JPH06125762A - たばこ用フィルターロッドの製造装置 - Google Patents

たばこ用フィルターロッドの製造装置

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JPH06125762A
JPH06125762A JP4307627A JP30762792A JPH06125762A JP H06125762 A JPH06125762 A JP H06125762A JP 4307627 A JP4307627 A JP 4307627A JP 30762792 A JP30762792 A JP 30762792A JP H06125762 A JPH06125762 A JP H06125762A
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JP
Japan
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tow
tension
roller
filter rod
constant
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JP4307627A
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English (en)
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Masaharu Takegawa
川 正 治 竹
Motoharu Kotani
谷 元 春 小
Hiroshi Yokota
田 拓 横
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24DCIGARS; CIGARETTES; TOBACCO SMOKE FILTERS; MOUTHPIECES FOR CIGARS OR CIGARETTES; MANUFACTURE OF TOBACCO SMOKE FILTERS OR MOUTHPIECES
    • A24D3/00Tobacco smoke filters, e.g. filter-tips, filtering inserts; Filters specially adapted for simulated smoking devices; Mouthpieces for cigars or cigarettes
    • A24D3/02Manufacture of tobacco smoke filters
    • A24D3/0295Process control means

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  • Cigarettes, Filters, And Manufacturing Of Filters (AREA)
  • Manufacturing Of Cigar And Cigarette Tobacco (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特別の設備も、取り扱い資格も不要で既存設
備への付設が容易で、かつ取扱が簡便な安価なフィルタ
ーロッドの自動重量制御機構を備えること。 【構成】 トウ処理機内の第1段処理におけるトウのテ
ンションを測定するテンションゲージと、このテンショ
ンゲージの信号によりマイクロコンピュータを介してプ
リテンションローラを増速して第1段処理におけるトウ
のテンションを一定に制御する制御機構とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はたばこ用フィルターロッ
ドの製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来型たばこ用フィルターロッドの製造
装置100は図7に示すように、トウ(アセテート繊維
束)101がトウベール102から引き出されて、ベー
ル102の上方に位置するガイドアーム103を経てプ
リテンションローラ104からトウ処理機105内へ取
り込まれるようになっている。トウ処理機105内では
プリテンションローラ104とフィードローラ106と
の間でトウ101を一定方向へ延伸する第1段処理と、
フィードローラ106とデリベリーローラ107との間
でトウ101を一定比率で緩和する第2段処理が行われ
る。このような処理を受けたトウ101はその後可塑剤
