記録することで、アセテートの付加量が決定される。時間ユニット毎の切断数(フィルタ・ロッド・セグメント)を同時決定することにより、これら2つの測定変数を組み合わせて、フィルタ・ロッド毎に使用するアセテート量を決定することが可能になる。
これに加え、外部的な重量工程を介して、フィルタ・ロッドの端部重量を決定する場合には、使用する材料と、実際のフィルタ・ロッドとの間の質量差から、トリアセチンの付加量を算出できる。しかし、完成品のフィルタ・ロッドの重量決定をオフラインで追加的に実施する必要があるため、この手順にも、条件付きでしかオンライン処理と呼ぶことができないという欠点が伴う。この方法で得られるトリアセチン値の周波数は、外部の総重量決定工程の周波数によって決定される。この工程のために、次に、製品ストリームからフィルタ・ロッドを取り除かなければならないため、やはり、この評価も非常に無駄が多い。さらに、目盛りには、特定のトウの欠陥から生じる不調を検出できない可能性があるという欠点がある。これらの不調要素の1つは、例えば、フィルタ・トウの製造工程中における回転ノズルの欠陥であり、これにより、公称の総力価の2〜5%が短期間で損失される。そのため、同じ量の材料を使用しても、ベールの重量低減に基づいて測定すると、フィルタ・ロッドが最終的に約2.5%軽量になってしまうことになる。その結果、トリアセチン含有量が低すぎるという不正確な認識を与えることになる。さらに、この方法を使用しても、短期間の変化、また、アセテート量およびトリアセチン量を決定することはできない。
この工程の別の欠点は、アセテート量を決定する上で、該アセテートの湿度レベルを考慮しないことである。通常の条件下におけるセルロース・アセテートの平衡状態の湿度含有量は、約5.5重量%である。従来の製造の実施において、フィルタ・トウの開始時における湿度は、変更した処理パラメータのために、約3.5〜7重量%の間で変化することができる。この変化によって、前述したトリアセチンとアセテートの量についての重量評価が比較的不正確になってしまう。完全な説明を行うために、ここでは、完成品のフィルタ・ロッドの最終的な湿度レベルと、これに伴う総重量が、フィルタ・ロッド製造中に処理パラメータを変更することにより、大幅に影響される可能性がある点についても特記しておく。室内温度、処理速度、拡開ノズル上の空気の温度・湿度レベルといったパラメータについて、例証の方法により説明する。
本発明は、上述した最新技術の欠点を排除し、アセテート量とトリアセチン量の同時かつ連続的な測定を実施し、製品工程を規制する装置について説明するという目的に基づくものである。
本発明によれば、この目的は、請求項1による装置によって達成される。本発明による装置は、フィルタ材料と軟化剤化合物を同時に規制して、タバコのフィルタを製造する装置であって、この装置は、供給されたフィルタ・トウを調整するための調整セクションAFと、巻かれた状態のフィルタ・ストランドを製造するための構成装置Fと、軟化剤化合物を分配するべく調整セクション内に統合された分配装置とを具備しており、装置はさらに、フィルタ・トウ材料の質量流量M1 を検出するセンサと、フィルタ・トウ材料と軟化剤化合物からの質量流量の総和M2 を検出するセンサを具備しており、装置は、フィルタ材料と軟化剤化合物の両方を個別に測定および規制できるように、質量流量(M1 ,M2 )を測定するためのセンサと結合した測定および規制ユニットを備えていることを特徴とする。
本発明の好ましい実施形態では、前記フィルタ・ストランドの移動方向から見て、連続したフィルタ・ストランドの長さに関連した質量m1 ,m2 を検出するセンサ(Sm1 ;Sm2 )と、連続したフィルタ・ストランドの移動速度v1,2を検出するセンサ(Sv1 ,Sv2 )が、軟化剤用の分配装置の前後に設けられており、各々の質量流量は、m1×v1=M1 、m2×v2=M2 の積により得られる。
一般に、採用したセンサSm1,Sm2 ,Sv1 ,Sv2 を、装置全体の異なる場所に配置することができ、この場合、本発明では、“1”と符号付けしたセンサが、フィルタ・ストランドの移動方向から見て、分配ユニットの前に常に配置され、一方、“2”と符号付けしたセンサが分配ユニットの後に配置されることが必須である。第1質量センサSm1 速度センサSv1 は、ベール供給範囲と分配ユニットの間における任意の所与の地点に配置することができる。