添着処理を受けた後巻上機108へ送り込まれる。この
巻上機108内ではトウ101をロッド状に成形しなが
ら巻紙110で巻いていき連続した長尺のロッド体10
9が得られる。その後このロッド体109は所定の長さ
に切断した後フィルター箱詰機(図示せず)へ送られて
箱詰めされて製品となる。
【0003】このようにして製造されるフィルターロッ
ドは、その特性(重量,通気抵抗,及び円周等)が所定
の規格内に収まっていることを製造現場及び検査室で一
定時間毎に確認し、もし規格の上限,又は下限に近い値
が測定された時は製造条件を微調整し、規格中央値にく
るようにする。
【0004】このような品質管理は一般には作業者が所
定時間毎にロッドをサンプリングし、重量測定を行い、
この測定結果により製造機械へのトウ101の取り込み
量を一定に保つように製造条件を手動で微調整してい
る。
【0005】また、他の品質管理は前記品質管理が比較
的単純な繰り返し作業であること、及び品質安定化に寄
与することの観点から自動化したものがある。この自動
化された品質管理は、巻上機108内を走行中のロッド
体109にβ線を貫通させ、その貫通線量(この値は被
貫通物質重量と負の直線関係がある)を連続的に測定
し、貫通線量が一定になるようにトウ101の取り込み
速度を自動的に調整するようにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、手動に
よる品質管理はある程度の熟練を要すると共に能率の低
下を招き、かつ安定した品質のものが得られないという
課題を有している。
【0007】また、前述した自動化された品質管理は、
放射線取り扱いの設備が必要であると共に、その取り扱
い者としての資格も要し、既存の設備に簡単に付設して
取り扱うことができず非常に高価なものとなると共に、
熟練した取り扱い者が必要となるという課題を有する。
【0008】本発明は前記した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は特別の施設も、取り扱い資格も不
要で既存設備への付設が容易で、かつ取扱が簡便な安価
なフィルターロッドの自動重量制御機構を備えたたばこ
用フィルターロッドの製造装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記した目的
を達成するためトウがトウベールからベール上方に位置
するガイドアームを経てプリテンションローラからトウ
処理機へ取り込まれ、プリテンションローラとフィード
ローラとの間でトウを一定方向へ延伸する第1段処理
と、フィードローラとデリベリーローラとの間でトウを
一定比率で緩和する第2段処理を行うトウ処理機におい
て、前記第1段処理におけるトウのテンションを測定す
るテンションゲージと、このテンションゲージの信号に
よりマイクロコンピュータを介して前記プリテンション
ローラを増速して第1段処理におけるトウのテンション
を一定に制御する制御機構とを具備したことを特徴とす
るものである。
【0010】
【作用】本発明は前記した構成になっているので、プリ
テンションローラとフィードローラとの間で行われる第
1段処理におけるトウの延伸度合いをテンションゲージ
で感知し、このテンションゲージの歪量を電気信号に変
換してプリテンションローラの回転速度を増速させるも
のである。このときフィードローラの回転速度は一定に
保たれるのでプリテンションローラの回転速度の増速に
より第1段処理へのトウの取り込み量が増し、これによ
って第1段処理のトウの延伸量を一定に制御することが
できる。第1段処理におけるトウの延伸量が一定になれ
ば、単位時間当りのトウの取り込み量が一定となり重量
一定のたばこ用フィルターロッドを得ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図示した実施例に基づいて具
体的に説明する。図1は本発明のフィルターロッドの自
動重量制御機を示す電気結線図であり、その制御機は従
来型たばこ用フィルターロッドの製造装置100におけ
るトウ処理機105内の第1段処理過程に設けられる。
すなわち、この制御機は、プリテンションローラ104
とフィードローラ106との間のトウ101にテンショ
ンレバー11を当接させたテンションゲージ1と、この
テンションレバー11の歪量を電気信号に変換しこの信
号によりマイクロコンピュータを介してプリテンション
ローラ104を増速して第1段処理におけるトウ101
のテンションを一定に制御する制御機構2とから構成さ
れている。この制御機構2は、テンションゲージ1の歪
量を電気信号に変換するロードセル21と、このロード
セル21の電気信号をA−D変換するA−D変換機構2
2と、予め得た実験結果により作成された制御プログラ
ムを記憶したマイクロコンピュータ23と、このマイク
ロコンピュータ23の指令により作動するパルスモータ
コントローラ24と、このパルスモータコントローラ2
4の指令によりパルスモータ25、減速ギヤ26、電磁
クラッチ27、及び連結ギヤ28を介して変速機29を
操作してプリテンションローラ104の回転速度を可変
する駆動系統とから構成されている。尚、図1において
符号30は手動/自動切換スイッチであり、符号31は
手動変速ノブである。
【0012】そしてこの制御機構2は第1段処理過程に
おけるトウ101のテンションが高くなってテンション
ゲージ1の歪量が大きくなったときはマイクロコンピュ
ータ23に記憶された制御プログラムにより駆動系統が
作動し、プリテンションローラ104の回転速度を増速
して、トウ101の取り込み量を多くしてトウ101の
テンションを一定に制御するように作動する。
【0013】このときのマイクロコンピュータ23の制
御プログラムは次のような実験結果から作成された。従
来型たばこ用フィルターロッドの製造装置100におい
て、トウ101は捲縮が付与されているので、トウ10
1に荷重をかける(トウ101を引っ張る)と付与され
た捲縮が荷重の大きさに応じて伸びる。そしてこのトウ
101は図7に示す従来型たばこ用フィルターロッドの
製造装置100においてトウ処理機105へ取り込まれ
る際次のような荷重を受けて付与された捲縮が伸びる。
すなわち、トウベール102から繰り出されたトウ10
1はベール102の上方にあるガイドアーム103を経
由してトウ処理機105内に取り込まれるが、このとき
トウ101を取り込もうとする引っ張り力に対してベー
ル102の表面でトウ繰出の抵抗があるため、トウ10
1に対しある大きさの引っ張り力が作用し捲縮は幾分伸
ばされる。このときの引っ張り力はロッド製造の間を通
じて殆ど変わらないと考えられる。
【0014】さらに加えて、トウ101は自重で捲縮が
伸びる状態にある。すなわち、ロッド製造が進むに従い
ベール102の床111からの高さHが低くなり、ガイ
ドアーム103とベール102の表面との距離は長くな
り、自重は徐々に重くなる。このためトウ101の捲縮
の伸びの度合いは次第に大きくなる。これによりトウ1
01のテンションが大きくなると共にプリテンションロ
ーラ104によりトウ処理機105内に取り込まれる単
位時間あたりのトウ量は減少し、結果として小重量のフ
ィルターロッドが製造される。
【0015】このような従来型たばこ用フィルターロッ
ドの製造装置におけるトウ101の捲縮状態の変化に鑑
み、第1段処理におけるトウ101のテンションと製造
されるフィルターロッド重量との関係を次の実験により
求めた。
【0016】実験1: フィルターロッドの巻上: 機種:KDF2/AF1(ドイツ,ハウニ社製) 処理条件:速度 400m/min. ローラ速度比: プリテンションローラ速度(PT)/フィードローラ速度
(F)=0.5〜0.7 フィードローラ速度(F)/デリベリーローラ速度
(D)=1.3 ローラ圧力:プリテンションローラ(PTR)=1.0〜
1.8 フィードローラ(FR)=1.0〜1.8 テンション測定装置: テンションメータ:ミネベア製テンションメータ C261−20K DSA−605C トウにかかる力をテンションバーの歪量としてとらえ、
これを電気信号に変換記録する。テンションメータは図
2に示すように従来型たばこ用フィルターロッドの製造
装置におけるプリテンションローラ104とフィードロ
ーラ106との間のトウ101にテンションバー11を
当接させて設置する。 トウおよびフィルターロッド: トウ:3Y−36,000.4Y−35,000(ダイセル化学工業
製) ロッド:102mm(長さ)×24.7mm(円周) ロッド特性測定: 重量:小数点以下3桁まで測定できる上皿天秤 通気抵抗:フイルトローナ社(英国)製,テストステー
ション FTS-400で測定 各残留捲縮比の定義と計算式:ロッド内残留捲縮比(R
CR),巻上機各ローラ上での残留捲縮比はそれぞれ次
式で計算される。 RCR=NTW×9000/TD×L 但し、NTW:ロッド内トウ重量(g),TD:トータ
ルデニール,L:ロッド長さ(m) D・CR=RCR×(Vt/Vd) 但し、D・CR:デリベリーローラ上での残留捲縮比 Vd.Vt:それぞれデリベリーローラ及びロッド体1