有利な実施形態として、速度v1を検出するためのセンサSv1 と、長さに関連した質量m1 を検出するためのセンサSm1 とが、直ぐ近くに配置される。
“直ぐ近く”は、フィルタ・ストランドの移動方向において、装置の別の要素が間に入ることなく、互に対して直ぐ後ろに配置されていると理解されるべきである。センサが非接触式で動作する場合には、必要であれば、同じ場所で測定を行うことが可能である。これにより、フィルタ・ストランドの、フィルタ・トウの引き出し条件に関連した同一の全条件が優勢である1つの点において、速度と、長さに関連した質量とを確実に測定することが可能となる。
特に、センサSm1 に関連した感度を測定する理由から、フィルタ・トウが調整ユニットAFに入る前に、質量流量M1 を評価することが特に好ましいことが証明された。
本発明による別の有利な実施形態では、センサSm2 が、切断装置の、フィルタ・ストランドの移動方向から見て直前に配置されており、また、構成ライン速度用の測定ユニットが、センサSv2 として適用される。
速度v1、v2は、光学センサによって求めることが好ましい。このような光学センサには、2つの物体間の相対速度の測定を非接触式に実施できるという利点がある。こうすれば、フィルタ・ストランドの動作との機械的干渉が生じることがない。このような光学センサ上では、フィルタ・ストランドの表面構造は一般に格子上に突出して、光の変調を行う。光電要素の補助を得ることにより、この光変調が、相対速度と比例する周波数に変換される。これ以外の、連続的な材料ストランドの速度の非接触式測定が可能であるが、ここでは記述を省く。
原則として、連続的な材料ストランドの長さに関連した質量の直接または間接的な検出が可能な任意のセンサを、「質量センサ」として使用することができる。
長さに関連した質量とは別に、被測定製品の湿度含有量を、同時に、また、質量決定とは無関係に決定できる場合には特に有利であるが、その理由は、この方法によってしか、製造工程中に完全な質量評価を実施できないためである(湿度、アセテート・トリアセチン質量)。
したがって、質量センサとして使用されるマイクロ波共鳴器を採用して、長さに関連した質量m1 ,m2 を決定することが好ましい。
EP 0 468 023 B1号は、2つの物理効果を測定することにより、マイクロ波共鳴器のマイクロ波フィールド内に配置された製品の、長さに関連した質量と湿度を、別個に求めることが如何にして可能であるかについて説明している。マイクロ波共鳴器は、共鳴周波数を備えた定在波を形成するが、この定在波を介し、誘電材料と共に並んだ特別な開口部および製品案内部の補助を得て、アセテートおよび/又はフィルタ材料が移動される。定在マイクロ波と製品間のこの特別な相互作用によって、マイクロ波共鳴器の共鳴特性が変化する。これら共鳴器の大きな利点は、形状的なレイアウトを介して、様々な用途への適応が可能であり、これにより、大きな測定効果、および製品内への優れた貫通深度を達成できることである。さらに、共鳴原理を使用しない測定技術(例えば、放射技術、または漂遊測定技術)とは反対に、製品内に吸収されたことにより生じたマイクロ波エネルギーの損失の測定は、決定不能な漏出損失のために放射測定では得られない、正確に測定した値の質を備えている。前述した特許公報には、このような共鳴器の例の完全なリストが記載されている。広範囲な材料形状について、分配ユニットの前の調整セクション(AF)の全範囲内に配置されているフィルタ・トウ・ストランドの形状として、最大幅3cm、最大長さ30cmの測定間隙内で、マイクロ波測定フィールドを非常に均質に設計できるセンサタイプが特に適しているため、センサ内における製品の位置が、マイクロ波と製品間の相互作用の強度に無関係である。この“スプリット共鳴器”は、E010 の基本モードにおいて励起され、壁電流の方向において切開された共鳴分析器であり、非常に均質な測定フィールドを備えた測定範囲が得られる。
軟化剤化合物を付加する以前の、アセテート・ストランドの側方への一側面測定では、平坦面にかけて定在波を備えたプレーナ・センサも適しており、センサ表面から延びているその漏出フィールドが、空間内に進むにしたがって、最大で10cmの拡張を以って急激に減少する。このようなセンサは、EP 0 908 718号に記載されている。
第1拡開ノズルの前において、フィルタ・トウ材料が広い範囲にかけて整列される以前には、プラスチック短針案内部によって穿孔され、E010基本モードで励起され、したがって、短針範囲に最大測定フィールド、つまり最大感度を有する閉鎖型共鳴器を使用することも可能である。
軟化剤化合物を付加した後のフィルタ・ストランドの該範囲内の、位置Sm2 では、フィルタ・ストランドの方向に3mm未満の特に高い局所解像度に達することができることから、プロファイル・センサが特に適しており、また、これ以上の位置では、軟化剤化合物付加の均質性を測定するために非常に適している。このようなプロファイル・センサは、例えばEP 0 889 321号に記載されている。このセンサは、その範囲延長部分に対して直角な通し孔を具備している。この通し孔は、縦方向に延びた金属壁によって限界を定められており、また、本質的に平坦である。該センサは、誘電体で充填されていることが好ましい。その厚さは、その側方寸法、つまり厚さに対して垂直な横寸法よりも大幅に短い。
次に、マイクロ波センサの、請求項8による有利な実施形態に関連した特定の利点についてより詳細に説明する。マイクロ波共鳴器測定技術の場合、直接測定される変数である2つの変数が存在するが、これらの2つの変数は、共鳴周波数Aにおける変化と、空状態の共鳴器にかけての共鳴曲線の半値幅Bにおける増加である。共鳴周波数増分Aの第1効果は、とりわけ、現在、共鳴器の測定フィールド内に配置されている誘電体製品による波長の短縮に依存する(つまり、いわゆる誘電定数の実部分に依存する)。第2効果Bは、マイクロ波エネルギーの熱への変換によって生じ、これは、共鳴器方法(“マイクロ波オーブン効果”、または、いわゆる誘電定数の仮想部分)によってのみ正確に測定することが可能である。両方の変数は、等しく測定フィールド内の製品の質量に比例しているため、両変数は質量測定にも適している。原則的に、パラメータAはこの目的で使用される。一方で、測定した両方の変数は、湿度レベルに、異なる形で依存する。したがって、両変数B/Aの商が、湿度のみに依存する、量に関係なく測定された変数を供給し、材料の湿度レベルに対抗してキャリブレーションすることができる。他方で、この変数を用いることにより、質量値Aへの湿度の影響を補正することができるため、独立して測定された2つの変数:つまり、質量とは関係のない湿度、そして、湿度とは関係のない質量が得られる。さらに、入ってくるアセテート・ストランドを利用して、異なるアセテート・ベール間、および、質量流量を規制することによるベールにおいて、湿度の変化が補正される。
マイクロ波測定方法の大きな利点は、実施されたキャリブレーションの均一性と、材料パラメータの変化からのその独立性であり、例えば、アセテートの製造パラメータにおける変更、例えばその全体力価(overall titer)、または、その糸強度(thread strength)である。最近、非常に高い測定速度と正確性を達成する目的で、測定方法が最適化されたことにより、現在では、0.1ミリ秒後に、新たな湿度と質量値、つまり、10,000値/秒を各々発することができる。
あるいは、ベータ線放射の手段によって、密度の測定値を行うことも可能である。そして最後に、赤外線放射での漂遊光測定の手段によって密度を検出する光学センサを、質量センサとして使用することもできる。これらのセンサは、測定学の分野の当業者にはよく知られているため、これ以上の説明は不要である。しかしながら、最後の2つの方法には、フィルタ・トウの湿度を検出しないという欠点があるため、マイクロ波方法の場合と比較して、トリアセチンの決定が大幅に不正確になってしまう。
本発明による別の好ましい実施形態によれば、DE 31 49 670 A1号によるベール計測の手段によって質量流量M1 を決定することも可能であり、この場合、先述した湿度検査に関連した制限が適応される。
本発明によれば、全てのセンサの出力信号が、規制ユニットおよび/又はディスプレイ・ユニットのいずれか一方に供給される。規制ユニットを設けている場合には、本発明による装置を用いて実施される方法の自動規制を実行してもよく、これは、製造条件下において特に有利である。あるいは、作業者が個人的に、ディスプレイ・ユニットに表示された信号を記録し、関連する規制を実施することもできる。先述した特徴の両方を使用できる場合には、ディスプレイ・ユニットを使って自動規制の制御を実行してもよい。