09の線速度 PT・CR=D・CR×(Vd/Vpt) 但し、PT・CR:プリテンションローラ上での残留捲
縮比 Vpt:プリテンションローラの線速度 F・CR=D・CR×(Vd/Vf) 但し、F・CR:フィードローラ上での残留捲縮比 Vf:フィードローラの線速度
【0017】まず、このような条件下で実験を行い従来
型たばこ用フィルターロッドの製造装置におけるベール
高さHによる、ロッド内トウ重量(NTW),通気抵抗
(PD),各ローラ上での残留捲縮比(RCR,D・C
R,F・CR,及びPT・CR),及びトウテンション
(T)の変化を測定した。結果を表1に示す。
【0018】
【表1】 トウ:3Y−36,000 PT/F=0.60、F/D=1.30 PTR、FR圧力:1.4Kg/cm2
【0019】表1から明らかなようにベール102の上
部と下部で、NTWでは3%強、PDでは10%弱の差
異がみられた。上表にはトウ処理条件については、一つ
の例しか示していないが、他の条件での実験結果を含
め、ベール高さHとNTW、PDの関係をグラフ化する
と、いずれの場合も直線関係が認められる。ベール高さ
Hが低くなるにつれ各残留捲縮比は直線的に小さくな
り、テンションは直線的に大きくなる。トウ101の自
重で捲縮が伸びながら巻上機に取り込まれてゆく様子が
数値的に理解できるし、取り込まれた後、プリテンショ
ンローラ104とフィードローラ106の速度は変わら
ないまま運転されているから、D・CR、F・CRもP
T・CRに対応して次第に小さくなり、捲縮は伸びてゆ
くため、トウテンションは次第に大きくなる。ここで測
定しているトウテンションはプリテンションローラ10
4とフィードローラ106の間(第1段処理)でのトウ
101の通過状態、処理状態を示している。すなわち、
トウ残留捲縮の状態を良く反映していると考えられる。
このようなことからテンションを一定に保つようにプリ
テンションローラ104を連続的に増速し(フィードロ
ーラ106の速度は最初の状態で一定に保って)トウ処
理機105へトウ101を取り込めば、プリテンション
ローラ104〜フィードローラ106間でトウ101の
捲縮は始めの状態に回復し、残留捲縮状態は一定で運転
できることが予測できる。すなわち、単位時間当りのト
ウ通過重量は一定になると考えられる。
【0020】実験2:そこで次に実験1の装置を用い
て、巻上時のトウテンションを一定に保つことで、重量
ひいては通気抵抗一定のロッドを得ることが可能かどう
か検討を行った。巻上進行中、巻上トウテンションを監
視しながら、一定に保持するようにプリテンションロー
ラ(PTR)104を手動で増速しながら1ベール処理
した。図3に、巻き上げたロッド内トウ重量(NT
W)、通気抵抗(PD)をベール高さに対してプロット
した結果を示した。この結果をみると、巻上が進行して
トウベール102が次第に低くなっても、ロッド内トウ
重量は平均値が0.565、通気抵抗は平均値が300
mmAqの実用的な一定範囲に維持されていると判断し
て良い。
【0021】また、図4にRCR、D・CR、F・C
R、PT・CRをベールの高さの変化に対してプロット
した結果を示すが、巻上機中でのトウの状態について各
残留捲縮比をみながら考察してみると次のようになる。
尚、D・CRはデリベリーローラ107〜フィードロー
ラ106間の、F・CRはフィードローラ106〜プリ
テンションローラ104間の、PT・CRはプリテンシ
ョンローラ104へ取り込まれる直前のトウ101の残
留捲縮比とみなしても問題ないと考えられるので、その
ような前提のもとに考察を進める。
【0022】PT・CRすなわちプリテンションローラ
104に入る前のトウ101の残留捲縮比は、ベールの
高さ変化に対して、実験1の場合と殆ど同じ値で直線的
に変化している。これはベールのピックアップ速度は徐
々に速くなるものの、実験1の場合と殆ど同じトウ自重
がかかり、捲縮が伸びながら巻上機に取り込まれてゆく
からである。F・CRすなわちフィードローラ106〜
プリテンションローラ104間の残留捲縮比は一定値を
示している。図3のNTW一定の結果と併せ、実験1で
の考察が正しいことが証明された。プリテンションロー
ラ104が増速し、巻上機に単位時間あたり一定重量の
トウ101(捲縮は伸びていっているが)を取り込んで
ゆき、フィードローラ106の速度は最初と変わらず一
定であるので、プリテンションローラ104とフィード
ローラ106の速度比PT/Fは次第に大きくなり(図
5)、捲縮はもとの状態に戻り常に一定の残留捲縮比を
示す。D・CRすなわちデリベリーローラ107〜フィ