有利な実施形態として、規制ユニットは、調整セクション(AF)の駆動ユニット、また、分配装置に必要量のトリアセチンを供給するギアポンプと結合していることである。
次に、本発明による装置の動作原理について、添付の図面を参照しながらより詳細に説明する。図面における唯一の図が、タバコフィルタを製造のための本発明による装置の一実施形態を示す。
従来技術として知られている従来型のフィルタ・ロッド装置は、以下の通りに動作する。
フィルタ・ロッド装置に供給されたフィルタ・トウがベール8から引き出され、いわゆるブーム9を介して、調整セクション(AF)内へ供給される。拡開ノズル3”の前部には、センサSv1 およびSm1 が互いに並んで配置されている。
一般に、調整セクション(AF)は、2本の拡開ノズル3、3’、フィルタ・ストランドを事前に引き出すための一対のブレーキ・ローラ1、異なる速度で動作し、フィルタ・ストランドを引き出し処理に課すための一対の引き出しローラ2を備えている。引き出しローラに糸状の表面を設けて、通過する拡開フィルタ・ストランドが部分的にのみが把持され、引き出されるようにすることが可能である。こうすることで、フィルタ・ストランドを形成しているフィラメントの個々のグループが、相互に関連して移動する。さらに、調整セクションは、その出口に一対の偏向ローラ5を備えることができ、これにより、調整されたフィルタ・ストランドが、構成装置Fの下流側に位置する供給ノズルおよび供給フィンガ内への進入に適した方向に偏向される。
引き出しローラ2、偏向ローラ5は、互いに関連して一定の速度で駆動される被駆(従)動ローラである。
構成装置Fの下流において、フィルタ・ストランドが、タバコフィルタの最終的な直径に集約され、巻紙で巻かれ、その後、切断装置7内において、フィルタ・ロッドが要求された長さに切断される。センサSm2 が、切断装置7の直前に配置される。接着工程中にフィルタ・ストランドをしっかりと包囲する、構成ラインと呼ばれる布製ベルトを、フィルタ・ストランドの運搬手段として、上述のとおり使用する。既述したように、該運搬手段の速度は、構成装置内、さらに分配装置4を通り過ぎたフィルタ・ストランドの速度に相当する。この速度はセンサSv2 で測定される。
アセテート量の測定は、従来技術に準じて、フィルタ・ロッド装置内で、調整セクション(AF)と構成セクション(F)間の速度差を変更することで実施され、この場合、一般的に構成セクション(F)における速度が一定に維持される。
しかし、他の測定でアセレート量を変更することも可能である。例えば、EP 0 629 356 B1号は、一対のブレーキ・ローラ1上に印加されるブレーキ・ローラ圧を変更することによる、アセテート量の規制について記述している。
分配装置4は、調整セクション内の、引き出しローラと偏向ローラの間に配置することが好ましい。これにより、完全に拡開されたフィルタ・ストランド上に軟化剤が付加される。一般に、分配装置は噴霧ハウジングで構成され、この噴霧ハウジング内部には、例えば回転ブラシが配置されており、この回転ブラシが、軟化剤化合物を微細に噴霧し、これを拡開されたファイバ・ストランド上に散布すべく機能する。一般に、軟化剤化合物には、トリアセチン又はTEGDA(トリエチレン・グリコール・ジアセテート)を使用する。DE 19951062 A1号には、使用可能な軟化剤の全リストが記載されている。
この処理に必要な定量の軟化剤が、通常、ギアポンプによって分配装置4に供給される。これにより、該ギアポンプの駆動ユニットの回転速度における変化を介して、軟化剤の計量が実施される。
本発明による装置では、フィルタ・ロッドの製造中に、フィルタ材料および/又はアセテート量と、軟化剤の量との規制を同時に実施することが可能である。
一般に、装置の全範囲における、フィルタ・トウ材料の質量流量が一定になると言える。軟化剤を全く使用しない限り、質量および速度から、積M1 ,M2について次式が当てはまる。
1 =M2
軟化剤を使用した場合、次式のとおりになり、
1 <M2
ここで、M1 とM2 の間の差は、フィルタ・ロッド毎の軟化剤量の測定値を示す。
次式が当てはまり、
W=K×(M2 −M1 )+C
この場合、Wは、フィルタ・ロッド毎の軟化剤の量(mg)であり、KとCはキャリブレーションによって決定される係数である。これらのキャリブレーション係数は、センサ特性の結果、得られた変数である。
したがって、キャリブレーションにより、フィルタ・ロッド毎の軟化剤含有量を規制できるようになるだけでなく、使用するフィルタ・トウの仕様に関わらず、これを量的に連続して計測することも可能になる。
フィルタ・ロッド毎の、使用のフィルタ・トウ材料の質量Mについても、同様の規則が適用される。これは、積M1 への線形的な依存性を有する。
次式が適用され、
M=K11 +C1
この場合、センサ特徴に従って、キャリブレーションにより、K1 ,C1を決定しなければならない。
本発明による装置によって実施される規制は、積M1 ,M2 の各々が一定に維持されるように実施されなければならない。
この実施において、規制中に、本質的に3つのケースが発生する可能性があることがわかった。
1.調整セクション(AF)と構成セクション(F)の一定速度において、積M2が変化し、その一方でM1 は不変である。これは、付加した軟化剤の量が少なすぎた、又は多すぎたことを示すサインである。このケースでは、分配装置のギアポンプの回転速度を、積M2 が元の量に戻れるように調整する必要がある。
2.積M1 と積M2 の両方が変化し、速度センサSv1 の信号は一定に保たれる一方で、信号Sm1 が変化する。このケースでは、糸が破損する。つまり、フィルタ・トウの製造工程中において回転ノズルに欠陥が生じることにより、短期間で、公称の全体フィルタの2〜5%が損失する。専門家にとって、このような故障の影響は明白に予測可能である。規制を実施しなければ、牽引抵抗の低下に関連して、フィルタ・ロッドのアセテート含有量が低下する結果を招く。
3.積M1 ,積M2 の両方が変化し、この場合、速度センサSv1 の信号が変化し、速度センサSm1 の信号は一定のまま保たれる。このケースでは、理由は、フィルタ・ストランドのクリンプ指数の変化である。規制を実施しなければ、当業者によって明白に発見可能であるように、この欠陥によっても、フィルタ・ロッドのアセテート含有量と牽引抵抗に変化が生じてしまう。
後の2つのケースにおいて、調整セクション(AF)の速度は、積M1 が元の値に戻ることができるように調整されなければならない。
当然ながら、論理的には、これら3つの全てが同時に発生することが可能である。この非常に起こり難いケースにおいて、まずM1 が、既述のとおり、元の値に戻され、その後、ケース1に記載した別の規制がM2 について実施される。
いくつかの追加的な計算では、製品に関連した、また、工程に関連した湿度修正を、上述したとおりにマイクロ波センサを用いて実施することも可能である。しかしながら、この場合は、センサ特有のキャリブレーション曲線を準備する必要がある。この時点において、この方法のより詳細な例証が先行する。
糸の破損(ケース2)のケースでは、規制を、いくつかの追加的計算と同様に、対象変数として達成される均一なアセテート重量ではなく、均一な牽引抵抗となるように設計することができる。このタイプの規制は、牽引抵抗、アセテート重量、全体の力価がわかっていると予め仮定する。このような計算モデルが存在する。そのうちの1つは、Rhodia Acetow社から“Cable(著作権)”という名称で販売されている。
本発明に係るタバコフィルタを製造する装置の一実施形態を示す。
符号の説明
4 分配装置
AF 調整セクション
F 構成装置
1 ,M2 質量流量

Claims (15)

  1. タバコのフィルタを製造する装置であって、前記装置は、供給されたフィルタ・トウを調整するための調整セクション(AF)と、巻かれた状態のフィルタ・ストランドを製造するための構成装置(F)と、軟化剤を分配するべく調整セクション内に統合された分配装置(4)とを具備しており、
    前記装置は、フィルタ・トウ材料の質量流量M1 を検出するセンサと、フィルタ・トウ材料と軟化剤化合物からの質量流量の総和M2 を検出するセンサとを具備し、
    前記装置は、フィルタ材料と軟化剤化合物の両方を個別に測定および規制できるように、質量流量(M1 ,M2 )を測定するためのセンサと結合した測定および規制ユニットを備えていることを特徴とする装置。