ードローラ106間の残留捲縮比も一定値を示してい
る。これはフィードローラ106から一定の残留捲縮比
のトウ101が送り込まれ、フィードローラ106とデ
リベリーローラ107の速度は巻上中一定である(した
がってF/Dも一定)からである。以上、巻上作業進行
中、プリテンションローラ104〜フィードローラ10
6間のトウテンションを測定し、それを一定に保つよう
プリテンションローラ104を増速しながらトウ101
を巻上機に取り込んでいけば重量一定のロッドを製造す
ることが可能と判断された。
【0023】本実施例におけるマイクロコンピュータ2
3の制御プログラムは以上の実験2の結果に基づき、テ
ンションゲージ1の歪量が大きくなったとき(トウテン
ションが高くなった時)、機構部2の駆動系統がプリテ
ンションローラ104の回転速度を連続的に増速するよ
うに作成されている。
【0024】本実施例装置はテンションゲージ1として
実験1のテンション測定装置を用い、かつ切換スイッチ
30を自動にすると共にトウ101として4Y−350
00(ダイセル化学工業製)を用いて、実験1のフィル
ターロッドの巻上条件下で自動運転した。このとき得ら
れたロッドの特性値を図6に示した。図6から明らかな
ように得られたロッドのベール高さに対するロッド重
量、通気抵抗(PD)、及び通気抵抗の変動係数(PD
のCV)は、いずれも通常の管理許容範囲内にあり、本
実施例装置より重量一定のフィルターロッドを自動的に
連続して製造することができた。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、フィ
ルターロッドの自動重量制御機構がトウのテンションを
測定するテンションゲージと、このテンションゲージの
信号によりマイクロコンピュータを介してプリテンショ
ンローラを増速させる制御機構とにより構成されている
ので、既存設備へ付設して容易に自動化できると共に、
取り扱い上の資格も、熟練も不要であるにも拘わらず一
定の特性値のたばこ用フィルターロッドを得ることを可
能としたたばこ用フィルターロッドの製造装置を提供す
ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィルターロッドの自動重量制御機の
電気結線図である。
【図2】本発明の実験1におけるテンション測定装置の
設置場所を示す概略図である。
【図3】本発明の実験2で得られたフィルターロッドの
特性値を示すグラフである。
【図4】本発明の実験2で得られたフィルターロッドの
特性値を示すグラフである。
【図5】本発明の実験2におけるベール高さに対するプ
リテンションローラとフィードローラのローラ速度比を
示すグラフである。
【図6】本発明の実施例で得られたフィルターロッドの
特性値を示すグラフである。
【図7】従来型たばこ用フィルターロッドの製造装置の
概略図である。
【符号の説明】
1 テンションゲージ 2 制御機構 21 ロードセルアンプ 22 A−D変換機構 23 マイクロコンピュータ 24 パルスモータコントローラ 25 パルスモータ 26 減速ギヤ 27 電磁クラッチ 29 連結ギヤ 101 トウ 104 プリテンションローラ 106 フィードローラ 107 デリベリーローラ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】
【表1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トウがトウベールからベール上方に位置
    するガイドアームを経てプリテンションローラからトウ
    処理機へ取り込まれ、プリテンションローラとフィード
    ローラとの間でトウを一定方向へ延伸する第1段処理
    と、フィードローラとデリベリーローラとの間でトウを
    一定比率で緩和する第2段処理を行うトウ処理機におい
    て、 前記第1段処理におけるトウのテンションを測定するテ
    ンションゲージと、 このテンションゲージの信号によりマイクロコンピュー
    タを介して前記プリテンションローラを増速して第1段
    処理におけるトウのテンションを一定に制御する制御機
    構とを具備したことを特徴とするたばこ用フィルターロ
    ッドの製造装置。
JP4307627A 1992-10-21 1992-10-21 たばこ用フィルターロッドの製造装置 Pending JPH06125762A (ja)

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