  2. 前記フィルタ・ストランドの移動方向から見て、前記軟化剤用の分配装置(4)の前後に、連続したフィルタ・ストランドの長さに関連した質量m1 ,m2 を検出するセンサ(Sm1 ;Sm2 )と、連続したフィルタ・ストランドの移動速度v1 ,v2 を検出するセンサ(Sv1 ;Sv2 )が設けられており、各々の質量流量は、m1 ×v1 =M1 ,m2 ×v2 =M2 の積から得られることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記速度v1 を検出する前記センサ(Sv1 )と、前記長さに関連した質量m1 を検出する前記センサ(Sm1 )とが、直ぐ近くに配置されている請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記長さに関連した質量m1および/又は前記速度v1 を検出する前記センサ(Sm1 ;Sm2 )が、前記調整セクション(AF)への入口の前に配置されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記構成装置(F)が切断装置を備えており、また、前記フィルタ・ストランドの移動方向から見て、前記センサ(Sm2 )が、前記切断装置の直ぐ前に配置されており、さらに、前記構成ライン速度のための計測ユニットがセンサ(Sv2 )として使用されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 前記連続したフィルタ・ストランドの移動速度v1 ,v2 を検出する前記センサ(Sv1 ;Sv2 )が、光学速度センサであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記長さに関連した質量m1および/又はm2を検出する前記センサ(Sm1 および/又はSm2 )として、長さに関連した質量とは別に、測定する移動積の湿度容量の決定にも適したセンサが選択されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 前記センサ(Sm1 および/又はSm2 )がマイクロ波センサであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 前記マイクロ波センサがスプリット共鳴器であることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 前記マイクロ波センサが、プラスチック短針案内部により穿孔された、閉鎖型の、管状共鳴器を具備していることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  11. 前記マイクロ波センサが、プレーナ・センサとして設計されていることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  12. 前記マイクロ波センサが、プロファイル・センサとして設計されていることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  13. 前記連続したフィルタ・ストランドの前記長さに関連した質量m1および/またはm2を検出する前記センサ(Sm1 および/又はSm2 )が、b放射源、さらにベータ放射検出装置であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の装置。
  14. 前記質量流量M1を決定するためのセンサとして、ベール計測器を使用していることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の装置。
  15. 前記装置が、フィルタ材料と軟化剤の質量を自動規制するための規制ユニットを具備しており、この規制ユニットが、その出口において、前記調整セクション(AF)と前記分配セクション(4)とに結合していることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の装置。
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